いつまでも世紀始な日記’06 秋風

2006年9月

9月30日(土)

昨日の件に関して

掲示板で通りすがりの方が、俺のページのレビューの曲データの表をそのまま流用しているとの指摘があった。早速行ってみるとたしかにまんまコピーしたかのような表が大量に発見された。こりゃどうしたもんかなと思いつつ、もし本当にこれらの曲を聞いているならすげぇ勢いで趣味合ってんじゃね?と思いつつ見ていく。なんせFOVやDEEN、ZONEといったMOMA的S級ランクアーティストは当たり前のこと、猿岩石までチェック。猿岩石をまともに絶賛しているのなんて俺のサイトくらいかと思ってたが同じように絶賛されていたので嬉しくなってきた。LINDBERGも全アルバムレビュー。売れてた頃ならまだしも、沈没した末期までしっかり聞かれているようで感動してしまった。

これなら一言言ってくれれば全然OKだぜ!!と思っていたらなんか急に全部消してしまったようでちょっと残念である。あれだけの数を一度にコピーしたとは思えないのでたぶんここの常連さんだと思うんだけど、是非復活してほしいくらいの勢いである。

何せ前例のない事態だったので対処に困ったのも事実であるが、まあこっちに何か問題を呼び寄せない限りは「一言言ってもらう」のは最低条件としてここのデータは自由に使ってもらって構わないと思っている。この辺は信頼の問題になってくる。無断流用は困るけど、それが発覚したからといって別に怒ったりしないし、消す必要も無い。そんな感じでヨロシク。


9月29日(金)

DEEN視聴

ニューアルバム『DIAMOND』がようやく一般向けにも視聴できるようになったので行ってみた。まずクレジットを見てビックリだ。DEEN編曲が1曲もない。一部外部委託もあったが、作曲をしてる山根と田川の個人名義でクレジットされている。今までもたぶんDEEN名義にしながらも作曲者がメインアレンジをしてるっぽいところはあった(『STRONG SOUL』特典DVDの制作模様より)し、ライブのアコースティックアレンジは田川がやってると言いながらそれを基にしたアコースティックVer.のアレンジはDEEN名義になっていたりしたので、今回から表記を変えたのだろう。

で、今回はロックアルバムという触れ込みだ。AORをやってきていたのにいきなりロックに転換。前回のライブで久々に「手ごたえのない愛」とか披露するもんだからロックに向かうのかな?とか予想してたらドンピシャ。といったって『Good Good Time!!』みたいなファンキーノリのロックばっかなのだろうと思っていて大して期待してなかった。だが視聴してみたところ普通にかっこいいバンドサウンドが炸裂しまくっている。うおお、やばい。これはもしかしてすごく期待できるんじゃないか!

ていうかバレンタイン監督に「チャチャのリズムで」とか今までのDEENにない方向性で頼み込まれたアルバムタイトル曲「ダイヤモンド」だけ浮くような気がするが大丈夫か?


9月27日(水)

卒論執筆日記1

以前も書いたような気がするが卒論のテーマは「90年代から現在までのJ-POPにおけるタイアップ戦略とヒットの関係」である。このホームページと方向性は似ている。といってもそこまで華麗に分析したことがあるわけでもないのでとりあえずデータを集めてあーだこーだ考察するわけだ。

で、いろいろやってみた。ところがその過程で制作した資料(というか表)抜きにしてメインの章となる「ヒットとタイアップ」の初稿を書き上げたところワードで本文がわずか7枚にしかならないことが判明した。これまでCCCDだのメディアとインターネットの融合だのといったテーマで軽々と10枚を突破させてきたのに、一番得意そうな分野で7枚に失速するとは予想外。これは困った。これでは他の章で粘っても合計で20枚越えればいいほうである。卒論じゃなくてゼミ論に格下げになってしまう。単位足りてるし別にいいんだけど。

ただ資料のほうがすごい。なにせこっそり公開中(http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/3496/sotsuron)の「年間トップ50とタイアップ」だけで17年分。この長さ、1年を1枚に押し込むとかなり小さくなってしまいそうなのでもしかしたら34枚になるかもしれない。さらにそこから作った表が7枚。表がでかいので1枚に1ページだろう。41ページ(もしくは24ページ)もすでに資料が完成している。このままでは資料のほうが分厚くなってしまう。もちろんパクった表じゃなくて(数字はオ●コンのだけど)自分で作ったものなので研究結果といえるし、それが41枚ならちゃんと卒論として認められるような気もするけど。

とりあえずこの初稿を膨らませて寄り道などさせつつ各部を補強しまくって現在7枚のところを倍に…できるかねぇ?

予定としては

1章 はじめに
なんか始めのご挨拶するわけですよ。1枚以上はここで稼ぐのがポイントだな。

2章 90年代から現在までのJ-POP業界
なんかこのホームページで書いてきたようなことを卒論風にしてまとめる。CCCDについて触れる項もあるので2年の時に10枚くらい書いたやつを編集すれば相当枚数が稼げる

3章 ヒットとタイアップ
メインなので文章だけでも最低15枚は行きたかったのだが…無理か?

4章 ノンタイアップ
逆にタイアップなしの楽曲の動きなどを研究する予定の章。これでもまた表とか作りそうだからますます資料が分厚く…。

5章 まとめ
まあ定番だよね。1枚くらいで。

資料
現在すでに41ページ(もしくは24ページ)予定…。

 

たぶんうちのホームページのファンの人はおもしろいと感じると思うので卒論として失敗になるにしろ、ゼミ論に格下げになるにしろ完成したら公開するつもりなので期待せずに待ってねん。


9月26日(火)

ここ最近の2006秋ドラVol.0

・ドラゴンボールZのSparking NeoとかDEENやZARDも控えてるしメジャーになってからのアルバムは音源は全て持っているので買うか悩んでいたコブクロのシングルベストを結局購入。特典DVDが1時間近い長さだったし、新録音された2曲と新曲もかなり良かったので正解だったと思う。

電車男DX
1年ぶりの続編となった今回。原作にその後などないし、そもそも個人的には原作の真偽さえ怪しいくらいなのだが勝手に作った続編にいいものナシ!というのとは違い普通におもしろかったと思う。このストーリーはもはや実話とか実話じゃないとかそういう次元ではなく1つのオリジナルストーリーとして成立していて実話のドラマ化という雰囲気ではないと思う。

視聴率5%打ち切り&主演映画のコケでショックだったわけではないだろうがエルメス伊東美咲の弟役だった速水もこみちだけが欠席。後は「もう1つの最終回」まで踏まえてネット世界の住人達含めてキャストは続投。阪神ファンの男の横にソニンがいたり、温水洋一が当時リンクしていた『スローダンス』で結婚した松野明美が登場したりと徹底していた。

