いつまでも世紀始な日記’06 雨降って地固まる
2006年6月
6月30日(金)
ぎゃふん
なんか昨日から微熱っぽくて37度台前半をキープ。微妙なけだるさが漂うので前期最後のゴルフもお休みしたのだが気がついたら『弁護士のくず』の最終回まで見逃してしまった。
それにしてもなんなんでしょうか、この微熱は。
6月28日(水)
Document of before10/ここ最近の2006春ドラVol.20
本来2週に1回のペースで開始されたネットデジオ。それが現在は月1ペースになっているがついに月1ペースも破られてしまっている。すでに同時公開から1ヶ月以上が経過し、このままではコーナーが廃れてしまう。
しかし録音など肝心な部分全てを司るのはカーネル・S・マルオ氏である。彼が藝術祭、すなわち大学の秋の学園祭の実行委員の中心的人物として交渉に駆けずり回ったり企画練ったり、その他の仕事などで多忙の日々を送る中収録の時間はなかなか取れず、第10回は企画完成から今日で丸1ヶ月が過ぎたというのに録音はまだ行なわれていない。今回は企画性質上いつもの倍以上の時間がかかることも原因の1つだ。一応準備は少しは進んでいるのだが本編はまだ全く、という状況だ。
そこで俺がいずれギャグでかまそうと思っていた1人ラジオ企画を急遽実行。初めて使用されるMOMA STUDIOにて孤独な録音作業が開始された。誰もいない家で1人で延々喋るわけだから寂しさは想像を超えるレベル。当初は普段のソロコーナーではありえないハイテンションで飛ばそうかと思ったが無理だった。もう少し慣れたらMOMAの正直ノリノリ!に改名するから待っててくれ。センスがダサい。もうダメかもしれない。
カーネル・S・マルオ氏のような機材はないので全てをPC上にて行なう今回の作業。当然彼のような高価なマイクもないので格安2000円のマイクをつなぐ。楽器屋の店員に安いマイクはないか?と聞いたら見下すような目で「マイク、基本的に安くないですから!」と一掃された。で、カラオケ用とかそのレベルのだけ抜群に安くてそれでも2000円というわけだ。音が悪いのはそのせいである。ただしこれでも最大限の努力はした。PCのサウンドカードにマイクを直接つなぐと雑音がひどすぎるので別の何かをいったん経由させることを考えた。
かつてカーネル・S・マルオ氏が最初にもらってきたCD扱えずMDのみのMTR(現在のMTRを購入後用済みになりなぜかうちに置いてあったままカビまで生えて放置されていた)を引っ張り出しカビをはらうという蘇生措置を施しここにマイクをつなぎ、そこからPCへ接続。これでノイズが相当減った。それでも音が少し変なのはMTR経由時に音質処理を少し誤ったせいかもしれない。
とりあえず台本なしの1発本番。大きさのバランスとか後で整えるのもかなりめんどかったがそれなりに調整。カツゼツの悪さは次回への改善ポイントとしておいておこう。
今回は完全セルフプロデュースを目指したのでこの件をカーネル・S・マルオ氏は知らない。たぶんこれを見て聞いた時点でビックリしたことだろうがたぶん後で言われるのは「音のバランスが…小さいとこが聞こえない」とか「全体的に雑音が…」とか「声の音質が・・・」とか「ミックスが良くない」とか専門分野に関することだと予想される。最初だから大目に見てくれ。そして7月中にはとろうね、第10回。
ブスの瞳に恋してる 最終話
予想通り、前回で美幸(村上知子)が落ち込んでいたのはお笑い大会の決勝が結婚式当日だったから。予告でも散々煽ったおさむ(稲垣吾郎)は友美(蛯原友里)と美幸のどっちを選ぶのか!?という煽りは騙し予告だった。先週は勘違いしているかに見せていたのもドラマを引っ張るためだけだったらしく今週は笑いという要素で2人がつながっている事もしっかりと理解・把握しているなど妙に物分りのいい友美。結婚を祝福するという先週の「再挑戦宣言」は何だったのよ?状態の奇行に走る。しかし「外側も内側も綺麗になったでしょ?」とかぶりっ子スマイルで自分から言っちゃってもねぇ。
顔もけばいが少なくとも心が綺麗には見えない。またウェディングドレスを着ていたのも同じ会場で撮影があったから。美幸と出会った友美は「きれいだね」とか「私は見た目だけじゃなく心も磨いて…」とか嫌味としか取れないような発言をさらりと連発。どう見ても心黒いです。じゃなければ真の天然です。ありがとうございました。また恵三子(朝丘雪路)は前回最大の問題発言だった「あんな子おさむのタイプじゃないわよ」の失言を反省したのか「きっと生け花も上手ね、心がきれいだもの」などとべた褒めしだすという奇行に走る。人間の薄さが明らかになっただけだった。友美と恵三子は本当に引き伸ばすためだけの駒だったんだな。
あとはひたすらお笑い大会が終わって美幸到着まで待つという展開。お笑い大会の司会に石井正則がいたが『おいしいプロポーズ』にレギュラー出演して『富豪刑事』でもゲストで司会役をこなしここでまた司会とは…。
で、大会は優勝。ジュテームボクのラジオが
打ち切り終了してタクシー運転手に転職したらしいDJの粋な計らいで式場へ急ぐ美幸だが渋滞。必死に走ってセーフ。何故か日野(日野陽仁)が神父に扮して式を取り仕切る。前回もキスシーン直前で邪魔が入ったが今回もキス直前に「ちょっと待って」と美幸がおさらい的演説を始めるという不自然な演出が入り、ようやくキスシーンと思ったら妙に遠いアングルに切り替わって触れたか触れないかでごまかすというそんなにキスシーン嫌なのかよ?状態。
ブーケを投げてW杯並に強烈なブーケ争いが繰り広げられるところで終了。その後出演者からお祝いのコメントが流れる。
ここでの美也子(井川遥)が「7年後もう一度いきま〜す」と意味不明だけど妙に問題発言な予感漂うセリフをにこやかに宣言。なんだこれは?なんなんだおい?
全部終わっての感想
最後の方はとにかくお父さん役の渡辺哲が父親らしい泣きの演技を名演しまくるのでそこだけ異常なレベルで感動的になっていたのが印象的だった。ストーリーとしてはダメでしょ、これは。美也子エンドで盛り上げすぎ。そこまでが神展開になってしまいその後も中盤いっぱいかけて引っ張ったせいで美也子退場は強引に、その後の美幸復活お笑い転向から結婚までのエピソードという本来中心になるはずの話が恐ろしく駆け足になるという不思議。おさむの考えが全く見えないでとぼけた表情ばかりが続いたりと主人公の感情が何も見えないままなのも随分気になった。
また3番手蛯原のハブられっぷり。序盤の稲垣吾郎との接触シーン以降はひたすら別撮影。最終的にも井川遥と村上知子とちょっと会話した程度という孤高の3番手。最後は強引に盛り上げてきて何とか井川遥より出番を増やしたが無理やりなだけだった。心も全然綺麗になってないし美幸との対比は美也子が一手に引き受けてしまい(これも別れ方が強引だったが)完全に意味なし。
最後の数回はちょっと見る気が減退した尻すぼみなドラマでした。
あとMIYUの正体は今回は全く触れず結局正体不明のままで終わってしまった。これ以上引っ張る必要がどこにあるのだろうか?DVD売るための作戦か?
6月26日(月)
ここ最近の2006春ドラVol.19
トップキャスター 最終話
ラスボスの悪役全開な英雄(伊武雅刀)。前回、罪を暴かれながらも「私は何も知らなかったよ?」などととぼけたため最終回いっぱい使っての壮絶な戦いが予想された。案の定、全面否認をかました上に部下を証言させて息子の結城(谷原章介)に罪を被せようとする英雄。「ザ・ニュース」は打ち切りが決定。打ち切りが決定しても落ち着いた様子で爆弾犯のニュース(伏線)を読み上げている春香。そんな中、花屋から突如春香(天海祐希)のファンというメッセージが添えられた花束が届けられる(伏線2)。
結城がいよいよ逮捕という事態になったため、春香は英雄の下に乗り込んで説得。「あいつは私を父と思っていない。裏切った」などという英雄に対して結城がどれだけ父を思っていたか少年時代の痕跡を示してまで熱く訴える春香。
はは、まだ15分しかたってないぜ。ラスボスにそんな泣き落としが通じるかよ!だいたい親子の確執とかそういう次元じゃないだ…
英雄「・・・・・クルーを呼びなさい。全て話そう!」
ぬえええええええええええ!!??!?
