いつまでも世紀始な日記’06 新年
2006年1月
1月31日(火)
西遊記 4話
西遊記 4話
水を止められた街にたどりついた一行は早速水を止めている妖怪を退治に向かう。いきなり突進していく孫悟空(香取慎吾)をあっさりと退けた敵は猪八戒(伊藤淳史)もあっさりと退ける。役に立たない三蔵法師(深津絵里)はほっといて残ったのは沙悟浄(内村光良)。一騎打ちに。これまで三蔵法師は論外にして悟空以外の残り2名の戦闘能力もかなり低くほとんどショッカー担当みたいな感じだったのに何故か互角の戦いを繰り広げる沙悟浄。伊達にカンフーアクションを会得していない(『恋人はスナイパー』より)。敵の正体は沙悟浄の昔の恋人の金魚(須藤理彩)。まあ河童の恋人だったくらいだから水中系の妖怪ではあるのだろうけど皿はなかったので河童系ではないらしい。名前のまんま、金魚系なのだろうか。
その後は「息子に会いたい」とか言う金魚を沙悟浄が連れて行き、残りのメンバーが代わりに人質になり夜明けまでに戻らないと…という走れメロス的展開に。金魚は嘘をついていたことも発覚して不穏な空気は漂ったがギリギリで沙悟浄が帰還。
妖怪の種族関係から事件の真相まで何でも知っている凛凛(水川あさみ)の解説によると真犯人はお水様(半海一晃)だという。金魚は昔の罪をネタに脅されてたとかなんとか。逃げるお水様。
筋斗雲で上空から追跡する悟空。
しかしセットの予算がないのかどういうわけかたどりついた先は最初に金魚と戦った洞窟。いつもの暑苦しいセリフも決まっていよいよ戦闘開始かと思われたが、老子(大倉孝ニ)が登場。あっさりと連行されていってしまった。慣れてきたのか初回と2回目に比べると流れがつかめてきたのかなという気がする。今のところ香取慎吾の声が枯れてしまった様子もない。
・雨が降る前に竹井詩織里の新譜を買おうと出発。カバーアルバムの方はどうでもよかったのだが入荷していたので購入。早く帰ろうと店を出たらお約束のように雨が降っている。
もう今年は本当にダメだ。なんていうか常に負のオーラが漂っている。何かに守られている感覚がずっとあったのだがそれが今はない。来年以降に備えた活動(謎)も同時進行で進めておいたほうがいいんじゃねーの?的勢い。
さて肝心の竹井さんのほうだがカバーアルバムの方はこれインディーズなんだよね。3年目、3枚目で全部英語詞のカバー。アレンジもジャズとかボサノヴァ系っぽい感じでこの声が好きじゃなけれりゃ全く聞かないジャンル。
新曲の方はまあまあいい感じ。3曲目の自作曲もなかなか。
さて1月も早くも終わりということで。来月は年に1度の開設記念日だ。
1月30日(月)
論舞曲 3話/来年のゼミ決まる/ほか
論舞曲 3話
収集のかかった神狗では警察のモグラ探しが開始された。内心ビビリまくりのショウ(竹野内豊)だったが告発されたのは別の人間だった。何でも金に困って情報を売ったらしい。瞬殺される名も無き構成員。とりあえず警察にも神狗のモグラがいるらしいことは決定的となった。そんな朝に知的障害の少年、亮太と出会ったショウはついでにその父親と出会う。人の良さそうなこのおっさん(平田満)はユナ(チェ・ジウ)の韓国料理の店のチラシを引き受けてくれた天才印刷業者だった。
ショウは社長秘書の宋(橋爪功)のパソコンに侵入してデータを引き出すという危険な任務を行なうがあっさりと逆探知されてひとまず逃走。セカンドトライでは逆探知を逆手にとって馬鹿みたいに人を連れて大挙して発信元のPCの元へ向かった宋の部屋の忍び込んで直接データをコピーしてまんまと逃走。
そのデータから人の良さそうな印刷業者社長が神狗の偽札の印刷担当だと判明。早速逮捕となるはずだったが逮捕される直前に社長は撃たれて絶命。警察のスパイが宋に連絡、宋が手配したスナイパーが片付けたようだ。
さて平田満といえば同じTBSの『白夜行』で福田麻由子を売春して写真を撮っていたTHE・変態にして実の息子の亮司に殺されてしまった人である。今回の息子は亮太という名前だしやっぱり1回で殺されるし狙ってやってるとしか思えない。
・昨年発表された「赤いシリーズ」のリメイク。第1弾が石原さとみ、第2弾が綾瀬はるか、第3弾は深田恭子でリメイクするタイトルも決まっていた。『赤い疑惑』はチラッと見たんだけどかつて大ヒットした雰囲気そのままに制作したもんだからギャグにしか見えなかった。とはいえギャグにしか見えないテイストの『牡丹と薔薇』とか昼ドラではドカドカヒット作が出ているのでイケルと思ったんだろうけど。
で、石原さとみ版『赤い疑惑』は3週連続で放映したら見事なまでの低視聴率を記録。再放送も駆使したが一向に視聴率は取れずに沈没した。続く第2弾『赤い運命』では3日連続放送と試みを変えて視聴者を逃がさないように狙ったが関係なく低視聴率。これ、第3弾どうすんだよ?ムードが漂っていた。事実年内放送予定だったのに深田恭子の第3弾はスルーされたまま06年になってしまった。元々TBS50周年、ホリプロ45周年の記念企画だったはずのこのリメイク。06年になってしまっては記念でもなんでもない。
ようやく決まった深田恭子の第3弾だったが何と企画変更。リメイクではなく新作制作となったという。理由は記事によると『深田のイメージが「陸上アスリートに見えない」「昭和ではなく現代テイストに合った女優」(ホリプロ)などの理由で断念』だそうだ。
そんなのやる前から分かってた事…。新作ではフィギアスケート選手だというが正直ちょっと太めの深田恭子では陸上アスリートと同様にフィギアスケート選手にも見えない。フィギアスケートはオリンピックも近いし、低迷するジャンプ競技なんかよりもよほど期待も大きい。まさに狙いは完璧である。まあどっちにしろもう「赤いシリーズ」っての自体が古すぎて使い物にならないような気がするので視聴率はとれないと思うけど。
・KAT-TUNがようやくCDデビュー。スガシカオ作詞のB'z松本孝弘作曲の曲でデビューだって。J-FRIENDSに稲葉が作詞したこと(正確には訳詞だったか?)もあったがここにきて松本を引っ張り出すとは。しかもアルバムとDVDも同時発売。Kinkiの時以上の大爆発を狙っているようだ。タッキー&翼のときは正直見誤って大失敗だったのだが今回は完璧だ。さすが、反省をちゃんと生かしている。
来年のゼミ決まる
さて早くも来年のゼミが決定した。結果、第一希望でも第二希望でもなく第三希望の教授へと飛ばされた。さらにこのゼミだけ3月に面談を行なって卒論の方向性を話し合うだの、最初の授業で内容を発表しろだのと早くも指令が下されている始末。
しかし、そんなのがどうでもよくなるような衝撃の事実がそこには記されていた。
4月11日火曜1限、すなわち朝9時。
Σ( ̄ロ ̄lll)Σ( ̄ロ ̄lll)Σ( ̄ロ ̄lll)Σ( ̄ロ ̄lll)Σ( ̄ロ ̄lll)
いいいいいいいいいいいいいちいちいちいちいちいちいちいちちちちちちいちいちげんんんんんんんん!!?!?!?!?!?!?!?!!???!
朝9時集合ってことすか?東京に朝9時ですか?満員電車に揺られて小一時間ですか?死にますよ?
恐れていた事態が勃発。都内で就職する気はあまりないが最悪の場合でもあと1年は避けられると思ったのに。朝+電車+満員+東京と嫌いな要素が化学反応を起こす。発表なんてどうでもいいんだよ。問題は発表できるコンディションに持ってく方法が現在見つかっていないということである。
失意の中、面談とは何なのかを問いに教授を先に訪問しておくことに。しかしここで救いが到来。なかなか優しいお方で相当いい人。すでに提出した研究テーマ音楽シーンについて≠焉uいいね」などと言っていただけるなど感触は素晴らしい。
教授曰く「就職活動があると1時間目から会った方がいいんだよ。そのまま就職活動にいけるしね。事実1時間目のゼミが一番出席率がよい」
毎週火曜日に就職活動するかよ!そんなに受けまくるほど元気じゃねえよ!
さらに「でも1時間目なのは僕の授業だけなんだよな、ははは」
ははは、じゃねぇよ!そこ重要だろ?余計な配慮しなくていいんだよ!
ただ一部には飲み会に欠席しても欠席カウント1、累積5で留年などという身勝手な教授がいる中でこの方は「学生の方から誘いがなければ行かないし、あったとしても僕は強制しない」などと神のお言葉を。
そんなわけで4月から火曜日は1時間目。1時間目の東京行きは未知の世界。そして想像を絶する。なんとか耐えるしかない。しかし持つか?持つのか?大丈夫なのか、俺?
1月28日(土)
飲み会
早い話、行かなければいいわけだよ。無理なのは百も承知だし、最強の盛り下げ要員となるのも分かっている。ならば最初から行かなければいい。しかし、それが出来ないのだ。捨て去ってしまえば圧倒的に楽なのだがそれが出来ない。今の自分も許せないが逃げる自分も許せない。それが行く理由だ。
そんなわけで公式には2度目(04年2月末の地元の同窓会)となる飲み会。今回はゼミの飲み会ということだったが女性陣はおろかほとんど関わりのなかった人たちは全く参加せず、ゼミの中でも最初からの知り合いや新たに合流した人たちなど見慣れたメンツが揃っただけであった。+教授。教授は今年引退とのことだが、家が遠いので途中で去った。
さてMOMAの精神状況であるがまず現地である池袋に着いた時点でビルしかない街並と人の数にグロッキーになり、界王拳4倍かめはめ波を撃った後の悟空みたいなバテバテ状態に。
さらに飲み屋は異常なほどの熱さで上着とさらにもう1枚脱いだが耳は熱くなるわ、顔も熱さで火照るわで界王拳20倍かめはめ波もフリーザ様に通じなかった後の悟空みたいにボロボロになってしまった。飲む前からこれなのだから飲めるわけがない。また食べるのも無理。最強の盛り下げ要員として暗躍するハメに。
余裕のない状況ながら自己嫌悪は襲っているわけでテンションはギリギリのヤバイラインになっていくという、まあ予想通りの状況に陥ったわけですよ。最悪だね。
結局、桃・カルピスサワー半分以下と小さいポテト3個で3200円という素敵な事態に。まさにキングオブ無駄遣い。もう本当にどうしようもない。やっぱりどうしたってこうなってしまう。さらに「恐れ」が加わるので状況はさらに悪くなる。苦悩どころの騒ぎではない。
その後はカラオケ。高校の半分くらいからいきなり声が出なくなって引退してしばらくたった。今は年1ペースで地元の連中と行く程度である。昨年の暮れ頃からようやく最悪期は越えて少しは出るようになったので少しは挽回できるかと思ったが1時間しかやらなかった上に曲を熟考していたら1曲しか歌えずに終了。ちなみに何を間違えたかLUNA SEAの『Be Awake』を歌う。まあ個人的にはようやくこれからだというような感じだったがこれにて解散。無事に帰還した。そのうちカラオケだけ単独でやらないか?
