いつまでも世紀始な日記’06 暖冬?

2006年12月

12月31日(日)

さようなら2006年

・ついに大晦日撤退となったレコード大賞。30日放送となったが、自信満々の3時間半特番へとパワーアップ。中ノ森BANDとか明らかに音楽ファンでも一部しか知らないようなのが堂々金賞というのを始めとした曲自体の知名度の低さで果たしてどれだけ数字が見込めるかは不明だが…。

新人賞はWaTで確定かと思ったが、少しは改革の兆しが見えるのか、昨年のやりすぎを反省したのか絢香に決定。正直去年のAAAに比べればWaTでも何ら問題はなかった気もするが、失速と上昇ではやはり上昇ということであの微妙なメンツの中では妥当だった。

レコード大賞の前になんか最優秀歌唱賞とかいうわけの分からん賞が出てきてそこに倖田が。受賞後の歌披露のない何だか微妙な扱いだったが、楽曲ではなく歌唱そのものに送られる賞らしい。だが倖田は「来年もいい楽曲を作っていきたいです」などとコメント。ここは「いい歌を歌っていきたい」と言うべきところだろうに何故わざわざこの賞は楽曲じゃないって言ってる側から楽曲とか言っちゃうのか。いろいろ理由つけても要するに金賞の中から選ばれるんだから実質2番と何ら変わりがない。

で、大賞は去年あのメンツなら氷川しかいないと思わせて倖田、今年なら倖田でも不自然じゃない状況になりながら氷川きよし。これまで長年に渡りカマセにされ続けて悲願の大賞である。年間トップ10どころかトップ20にも金賞曲がないような状況では順当といえば順当か。最高で倖田の金賞曲の26位だし。その次は遥か下の75〜77位に大塚愛、氷川きよし、スキマスイッチと並んでいるという状況である。演歌で健闘してる氷川は妥当だ。去年の方がもっと妥当だったのは確かだけど。

NEWSの6人での復活が宣言された。伝説の飲酒事件で失踪したままの内とさりげに同じような報道で自粛へ追いやられたわりに当時ドラマに出てたりもしなかったのでほとんどファン以外いなくなったことを知らなかったような気がするもう1人の2名は研修生として復帰する事が判明。

研修生って何だ?NEWSの準メンバーみたいなものなのか?それともジャニーズの研修生であってNEWSはクビってことだろうか?これは新しい表現方法である。脱退の事を卒業という風潮もモー娘。中澤の脱退辺りから頻繁に使われ始めたが、「研修生」も流行るかもしれない。Wも辻1人で再開して、加護亜依は研修生で復活するとか。

・DJ OZMAが言ってることに激怒してるサブちゃんとか森元夫婦問題とか紅白関連の記事は興味を煽って見てもらうための一種の宣伝活動なんだろうか。

・いよいよ2006年も最後である。06年は最悪の年としてスタートした時点から嫌なムードが漂っていた。終わってみれば、来年以降の橋渡し的な極めて重要な年だったように思う。前半は絶望に打ちのめされたけど、そのおかげで目指したいものが見えた。時間は人よりもかかってしまうけど俺には必要な時間だったと思うし、チャンスを与えてくれた周囲には感謝してもしきれない。来年はもう見失わない目標へ向かって走り出す。今年があったからこそ!後にそう言えるようになるために。

ホームページとしてはコンテンツ的には過去に至るまでけっこう網羅できてきてるし、さすがに今年ほど時間的余裕はもうないと思うので07年はレギュラーコーナーの更新中心で出来ればいいかなと思っている。ラジオの方もまあ不定期でやりつつ年末のお台場に向けて、打ち切られないようにいろいろ模索していくつもりである。ホームページでやっている事ともうまくつなげていければいいのだろうか、やはり。後は前回は出来なかった「コラボ」やってみたいですねぇ♪

そんなわけで来年もよろしく。


12月30日(土)

大掃除

・いよいよ06年も終幕ムードになってきて大掃除へ取りかかる。散乱していたCDを片付けて掃除機かけまくり、コンポ様の裏などのホコリを除去しまくるとそれなりに部屋が広かったことに気づいた。

・新アンケートのお題は「行く年来る年アンケート」。すごい勢いで投稿率の悪いものになりそうだが、投稿が少なそうでかわいそうだなって言う人はボランティアで投票して欲しい。TypeAが投稿者特典になっているがあくまで特典なので本編に比べて全然大した内容ではない。いっそ次から特典でチャートトークとかすれば聴衆率上がりそうだけど。

・ていうかやはりネットラジオでもチャート関連の話題とかしたほうがいいんだろうか?その辺の要望も随時受付中。


12月29日(金)

雪不足でもレッツゴー

昨年はあまりに雪が多すぎて、新潟あたりなどこの時期で早くも5メートル近い積雪になってしまうなど記録的シーズンだった。今年は一転してこの時点で50センチも積もらないという昨年の10分の1以下のこれはこれで最低記録なシーズンである。トドメに26日だかにはこの時期にはやはり記録的な大雨に見舞われ壊滅的ダメージを受けてしまった。新潟のスキー場はまばらな雪が消滅し、草原に変わってしまい気温の上昇で草原が色づき始める始末

今シーズンは12月からスキーに行きたかった我が家だったが、雪が無いので必然的になんとか営業しているスキー場に客が集中でメチャメチャ混んでしまう。今年はあきらめかけていたところ、昨日から大雪になって一気に大雨のダメージが回復へ向かうとの予報が!とはいえ吹雪の中では厳しいので、晴天率の高い「軽井沢プリンスホテルスキー場」あたりが狙い目だろう、と出かけることに。弟が免許を取ったので高速までは練習ということで弟運転。高速降りてからは俺が運転して向かった。メインドライバーだった父は3rdドライバーとして後部座席へ降格、母は後部座席から留守番に降格した(注:予定があっただけです)。

ところが他のスキー場が吹雪いているのを恐れて我々のような考えを持った者が多かったのか妙に混んでいる。コース整備も間に合わず滑走可能コースも増えていないし、動かしているリフトも少なく、子供が多いのと強風のせいでリフトのスピードが驚くほど遅い。コース内も元々が人工雪中心のスキー場のため、天然の雪がはがれると大雨の後の凍結でガッリガリな上に初心者クラスで溢れてかなり大変。しかもレストランも混みすぎで溢れて並んでる始末。結局13時くらいに到着して、昼飯が15時。それを挟んでも合計リフト5回しか乗れないで初滑りが終了してしまった。天気は良かっただけに残念である。


浅間山が正面に見えた。

今回、寒すぎて写真撮ってる余裕なかったんで、弟に画像を提供してもらったのだが性能の歴然たる違いが大きく出た。何この巨大サイズ…。俺も早めに携帯変えよう。

その後は04年の軽井沢DRIVEにて初めて立ち寄った「峠の湯」であったまって(ここまで俺運転。以降家まで弟運転)釜飯をおみやげに帰宅。


12月28日(木)

勝手に2006音楽大賞

ダイエット企画が話題になっていたmisono。day after tomorrowのmisonoの姉と言われていた倖田來未がトップクラスの歌手となり、いつしか倖田の妹になってしまったmisonoだがdat時代から激太りが指摘されており、datの後半にはほとんどテレビに出ない、PVも縦長映像だったり、フード被ってたりとごまかしが続いていた。

ソロになっても増えたらしく、ついには見捨てられる直前でダイエット企画がスタート。同時に一般公募で集団ダイエットだかなんだかよう分からない企画も展開。そのドキュメントをそのまま流すというある意味、ギャグのない「電波少年」みたいな番組がMTVというケーブル系の局で放映されていた。初期ではエイベックススタッフ、ダイエットスタッフに数々の暴言を吐き、自分勝手な言動を連発し、その態度の悪さが衝撃を呼んだが後半で改善。前向きにダイエットと仕事に取り組むドキュメントへと変わっていった。

たまに見てた程度だがどうやら3ヶ月のダイエットは終了。最終的に-7.7キロの減量という結果に。始まった当初がボヨヨ〜ンとしてたので、かなりスッキリしたものの多くの人の記憶にあるイメージだと「まだぽっちゃりしてない?」という感じじゃないだろうか。

・さて2006年総括の音楽編。だいたい昨年12月〜今年の11月までが対象(12月のシングル現時点で1枚も聞いてないし)。また当時の★評価は無視され、「今記憶に残っているいい曲」が絶対的な基準になっている。今年は次点を廃止。金賞、銀賞に分けてより多く選んでみた。というのもずば抜けてこれだ!的な曲が少なくて横一線なため選ぶに選べなかったためである。よって去年だったら選んでないような曲まで選んでいる。

シングル部門

1位 箒星/Mr.Children

2位 Starting Over/DEEN

3位 決意の朝に/Aqua Timez

4位 衝動/B'z

5位 宙船(そらふね)/TOKIO

6位 ゆるぎないものひとつ/B'z

7位 Dear WOMAN/SMAP

8位 魔法のコトバ/スピッツ

9位 三日月/絢香

10位 君という名の翼/コブクロ

「金賞」楽曲
明日を目指して!/TOKIO、Mr.Traveling Man/TOKIO、手をつないで/ユンナ、千の夜をこえて/Aqua Timez、Winding Road/ポルノグラフィティ、stain/SOPHIA、SAYONARA/ORANGE RANGE、涙のふるさと/BUMP OF CHICKEN

「銀賞」楽曲
マイペース/SunSet Swish、ボクノート/スキマスイッチ、旅人/ケツメイシ、100もの扉/愛内里菜&三枝夕夏、Get Your Dream/TOKIO、夏模様/KinKi Kids、DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜/サザンオールスターズ、風になって/森山直太朗、Like a Little Love/竹井詩織里、Harmony of December/KinKi Kids

下半期の方がいい曲が多かった気がする。全体的に励まし系の曲が多い年だった。ドラマと一緒でラブソングが流行ったような記憶があまりない。1位の「箒星」は世間的にはイマイチだったみたいで今年のミスチルは全て「しるし」に集約されてしまったような勢いだが、個人的には逆。

また年間チャートと、ヒットした感覚も大いにずれまくった年だった。一番ひどい関ジャニ∞を始めとした大してヒットしてないジャニーズ系がほとんど初動だけで20万台、30万台で上位に食い込み、ロングヒットした絢香の「三日月」やAqua Timez「決意の朝に」とかが20万がやっとで年間トップ50レベルというのはいくらなんでも感覚とズレすぎている。ロングヒットしても1週辺りが弱いのでせいぜい10万〜20万枚台が限界。ジャニーズなど固定がでかい連中はそれを1週で稼いで下手したら1週、長くても2,3週でトップ10から消えるのでそりゃぁ感覚ともずれるよねぇ…。