なんとラスボス開始20分退場という衝撃の展開。ワイロ云々はともかく「親子のすれ違い」で片がついてしまった…。
諸悪の根源がいなくなったというのに「ザ・ニュース」の打ち切りは覆らないという謎な展開でいよいよ「ザ・ニュース」は最終回へ。そういえばスクープが出た時点で上層部は結城も含めて全員辞任しているから新たな経営陣が身内を売るような番組は潰そうとしたのかもしれない。そうすれば納得が行くな。
一行は結城と春香の結婚式を行なう。またもって唐突にハッピーモードに突入する面々。とりあえず『ラストクリスマス』では叶わなかった玉木宏→矢田亜希子への恋愛成就オメ。告白シーンが明らかに意識してたよね。織田裕二が中盤に矢田亜希子へかました電飾全開ゴールインシーンを。またフラれ帝王の谷原章介が結婚にこぎつけた。これも本人嬉しいでしょう。
そんな中、先日放送していた爆弾犯が「卑劣な犯罪」などと報道した春香に謝罪を求めて土下座しなければ仕掛けた爆弾を、放送中に爆破すると脅迫状を送ってくる。冒頭で伏線は張っていたもののとってつけたような意味不明な事件。番組内でいよいよこの件について触れようかというときに怪しい花屋がスタジオの外をうろついているのを発見。気づかれた爆弾犯は逃走し、望美(矢田亜希子)らが追跡。
結局花束に爆弾が仕掛けてあったわけだが最初に出て来た(数日前に贈られて来たと思われる)花束は何処へ?爆弾だけ先に置いて帰ってまた数日後に来たことになってしまう。爆弾犯捕まる気マンマンとしか思えないほど意味不明なんだけど。
この事件も対して盛り上がらずに解決。最終回を無事に終えダラダラと時間が流れる中、春香はアメリカへ結城と共に荷物ほぼゼロの身ふたつで旅立ってしまう。
2年が流れそれぞれは別の番組で頑張っていた。それぞれのその後の様子が望美のナレーションで紹介される。結局2年たってお天気キャスターに降格している望美。2年前の最後でなんか新しい番組任されるっぽいこと言ってたのになんで降格なのか。結局あのスタッフ陣の後ろ盾がないとダメなのだろうか。
そして2年後紹介最後の1人である柴田(児玉清)はなんと社長へ就任。その柴田社長が告げる。
「ザ・ニュースを復活させます」
2年間のお天気キャスターを経て一挙昇格の望美がメインキャスターになりスタッフも全員呼び戻しで「ザ・ニュース」が復活。わざわざ出してきた2年後のそれぞれのシーンは何だったのか分からない。意味ないじゃないか。
アメリカとの現地中継で2年ぶりのコンタクトを取る春香と望美で終了。
全部終わっての感想
夢の月9王道を突き進んだ明るいドラマだった。減ってしまったこの手の王道の空気は今でも1つくらいあってもいいと思うし見て楽しければいいわけで。楽しんで見れたので良かった。不快なキャラもいなかったし、『女王の教室』から一転してはじけている天海祐希はさすがの貫禄。矢田亜希子は何だか微妙だったというか天海祐希の奮闘ぶりが目立っていたせいか印象が薄い。ただ最終回はなんであんなとってつけたような展開になってしまったのだろうか。単に予定調和で終わらせないように先の読めない展開へ押し進めた結果か?爆弾魔の行動の矛盾とか、これまでのは単に軽いだけだったが今回のは粗いだけの爆弾犯エピソードはやっぱり強引過ぎる。ラスボスでもう少し引っ張ればいいのに。延長部分もほとんど回想シーンで埋め合わせする始末だし。
6月24日(土)
ここ最近の2006春ドラVol.18
弁護士のくず 11話
一代で年商70億にまで築きあげた下着メーカーのワンマン女社長・小百合(杉本彩)が専業主夫の平太(田辺誠一)を結婚詐欺で訴えたいと依頼してくる。しかし実態は超女王様気質の小百合に平太がついていけなくなり金も何もいらないからとにかく別れてくれという話だった。結局はゴッタゴタともめた末に小百合が偉そうな態度とは裏腹に離婚したくなかったということが判明。九頭(豊川悦司)の創作たとえ話に心動かされた小百合が謝って事態は解決。
本筋はイマイチおもしろくなかったもののギャグの方はエスカレートしまくり。九頭の美月(村崎真彩)へのエロトークも行くところまで行ってる勢いだし、「俺たちも頑張って芝居しねーとチャンネル変えられちゃうぞ。」などと言い出す始末。
事件解決後には「さあ、キャバクラでも行こうか!仙崎大輔のおごりで!」と伊藤英明演じた『海猿』主人公の名前を持ち出しキャバクラシーンへ突入。今回はキャビンアテンダントのコスプレのためいきなり「アテンションプリーズ!」とか他局のドラマを持ち出したかと思いきや「GOOD LUCK!!」などと自局の過去ドラマも忘れない。
そして「次回はいよいよ最終回だよ、どうなるんだろうねぇ」などと最終回の予想を始める出演者たち。いつもはキャバクラには出てこない美月以外のレギュラー陣、白石(北村総一朗)は客として登場、加藤(高島礼子)、夕花(星野亜希)まで意味不明にコスプレして登場しみんなで予想を始める始末。これは最終回はさらにはじけまくりそうだ。
富豪刑事デラックス 最終話
最終回だがいつもと同じように普通に事件が発生。人気マジシャンの兄弟の下にそれぞれ脅迫状が届く。少し前まで仲が良かった兄弟だったが現在は方針を巡って決裂。別々に同じ有栖川の名を名乗ってマジックショーを行なっていた。彼らはお互いを犯人だと言い合い警察は警備をどうするかでもめる。そこで「ちょっとよろしいでしょうか」美和子(深田恭子)が喜久右衛門(夏八木勲)の紹介したマジシャンに手ほどきを受けて自ら天才マジシャンとなり2人の客を全てこちらに集めてしまおうという相変わらずわけの分からない作戦が展開される。あの間の抜けた「マジカルマーベラス」とか「マジカル催眠マーベラス」などなど各種の決めゼリフは深田恭子だからこそギリギリで許せる範囲である。しかしその会場で兄弟のスポンサーにあたるような老人が殺害されてしまい、現場では弟が目撃される。
だがその時間に弟は兄のイジメで脱出不可能な箱に閉じ込められ宙吊りにされていた。アリバイ崩しが鍵だったがこれも単に箱脱出のマジックを使っただけであっさりと見破り、1人ノコノコと真相を暴きに向かった美和子は当然のように誘拐されてしまう。身代金のたった1億に仕掛けられた暗号を見た美和子は死ぬ前に脱出マジックをしたいと申し出て見事実現させる。かっこよく喜久右衛門も登場して犯人逮捕!ていうか脱出マジックをしろという指示だけなら1億も必要なかったんじゃ…。全部に同じ文章しかけておいたのかな?
前作では最後に主題歌を歌うミッチーとその原曲を歌っていた松崎しげるがいきなりデュエットかましたり原作者の筒井康隆が演じていた喜久右衛門に恨みを抱いていた瀬崎を実は喜久右衛門は覚えていなかった、最後には世界中に札束の雨が降り注ぐなどインパクトのある終わり方だったのだが…デラックスのわりに今回は普通に終わった印象。
これまでの事件でもうかってしまったお金が溢れて「なんじゃと〜〜〜!!」で終わるのも確かに笑えたがなんだかちょっと物足りない感じで…。
全部終わっての感想
なんていうか刑事たちのキャラは前作のほうが役割がはっきりして立っていたような気がする。西島(載寧龍二)もあんなに影が薄かったかな?という感じだし、やや美和子容認派の布引(寺島進)はまだしもその他3人の刑事ももう少しはっきりしてなかったか?ストーリーはまあトリックはチープでいかにアホらしいかがおもしろいわけだったのだがそれも今回はあまりにパターン化しすぎてたような。それでもおもしろいことはおもしろかったけど初回/2回と8回の低音ボイスで落ち着いた雰囲気の暗いトーンの人が犯人のときは正直きつかった。
さて定期的なレギュラーシリーズになるかどうかだけど…どうなんでしょ。夜23時枠ならギャグが相当にぶっ飛ぶので(予算は減りそうだが…)もし次があるならそっちでやってほしいところ。
クロサギ 最終話
6年前に桂木(山崎努)から詐欺のプランを買い、黒崎(山下智久)の父をはめた御木本(岸部シロー)とその部下の春日(萩原聖人)。春日のほうが最近調子に乗って同じ詐欺を繰り返しているとの情報を得た黒崎は春日を追うが、ついに指名手配されてしまいピンチに。無我夢中で近づこうとした黒崎だがそこに白石(加藤浩次)が登場し冷静になるように諭す。結局レギュラーなのにたまにしか出てこなかったな白石。今回も前回の借りを返しただけと言いこれ以降は出てこない。
警察を振り回しつつ春日に接近し、見事に騙した黒崎は春日に迫る。しかし黒崎は傍から見てても殺意を覚える春日の態度にも涙を流しながら「俺は人殺しはしない」と宣言。復讐に燃えていたわりには理性はしっかりしている。かっこいい。
いよいよ御木本の居場所を突き止め、乗り込んだ黒崎だがそこには神志名(哀川翔)がいた。初めて慌てふためく黒崎は逃亡を図るがアホみたいに大挙して押し寄せてきた警察軍団に囲まれ逃げ場なく決死の抵抗も意味なく逮捕となってしまう。これほどまでに警察の方がマフィアか何かに見えた例は過去にない。
何故警察がそこにいたのか。結局はあの女2人だった。
氷柱(堀北真希)は桂木から居場所を聞いておきながら教えた方がいいのか分からず結局黙っていたものの先輩には言いふらしたため、それをゆかり(市川由衣)が知ってしまう。前回楽しそうに花火をしている2人をまたしても偶然見てしまったゆかりは嫉妬に狂い、情報を警察に提供したのだという。泣き崩れて謝るゆかり。泣くくらいなら最初からやるんじゃねえ。なんと救いのない女か。
警察の人なのに完全に悪役全開で高笑いする神志名もかなり不快。一度黒崎にまかれたときも自分のミスを棚に上げてみんなにお説教かましていたりしたがそもそもに性格歪みすぎでこいつに捕まっても悔しいだけで「正義」な感じが全然しないのはどうなのよ?だいたい多少法に触れるからって何もしてくれない警察より黒崎の方がよっぽどいいだろう。結果的に詐欺師は続々と警察に逮捕されてるわけだから非公式にでも感謝状をあげてもいいくらいだ。
しかしそもそも今回の件は御木本が無事に逃走するための桂木の茶番だった。桂木に釈放されたら3億円上げると言われた杉田かおるは「神志名に脅されただけ。黒崎なんて知らない」と証言を覆して証拠不十分に。黒崎は釈放、御木本も無事逃走。
死期が迫っているはずだった桂木も漬物の秘密(どうしても出せなかったあの味はスーパーで売ってた素だったとかなんとか)を聞かされた途端にムクリと起き上がりピンピンしているという意味不明な動きを。
テロップにはSee Youと出て終了。最後の敵、御木本は見事に逃げおおせたままだし続編を作る気全開の終わり方だった。ていうか黒崎は御木本のところに乗り込んで何をする気だったのだろうか?殺しはしないと言っていたし春日と違って詐欺で騙そうとしたわけでもない。ただ恨み言をぶつけにいっただけ…しかできないよな?