1月27日(金)
白夜行 3話/大学年度末日記テスト編FINAL
神はサイコロを振らない 2話
キャストが地味なのでスルーしていたがやはり内容的にはおもしろそうなので見てみた。キャストは地味だったが内容は確かにおもしろかった。白夜行 3話
菊池(田中圭)は笹垣(武田鉄矢)に今回の一件は亮司(山田孝之)がハメたとしか思えないと訴える。聞いた途端やる気マンマンの笹垣。亮司の下へ向かうが亮司は笹垣を見た途端逃亡するという自白同然の行動をかますなどやる気がない。また全てを知る松浦(渡部篤郎)に売春の斡旋をやらされていた。その斡旋でヤクザ系の妻と相手をした友彦(小出恵介)だったが行為の最中に女がお亡くなりになりその処分も任されてスーパーグロッキー。セリフも聞き取れないほど暗黒全開で『世界の中心で、愛をさけぶ』でのサクがかわいく見えるくらいの暗さ。これだけネガティブ&グロッキーな亮司は「自首しよう」「これ以上罪を重ねても…」などといった発言を連発。なんだ、このネガティブ野郎!とか思えてくるがよく考えると亮司の言っているセリフは極めて人間的でまともであり正常な判断である。
一方の雪穂(綾瀬はるか)は笹垣が事件を立件しようとしていると知り、藤村(倉沢桃子)に先週撮っておいた写真を送りつけ、良き友人を装いつつ「捕まえても犯人はすぐ出てきて復讐に来る」とかなんとか吹き込んで事件にしないように誘導。それを何となく悟って追いかけてきた笹垣の前でも堂々とシラを切るなど亮司とは正反対の強さを見せる。しかし最初は「あんたがコケたら私も終わりだ」などと犯罪者全開でキレていた雪穂だったがネガティブ亮司にも「幸せになんかなれない」と言われて最終的には自首しようということに。
しかし最後に行きたいという教会で神様に対して八つ当たり、ありとあらゆるものを破壊し尽くすゴジラと化した雪穂を見ていた被害者の息子@コ司はこの8年間の加害者の息子$癜艪フ辛さを知る。これにて亮司は覚醒。自らを殺し死亡診断書を捏造。何処へと消える闇の世界への道を進路として選択した。
なんだか事件の片付け方がよく分からなかった。お亡くなりになったヤクザの妻を前に雪穂がコンドームの空袋らしきものを眺めながら血液が違うからどうとか言い出して亮司が「死体とやれっていうのかよ!」とか怒ってたが結局実行したっぽい。つまりヤクザの妻の相手は亮司ということになり、そのせいで消されたとか自ら逃げて死んだとかそういう筋書きなのか?
なお施設に行っていた頃の雪穂(福田麻由子)の様子なんかもチラリ出てくるなど福田麻由子は新たなカットが出てきたが亮司の方は8年間ボーっとしてきただけなので特に回想することはないらしい。
大学年度末日記テスト編FINAL
メディア史
9つほどあるテーマから4つ選んで書けという問題。図書館で借りておいたお高い教科書とノートや資料を手に何とか頑張った。1つは最後の授業でノートに書いてあった事を丁寧にコピーしたが後は資料や教科書から適当に抜粋。3つとも4,5行で終わってしまった。正直微妙なところだがとりあえずさようなら。異文化コミュニケーション論
どういうわけか1年のゼミの教授であり、前期の『マスコミ法制論』の講師であり、今年でお辞めになる教授が試験監督で登場。もう会うことは無いと思っていたのだが最後の最後に再会してしまった。穴埋めや記述などで配点も載っていてテストらしいテスト。内容はノートを元にすればほとんどはできるもので開始30分で退席した。さようなら。
これにてテストは終了。結果を待つのみである。ぼちぼちスーツを着なければいけない事態も迫っているが、まずは目の前に「脅威」が待っている。過去の日記でも「苦手なんだ」「調子が悪くなるから行けないのだ」と語ってきた某・会である。これから出かける予定だが、心優しき方々はMOMAの無事生還を祈っていて欲しい。
1月25日(水)
アンフェア 3話/大学年度末日記テスト編B
アンフェア 3話
このドラマを挟んで借りてきていた『24』のシーズンVのラスト2話を見たのでなんだか「日本のドラマはレベル低いな」とかすごく感じた。ミスリードを連発させているので誰が犯人だか分からなくなってきた。酔っ払いまくっていた平井唯人(眞島秀和)では小林麻央(今週は死体役で出演。出番を完全終了された)を殺害するのは無理そうだし。今度は娘をさらって失踪、予告小説にあるようにか弱き者=子供を東京タワーの見えるところに連れて行くという犯人全開の行動をして木村多江を怪しげに思わせて終了したがこれもそのまま犯人だとしたらちょっと困る。あまりに関係なさ過ぎるところから動機付けして犯人ですなんて言われたら『氷の世界』で完全にチョイ役と思われた中嶋朋子がいきなり犯人だと判明した時と同様の衝撃である。
結局は瀬崎(西島秀俊)か?『仔犬のワルツ』でも同じようなテンションで詩人めいた言葉を連発し、一時期疑われながらも「僕は違う」だの言っておいて違うのかと視聴者がようやく安心してたら結局こいつが犯人だった。キャラもほとんどあの時と同じだし、小林麻央が殺された時の雪平(篠原涼子)への報告があまりにも遅すぎたのも気になる。
大学年度末日記テスト編B
マルチメディア論
ゼミの教授によるこの授業。マルチメディアの現況についての各自の考えを述べよという問題。現状や状況なくて現況という言葉が引っかかったがこういう言葉もあるらしい。知らなかった。何でも過去の経験で裏までビッシリ書いた答案は出来の悪いものが多いらしく裏までかいたら減点、表で収めよという条件付。ゼミでやった内容をそのままコンパクトにまとめて書いて半分とちょっと程度で終わらせた。特に問題はない。さようなら。社会統計解析法
最後の最後に理解不能、逃げ場なしの状況に陥ったこの授業。テストも意味不明な問題が並んでいて完全凍結かとも思われたがよく見たら数字が先週授業でやったものと全く同じであることが判明。さすがおじいちゃん。出来が悪いと判断して点数を稼がせるために優しい配慮を。こんな事なら答えだけでもちゃんとメモしておけばよかった。少ない情報を頼りに書けるところはコピー。配られたプリントにはまんまの部分もあったのでそこは完コピ。ただ同じ問題なのに教科書の回答と授業での回答でまるで答えの数値が違うということが混乱を深めた。この2年間、教科書の矛盾点、間違いを指摘してきたおじいちゃんだけに授業の方を信じてそっちをコピーした。後の分からない上のほうはどうしようもないので捨てた。とりあえず稼げるだけ稼いだ。これでもB以上の成績にはなるはずだ。2年間ありがとう、さようなら。あのおじいちゃんけっこう好きだったよ。
1月24日(火)
西遊記 3話/大学年度末日記テスト編A
西遊記 3話
夢を食べるとかいう妖怪バクの話。孫悟空(香取慎吾)だけ眠れずに術にかからずに済み、みんなを説得するのだが効果がない。しかし、最終的には三蔵法師(深津絵里)が自力で術を破って、みんなを解放。バクを倒さないとこの空間から脱出できないということでバクとのバトルが期待されたが所詮は夢を食う妖怪。戦闘放棄して堂々と睡眠に入る始末。怒った悟空が「寝るな!」と如意棒を投げると後ろの振り子に衝突して振り子が停止。途端に起きて「この世界は消える。逃げろ!」とかいう何がしたいのかよく分からないバク。「ここは私の夢の城だ。夢と共に消える。」というバクを無理やり引っ張って連れて行く悟空。バクは夢を食う妖怪で、夢を喰って生きている妖怪、夢なしには生きていけない妖怪でその基盤が崩壊させられたんだからここで救出する方が酷な話だと思うのだがその辺は掘り下げずに終了。大学年度末日記テスト編A
PR論
論述問題が5問ほど。どれも授業で触れ、資料もそこそこあるのでそこそこ書いて提出。特に問題はなさそうだ。つくづくあの講師でなければもっとおもしろい授業だったのに、と思う。さようなら。
1月23日(月)
論舞曲 2話/大学年度末日記テスト編@
論舞曲 2話
ユナ(チェ・ジウ)と病弱な妹のユニ(イ・ジョンヒョン)は店を修理して開店の準備を始めていた。しかしそこにまたしても韓国から呼ばれた大物ヨンジェ(シン・ヒョンジュン)が再来。意味不明に「何度でも壊してやる。そしてお前はあきらめる」などとかっこつけて店を破壊。ユニは病気が悪化して入院してしまう。ショウ(竹野内豊)と一緒にいたのを気にしていたことからも単にユナに惚れているのでは?説もあるがやり方が度を越している。もしかしなくても相当のサイコさんであることは間違いない。あれが愛情表現だとすると確認せんでもヤバイ野郎である。こんなアブないのにあの辺りのシマを任せてもいいのか?
今回は龍吾(速水もこみち)の取り巻きの女性が失踪、殺されて埋められていたのでショウの暗躍で共犯のウエンツ瑛士を引っ張って龍吾も逮捕に持っていったのだが、警察にもスパイがいてウエンツは自殺に見せかけて消されてしまい龍吾は証拠不十分で釈放。ていうかウエンツ、大して映りもせずにさっさと降板ですか?