そういう意味で真の「ヒットした感覚」年間1位は湘南乃風じゃないかと思う。

 

アルバム部門

1位 ALL SINGLES BEST/コブクロ

2位 CYCLE HIT 1991-1997/スピッツ

3位 CYCLE HIT 1997-2005/スピッツ

4位 We/SOPHIA

5位 Golden Best/ZARD

6位 NAMELESS WORLD/コブクロ

7位 MONSTER/B'z

8位 ダイヤモンド/DEEN

9位 BEST OF GOING UNDER GROUND with you/GOING UNDER GROUND

10位 何も言えなくて…夏 JAYWALK ORIGINAL EDITION1/JAYWALK

「金賞」的アルバム
COMPLETE BEST「FRESH」/JUDY AND MARY、ウタイタイ 其の一/浅岡雄也、小松未歩ベスト〜once more〜/小松未歩、Very bestU/V6、

「銀賞」的アルバム
sympathy/高橋瞳、Do The Best"Great Supporters Selection"/Do As Infinity、キロロのいちばんイイ歌あつめました/Kiroro、HORIZON/レミオロメン、オクリモノ/RAG FAIR、Harvest/TOKIO

なんかベスト盤がやはりベストだけに多くなってしまってオリジナルでいいのが少なかった。というか好きな歌手のオリジナルが少なかったせいもあるが、期待以上だったのがSOPHIAとB'zくらい。後は期待並かそれ以下。オリジナルでベストを越えるような名盤には滅多に出会えないものなのでまあこんなところだろうか。高橋瞳は結局典型的J-POP売れ線一直線系だったのかな、当時は良かったんだけどあっという間に飽きてしまった。

 

新人賞というか今年新たに聞いて良かった大賞

1位 SOPHIA

2位 GOING UNDER GROUND

3位 Aqua Timez

4位 OASIS

5位 吉田拓郎

純粋な新人はAqua Timezくらいだがこれはシングル2枚のみで。それだけこの2曲は良かった。SOPHIAは今さらだけど「-僕はここにいる-」以降の楽曲にはまった(それ以前は昔と変わらずそんなに好きじゃない)。GOING UNDER GROUNDはベスト盤が予想以上に良かった。洋楽ではOASISにはまり、年末までに1stアルバムと最新アルバム以外は借りた。まだちゃんと聞いたのが「BE HERE NOW」だけなのでもう少し聞き込もう。拓郎は両親が行ったつま恋ライブをテレビで見たのをきっかけに「今日からそして明日まで」や「人生を語らず」にはまった。その他ではL⇔Rなんかにもはまって全部のアルバムを集めたりした。JAYWALKの応援歌的な楽曲も深みと説得力があって夏ごろによく聞いたし、JUDY AND MARY、プリンセス・プリンセス、チューリップなどけっこう今年のものよりも過去の歌手にはまった年だったかもしれない。

 

怪作・駄作部門

1位 Miの楽曲全般

2位 みんなのうみ/TUBE

3位 B'zを除くビーイングGIZA全般

番外 クリスマサイタマ2006/COLONEL&MOMA

怪作らしい怪作は滅多に出会えるものでもない。というか最近は自ら借りに行かないし、惰性で借り続けるスタイルから脱却してこれはダメだという歌手は聞かなくなってしまうようになった。シングルを借りる基準が1.アーティスト単位、2.曲単位という優先順位が逆転に向かった年だった。

そんな中でデビュー曲が良かったのを期待して借り続けたMi。その可能性は昨年のイマイチ続きからして期待はできなかったが今年も冴えない曲ばかり。しかも自作できると言っておいてメンバーは作詞に参加するかしないかというほどの自作・参加率の低さに加えてメンバー募集の話も立ち消えるなど、イメージ戦略さえガタガタ崩壊した感がありこれはもう実力が無いのに無理やりプロに仕立てたんじゃないか…とどうしても思ってしまった。あのボーカルもどこが綺麗な声なのか分からないし。

2位のTUBEは童謡と新曲の融合。童謡って簡単に見えて深いことを実感した。それほど新メロディーの部分が印象に残らなかった。

ビーイングGIZAは何か本格的にどうでも良くなってきた。閉塞感はますます強まり、どの楽曲もみんな突き抜けていってしまって残らない。そろそろ本格的にやばいんじゃないだろうか。

番外はまあ究極の怪作だよね、このホームページ的には。

 

音楽ニュース

1位 Something ELse解散
独立からわずか1年。いろいろと不穏な動きも見えたが、何より売れなくなりすぎたのか、解散関係のものが市販では何一つ残せなかったのが悲しい。ライブチケットも取れなかったし。解散時の反応だとけっこう評価している人も多かっただけに再びきっかけがあれば春が来たのは確実だったと思われる。楽曲的に限界越えての解散じゃなかっただけに残念極まりない。

2位 2度のDEENライブ
1月と12月に。初めて行ったBreak5、2000年に比べてメンバーのキャラクターがよりファンにとっても近くなっていたのが印象的だった。ただドラムの音は近づきすぎて耳が痛いし他の音が聞こえない。

3位 YeLLOW Generation解散
ラストリリースから1年、解散事後告知のような形で発表された。非常にきられた的な解散だったけど仕方なかった気もする。お疲れ様でした。

最後に

相変わらず好きな歌手の解散が止まらないDEENはアルバム聞いた段階じゃいよいよやる事なくなったんじゃないかと不安だったがライブで15周年を目指すと言ってるので少なくともあと2年は大丈夫と思われる。FOV解散後ソロになった浅岡雄也は楽曲的にFOVを越えられないどころか、誰よりもFOVの幻影に捕われてるのは本人なんじゃないかというほどに守りに入ってしまった印象。10周年を2年もやるなんて前代未聞だったが、ソロとして意義のある来年の発展に期待したい。ミスチルやスピッツは来年にアルバムが出るだろうけど、クオリティに関しては不安は無い。期待以上のものを聞かせてくれるだろう。行き過ぎてしまった槇原敬之はもう少しソフトな方向に戻ってくれることを期待。Tourbillonはあんま好きじゃなくて2ndも聞いてないのだが河村隆一のソロでの新作も聞きたい。のだが何かもう何してもファン以外反応しない状況になってるみたいだ。

GIZA系での購入は岸本早未と竹井詩織里。岸本に関しては今年は完全に惰性購入。レンタルで入らないので買うしかないという状況である。来年は配信にでも手を出してみるかなぁ。竹井さんも声はいいのだが、曲が地味すぎて早くも飽きてきた。新作の「Like a Little Love」がようやく何回か聞ける良作だったのが救いだがそれ以外の2作はあまり聞くこともなかった。レンタルで出たり出なかったりなのでこれも買ってるのだが…来年はパスかなぁ。この2人、結局のところ「余裕があれば聞いてみたい」枠であって「別になきゃないでかまわない」とも言い換えることができる。あくまで好きな歌手の真ん中じゃない、ふりかけのような存在である。感覚的に。ごはんにふりかけあってもなくてもいいじゃない。そんな感じ。


12月27日(水)

勝手に2006ドラマ大賞

・そういえばクリスマスに弟が運転免許を取得。いきなり教習車と勝手の違うVOXYの1人運転は無理なので守護役として俺が同乗するのだが、時の流れの速さを痛感。最近ようやく慣れてきたという、亀のごとき歩みの遅い俺よりは早く慣れるんだろうなぁ…。何か俺が初心者ドライバーの守護役になるなんて感慨深いものがある。

守護役…助手席に座り、緊張気味な初心者へ安心を与える存在。いるだけで安心だと一般的な初心者は語る。余裕の少ない運転者に指示やアドバイス、存在による安心などを与えるのが主な役目だがあまり口を出しすぎるとうざがられるので注意が必要。初心者が成長し、「もういらない」と言った時点で役目を終える

 

・今年もやってきたこの季節。とりあえず今年見たドラマのラインナップは以下の通り。

冬・・・「白夜行」、「論舞曲」、「西遊記」、「アンフェア」、「神はサイコロを振らない」(最終回のみ)

春・・・「弁護士のくず」、「クロサギ」、「トップキャスター」、「7人の女弁護士」、「ブスの瞳に恋してる」、「富豪刑事デラックス」

夏・・・「結婚できない男」、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(飛び飛び)、「花嫁は厄年ッ!」(中盤空白)、「サプリ」(序盤リタイア、最終回のみ)、「タイヨウのうた」(序盤リタイア、最終回のみ)、

秋・・・「セーラー服と機関銃」、「のだめカンタービレ」、「僕の歩く道」、「Dr.コトー診療所」、「鉄板少女アカネ!!」(序盤リタイア、最終回のみ)、「たったひとつの恋」(序盤リタイア)、「役者魂!」(中盤リタイア、最終回のみ)、「家族」(序盤リタイア、最終回のみ)

 

今年はワースト候補はさっさと見ずに切ってしまったのでいいほうから順に並べるだけにしてワースト大賞はなしにしてみる。

 

1位 結婚できない男
夏ドラで唯一しっかりと最後まで見たドラマ。原作なしのオリジナルでここまでおもしろかったのは最近なかったし、毎回笑えた。

2位 Dr.コトー診療所
安定した期待通りというか以上の出来。柴咲コウの不在をうまく補ってストーリーに織り交ぜていた。しかしこの柴咲不在に合わせたような展開は原作が合わせて書かれたのか、偶然か…。

3位 弁護士のくず
最終回を忘れててラストシーンしか見れなかったのが痛い。中盤から突如として、ドラマの展開の事を「〜話で言った事まだ言ってるのか?」などと登場人物が突っ込んだり、「仙崎大輔!」(海猿)とか「チャンネル変えられないように」とか他のドラマを持ち出したりと暴走。こうなってからが案外おもしろかった。最後は「パート2をやるぞ!」と宣言。だが未だに公式な発表は無い…。

4位 僕の歩く道
淡々と描かれたドラマだったが、それでも感動できるというのが良かった。それだけに都古(香里奈)の離婚問題やこれまでに比べれば唐突な展開を迎えた最終回は少し違和感が残った。

5位 セーラー服と機関銃
味方は死なないという安心感が漂っているドラマが多い中、主役以外全員殉職するという展開は緊迫感があって盛り上がった。さすがに佐久間さんまで死んだのは強引だったが…。

6位 マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
面白かったのだが出かけていたりで飛び飛びでしか見れなかったのが残念。アイドルを捨てた長瀬(ていうか最近の汚い風貌といいドラマ関係なしにアイドル捨ててる気もするが…)の変顔も面白かった。

7位 のだめカンタービレ
おもしろかったはずなのに何故か終盤あまり見る気がしなくなってしまった。ドラマ見たからといってクラシックにはまるわけでもなく、ドラマ開始直後は洋楽バンドオアシスや吉田拓郎にはまり、最終回の頃には「やっぱりDEENとかFOVが原点にして最高だよね」と言う世間の流れに動じない俺…。

8位 アンフェア
本格サスペンス。たぶん今までだったらもっとおもしろく感じた。「24」にはまってしまった直後だっただけに日本のこの手のドラマの見せ方の下手さ、テンポの悪さを感じるところの方が多く、緊迫感が圧倒的に欠けてるように思えた。それでもおもしろいことはおもしろかった。SPでは味方キャラがまた1人減ってしまった。映画はどうなる?