また白石美帆もパワーアップ。このキャラだけでスピンオフドラマができそうな勢いであった。伊東美咲もおとなしくしてれば問題ないし改めてこの役はハマリ役だったと感じた。タヒチまで行ってしまったりくだらない部分も多かったが笑えたのでアリだ。このドラマらしさは変わっていなかったと思う。アキバが変わってしまった!のくだりや電車男の正体を暴けだのなんだのといったくだりもふざけているけど何気に深い。

最後、電車男だと告白せざるをえない状況を救うためにネットの住人達が「これしかあるまい!」と立ち上がったのでてっきり「俺が電車だ!」「俺が電車だ!」と続々名乗り出て誰が電車男なのか分からなくするという陽動作戦に出るのかと思ったら会場前で体を張って阻止するだけという無謀かつ何も考えていない作戦だった…。結局、小栗旬のプログラムと会場に潜入してコンピューターをつないだ彼女の連携でスクリーンに掲示板が映し出されてリアルタイムで会場を説得させる熱い書き込みが。会場の人々は登場した電車男に背を向けて去るのであった。ドラマとはいえさすがにいい人が多すぎる。やっぱ陽動作戦の方が現実的だった気がする。

最後は「僕とけっ」で終わってしまうというブツ切り。なんか南の島に2人で旅行してたので結婚するっぽいが最後の聖戦とかいったわりに連ドラ時代と終わり方が変わってない。まさかまだやる気じゃないよな?

 

秋ドラ、始まる前にレビュー

のだめカンタービレ  フジ月9
上野樹里主演の漫画原作モノ。役者陣に特に興味はないのだが主役のキャラがおもしろいらしいし、一応初回はチェックしておくかという感じ。

月9だし『サプリ』のコケは気になるが普通にヒットすると思う。
期待度★★★★☆

 

役者魂! フジ火9
3年半ぶりのドラマになる松たか子主演。そういえばしばらく見てなかった気がする。『逃亡者』では主題歌だけだったし。舞台系のドラマということでまあ初回は見ておくかなという感じ。

地味に安定してヒットしそう。松たか子でどれだけ引っ張れるんだろ?
期待度★★★☆☆

 

僕の歩く道 フジ火10
いつの間にか「僕シリーズ三部作完結編」とか銘打たれている草なぎ主演のフジテレビドラマ3連発の3本目。大杉漣とか小日向文世とか草なぎ以外にも同じ役者が連続出演しているが基本的にどこにもつながりはない。今回は自閉症の役ということでこれまた全然違う話になりそうだ。これが何でシリーズなのか分からないがとりあえず初回だけ見るか。SMAPの新曲も聞きたいし。

シリーズで煽ってるしけっこうヒットしそう。初回20%近くまでは軽いか?
期待度★★★☆☆

 

14才の母 日テレ水9
『女王の教室』や先日まで『サプリ』に出ていた志田未来主演。文字通り14才で妊娠して母になるとかいう金八先生なんかで昔やってたような話。なんかいろいろと現実問題としては緩んでるけどメディア的には規制増えた感のある現代でどこまでやるのか注目。主題歌がミスチルなのもポイント高い。この時間帯は基本つまんなそうなドラマが多いが昨年の『あいのうた』のように突然超名作が出たりもする。初回はチェックだ。

正直ヒットは期待できない枠だが話題にはなりそう。
期待度★★★★☆

 

だめんず・うぉ〜か〜 テレ朝木9
最近明らかに干されていた藤原紀香と山田優のW主演。なんか主演以下お笑いの人ばっかなんだけど…。『七人の女弁護士』と同じ時間だし、ベタでつまらなそうな予感がひしひし。見ない。

視聴率もコケるんじゃないすか?
期待度なし

 

嫌われ松子の一生 TBS木10
内山理名主演。映画化もされた転落人生ドラマ。内山理名はけっこう好きだし、見ようかとも思ったのだが裏で名作確実のあのドラマをやる以上は見ることはできそうにない。

裏に完全に持っていかれそう。
期待度★★☆☆☆

 

Dr.コトー診療所2006 フジ木10
その名作ドラマがこれ。いきなり柴咲コウの病気が発覚するらしいがまさかそのままご臨終にして降板なんて展開にはならないだろうな…。以前のSPのときも多忙だったせいか、最初と最後だけで途中は「研修」とかなんとか理由つけて出てないことが多かったし。

人気作だしヒットは確実だろう。
期待度★★★★★

 

家族〜妻の不在・夫の不在〜 テレ朝金9
竹野内豊、渡哲也による家族ドラマ。すごく渋い話になりそうだ。竹野内豊は好きなのでこれも初回はどんなもんか見てみたい。

『レガッタ』が5%という低視聴率でかなり厳しそうな枠だけど渡哲也は何気に以前も「熟年離婚」で大ヒットを飛ばしたりしている。今回も驚異的なヒットになるか?
期待度★★★☆☆

 

セーラー服と機関銃 TBS金10
長澤まさみ主演。80年代のアイドルドラマのリメイク。映画のほうでは松浦亜弥もスケバン刑事のリメイクやったりしているが果たして80年代だから成立してたっぽい今となってはコントでさえやらなそうな舞台設定が、どう見えるかはいろんな意味で気になる。長澤まさみってだけで見るけどさ。

最大の謎が全7話というかつてない短さ。2ヶ月、11月いっぱいで放映終了となる。さらに放映前からDVD-BOXの発売告知が出ている始末。撮影もかなり進んでいるっぽい、などとにかく急ぎ足である。長澤まさみの次の仕事がそんなに迫っているのか?
期待度★★★★☆

 

アンナさんのおまめ テレ朝金11:15
ベッキー初主演。ていうか役者のイメージがほとんどないんだけど…。この人好きじゃないし見ない。
期待度なし

 

たったひとつの恋  日テレ土9
亀梨和也、綾瀬はるかのラブストーリー。この時間帯で北川悦吏子を脚本家にして月9みたいな内容をやるなんて意外だがどうなることやら。なんかそろそろ第2のキムタクを生み出そうとしてそれを亀梨にしようと必死なのが伝わってくるが正直好きじゃない。ただそれ以外は豪華っぽいし一応初回は見てみるか…。
期待度★★★★☆

 

そんなわけで初回は見てみたいのがズラリ。夏の時は初回さえ見たいと思わないドラマが多かったがその反動が一気に来たみたいだ。


9月25日(月)

視聴率で振り返る2006夏ドラ FINAL

サプリ

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
17.9 13.0 14.4 12.2 13.9 12.7 14.4 16.3 13.8 12.7 15.3

初回69分

ここ数年の月9では最低の不発に終わった。『危険なアネキ』にしろ『スローダンス』にしろ文句を言われながらも数字は高かったのが、今回はそれ以前に相手にされないという淋しい状態に。キャストも豪華だったのに。各レビューサイトもほとんどが突っ込むこともできずに飽きていたようだった。