やはり決定的な証拠をつかんで潰すしかなくこういったサイドからの線で組織を潰すのは無理だということに。だから初回の時も言ったようにヨンジェを器物破損罪で逮捕したほうが早いって。店に防犯カメラでもしかけるか、捜査員を張り込ませて現行犯逮捕すればどうにもならない。龍吾から裏家業は全部引き継いでいるのでこの逮捕で外国の人だし身元を洗って吐かせれば情報はわんさか出る。完璧だ。
それにしてもスリリングなシーンは暗いしグラグラ画面は揺れるしで非常に分かりにくい。ショウが死体を捜しているシーンは警察と組織がわらわら集まってくるのにショウとの接触が一切なし。結局ショウは橋からもかなり移動していたので見つからなかったのか?ウエンツの自殺にしても流れをはしょりすぎで、いきなり吊られて揺れてるもんだから唐突過ぎて意味不明。見張りはいなかったのかと問い詰めたい。
大学年度末日記テスト編@
情報検索論
毎回のように課題を提出させていたくせにテストもあるこの授業。朝、家を出ると何故か雪が降っている。それこそ「こな〜ゆきぃ〜♪」とかかかってきそうなくらいの絵的にもキレイな降り方であった。まるでドラマのよう。東京に近づくにつれて止んで来て、洗われていた心にも乱れが生じ始めた。というか久々にお腹がヤバイ気配になってきた。結果、地下鉄に乗る前に1回駆け込み、降りてからも1回駆け込むという緊急事態に。早めに家を出たのは正解だったぜ。いざテスト。とあるデータを第1正規形、第2正規形、第3正規形に分解していきなさいという問題とAccessのとある機能の利点と欠点を述べよという問題が。正規形は定規も何もないのに表を書かなくてはいけないというグッチャグチャ覚悟のふざけた問題だ。
正規形のやつは以前に課題でやった時、あまりの出来の悪さに回答がまるまる配られた。それと形がほとんど同じだったのでコピーしながらルンルン回答して行く。しかし第3正規形にさしかかったときに以前のものと決定的に違っている部分に気づいた。この違いは実に決定的で、これが違ってしまうという事は第3正規形はおろか、第2正規形までもが成立していないことになる。慌てて改善策を考えるがもう間に合わない。
仕方ないのでもう1問に賭けようとしたが利点は要するに機能そのものが利点なわけだから資料に載っていた利点を書いたが欠点などはどこにも書いていない。仕方ないのでどれか1つが成立しないと他も成立しないなどとごまかして終了。改善策を考えるほうに戻るがすでに残り5分。
もはやこれまで。どうしようもない事態だが追い詰められてからの俺は極限の強さを発揮する。せめて「間違いに気づいているよ」ということを示すために第3正規形を示すのを途中であきらめて
「分解に失敗した。だがもう直している時間はない。第2正規形辺りから狂いが生じた。●●と他との関連を見誤っていたのが原因。」
などと書いたところでギリギリ時間が到来、提出。
かなり悲壮な空気は漂うがみなさん「あれは不可能だ」などとおっしゃっていられたのでみんなできていないだろう。ならばなんとかなるはずだ。仮に落としてももうあんな低テンション一定の授業は受けたくない。永久にさようなら。
その後は大急ぎで家に帰ってばあちゃん家に直行。のんびりして帰ってくる。
1月22日(日)
ネットデジオ第4回
本日、ネットデジオ第4回の収録が行なわれた。なぜデジオなのかということに関しては本編を聞いてもらうと理由は分かると思うのでご確認を。
さて今回はクリスマスSPの時の40分にも及ぶ未公開トークがあることが明らかになった。その一部分が陽の目を見ることとなり、その中でカシャリという音が入っていた。その画像がこちらである。
フジテレビさて、デジオでは引き続き募集を行なっているわけだけどメールフォームの方では質問内容などもリニューアルしたので質問の返事だけでもどしどし送ってきてください。
1月21日(土)
SNOW
山の方で雪が多い年は関東ではほとんど降らず、山の方が以上に少ないときは関東でガンガン降る(98年とかすごかった)のだが今年は山でも多いのに関東でもドカンと降ってきた。
ここ数年センター試験の日だけ妙に天気が悪く、雪が降りそうだとかいいながらなんとか回避はされてきたのだがついに今年は降りまくり。受験生のみなさんは本当にお疲れ様。
そんな本日は遠方の行った事のない東浦和や岩槻の図書館にCDを探しに雪の中レッツゴー(親父と車で)。運転はほとんど任せたが帰りは運転。初の降雪中DRIVEとなった。
aiko『小さな丸い好日』『桜の木の下』、shela『COLORLESS』、ZYYG『Noizy Beat』、槇原敬之『LOVE CALLS FROM DIGITAL COWBOY』(リミックス)、SMAP『013BIRDMAN』、Do As Infinity『DEEP FOREST』などをゲット。さらにCD-Rの盤面がはげてきてしまい使用不能になっていたTOKIOのベストも回収してきて再録音した。
さすがに足を伸ばすとかなりのものが手に入る。また傾向として東浦和の図書館はビーイング好きがいる(いた?)ということがよく分かる。ZYYGの2ndなんて微妙なものがある時点でそうだが(市内の図書館にあるZYYGはこれだけ)、栗林誠一郎や川島だりあ、宇徳敬子、PAMELAH、TWINZER(しかも1stと2nd)などマイナー歌手が続々。検索によればMANISHやT-BOLANも眠っているらしい。残念なのは市内にBAADが1枚もないことか。岩槻の方でもMANISHの3rdとか見かけたがもう枚数に余裕がないので断念。というかMANISHはみんな同じに聞こえるのでぶっちゃけベスト2枚持ってるだけで十分だ。
1月20日(金)
白夜行 2話/大学年度末日記3C
白夜行 2話
98年に話は飛んだ。亮司(山田孝之)はかなり放心状態気味に過ごしていたが、父の死体の第一発見者だった菊池(田中圭)に当時の父と雪穂(福田麻由子)と一緒にいる写真を持ってきて脅したことで状況が一変する。前回は「第一発見者の菊池君」と名前しか出てこなかった(初回の冒頭で亮司と少年達があのビルで遊んでいるシーンがあってその中にいたかもしれんが)菊池君は少年期に死体の発見というトラウマを背負った事が原因で…なわけはないと思うが見事なまでにグレていた。
一方で雪穂(綾瀬はるか)は執拗なイジメにあっていた。ラクガキや過去の事での中傷、ロッカーに食材の残飯ギッシリなどかなり手のこんだイジメが展開。「先生に言おうよ」という親友の江利子(大塚ちひろ)だが雪穂はやんわり否定。というかこれだけ大規模なイジメが展開しているのに教師が気づかない方がどうかと思うが。中傷のビラは目立つ掲示板に張ってあったし、ロッカーが残飯でグッチャグチャなのも気づくなというほうが無理。どうも犯人は藤村(倉沢桃子)とかいうやつっぽいのだがどこでネタをつかんだとか残飯用意とかこいつ1人じゃ無理じゃね?とか街中に中傷のラクガキやビラ貼り付けたり(亮司の最寄り駅のトイレにまで…)相当お疲れさんじゃね?とか詳細は不明。
転勤になっていたけど戻ってきた笹垣(武田鉄矢)は菊池に会いに行き「ドアはほとんど開かなかった」という重要証言を聞く。ネガを盗もうと菊池家に潜入したが成果が上がらず、裏のゴミ箱をあさっていた亮司はそれを聞いて焦る。
そしてついに2人は再会。「遠くに行く」とか言っておいて実はそんなに遠くに行っていなかった雪穂。亮司と別れた駅も毎日通過していたらしいがわざと「急行」に乗ることでスルーしていたらしい。ゆえに亮司はいつも駅に立ち尽くして雪穂を待っていたわけだが、雪穂のほうは「急行」の電車から立っている亮司を眺めていたという事に…。精神的な楽さがこれだと全然違うだろうに。
再会した2人は計画を練り実行。菊池の帽子を盗み犯行現場に落として本人には『タイタニック』のチケットを渡してアリバイを崩す。雪穂はイジメ犯人と思われる藤村にこの機会を利用して復讐。偽の手紙で工場に呼び出してスタンバイしていた亮司が顔を見られないように拉致して裸にして撮影。容疑は菊池へ向かい、菊池は「ネガは全部渡すから俺のアリバイを証明して」と亮司に泣きついて一件落着。
結局、父が雪穂にしたのと同じ事をした亮司。この作戦、写真を実際に撮る必要はあまりないように思ったが撮ってるし。あとで菊池の部屋にでも仕込んで証拠にする気なのか?どの道菊池君の先行きは真っ暗。
しかしラストでは菊池が笹垣に「亮司のことで話がある」と登場。笹垣が満面の笑みで次回へ続く。毎回、笹垣の不気味な笑顔で続くのだろうか…。
今回は初回の子役が好評だったのか随所に回想シーンが盛り込まれていた。雪穂への中傷では小学校のアルバムまで出していたが福田麻由子の写真を見て綾瀬はるかだと分かるというのはまあご愛嬌ということで、ね?それにどうにも福田麻由子の鋭い目つきに比べると綾瀬はるかの目つきが全然鋭くないんだよなぁ…。山田孝之の方は泉澤祐希がくら〜く成長していったら確かにあーなるかなという感じがするんだけどね。
『ガチバカ』の方は今さら破天荒な教師モノなんて使い古された題材に興味がないし、何より予告での井上和香の「絶対認めません!」というのが何故か無性に癇に障り殺意が芽生える。『ウォーターボーイズ2』でも1人でオーバーアクションでギャーギャーうるさかっただけにこの様子だとそれを軽く越えるウザさとなりそうなので見ないことにした。
大学年度末日記3C
3年生の授業もついに本日最終日を迎えた。
メディア史
前期の『マスコミ法制論』の続編は『ジャーナリズム論』という授業なのだが担当の精神状態がやばそうで回避したのがこの授業。まあ歴史講義なわけなのだがとにかくつまらない。何がつまらないとかそういうんじゃなくてとにかくTSU・MA・RA・NA・I。としか言いようがない。よって教育社会学に続いてサボった回数が多い。体調が優れないので今年は1つ授業を他に譲ったなどと不調をほのめかしながらも休講1回もなし、極めて健康的に授業を進行してくれた。また韓国ブームにはまっているらしく韓国製のPCを使用。そのままスクリーンに映し出しているのだが言語が全部ハングル。スクリーンセイバーが起動すると韓国ドラマの壁紙が次々出てくるという何ともいえない状況に。しかも授業用の画像ファイルと一緒に韓国美女の画像ファイルのフォルダも開いてあるなど何ともいえない場面に何度も遭遇した。知識がないのでテストはヤバイが図書館でゲットした教科書と運よく行った時にもらっている資料で乗り切るしかない。
異文化コミュニケーション論
後期だけのこの授業。文字通り異文化とのコミュニケーションを論じるこの授業はパワーポイントを使うのでとにかく書きまくりの授業。要点まとめて書くにしても忙しいので講義はあまり聴いている余裕がなかった。小中学生に授業しているみたいな口調で喋る妙にフレンドリーでなれなれしいおっさんで個人的には苦手なタイプであった。テストはまあなんとかなりそう。
1月19日(木)
図書館DRIVE
大学の授業はテキストの指定があったりなかったりする。まだ蒼い頃は指定された教科書をひとつ残らず購入するというマジメ学生的行動を取るのだが、大学に3年も通っているとそれは愚かであることが見えてくる。
指定しておいてロクに教科書を使わない授業がほとんどというのが現状だ。これから大学に入る人は注意した方がいい。もちろん担当教員の性格や最初数回の授業の動向で見極めるのが最重要ではあるがたいていは語学以外の教科書を買っても無駄にお金が飛んでいくだけ…。大学の最初の1年間だけでもかなりの無駄なテキストだけが残った。昨年は使用指定自体が少なかったので見送った。今年は前期だけ、後期だけの授業が多く前期だけのときは指定されたものを買っていたがひとつ残らずほとんど使用しないというふざけた事態になり完全に覚醒した。
使わない以上はテキストなしでも授業に支障はない。かといって持ち込み可能なテストではノートだけの情報では頼りないので教科書の情報が必要だ。そこで公共施設、図書館の出番である。
これも大学の図書館を使用しようとすると相当前から狙っていないと失敗に終わる危険が高い。すでに同じような考えを持つ者の手によって早い者勝ちの争奪戦になるのである。そんな成功率の低いマネはしない。
我らがさいたま市には複数の図書館がある。合併によりさいたま市が誕生した事で、その数年後である最近?(しばらく行ってなかったので不明だが合併直後ではないと思う)各図書館個別にあった利用カードは1枚に統一。借りたものは市内ならどこで返してもいいという新ルールが追加された。これにより遠方まで借りに行っても近所の別の図書館で返せるということになる。また昨年、ひっそりと岩槻市もさいたま市に編入されたのだが準備が間に合わなかったのか岩槻の図書館だけ別枠だったが今年に入ってシステムがようやく完全統一された。
明日紹介する『メディア史』授業のテキストを先日の日曜に入手して自分のほうは準備万全なのだが友人は大学図書館での争奪戦に間に合わなかった。都内在住なので近隣の図書館を検索したのだが本そのものが蔵書に入っていないという事態。さいたま市で検索をかけたところ、必要な2冊が見事にヒット。さいたま市、意外にやるじゃないか…。都内なんかよりよっぽど使えるな。この状況まで関与しておいて「買えば」とか無視するわけにもいかない。
本日は大学が休みだし暇だったのでその2冊を入手すべく行動を開始。対象図書館は2件であまりに距離が離れすぎているので1箇所だけならいいが自転車での行動はあまりやりたくない。ましてや北風がビュービュー吹いてる中での北上は厳しすぎる。