終わっての感想
女が邪魔をする、そんなドラマだった。何であんなにヒロインはウザい上におばちゃんっぽく(漬物が趣味とかそぼろ作って喜んでたりとか異常なまでの独り言の多さとかもはや伝説の1人花火とか)て、その友人に至っては昼ドラの悪役クラスなのか。情報を知ってて教えなかった氷柱よりも最終的にはゆかりがチラシや通報で黒崎の詐欺師としての全ての基盤を崩壊させたのもやってられん。正義であるはずの氷柱がウザイだけなので警察の方にはもう少しまともなのが…と思いきやかなり性格歪んでてもはや犯罪者にしか見えない神志名である。これも邪魔すぎ。まあ邪魔する役回りなのでそう思わせれば勝ちなのかもしれないがあいつに捕まってエンドじゃ後味悪すぎだよ。かなり強引に釈放だったけどそれでも良かったもん。にしても杉田かおるを脅したことになった上に、あれだけ捜査員を動員して自分のミスを棚に上げて怒鳴りながらもようやく捕まえたのに証拠不十分で釈放なんていう失態は全部神志名の責任になるはずだ。もうクビだね、あれは。続編があるなら探偵にでもなって出て来たほうが自然だ。
以上3名が出てくる時以外はおもしろいドラマだった。詐欺に詐欺で立ち向かうというダークヒーローは新鮮だったし、復讐のために生きているとはいえ殺しはしないという信念も良かった。正義の立場がウザかったりほとんど犯罪者だったりで正義に見えなかったのでイマイチ「正義」とのバランスが取れていなかったのが残念。氷柱は理想論を振りかざすだけだし、ゆかりはズレた方向で勘違いして暴走、神志名に至っては正義そのものが歪んでるようにしか見えない始末。そういう点では2度目の白石との回が一番うまく活きていた気がする。
6月23日(金)
残念2
早朝4時からの試合をほぼ徹夜状態で見る。いつからサッカー見るようになったのだろうか、俺。そもそも嫌いだったのは小学校の時の「江戸幕府」状態のクラスにおいて徳川将軍から大名にあたる連中がみなサッカー部でサッカーの出来ない我々「農民」は年貢=給食の人気おやつを献上しなきゃいけないとかそういう過酷な状況があったからである。ようやく許せるようになったのかな。
何はともあれ前回のようなラッキーゴールではなくかっこよく先制点あげるもんだから期待したのが前半終了の数十秒前に前大会時よりも
かなり丸くなられたエースに頭突きでやられ、後半はこの人が全盛期並の振り向きざまシュートを決めたりとボコボコに。ピッチに倒れた中田は起き上がれず1人取り残される。元々孤独なイメージのあった人だが実際そうなのか近寄るのはスタッフばかり。宮本なんかがちょろっと寄っていったようだが選手誰1人気にかけもしないというかなり寂しい構図に。そりゃ仲良しグループじゃないのは当然だけどさ、これはないだろ…。しかもようやく立ち上がった中田の後姿に被る「終」という番組終了を告げるテロップ。
出来すぎ!!
偶然にしても絵になりすぎな「終」。狙ったんじゃないだろうかという見事な終わり方。スタッフの最後の一言は「ほら、中継終わるから。立ち上がって終わろうよ」だったんじゃないかという勢いのタイミングの良さであった。
それにしてもジーコは回を追うごとに浮浪者っぽさが増していたような気がする。なんでそこでその単語が出てくるのかが意味不明な試合前の「髪の毛一本にでもしがみついて」とか妙に個人的な切実さが見え隠れしてて笑えない。
しかしスーパープレイヤーだった威光は特にブラジルの選手にはすさまじいものがあるようで、試合終了と同時に挨拶もすまないうちからロナウドが抱擁。敗因を語るインタビューの最中にもブラジルの選手が抱擁を求めるなどの人気ぶり。たしかにここを逃すと日本は敗退してしまったわけだから神様ジーコと直に触れ合える機会はない。今しかない!行くしかない!みたいな?
ちなみにオーストラリアが同点だったので2位はオーストラリアに決定。あっちの高血圧っぽそうな監督はすごく評価が上がるんだろうね。
6月22日(木)
ゴルフ日記 その9
いつも駐車に使わせてもらっている図書館の休館日だったのだが行ってみたらあいてたので問題なく駐車。雨も止んでいたので2週ぶりに外での練習となった。
前々回のフォーム改造が効いたようで転がっていくばかりだった球が上に上がってきて方向も定まってきた。ただ問題なのはどのクラブで打っても飛んでいく打球のコースが同じということだ。ある意味すごいかもしれないがクラブを使い分ける意味がなくなる。
今回はいつもミニコースを作成していた広場が少々濡れているということでひたすらパコパコ打っていたのだが最後には下に降りていって直線コースを作成してパー5とか4で2本やることに。これまではこれがさっぱりでコースの短さで軽く打ってごまかしてきたがこの長さはごまかしが効かない。外せばゴールまでは遠い。しかし当たるようになってきたので無事にまっすぐ飛んでいった。しまいには2打であわよくばインするかという奇跡のショットまで飛び出るなど実力向上を感じた本日であった。
6月21日(水)
ここ最近の2006春ドラVol.17
トップキャスター 10話
前回、息子の結城(谷原章介)に社長の座を受け渡し自らは会長となったラスボスの悪役全開な英雄(伊武雅刀)。彼が政治家に賄賂を送った証拠が出てきてしまい、取材していた春香(天海祐希)は確証をつかむ。報道すると宣言する春香だったが望美(矢田亜希子)以外のキャストが露骨に反発。生活がかかっているだのとこれまでだったら考えられないような現実的な話を始めるオールスタッフ一同。生きていく上では嘘も必要なんだ、などとこれまでの夢の世界の月9王道を走ってきたドラマとは思えない現実的なセリフが飛び交い悩む春香。
このことは忘れろとすっかり無表情ロボットボイスで告げる暗黒に染まった結城(谷原章介)が春香に迫るが春香は応じない。ついにはこれまで味方だった柴田局長(児玉清)がものすごい勢いで飛んできて「あきらめなさい」と言い放ちすごい勢いで去っていってしまう。この無駄にすごい勢いに何の意味があったのかは不明だが、実はこの後柴田は1人でラスボスの元に出向き自首を勧め見事に飛ばされてしまう。
ショックを受けるオールスタッフ一同は逆らうとこうなりますよとフリーザ様ばりに不気味に微笑むラスボスの姿に不信感を覚え始める。結城を責めた春香だったが実は結城は最後まで柴田左遷には反対していたことが発覚。もう一度信じると告げる春香に結城は決定的証拠を渡して「報道しろ」と告げるのだった。
覚悟を決めた春香と望美だったが、ここでオールスタッフ一同までもがコロッと主張を変更。最初に同調した石場(生瀬勝久)はまだ柴田の変わりに昇格となったという後味の悪さからして何とか納得も行くが、もっとも現実主義で反対していた角高(矢島健一)とかまでコロッと変わってしまうなど以下のオールスタッフは先週に引き続き適当ひとまとめ。最後は「心中するぜ!!」的なハイテンションで盛り上がる一同。あれだけ「現実」を引っ張りながらこの変わりようは…。
ついに実現した春香、望美のWメインキャスター体制で報道された真実。ラスボスは結城に「なんてことをした!」と取り乱して迫るがまだ1回残っている。自首を勧める結城に急に冷静になったラスボスは「これは誤報だ…」ととぼけるのであった。
さて最後は全員変わらず続いていくか、春香だけが去るパターンか。予告では後者を匂わせていたが逆に前者を予想。
ブスの瞳に恋してる 11話
おさむ(稲垣吾郎)のプロポーズにとまどう美幸(村上知子)だったが結局承諾。張り切るおさむは一気に母、恵三子(朝丘雪路)へ紹介、美幸の両親にご挨拶&承諾を得て結婚式場まで予約する急展開。相変わらず親父ぶりが泣ける渡辺哲。今回最高の名シーンだった。恵三子(朝丘雪路)への紹介過程で友美(蛯原友里)も登場。恵三子は友美を紹介するつもりだったがおさむは結婚相手として美幸を連れてきていた。固まる2名。ギャグではないと知り驚く2名。おさむにとっても美幸にとっても「オモシロ」が最重要であり、それが共通していると熱弁するおさむ。
それを聞いていた友美は謝る恵三子に付き合っていた事を告白し、いまだに信じられない恵三子に「おさむさんは心を見て彼女を好きになったんです」といったんは肯定しつつも「心を見てくれるなら今の私にはチャンスがある」などととんちんかんな事を言い出して勝手に希望を抱く始末。
ただでさえアウトオブ眼中。そもそもに今の今、「オモシロ」が重要な事だというおさむの演説を聴いておきながらなぜそんなズレた発想に行き着くのか意味不明である。おさむは心を見たのは確かであるがそれは「オモシロ」でありそれのない友美の入り込む余地は無い。そう解釈するのが自然だが都合のいい方に解釈しているらしい。なにが心がきれいになっただよ?