9位 白夜行
暗い話だった。壮絶な初回2時間の子役スペシャルは福田麻由子が素晴らしすぎて綾瀬はるかが少々霞んでしまったが…。

10位 クロサギ
堀北、市川、哀川など脇を固める人物がことごとくウザイキャラばかりだったが、暗い過去を抱えてクロサギを続ける山下智久はけっこう良かったと思う。

11位 西遊記
アクションのしょぼさが問題だったがなんだかんだ悪くはなかった。

12位 富豪刑事デラックス
期待の続編のはずが今回は少し微妙?というかあまり記憶に残ってない。もうやらなくてもいいかもしれない。

13位 トップキャスター
某占い師をモデルにした回はDVDでもカットされて幻になったらしい。その点は全然無難じゃないんだけど全体的にはなんか無難なドラマだった。

14位 ブスの瞳に恋してる
この辺りからワースト色が強くなってくる。井川遥で引っ張りすぎて盛り上げすぎてしまったのと、やはり感覚が特殊すぎてついていけない部分が多かった。その割にコメディに徹してないので笑えないし。

15位 論舞曲
意外性を狙って話が展開するのでムチャな展開ばかり。敵が味方だったとか、味方が敵だったとかは以前と以後の行動が意味不明だったし。わりと楽しんでみてはいたのだがラストシーンの「論舞曲」「論舞曲」で???マークが炸裂した。

16位 7人の女弁護士
もうこれはチープなのを分かってて作っていたんだろうけどタイトルバックが20年以上前のセンスだったり、毎回裁判そのものが間違いだった=冤罪でしたという展開は弁護士モノではなく推理モノ。どこが弁護士ドラマなのか分からなかった。荒川静香にまで素人棒読み演技をメインでさせてしまったのも凄かった。

17位 花嫁は厄年ッ!
あえてワースト1位を挙げるとなるとたぶんこのドラマ。これ以下はそれ以前に見なくなってしまったので対象外扱いになる。とにかく笑えないコメディ。笑えないハイテンション、というこの手のドラマとしては致命的なまでの滑り具合。無駄に12回もやって引き伸ばした上に最終回の効果音連打も印象が悪い。

対象外リタイア系作品

「サプリ」
待ち望んでいた王道恋愛ドラマ…のはずが何か違ってた。ラブストーリーなのにトキメキの要素が何一つ感じられなかったのが原因か。伊東美咲と亀梨じゃときめけないって。

「タイヨウのうた」
これも中盤からフェードアウトしてしまった。単純につまらなかった。沢尻が美人なのはいいとしても昨日今日病気になったわけでもなく、幼少の頃からなのにあんな今風な病人いないでしょうに。

「鉄板少女アカネ!!」
たぶんまともに見ていたらこれがダントツのワーストNo.1になっていた予感がひしひしする。はじけきれない堀北真希、というか誰がやってもはじけきれないようなムチャなストーリー。結局片瀬那奈だけが異常にはまっていてこの人だけが得をしたドラマなのかも。最終回も打ち切りの弊害なのか最終決戦丸々カットしてたし。

「たったひとつの恋」
期待の超王道ラブストーリー、だったがこれまた全然はまれず。単純に亀梨君が苦手なのかもしれない。まだラブストーリーって感じじゃないんだよ、きっと。

「役者魂!」
方向性がよく見えないので見なくなってしまったドラマ。結局は「擬似家族」というのがテーマだったのだろうか。

「家族」
これも擬似家族がテーマ、なのかと思いきや離婚からの再生がテーマだったみたい。最終回で復縁してたし。あの役で渡哲也じゃなくても良かったんじゃ…。

「神はサイコロを振らない」
キャストがもう少し好みだったらはまってたかもしれないドラマ。最終回だけ見てもなんか泣けたし。

 

インパクトシーン大賞

1位 「でも結婚できないんですけどね」 「い、いいいまなんと?」 from「結婚できない男」
数々の爆笑かけあいの中でも最後を飾ったこのシーンは最高の笑撃であった。

2位 「論舞曲」「論舞曲」 from「論舞曲」
今年最高に意味不明なラストシーン。ラストで久々に再会した2人はこの言葉をかけあうのだった。

 

 

インパクトキャラ大賞

1位 のだめ from「のだめカンタービレ」
千秋も含めてぶっ飛んでいた。竹中直人があれだけ派手にやると通常思いっきり浮くんだけど、あの竹中が浮かなかったという周りの強さはインパクト大賞。

2位 九頭 from「弁護士のくず」
そのいい加減さはインパクト。

3位 荒川静香
演技未経験なのに演技させられたその超絶棒読み具合がインパクト。

 

最高キャラ大賞

1位 桑野さん from 「結婚できない男」
不敵な笑いが最高だった。

2位 コトー from「Dr.コトー診療所」
医師の鑑だった。

3位 夏美 from 「結婚できない男」
結婚できない男と渡り合えるのはこの人しかいなかった。

 

最悪キャラ大賞

1位 おさむ from「ブスの瞳に恋してる」
最悪というか通常の低いテンションと感覚が特殊すぎるギャップについていけなかった。稲垣の演技も微妙に見えたが誰がやってもなんかつかめない感じになってたかと。キスシーンをごまかしていた時点でなんかいろんな事情が見え隠れした気がした。

2位 氷柱 from「クロサギ」
ウザさならNo.1!

3位 浜口組長
僕等の期待を裏切り、長澤まさみにストリップを強要して盛り上げておきながら堤真一の半裸で納得したり、後半は「ま〜や〜く〜」しか言わずにただの麻薬バカに成り下がったりとことごとく僕等の期待を裏切った罪は大きい。

 

かわいそうキャラ大賞

1位 堀北真希
キャラというか堀北真希という女優本体が今年は役に恵まれなかったと思う。去年までは調子良かったのに。

2位 エビちゃん from「ブスの瞳に恋してる」
ぶっちゃけこの人苦手だし、演技も下手だったのでどうでもいいんだけど、3番手にして主役どころかレギュラー陣の誰とも絡まないのがほとんどだったなんてあまりにかわいそうすぎる。

3位 河原 from「僕の歩く道」
ちょっと見栄張っただけで家庭が2度崩壊。反省するもフォローなしフェードアウト…。

 

主題歌大賞

1位 銀の龍の背に乗って/中島みゆき from「Dr.コトー診療所」
やはり映像と合ってる。イントロがかかるとなんか感慨深くなる。主題歌としては最高だ。ただ長いアウトロを無理やり緊急フェードアウトさせてしまう終わり方に余韻がなさすぎるのが唯一の難点。

2位 I believe/絢香 from「論舞曲」
曲だけは合ってたと思う。

3位 クラシックの曲 from「のだめカンタービレ」
クラシックを月9史上初めて主題歌にしたのは斬新。

 

今年はあまり記憶に残る名作もなく、かといって駄作という駄作もなく、ツッコミがいのない年だった。

明日は音楽編。


12月26日(火)

ここ最近の2006秋ドラ FINAL(Remix)

のだめカンタービレ 最終話
前回見てないのでよく分からんがのだめ(上野樹里)はピアノコンクールには負けたらしく実家へ帰省。千秋(玉木宏)が追いかけてきてほぼゴールイン的な展開に。2人とも海外へ行くことを決意して、最後はオーケストラ。千秋が号泣しながらある意味壮絶なる形相で指揮をとり、大成功。ほぼオールキャストが会場の各場所にいて、拍手喝采でそのまま終わってしまった。

総評
漫画をほとんどそのままドラマにしたということでぶっ飛んだ描写が多かったが、出演陣が見事に漫画的なキャラを演じていて単純に笑えた。後半はシリアスも含んできてやや飽きてきてしまいあまりバッチリ見なくなってしまったのだが、普通におもしろいドラマだった。ひとまず日本編終了といった感じの最終回。原作では続いてるみたいだし海外編で続編作る気もあるんじゃないだろうか。クラシックの関連CDもちょこちょこと売れてガッポガッポだし。月9にしてJ-POP主題歌なしというのは革命的だった。シングルで数万とかしか売れないよりもいろいろな面で儲け儲けだもんねぇ。

 

ブスの瞳に恋してる SP
22時から90分という連ドラのSPドラマにしてはなんか規模の小さい放送。しかも、クリスマスの翌日にクリスマススペシャルという決定的に時期を逃した展開。現在の日本ではイブが最高潮でクリスマス当日でさえ既に撤退モードに突入しかけているというのにさらに翌日の26日などクリスマスの影もない。原作では結婚してからの部分も描かれてるわけだから最初から続編を見込んで結婚までで連ドラを終了してSPをやる気満々だったのかもしれない。だが、視聴率的にも前半に比べて後半は盛り上がらず、井川遥で引っ張りすぎた中盤過ぎまでからラストにかけてうまく村上へ引き戻したとは言えない展開も視聴率以上に評判はよろしくなかったようで、規模が大幅に縮小された挙句にクリスマスの話なのに、クリスマスの翌日にまわされてしまったのだろうか。