よって車でレッツゴー。最初の図書館は駐車場がないので何とか路上駐車できないかと目論んで行ってみたら案の定路上駐車がたくさんあったので便乗。思いっきり「駐車禁止」とか書いてあったのでなるべく迅速に済ませたかったのだが、何故かビルの4階に図書館が組み込まれていた。図書館とは独立した建物ではないのか…。
ようやく1冊目をゲットして車に戻る。チョークの跡とかなんか輪っかがついてないか、また赤き点滅が近くにないか確認したが大丈夫なようなのでさっさと脱出。次の図書館へ向かう。こちらは夏以降に通いなれた最新の図書館で慣れたもの。すでに自分用に借りている本と同じ本を入手。同じ本を2冊借りる事ができなかったらどうしようとか思ったがシステムはそこまでチェックを入れるほど発達はしていないらしい。ついでなので食堂で昼飯も食べてから帰還。
休日はのんびりするのが好きではあるがたまにはこういうのも悪くはない。
1月18日(水)
アンフェア 2話/大学年度末日記3B
アンフェア 2話
謎が謎呼んだだけで展開がさっぱり読めない。初回の段階で理恵子(小林麻央)の元には「T.H」という人物から殺人に合わせてメールが送られてきていた。初回の時点ですでに犯人と同じPCを使っている上に、ゴーストライターとして書いている作品は大先生の名前で評価されるのに自分の作品として持っていくと認めてもらえない平井唯人(眞島秀和)じゃないの?というのは分かっていた。さらに初回で理恵子の前に出現して襲い掛かるなんてマネまでしてくれた平井。しかし助けに来た雪平(篠原涼子)には平井の名前を一切出さず、メールの件も話さない理恵子。次の予告は「愛する者」だけに自分のことかもしれないし平井への疑惑は深まっていたが友人や上司の瀬崎(西島秀俊)にほのめかす程度。自ら確認するために平井に会いに行くと言う無謀極まりない行動をかます。
平井を泥酔させて自宅に連れ帰り、PCを調べる理恵子だが背後に何者かが迫り…。理恵子は死体で発見され、泥酔していた平井もPCも消えていた。親友の理恵子が殺されて放心状態の雪平で次回へ続く。
超絶破壊的演技が各所で悪評判の小林麻央。初回で危険な目に会いながら逃げ延びたので正直残念だったが今回は無謀極まりない行動を起こして半ば自業自得のように死亡、退場。そのあまりに緊迫感のないヘッタクソな芝居に思わずやった!消えた!!と喜んでしまった。来週からは緊迫したドラマが見れそうである。頼むからもうドラマは辞めてくれ。しかも重要な役は。
大学年度末日記3B
ゼミ
いよいよ発表。だが元々個人研究を進めていたものを後期から急に班に編成したものだけに方向性が定まらずグループとしての機能はほとんど果たせない事実上の失敗に終わる。我々のグループは「諸問題」ということで一応著作権を担当したのだが発表用の内容はほとんど用意してなかったので最速で発表を終了。結局「インターネット配信の現状と著作権の話」の2本柱でレポートはまとめたが内容の多さのわりには何とも中途半端。最初からグループになっていればまだ違ったかもしれないがどうも進むべき方向性があまりに見えないというか進行形すぎる話題だったのでやりにくかった。
来年は引退されるそうでゼミのラインナップには入っていない。2年間ありがとう。さようなら。
マルチメディア論
マルチメディアを論じるこの授業。ゼミの同じ教授だが実のところ、この教授の話自体は非常にまとまりがなく聞きにくい。簡潔に話せば10分で終わりそうな話題を30分くらいかけてグダグダやるのであまりおもしろい授業ではなかった。引退を前にしてやる気がないのか最終回は30分で話を終了、「もう話すことはありません」などと言い出してさっさと去っていってしまうというやる気ゼロ具合。1月4日はサボったが別に補講しなくても良かったんじゃないの?
社会統計解析法
非常に難解なこの授業。パソコンソフトで統計をやるのが当たり前のこの時代に紙の上の計算で統計解析を行なう方法を学ぶこの授業。昨年に続くおじいちゃんの「文系用に特化し、数式にあてはめれば内容は理解していなくても問題は解ける」というよく出来た構成でここまでは意外と余裕で出来てきた。この授業は「なぜそうなるのか?」「どういう仕組みなのか?」を考え出すと途端に理解ができなくなるし、理解するには説明が足りなすぎて不可能なのだ。とにかく例題を元に数値を当てはめていき、答えを導き出すという機械的作業を無駄な疑問を持たずに行なうことが鍵となる。これに気づかずなぜそうなるのかとか理論的な納得を追い求めるとよほど才能がない限りは挫折する。今期は大学院生の助手を使い始めたおじいちゃん。最初は本当に助手的な働きしかしていなかったが昨年ラストに前回のテスト解説を行なったのに続き、最終回の今回も大学院生の方が授業を担当。2年に渡るおじいちゃんの授業はおじいちゃん静観という意外な形で幕を閉じる結果となった。
全く持って余計なことをしてくれた。で、この大学院生はおじいちゃんと違ってキチリと解説を行なっていく。おじいちゃんは基本的に我々が文系学生であることは百も承知なので、ウダウダわけの分からない解説をしつつもポイントポイントはしっかり抑えられるように授業を展開してくれる。対して大学院生は説明のしかたや喋り方はおじいちゃんよりもハキハキしているのだがポイントが全くつかめず内容そのものが全く分からない。最後の最後に非常事態が発令してしまった。
しかもこれまで単元が終わるごとに周りと相談可能のテストを行なっていた。今回の期末テストは後期の総決算ではなく今日の内容のものを出すというこれまでの流れに沿ったものだという。今日の内容は全く持って意味不明。意味不明だけにノートにも何を書けばいいのやらさっぱり見えずノートは白紙。教科書もやり方が異なり使い物にならない。この瞬間最後のテストはほぼ零点が確定。確定したところで出席とこれまでのほぼ全問正解という実績があるので単位は消えはしないだろうが2年に渡ってのこの授業の結末としてはあまりに虚しい。
また前時間までいた友人が突如行方不明になって欠席。我々の情報を期待しているかもしれないが我々の情報はほぼ皆無である。またその情報皆無の内容しかテストに出ないという事実も彼は知らない。明日は会わないし当日問題を前に顔面蒼白完全凍結になるよりもこれを読んで覚悟しておくことを期待する。
1月17日(火)
西遊記 2話/大学年度末日記3A
西遊記 2話
酒井若菜、三浦理恵子、金子さやかの三姉妹が登場。猪八戒(伊藤淳史)が特に酒井若菜に熱を上げてしまい開始12分で騙されて捕まるマヌケな一行。妖泉大王(及川光博)が現れて目を見ると石化するという能力で三蔵法師(深津絵里)が石にされてしまう。本当は熱湯温泉でゆでるつもりだったが脱出した孫悟空(香取慎吾)が温泉に放尿して使えなくしてしまったので「風呂を洗っておけ!」と悪役史上初とも思えるセリフを吐いて退散するという珍妙な事態に。三姉妹は妖泉大王に脅されていて三蔵法師を捕まえたので石化を解く粉をもらっており三姉妹の母親は救われた。余った粉で三蔵法師もあっさり復活したが実はそれは酒井若菜の婚約者用だった。
で、酒井若菜が1人乗り込んでいってしまったので助太刀に行くことになったのだがまたしても筋斗雲の移動時間ありえない設定が…。最初に三蔵法師と沙悟浄(内村光良)が妖泉大王の元へ。ふてくされていた猪八戒に「人を好きになる素晴らしさ」を延々熱弁する孫悟空。まさか悟空が愛を語るとはビックリである。先週は「仲間意識」さえどういうものなのか分かっていなかった方が偉そうに愛を語りだすのは正直ムチャだ。で、説得失敗。悟空は筋斗雲で森を越えてすっ飛んでいく。森は酒井若菜も通過しているカットがあったのでいいのだが悟空はさらに森をすごい勢いで突きぬけ、さらには岩山を回りこんで着地。遠すぎ!
なのに復活した猪八戒がすぐに合流。先週に続いて無駄に飛ばせすぎなフライングシーン。かっこよさ優先なのか?
で、石にされると困るので目隠しをして戦うマヌケな一行。目を見なきゃいいだけだしまだ部下と戦ってて大王の方を見ている暇もないのに目隠しするなんてアホとしか…。さらに右だ左だと指示する三蔵法師。3人が目隠ししないと戦えないほど大王の能力がすごいなら指示している三蔵法師もとっくに石化してそうなんだけど…。最後はろうそくの火を消したので「条件が一緒だ」とか大して暗くもなってないのに意味不明なことを言って目隠しを外し、隠れた大王が現れるのを待っていたが背後から現れた大王に猪八戒の鼻が利いて気づき、悟空の一撃で失神。
相変わらずのオーバーアクションと何だか情けない戦闘方法。まあ気楽に見れるといえばそうだが…。
大学年度末日記3A
教育社会学
おじいちゃんが授業しないで更迭されるという事態に見舞われた前期。後期は交代のおばちゃんが登場。回を増すごとにぽっちゃり、無化粧、ラフすぎるファッション、リュック背負ってるなどオタクっぽくはないのだがどことなく女性版アキバ系みたいな雰囲気が増して言ったおばちゃんであった。よくは分からないが「女を捨てている」というのはこういうことを言うのではないのかというくらいの雰囲気をかもし出していた。内容のほうは現実感漂いすぎのお先真っ暗な授業が展開された。話自体はそこまでつまらなくなかったのだが後期は4時間目が空きになってしまったのでめんどく、11月以降1ヶ月以上行かなかったりもしたこの授業。本日平常授業において試験が行なわれた。問題は事前に3問中2問公開されており、資料の少なさはネット検索でカバーしてそれなりの文章を作成。残る1問もそれなりに回答。論点が思いっきりずれている可能性も否定できないが「2問以上とにかく書いてあれば単位はあげる」ということなのでなんとかなった可能性も高い。そもそも不祥事で大幅に予定が変更された授業だけに厳しく評価することもできないはずだ。さようなら。
PR論
前期の広告論に続いてPRを論じるこの授業。教科書を使うと言っていたのに「もう少ししてから届く」とか言い出して結局は教科書は出てこなかった。また前期のようにビデオは使わないといったにも関わらず資料を朗読するだけのあまりにつまらない授業展開に苦情が殺到したのかあっさりビデオ中心の授業に路線変更。毎回感想など浮かばないような内容のない中身でも10行以上の感想を強いられ、おまけに1回の休講分を3000字のレポートに変えるというどう見ても釣り合わない課題が課されたり、そのレポートも3000字程度と明記していたくせに提出日になって「3000字以上じゃないとダメだぞ、ふはは」などと3000字以上を連呼して強調するなど一貫性のない授業であった。内容的にはおもしろい話なのだが授業のやり方があまりにやっつけすぎたというか、この人が教えている意味がない、別にその辺のバイトにやらせてもそこそこ成立させられるようなそんな授業だった。テストはまあなんとかなるか。
1月16日(月)
論舞曲 1話/大学年度末日記3@
論舞曲 1話
TBS、『白夜行』に続く初回2時間気合作。冒頭3分は何故か番組宣伝映像が流れてドラマが始まらない。1982年、韓国で秘密組織「神狗」のボス風間龍一郎(杉浦直樹)に警察官の父を殺された金山琢己(竹野内豊)は当時の父の同僚、伊崎(石橋凌)の命令でショウと名を変えて「神狗」に潜入捜査官としてもぐりこんでいたという話。
3年たってもいまだ雑用と龍一郎の娘の琴美(市川由衣)の運転手程度と大して組織にもぐりこめていなかったが、ホテルを乗っ取られた元社長が龍一郎とその息子、龍吾(速水もこみち)にナイフを持って突進するのを止めたことで龍一郎に気に入られて出世。一気に龍吾の部下という立場にまでなった。親父には逆らえないが何でも勝手に決められるのに不満な龍吾は反発。さらに韓国から呼ばれた大物ヨンジェ(シン・ヒョンジュン)にシマまで奪われて不満タラタラ。ショウに当り散らす。
そんな組織の緊迫した人間関係、さらに潜入捜査官というショウの立場、どこに恋愛が入り込む余地があるというのか。今作はあくまで竹野内とチェジウのラブストーリーというのが主題だったはずだ。
ユナ(チェ・ジウ)と病弱な妹のユニ(イ・ジョンヒョン)は父を捜して来日。ユナは紹介されていたバーでのバイオリン弾きのバイトをこなすが約束の10分の1程度しか給料をもらえずモメる。そこでショウと出会う。
そしてショウが飼っていた犬が預けていたペットショップから脱走。偶然拾ったユナはユニが喜んだこともあり飼おうとしたが飼い犬であると知ってショウに直訴。「1日交代で買おう」などとムチャな要求を突きつける。ユナの家の前の通訳のおばちゃんは韓流ブームで韓国語を覚えた程度なのでそこまで高度な通訳ができず、ショウは「OK」と言ってしまい次の日、犬を取りにきたユナと揉めてしまう。このくだりは意志の疎通ができないくせに自分の主張だけ通そうとするユナが厄介な存在でしかなかった。
で、韓国から呼ばれた大物ヨンジェは龍吾から頂いたシマを偵察中、ユナを見かけて「つけろ」と命令。ユナの店に押し入り「ここらは俺のシマだ。」などとわけの分からないことを抜かしだして反発するユナに店を破壊して去っていくという嫌がらせを。いくら自分のシマだといったってこんな目立つ攻撃をしかけるなんてこの男アホじゃないだろうか?そもそも遠目に見ただけで韓国人だと分かったのか?店も破壊されたことだし、神狗の者だとあっさり名乗ってるし証拠はバッチリ。龍吾のクスリ使用疑惑で引っ張ってきて突破口にするとかめんどい作戦を立てていた警視庁だがこいつならさっさと逮捕できるんじゃないのか?