しかも恵三子もひどい。「あんな子、おさむのタイプじゃないわよ」などと暴言を吐く始末。心を磨きましょうと散々言っていた先週だったがこういうときにいくら磨こうとも隠しきれない本性が姿を現す。
そんな中、おさむの番組の打ち切りが決定。ついでにジュテームボクゥ?のキザラジオも今回で打ち切りに。B3の2次予選の結果は不明ながら肩を落としている美幸。でも予告だと決勝行ってるのでフェイクか?
ラーメン屋のにいちゃんは美幸に何かを説得するように話している友美の姿を目撃。内容は不明だがおさむへ電話した美幸は「結婚できない」と宣言。驚くおさむの前に営業スマイル100%、もはや暴走者と化したかのような友美が登場して次回へ続く。
ちなみに美也子(井川遥)はおさむと局ですれ違うだけという先週までの友美程度の扱いへと降格した。
無理やり最後の邪魔者へとしたてあげられた3番手蛯原。あまりに強引な展開だ。予告ではウェディングドレスまできて張り合っている始末だし絶対事務所的な何かが動いていて仕方なくのような展開。心がきれいだけなら美也子で十分。その件も強引に片付けたばかり。「オモシロ」こそが女性を選ぶ上での重要な価値だとおさむがすでに気づき、今回も2度に渡って強調して演説したにも関わらずオモシロのカケラも理解もない(少なくとも示すシーンなし)うえに美也子の足元にも及ばない(性格が良くなったという描写が特にない。生け花だけ。)蛯原にチャンスなどないのは明白だ。なぜこんなずれた展開になるんだ?最終回、期待できねぇ…。
6月19日(月)
ブラッドタイプ
01年くらいから読んでいる松岡圭祐さんの最新作『ブラッドタイプ』が出たので本日は読書DAYとなった。今回は血液型で性格を判断するというほとんど日本だけでかなり広がっている迷信をどうやって否定するか、というお話。血液型性格占いはたしかに当たっていると思ってしまう部分が多い。しかしその「当たっている」感覚は錯覚なのである。実に興味深い内容だった。人のことを血液型でカテゴライズしている方は読んだら衝撃走ること間違いなし。この作者のシリーズはいろんなところでつながっていて特に今作は3シリーズの主役が共演するという内容なのだがこれまでを読んでなくても一応楽しめると思う。普段本を読まない人にもこの作者の千里眼シリーズとかおススメ。
それはそうと掲示板の方に荒らしがやってきている。ここではあえて荒らしと言ってしまうが客観的に見てそう判断してもいいよね?いちいちバカマジメに返信してる俺は案外アホかもしれないけど。まあ否定的な意見をすぐ排除っていうのもなんか違うしねぇ。
6月18日(日)
温泉2時間
土曜日は家族と祖父母でしゃぶしゃぶ屋で夕食。熱心な読者様やMOMAファンの人(いるわけねー)はこの時点で「大丈夫かよ?」と思うだろう。思った貴方は相当なMOMAファンです。認定します。自慢にならないけど自慢していいと思うよ。
基本的にしゃぶしゃぶは敵である。正直、カツ丼やから揚げを敵から好物に変えた現在においてもステーキや焼肉と並んで戦える次元の相手ではない。あのしわしわ〜感、不気味すぎる。うえ、思い出したら気分が悪くなってきた…。
ゆえに豆腐や野菜やきしめんなどしゃぶしゃぶ屋的にはサブ素材が中心食材になってくる。これら中心食材でしのぎ、さらに運転手としての義務を果たすべくひかえめにして義務を果たした。お食事会においては「運転手役」として活路を見出せればいいかな、と思う今日この頃。酔った連中を送り届ける事はむしろ酒を飲まされるより数百倍楽しいと思う。
で、深夜0時頃にまたしてもカーネル・S・マルオ氏が車を貸してくれということで車とセットでついていくことに。どうもあちこち多忙で飛び回っていて大変なようでネットラジオ第10回もいつ取れるか分からない状況である。今月中には出来るだろうか…。最悪1人でやるか?MOMAの正直キツイ デラックス。これはこれですごい展開になりそうだが。
本日は父の日ということで父が父を誘い、俺が父と父の父を乗せて運転して近くの温泉へ行く。早口言葉みたいで父が父でなんだかよく分からなくなってきたが要するに俺の視点から言うと父と祖父と、ということである。OK?
祖父は長湯が好きなので2時間近く入っており、普段長くても30分〜40分であがる我々としては相当にふやけた。半分くらいは足くらいしかつからないで外の風にさらされていたがそれでもクラクラきた。その後、昼飯を食べて帰還。駐車場入れが1発成功と神がかっていた。
ていうか午前中に行けばいるのはせいぜい老人ばかりで空いてるだろうと思ったのに午前中からけっこうな人で子供連れとかもガンガン入ってきた。日曜日の午前中から温泉に行きたい子供が増えているわけはない。まあ雨だったこともあるがどっか公園で汗かいてきて帰りに夕方に!ってなら分かるが午前中からとはどういうことか?
6月17日(土)
ここ最近の2006春ドラVol.16
弁護士のくず 10話
美月(村崎真彩)がクラスの男子にやられそうだったのでやり返したら自分が悪い事になったと今回の事件のコンパクト版の話を冒頭に。ここで今さらストUをやっているのがウケる。ただ今さら「幽遊白書FINAL」をやっている俺もさほど変わらない。大学生3人に冷やかしで囲まれたカップル岡部(塩谷瞬)と赤地(酒井彩名)。身の危険を感じた岡部は強烈な先制攻撃から息をつく暇もない必殺技で2人を瞬殺。残る1人を追いかけボコボコにした挙句に車を破壊。
岡部には過去に暴力沙汰での補導歴があった上にこれを正当防衛にしてくれ、という一見ムチャな事件だったが実は相手の大学生が連続強盗レイプ魔だったことが発覚。彼らの手口も慣れたもので数々の修羅場をくぐってきた岡部は長年の経験で近寄られた瞬間に危険を察知し先制攻撃で相手を戦闘不能に追い込み、さらに一本道なので追いかけられないように車も破壊したのだった。被害者として出ていた裁判で重罪を暴かれた大学生3人は先週終了した某ドラマだったら確実にあの場面で言うであろう「逃●る場所はあり●せんよ」状態となり連行されていくのであった。
今回は話もおもしろかったがネタも満載でおもしろかった。
・大学生3人の情報を仕入れるため女子大生と接触した九頭(豊川悦司)が「テレビも出てるんだよ、木曜夜10時!」などと発言
・いつものキャバクラのコスプレが今回は女王様。よってBGMが日テレ系ドラマ『女王の教室』のあのテーマソング。さすがに「いい加減目覚めなさい」までは言わなかった。
・2話に出て来たヤクザ(小川直也)が同じ役で登場。武田(伊藤英明)のセリフが「あ!2話でまことちゃんを襲ったヤクザだ!」と妙に説明調。一応ヤクザは足を洗ったらしいが何をしてるのかは不明。
・現地調査に向かった2人。本当はカップルを装うために女性を連れてきたかったのだが事務所の女性2名には断られたので武田が女装するハメに。九頭は「2年ぶりの連ドラなんだから相手は女優が良かったな〜」などと発言。さらに武田は「僕だってほっぺの赤くないトヨエツが良かったですよ」などと切り返す。
・いつも事件が解決するとはがしていた九頭の顔の絆創膏(ただし美月を引き取った回は事件がなかったので最後までついていた)。今回は最後まではがれず何故なのかと思ったら最後の最後に九頭が「あ、今回絆創膏はがすの忘れてた〜〜!!」と叫び2人で「えええええ!!!撮り直しぃ!?」と言って終了。
なんかどんどんはじけてきていておもしろい。こういうドラマ好きだよ。
富豪刑事デラックス 9話
7年前の10億円金塊盗難事件が時効寸前となり、警察は「無能警察」などと呼ばれて強い批判を浴びた。いつものように県警の上層部の方々がいらっしゃって怒り心頭の捜査会議の中「ちょっとよろしいでしょうか?」ここから喜久右衛門(夏八木勲)への相談までは1パターンなのだが今回は相談場所がいつもの無駄に長い食卓ではなく人間の身長を超えるほどの謎の巨大ジェンガを前にして、というすごい設定に。
容疑者として上がっているのが売れない芸人と菓子職人の2名。この2人に金を使わせるように仕向けるという目的の元、2人は国際的な芸人と菓子職人へと八百長されていく。菓子職人は何とかごまかせてもつまらなすぎる芸人の方は八百長にも限度があり大衆レベルでウケているように見せかけるには無理があるような気がするが…。ていうかどう金を使わせる気なのかまるで意味不明だったがここまでで金銭感覚を麻痺させて(強引だが…)先輩婦警2名を騙してそれぞれにセットさせ、向こうを本気にさせて最後には「金のメダルかペンダントが欲しい」などと言って金塊を出させるという作戦だった。まわりくど…。
最初から怪しかった芸人は犯人かと思いきや違っていい人そうだった菓子職人が犯人。偶然発見してしまいピンチに陥った美和子(深田恭子)だったが芸人が犯人じゃない事を確認した刑事たちが駆けつけて何とかセーフで逮捕となった。時効をずらしたトリックは今までで一番よく出来てたんじゃない?