内容的には結婚後初となるクリスマス当日の2人のラブラブ模様に加えて、総集編で時間稼ぎ。実際のその後部分は30分なかったんじゃないだろうか。稲垣、村上以外にはMEGUMIや滝沢といった村上の友人役だった2名、稲垣の仕事仲間だった連中に加え新たに「エビ」役を配置したが、大森は志木那島(Dr.コトー診療所)にいたせいか姿が見えず。そういえば忍成も志木那島に来ていたがこれは1話だけの登場だったので撮影は被らなかった模様。

エビちゃんの逆襲とも銘打たれた今回。確かに連ドラでの扱いはひどく、演技もひどかったせいか主役の彼女というポジションからスタートしたにも関わらず、主役と絡んだのが序盤のみ。しかも彼女なのに主役はほとんど彼女に無関心。全然連絡も取らなくなり以降は主役どころかレギュラーの誰とも絡まない上に毎回出演数分という3番手なのに最悪の扱いに。井川遥が出番多すぎたのはこのせいだったと思うが、終盤ようやく稲垣の母に取り入り最後のラスボスとして暗躍したかに見えたがこれも引っ張るだけ引っ張ってさっさと身を引くというさすがに出番無さ過ぎるから少しは出すか!的な情けのような扱い。これはたしかに逆襲もしたくなる

おさむ(稲垣)が忘れた携帯に「エビ」からの着信があり、派手に落ち込む美幸(村上)。おさむが蛯原友美(蛯原友里)の番号を「友美ちゃん」とか名前で登録してたのは連ドラ時代に何度も画面に映っていたので、こんな見え透いた展開で引っ張って違いましたオチ…?逆襲さえ出来ずエビちゃんの出番ゼロなんじゃ…と不安になったがさすがにすぐに「海老名」というおさむの部下の新人の事だと発覚させて美幸だけがうろたえるという展開に。そしてエビちゃんと稲垣がいいムードになるという美幸の妄想が炸裂。

エビちゃんの逆襲って美幸の脳内!?たしかに連ドラで稲垣とエビちゃんが絡むシーンほとんどなかったし、しかも2人がいいムードとなるとマジで皆無だった。彼女というポジションからスタートしたエビちゃんが、彼女扱いを一度もされなかったという点から見れば確かなる逆襲である…のか。

実際のエビちゃんは海外に行っており、ドラマ上での出番はないまま終了。誤解をとくこともなく2人はラブラブなクリスマスを過ごすが、時計をプレゼントした美幸に「オモシロがない。」と怒り、「頼むよ。常にオモシロを入れてくれないと」などと注文するおさむに果たしてどれだけの視聴者が共感できたかは疑問だ。続編はもういいや。笑える笑えない以前におさむのオモシロという概念が全く理解できない。常にテンションの高い人なら分かるが普段冷静だけになおさら。

次回から2006年総括。ドラマ編、音楽編と続く。


12月25日(月)

聖夜2006〜完全版〜

毎年恒例となっている聖夜DRIVE。このホームページの歴史で言うと

02年・・・YASU(最近会ってないけど元気?)と新都心のライトアップを虚しく眺める。当時はコクーン部分が完全に空き地だった。

03年・・・恒例聖夜DRIVE開始。24日はかみかみ(家隣だったうちはまだときたま見かけていたが引っ越しちゃったので最近全然会ってないが元気?)、カーネル・S・マルオ氏と都内を彷徨い、25日はYASUも合流し川越で飯を食う。

04年・・・かみかみ、カーネル・S・マルオ氏とお台場クリスマス深夜DRIVEを決行。これがお台場×クリスマス×男だらけDRIVEの1年目となる。

05年・・・ネットラジオ第3回にして早くもお台場ロケを決行。無謀な「きよしこの夜」が世界へ配信される。

そして06年、我々は再び聖夜にこの地へと舞い戻る…。

そんなわけで昨年に続き、ネットラジオの1年を締めくくるクリスマスお台場収録が今年も決行された。


2006年版レインボーな木漏れ日

去年は時間短縮のために行きも帰りもレインボーブリッジ(有料)を通るというプチ・リッチなロケだったが、今年は再びレインボー道路の下の一般道路(無料)を通っていく。もはや過去の写真と間違い探ししても間違いが見つからないんじゃないかというくらい、古くからこの日記を見ている人にとっては見覚えのある写真である。

そしてすでにお台場入りの車で渋滞が発生している中、お台場の中でも静かなあの定位置へ停車。見慣れたトイレと広場戻ってきた実感が漂う。

今回は3回での宣言どおり俺はオリジナルソングを作ってきたのだが、カーネル・S・マルオ氏もなにやら考え込んでいてギターをジャカジャカやっている。どうやらこの場で作る気らしい。2人でふんふん歌いながら曲が完成するのに2時間。22時を回る。

そこからまず曲のレコーディングだけ行い、トーク収録へ入る。この段階でカーネル・S・マルオ氏の長年の友人であるI氏がお台場へ来ていて、収録を見学することに。車内狭いので、助手席に座って見てもらっていたのだが、ちょうどその斜め下にある電源コンセントに彼が触れてしまい、MTRの電源が落ちてデータが完全消去…。

思わぬ事故に平謝りのI氏、言葉を失う我々だったが、気を持ち直して再収録。結果的に俺のボーカル(声出てねぇ)以外はベストテイクが取れたので結果オーライとなった。


STUDIO VOXY〜休憩中〜

そんなこんなでお台場脱出大渋滞の時間も超えて時は深夜2時過ぎ。全ての収録を終えて帰路へ。多少の渋滞はあったのだが去年に比べれば軽い軽い。ちなみにこんな時間でもお台場はカップルで溢れていた事を付け加えておく。

 


軽い軽いこんな渋滞

 

そんな第13回、収録のさらなる裏話や歌の歌詞・解説は「Radio Dreamer」の日誌ページにて公開している。ラジオ共々楽しんでください。今回も展開がすごいよ。

なおクリスマスアンケートの集計結果もそちらのほうで紹介していますのでご覧下さい。


12月23日(土)

DEEN LIVE JOY Break11

22日、DEENライブ、アミュー立川公演に行ってきた。確かこれは追加公演で決まり、母親がチケットのページを探索してたら「まだ余ってるよ」というので「じゃあとっといて〜」、みたいなノリでとった。

とりあえず立川は遠かった。会場の椅子はなんか狭く、横幅がある人は相当にきついと思われた。

1.ダイヤモンド
ロッテが優勝してれば知名度が少しは違ってたニューアルバム、というか全楽曲の中でも異色曲。CDでは打ち込みだったせいか、終始ドッカンドッカンと力任せに叩きまくるサポートドラマーHIDEの叩き方が少し抑え目だった。パワードラムとでも形容すべき彼のスタイルは、ファンの間でも一部で「うるさすぎる」との批判が特に池森の声量が落ちたAOR期にささやかれていた。近年はマシになったらしいが、今年1月の前ツアーのライブで初めて彼の生ドラムを体感したが普通にうるさすぎだった。あれでマシになったってひどい時は相当ひどかったのかな?と思ったほどである。

2.Memories(キセキVer.)
この曲もライブじゃ根強い曲だがリメイクしようと好きではない。むしろリメイク前のライブバージョンの池森ラップがかっこよかったのでそれがキセキVer.でなくなったのは残念だ。HIDEのパワードラムは1曲目の抑えた叩き方から思ったスタイル変更?という期待も虚しく早くもパワー全開だったが、音響の人が気を使ったのか今回はそこまで邪魔に感じなかった。前回と比較して感じなかった程度でまだバランス的に目立ちすぎなのは変わらない。

3.瞳そらさないで(キセキ+原曲)
リメイクと元のバージョンが混在したようなアレンジ。キセキって良くも悪くもライブ意識してない点もあったので、ライブでのこういう変化は当然なのかもしれない。アコースティックな原曲で披露されることもほとんどなくなってたし。

4.このまま君だけを奪い去りたい
原曲アレンジで披露。キーはどうだったのかな?とにかく歌い方が抜けが悪くてサビの高音の抜けなど特に悪かった。今日の中では一番ボーカルの調子が悪い曲だった。この曲ってカラオケでもそうだけど「奪い去りたい〜ぃ♪」が綺麗に高音で抜けないとかっこよくない。出てはいたのだが身を少々よじり気味に懸命に搾り出す姿は、苦しそうだった。

5.翼を広げて
初期のヒット曲が続く。イントロだけキセキVer.ですぐに原曲に切り替わり後は原曲アレンジ。かつてはラストの曲だったのがこの時点で出てくるってのはおもしろい。この曲ではボーカル持ち直した。

改めて挨拶。メンバー個別に長めのMCが入る。

6.ロッソ!!
ようやくニューアルバムからの選曲。ライブで聴くとはまるね、やはり。ライブと同じそのままのメンバーでレコーディングしてるからだろうけど。

7.インスト〜ギターソロ(田川)
長いインストというかピアノとか入った曲の後に、エレキでアコギっぽい音を出した田川のギターソロ。それこそ「秋桜」みたいな壮絶な高速トゥルトゥルギターソロは圧巻

8.扉
そのままアコースティックコーナーへなだれ込んだがサポートメンバーもそのままで5人体制。この曲はアコースティックだったのでまさにピッタリ。

9.永遠をあずけてくれ〜Christmas Time
クリスマスということで。1コーラス&2コーラス間奏なしのエンディング。Christmas timeは念願だったのでここで聞けて良かった。願わくばバンドで聞きたかったけど。

MCをしながら進行。

10.銀色の夢
長野オリンピックボランティアサポートソング。これも過去の曲だが今回アコースティックで披露。

11.Life is
ここからバンドスタイルへ。ニューアルバム『Diamonds』から。この曲、けっこういいじゃないか。あまり印象なかったけど今回のアルバム、何気にけっこういいような気がしてきた。

12.Sail Away
今回のアルバム、サウンドがストレートだけに、引っかからず特に後半は聞き流し気味になってたんだけどいい曲多かったんだね。方向性が見えないというか、DEENである必要性が見えなくてあまり好きなアルバムじゃなかったんだけど単純にメロディーはいいと思った。

13.ひとりじゃない〜Good Good Time!!〜起き上がれよBOY
確かこの順序。少々曖昧だが。メドレー形式ショートバージョンで立て続けに披露。「ひとりじゃない」はキセキアレンジ。一気に盛り上げる。AOR時代はそれこそ「Good Good Time!!」がむしろ浮いてるくらい激しい曲だったのに今はこういう曲を中心にするようになったんだなぁ…。

