LOVE UNLIMITED∞
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | LOVE UNLIMITED | 吉田美和 | 吉田美和, 中村正人 |
中村正人 | |
2 | SWEET REVENGE | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | |
3 | 誓い | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | |
4 | ROMANCE〜∞ VERSION | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 19thシングル 最高1位 売上60.5万枚 |
5 | 嵐が来る〜ALBUM VERSION | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 18thシングル両A面曲 |
6 | 思い出は胸に秘めたまま | 吉田美和 | 西川隆宏, 中村正人 |
中村正人 | |
7 | モンキーガール 豪華客船の旅 | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | |
8 | 家へ帰ろ | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 19thシングル両A面曲 |
9 | 7月7日、晴れ | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | サントラ盤『7月7日、晴れ サウンドトラック』収録曲(同発) |
10 | どうやって忘れよう? | 吉田美和 | 吉田美和, 中村正人 |
中村正人 | |
11 | LOVE LOVE LOVE | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 18thシングル 最高1位 売上248.9万枚 |
12 | しあわせなからだ | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | |
CD-EXTRA ・AUDIO(メンバー写真をスライドショーにアルバムの曲が流れる) ・VIDEO(「LOVE LOVE LOVE」「ROMANCE」のPV) ・DISCOGRAPHY(1st〜7thアルバムが表示され一部を視聴可能) |
VOCAL ARRANGEMENT:吉田美和(7,12)、吉田美和,中村正人(1,2,3,4,5,6,8,9,10,11)
BACKING VOCAL ARRANGEMENT:吉田美和,中村正人(1,2,8,11,12)、吉田美和,中村正人,MIKE
PELA(3,4,5,6,10)
リリースデータ
1996年4月1日 | 初登場1位 | 売上243.4万枚 | Produced by DREAMS COME TRUE,MIKE PELA | EPIC/SONY Records |
メンバー
ARRANGEMENT,PROGRAMMING,BASS GUITAR,BACKING VOCAL | 中村正人 |
VOCAL,VOCAL ARRANGEMENT,BACKING VOCAL | 吉田美和 |
MANIPULATING,BACKING VOCAL | 西川隆宏 |
DREAMS COME TRUE8thアルバム。前作から1年ぶり。前作以降の2シングル4曲を全て収録。表記は無いが「LOVE LOVE LOVE」のイントロがシングルより長くなっている。サントラ盤『7月7日、晴れ サウンドトラック』と同時発売で「7月7日、晴れ」のみ両方に収録されている。globe『globe』の2週目を抑えて1位となったものの、globeは史上初の400万枚突破のメガヒット作となり、2週目以降はglobeに逆転され、2,3,5,6週目と4回2位となったが全て1位はglobeだった(4週目はLUNE SEA、チャゲ&飛鳥が1位2位となり、globe3位、今作4位)。シングル『LOVE LOVE LOVE/嵐が来る』はシングルでは4作目(『WINTER SONG』は再発盤と合算するとミリオンで合計5作)となるミリオンとなり、過去4作はどれも100万〜110万未満だったが、シングルでは自身初の200万枚突破となり、ダントツの最大ヒット作となった。今作も7作連続でのミリオン、5作連続の200万枚突破と猛烈な記録を打ち立てたが、結果的にオリジナルアルバムでの200万枚突破は今作が最後となった。シングルでのミリオンヒットも『LOVE LOVE LOVE/嵐が来る』が最後。またアメリカデビューを目指して次のシングルを最後にして移籍。エピックでのオリジナルアルバムも今作が最後となった。
今作はCD-EXTRA仕様となっており、スライドショーをバックに今作を聞いたり、シングルPV2曲、過去アルバムの視聴が可能だった…らしいが、引っ張り出してきた前PCのWindows7、現PCのWindows8.1では既に再生不可であったため未確認。当時CD-EXTRAの機能自体が出たばかり(国内では3月に出たばかりでCD-EXTRAではなくCD Plusという呼び方)だったためか、今作の品番は通常の品番ESCB○○(数字)と異なり、「ESZB」という新品番の1号作となる「ESZB1」となっている。
またBACKING VOCAL ARRANGEMENTにドリカム名義の曲が無くなる(西川の参加が無くなる)、西川のメンバークレジットからキーボードが外れてマニピュレーティングのみになる(元々演奏クレジットはほぼこれだけだった)など、主に西川方面の表記に変化があった。
「LOVE LOVE LOVE」が収録されたセールス全盛期最後の今作。「LOVE LOVE LOVE」のようなポップなドリカムを期待すると今作は少し違う内容になっていて、全体にポップだったり明るい部分が薄れていてクールな雰囲気が漂う。「LOVE LOVE LOVE」は超有名曲なので最早スタンダード、「ROMANCE」もシングル曲として申し分ない1曲だが、ベースが炸裂しまくり聴き応え抜群な「SWEET REVENGE」や、スタイリッシュでクールな演奏がカッコいい「嵐が来る」、不思議な感覚が漂う「7月7日、晴れ」などこれまでのドリカムのイメージとは少し異なりながらも強く印象に残る曲が並んでいるが、逆にそれ以外が地味な印象が先に立ってしまう。前述の曲たちのような攻めた曲がもう2,3曲あればけっこうな名盤に感じられたと思う。全体の雰囲気はシックでいいんだけど6〜8の中盤でもう少し盛り上がりがあればな…というところがあった。
印象度★★★★☆
2019.5.29更新