前回のような暗さはなく思いっきりアホらしく展開したのでやはりこういうほうがおもしろい。あまりに寒すぎる芸人のハナホジホジのネタもあれだけ寒いと逆に笑えるし。さらに今回イマイチ影の薄い西島(載寧龍二)が存在感をアピールするためなのかウェイトレスに女装していたり、お迎えの運転手の人までもが「ちょっとよろしいでしょうか?」とやってみたり、最後の「勝手に帰るな〜」の時に布引(寺島進)だけがもう帰るのを容認してるかのようにわざわざ道をあけたり「お疲れさん」と言ってみたりと小ネタも絶好調。
さらに今回は儲かる事もなくひたすら散財。国際紛争偽装の依頼金だけで早くも5兆円+八百長させるためのその他の経費だけでも数十億は動いたはずなので喜久右衛門もさぞお喜びになったことだろう。
そして次回最終回予告。何故か総キャストが出てきてセリフとテロップで予告。「映像ね〜ぞ」と布引が言うと「実は撮影が間に合ってないんです」と美和子。予告まで遊ぶとは…。
クロサギ 10話
黒崎(山下智久)の父をはめた詐欺師が暗躍する中で桂木(山崎努)はあえて今回は内職詐欺師、いしだあゆみをターゲットに指定。マージンを払うと言っておきながら払わずに高い名簿だけを売りつけるという詐欺だったため被害者の水野可南子(松居直美)にも協力してもらい、名簿を自作。若者や浮浪者っぽい人々を大勢集めて大量注文させてさらに証拠として可南子の元にも申し込みハガキがくるように細工したためあっさりボロが出ていしだあゆみは金を払うハメに。さらに大量注文は全て白紙にした挙句に警察がやってきて逮捕。詐欺師のレベルとしては正直頭悪いしかなり低いレベルだったような気がする。そして可南子の夫が黒崎の父をはめた詐欺師だと判明。黒崎は復讐に燃えるが、同時期に神志名(哀川翔)はついに黒崎の逮捕状を取り逮捕へと向かうのであった。
これまで採算に渡ってチャンスはあったのに取り逃がしてきた無能警察、どこから証拠を出してきたのかと思ったら第1話の杉田かおるが再登場。刑務所で「証言する」などと言ったことで成立したらしい。桂木を恐れて今まで誰も話さなかったことを怒りに任せてペラペラ喋ってしまった杉田かおる。こんな証言だけで逮捕状出るんですかね?
一方で氷柱(堀北真希)は何だか独り言を連発。動くたびに「よいしょ」とか言ってみたり寂しい年寄りみたいになってきた。トドメに何故か花火を買ってきて外で1人花火を始めた。アハアハ笑いながら両手に花火持ってくるくる回ってるそのあまりの痛さに黒崎も声をかけるしかなかったのだろう。さすがに。
ゆかり(市川由衣)は例のチラシの件を謝罪するがついに正式に黒崎に「迷惑だ」と言われてしまう。しかし勝手に熱き思いを熱弁して返事を聞く前に「また来ます」などと強引に去ってしまう。氷柱への昼ドラみたいな嫌がらせは今回はなし。黒崎逮捕の情報を知って涙していたがようやく友情復活か。
6月15日(木)
ゴルフ日記 その8
先週から車で行って近くの図書館の駐車場に止めるという方法で通っている。本日は午後から雨という予報が当たり、到着した頃には雨が降り始めた。2度目の中止となり卓球場で延々とパターの練習をする事に。パターをやるのは初めてだったがまっすぐ打てればいいわけで全員黙々カッコンカッコン。
いい加減飽きた頃に再び卓球の魔の手が迫った。
今回は5人全員いたのでソロ総当り戦が行なわれた。前回、ダブルス含めて全敗という無勝記録保持者としての意地を見せてやる気合で挑んだ1回戦。なかなか出来そうな奴に何故か奇跡の勝利。初戦から初の勝利を華々しく飾った。しかしここで調子に乗ったはいいが続く3人にはいいところまで行きながら3惜敗。結局1勝3敗で幕を閉じたのであった。卓球
もはもうやりたくない。
6月14日(水)
ここ最近の2006春ドラVol.15
韓国は余裕だなぁ。ていうか逆転した途端に攻めるのやめて真ん中辺りで延々とパス回ししてボールキープ。手を出せない相手チーム。ロスタイムに至ってはキーパー以外ボールに触れてさえいない始末。ダメジャン…。
トップキャスター 9話
1回見ない間に望美(矢田亜希子)に夕方のニュース番組のキャスター起用の話が出ていた。確か今やってるTHEニュースは21時からの番組だ。現実世界ではドラマやバラエティをやってる時間に毎日ニュースやっているわけだが夕方にもニュースがあったとは…。18時〜19時くらいとしたら終了2時間後にはまたニュースですか?市役所の「ふれあいの森売却問題」を取材した一行。市民の憩いの場を役所が勝手に売却してしまったという件だったのだが望美はハナから役所を悪人に決めつけたような報道をしようとした上に強気に主張しまくるので春香(天海祐希)はキャスター起用の話を白紙に戻してしまい2人の関係は悪化。
スタッフ全員が春香への反感を抱く中で市役所の職員が転落死したという情報が入ってくる。ていうかこの死んだ役所職員、山田さん(渡辺哲)。『ブス恋』のお父さんじゃないですか、何こんなところで遺影になってんですか?ていうか1ヶ月前には『ブス恋』収録が終わったので今作だけでなく『ギャルサー』の7話にもゲストで出ていたらしい。
遺書メールも発見され自殺かと思われたが娘が登場。近々結婚する予定だったといい父が自殺するわけがないと主張する。春香は事故死を疑い調査を進めようとするが望美の件で春香に反感を抱くオールスタッフは「いらないのはあんただ!」などと露骨に反発。単独取材になってしまう。
春香は望美の意識が悪い方向へ向かってる事を指摘。その一方で結城(谷原章介)にはキャスターの件を「多少ミスしても切り捨てない」という条件で改めてお願い。春香の真意に触れたオールスタッフはあっさりと改心。全員での総力取材が開始されるという寒い展開に。もうみんなまとめて背景状態。個性ゼロ。全員同じ心を持ち春香に反感を抱き改心する。ライバル意識を燃やしてた芽衣(松下奈緒)とかキャラクター放置。他のキャストはまだしも芽衣の場合は松下も演じててあまりに雑な設定に嫌にならないだろうか?
屋上で練習していたのは結婚式スピーチ、テープが存在するはずだ!と飛び出していく一行。しかし次のシーンでは一瞬にして事件解決後の報道へ。テープはどこから見つかったのかとにかく発見され結婚式スピーチが放送される。この辺りはさすがに感動的である。渡辺哲の父親ぶりの素晴らしさに尽きる。
その練習中に別の役所職員が突き落としたのかと思いきやレコーダーを落として拾おうとして間違えて落ちたというちょっとムチャな真相が明らかに。それを発見した別の職員がちょうどいいので自殺にしようとして偽装メールを作成したらしい。逮捕されてしまった別の職員。マヌケすぎる。
妙に早く事件が解決したと思ったら最終回へ向けてのラスボス、結城の父で局の会長(伊武雅刀)が登場。どうやら悪い事をしているらしく身内のスキャンダルを暴けるか?というこの手の番組ではありがちな展開に最後は持って行く気らしい。
ブスの瞳に恋してる 10話
美也子(井川遥)は戸惑うおさむ(稲垣吾郎)に「まだ気づいていないだけ」などと言ってあっさりと去っていってしまった。復縁以降ヒロイン級の待遇が続いていたが一気に完全な脇役へ降格。その事を知らない美幸(村上知子)はお笑いコンテストの練習に励む。何故か里中(室井滋)がここまでの針を振り切り「今、美幸はは集中しているから」などとこの情報をストップさせて口止めさせた挙句におさむには「あんたの優柔不断さが〜」などと説教まで始める始末。あまり状況を把握してないくせに急に偉そうになんなんですか?