14.Family
ニューアルバムの中で一番かっこよくてスピード感のある曲。これはいい。HIDEがパワードラムでバシバシ叩いてもまあ許せる。盛り上がりは最高潮に。ちなみに後半は山根もずっとギター持ってて、よりロック色を増したサウンドで勝負してた。

15.夢であるように
本編ラストは原曲アレンジ、原曲キーで贈る名曲。「このまま〜」の不安定感に比べれば全然マシだがそれでも原曲キーは少々苦しそうではあった。ていうかこの曲はHIDEのパワードラムが最も気になって仕方なかった。1番のサビ入りの「ドン」からして力入れすぎだし、抑え目な1番サビでも過剰気味な始末。2番以降で本格的にインしてからは案の定少しは曲の雰囲気考えろよと言いたくなるほど力任せにドッカンドッカンと大振りで叩きまくる。せっかくの名曲が…。これはライブならではのパワフルな雰囲気というのとは違う。サポートメンバーなのに明らかにドラムだけ目立ちすぎ。ちゃんと雰囲気に合わせて弾いてる田川ギターも霞んでるし、幻想的な山根によるピアノなんてほとんど埋もれてる。悪いと思うドラマーなんて今までいなかったけどいくらなんでも考えずに大振りで叩きすぎで曲の持ち味を喰いすぎてると思う。DEENの曲にはやっぱり合わないんじゃないかとどうしても思えてしまう。そんなHIDEが実はDEENライブでのドラム歴最長。メンバーだった宇津本の年数などとっくに越えているのだ。宇津本脱退直後は藤沼というサポートメンバーがCD、ライブで固定して入っていたのだが、AOR化以降はCDでは沼澤尚を呼びながらライブではずっとHIDE。そのため彼の年数は既に02年から5年目。初期DEENはライブをしなかったので宇津本のライブ年数は4年程度である。ここまで定着したHIDEは今後自身が在籍する本職の方のバンドがバカ売れして忙しくならない限りは変わりそうに無い。ウルフルズみたいに脱退したメンバーが戻ってくる…という希望は集められたバンドであるDEENでは期待できない展開だしなぁ。嗚呼。

アンコール

1.上海ロックスター
山根によるナレーション→1人でギター弾いて歌う→MCに突入し、池森や田川、しもべたち(笑)の登場演出など含めてたっぷり時間をかけて笑わせる。曲ではしっかりかっこよくハイトーンボイスで決めて、最後は3人でギターソロ交代で弾きまくる。池森だけ、最後のソロでは弾きマネしてて凄いソロ弾いてたのは後ろ向いてる田川だったというトリックを。曲が終わって、何故かバック転のポーズをとる池森。準備を入念に行い、いざジャンプ!と思ったら真っ暗になって、その間に着地のポーズ。池森のトリックが続くという謎の展開に。嘘つくような人じゃなかったのに!

2.We can change the world
唯一AOR期の曲。この曲も欠かさずやっているような気がする。盛り上がるし、なんだかんだDEENらしいのってあまりDEENとしての個性は感じないロックじゃなくて、今ではこういう曲なのかなとも思う。

3.Starting Over
最後はこの曲。一応これからにも期待を感じさせる内容の曲。

MCでは15周年も1年数ヶ月に迫り何かやりたいとコメント。具体的には決まってないし、下手な事も言えないのかなんか凄く曖昧にして長々と言ってたが(「みなさん一同に集めて何かやりたい」とか)、もしかしたらかつて一度だけやった横浜アリーナのような大会場でのライブをやりたいと言いたかったのかな?現状ちょっと厳しいのでこれは確かにいえないかも。

DEEN'S ROCKを打ち出した今回。キセキツアーを挟んでより盛り上がる曲は増えたし、声の調子も一時期よりは良くなったようで昔の曲の違和感も減ったし(「夢であるように」も原曲)楽しいライブだった。だが、今後どこへ向かうのか?これまでのような進化を今回のDEEN'S ROCKというスタイルの上で出来るのかはかなり疑問でもある。それを打ち破るような驚きを期待しよう。


12月22日(金)

ここ最近の2006秋ドラ Vol.11

Dr.コトー診療所 最終話
彩佳(柴咲コウ)の手術を自ら執刀する決意をしたコトー(吉岡秀隆)。それを聞いた鳴海(堺雅人)は見せたいものがあると自宅へ招待。さすが最前線の医師…という豪邸の中は静かで通された部屋には植物状態の女性が寝ていた。かつて心臓疾患を患った妻を医者である自らが助けずにどうする?と教授の忠告を無視して自ら執刀した鳴海は身内の手術という状況に冷静にはなれずに動揺。妻を植物状態にしてしまっていた。「これは生きていると言えるのか?」と相変わらずの嫌味口調は変わらないがいつも以上に重い一言が突き刺さる。

そして手術決行日。「そろそろだな」と緊張する島民一同。一方、星野夫妻は昌代(朝加真由美)が旅行カバンを用意。駆けつけることを予感させる。だが、沖縄本土に行くまで4,5時間以上かかるはずである。そこから東京までまた何時間もかかるはずである。だが星野夫妻は手術中に1人東京在住で手術室前で見守る剛洋(富岡涼)の前に登場するという瞬間移動を披露。ジェット機でもチャーターしたのか?

手術中、徐々に様子がおかしくなりちょっとした出血をきっかけに取り乱すコトー。鳴海が冷静な一言で対処し、説得。呆然とするコトーに仕方なく代わろうとするがコトーは復活。無事に手術は成功したがコトーは鳴海の言っていた意味を実感し、果てしなく落ち込む。鳴海も「医者は患者と親しくしてはいけない」と取り乱しながら強い口調で言って去るのだった。島民と家族のようになる事の重さを改めて理解したコトーは、激しく重い気分に沈み込む。そしてここにきて一度も出てこなかった母へ電話。母によりコトーが医者を志したきっかけとなった若き日のコトーを救った医師が本日付で亡くなったことが発覚。また優しい母の言葉に涙するコトー。何故か顔が移らない母。クレジットにより宮本信子という女優だと判明した。続編やる時に今回チョイ役のこの人がまた出れるか分からないからあえて顔映さないで変更可能にしたのか?

彩佳に会いに来て変わり果てた彩佳に病気ではないかと不審に思う、彩佳に会いに来て正一(小林薫)とケンカする彩佳の様子から重病だと一足先に知ってしまう、など今作ではキングオブ「偶然にも見てはいけないところに遭遇して立ち聞きしまう少年」の剛洋がまたも間の悪いところで来てコトーの涙を見てしまう。剛洋としても実は彩佳姉ちゃんの手術失敗!?とか思いかねない事態だったがとりあえず何も聞かずに去る。こういうときは去るに限る。

一方島では手術成功の一報が入り、診療所は大騒ぎ。何故か外にいた剛利(時任三郎)と茉莉子(大塚寧々)とかまで喜んでいたということは島民放送でもしたのだろうか…。

彩佳と握手したコトー。3年もやって進展がこれだけというのは遅すぎるがそれはまた次回。柴咲コウが島ロケを嫌がらずに無事に出演してくれれば…。ただ一応島で看護婦を続けたいという宣言はしてくれたので期待したい。コトーに手術されるのは嫌だとか言ってた初期の様子だとコトーに手術されたらもう気まずくて戻ってこない=降板のいい理由になる、みたいな流れもありえたがここは安心だ。

そして去ってゆくコトーに鳴海が声をかける。鳴海に感謝の意を告げて「人として言うなら貴方が生きてると思うなら奥さんは生きている」といい「医師として言っても貴方が治療を続ける限り生きている。奇跡が起きることだってある。そこにも絶対はない。」とコメント。かなり心動かされた様子で感動に震えていたが嫌味口調なこの男は結局礼の1つも言ったりはしなかったが彼自身も救われたように見えた。「帰るのか?島に」と聞いたのもなんか彼なりに認めたような感じだった。口調が嫌味なだけで医師としては優秀だったみたいだし、言ってることに間違いはなかった。最終回で鳴海はかなり好感度は増した。だがやはりあの嫌味口調では治療を任せるのはなんか不安だ。

島に戻って医師としてのあり方を確認する三上(山崎樹範)とコトー。三上は診療所を代わりの人に任せて来ていたことが発覚。1人しか医者がいないから代わりで呼んだのに、代わりで呼んだ医師も1人しかいない医者で別の代わり呼んでたんじゃダメじゃん…。

最後は長めの映像美で占めた。主題歌の「銀の龍の背に乗って」は感動的で今回はロングバージョンだったがロングバージョンでも何故かアウトロの最後は緊急フェードアウトという強引な切り方。余韻をもう少しくれ。そしてまたいつか人間ドラマ中心で続編を!

総評
安定していいドラマだったが、レギュラー全員続投してたかに見えたがそういえばお産婆さんで前回はレギュラーだった内つる子ばあちゃんだけ完全にいなかったことになってた。説明もなかったけどどうしたんだろうか?お歳だったのでもう引退してるのかな?

2番手の柴咲コウは結局最初の2回しか島にいなくて後は中盤ほとんど出番なし。それどころか一切出てこない回もあったりとSPの頃からの島敬遠状態が変わらない。最後くらい治ったことを報告しにお正月に帰ってきてもよかった気がするが、そんな様子もないし。続編やる場合にネックはここだろうか。ただもうミナがいて和田さん(筧利夫)と初日の出デートするくらいのいい仲になってきてる。一応コトーとしては必要なのかもしれないけど、ミナの実力も向上してて業務的にはいらない感じにもなっている。看護士2人いれば負担は減るんだろうけど…。和田さんも本来の島の職員業務に戻れるだろうし。3年も診療所勤務になってて今さら和田さんの仕事があるかは分からんが…。


12月21日(木)

おばちゃんミスリード

・青島幸男、岸田今日子、カンニング中島と訃報が相次いだ昨日。青島とカンニングはほぼ同じ頃で岸キョンの方は既に17日で亡くなっていたのが昨日発覚したというタイミングだったが、ワイドショーなどが連続お通夜という非常に暗いムードになっている。それ以外にも視聴率も高かった亀田の勝利というニュースで何とか暗いムード払拭といった感じである。なんだったんだろうか、昨日は。

・そんな昨日は1月に5日間の短期バイトを見つけたので電話。

「では15時に来られますか?」

「明日にしますか?」と聞いてきたが反射的に「いや大丈夫です」と答えて決定。電話を切った後時計を見る。今14時

!?