で、その際に犬が逃げてしまい追いかけたユナは迷子になりショウが迎えに行ってなんか急にラブストーリーの初回みたいな流れになって雪まで降っちゃって終了。ラブストーリーはなんだかどうでもいい感じだな、今のところは。
『インファナル・アフェア』という香港映画はマフィアに潜入した捜査官とマフィアから警察に潜入したスパイが主人公の話だったがそれを少し思い出す作りだった。あの映画では潜入捜査官の方が潜入を命じている偉い人が死んでしまったことで自分が警察の人間である事を証明できなくなってしまうなんていう悲惨な結果が待っていた。このドラマでも伊崎が抗争の末に死んでしまったらショウの立場はやばくなるのではないだろうか。ただ伊崎が謎の人物に「ようやく近づきました」、「時間がないぞ、間に合うのか?」とか報告しているやり取りがあったのでその心配はないか。
個人的にはおもしろかったがちょっと展開が難しすぎるというか気楽じゃないので大してヒットしないかと思ったが見事に20%を獲得。本当に視聴率というやつは分からない。近年の傾向では何も考えずに見れて内容の浅い単純なドラマしかヒットしない傾向があったはずなのだが…。
大学年度末日記3@
本日より授業最終週がスタートした。情報検索論
前期のデータベース論の実質後編にあたるこの授業。主にアクセスというソフトを使ってのデータベース制作実習を行なった。抑揚のない暗いトーンで喋り続ける究極の低テンションおばちゃんによる抑揚のない授業はかなり苦痛だったが出すものは出して一応事なきは得た。あとはテストを何とかするのみだ。知識情報処理論
前期の『計量情報学』と同じキノコマニアな変わった人による授業だが内容はまるで違う。結論のはっきりしない、言葉が意味を持つとはどういうことか?とかいうわけの分からない話をよりわけの分からない遠まわしの言い方で延々説明されるという最強に意味不明の授業。最終日の結論も「問題提起だけで結論はないのです」というわけの分からないオチ。何を問題提起したのかも分からんのだが。幸いテストもなく終了したので単位は何とかなりそう。さようなら。
・ネットラジオ第3回だが帰りの車内で編集を行い、帰宅してすぐに公開した。騒音も多い車内での編集作業ということでカーネル・S・マルオ氏の納得の行くミックスが行えなかったとのことでリミックスバージョンが新たに作成された。第4回も現在準備中だけどそれまではこのリミックスバージョンで改めて第3回をお楽しみください。
1月15日(日)
DEEN LIVE…
・1日たてばどっかにセットリスト書いてる人いるだろ、と思ったらどこにもないでやんの。ヤフー登録のファンサイトはほとんど更新が停止していて機能していないし、多くのファンが集結していた大手サイトまでもが更新停止状態で寂れている始末。情報の早い2chのDEENスレッドにさえセットリストの書き込みが一向にやってこない。スピッツのときは終演後にセットリストが会場内で公開されていたのでメモってこれたのだが…。
とりあえず『ひとりじゃない』で幕を開けて『君さえいれば』『瞳そらさないで』とアップテンポを続けて『このまま君だけを奪い去りたい』からバラード続きに。
アコースティックコーナーで『日曜日』を披露してBreak-3(つまりリリース当時)以来やっていない『遠い遠い未来へ』を披露。『太陽と花びら』もアコースティックでやってバンド編成に戻って1曲やってからソロコーナー。山根のソロは『Rock My Heart』
ソロコーナー明けから飛ばし始めて『Good Good Time!!』とか『STRONG SOUL』など。アンコールで『We can change the world』とか『手ごたえのない愛』(山根もギターを担当)をやって『TWELVE』でラスト。記憶の限りこんな流れ。
00年の『'need love』引っさげてのツアーに行って以来のDEENライブだがあの頃とはやはり雰囲気が違う。当時はファンキーな曲が多かったせいかステージ横でスタッフが手を縦にふりまくったりして半分踊りのような動きや手振りを観客にも強いられた(でもやらなかったけど)のだが今回は『We can change the world』『STRONG SOUL』辺りで観客周知の上で手振りがある程度でスタッフがステージ横に出てきたりはしていなかった。
追記
ようやくセットリストをのっけているところを発見したのでここにも残しておく。
1.ひとりじゃない
2.君さえいれば
3.瞳そらさないで
4.このまま君だけを奪い去りたい
5.思いきり 笑って
6.会いたい
7.夢であるように
8.日曜日(アコースティック)
9.遠い遠い未来へ(アコースティック)
10.太陽と花びら(アコースティック)
アコースティックでは長めのトークがあった。11.Teenage dream
何故かバンド編成に戻ってこの曲を披露してからソロへ。12.田川ソロ(曲不明)
13.山根ソロ(Rock my heart)
山根のボーカルは音のバランスが悪くてかろうじてサビが聞こえるくらいで後は全く聞こえず。14.未来のために
15.Memories
16.LOVE FOREVER
17.STRONG SOUL
18.Good Good Time!!
19.翼を広げてアンコール
20.we can change the world
21.手ごたえのない愛
22.TWELVE・来るべきテストに備えて買っていない教科書を図書館で早めに入手してきた本日。ついでに中古屋に寄ったらZYYG『SWEET PUNKS』を400円で発見。そこまでZYYGに関心はなかったのだが成績は100位圏外にしてラストリリースとなってしまったこの作品、ファンの間では評判がいいようだし中古で見るなんて相当珍しい事態なので入手しておいた。今聞いてる最中だが思ってたよりはいい感じ。聞き込むと見えてくるタイプかな。
1月14日(土)
DEEN LIVE DVD BOX
本日、DEEN LIVE JOY Break10の初日、三郷文化会館に行ってきた。曲リスト覚えてないのでどっかにリストが出るのを待つとして詳しくは明日やろうと思う。
とりあえず
・『The BEST キセキ』からは『永遠をあずけてくれ』除いて全曲演奏。
・その他近年のアルバム曲から盛り上がりそうなやつを何曲か。
・アコースティックで『遠い遠い未来へ』、原曲アレンジのキー下げで『手ごたえのない愛』などまず聞けないと思っていた曲も聞けた。
・編成は3人とベース、ドラムのみ。最近のライブではコーラスからその他の楽器担当までサポートがわんさかいたと聞くが今回なんと4人だけ。
・ドラムの音が異常にでかいせいでボーカルが聞きにくかった。
で、封入されていたチラシによると予約限定盤でLIVE DVD BOXが4月26日に出るらしい。
内容は3枚組で
・2002年のLIVE JOY Break6の完全版。これは以前『THE GREATEST CLIPS 1998-2002』に特典映像として6曲収録されていたものの完全版のようだ。
・2004年の韓国公演の完全版。これは『レールのない空へ』の特典DVDにダイジェストで収録されていたものの完全版のようだ。
・2004年の野外ライブの完全版。『ONE DAY LIVE '04 END of SUMMER&6CLIPS』では近年の曲しか収録されていない不完全なものだったがこれの完全版らしい。
以上3つ、過去に小出しにされていたものを完全版でリリース。お値段は9450円とのこと。なんでまたこの時期によりによって過去に小出しにしたのを改めて完全版で出すのか?要望が多かったというのもあるのかもしれないが、やはり噂されているビーイングとの版権の問題が『The BEST キセキ』のリリースを持って解決したからなのだろうか?それにしたって野外ライブに関しては不完全とはいえ一度メインでリリースしているものだけになんだかねぇ。
1月13日(金)
白夜行 1話
白夜行 1話
ドラマ版『世界の中心で、愛をさけぶ』のスタッフが再集結。出演者も山田孝之、綾瀬はるかの主役コンビが一緒。刑事役では田中幸太郎、同級生役では田中圭が出てくるなど被っている出演者が多い。気合の初回2時間スペシャルといきなり漂う大作感。子役時代の話はじっくり描きたいが2話もかけると山田孝之と綾瀬はるかをなかなか出せないので2時間にしたとか出演者の扱い上の事情がありそうな気がするがとにかく初回からすごい展開だった。
冒頭05年12月24日では山田孝之がはさみを腹につきたて死にかけていて、綾瀬はるかは駆け寄ろうとするが山田孝之が懸命に先を指差して「行け!」という合図を送るのでその場を立ち去る。何かを歩道橋の上から叫んでいる武田鉄也と少々わけの分からない展開に。これは武田鉄也に追い詰められて自殺でもしたか?