最後に一言
KAT-TUNのOP曲名は明らかにならず…。

 

結婚できない男

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
20.2 14.4 15.9 16.5 15.1 14.4 15.3 14.6 18.0 17.6 19.2 22.0

初回、最終回69分

初回からいきなり20%を出したのに2話で激減。しかし後半に復調し最後は再び20%越えの今期2番ヒットとなった。

最後に一言
今期唯一最初から最後まで見たドラマ。

 

花嫁は厄年ッ!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
13.2 12.8 12.3 11.3 12.1 10.4 10.7 12.5 13.1 11.6 11.2 13.1

初回64分

最初から最後までほとんど変化なし。最近の篠原涼子の人気で持たせたような感じだった。なぜか12話もやったのも謎だった。

最後に一言
笑いを取りにきてるのに全く笑えないドラマだった。

 

タイヨウのうた

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
13.8 6.9 8.4 11.1 9.5 11.3 9.4 11.4 10.8 10.2

話題作だったのだが初回からイマイチ。2話、3話で日テレにジブリ映画をぶつけられて視聴者を完全に持っていかれ結局10%前後のまま終了。昨年の『いま、会いにゆきます』に続いて失敗に終わった。

最後に一言
劇中歌だけ何故か大ヒット!

 

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
19.0 16.7 18.1 17.4 14.6 20.6 17.5 20.7 21.3 23.2

初回74分、最終回84分

今期最大のヒット。特に後半からは「おもしろい」という評判が広まって20%越えを連発。打ち切りや延長なしが相次ぐ中で最終回堂々の90分スペシャルをやることができた。

最後に一言
ドラマも主題歌も大ヒット。

 

昨年は熱かった夏ドラも今年はかつてないほどの冷え込み。とにかく次が見たいと思えなかった。その反動で秋ドラはおもしろそうなのが多いので期待だ。


9月22日(金)

ここ最近の2006夏ドラ Vol.10

最終回編FINAL

花嫁は厄年ッ! 11話、最終話
てっきり最終回かと思った11話はいよいよ結婚となったのだが幸恵(岩下志麻)が倒れるというベタな展開で引っ張った。桃農園から福島の病院まで延々と走る一行などとにかくやらなくていいような時間稼ぎの場面ばかりだったが走り方には個性が出ていて笑えた。特に文代(銀粉蝶)の手をパーにして妙にシャキシャキと腕を振りながら平然とした顔で走っている姿は非常に目立っていて爆笑。明子(篠原涼子)とか他の人がみんなバテ気味な演技している中で最後までこの姿勢を貫くという鉄人ぶり。おもしろかったのはこのくらい。

最終回も期待してなかったのでとりあえずラスト30分から見たのだがどうやら結婚式も終わったようで幸恵と明子が2人で病室で会話。ひとしきりホメた後に静香に目を閉じる幸恵。徐々に音量が大きくなっていく意味のない救急車サイレン→CMと無駄に引っ張って単に寝ただけという古典手段でまたも時間稼ぎ。救急車の音をバックにかける意味も全くなかったと思うが音声さんの暴走は止まらなかった

その後は20分近く3年後というエピローグ話に。3年後とかそういうエピローグ話をこれだけ長時間やるなんてよっぽど時間余ったんだろうなぁと思わずにはいられない続編ドラマのファーストシーンみたいなシーンが続く。この会話のやり取りの中でちょっとトゲのある言葉が出るたびにドカッ、バキッ、ズガガッ、ビシッ、ドドドドッなどなど効果音CD集〜格闘音編〜みたいなのに入ってそうな格闘音を執拗に入れまくる音響スタッフ。過度な効果音は作品の魅力を損ねるとよく聞くがまさにその実例を見た思いだった。まるで素人が遊びで入れまくったかのような連発。多少ならおもしろいけどこれでは…。

長々と続く3年後エピソードは一郎(矢部浩之)の福島完全帰省と明子妊娠?というハッピーエンドな形で終わったがよく考えると3年後だとタイトルの花嫁が厄年ではなくなっている…。さらに何故か出る「See You」の文字。まさかねぇ…。

終わっての感想
10話や9話で終わるドラマが多い中、一番やるネタのなさそうなこのドラマが12話もたっぷりと確保されていたのが最大の謎。案の定ベタな展開が多くなり、ラスト2話は1話で終わりそうな内容を引き伸ばしたかのようだった。その分余裕があってたっぷり最後のエピローグまで見れたので物足りないってことはなかったのだが逆に余裕がありすぎだった。


9月20日(水)

ここ最近の2006夏ドラ Vol.9

最終回編A

サプリ 最終話
途中から完全放棄。ストーリー展開ももはや把握しておらず最後の10分だけ見てみた。どうやら亀梨はメイン舞台の広告会社社員にはならずにどこかの田舎の会社に就職したらしく、そこに伊東美咲がやってきて愛の告白。流れが分からんのでさっぱりおもしろくない。

終わっての感想
というか途中から見てないのだが…。最近はありそうでなくなってしまっていた若い男女のラブストーリーという月9、真の王道をいっていたドラマなのだが展開があまりおもしろくなくすぐに見なくなってしまった。ここ何年かの月9はどんなにつまらなくてもそれなりに最後まで見ていたのだがそれさえ起きない。ベタ過ぎるわけでもなく、ツッコミどころもまるでなく、『危険なアネキ』のようにあいつに腹が立つ!とか不快だとかそういうわけでもなくとにかく雰囲気は良さそうなのになんかおもしろくない。そんな感じだった。視聴率も悪かったみたいでこれだけのキャストで低視聴率というのも意外だったがそれだけおもしろくなかったということなのか?あの超不快ドラマ『危険なアネキ』でもなんだかんだ文句言われながらも20%前後行ってたのに。要するにワクワクドキドキもしなければ、ツッコミどころもない。何も言う事がなかったのである。

 

結婚できない男 最終話
夏ドラで唯一欠かさず見たドラマだった。最終回も期待以上のおもしろさ。

まず1人手巻き寿司で笑いを取った信介(阿部寛)に惚れてしまったみちる(国仲涼子)は早速告白するが信介はみちるが飼っている犬のケンさんが「きゅうりが好きだった」ことを言っていると勘違いして噛み合っていない。結局、みちるの家で痴話ゲンカをする夏美(夏川結衣)と信介に怒ったみちるはあっさりとあきらめていよいよ夏美は「あなたと会話のキャッチボールがしたい。ボールは投げました」となかなかうまい告白を。対する信介は珍しくマジメに告白。何でも大切な人と自分が住む家はどうしても設計できないらしい。涙を流して喜ぶ夏美だが直後に

