on&off>tour document of 'need love
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Prologue | 前作収録映の「翼を広げて」+MCの模様 | ||
2 | YOU GOTTA KICK | 池森秀一 | 山根公路 宇津本直紀 |
5thアルバム『'need love』収録曲 |
3 | on&off scene #1 | ドキュメント&インタビュー 「Prologue」のMCの真意について | ||
4 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 1stシングル |
5 | on&off scene #2 | ドキュメント&インタビュー | ||
6 | Teenage dream | 坂井泉水 | 栗林誠一郎 | 6thシングル |
7 | 夢であるように | 池森秀一 | DEEN | 13thシングル |
8 | on&off scene #3 | ドキュメント&インタビュー | ||
9 | 秋桜(Solostick) | DEEN | Classics Two SEPIA『秋桜〜more&more』1曲目 ギターインスト | |
10 | 秋桜〜more&more〜 | 池森秀一 | DEEN | Classics Two SEPIA『秋桜〜more&more』メイン曲 |
11 | on&off scene #4 | ドキュメント&インタビュー | ||
12 | 哀しみの向こう側 | 池森秀一 | 池森秀一 山根公路 |
21stシングル |
13 | on&off scene #5 | ドキュメント&インタビュー | ||
14 | 瞳そらさないで | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 5thシングル 14〜17メドレー |
15 | SUNSHINE ON SUMMER TIME | 池森秀一 | 宇津本直紀 | 10thシングル 14〜17メドレー |
16 | 君さえいれば | 小松未歩 | 小松未歩 | 15thシングル 14〜17メドレー |
17 | ひとりじゃない | 池森秀一 | 織田哲郎 | 9thシングル 14〜17メドレー |
18 | on&off scene #6 | ドキュメント&インタビュー | ||
19 | Soul inspiration | 池森秀一 | 山根公路 | 5thアルバム『'need love』収録曲 |
20 | on&off scene #7 | ドキュメント&インタビュー | ||
21 | Power of Love | 池森秀一 | DEEN | 20thシングル |
22 | on&off scene #8 | ドキュメント&インタビュー | ||
23 | 蒼い戦士たち | 池森秀一 | 田川伸治 | 5thアルバム『'need love』収録曲 前半はEDクレジット画面で音声のみ |
24 | Epilogue | ライブ100回記念のMC 「Happy Birthday」を合唱 |
リリースデータ
2001年6月6(DVD/VHS) 2007年5月23日(DVD再発) |
DVDチャート初登場22位/ビデオチャート初登場1位 総合DVDチャート初登場192位 |
BMGファンハウス BERGレーベル |
メンバー
Vocal | 池森秀一 |
Keyboard | 山根公路 |
Guitar | 田川伸治 |
DEEN2nd映像作品。VHSとDVDで発売。VHSのみだった前作の初DVD化、バラードベスト『Ballads in Blue』、田川伸治のソロアルバム『A SURVIVED SCARECROW』と一斉同時発売された。00年のライブツアー『LIVE JOY Break-5〜'need love』から抜粋されたライブ映像とドキュメント映像を織り交ぜている。今回はドキュメントとライブ映像のチャプター分けもされている。既にDVDが主流になっている中でVHSの方が好調で、ビデオチャートでは初登場1位を獲得した。初回盤はキャンペーン応募券封入。これはバラードベストと連動したもの。当時はCDアルバムと同じジャケットサイズで発売されていたのだが、07年にはトールケース化して値段も5040円から3990円に値下げして再発売された。この際に新たな書き下ろしライナーノーツや15周年へのシステム手帳サイズのカードなどが追加封入された。
このツアーの大宮公演で初めてDEENライブを経験した。映像自体はツアー後半の渋谷公会堂での模様になっているが、このツアーでは渋谷公会堂で2日ずつ合計4公演行っている。同じ曲の間に衣装が2種類コロコロ切り替わったりする細かい編集が施されているので複数日の収録を行って抜粋編集しているものと思われる。また前作のラストに『翼を広げて』にかぶせて収められていた池森の「先に行ってしまったDEENがようやく見えてきた」なるMCから始まる(MCを喋っている姿は前作に収録されていなかったので初公開)など前作の続編的な始まり方になっている。コメントの真意、メンバーのDEENへの思いなどが初めて明かされる部分も興味深い。
ドラムの宇津本が脱退して初めてのツアーとなったが、サポートドラマーは当時CDでもおなじみだった藤沼啓二が担当。今までドラムがあった正面奥は階段のセットで場所を大きく使っていて、その階段脇左右にドラムやベースなどのサポートメンバーを配置。映像ではセットの陰でほとんど見えずかなり目立たない位置に下げており3人のDEENというのを強調したステージになっている。また歴代のライブDVDの中でも今作が最も画質が荒い。全体に照明が強すぎて映像全体の色味に影響が出てしまっていたり、ざらつきまくっていたりするので00年という時代よりも遥かに古い映像に見える。何故今作だけこんなに画質が悪いのだろうか…。
収録された楽曲は往年のヒット曲が多く、『'need love』を引っ提げてのツアーなのにあまりアルバム曲が収録されていないが当時の曲を原曲キーのまま余裕で歌える声が出ていた最後のツアーがこのBreak5となる(2018年以降は原キー復活)。高音部分がややきつそうになっているような気がしなくもないが力強く高い声がバッチリ出ていて、まさかこの後1年のツアー休止を経て声が激変するなんて誰も想像していなかったと思う。そういった点では今作もまた貴重だ。このツアーはDEEN史上最長のものとなったが、翌年はリリースもほとんどなくライブも無かったので、これで喉を壊してしまったのだろうか…。
印象度★★★★☆