回想に入って91年、亮司(泉澤祐希)はドブ川の前にいた雪穂(福田麻由子)を見かけて一目惚れ。図書館で再会して積極的にアプローチをしかけて仲良くなる。泉澤祐希は最近どっかで見たような気がしていたが『ブラザー☆ビート』の回想子役時代をやっていた1人、福田麻由子は『女王の教室』の進藤さんである。福田麻由子、けっこう背が伸びた?1つ年上の泉澤祐希の方が背が小さいのでお姉さんみたいに見えた。91年あのドラマがヒットした年という時代設定であのドラマであのセリフを言った武田鉄也も出演しているこのドラマでトラックの前に出て行き「僕は死にましぇ〜ん」をやる亮司。精一杯の遊び心だったがシリアスな展開の前にはそんな細かい遊び心もあまり記憶に残らないものである。ていうかあのドラマって他局じゃ…。
仲良くなった2人だが街で亮司の父(平田満)に出会った途端に雪穂は逃走。父も「あの子とは付き合うな!」といつになく厳しい口調で亮司を叱る。それ以来避けられるようになった亮司は落ち込むがある日、母親(河合美智子)にビルに連れ込まれていく雪穂の姿を見た亮司は尾行。母親は去り、とある一室に入っていった雪穂だが鍵がかかっているのでダクトから侵入した亮司は裸にされて写真を撮られている雪穂を発見。しかも写真を撮っているTHE・変態は亮司の父だった…。雪穂は母親に売春させられていたのだった。
切り絵が得意なのでいつもハサミを持ち歩いていた亮司は発作的に父を一突きで殺害。発作的な行動にガクガクブルブルになっていたが雪穂が笑顔で「やったのは私。私達は会った事の無い他人ということにしよう」という約束を持ちかけたので深く考えずにその場を去る。05年死にかけている亮司はそのことを後悔しているらしい。その後、亮司の父が200万という大金を渡していた関係から母に疑いがかかったことを知った雪穂はガス心中自殺に見せかけて母を殺害。本当は自分も死ぬ気だったが生き残ってしまう。
刑事の笹垣(武田鉄矢)だけは納得が行っていなかったが事件は解決ということになった。罪の意識で苦しんでいた亮司は雪穂が図書館に帰した本に挟んであった名前を削った亮司宛の手紙を読んで雪穂が全てを背負ったと知り街を出て行く雪穂の元へ駆けつけるが2人にはもう「他人として生きていく」以外に道はなく雪穂は向こうを指差して「行って」と言うのだった。これが山田孝之がやった冒頭とオーバーラップするわけか。最後にあのハサミで切り絵を渡して別れるする2人。
98年に話は飛んで山田孝之、綾瀬はるかにチェンジ。山田孝之の前に笹垣が不敵に登場して次回へ続く。
今回は子役の素晴らしい演技で2時間を持たせた。泉澤祐希も良かったが福田麻由子がクールな表情から子供らしい笑顔から鬼のような鋭い目つきまで素晴らしすぎ。こんなクールな役は進藤さんを演じた福田麻由子はまさに適任。あの眉毛からして田中麗奈の少女時代のほうが似合ってる。綾瀬はるかはないだろう。
7年であんなアゴ伸びな…まあそう言うと泉澤祐希も7年であんな根暗そうにはならないだろうけど。あと泉澤君に比べて福田麻由子の公式ページのインタビューが妙に大人びてるんだけど。それにしてもバブルはじけて経営が危ないとか言ってるしそんな儲かってるように見えない質屋店主なのに200万円も払って(それ以前にも払っているようだった)少女売春を行なっていた亮司の父。ていうか写真撮るために200万円なんてアホというかなんというか。ていうかたぶんそれ以上は放送できないだけかもしれん。
武田鉄也はしわがとにかく怖い。ちょっとたるみすぎじゃないのか?というくらいのキングオブシワシワ。最後に山田孝之の前に現れたときはミステリーじゃなくてホラーになっていた。しかし、鋭そうに見えるが過去のトラウマ(自信持って逮捕したら被疑者の娘が自殺した挙句に無罪だった)のせいもあってかこの様子だと最後まで逮捕に踏み切れそうにない。古畑任三郎ほどの実力があれば今回だけで解決したのにねぇ。
亮司の家の質屋の店員で亮司の母と不倫していた松浦(渡部篤郎)は血で汚れたシャツを必死に洗う亮司を目撃しているのでどうやら「知っている者」の1人らしい。亮司と雪穂が亮司の父と出会ってしまったときに一緒にいたしね。2話以降で悪人全開になりそうだがあまりゆすりすぎると殺されるんじゃないのか?特別出演だし。
また綾瀬はるかに成長した雪穂の友人では大塚ちひろが登場。主演作昼ドラの『ショコラ』を除くと『ヤンキー母校に帰る』、映画版『いま、会いにゆきます』とTBS作品では連続してメガネっ子。なんかそういうイメージで定着したのか?
綾瀬はるかになった雪穂を養女にして育ててくれた義理の母には八千草薫。公式ページでは「本当は雪穂のやった事を知っており、雪穂が自首するのを、自分から話してくれるのを、優しく見守っている。」とか書いてある。し、知ってるのかよ!
そんなわけでかなり暗かったが初回は近年稀に見るすごい出来だった。子役の2人(特に福田さん)によるところが大きいし、あんまりいろいろ背負ってそうに見えない綾瀬はるかは個人的にも好きじゃないので来週以降は不安だが予想してたよりもおもしろいドラマになりそうだ。山田孝之は心配ないだろう。こういう暗い役は十八番だし。はまり役。
ちなみにここまでの視聴率。
『西遊記』が29.2%とすごいことに。相変わらず内容と数字が噛み合わない枠だな。
『Ns'あおい』16.4%、『アンフェア』が15.7%。まあまあ。
『白夜行』は14.2%で裏の『けものみち』16.4%に敗退。やはり暗すぎたか。長すぎたか。TBSの初回2時間スペシャルは『ホームドラマ!』でもやったがそのときもこんな感じだった。今期はさらに気合を入れて日曜の『論舞曲』も2時間らしいがあまり高い数字は見込めそうにない。
1月12日(木)
スピッツ、シングルコレクション
・アルバムレビューを整理。04年分を過去のほうに統合した。04年分で未更新のものは例によってレビュー予備軍に追加しておいた。06年のはまだ買っても借りてもいないので最初の1枚を入手した時に始動するのでよろしく。
それにしても「これもう2年前かよ!」というCDばっかりだ。昨年03年分を統合させた時はそんなことは感じなかったのに。
・少し今さらではあるが一応全アルバム所持しているファンなので触れておこう。
http://spitz.r-s.co.jp/info08.html
詳しくはメンバーや事務所のコメントを見れば分かるがスピッツがこの度全シングル1曲目収録曲のシングルコレクション(両A面扱いだった『スピカ』『謝々!』『放浪カモメはどこまでも』『テクテク』などが未収録になる)の発売を決定。未だに新譜が出たり何かスピッツの曲がどこかで使われたとかになると100位以内に上昇してくる『RECYCLE』という99年末発売のシングルコレクションはこれを持って廃盤になるという。
そろそろ知らない人もいるかもしれない。『RECYCLE』は発売発表後にメンバーが公式ページに「バンドの意志ではない」とか「悔しい」とか反対のコメントを載せたという異例の事態を招いて話題を呼んだ。裏事情としてはレコード会社が苦しかったというのが現在では定説として言われている。実際にポリドールはその翌年にはユニバーサルに吸収されて消えてしまった。リリースが急に鈍りだしていたのもこの頃のため新作がなかなか出てこない代わりにリリースされたという情報もあるがこの時期すでに新作のレコーディングは進んでいた(実際『ホタル』C/Wの2曲などはレコーディングの日付がベスト発売より前の99年になっている)というからこの理由もけっこう出回っているが事実上否定されている。
そんなわけで『RECYCLE』はタイトルこそメンバーが考えたものの公式ディスコグラフィーからは削除されている。収録内容もヒット後のシングルを並べただけのもので「ベストは出さない」という意地をギリギリで貫いた「不完全シングルコレクション」であった。
しかし、このベスト盤は大ヒット。発売1年でオリジナルとしては最高売上を記録していた『ハチミツ』に並び、それ以後も売れ続けてやがて200万枚を突破してダントツの大ヒット作になってしまった。
大ヒット曲が並んでいることから『RECYCLE』=スピッツというイメージにも拍車がかかってしまったことでメンバーも後の発言ではベストに対しても多少は考えが緩くなったような感じは受けるもののやはり不満は高かったようだ。
今回は全シングル収録ということで「完全なシングルコレクション」が誕生。特に初期の6曲は初めて聞く人も多いと思うけどいいよ、かなり。所持しているアルバムでは音が小さいので初期の曲がリマスタされて聞けるのは嬉しい(リマスタ盤のアルバムを買いなおせばいいんだけどめんどい)。
ただやはり以前の件もあるだけに「結局ポリシーを捨てたのか」とか反感も少なくはない様子。でも「不完全なシングルコレクション」がいつまでも売れ続けるなら「完全なシングルコレクション」を出したいということだし、たぶん彼らの言うベストとは「シングルアルバム含めて全楽曲からベストな曲を選出」したのがベスト盤なのだろう。それを公約どおりに解散する時に出せばいい。
さらに『RECYCLE』だけではなく20枚目までのシングルも廃盤になるという。8センチ時代のシングルはすでに廃盤で代わりに以前に一度マキシ化して再発されている。それも廃盤ということだ。C/Wに関しては『花鳥風月』及び『色色衣』でフォローされているので廃盤になって聞けなくなる曲はないのだがバージョン違いではいくつか聴けなくなる曲がある。
『ベイビーフェイス』(『空も飛べるはず』C/W)
アルバム『空の飛び方』ではアルバムバージョンで収録された。イントロから変わっているのでいくつかあるアルバムバージョンの中でも変化が大きいタイプの曲。『うめぼし(Live Version)』(『スカーレット』C/W)
1stアルバムに収録されていた曲のライブバージョン。エトランゼ(TANAYA MIX)(『流れ星』C/W)
アルバム『フェイクファー』冒頭を飾った曲のバージョン違いだがこれはほとんどリミックス曲。やたら長いだけで歌はほとんど入っていなかったような記憶がある。愛のしるし(LIVE'98 version)(『流れ星』C/W)
『花鳥風月』に収録されたPUFFY提供曲のセルフカバーのライブバージョンだがアレンジがちょっと違ったような記憶がある。以上の4曲は入手不能になってしまうので出来れば回収しておきたいところ。すでに『空も飛べるはず』のシングルは入手したので3月の廃盤までに残り3枚も捜したい。どれも当時借りてテープに録音したものしか残っていない。出来れば8センチの方の中古で捜したいな。
ついでに廃盤をまぬがれた以降のシングルでも『放浪カモメはどこまでも』のシングルバージョン(最後の「1,2・ジャラ〜ン」がアルバムではカットされている)『三日月ロック その3』『リコリス』『テクテク』がアルバム未収録。『放浪カモメはどこまでも』はたぶんフォローされないとは思うが残りのC/Wはいずれ発売されるC/Wコレクション第3弾を待てばいいと思う。
1月11日(水)
ここ最近の2006冬ドラ1
Ns’あおい 1話