「でも結婚できないんですけどね」

と衝撃の一言が。家が出来ないから結婚できないということらしい。こっからの夏美の反応、信介の対応はコントとドラマの枠を越えた果てしないところにいっていた。

その後はやっぱりなんだかんだ大人な2人。信介が鍋を理由に家に誘い、いつものように言い合いながら家に向かう2人だったが家の中には完成された模型、そしてCM明けの金魚鉢には今まで1匹しかいなかったのが2匹になっていたと結婚を匂わせて終了。終わり方も良かった。

終わっての感想
阿部寛と夏川結衣のやり取り、間のあけぐあいとか絶妙すぎるし、1人〜シリーズもいちいち笑える。コンビニ店員の女の子とレンタルビデオ屋の兄ちゃんが付き合っているという裏設定も最後には分かりやすく指輪をアップで映してハッピーエンドになっているなど細かいレギュラー陣にも続きがあっておもしろかった。

結婚式編〜結婚生活編とかも見てみたいがここで終わってるからこそいいのかもしれない。DVD買ってもいい。


9月19日(火)

ゼミ中間発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060918-00000032-sanspo-ent

ミスチルの「くるみ」が再録音されたという記事。これを読むと小林武史の主張の強さがよく分かる気がするのは気のせいだろうか。

そもそもに映画監督とのつながりが小林から始まっていて、再録音を申し出たのも小林と書かれている。バンドの介入している様子が全く書かれていない。試写をメンバー全員が見て満場一致で参加を決めたという小林のコメントでようやくメンバーが出てくるがそもそもなんでプロデューサーがリーダーのごとくメンバー代表のようなコメントを出したり、楽曲の使用権についてためらったりするのだろうか。いくらなんでもちょっと仕切りすぎているような気もする。プロデューサーがついているほかのバンドでも最初はかなり世話になっていても5年も10年もキャリア積めばけっこう対等な立場になっていくものだと思っていたのだが…。

 

・本日はゼミの中間発表。卒論の発表者が集結して、論文構成案+もうちょっとな発表を各自10分〜15分ほど繰り広げる13時から17時までの4時間に渡るスペシャルプログラム

のはずだったのだが4,5人ほどいなかったので最終的には3時間ちょいで終わった。参考文献にこのホームページの隠し卒論ページ(年間トップ50とタイアップ一覧)を乗っけていたのだが早速2人ほどデータとして利用した人がいたことが発覚。そのうちの1人がビーイング系が好きなことが発覚し、熱いビーイングトークを繰り広げながら帰路に着く。

当面は3日提出の本文の一部の執筆に取り掛からなくてはならない。構想はあるので実際に打ち込み始めなければいけない。いつもみたいに1日、もしくは2日で書き上げるというわけにもいかない。


9月18日(月)

CD整理

CD-Rへのコピーの現在のやり方

・30枚とか50枚くらい缶に入ってるCD-R

・別売りのCDホルダー

・Excelで作った曲目ラベル(A4用紙に4枚分作成可能)

このセットで保管している。場所をとらないしリーズナブルだということでCD-Rを使い始めて2,3年してからたどりついた答えがこれである。

しかしその前の初期CD-R使用時期はケース付CD-Rを使っていた。これがまたかさばって大変。新品のCDも増える中そろそろラックがいっぱいで厳しいので全てCDホルダーに移し変えようということで新たなラベル作りの作業が開始された!

ケース時代はケースにテプラというシール作成機で作ったシールをベタベタ貼っていたのだが移行にあたってケースは処分。シールもはがしても使い道がないので新たなラベルを作る事になる。1曲1曲打ち込むのはめんどいのでここは5年のキャリアを誇るスーパーCDデータサイト「Beautiful Dreamer」の出番である。各データをコピーして位置関係などを修正。これで時間が短縮されたものの結局作業は深夜に及んだのだった…。

さらに翌日は入れ替え作業に没頭。ようやくすっきり片付いたもののかなりぐったりである。

 

・DVD発売にあたって『トップキャスター』の第3話がなかったことにされるらしい。

第3話は宮部天花(黒田福美)というあの占い師をモデルにしたと思われるインチキ占い師が番組に出演して、なんか自分を疑ってる春香(天海祐希)に改名が必要だなどと占って「おならかおり」に改名せよ、と命じるところから始まる。こいつの占いに騙されたという被害者が出たことから潜入取材などを決行するが怒りに火をつけるだけでピンチに陥る。だが最後は見事にインチキを暴いて占い師を卒倒させるという内容だった。

終了後にも抗議が来たという報道があったがまさかDVDから削除されるとは…。局が配慮したということなんだろうけどやりすぎのような気がする。占い師側にしても大人気ない。


9月17日(日)

小松未歩がついに…/ここ最近の2006夏ドラ Vol.8

来年デビュー10周年、そのときに出るかと出ないかだと思われた小松未歩のベスト盤がいきなり今年11月に出ることが発覚した。

http://www.miho-komatsu.com/menu/news.html

今年前半に出たアルバム以降の音沙汰なし、それでベストが出て『happy endhing』という激しく意味深なタイトルの新曲が収録ってこれは…。

いや、下手な推測はよそう…。

 

最終回編@

タイヨウのうた 最終話 
挿入歌は空前の大ヒットを記録しているというのに視聴率はさっぱり。延長もなしの最終回となった。序盤以降完全に見てなかったのだが一応最後だけは見ようということで見た。

邪魔キャラの暗躍、病気の進行等の足引っ張り要素など行き着くところは全て完了しており邪魔キャラの麻美(松下奈緒)もいい人化していた。また病気の方も「歌を取るか、命を取るか」という非常に分かりやすい展開に行き着いていた。後悔しない道である歌を選択する薫(沢尻エリカ)。納得の選択だったがこの辺りの部分をもっとやればよかったのにこれまでの回で暗躍のパートを長くやりすぎたのだろうか?