慌てて準備。

履歴書どこだぁぁぁぁぁぁ!!!??

発見して記入。

写真余ってたかぁぁぁぁぁ!!!??

この肩の角度ズレてる失敗写真でいいや。

 

自転車でレッツゴー。到着すると事務所がどこにあるか分からん。とりあえず中におばちゃんがいたので聞いてみると「ここからまっすぐ向かいに歩いてって突き当たり右に階段があるからそこの2階」と言われる。突き当たりまで行ってみる。何もない。右に行ってみる。外へ出た。今日はいい天気・・・・・ってあれ?突き当たり→右→外。変だぞ。え?追い返された?これ何気に追い返された?

と、こんな感じでとりあえず建物の周りを1周してしまう。ここで俺はもう一度冷静になって考えてみた。「突き当たり」という言葉に反応して通路を進んでしまったが、あのおばちゃんがいた地点から「まっすぐに歩いてって」となると今1周したこの建物の中である。そうか!そうだったのか!階段は内部だ!間違いない。謎は全て解けた。古い!

との推理結果が出たので内部へ進んでいく。突き当たるどころか、入った瞬間に少し右奥に階段が。突き当たりというキーワードはミスリードだったのだ。何故そんな小細工を!おばちゃん!

こんだけグダグダやってても時間はまだ15時の10分前。誰かと違ってお腹が暴走しない限り時間をしっかり守ってくる辺り、さすがである、と少しは自画自賛しつつ、係りの人登場。

5分で採用決定。残念ながらネタになる程のやり取りもなく、説明とそんじゃ来月10日に忘れないできてくださいねということで契約成立となった。

そういうわけで残り2回が予定されていた「続・ゴルフ日記」のうちの前半の1回はバイトにつき、サボりが決定されたことに今気づいた。

 

・卒論はひとまず全章執筆が完了した。ただこれはあくまで全部の章について一通りの記入を終えたということであり、まだ全体構成を考えての変更・追記などはたぶん残っている。ただ、少なくともこの後にノロとインフルエンザのコンボにダウンし提出日になってしまっても、卒論として認定されるのは厳しいかもしれないがゼミ論としては26枚(文章部分のみ。タイトル・目次含む)という枚数からしても何とかなると思われる。そういう意味では気楽になった。一応年内には編集作業も進めてほぼ完成に持って行きたい。


12月20日(水)

ここ最近の2006秋ドラ Vol.10

のだめカンタービレ 9話
インチキ催眠で蘇った千秋(玉木宏)は催眠の余波で北海道まで飛んで大量におみやげを買わされてようやく催眠から解放された。「俺には効果がない」とか言っておいてかかりすぎだよ、あんた…

シュトレーゼマン(竹中直人)が再登場して海外へ行く事を推奨。最後に出た時も言っていたが今回も写真集を何故送らないのかと怒っていたシュトレーゼマン。具体名まで口走っていたが永岡真実は実在の人物。夏恒例のTBS昼ドラで高校生になった「大好き!五つ子GO!GO!」でのんちゃん役をやっていたあの子である。竹中が実際にファンなのか?それとも脚本家その他スタッフがファンなのか。のんちゃん以外にドラマ経験はないが名前だけ月9デビューという事態は異例だ。ちなみに12月に写真集は出ないらしい

千秋が海外へ行くか悩み決定を下す後押しをしたのだめ(上野樹里)はついていく旅費を稼ぐためにピアノコンクールへの猛特訓を開始。江藤(豊原功補)の元で修行に励む。そこに妻役で白石美帆が登場。「電車男」では報われなかったどころか白石に骨折まで負わされた豊原が救済される形に。

謎のモッコリ頭少年によるのだめの幼少期のトラウマのシーンで幼少期をやっていたのはちびまる子ちゃんで有名な森迫永依とここにきても豪華な面々が続々登場。成長したモッコリ青年はあまりにモッコリしすぎて頭部が不自然だったが彼に再会してしまったのだめは変調をきたし…。

10話
カーネル・S・マルオ氏の買い物につきあったため見ていない。

 

Dr.コトー診療所 10話
ようやく彩佳(柴咲コウ)の出番が。彩佳の手紙をコトー(吉岡秀隆)から渡され、真実を知った正一(小林薫)は早速上京。一足先に知らされ、正一を本土まで送った重さん(泉谷しげる)の表情も重い。

鳴海(堺雅人)が例によって嫌味口調で病状と手術の形式を説明。生存率などと持ち出して70%〜80%ですなどと嫌味口調というかすごい事務的かつ偉そうに告げるので正一の不安は募る。帰島後にコトーに告げた「確かに腕はいいんだろうけどあの人には任せたくない」というのも分かる。あんな偉そうな態度じゃ不安になって命を任せたくない

そのことで口論していると彩佳の様子を見に来ていた剛洋(富岡涼)が立ち聞きしてしまい知られてしまう。久々登場の剛洋。「学校はどうだ?」という正一に何だか微妙にごまかしていたが学年ビリから脱出できたのかが気になる。

その後も立ち聞きでミナ(蒼井優)に知られるなど順調に立ち聞きから真実が伝わっていき、コトーがみんなの後押しで彩佳の元を訪ねたときは島民からの大量の激励のおみやげが。結局全員に知られたらしい。

また代理の医師には前作でコトーの過去に登場した三上(山崎樹範)が登場。コトーの姿に感銘を受けた彼は改心し、確かSPでは北の果てでコトーのように単身で診療所をかまえていたはず。自分の持ち場はいいのだろうか?

 

僕の歩く道 最終話
都古(香里奈)は輝明(草なぎ剛)を必要としていたことに気づき、離婚を決意。家出状態のまま、輝明の家に一晩泊まり、その後はセリフの感じからすると千晶(MEGUMI)に厄介になった後、住む家を早々に見つけて引越。さらに動物園に復帰。この時点で周囲にはもう離婚が成立したかのような勢いで話をしていた都古だがようやく離婚届を記入して、河原(葛山信吾)の元へ出向く。

家は乱雑に散らかっており、河原が都古がいなくなった後に自暴自棄になっている様子が伝わってくる。ミエなどつまらないものは捨てて河原も十分反省しただろうと思われたが、冷徹な表情のままの都古。やがて河原が帰ってくると家は整理されており、都古の靴が。喜んで飛び込んできてこれまでの事を詫びる河原。誠意ある態度に見えたが冷徹な表情のままの都古。怖い。一方的に冷徹な表情で離婚届を突きつける都古に、そんな展開を想像してなくて驚きまくりの河原。さすがにこれは予想外で話し合いを求めて激昂。今までの河原は勝手に見えたが今回ばかりはかわいそうすぎる。一応河原も改心するって言ってるんだし、少しくらい話聞いてあげたっていいじゃない。すでに住所変更は知らせていたが、まだこっちに届いていた輝明からの手紙を奪い取って帰ろうとした都古を引き止める河原。手紙が破れ「返せ!」と激怒する都古。手紙に負けた河原はさすがに怒りまくり、輝明への不満を爆発させる。そこで「私がテルを必要としていた」との宣言を繰り出し、完全敗北の河原は出番終了。何これ?悲惨すぎる。河原は都古への輝明の手紙を見ていたはずでその1日前には「都古ちゃんが家に来ました」という文があった。だけど河原は大竹家へ連絡もせず、信じて帰りを待っていたのだ。たぶん。いやもうあきらめてたのかもしれんけど。もしかしたらこの後、友人曰く「あいつらしい」行動を発揮して次の女に「君のために妻と離婚した」とか言ってるかもしれんけど。河原の放られっぷりがかわいそうすぎる。確かに器は小さかったが、嫌な人度ではむしろ初期型真樹(森口瑤子)の方が上を行っていただけに何故彼だけ更正したのに救いがなかったのか…。嗚呼河原

園長(大杉漣)は本社へ戻る通達を受けるが動物園大好きになり出世にも興味がなくなった園長は残ることを宣言。だが古賀(小日向文世)を筆頭にした職員が全員で「本社へ行け」と迫る。突然のクーデターと自らの人気の無さに驚く園長だったが、古賀曰く「動物を愛する人が本社にいてほしい」と言う。結局本社へ戻る事にした園長だったが、新しい園長が動物に愛情ない方が実害が大きい気がする。実際、利益優先した園長のせいで動物が死に掛けたことがあったわけだし。いきなり何言ってるんだろうか、古賀は。新園長は出てこなかったけど、まさか古賀は飼育係の長から空いた園長の座へステップアップする気じゃ。園長が本社に戻って特権で…みたいな。

ロードレースが迫る中、輝明は何故か動物園で鳥を眺めるという謎の習慣がつくようになる。トビのピ〜ヒョロロに反応して練習中もトビの姿を探すようになった輝明。最終回になって何の伏線もないこの突然のトビへの執着は正直意味不明だった。これまでは手紙で何度も登場するほどジンジンLOVEだったのに。トビに関しては手紙にも書いてなかったし。一応演出的には自立への象徴だったわけだけど。

最後は家族もみんないい人化していったが、主治医(加藤浩次)は自立するためにホームへ入るべきだと助言。いい人化していて今のままでもいいんじゃないムードになっていた大竹家は迷うが、部外者の都古だけがホームを強く推奨。何かテルが必要なのに気づいたのはいいが最終回になってこの自分勝手度、強引度は何なんだろうか。軒並みいい人度/思いやり度が急上昇してる中でこの人だけ大暴落してない?ていうか河原が離婚届をちゃんと記入して提出したかがまず怪しい。もう完全に離婚した気になってたけど絶対河原のところで離婚届ストップしてると思う。結局この件は保留のままレースへ。

謎のロードレーサーというか喫茶店のマスターだった亀田(浅野和之)の指導の元、特訓を積んだ輝明。秀治(佐々木蔵之介)が一緒に走ってくれることを感謝すると亀田は「別のレースがあるんです。出ませんよ」と出場否定。てっきり同じ日に別のレースがあるのかと思ったが、当日普通に喫茶店を営業している亀田の姿が…。レースは?別の日?ていうかこいつ本当に伝説のロードレーサーだったのだろうか。

