CIRCLE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 二十歳 | 池森秀一 | 田川伸治 | 田川伸治 | 40thシングル 最高27位 売上0.5万枚 |
2 | Peace & Smile! feat.paris match | 池森秀一・古澤辰勲 | 田川伸治 | 杉山洋介 | |
3 | もう泣かないで | 池森秀一・川島だりあ | 山根公路 | 古井弘人 | 41stシングル 最高36位 売上0.4万枚 |
4 | 今夜はParty Night! | 池森秀一 | 山根公路 | 山根公路 | |
5 | Future<Album Version> | 池森秀一 | 山根公路 | 山根公路 | 41stシングルC/W |
6 | Twist of fate | 田川伸治 | 田川伸治 | インスト | |
7 | 雨の六本木 | 湯川れい子 | 井上大輔 | 池田大介 | 40thシングル両A面曲 |
8 | My Life My Dreams | 池森秀一・樹林伸 | 田川伸治 | 田川伸治 | |
9 | 永遠のジャンヌダルク | 湯川れい子 | 田川伸治 | 大平勉 | |
10 | DANCE FEVER〜上海ロックスター外伝〜 | 山根公路・上海ロックスター | 山根公路 | 山根公路 | |
11 | CIRCLE〜あなたがいたからこそ〜 | 池森秀一 | 山根公路 | 池田大介 |
No | タイトル | 備考 |
1 | タイトル表示 | |
2 | レールのない空へ | 28thシングル |
3 | Someday | 6thアルバム『UTOPIA』収録曲 |
4 | I could change | 6thアルバム『UTOPIA』収録曲 |
5 | Free Dimensions | 田川ソロ(DIMENSIONとサポートメンバーが参加) |
6 | 太陽と花びら | 26thシングル |
7 | 南の風 | 7thアルバム『ROAD CRUISIN'』収録曲 |
8 | 空もハレルヤ | 5thアルバム『pray』収録曲 |
9 | 雨の六本木 | 40thシングル |
リリースデータ
2013年12月18日 | 初登場21位 | 売上0.5万枚 | Produced by DEEN、寺島良一(7) | Epic Records |
メンバー
Vocal&Back-up Vocals | 池森秀一 |
Keyboards,Back-up Vocals&Programming | 山根公路 |
Guitar,Back-up Vocals,Percussion&Programming | 田川伸治 |
DEEN14thアルバム。20周年記念アルバムともされている。98年から在籍していたAriola Japan(旧BMG)を40thシングルを最後に離れて41stシングル「もう泣かないで」からEpic Recordsへソニーレーベル内移動となったが、特にレーベルが変わった事に対する公式な発表やコメントは出ていない(10月の武道館ライブチケットでは協賛がAriolaと表記されていたが、ライブ当日現場での表記はEpicに変更されていた)。シングル2作はC/W含めて全曲収録され、「Future」のみアルバムバージョンとして新たにアレンジされストリングスなどが足されている。40thシングルではバーニー・グランドマンがマスタリングを担当していたが、リマスターBOX、ベスト盤と41stシングルに続き今作では島田勝弘がマスタリングを担当している。
初回盤には2013年7月21日にBillboard Live TOKYOにて行われた「DEEN AOR NIGHT CRUISIN'〜2nd GROOVE〜」の模様を収録したDVD付。当日披露された曲のうちソロコーナー以外の全楽曲を収録している。ソロコーナーは池森・山根は全てカバーで、田川の日替わりのもう1曲もDIMENSIONのカバーのためか、唯一オリジナル曲である田川ソロの1曲だけが収録されている。なおyoutubeにてメンバーによる全曲ライナートークが公開されている。
かつて関わった人たちとの再コラボなど20周年の集大成という側面もあるけど、どちらかというと02〜04年のAOR時代の楽曲を演奏するというコンセプトで行われているビルボードライブを新たに不定期開催シリーズ化した影響が色濃く出た最新型のDEENサウンドの提示といった趣き。近年のDEEN王道のロックやポップというより、最近凝っている振付路線にAOR色が加わり、現在のライブの雰囲気をそのままアルバムで表現したような1作。実に7曲でSaxやトロンボーンなどの管楽器が導入されているのも大きな特徴。J-POPストリングス全盛の時代にホーン導入曲がストリングスを上回るアルバム(さらに11曲で45分程度とかなりコンパクト)というのはかなり珍しくて新鮮なんだけど、さすがにほとんどの楽曲でホーンが鳴っているのでちょっとどれも同じように聞こえてしまう部分はある。実際にはファンク、ポップ、ロック、バラード、AOR、ラテン、打ち込みダンス系、ディスコとかなり多彩ではあるんだけど、なんかほとんどの曲でパラッパパラッパ鳴ってるなぁ…みたいな。異彩を放つ上海ロックスターもこの流れでダンス系の曲になっていて、他のアルバムに入ってればなかなか強烈な曲なんだけど、このアルバムの流れだとこれまでのような強烈な存在感が無かったりもする。全体にもうひとつ何か足りない感じではあるんだけどサウンドがオシャレで楽しいアルバムではある。
初回盤DVDのビルボードライブは開催時のタイトルには「feat.DIMENSION」という表記が加わっており、DIMENSION(ギター増崎孝司、サックス勝田一樹、キーボード&ピアノ小野塚晃)が全員で参加。ベースは川崎哲平、ドラムは石川雅春と通常のサポートメンバーとは全く異なるメンツで演奏されている(ベースの川崎は前年のBEING
LEGENDでもベースサポートを担当)。サックスアレンジが大幅に加わり、ギターとキーボードが2人になったことでサウンドに厚みが加わったのでかなりゴージャスな印象。このメンバーの演奏で「magic」が無いというのが残念だが、CDよりも深みを増している演奏がやはり心地いい。ボーカルに関しては高音はいいけどちょっと低音の不安定さが増しているので、1st
GROOVEのライブCDに比べるとやや落ちる印象。またここでの「雨の六本木」でのパフォーマンスも、PVでの真面目な様子からするとだいぶふざけているんだけど、来る20周年武道館ライブDVD/Blu-rayでのパフォーマンスまで合わせて見るとその恐るべきふざけ進化の過程が分かる。
あとタイトルであるCIRCLEを表現したというジャケットなんだけど…サークルがちょいレインボー気味な蛍光灯に見えてしまう。これでは蛍光灯とDEENがコラボしたみたいな…。
印象度★★★★☆