ファーストコンサートも決まったのだが…どうもおもしろくないので一旦退室。居間に行ってみると「ホームアローン3」見てたので少年が泥棒をこてんぱんにする様子をしばし楽しむ。

頃合を見計らって戻ってみるとちょうど舞台の上で絶命する薫が。てっきり歌ってから死んだのかと思ったら何か歌う前に死んじゃったらしい。後悔しない選択の末だか悔いはなくてもちょっと無念じゃないか…。

その後孝治(山田孝之)の前に現れた工藤(要潤)は「あの曲は名曲だ」「埋もれさすのは惜しい」「絶対売れる」などと説得しCD化の許可を取る。リハの時点でこっそり録音していたというから最初からそのつもりだったのかもしれない。Produced by 工藤になるはずだし、作家が死んでるのでその辺はうまく儲けが回るようにして工藤がガッポガッポである。黒い。黒いぞ…。そういう発想に行き着く俺が黒い。ドラマ世界ではメンバーの正面ジャケ写Ver.で発売され曲は大ヒット。孝治もまたギタリストを募集しているという工藤の誘いを受けてその道へ向かうのであった。

最後のステージはやってほしかった。曲が売れたというのも嬉しいんだろうけどやはり工藤がおいしい思いをしたような気がするし後味が良くない。

終わっての感想
評判見ている限りでも退屈だとかいう感想が多かったようなので名作というわけではないようだ。雰囲気は悪くなかったのだがなんかどこか違うというか。病気で涙を誘うのももういい加減にしろという気がするし、沢尻エリカは美人すぎるほど美人だったが昼間は外に出れないという制約の多い病気だったというわりには世間慣れ、男慣れしすぎていたのも気になる。単に明日を見失ってた孝治が前向きに夢を追う少女に影響されて蘇っていくという青春モノで徹底的にさわやかにしたほうが良かったような気もする。

あとは小林麻央か。相変わらずたる〜い声で出てくるたびにガックリきていたのだが、ついには長年続いた日テレのニュース番組を終了させてまでこの人のメインキャスト番組が始まるという破格の待遇。いったい何がバックについているというのだろうか…。これはそれ相当のバックがあるとしか。

 

マイ★ボス マイ★ヒーロー 最終話
敵対する組が学校に殴りこんできた。土下座して帰ってくれと頼む真喜男(長瀬智也)だったが敵は真喜男の正体をばらした上に学園を破壊しだす。もうこの敵やられるためにやってるアホとしか思えないのだがキレた真喜男は敵大勢を瞬殺。誰が呼んだのかパトカーで全員逮捕となり退学になってしまった。

ショックを受ける一同だったが彼のこれまでの行いを思い、やはり彼はヒーローだった!ということで卒業式の後に全員大歓迎でのカムバック。正式な卒業ではないが3年A組は卒業という手作りの証書をもらい大団円となった。

それぞれのその後を描いた最後には「今度こそ卒業してやる」と新たな宙船高校に入学する真喜男の姿が…。え、続編やる気?

終わっての感想
ベタといえばベタだったが真喜男の挙動、顔芸などいちいち笑えるのでおもしろかった。出かけていることが多く半分も見れなかったのは残念だ。DVDが出たら借りるか?

今期最大のヒットとなったのも納得でギャグにしろ、動きにしろとことん突き抜けてて単純に笑えた。ここまでバカやればもう笑うしかないという徹底的なハイテンションは最高だった。でも宙船高校編はやらない方がいいと思う。


9月16日(土)

コナンはいつまで続くのか?

むしろ『犬夜叉』の方がダラダラしてる気はするけど…。あっちは因縁の主要キャラがお亡くなりになり、戦闘に邪魔な準レギュラーもハイレベルな戦闘は不能となって退場、ようやく最終決戦準備が進んでいるかのように見える。

しかしコナンのほうは終わる気配がない。もう55巻である。本気で100巻目指しているわけじゃないよな?このマンガを読み始めたのは4巻まで95年になんか祖父が「もらってきた」とか言って3,4巻をくれたことに始まる。当時すでに「YAIBA」はアニメで知っていてマンガも集め始めていたのだが同じ作者とは知らずにとりあえずおもしろかったのではまって1,2巻も揃え、最新の5巻からは買い始めた。これがもう10年以上も前の出来事になってしまった。信じられん…。

アニメ化が決定したのは小五郎の同窓会事件のカラーの時だったと記憶している。コミックでは10巻だったはずだ。この頃はカラー連発なのでコミックだと単純に色が濃くて見づらい限りだがこのアニメも早10年。いつしか子供達に大人気のアニメとして定着してしまった。

ストーリーは一応主人公の工藤新一を薬で小さくした組織を追い、薬のデータを頂戴して元に戻るというのが目的で進行していくわけだが連載が長期化、安定したので組織の話は壮大な伏線をゆっくり張って小出しにしていくという手法になってしまった。思い出してみよう。激しくネタバレる。

1巻 工藤新一が江戸川コナンになる

2巻 組織がらみの事件で宮野明美登場(伏線)、少年探偵団登場

4巻 組織が爆弾テロ

5,6巻 組織かと思ったら両親のイタズラ

 

と、最初は頻繁に出ていた組織だが…。

10巻 平次登場。彼が持っていた酒、パイカルで新一に一瞬戻る

12巻 組織の仲間登場するも爆死、なんとか入手した手がかりも爆弾で吹っ飛んだ

16巻 別作品『まじっく快斗』より快盗キッド登場、以降準レギュラー化

18巻 薬の考案者灰原哀登場(2巻の伏線回収)、薬の名称判明

20巻頃〜 なんか警視庁の人たちの恋模様までレギュラー化、より話が遅くなる

24巻 組織登場、灰原パイカルで宮野志保に戻る、ジンと深い関係にあることが発覚

26巻 24巻の事件で薬のデータが入ったMOは焼けたとか言ってたのに何故か机においてあるMO。蘭にバレそうだったので試作品の解毒剤で新一復活。ほぼ灰原の計算した時間で元通りに。

俺の予想だと解毒剤、この時点で完成してるって。灰原の行動に気になる点が多い。しかし話は終わりに向かうどころかこの倍以上進んでいく…。

〜42巻 情報を小出しにしながら怪しい人たちが続々登場するなど壮大な伏線を張り続け、ベルモットの正体が判明して一気に回収。だが「なんで若いの?」「組織の目的」などなど肝心な部分の謎はほとんど分からず。

49巻 組織のメンバーが続々登場、小五郎が疑われる

〜現在 本堂瑛祐登場。正体不明なまままたしても小出しで引っ張り続けて現在のサンデー誌上でまた新たな動きが?

 

嗚呼、終わる気がしねぇ。早く結末が見たい。『まじっく快斗』の4巻が見たい。


9月15日(金)

バトン

リンク先の朱雀さんから依頼があったのでお答えしておく。

■先に回す人5人

ここで終わりに。

■名前を教えて下さい

MOMA

■おいくつですか?

21

■ご職業は?

学生

■趣味は?

音楽全般

■特技は?

スキー

■愛する人へ

不特定多数の前で愛を語る、この点をもう少し考えた方がいいと思う

■回す人5人の紹介

ここで止めていいと思う。ぶっちゃけさ、つまんないだろ?