立ち止まりながらもなかなかのペースでゴールまで辿り着いた輝明。だがピ〜ヒョロロロとトビの鳴き声で進路を外れて何処へと去っていってしまう。追おうとする秀治を「待ってましょう」と止める母(長山藍子)。こんな山の中でコースアウトしていってしまうのは危険極まりない気がするが、トビが飛び立つ姿を高台から無事に目撃する事が出来た輝明は戻ってきてゴールイン。どうやらダントツビリだったらしく彼のゴールと同時にレース終了が告げられた。満足げな輝明は「ホームへ行く」と宣言。やはりトビは旅立ちの象徴のようだがなんだか唐突に出てきて意味不明だなぁ…。

時間は経過したらしく、ホームから家に一時的に帰れる休日。ごちそうを用意して張り切る大竹家だったが輝明には「僕にだって予定がある」とフラれてしまう。実際にセリフはなく、母が電話で聞いた言葉を家族に伝えただけだったが、こんなセリフを言うなんて成長しすぎである。要するに自立は正解だったんだろう。いつも通り手紙を出して輝明が向かった先には都古が。そのまま自転車デートに出かけていく2人でエンディング。ていうか家族がフラれた原因が家族同然の付き合いをしてきた都古というのが微妙に哀しさを誘う。気を使って夕食は大竹家でみんなで仲良く食べてから帰ったことを祈りたい

総評
なんかいい雰囲気のドラマだった。淡々としてたし何か大きなことが起きるわけでもないけど妙に感動的だったし。最終回は何かこれまではそこまで感じさせなかったのに急に露骨なまでにキレイな方向へ行き過ぎてる(周囲の変化がわりかしゆっくり進んでいただけに)というか唐突なトビの絡み方とか河原放り投げ状態とか最終回だけは何かテンポが変化してしまってて少し入り込めなかった。とりあえず草なぎの演技は視聴率取れるキムタクを30分以上もかけて賛美する前にもっと評価すべきだと思う。


12月19日(火)

紅白曲目発表/第12回公開/オリコン反論

・紅白の曲目が発表された。昨年は21日に文章かいてるので昨年よりは早いが何か昔に比べて遅くなったよね。とりあえず目立ったところにコメント。

aiko「瞳」
ここ数年、その年最も地味だったバラードを歌い最大のヒット曲を無視する傾向が続いていたが今年はさらに激化。ついにアルバムの中の1曲というマイナー選曲へ…。一応確か子供が生まれる友人に書いた曲というエピソードもあったしCMソングとしても早くからかかっていたのでそこまで知名度は低くないのかも。アップテンポだったのは04年の「花風」くらいで03年「えりあし」、昨年の「スター」といい何故こう一歩外したような選曲が続くのか謎である。

GAM&モーニング娘。「Thanks!歩いてる2006Ambitiousバージョン」
昨年は歴代メンバーも集結してそれなりに盛り上がったが今年は知らない人と曲ばかりである。昨年はセットにされたとはいえ時間もけっこう長かったが今年は持ち時間昨年以下は避けられない気がする。

DREAMS COME TRUE「何度でも LOVE LOVE LOVE2006」
意味不明。新曲もあるのに何でまた去年に続いて「何度でも」を歌うのか?去年スキウタ上位に入りながら無視されてしまった「LOVE LOVE LOVE」といいここだけ昨年の空気が残っている。ドリカムってもう過去形歌手のポジションに片足突っ込んでるの?

夏川りみ「花(すべての人の心に花を)」
何ぃいいいいいいいいい!!!!!
「涙そうそう」じゃねえええええええええ!!!
5年連続を誰もが期待していたのに。ていうかこれは沖縄に古くからあるあの「花」?沖縄代表的ポジションを強調するがさすがに5年連続はどうかってことで落とし所が「花」だったのかもしれん。

浜崎あゆみ「JEWEL」
実はシングルじゃないこの曲。今年は年末用バラードをシングルにしなかったのだが問題なくこの曲でOKのようだ。

絢香も「三日月」、倖田來未も大塚愛もバラードである。J-POP歌姫的ポジションの人、みんなバラードなんだけどどこで盛り上がるんだ?mihimaruGTしかないじゃん。BoAもまあアップテンポっぽかった記憶があるが曲のヒットの記憶が薄い…。

 

ゴスペラーズ「ふるさと」
これは…?ゴスペラーズの持ち歌にそんな曲はあったか記憶にない。少なくともシングルや今年発売のものにはC/W、アルバム含めてなかったはずだ。まさか「う〜さ〜ぎ〜お〜いし〜、か〜の〜や〜ま〜♪」の「ふるさと」?童謡?アカペラ童謡!?

コブクロ「風」
02年に下位でロングヒットした4thシングル。2nd、3rdと激減する中でこの曲で安定した固定ファンを獲得したという意味ではけっこう転機的楽曲だと思う。今年はシングル1枚、それよりもベストの大ヒットが印象に残ったのでこうなったのか?昨年「ここにしか咲かない花」じゃなくて「桜」を歌ってしまったのでもし違っていたら順当に「桜」にしていた気がする。

SMAP「ありがとう」
やはりターゲットが女性オンリーの売れた方(「Dear WOMAN」)ではなく、全世代向けメッセージソングの売れなかった方に。司会で声が枯れた中居の歌声に注目。

あとはほぼ予想通りのラインナップに。それにしても何かバラードばっかで落ち着いた雰囲気になりそうである。特に紅組は何でここまでバラードばっかり選んでんだろうか?DJ OZMAやmihimaruGTはこれじゃ浮くんじゃないかな?

 

・もう収録は1ヶ月前なんだけどようやく12回の公開に至った。りすきぃカクテルさんゲストの回である。なお投稿者特典用と称して収録後にトークしたものも存在するのだが、40分近くになってしまい長すぎるのでお蔵入りになった。いや、何らかの機会があれば切り・出しはするかも。

 

・昨日も紹介した件だがネット上ではブログを中心に話題が広がり、早速オリコンが反論

http://www.oricon.co.jp/news/confidence/40446/

いきなり「一部報道にありました」という表現が謎を呼ぶ。どこも報道してないと思うのだが、こういう文書を出す場合の定型文というかそういうのに乗っ取って書いたのだろうか?ネット上で広まったという新しい形への定型文は用意されていないのかもしれない。

1.調査方法を明らかにしていないことに対して「明らかにしている」と反論。
何と開設以来明示していると反論している。WEBサイトで公開されているという「調査方法」とは

http://www.oricon.co.jp/rank/index2.html

社会調査の授業をあまりマジメに聞いてなかった俺でもこれを「調査方法を開示している」とは言えない。これだとたぶん単位落とされるか、先生に怒られる。協力店とかを曖昧にするのは調査の公平さを保つためには必要だ。だが、調査の過程の説明をあまりにはしょりすぎている。特に最終的な数字となる集計してきた実売数から「全国の週間売上推定数を算出したものです」に至るまでの過程、計算方法が基本的に謎に包まれている。烏賀陽氏はこのことを言っているのであって、それに対して「明示しているぜ」というこの反論は無理があると思う。またオリコンの数字を疑問に思っている人の多くはその部分を不透明だといい「開示されていない」と言っているらしい。

また「調査方法については、他社メディアの取材にも応じています」とあるが、応じてはいるが質問に答えているとは言っていないし、そういう情報が他社メディアから公開されたという話も聞いたことがない。巧み・・・でもないが文章の魔法である。

俺は基本的にチャート大好きなので別に疑ったりはせずに楽しんでるのだが、要するにそういうことだ。

2.予約枚数もカウントに入れているのは間違いだと反論
これに関してはよく知らないのだが、きっぱりやってないって言ってるんだからそうなんだろう。ただ上記の不透明な部分などもあるためそういう誤解を招く可能性は十分にあるわけだし、何よりこの2点で5000万円はあまりに暴利だ。実売数から売上枚数にいたる計算方法が謎なのと同様に5000万への計算方法も謎に包まれたままなのかもしれない。

 

名誉を回復するための措置と言っているが、逆にこれで首を絞める結果になりつつあるような気がするけど大丈夫なんだろうか?自爆してチャートがなくなるのはチャートファンとしては嫌だよねぇ。


12月18日(月)

整理整頓/オリコンが個人へ訴訟

・年末ということで一足早く、ごちゃごちゃした部屋を整理する。基本的に不要になった資料やらプリントやら冊子やらが多いのでまずはこれを排除。かなり今座っているところから左方側がスッキリした。

またもはや読むことはないと思われる末期、宗田理の文庫本を一部排除。具体的にいうと、角川以外で出していたリメイクシリーズモノと、新・ぼくらシリーズの序盤3冊(というか亡くなったわけではないようだが作者の動きがほとんど見られない状況になっておりシリーズも凍結しているらしい。かなり壮大に伏線っていうか続きモノ的な描写を張ってたけど…)、及びシリーズを破綻・壊滅へ導いた「それからのぼくら」シリーズである。これですっきりした部分に別の場所で溢れていた漫画を並べてスッキリ。

これら文庫をBOOK OFFで売却しようと思ったがこれだけじゃ100円になればいい方なので「いま、会いにゆきます」の詐欺的メイキングDVDとdreamのライブDVD、またかつて好きだった松浦亜弥と前田亜季の写真集もセットでつけてまあ推定500円くらいにはなるだろ!と売却。

結果、2390円!!

( ̄△ ̄) !!( ̄△ ̄) !!( ̄△ ̄) !!