ラスト10分程度だけ見た。まず昨年まで高校生役ばっかやってて実年齢も19歳になったばっかなのに23歳ですでに3年ナース歴ありという設定に見えない。なんか過去にもいろいろあったみたいだが基本的には石原さとみが1人正義感に燃えてて後の人は冷めてるというなんだかマジメな医療ドラマのようだ。主題歌のコブクロ『桜』だけは良かったがドラマとしては全く見たくない。さようなら。
アンフェア 1話
篠原涼子主演のサスペンス。なんだかいろいろな伏線張りまくりでよく分からないが最終的にちゃんと辻褄が見事に合うのであれば相当おもしろそうな雰囲気は出ている。篠原涼子も最近は壊れた役が多かった気がするが今回はかっこいい。とりあえず1話完結ではないらしく事件が起きるだけ起きて初回は終了したけど…。とりあえず思いっきり自白めいたセリフをかましていた上に使ってるPCも一致してたし犯人は小林麻央を襲った作家のゴースト野郎でいいんだよね?なんで小林はびびってるだけで篠原に教えないの?とかその辺は来週以降明らかになるんだろう。ていうか昨年の月9『スローダンス』でもその破壊的演技が酷評を浴びた小林麻央。個人的にはあの時よりは破壊度は軽減したように思えたが相変わらず酷評を浴びまくっている模様。開始5分前に見るのを決めたがこれはおもしろかった。ただ前述のように最終的にちゃんと辻褄が合うかどうか…。過去サスペンスドラマで後半の話を最初にちゃんと考えていなかったせいで破綻した例としては『逃亡者』や『共犯者』などがある。どちらも最初のうちに引っ張るだけ引っ張っておもしろかったのに、後を考えてないもんだから失速失速で最後は矛盾があちこちに出てきてしまうというパターンだった。そうならないことを願う。
1月10日(火)
大学再開/西遊記 1話
本日より大学が再会。世の小中高生が始業式を終えて家路につく中、逆行して大学へ向かっていくという何ともやってられない時間割にした自分を呪う。
だが、久々の電車&東京に電車酔いだか東京酔いでもしたのか気分が最悪になったので静かな場所で精神統一を図り、1つはサボる。こちらはもう単位も見込みないのでかなり適当だ。
出来ればもう帰りたかったがレポート提出や出席数が重要な次の授業は出なくてはならないので頑張る。始まる頃にはなんとか回復して無事に提出を果たした。「3000字以上だよ、3000字。それ以下は落とすぞ」などと調子に乗って連呼する講師だったが、レポートを課した時このおっさんは確かに「3000字程度」と書いていた。一応俺は2900字程度だったが調べる術は数えるしかないのでばれる心配はない。しかし言ってる事が違うので抗議だけはさせていただいた。
西遊記 1話
昨年も不評に不評を呼び壊滅状態の月9という枠もついにやけになったのからしくない超大作がスタート。いい意味で期待を裏切るのかドラマ界に新たな息吹を吹き込むのか、なんだかんだ話題作だった。日本での『西遊記』というと境正章のやつが有名らしいが個人的には子供の頃に見た唐沢寿明がやっていた方のイメージが強い。最後は天竺にたどりつくもそこはすでに廃墟になっていて崩れ落ちる三蔵法師だったが最後はなんだかんだで気合を取り戻して再び旅を開始するという終わり方だった。冒頭、いきなりキムタクのドアップから開始。番組を間違えたのかと思ったがそこに登場する『西遊記』一行。わけも分からずとにかくキムタクが悪の大王らしい。三蔵法師(深津絵里)はけしかけるだけで非戦闘員、沙悟浄(内村光良)と猪八戒(伊藤淳史)もレベルが違うのであっけなくやられて孫悟空(香取慎吾)との一騎打ちに。
凶器を取り出すもポイっと捨てて素手で挑発するフェアな悪の大王キムタク。対する悟空は如意棒を掲げたまま大王キムタクへ飛びかかりスロー映像でイマイチ凄みの伝わらない戦闘がダラダラ開始された。スマスマのコントとどこが違うのか分からなくなってきたがそれ以前に悟空セコクない?お前も武器捨てろよ。互角に見えたがさすがにフェアじゃない悟空に参ったのか大王キムタクはいったん退いて剣を取り出した。フェアじゃない悟空に内心怒っているのか二刀流で攻撃を開始。またもスローな戦闘がダラダラ。「貴様やるな何者だ?」と問う大王キムタクに悟空が力みすぎで名乗ったところでオープニング。大王キムタクとの決着どころか存在すらなかったように物語の本編が開始された。大王キムタクはただの客寄せ番外編か?それとも最終回のラスボスなのか?
『西遊記』というとまず三蔵法師が悟空を助けて、その後に残り2名が仲間になるというパターンだったと思ったのだがこのドラマでは最初から全員で旅をしている。そして途中の回想で悟空が最後に仲間になったことも明かされた。
今回は三蔵法師のかつての師匠(角野卓造)と娘(夏帆)、牛魔王(長江秀和)がゲスト。娘を牛魔王のいけにえにされたくない師匠は三蔵法師を騙せば娘は救ってやるといわれて三蔵法師を牛魔王の元に行かせるがそれを偶然立ち聞きして見破った悟空が乱入。激しい戦闘の末、娘がさらわれてしまい、三蔵法師及び仲間2名は悟空の言う事をまるで聞かずに破門。三蔵法師は人質になった娘を救いに出向き、師匠の罠にはまり三蔵法師が捕まってしまうという展開。ついでに師匠と娘も捕まってしまうというもう師匠ダメすぎ!なオチ。ていうか師匠、角野卓造。ラーメン屋とか和菓子屋の親父にしか見えないよ。娘の夏帆は全然喋らないじゃんかよ…。
破門された悟空は500年封印されていた土地が一応「家」らしくそこに帰っていた。沙悟浄と猪八戒がやってきて三蔵法師のピンチを知らせるが知らん顔の悟空に呆れて帰る2人。しかし三蔵法師との出会いを思い出して思いなおした悟空は筋斗雲で救出に向かうのだった。
山を越え、谷を越え、森を突きぬけ、ド派手なCGを駆使して悟空のフライングシーンが長々と披露されたがよく考えて欲しい。
・一行は天竺に向かって旅している。
・今いるのは砂漠を越えて立ち寄った村。牛魔王が支配しており、そこに三蔵法師の師匠と娘がいた。ここで三蔵法師は捕まっている。
・悟空は500年封印されていた「家」へ帰った。帰る描写はなし。沙悟浄と猪八戒はわりかしすぐに「家」にやってきた。
・一行は天竺へ向かって常に前進している。
・沙悟浄と猪八戒は飛べないし高速移動の技は持っていないはず。
どう考えてもおかしい。もうそこそこ旅は進んでるような雰囲気なのに沙悟浄と猪八戒がほとんど時間もかけずに往復可能な位置にある悟空の家。なんで悟空があんなに無駄にフライングしまくる必要があったのだろうか?ていうかどこへ向かっていったんだよ?演出を派手にする事ばかり考えて辻褄がまるで合ってない。
悟空は牛魔王に化けて三蔵法師に溶岩に自分を投げ捨てさせ、牛魔王の仲間が焦っている間に三蔵法師が脱出。悟空はてんとう虫みたいのに化けて脱出。合流して一息ついた一行は再び牛魔王の元へ出向いて派手に戦闘を開始。化けている間本物の牛魔王は何してたかというとよく分からんがどっかで寝てたらしいという成立ギリギリの設定。
ザコを片付けた後は悟空と牛魔王の一騎打ち。炎を操り、炎のエネルギー弾みたいのまで放つ牛魔王はかなり強そうだったが悟空の素早い如意棒による攻撃についていけず一撃であっさり失神して決着。
最後は悟空のトレードマークである輪っかが装着されて次回へ続く。
なんだかよく分からない展開。ていうか途中から見始めたような感覚を覚えた。実際話が途中から始まっていて、一行の関係性も様子から推測するしかない。
香取慎吾はひたすら顔を歪ませて声を潰して叫びまくる。悪くはないのだがちょっとうるさすぎる。もう少し落ち着いて欲しい。ていうかこんなことを3ヶ月も続けたら確実に喉がダメになるのではないかと心配になる。
深津絵里は予想通りウザイ。全く戦えないくせにホイホイと牛魔王退治を買って出た上に、陰謀を見破った弟子(孫悟空)を全く信じずに破門。それなりに後悔はしていたようだが偉い人の尊厳が全く感じられない時点でアウトだ。なんかボーズ姿もさらしていたがあれはマジ?
内村光良は特に何も。案外一番合ってるのでは?わりかし冷静なので三蔵法師がどうも偽善ばっかで己の力量とか何も考えずに無謀な戦いを弟子達にけしかけまくりそうなので頭脳派としての活躍が期待される。
伊藤淳史はなんだかイマイチ使えなそうなキャラだな。豚という役回りならもう少しこってりした役者を使えばいいのに。むしろこの人のイメージこそ孫悟空。推測だが最初は火曜とか木曜枠とかで伊藤淳史主演で話が進んでいたがジャニーズ事務所の強大な力とどう考えても香取の方が数字が取れるという全員一致の判断により主役を奪われた結果がこれなのではないか?
また凛凛(水川あさみ)という毎回出てくる謎の泥棒みたいな役もレギュラーらしい。なんなんだかよく分からんが少なくとも如意棒盗んでたのこいつだったしラストでも泥棒であると明言したにも関わらず怒って追いかける正義の味方・孫悟空を輪っかの術で締め上げて停止させる三蔵法師の理解不能な行動は全く空気読めてないといわざるを得ない。殺生はいけなくても窃盗はいいんですかね?
老子(大倉孝ニ)とかいう天界の偉い人もレギュラー。偉い人のくせに今回の陰謀にも気づいてなくただ悟空が気に喰わないだけのようで三蔵法師以上に偉い人の風格ゼロ。ていうか何であからさまな仙人メイクをさせてまで大倉孝ニを使っているのかが分からない。去年『ドラゴン桜』に出てた数学の講師でいいじゃないかよ。
ギャグを盛り込んではいるのだがイマイチどういう方向でやりたいのかが見えてこない。これは視聴者の反応次第ということでこんなに中途半端な作風になったのかな?とりあえず何が起きるかまるで見えないのでもう何回かは見てみようとは思う。何も考えずに適当に見るのが最近の月9の正しい見方なのだろう。で、キムタクとの決着はもうないの?
1月9日(月)
久々に
昨年は風邪と風邪とインフルエンザと風邪で5月にしか行けなかったスキーに行ってきた。8日の午後に遅く出て群馬県に向かったのだがおもしろいもので渋川の街、つまり関東平野を抜けて赤城にさしかかった途端に何の迷いもない快晴だった空が急激に真っ白になって雪が降り始めた。
沼田の街も雪だらけですごいことになっている。民宿への最後の道などは真っ白で文字通りWHITE ROAD。父の運転だったが俺だとちょっとやばいことになりそうだ。今回は5,6部屋程度の民宿に泊まったのだがかつて埼玉のほうで20年近く前にラーメン屋をやっていた人らしく出てくる料理が中華料理という変わった民宿だった。驚いた事に朝メシから麻婆豆腐やらカニ玉が出てくるというありえない事態に。麻婆豆腐大好きのMOMAだったが朝はほとんど食べれないので地獄の時間だった。おいしいのに…。プチバイキング形式なのでなんか残すと悪い雰囲気が激しく漂っていたため3人分を2人で頑張った両親も食いすぎで死にそうだった。
そして本日は川場スキー場というところで久々のシーズンスキーを決行。この辺りのスキー場では行った事のないスキー場の1つだったが雪が最高に良かったのと前日の雪が嘘のような快晴に恵まれたので最高に楽しめた。心配された体調も体力不足もそこまで感じるほどのものはなくこれを最後に引退も考えていたが撤回した。まだまだやれるじゃないか、俺。
あまりに快晴すぎて画像が薄い!