 

なんか目的の不明なバトンである。ただの自己紹介じゃん。誰かが適当に流したものが流れ流れて漂着したのだろうか?一時期に比べて落ち着いてきたとはいえどうも不幸の手紙とかその系統の進化版だよね?回答してる人たちが楽しんで答えてるという点が大きく違うわけだけど。


9月14日(木)

パンクと雨と戦いの中で〜意味もなく小説風〜

雨の中、「24」を返すため自転車をこいでいた帰り道、なんかキコーキコーうるさいなと思ったらなんかしまいにはプシュ〜、プシュ〜何かが抜けていく音が始まった。この音が今回の物語の始まりを告げる音だった。始まりを告げるにはマヌケな音だが始まりなんて案外そんなものなのだろう。

前輪から発せられる音は止まることなくプシュ〜プシュ〜と鳴り続けた。徐々に進まなくなっていく自転車。なんとか自宅にたどりついたが停車後もプシュ〜〜〜と音は続いた。音の発生源がどこなのか調べてみたらタイヤのど真ん中がザックリしていてそこから音が発生しているのが分かった。

この自転車も長い。高校で自転車通学になってから買ったわけだがパンクも年に1,2回はあったし、後輪のタイヤ交換、ブレーキ交換も経験している。現在は3段ギアの一番重い部分が固定されず2段ギア+手動1みたいになっているが今回もタイヤ交換は避けられそうにない。いい加減引退させたほうがいいのか?しかしこいつはまだ動ける。前任車のように自転車として呼ばれるモノとして重要なパーツが盗まれた挙句にバラバラ死車になって発見されたわけではない。まだ生きているのだ。自問自答の末、たとえ安物の新品なら買える5000円くらいかかろうともわりとしっかりした自転車なので使えるところまで使ってやるという結論を出したMOMAは翌日、駅前の自転車修理屋へ向かった。

一夜のうちに完全に空気が抜けた前輪はヘコヘコでスピードなど出ない。ようやくたどりついた修理屋だが人の気配がない。扉を叩いてみる。返事がない。扉を開けてみる。開いた

「誰かいませんか?」

暗闇に声だけが響いた。もう一度声をかけても気配がない。仕方なく周囲を1周してからもう一度問う。

「誰かいませんか?」

相変わらずの暗闇。今度はもう少し中まで踏み込んでみる。

「すいませ〜〜〜〜ん!!」

足音と自分の声しか聴こえない。これはダメだ。理由は分からないが店主はここにはいない。人の気配もない。別の場所を探すしかない。そこでMOMAは困る。自転車屋って案外ない。どこだ?どこにある?記憶を探すが一番近くにあった自転車屋は廃業して駐車場になってしまっている。こうなったらアイツらだ。アイツらに聞くしかない。MOMAは駅前へ向かった。

「この近くにある自転車屋を教えて欲しいんですが」

MOMAが声をかけたのは警官だった。街の治安を守る警官。普段お世話になることは加害でも被害でも交通違反でもない。最後に警官と会話したのはたしか中学3年のときに友人がカツアゲにあって被害届を出したときだったか。そんなことを思い出していると若い警官が親切に答える。

「たしかあっちのほうに〜〜〜」

警官が言った場所はちょっと遠かった。それはきついぜ、警官。しかも「たぶん修理もしてくれると思いますけど」ってそれは本当に修理屋か?売ってるだけなのでは…。MOMAが不信感を抱いていると若い警官は中にいた年配の警官に助けを求めた。

「線路の向こう側、右に行って右に行くとありますよ」

さすが年季の入った先輩は違う。お礼を言ってその自転車屋へと向かう。今度は店主もいた。状況を説明すると修理が開始された。

「待ってる間これでもどうぞ」

と出されたのは緑茶カフェオレコーヒーの2本。ブラックが苦手なのを察してカフェオレとは気が利いてるじゃないか、と偉そう、かつ勝手な解釈をしながらカフェオレを頂く。置いてあったスポーツ新聞とついていたテレビを見ながら終了を待つMOMAだったが危険はゆっくりと、確実に迫っていた。やはり冷たい飲み物はまずかったのか。迫り来るヤツの気配を察知したMOMAは瞬時に今後の行動をシュミレートする。

このままヤツの動きが停滞するなら修理も終わりそうだし、終わってから近くの店のトイレへ駆け込むだけの余裕はあるはずだ。

最良の方法をシュミレートしていたMOMAだったがヤツの動きはMOMAの予想をはるかに超えたスピードで迫っていた。バカな、早すぎる。カフェオレか?カフェオレなのか?カフェオレが即効性の飲み物だったのか?それにしても早すぎる。まずい、このままでは…。

カフェオレまで出してもらって店のトイレ、事実上自宅のトイレを借りるのはさすがに失礼だ。しかし警戒危機レベルは予想を超えるスピードで急上昇している。早く決断を下さなければ手遅れになる。徐々に挙動が怪しくなるMOMA。

今回の彼の決断は早かった。すぐに最良の解決策へと行動を開始した。

「すいません、ちょっと出てきます。」

この「出てきます」にすごくいろんな意味が含まれていることは自転車屋の店主には読めなかったようだ。恐らく誰も読めないだろう。その言葉を発した本人以外は。

店主は愛想よく答えた。

「あと5分くらいでできますんで。」

「はい、分かりました〜」

懸命の笑顔を見せつつも店を出て角を曲がった瞬間ものすごい勢いで走り出すMOMA。雑念が排除され1つの目的に向かって一直線に走り出すこの姿勢。通常時の行動に生かせないものなのだろうか…。計算では間に合うはずだ。あのトイレが空いてさえいれば。後は祈るしかない。これ以外に選択肢はもはやない。

程なく飛び込んだトイレ。人はいない。勝った。勝利を確信したMOMAは自分の選択が正しかった事を悟った。

全ての戦いが終わり、再び自転車屋へ戻ると仕事は完了していた。まさかこの間に壮絶な戦いが繰り広げられていたとは夢にも思わない店主が愛想よく言う。

「ブレーキとか鍵の部分はサービスで調整しておきました。4800円です」

お礼を言いながら4800円を支払い、復活した自転車にまたがり走り出すMOMA。自宅近くまで進んだ時、その視界に信じられないものがあった。

自転車屋

その瞬間に蘇る記憶。少し前に新しく出来た自転車屋があったのだ。完全に忘れていた…。全ての物語にはオチがある。そうだ。きっとそうに違いない。これが今回のオチなのだろう。MOMAは空を見上げる。雨がまた降り始めていた。


9月13日(水)

ここ最近の2006夏ドラ Vol.7

サプリ 9〜10話
いや、もう完全に見てない。

結婚できない男 10〜11話
10話は摩耶(高島礼子)メインの話。これまで同僚ということで欠かせない存在ではあったが、完全に仕事での関係しかなかったためプライベートで関わる事の多いみちる(国仲涼子)やその友人や夏美(夏川結衣)、英治(塚本高史)やその彼女に比べると印象の薄い人だったがここにきて転職話が浮上して仕事上欠かせない存在だと信介(阿部寛)がお願いする展開に。この非常に都合のいい言い分をそのまま言って行くなと止めるというのは長年の信頼関係があるからできたことであった。また愛犬ケンと信介が実は仲が良かったという現場を見てしまったみちるが「あなたたちやっぱり…!」と浮気発覚した後の彼女みたいに泣いて走っていくシーンは大爆笑だった。

11話はみちるメインの回。これまで彼氏欲しいを連呼しながら一向にそんな気配がなく信介に対しても何も思っていなかったのだがストーカー退治においてわりと男らしく対処してくれた信介にコロッと惚れてしまった。気の迷い…だと思う。最終回は夏美メインとなり果たして結婚できるのか!?