順調に1回戦を突破した美幸らB3。おさむはついに自分の気持ちに気づきいきなり「結婚してくれ!!」などと叫び放心状態で次回へ続く。
挿入歌を歌うMIYU=大島美幸?がついに登場…したのだが顔は映らず。「とにかくすごい破壊力だ」ということで見に行ったおさむと美幸は真剣に歌っているMIYUの顔を見て大爆笑。真剣に歌っているところで顔見て笑うなんてものすごく失礼。人としてどうなのかという人権問題に発展しかねない場違いな大爆笑はこのドラマ最大の問題シーンとなった。だいたい美幸は笑われる事の辛さを分かっていたはずじゃないのか?笑いの道に目覚めたからと言ってその事を忘れるほど図に乗っているならさっさと負けちまえ。
一方で3番手としてライバルとしてなんとしても活躍させろという意向なのか友美(蛯原友里)が生け花を始めて心を磨く修行を開始。おさむの母、恵三子(朝丘雪路)が家元で友美を気に入るというメチャメチャ強引な展開に。友美も知ってて近づいたんじゃないだろうな?どうやら顔だけでなく心もキレイになってラスボスとして出していく気らしいがおさむの中では完全にアウトオブ眼中だったのに今さら入ってこれるわけねーだろ。だいたい顔も心もキレイというその条件を満たしていた美也子が「おさむを笑わせる事は出来ない」を理由に退場してるんだからお笑いを身に着けない限り何の意味もないのでは?ここに来てどうもつまらなくなってきてしまった。
6月13日(火)
残念
さすがにみなさん見てらっしゃるしうちの家族も熱心に見ていたので見ましたよ、W杯。ようやくオフサイドが何なのかの謎も分かってきたよ。4年前はすぐそこの埼●スタジアムでやってたな、大騒ぎだったな、昼休みにやけに外に向かって青い服着た連中が歩いていって(私服の高校ね)午後の授業でクラスの17人が失踪したな、あの頃なら動き出せば間に合ったな、などといろいろ思い出す。早いものだ。
前半になんだかラッキーなゴールで先制したものの残り10分で3点もメタメタに入れられて敗退となってしまった。相手の監督は「そら見たか」と言わんばかりの見事な采配に満足げ、ちょっと顔が赤くなりすぎて血圧大丈夫ですか?と問いかけたくなるほどであった。対するジーコは髪はボッハボハになっておりその辺の中年のおっさんどころかまるで浮浪者であった。
それにしてもこの騒ぎようはなんだろう。ルール知らないような人たちまでお祭り騒ぎで応援(例:ほしのあきなどのグラビア軍団)。本当に98年に初出場してからの日本代表人気はすさまじいものがある。他の競技はどれもメダル級の活躍をしないと注目してもらえないのに。
ちなみに昨日の視聴率は49%。前大会に比べても時間が遅かったせいか低いものとなっている。前回なんか自国でやってるわけだから外で見てる人も多かったかと思ったのだがやっぱテレビもいろんな見方が増えているからかな。
6月12日(月)
太鼓
カーネル・S・マルオ氏とその大学の仲間達、通称TEAM COLONELのメンバーの1人の妹さんが地域の高校生で形成された太鼓を主流とした部活動を超えたサークル的活動集団のリーダーであり、その関係でTEAM COLONELの面々が公演の撮影、録音をすることになった!この時点で俺の関わるような展開は何一つなかったのだが…。
直前にカーネル・S・マルオ氏宅の車が父親急遽使用につき使用不能になってしまい、俺のところに車を貸してくれと依頼が。車だけ貸すというわけにもいかないので俺もセットでくっついていくという展開に。概要も上記のように詳しくは把握してないので何が何だか分からなかったのだがとにかく素晴らしい太鼓の演技を見れたというわけだ。やはりこういうかけるべきものを見つけてやっている人たちは熱い。その後、打ち上げにも一同参加することになったのだがコメント1つとっても芯が通っており何よりカッコイイ。俺にあんな時代はなかった。きっとこれからもない。今さら無理なのかもしれないがかけられるものひとつ、見つけたい。
時間の流れ
前々日くらい
依頼を受け、許可を取って了承前日23時
「明日、6時15分ね」と知らされる。焦って寝る。当日
5:30 起床。準備。運よく朝の気分悪さレベルが極めて低い方(でも悪い)。
6:15 カーネル・S・マルオ氏宅、窓の前へ。カーネルまだパンツ姿…
6:30 カーネル準備完了。出発。
7:30頃 1人目の友人宅到着。二度寝してしまったらしくカーネルが起こしに行っている間車で1人ヒマに。しょうがないのでテレビをつけたら「ボウケンジャー」をやっていたので見てみる。
〜8:00 見ている間に1人目の友人合流。そのまま2人目の友人宅へ向かう。それにしても戦隊モノのパターンは不変だ。敵を追い詰めたら残り5分で敵が巨大化。こっちも巨大マシーンを呼び出してぶった倒すという。王道だよね。ただ昔に比べてパーツが増えた気がする。パーツが。ものすごい数のマシーンが合体してたし。その後、さらに追加パワーアップしてるし。
8:00〜 2人目の友人を回収しつつ「仮面ライダーカブト」がそのままやっていたので見てみる。仮面ライダーはこの何年かでパターンが大幅に変わり、ストーリー重視になってきた。「555」だけは見ていたが雰囲気的には同じだった。ていうか複雑すぎて誰が主役かすら分からなかったがとりあえず金持ちのおぼっちゃまが「俺は全ての頂点を極める男だ。買い物も極めてみせる」とかかっこよく宣言して肉屋の肉をかっこよく買い占める+執事が客に土下座して平謝りなど大マジにやってくれるもんだから一同大爆笑。今年度の流行語大賞候補に「俺は〜〜の頂点を極める男だ」に決定した。さらに大マジにピアノ対決を始めたりとどこがライダーなのか分からない展開が続く。別の意味で最高だ。しかし最後にはこの最高の彼がワーム(今作での怪人の名称らしい)に大変身。これは驚きだ。日曜8時に見る価値はあるかもしれない。
〜10:30くらい なんかコードの長さが足りないかもしれないという今さらな状況を打破すべく楽器屋を探すがでかいピアノ屋はあるのに他の楽器屋はないという。ピアノしか弾かせない街なのか。
11:00〜 現地に住む3人目の友人宅へ到着。友人たちはそこから直接会場へ向かい、カーネルと俺は楽器屋を探してさらなる旅へと向かう。しかしまたもピアノ屋があるだけで見つからない。この寒いのにソフトクリームを食べるといって聞かないカーネル・S・マルオ氏。戦利品:ソフトクリームに終わりかけたが実は奥に楽器屋があった。目当てのものを入手し会場へ向かう。
12:00〜 時間が無い中で録音の準備。俺は意味が分からないのでできることだけ少しやったが何かいろいろ機材トラブルがあってけっこうギリギリな展開に。
13:00〜 開演。満員御礼のためカメラ撮影場所も極めて狭くいる場所が無いのでカーネル・S・マルオ氏と音響ルームで待機。しかしここではでかい太鼓の音しか聞こえないのでセリフはよく分からない。1部は劇と太鼓を組み合わせたミュージカル的なものなようだった。開始まもなく、舞台の前にセットしたマイクが運ばれてきた太鼓に吹っ飛ばされて使用不能になったらしい。確かに上からも最初は見えていたが中盤以降、見えなかった。
14:00〜 2部開始。こちらは演奏重視のステージ。それにしても舞台度胸のすわったメンバーばかりなこと。決められたセリフだったとしてもなかなかあれだけの客の前で堂々と叫んだり喋ったりできるもんじゃない。太鼓もすごい。部活動レベルは越えている。実際サークルに近い形に進化しているらしいがハイクオリティな集団だ。
16:00〜 片付けも含めてだいたい終了。17:30から打ち上げらしいのだが時間があいてヒマなので移動。ゲーセンへ向かう。「スリルドライブ3」をレッツプレイ。事故数は俺のほうが1回多いのにカーネル・S・マルオ氏のほうが金額が3倍くらい高いという謎な結果に。その他マリオカート(適当にやったらロケットスタート成功!1位開始→ダントツビリ→気がついたら1位ゴール)とかいろいろやって時間を潰す。
18:00〜 打ち上げ。中華料理がいろいろ運ばれてくるピンチな展開に。好き嫌いが多いを通り越して食事が苦手だとこういう局面は非常に困る。しかも同席はコーチや先生方。某マンモス大学や音響の話ばかりで入る余地が無いので適当にニコニコしていたらコーチに「聖徳太子のような…仏のような顔だよね」などと言われたことのない意外な言葉で俺を表現される。
20:00 終了ムードになったが最後の挨拶でTHE 青春&かっこよすぎる展開に。ドラマじゃないリアルでドラマを越えたような場面は確かに存在した。
20:30〜 店を出たら目の前で「キキ〜〜〜〜〜ッ、ドカ〜〜ン」と嘘みたいなリアル事故が発生。右折しようとした車が急に止まったのか勢い良く来た後続車が追突するという事態。どうやら流血の惨事はなかったようだが車はけっこう派手にガッシャンベッコリ。「いやぁ初めて見たよ〜生事故現場!」などと不謹慎な事をいい半ば興奮気味になりながら現地の友人と別れて帰路へ。
〜23:00 2人を送り届けて我々も帰宅。帰りは俺が運転するはずだったが結局全行程カーネルが運転。俺がやったのは方向転換とバックとバック2だけ、俺がいた意味はあったのかが謎として残った。個人的には得るものはあったけど。
TEAM COLONELのメンバーは個性的な面々でみんないい人たちでした。そして役割が分担されておりこれはいいチームだと純粋に思いました。
6月10日(土)
ここ最近の2006春ドラVol.14
富豪刑事デラックス 8話
無限倶楽部という会員制倶楽部の会長が相次いで2名死亡する事件が発生。次の会長が我々を監視せずに警護しろ!とムチャをおっしゃるので困っていたところ「ちょっとよろしいでしょうか」もっとすごい会員倶楽部「地球倶楽部」を作って無限倶楽部をかすませるというわけの分からない作戦が展開。結局犯人は無限倶楽部の人なので何の意味もない。犯人を自白に追い込むために会長の座を受け渡すというシナリオに持っていくので何とか意味はギリギリで保てたともいえるが…。今作は前と同じ事をさせて罠にはめるというのが定型になっていたが前作は金を使って立てた作戦の意図が外れながらも美和子(深田恭子)の頭の良さで解決というパターンが主流だった。今回は前作寄りの流れ。