なんか富士山まで見えた
1月7日(土)
レポート完了
『24』以来、形は違えどパソコン使いすぎな気がするがゼミのレポートを仕上げる作業に集中。無事に終了させた。
インターネットと放送の融合をテーマに掲げて前期で著作権の話、後半で現状のネット配信の状況をまとめた。この事は当初から考えていて前期の段階でその事もしっかり示唆していたのだがグループ研究では何故か「融合」班ではなく「その他」グループに飛ばされてしまい困った。個人レポートは問題ないがグループ発表でこれをどう使うのかは全く見えていない状況だ。ただでさえ方向性がバラバラで何を発表するかも誰が発表するかもほとんど決めてないうちの班だが(フリートークばっかしてて進まない、ていうか進めないからフリートーク)どうなるのだろうか。当事者ながら全く興味がない。
1月6日(金)
古畑任三郎FINAL
94年に始まり3度の連続ドラマ、何回かのスペシャルで続いていた古畑任三郎シリーズが最終回ということで3夜連続で放送された。視聴率も人気も上々、スタッフも続けたい気マンマンに思えるが脚本の三谷幸喜(話を考えるのがしんどい?)と主演の田村正和(撮影が大変)がもう勘弁してくれ状態、というのは確か第3シリーズが放映された99年の時点で語られていた。それでも04年のスペシャルがあり、今年06年も…とズルズル来ているのでFINALとつけるのが条件だったのかも。
これから見る予定のある方は読まないほうがいいと思います。
第1夜
石坂浩二、藤原竜也の2人がゲスト。このドラマにおいてクレジットで出るゲストは犯人だと決まっている。序盤から藤原が犯人的行動を取りまくって実際に実行。石坂も妙に時間稼ぎしたりしたのは妙だったがせいぜい知っててかばってる程度かなと思っていた。と、思ったら捕まらないための偽装工作をしようとした藤原があっさり死んでしまい姿を消してしまったもんだからビックリ。最初から最後まで石坂が藤原を誘導していたという衝撃の真相が明らかになった。まさしく完全犯罪。特に手を下したわけでもないので無罪確定という恐ろしさ。結局は15年前の別件の殺人で逮捕されていったが…。なんだなんだメチャメチャ凝ってるじゃないか。古畑ってこんなにおもしろかったっけ?ていうか「シリーズ中最も悲しい犯人」とされたのは第3夜の松嶋菜々子だったがこの回の藤原もある意味最高に悲しい犯人である。利用されていたと全く気づかず、死ぬ気でもなかったのに自らの引き金で死亡って…。
第2夜
イチローがゲストで話題となったこの回。何ともフェアプレイを好む方でそのせいでボロが出て逮捕されてしまった。殺害時も毒入りカプセルとハチミツ入りカプセルを相手に選ばせて自分も残りを口に入れて同時に噛むというギャンブラー。実際にやったのかは不明だがもしやっていたなら失敗Ver.も見てみたい。イチロー「さあ噛め!」
イチロー・殺される予定の人「(噛む)」
殺される予定の人「あ、甘い!?」
イチロー「ぐうっ!(ガクリ)」
殺される予定の人「・・・・・・・・・・・。」ギャグになってしまう。しかし2分の1で起こり得る事態である。あまりにフェアなイチローは「あなたは犯人ですね?」と聞けば嘘はつけないと見た古畑は真っ向勝負をして吐かせると宣言。しかし実際に古畑が取った行動は兄を逮捕させて平常心を乱し、ボロを出させるという方法だった。どこがフェアなのか教えてくれ。ストレートに「お前がやったのか?」と聞いた方がよほどフェアである。試合中、守備で暇な時にグローブで口元を隠して「古畑さん」というセリフを練習していたらしいイチロー。何気にけっこう演技できるじゃないか。引退したらけっこうオファー来るんじゃない?
第3夜
松嶋菜々子が双子2役で出演。大方の視聴者は双子の時点で入れ替わりネタだと気づいていたようだが途中までは気づかなかった。もっと単純な話だと思ってたし、最近のドラマのレベルからしてそこまで深読みしていなかった。ていうか普段暗い人がいきなりあんな明るくなれないだろーに。ほとんど引きこもりだったもみじがいきなり大舞台で堂々と笑顔を振りまいて演説するなんて無理だと思ったのでなんだか違和感はあったがその可能性はほぼ捨てて見ていた。それだけにたぶん他の冷めて見ていた視聴者よりは驚きは大きかったと思う。それにしても最も悲しい犯人と煽ったわりにはあまりそこが感じられない構成だった。この場合の悲しさはもちろん姉妹で殺人事件という点もそうだが、もみじがかえでに成りすましてかえでを殺す事で「自分自身」を殺してしまったという部分が最も悲しかったりするわけだがその辺のもみじの思いとかをあまり掘り下げて描写しないもんだから後になって考えてみると確かに悲しい犯人なんだが見ている間はあまりそんな気がしなかった。
最後はタイトル通りラストダンスを踊る田村正和と松嶋菜々子のシーンで主題歌がかかって終了するというあまりラストらしくない最後に。田村と三谷を除く制作側の意地か?いくらでも「帰ってきた古畑」は作れる終わり方だった。
1週間の恋
5日深夜に120分ほどのスペシャルドラマ。「生きる希望を失った人間を幸せにすること」を仕事にしている天使アツシ(斉藤祥太)が失恋して落ち込んでいるりさ(佐藤めぐみ)に新しい恋をさせて幸せにするという任務につくが自らが恋に落ちてしまうというまあ設定は特殊だがけっこうよくある話。とはいえなかなかおもしろかった。スポンサー3社が完全にドラマとリンクしておりCMもドラマの出演者たちを使ったサブストーリーに商品を絡ませるという方法を取っているので新鮮だった。さすがにわざとらしくチョコや車やお財布ケータイ、今流行らそうとしているプッシュホンだっけ?トランシーバーみたいに複数の人と会話する機能、テレビ電話などが連発されたのは気になったがおもしろい試みであったのは確かだ。その後にやっていた『恋文日和』という短編集映画もなかなかおもしろかった。内容的にも深夜とはいえ『1週間の恋』からそのまま視聴者を逃さないような内容で続けて放送すると言うあたりもなかなか上手だ。最近の連ドラ、本当にこういう恋愛モノがいつの間にか欠けているように思う。定期的に医療モノを連発するのはもう飽きたよ。
1月5日(木)
そういえば補講があった気がするがそんなのは知らない
ネタがないとはいえ3日以上更新あけるのはあれなんで無理やり更新。意外と要望の多いレビューに関しては昨日からけっこう更新を進めている。シングルレビューの方も滞っていた部分を更新したが…。特に書くことのない曲が多くて困る。A面でも一言くらいしか浮かんでこないのにC/Wまで浮かんでくる事は何もないのでそういうのは無理に書かずに「特にない」で済ませることにした。
年内に行かないと宣言したとはいえ、そういえば昨日は補講があったんだなと今になって思い出した。明日もあった気がするがもう少しLOOSEにいかせてくれ。
え〜と、とりあえずカーネル・S・マルオ氏の誕生日でも祝っておきます。おめでとうございます。
1月3日(火)
レポートやらなきゃ
昨年の間に済まそうと思っていたが『24』にはまってしまったのでやらなかったレポートをやらなくてはいけない。本読んで3000文字とゼミの4000文字とけっこうめんどい。本日は3000字のほうを適当に終わらせた。しかし、指定がけっこう曖昧なのと本文の主旨をまとめるとかそういうのとは違い「広報戦略をまとめろ」という記述が飛び飛びの部分をまとめなければならないのでかなりグダグダになってしまった。しかし、元が適当な授業なだけにそこまで本気でやる必要もないだろう。
レコード大賞は最低視聴率を更新してわずか10.0%だったという。まあ当然だろう。あんなメンツでは音楽ファンはまず見ない。音楽ファンじゃない人は出ているメンツを知らないので見ない。バーニング所属、エイベックスアーティストのファンだけが見てなんとかこの程度といったところか。
紅白の方は昨年は上回ったという事でようやく下げ止まった。とはいえワースト2位らしいので大した事ない。でも内容的には少なくとも今の体制ではあれ以上は無理というところまでは頑張ったと思うけど。
さて今年はあまり新年な気がしない。年末はそこそこ年末モードだったが明けた気がしない。おみくじも記憶から抹消されたのでなかったことになっており実感がない。
1月1日(日)
新年の挨拶〜完全版〜
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年です。今年は静かに家族で新年を迎えました。とりあえずカーネル・S・マルオ氏とかみかみには新年の挨拶電話だけは済ませましたが初詣はそもそも去年突発的にあっただけの行事だったので今年はまあいいかってことで。ていうかさほど電波障害もないVodafone、さすがです。
レコード大賞をとった倖田來未の曲を全く聞いたことがなく聞いても何の曲だか分かりませんでした。一応音楽サイトをやってるのにこれは初めての衝撃です。レコード大賞の曲を知らなかった。どこかで聞いたことさえなかった。本当に心から完全に知りませんでした。レコード大賞が来るとこまできたのか(新人賞もAAAだし)、俺がついに時代からドロップアウトしてきたのか。前者だと思うけど。
ていうか紅白の曲順、被っている出演者の兼ね合い、これから審査するとか番組開始したときに白々しく審査員並べてたけど始まる前に全て最初から決まっていたんだろ?コブクロもういないし、大塚愛じゃ紅白に間に合わない。あれ、もしかしてわざわざ確認するまでもないですか?しかし倖田は無理があるだろうに。ベストのミリオンという大義名分はあるがあくまで曲単位優先で決めようよ。氷川きよしにあげるなら今年がチャンスだったのに。審査員は怪死を遂げるし、それが大してニュースにならないし何かありそうで怖い。
基本は紅白をずっと見ていた。寒いお遊びコーナーがなくなったのと審査が球投げ廃止、審査員の強力な権限もなくなり客席や視聴者の票だけで決まったのが驚きだった。審査員は何のためにいたのか?審査員ではなくゲスト審査員ということなのか。結果としては3つくらいあった審査の全てで白の勝利。たしかずっと交互勝利で来ているはずなので去年紅で今年白だった和田アキ子は史上初の2年連続優勝者か?そうなのか?
あとはラスト前のサブちゃんの曲の時に紙ふぶきいくらなんでも散りすぎだと思う。あれでは猛吹雪です。今年の豪雪を象徴してあのようなすごい演出になったのでしょうか?鼻の穴に入ってしまわないかとドキドキしました。
そして昼過ぎにはばあちゃん家でいとこなどが集合。恒例の初詣&おみくじに向かった。正直、もう大吉が呼んでいる気配はない。
とにかく凶だけはやめてくれと願いながらいざ、勝負
末吉!!大吉→大吉→中吉→末吉。
なんとか最後の手前で踏みとどまったがよりによって今年これは厳しい。
学問に関しては大吉時代と同じ「安心して勉学せよ」が記してあったし、病気のところも例年通り「心をやすらかにすればなおる」と的確な指摘がなされていた。
ただ全体的には他者の妨げに見舞われるというお告げが…。
願望・・・「他人にさまたげられる恐あり」
これは、あれですか?就職しようと思ってるのに面接官にさまたげられて就職できないとかそういうことですか?
待人・・・「来るがおそい」
大吉時代にも「来てもおそい」とかあったので例年通り。
争事・・・「理ありても負ます」
これはあれですか?就職活動を通して人間的に成長しても就職はできないよとかそういうことですか?
恋愛・・・「良い人ですが危い」
これはあれですか?ようやく運命の人に出会えたと思ったら某国の工作員だったとか秘密組織のエージェントだったとかそういうベタな展開ですか?
縁談・・・「思わぬ人にさまたげられる何事も控」
これもあれですか?ようやくよき縁談にありついて友人に紹介したら友人に取られたとかそういうベタな流れですか?
去年までは持ち帰り、お告げを大事にしていたが今年はさすがに厳しい言葉の方が目立ったのでさっさと結びつけて処分をはかった。出来ればもう一度引きたかったが目立つのでやめにした。しょせんおみくじなどアテにはならんのさ、ははははははは…。