DEEN NEXT STAGE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 永遠の明日 | 池森秀一 | 池森秀一 | DEEN&時乗浩一郎 | 34thシングル 最高6位 売上2.7万枚 |
2 | 夏の翼 | 池森秀一 | 田川伸治 | 田川伸治 | |
3 | 明日へ蹴り出せ | 池森秀一 | 池森秀一& 時乗浩一郎 |
Steve Good | |
4 | リトル・ヒーロー | 池森秀一 | 田川伸治 | 田川伸治 | |
5 | ノスタル〜遠い約束〜 | 池森秀一 | 山根公路 | 山根公路 | |
6 | 行こうよ! | 池森秀一 | 池森秀一& 時乗浩一郎 |
池森秀一&時乗浩一郎 | |
7 | 涙のメロディー | 池森秀一 | 山根公路 | 山根公路 | |
8 | I Break My Heart | 池森秀一 | 山根公路 | 山根公路、田川伸治、 時乗浩一郎 |
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9 | Dance with my Music featuring JtoS | 池森秀一 | 池森秀一& 山根公路 |
Steve Good | |
10 | YOU&I | 池森秀一 | 田川伸治 | 田川伸治 | |
11 | ロンリーウルフ〜上海ロックスター Episode3〜 | 山根公路 | 池森秀一& 山根公路 |
DEEN&時乗浩一郎 | Perfomed by 上海ロックスター |
12 | 歌になろう<NEXT STAGE MIX> | 池森秀一 | 田川伸治 | 田川伸治 | 10thDVD『LIVE JOY 2007-2008』特典CD収録曲 |
13 | 永遠の明日<Ballad Version> | 池森秀一 | 池森秀一 | 34thシングル別Ver. |
No | タイトル | 内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
T | カウントダウンライヴ 2008/12/31
ZEEP TOKYO DEEN LIVE JOY Break-13〜NEXT STAGE〜 |
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U | “テイルズ オブ ハーツ”オープニング・ムービー (アニメーションVersion) |
ゲームのオープニングアニメ映像、 曲は『永遠の明日』1コーラス・キー上げのゲームバージョン |
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V | “テイルズ オブ ハーツ”オープニング・ムービー (CGVersion) |
ゲームのオープニングCG映像、 曲は『永遠の明日』1コーラス・キー上げのゲームバージョン |
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W | 「永遠の明日」Video Clip〜Original Version〜 | PV ゲーム映像が入ってないオリジナル版 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
X | LOOKIN' FOR THE NEXT STAGE 〜DEEN in New York〜 |
ニューヨークでの『永遠の明日』と今作のジャケ撮影、PV撮影のメイキング |
リリースデータ
2009年2月25日 | 初登場16位 | 売上1.2万枚 | Produced by DEEN | BMG JAPAN |
メンバー
Vocal,Back-up Vocals | 池森秀一 |
Keyboards,Vocal,Back-up Vocals&Programming | 山根公路 |
Electric Guitar,Acoustic Guitar,Percussions,Back-up Vocals&Programming | 田川伸治 |
DEEN9thアルバム。ベスト盤2作、ライブ盤を経て2年4ヶ月ぶりのシングル。シングル「永遠の明日」を収録。「歌になろう」は日本武道館ライブ限定の楽曲としてライブDVDの特典CDに収録されていた曲だったが、08年12月31日のZepp Tokyoでのカウントダウンライブ時に観客のコーラスパートをライブ録音し、エンディング部分にそのコーラスを加えたNEXT STAGE MIXとして収録。初回盤はライブ映像90分、ゲームOP映像2種、「永遠の明日」ビデオクリップ、「永遠の明日」及び今作のジャケット&PV撮影をNYで行ったためそのドキュメント映像を収録した2時間越えのDVD付属。
「ロンリーウルフ〜上海ロックスター Episode3〜」は山根メインボーカル曲。前作に収録されていた「上海ロックスター」の続編的な曲だが、今回は上海ロックスターの過去のエピソードを取り上げたという設定になっているため、Episode3となっている。スターウォーズシリーズと同じ発想で、ここからEpisode2,1へとカウントダウンしていくと説明された。またスタート当初は"上海ロックスターという男の生き様を山根公路が(ロックスターの格好をして)代弁して歌っている"という設定だったため、ロックスターの格好をしている人物=山根だったが、今作以降は上海ロックスター本人で山根とは別人(ロックスターの曲披露中は山根は引っ込んでいる)という設定へ変わった。
前作に続いて固定サポート(ベース宮野和也、ドラムHIDE)メンバーによるシンプルなバンド演奏にブラスやストリングスを適宜加えているが今作は同じメンバーによるバンド演奏でも前作『Diamonds』とは大幅に異なり、全体にバンドサウンドが抑えめ、ポップで軽快な仕上がり。15周年を経ての新たなステージというか再スタート作、DEENとして改めてポップなサウンドに挑んだようなバラエティ豊かな作風になっていてちょっと1st頃っぽいダンサブルな曲を今風にやっているような雰囲気もある。AOR以降やどこへ向かうのか分からない感じもあったけど、今作は何だかいろいろ合わさってとてもDEENっぽいと感じる。原点回帰というわけではない、これまでを踏まえて新しいDEEN王道になったような、これこそまさにNEXT STAGE。
この後の5月の武道館ライブから振付が行われる曲が増えていったが、そのきっかけが今作にあったので、前作のようにロック的に盛り上がるよりも、みんなで振付を交えて楽しく盛り上がろうという方向性に切り替えたものと思われる。ちょっと軽快すぎてスルッと突き抜けてしまうところもあり、あまり繰り返し聞くようなアルバムにはなっていないが、爽やかで聞きやすいアルバムだ。
DVD
収録内容の発表当初はどうせダイジェストだろうと思っていたカウントダウンライブの模様だが、何と90分に渡って収録されている。さすがに全曲ではなく(山根、田川のソロとアンコールの『Family』がカットされている)、MCも大幅にカットとはなっているが、今作で一気にオマケレベルだった初回盤DVDのグレードがグイッと上がった。
今回のツアーでは定番曲だけではなく、レアな曲も披露された。「海の見える街」「少年」といった人気が高い割にライブでほとんど披露されていなかった曲を始め、もう聞けないと思われた『The DAY』の頃の楽曲まで聞ける。最近のライブDVDが定番曲ばかりで多少マンネリ気味になってきた中で、これは非常に面白い。池森は武道館ライブの1週間前にいいパーソナルトレーナーにめぐり合ったそうで、信頼する彼の元で大幅な体力アップを実現できたという。その結果なのか新たなかがみこみ歌唱法がこのツアーでは披露されており(ここ数年は高音部分では苦しげにのけぞる事が多かった)、今回もキーは下がっているものの比較的好調を感じられるライブだと思う。
ライブばかりでなく、ゲーム映像はゲームをやっていないと面白いものではないが、音源がゲームバージョンでオリジナルよりキーが1つ上がっていて少し印象が異なるのが聴きどころ。ビデオクリップがオリジナルバージョンと題されているのはシングルの初回盤DVDには随所にゲーム映像を差し込んでの収録だったためで今作ではゲーム映像なしで全編NYロケのDEENの映像を見ることができる。続けての「LOOKIN' FOR THE NEXT STAGE」はシングルと今作を含めてのNYでのメイキング映像。この映像は後に『THE GREATEST CLIPS 2008-2013』に丸々再収録された。
印象度★★★★☆
2019.4.5修正