DVD 01 DEEN LIVE JOY-Break6-〜Birthday
eve〜
2002年12月29日 渋谷公会堂(FINAL)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Break it! | 池森秀一 | 池森秀一 | 24thシングルC/W |
2 | Bridge〜愛の言葉 愛の力〜 | 池森秀一 | Kim-Hyungsuk | 5thアルバム『pray』収録曲 |
3 | Birthday eve〜誰よりも早い愛の歌〜 | 池森秀一 | 山根公路 | 24thシングル |
4 | i... | 池森秀一 | 土田則行 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
5 | I say to my love | 池森秀一 | 時乗浩一郎 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
6 | YOU GOTTA KICK(アコースティック) | 池森秀一 | 山根公路/ 宇津本直紀 |
4thアルバム『'need love』収録曲 |
7 | ひとりじゃない(アコースティック) | 池森秀一 | 織田哲郎 | 9thシングル Bossa Nova Styleに近いアレンジ |
8 | Power of Love/ 銀色の夢〜All over the world〜 (アコースティック・メドレー) |
池森秀一/ 池森秀一 |
DEEN/ 山根公路 |
20thシングル/ ベスト『SINGLES+1』収録曲 |
9 | Tears on Earth | 池森秀一 | 入日茜 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
10 | IT'S AMAZING!! | 田川伸治 | 田川伸治ソロ2ndアルバム『GLOBAL GROOVE』収録曲 | |
11 | 空色ソーダ | 山根公路/ 時乗浩一郎 |
山根公路 | 山根公路ソロアルバム『COZZY』(FC限定発売)収録曲 |
12 | magic | 池森秀一 | 山根公路 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
13 | 空もハレルヤ | 池森秀一 | 池森秀一 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
14 | 瞳そらさないで/ 果てない世界へ |
坂井泉水/ 池森秀一 |
織田哲郎/ 山根公路 |
5thシングル/ 2ndアルバム『I Wish』収録曲 |
15 | We can change the world | 池森秀一 | 田川伸治 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
16 | Call your name | 池森秀一 | 鈴木寛之 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
アンコール | ||||
17 | Memories | 池森秀一/ 井上留美子 |
織田哲郎 | 3rdシングル |
18 | Take your hands | 池森秀一 | 鈴木寛之 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
19 | もみの木の下で… | 池森秀一 | 伊藤ビンコウ | 5thアルバム『pray』収録曲 |
DISC-1は5thアルバム『pray』を引っさげての全国ツアーBreak6の最終日2002年12月29日渋谷公会堂でのライブを収録。「I say to my love」と「YOU GOTTA KICK」の間に披露された「Blue eyes」、「もみの木の下で…」の後にWアンコールで披露した「起き上がれよBOY」の2曲のみカットされている。シングル『翼を風に乗せて〜fly away〜』のエンハンスドCD仕様で『「Birthday eve」』、DVD『THE GREATEST CLIPS 1998-2002』の特典映像で『「magic」「空もハレルヤ」「IT'S AMAZING!!」「空色ソーダ」「Tears on Earth」「Call your name」が発売されていた。今作が完全版フル収録となっているが、MCはほぼカットになり、曲間のつなぎや最後のメンバー紹介、挨拶部分のみ残されている。最後のMCで「春にClassics THREEが出ます」と発言しているが、これはシングル『翼を風に乗せて〜fly away〜』の事で、当初はClassics Three SAKURAになると発表されていたが、この後に変更されて通常シングルでの発売となった。
当時の最新作『pray』から全曲を披露したアルバムツアーらしいアルバムツアー。通常と異なる構成だった和音ツアーを経てこのツアーから本格的に00年以前の曲のキー下げが始まったが、このツアーでは新作メインになっているので旧作自体がほとんど披露されていない。定番曲である「このまま君だけを奪い去りたい」が無いというのが象徴的だが、新たなDEENを見せようというかなり攻めたセットリストだと思う。またコーラスでko-sakuと入日茜が常時参加しているが、これがけっこう盛り上げにも一役買っていて好印象。
一方でCDでは沼澤尚を招いていた楽曲に対してライブはロックバンドcan/gooのドラマーであるHIDEが担当しているが、当時のAORの音楽性とドラマーのタイプが恐ろしく合っていない感じはあり、ドカドカとハッキリしすぎているHIDEのドラムは正直このタイミングで起用するのはムチャだったと思う。HIDEのドラムが1番輝いているのが田川ソロコーナーという状態だし、池森さんの声が低くこもった感じになって以前のように高く通らなくなっている中で派手で音のデカいドラムがドッカンドッカンとパワフルに鳴り響くので実際のライブ会場ではボーカルが聞こえないというファンの声が高まったのもこの時期から数年間続いた。
印象度★★★★☆