トリック自体は相変わらず分かりやすく「絵の謎」なんてのもすぐに分かるようなものだったので先に犯人見せておく必要があったのかも疑問だったし、このドラマはそこがおもしろいのではなくアホらしさがおもしろいわけだがその点も前回のハイテンションに比べて妙に冷めた展開。
初回と2回もそうだったが今回も犯人が無表情で低い声の貴族様という親しみのわかないキャラ設定だったのが痛い。あれでは全体的に陰鬱な空気で暗い印象しか残らない。いきなりハイテンションになって「ウキー!」と叫ぶとかしてもらわないと。
クロサギ 9話
ゆかり(市川由衣)のアホが黒崎(山下智久)の詐欺の広告チラシを勝手にばらまいていたのがいよいよまずい方向へ。今回もそれで依頼者が来て偶然にも次のターゲットだったから表面上は問題なかったが早瀬(奥貫薫)あたりもしきりに「そろそろ彼はヤバイ」を連呼し、最後には桂木(山崎努)も「そろそろ捨て時か」と言い出す始末。いずれ来る運命だったとはいえゆかりがこの時期を早めたのは間違いない。黒崎も氷柱(堀北真希)に文句言う前にゆかりにビシッといっとけよ。今回は成りすまし詐欺と戦う話で久々にほとんどサイドストーリーなしで真っ向勝負。まあ今回相手が完全に浮かれてて疑う気配さえ見せなかったので勝負自体はあっさりしたものだったけど。最後は神志名(哀川翔)率いる警察軍団が都合よく逮捕に登場。「俺たちは詐欺師だ」とか言ってる最中の登場だし明らかに黒崎も任意同行させることが可能なのにしない辺りはどう考えても神志名の嫌がらせだろう。
さて前回でようやくウザさが取れたかに見えた氷柱だが序盤はもう口出ししないと先輩に宣言していたにも関わらず(ていうかこの先輩役の人は何であんなハイパー棒読みなのか?)、桂木の店で詐欺師が1人捕まったの見るやいなや元に戻ってしまった。挙句の果てにはゆかりに「彼の詐欺を止めさせてお願い」などと意味不明な頼みごとをする始末。ゆかりがとめられるわけないじゃないか。なんでよりによってこいつに頼むのかその思考回路を知りたい。まあ実際ゆかりは無意識に止めてるけどな、チラシで。ゆかりがあちこちにばらまいたあのチラシで。裏世界の秩序を乱す問題の詐欺退治広告のチラシで。
6月9日(金)
ここ最近の2006春ドラVol.13
トップキャスター 8話
ネットデジオ第10回の一次打ち合わせ中につき見逃す。ブスの瞳に恋してる 9話
お笑いの道を目指し復活した美幸(村上知子)は絶好調。おさむ(稲垣吾郎)と美也子(井川遥)もゆるぎなかったかに見えたがどこか不安そうな美也子。美幸はそんな美也子にプロポーズを勧めてハッスル。公園に毎日通い詰めて土木作業を敢行。そんなことよりお笑いのネタを考えなくていいのかとかいろいろ疑問はあるがそれ以上に公共の場である公園で穴掘りやらブランコ建設やらやたら巨大な看板の設置、花壇制作などなど勝手にやっていいものかどうかが気になる。
こうして私物化され、子供達も入れないような雰囲気の公園でさらに過剰な演出の元、おさむと美也子は昼間から真っ暗になるまで佇んでいいムードに。
しかし美也子はプロポーズではなく別れの言葉を切り出す。「おさむには一緒に笑える、笑わせてくれる存在が必要で美幸ならできる」とか言い出して「これが私達のハッピーエンド」などとかなり強引なセリフで終了。
やはり揺るぎなくしすぎたせいで強引にならざるを得なかったわけだがまあ前回辺りからの流れも含めてそこそこ自然な流れにはなっていたような気もした。理解はできないけど。
一方で友美(蛯原友里)はおさむの元へ鍵を返しに登場。美也子と対面した。3番手である蛯原だが主要キャストと接触したのは初期のおさむ以来という快挙。どんな3番手なのかつくづく疑問だがそれなりにしおらしくしていたと思いきや未練タラタラなセリフを残して退却。何でもこの後、最終回まで大いにでしゃばってようやく3番手らしくなるらしいが…。今さら出てこられても。鍵を見たおさむは相変わらず無表情だったしもう退場しようぜ。
七人の女弁護士 9話
なんとW杯を前にしてさっさと終了。今回は公式抜粋しますと「重い心臓病を患っていた辰村義男(大和田伸也)が殺され、遺言により、担当医だった川口祥子(りょう)が総額15億円とも言われる遺産を相続する。警察は、義男殺しの罪で妻のかおり(朝加真由美)を逮捕。義男の死因が、遺言の内容に激昂したかおりに突き飛ばされ、頭部を強く打ち付けたことによると断定され、かおりは殺人罪で起訴される。しかし、かおりは殺害については認めたものの、殺意は否定。真紀(釈由美子)ら『7人の女弁護士事務所』がかおりの弁護を担当することになった。」
というまあいつも通りの展開。今回は実際殺しちゃってるんだから無理だろ、というわけもなくやはり一度目の攻撃では死んでなくてその後殺されましたオチ。警察や検察が相変わらず無能すぎるトリックであったが終始怪しかったりょうは自白までしながらも共犯にとどまり、「逃げる場所がありませんよ」は義男の顧問弁護士で実は祥子の恋人だった孝夫(川野太郎)。
怪しい人の背後の人が犯人パターンという王道ながら怪しい人も実際共犯というまあ最終回だしちょっと豪華にいってみた感じか。
一方で真紀の恋人で毎回被害者の死体を解剖しているため、不審な点を報告してくれて実に事件解決に便利な一平(永井大)が5年間アメリカ留学する事が決定。これでは無能な警察や検事による今後の冤罪証明が困難を極めるではないか!!一緒に来てくれという一平だったが真紀は対して悩んだ様子もなく事件に没頭。結局答えなど出しそうになかったが一平が自ら「5年待っててくれ!」と宣言して1人旅立って終わり。しかし何で5年なんて長い設定にしたのだろうか。1年や2年程度で良くないか?旧シリーズは長かったようだが続編作る気はないのだろうか。
あと真紀が悩んだ様子がないと思ったら最後の番組提供で真紀が悩んでいる未公開シーンが流れた。時間がなくてカットしていたのか。
全部終わっての感想
ものすごくチープなドラマだったが死ぬほどつまらくもないし、B級と割り切った上でのお手本のような展開は案外悪くなかった。タイトルバックとかのあまりに古臭いセンスはどうにかならないのかとも思ったがこれがテレ朝クオリティってことで。残念なのは柴田の弁護姿だけが出てこなかった事。まあ他の人たちも2番手の妙子(原沙知絵)でさえエースらしい活躍は特になく、入れ替わりの3番手の面々はほとんど活躍らしい活躍はしていないけど。ローテーションで1回くらい仕事与えてもいいじゃないか。『七人の女弁護士』の1人なんだから。
弁護士のくず 9話
『論舞曲』でも夫婦役だった塩見三省、岡本麗が再び夫婦役で登場。熟年離婚がテーマで会社を辞めてしまった夫がぐうたらになってしまい離婚を、という話だったが実は連続リストラに合っていた、という真実が明らかに。さらに九頭(豊川悦司)の調査で連続リストラは全て仕組まれていた大掛かりな罠だったことが判明。そっちの裁判の結果までは分からなかったが夫婦は元通りでエンド。受付譲にイタ飯をおごったら喋ってくれたという今回の罠だったが受付嬢にまでそんな重要な機密が知れ渡っているのってどうかと思った。
6月8日(木)
ゴルフ日記 その7
再びヤバイ空模様だったが雨は降らなかったので決行された今回。やや湿度はあったが気温がなかったのでわりかし快適なほうだった。
フォーム改革が少し良くなってきてようやく球がそれなりに上がるようになってきた。未だ快音までは行かないが今回はこれまでに比べれば見えるもの見えた気がするぜ。
ただ気合入れて力んで振りまくっていたせいで手が痛い。困った。これは明日から筋肉痛来るよ。
6月7日(水)
JAMフィーバー
MOMAもついにアニソン系進出か!!と見出しで思った人が多いかもしれないが最近上位進出中のアニソンのユニットじゃなくてJUDY AND MARYね。今さらきてます。市内の図書館を駆使して全オリジナルアルバムを借りてきた。ちょっと遠方の図書館のは4月から可能になった予約で取り寄せ。順番に聞いていくか。
L⇔Rも聞きたいし、何気に借りたイルカもわりかしよさげ。昔の歌手を年代をさらに掘り下げ、そしてベスト盤レベルにとどまっていた90年代の主にバンド系など図書館はタダだしあらかた入荷されているのでその辺り聞いていきたい今日この頃です。
6月6日(火)
お休み
本日はなんとかかんとかで学校がないので(たしか創設者の命日だとかなんとか)とりあえず最近はまってる作業を開始したら気がついたら半日ぶっ続けてやっていた。
これほどまでに打ち込めるものに出会ったのはこの瀬戸際においてとても救いであり、光である。まあ現実は何も変わらないけど。
6月5日(月)
DEENもついにジャニーズ商法
特典を分けてファンに複数枚買いさせるという売り方はこの数年でジャニーズを中心に激化し、このサイトでは(ていうか一般的に?)ジャニーズ商法と呼んでいるがついに我らがDEENも暗黒に染まったことが判明した。
ロッテのバレンタイン監督が初来日したときに聞いた『未来のために』(時期的にたぶん)でDEENの大ファンになったというのは有名な話である。何故にDEENなのかは不明だがとにかくAORを越えても池森の声が激変して固定ファンさえ離れていってもずっとファンらしくライブにまで足を運ぶなどこの数年で本格的に接近。メンバーとも交流を深めてついに噂されていたロッテ応援歌の制作に至ったのであった。
数年前は東京ヴェルディ1969の応援してた事なんかさっさと忘れてそんなバレンタイン監督がコーラスにまで参加してしまった注目のロッテ応援歌『ダイヤモンド』、これが3パターン発売。初回盤はDVD付で『ダイヤモンド』PV収録
通常盤はエンハンスドCDで前作『Starting Over』PV収録
これまで通常盤はDVDのないジャケ違いでメンバー個人のファンである熱狂的
おば…お姉さまたちが買う程度であった。しかし今回は前作のPVを今さらなエンハンスドCDで持ち出すというセコイ手段に。さらに今回はロッテバージョンと称した3種類目が登場。こちらはボーナストラックにバレンタインをフィーチャーしたというスタジアムバージョンが入っているらしい。もしかしてコーラス参加したのってこのバージョンだけじゃあるまいな?