なんか評判もいいし結婚は続編に持ち越しとかになりそうだが…。

花嫁は厄年ッ! 10話
久々に見てみたがもう偽嫁はばれて安土家が激怒!という展開も越えて普通に明子(篠原涼子)が安土家にきていて一郎(矢部浩之)も明子に本気になっていた。一郎と母の和解ということでかつて死に行く父に「安土家の当主としてイマヒトツでした」などと言ったことを聞いていた一郎が恨んでいたという件の真相も判明。

なんか普通にその後に続きがあって「でも亭主としては最高でした。私は幸せでした(涙)」なんていうベタな展開がその後に会ったんだけど一郎はすでに怒って姿を消していたという底の浅いすれ違いだった事が判明。あまりにあっけない真相に素直にごめんなさいとも言えずに「それだけじゃないねん」などと強がる一郎だが実質的にほとんどそれだけだったらしく戻ってきて和解するのだった。

またこれまで不気味なまでのなまりで喋っていた香里(小沢真珠)が明子に確執の原因を教える時に急に標準語で説明を始めた。ていうかこいつも知ってたなら一郎に教えろよ。さらにその後も標準語で喋り続けて母親までそれを聞いてビクッとしていた程。何かずっと演技してたらしい。

タイヨウのうた 9話
見てない。

マイ★ボス マイ★ヒーロー 8〜9話
8話は文化祭の話。みんなでビッグバンドをやろうということになり真喜男(長瀬智也)は自らドラムを担当。実際出演者の中では一番楽器ができそうなのだがそこは下手な演技を。本番では各自に変顔で支持を出しながら完璧な演奏を見せるという成長ぶりはありえないが笑えるからいいや。さりげなく映画『リンダリンダリンダ』でギターを担当した腕を生かす百合子(香椎由宇)もみどころだった。

9話はネットラジオで「俺の夢はあいつの夢」とかほざいてたので見逃す。


9月12日(火)

シーズンW

ZARDのベスト初回盤3700円がいつの間にか3500円に修正されている。こんな風に発売まではいろんな修正が入るのだろう。

昨年末にはまった海外ドラマ『24』シリーズだがひとまずシーズンVまで見てWの1巻だけ見たところで止まっていた。夏の連ドラもつまらないし、シーズンXもレンタルが始まったので2巻からまた一気に見ることに。

CDに関してはもうシングルは当日1枚100円、アルバムは100円の日というのが当たり前になっているのだがDVDビデオに関しては通常料金の400円前後という認識はずっと変わっていなかった。ところが新たに出現した格安レンタル屋のおかげでこの価値観が崩れた。ギャグとしか思えない無料の1歩手前、1円レンタルでデビューしたこの格安レンタル屋は以降も100円レンタル、半額レンタルを続けて結局デビューから現在まで通常料金でやった期間などないんじゃないかという勢いである。

こんなのがあれば当然DVDレンタルの個人的適正値段も200円まで下がってしまい、250円でも高く感じるようになってしまった。安いに越した事はないが潰し合いになった挙句に、全てなくなってしまい、消費者には下がった適正値段だけが残るなんて展開にはならないことを祈る。


9月11日(月)

呪いは続くのだ

ネットラジオ収録最終日、COLONEL氏が触れたギターが相次いで弦が吹っ飛び2本とも使用不能となった呪いの出来事だったが呪いはいまだマイギターに宿ったままだったらしい。

残暑と呼ぶには真夏レベル過ぎる猛暑となった日曜日、楽器屋という存在が案外マイナーなため1.5駅ほど先まで自転車でよりによって最も熱い14時台に弦を買いに行くという無謀な行為に出る。案の定クラクラしながら帰宅。一息ついてから弦を張る作業を開始した。

張る順番なんてものがあるのか知らんがとりあえず6弦から開始。グリグリ巻いていたのだがその途端にバチーン。はじけた。また

今回は単純に気合入れてマキマキしすぎた俺のせいのような気もするがこうも連続で切れるとさすがに呪いのせいだと思いたくなる。仕方なく再び1.5駅先まで自転車こいで6弦と一応念のためにもう1セット予備まで買う念入りな行動に出る。こういうところで「明日でいいや」にならず無駄に行動的になっても人生何の得もないような気がするがそもそもに損得で生きているわけでもないからいいのだ。たぶん。何だか意味分からん。

今度はうまく行きギターは無事に再生した。なんか感動した。


9月10日(日)

ネットラジオ復活

第10回を目前にして企画は進んでいたのだがこれまでと違い時間がかかりすぎることもあり、まとまった時間が取れず制作のメドがたたずに活動休止となっていたネットデジオがついに制作を再開した。

すでに一部収録していた音源が実に3ヶ月前。そこから先が非常に長く、夕方集合〜0時近く解散という流れでも3日間ほどかかってしまったという入魂のまさに10回にふさわしいスペシャルな内容となった。スペシャルなのでやれたが正直この企画で続けたら即真っ白に燃え尽きて打ち切りになるだろう。

今回はスペシャルということなのでラジオ投稿フォームより感想を送っていただいた方限定で

投稿者特典

なるものも用意した。期間限定、今回限りで再登場なし(過去のラジオは要望があれば再登場します)の完全レアモノになるので大して期待せずに投稿してみてください。ラジオ投稿フォームはラジオコーナー内にあるのでトップページにあるホームページ用のメールフォームと間違えないようにしてくださいね。

さて宣伝の方はこのくらいにして世紀始な日記特典であるこぼれ話に映ろう。

・3日かかった今回の収録はとにかく暑さとの戦いだった。始まったの12月、最後が5月だったので真夏の収録は経験がなくすでに9月になっているとはいえ収録日は全て湿度の高い状態が続き、しかもCOLONEL STUDIOの正体はCOLONEL氏の自室なので無駄な音源を拾わないように締め切った状態で収録しなくてはいけない。その上扇風機回しても音が入るのでNG。完全に無風、空気が流れずに蒸し暑さが倍増していくという汗だくな状況である。俺の場合は体内に熱を溜め込んで内側から不快感と暑さが襲ってくるという見た目にはあまり分からないけどカッカした状態になるのに対して素直に見た目に表れるCOLONEL氏は汗だくになっていた。