さて困った。これまで応援してきたアーティストではこのような暗黒商法に染まった歌手はいなかっただけにジャニーズ商法とか見ても「そんなセコイ手にかかるなよ!」とか思ってたのだがいざ応援している歌手がそれをやってくると迷うぜ…。PV集はまたそのうち出るだろうから通常盤はカットするにしても「初回盤」という存在はやはり欲しい。さらに音源確保の面ではロッテバージョンも捨てがたい…。
うぁぁぁぁぁぁ
6月3日(土)
ここ最近の2006春ドラVol.13
七人の女弁護士 8話
トリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香がドラマ初挑戦!と話題になった今回。なぜよりによってこのドラマなのかは不明だがオリンピック後の荒川さんの動向を見るに受けた仕事は極力断らないようにしているのだろう。で、まあせいぜいチョイ役、殺される役か関係者の1人(犯人じゃない)かと思われたら堂々のメインキャストであった。さすがにこのドラマはやることが違う。素人をいきなりメインに使うなんて。
設定では真紀(釈由美子)の大学時代の友人で真紀が弁護士を目指して、弥生(荒川静香)は検事を目指したとのこと。そんなこんなでこのドラマの世界においてはこれまでほとんど映りもせず「異議あり」とかくらいしかセリフの無かった検事が初めて大々的にピックアップ。これまで7回分の検事が映った時間を今回1回だけで大幅に超えたような勢い。
真紀の母校の大学で大学院生の直美(宝積有香)が殺された。ていうか殺された人、何気に殺されるだけにしてはもったいない。若手のアイドルかなと思ったのだが調べてみたら実年齢30歳越えておりました。ビックリである。真紀の後輩なのに真紀より年上だったとは。生前ストーカーに追われていると言っていた直美の証言から直美に言い寄っていた気弱な大学職員の中野和彦(坂上忍)が逮捕される。この事件の裁判の検事を弥生が担当する事が分かり、真紀と弥生は卒業以来の再会を果たすが弥生はクールに「勝つか負けるかよ」とか超サイヤ的棒読みで言い放つ。
直美の同級生・美奈(松見早枝子)や康雄(永山たかし)など容疑者候補が出てくる。康雄がどうも嘘臭い雰囲気を放っていたのだが(実際にこいつがストーカーしていた事も判明)、次の瞬間には教授の木田(小市慢太郎)が登場。もうこの瞬間に明らかな犯人オーラ。
しかし証拠が出てこなく不利な状況に。しかしそんな中、暖房で死亡推定時刻をずらしたという
古典的トリックに真紀が気づき形勢逆転。例によって法廷で長々と金田一少年のような推理をかまして「逃げる場所はありませんよ」と突きつけると「殺すしかなかったんだ」と木田があっさり自白。何でも直美の論文をぱくったのがバレて殺したらしい。殺さなくても教授様の権威でもみ消せないものなのか…。なおこの時点でいつもは主役ゲストである被告人はほとんど存在感なし。解決後にお礼を言ったりしているような後日談も一切登場なしの放置ぶり。
実は弥生は先にトリックに気づいていたが立場上はっきり言うわけもいかないのか真紀にわざと温度計を見せるなど遠まわしにヒントを与えていたとか明らかになって2人は仲良く買い物へ出かけるのであった。回想シーンでもスケートしていたが、またしてもわざとらしくスケートしている2人。真紀は全然滑れなくて弥生は素人レベルで滑れるという設定らしく素人っぽい普通な滑りを見せる金メダリスト。コケた真紀に押されて「きゃあああ、いなばうあああ〜」とか言いながらのけぞり素人風イナバウアーまでサービス。う〜ん、無理してるなぁ。
そんなわけでスケートもある種演技なだけあって眼力や立ち振る舞いは堂々としていたのだがセリフが救いようの無い超サイヤ的棒読みであった。こればっかりはどうしようもない。それにこのドラマにおいて警察や検事はマヌケそのものなのにわざわざ検事役を創設するなんてかなり強引だ。
それにしても本人役とはいえ古畑で自然な演技を見せたイチローはマジで天才であるような気がしてきた。
弁護士のくず 8話
マンションのボス、保住(深浦加奈子)に主婦売春をしていると噂をたてられたみちる(石田ひかり)が依頼人。九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)は保住や他の主婦に接近して事件解決を図る。一方で美月(村崎真彩)がカンニングの濡れ衣を着せられたという事件も同時勃発。どちらもイジメがテーマ。見事に保住を追い込み、うまく和解に持ち込んで事件は解決したかと思われたがみちるは実際に浮気された仕返しに自分も浮気していたことが判明。それを保住に目撃されたわけであながち間違いではなかった。九頭だけが気づいていたがまあこのドラマらしいオチだった。
富豪刑事デラックス 7話
有名レストランのシェフ塚原(正名僕蔵)が失踪。ライバルシェフのいかにも犯人な大河内(手塚とおる)が容疑者として上がるが証拠が無い。いつものように県警の上層部の方々がお怒りになる中、「ちょっとよろしいでしょうか?」さらに素晴らしいレストランを作って大河内に同じ事をさせてそこを捕まえようという作戦。今回は何かこのパターンが多い気がする。美和子(深田恭子)自らがカリスマになって犯人に同じ事をさせるというパターン。わざわざ自分が出て行く必要も無いような気がするんだが…。
デラックスになってからは豪華さは増していたがお金は使われる一方だった。しかし今回は解決後、レストランが予約で埋まってしまって潰すに潰せず逆に多額の利益を生み出してしまったというオチがついて喜久右衛門(夏八木勲)が激怒するという前作での典型パターンが復活。「このじじい不幸者めがぁ!」というセリフが最高に笑えた。
さらに「勝手に帰るなぁ!」も進化。狐塚(相島一之)の定番セリフだったのがここのところは鎌倉(山下真司)に取られてしまい悔しがっていたが久留米シェフ(田中要次)にたまねぎのみじん切りがうまくなったとホメられて感動。『おいしいプロポーズ』に大河内という役で出演している石井正則が対決の司会役をやっていたのだが「ではまた次回!」とか言い出して「勝手に終わるなぁ!」と絶叫。これ、回を追うごとに細かくなってきているのでたぶん次回はもっと凝ると思う。
クロサギ 8話
今回は欠陥住宅詐欺の話。前回一応負けということになっている白石(加藤浩次)も関わっていたのでまたしても対決かと思われたが最終的には協力プレイで詐欺成立。いい加減ウザすぎた氷柱(堀北真希)だったが、白石に対して似たような境遇の澄子(大塚寧々)と出会い話を聞くことで一応アホみたいに黒崎(山下智久)や周囲に「詐欺やめさせて」とか分かったようなことを言い出すのはやめにした。もし捕まってもどっかで死んでも1人じゃないよみたいな事を言ってようやくおとなくしくなったので一安心だ。
一方でゆかり(市川由衣)はエスカレート。和解を求める氷柱に中身の入っているグラスを頭からぶちまけるという典型的な悪役に染まった。詐欺をやっている黒崎よりも悪人に見えた。
6月2日(金)
寝苦しい
ここんとこ気温が上がってきて夜が寝苦しい。夜はけっこう涼しいのだが基本的に南からの風が涼しく吹いてるだけなので北側の俺の部屋は風がぬけてこなくて空気が停滞して暑い。仕方ないので扇風機をタイマーして寝るのだが暑くて数時間後に目が覚める。また扇風機をタイマーして寝ると今度は朝になって北風がフワーッと入ってきて寒い始末。このせいで軽い鼻風邪が続いている。
だからこの季節は嫌いなんだよ。
6月1日(木)
ゴルフ日記 その6
・先週に続いて今回も晴れ。しかも暑さは前回を上回る真夏ぶりである。今回も適度にパコパコ打った後に移動してゲーム形式で事を進めることに。今回はスコア表まで出てきてしまい実力の無さが記録に残るという非情な展開に。
なんだかフォームが変なまま確立してしまったので修正が大変なのだが何度言われても戻らない。センスの無さがいよいよ浮き彫りになってきて差が生じそうだがなんとか頑張りますよ。
・過去曲回顧も50回を突破した。回数を数えているコンテンツってこれくらいしかないのでけっこう感慨深いものがあるよね。