・今回脚本を担当し、効果音も使用したもののほとんどはこちらで効果音CD集を探してきて持っていったのだが肝心のバックミュージックを考えていなかった。COLONEL音源制作部門プロデューサーによるプロフェッショナルな意見から音楽なしというのはありえないということで急遽それっぽいコード進行でギターをかき鳴らすこととなった。これが3日かかった最大の原因になるのだがひたすらそれっぽいコード進行を探して弾きまくった結果、使用されている音源が出来上がったのである。

そして最終日、3日目。最後のアクション編のBGMだけどうもちょっと納得が行かない!ということで再録音しようかという話になった。COLONEL氏がギターの弦を新たにしようと気合を入れて作業に入ったのだが何故か3弦を巻いている最中に3弦がプチッと切れて吹っ飛んだ。一度も弾かれることなく生涯を終えてしまった3弦。古いほうの3弦でごまかそうとしたものの古い3弦はすでに作業簡略化のためペンチでぶった切られており使い物にならない。

しょうがないのでMOMAが持参したエレアコを使おうとCOLONEL氏がジャカジャカ弾き始めたところ今度は1弦がバチーン。あっという間にギター2本が使用不能に陥るという呪われた展開になってしまった。

打ち上げでコーラ飲むぜ!とか最後の方で言っているが実際全収録完了後に実行しました。


証拠画像

500の缶を見て「500じゃ多いんだよなぁ」とつぶやいたCOLONEL氏。なぜか次の瞬間には500のペットボトルのボタンを押していました。結局飲みきれませんでした。

コーラ500など飲み干した公式記録の残っていないMOMAはお手ごろハンディサイズを迷わず選択。しかしお手ごろ280でもきつかった…。何でこうも入っていかないのか。努力だけでは超えられない壁を見た気がした。


ちなみに打ち上げ会場「ZIHANKI MAE KADAN」

復活したネットラジオをまたよろしくお願いします。

第10回、本当にスペシャルでした。

※なお今回よりネットラジオだけページを別のサーバーに移行し扱い上は別館サイト「Beautiful Dreamer2」での公開ということにしました。うちのホームページは容量的に限界でずっと探していたのですがサイズの大きいファイル可能なところが実は現在のジオシティーズ以外に全然ないんですね、これが。今回選んだところもサイズが大きいと制限がかかるのですがアップロード時間が異常に遅くなるという欠点があるものの時間をかければ大丈夫ということで妥協しました。

詳しく数値で書くと「違法ファイル防止のため一回の転送で5MByteを越えると5KByte/sに転送量を制限させて頂いております。」らしいです。


9月8日(金)

ZARD BEST決定!

ついに詳細が明らかになったZARDベストアルバム。収録曲が発表されたのだが前作のベストをなかったことにしての仕切り直しオールタイムベストとなったようだ。

http://www.wezard.net/news.html#new

DISC-1が前のベスト2枚持ってればほとんど必要ない…。ZARD BLENDを持っているなら完全コンプリート。結局前回のベスト以降の楽曲は6曲のみ。14曲+13曲の2枚組は明らかにバランスが悪いので反応を見ての追加収録とかシークレットトラックの収録はまず間違いないと思う。

それにしても微妙だ。DEENのアルバムも迫ってるし、リマスタリングとDVD以外に魅力が薄い。これ、売れるのだろうか?一応前回のベストが99年。それなりに年数はたっている。たっているのだが前作以降わずか6曲。活動ペースが違うのでしょうがないが前作ベストが中古に溢れるような見切られっぷりで果たしてもう一度売れるのか?

まあ前作ベストに関しては特典祭りの複数枚買いのせいで中古に溢れたという事情があるっぽい。最初はあのZARDのベストってことでけっこうなお値段だったのだがあまりに溢れて値崩れを起こしたのが00年代前半。それで中古でけっこう買われたのか現在では中古の数もそんなに多くは見かけなくなった。見えないところでそれなりの需要はあるようにも思えるが…。しかし頑張っても累計30万枚くらいじゃないかなぁ。


9月2日(土)

ここ最近の2006夏ドラ Vol.6

夏ドラ、なんか全然見ておりません。とりあえず現在こんな感じ。

サプリ 5話〜8話
とりあえずようやく主演2人の話に向かったようだがなんかすごくどうでもいい展開なので華麗にスルーしてるうちに見なくなっちゃった。内容はともかくとしてこれまでの月9が一応そこそこヒットして今回は妙に視聴率が低いのもなんとなく分かる。突っ込むところもないし、かといってワクワクドキドキな展開でもないのよ。

結婚できない男 6話〜9話
このドラマだけはおもしろすぎて全部見ている。夏美(夏川結衣)と信介(阿部寛)はもう会話してるだけでおもしろいし、信介が1人でいるときの行動もイチイチ笑える。特に9話冒頭の得意げな顔でものすごいスピードでランニングマシンを強歩してる姿は笑いが止まらなかった。8話の犬スペシャルも犬の名演技(名調教?)が素晴らしかったしそれが9話で絶妙に生かされてて笑えた。

花嫁は厄年ッ! 6話〜9話
同じコメディでもこっちはテンションが高いだけで笑えず。いつバレルかのスリルもさほど重要じゃない割には引っ張ったりするので途中で離脱した。とりあえず偽嫁企画はばれてこのドラマ史上最大に軽くて極悪人のプロデューサーが飛ばされたという展開は爽快だったがクビになってないのが納得行かない。

タイヨウのうた 5話〜8話
案の定な展開ばかりでこれも完全に見なくなってしまった。バンド名が「MOON CHILD」っていうのはオリジナリティなさすぎです。

マイ★ボス マイ★ヒーロー 〜7話
出かけてることが多くておもしろいのにほとんど見てない。プリン復活の回くらいかな?


9月1日(金)

9月だ!

・というわけでいきなり雨模様、夏が終わったみたいな9月1日。小中高は一斉にスタートといったところでしょうか。最近は学力低下だなんだで雪深くて冬休み長くするための北国だけでなく20日過ぎから普通にあるとこも多いみたいだけど。今日から始まった人は金曜日なので結局また2日間休み。夏休みEXTRA!みたいな人も多いだろう(ということは来年は9月2日まで夏休みだね)。宿題はまだ間に合うぜ!!この2日間でなんとかしろ!みたいな。

とりあえず今日の雨模様はフェイントでまた必ず猛暑の日は来ると思う。

・季節ごとにいろんな曲名に変えている掲示板。これが楽しみだという意見は…全く来ていないわけだが今回はスピッツの曲名にしてみた。直太朗の「夏の終わり」とどっちがいいか悩んだがよりマイナー方向で。

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