BOOK OFFの買取システムって査定結果は見せるけどそれをじっくり吟味する時間を暗黙のうちに与えない。それでもざっと眺めた感じだと、どうやらDVDだけで1000円以上軽く行ってる様子。これは「いま、会いにゆきます」のメイキングを本編と間違えたか?写真集も500円を越えている。宗田理のほぼ全ては値段がついていなかったのでそれ以外含めてあと数百円という感じのようだが残った数冊程度で数百円ついたのも驚きだ。

実は先日は昨年出来た究極の格安レンタル屋の買取コーナーで一部売却したのだが推定1000円は堅いと思われた査定額はなんと300円。そこでかつて1000円で買ったゲームボーイソフトは10円というありえない値段にされ、人気コミック「BLEACH」の公式解説本も50円という廉価で足元を叩かれた。やはりBOOK OFFの方が数倍買取にかけてはマシか。

何はともあれ部屋はスッキリ、2390円も臨時収入が入って気分もスッキリであった。

 

・オリコンが個人相手に権力を盾にしたような恐怖の訴訟を起こしたらしい。

http://xtc.bz/index.php?ID=396

この訴訟を起こされたライターの烏賀陽弘道さんが書いた「Jポップとは何か」という本は今執筆している卒論を書く際の参考文献として大変お世話になった本で、同じく「Jポップの心象風景」という本にも目を通した。綿密な取材と的確な分析は非常に興味深く、卒論なくてもこの本は俺としては出会えてよかった的なものであった。その筆者の名前をまさかこんな形で目にするとは予想外である。

リンク先を見る限り、これはもう「権力が権力を盾にして自分達の都合のいい方へ導く」典型例であるように思える。俺個人は何もできないが、少なくともこういう事実があることを200人程度(うちのページのユニークアクセス数のここ最近の最低値)に広めるくらいはできるので微力ながらここに書いておこうと思う。


12月15日(金)

EMI、清水ボーカル

・東芝EMIが東芝から切られたって何のことかと思ったが、元々世界規模ではEMIグループなのね。日本ではそれを東芝が引き受けてやってたから東芝+EMIということで東芝EMIだったのか。

東芝EMIといえばCCCD大好きな会社である。最初にやって今もレンタルでは導入し続けるエイベックス、独自のレーベルゲートCDを開発しその所属歌手の多さからかなりCCCDが増えるきっかけとなったソニー。この2社で何か売れ線系はほとんどCCCDって感じだったが東芝EMIもけっこう推進してた。大物は拒否したりできたようだが矢井田瞳がそれで揉めたりもしたし、何より話題だったのがビートルズの「LET IT BE...naked」の日本盤をCCCDにしたことである。amazonランキングでは予約の段階で廉価で非CCCDの輸入盤が1位になるという事態に発展。その後は輸入盤規制の法律ができるとかできないとかの騒動へと発展していったがそっちは詳しくは知らない。

上記2社が撤退した後はさすがに流れに逆らうわけにもいかずに撤退したかに見えた。しかし新たなCCCD開発!などとあきらめていない様子だったりもした。結局この新たなCCCDとやら、少なくとも俺が聞くような歌手では一切お目にかかっていないのでどうなったのか知らんけど。

現在東芝EMIで聞いてるのってマッキーとSOPHIAくらいなんだけど、これを機に売上がヤバイSOPHIAが切られるのは勘弁。トイズに戻るならいいけど。

UVERworldのボーカルが逮捕された。時事通信によると

『人気ロックバンド「UVERworld」のTAKUYA∞(本名清水琢也)ボーカル(26)=東京都大田区=が、交通違反に腹を立て、警察官の制帽を振り払ったとして、公務執行妨害の現行犯で、警視庁大森署に逮捕されていたことが15日、分かった。「知人と待ち合わせしていて、いらいらしてやりました」と話している。
 同署は逮捕翌日に書類送検するとともに、清水ボーカルが事実を認めたため、釈放した。』

だそうである。清水ボーカルって…。UVERworldといえば数々の大型タイアップを駆使してそこそこの人気をつけたロックバンドである。新人を一時的なアニメタイアップやドラマタイアップでブレイクさせてもことごとく続かず沈んでしまうという悲惨な展開の多い最近のソニーの中ではAqua Timezと並んで何とか固定客をつかめたという意味で貴重な人たちであった。

今年だけでもSunSet Swishは見事に1発屋になってしまったし、いきものがかりも楽曲のポップさとボーカルのかわいさを全面に出して挑んでもイマイチ伸び切らずに1stアルバムを出すタイミングを図りかねている状態。YeLLOW Generationをついに切ったが、怒涛の連発の末2ndアルバムを最後に止まってしまった星村麻衣(現在ほとんど停止状態)、2度もアニメタイアップで引っ張ってもファン付かなかった高橋瞳、コロコロ路線変更させられるのが多いがその中でも最上級を行くゴスロリ化の北出菜奈、昨年夏から一切リリースさえさせてもらえずブログの更新だけが続くlittle by little、ピアノ弾けるって主張してるのにCDでは弾いてないユンナなどなどことごとく人気が続かない。ていうかあれもこれも売り出そうとして多すぎるのが原因だと思うが…。

で、そんな中で連続トップ10入りできた期待の新人がUVERworldである。これはもう文字通り期待の星である。アニメタイアップもドラマタイアップも欠かさず連発してようやく軌道に乗せてきたところだった。だが今回のことで当然活動は休止。よりによってなんでこいつらが…とソニーは頭が痛いに違いない。ちなみにオリコンブログが閉鎖されてるがこれはまた別の件で荒らされて閉鎖になっていたらしい。

・リンク先のクリアさんのサイト「カテナチオ」が今月に入って完全消滅してしまった。予告なしの完全更新停止→完全消滅という流れだっただけに気になる。元気なんでしょうか?

その他、更新停止しているところも多い。needさんやSHUNさん、最近はタッティーさんも停止しているようである(ホームページは半年、更新しやすいブログは3ヶ月空くか、もしくはトップページが空白になったブログは停止系に分類してます)。何かmixiとかいう新しい方面へ向かった人も最近多いと聞くので(飲み会の時もmixiやってるっていう人がちょこちょこいた。ホームページやってる俺みたいのはもはや古典的。ブログも古いくらいらしい。招待されたことないのでどんなもんなのか知らんが。ていうかカーネル・S・マルオ氏が招待しようかとか言ってたが別にいいやとか言った覚えも…。)ブログは放棄してそっちに行ったりしてるのだろうか?一応、リンクは消してくれという連絡がない限りは残しておくつもりなので不要だったら連絡をください


12月14日(木)

続・ゴルフ日記 その7

・年内最終となった本日。先週よりはマシだが全盛期は11月上旬で過ぎたようでイマイチ安定しない。それでもミニゲームのスコアは上々。そういえば10月から来なくなってしまった人が1名いるのだがどうしたのだろうか?

・昨年の名作ドラマ「あいのうた」のDVD全4巻を借りたのだが二度見ても名作。やはりいいドラマだ。なんか最近は暴露女優が玉置浩二にDVを受けたとか言ってやがるが、過去はどうあれ今の玉置さんは違うんだろうなと思う。ていうかそれらいろいろな過去があの40代にしては老け過ぎな白髪に表れているような気がした。

・アニマックスで偶然見たアニメ「神様家族」がけっこうおもしろかった。けっこう打ち込みポップロック系の主題歌を毎回聞いてるうちにアニソン系主題歌にはまる人が昨今多いのがなんとなく分かる気がした。


12月13日(水)

いろいろレンタル

なんか学割レンタル半額なんておもしろいことになってたのでいろいろレンタル。CHEMISTRYや小松未歩のベストなどを借りる。

小松未歩はリマスタリングがけっこう効いてるのか特に初期のものは音がはっきりしているような感じがする。単純にサウンドが地味になった後期以降は聞いた回数が少なすぎて違いを感じられるほどじゃないってのもあるけど。

「さよならのかけら」ってサウンドがかなり小さく抑えられた過渡期的な3rdアルバムで聞いてた時と違ってけっこうそれまでとサウンドの厚みは変わらなかったのか。驚いたのが次の「最短距離で」。なんだ?このリミックスみたいなシャッカシャッカサウンドは!!(ZARDの『MIND GAMES』のリミックスバージョンが同じようなシャッカシャッカサウンド。時期的にも同じだし流行ってたのか?)思わず3rdアルバムを引っ張り出して聞いてみたがここではあまりシャッカシャッカしてない。3rdアルバムではアルバムバージョンだったのか!アルバムバージョンの方がいい…。

「風がそよぐ場所」は期待していた通り、リマスタで本来の勢いが増したような気がする。「あなたがいるから」以降はシンプルな打ち込みサウンドで一気に地味化していくわけだが…。これ以降はやはりじっくり聞いてなんとなくいいかなぁ…程度。やはり勢いがなくなってミディアムテンポ続きになるとどうしても流し聞きになってしまう。メロディはいいんだけど地味すぎてどうにもこうにも印象に残りにくい。このあたりって後期のマイラバに通じていくものがあると思う。要するに残ったファンは凄い評価してる、というパターン。結局のところ、俺はかなりライトリスナーなんだなと思う。


12月12日(火)

ノンタイアップということ(Remix)

・卒論でノンタイアップにも最終章で触れるのだがそのために90年代以降ノンタイアップシングル売上トップ10というものを作ったのだがこれが意外と難しい。タイアップを探すのも思いのほかしんどかったがその逆もそうなのだ。ないと思ったらある!なんてことがけっこうある。99年のオリコン1000号記念の時のおまけ冊子はデータの宝庫でこの時点までのトップ10が記載されている。これを参考に現在までのデータを足せばいいや、どうせ倉木麻衣のデビュー曲が加わるだけだろうと思っていたのだがそもそもにこのトップ10がおかしい。

1位が宇多田ヒカルのデビュー曲『Automatic』になっているのだがいろいろ調べてたらこれには「笑う犬の生活」というタイアップがちゃんとついていた。当時からノンタイアップだと騒がれていた気がするのですっかりそう思っていたのだがしっかりタイアップ付だったのだ。またH Jungle with tの「GOING GOING HOME」もノンタイアップ扱いになっている。これはもうCDにも「HEY! HEY! HEY!」のマークがくっついているし当時見ていないが番組で宣伝していないわけもなくノンタイアップとは言いがたい。結局この2曲を排除して作った結果が

1位 シーソーゲーム/Mr.Children
2位 硝子の少年/KinKi Kids
3位 Wait&See〜リスク〜/宇多田ヒカル
4位 チェリー/スピッツ
5位 花-Mement Mori-/Mr.Children
6位 Love,Day After Tomorrow/倉木麻衣
7位 ZERO/B'z
8位 everybody goes/Mr.Children
9位 YOU ARE THE ONE/TK PRESENTS こねっと
10位 Get Along Together/山根康広

ということになった。ちなみに甲子園のテーマ曲はタイアップとしては排除である(硝子の少年)。これで合っているのか?ていうか山根って何でデビューからいきなり売れたの?


12月10日(日)

第11回と飯と温泉と

・本日は第11回ネットラジオの収録を決行。12日公開となっているがすでに公開しているので早速いってみてちょーだい!詳しくはネットラジオのページで。また今回は長すぎて聞く気がしなかったと評判の(?)第10回でやったラジオドラマ予告編を個別で用意。1本1分と大変聞きやすくなったので是非聞いてみて人気投票のほうに投票してください。

・収録後は先週行けなかった飯&温泉へ家族でレッツゴー。どういうわけか車のキーさえ誰も取らないという暗黙の状況の中、俺が全運転。

飯のほうはまあ普通にファミレス的ステーキ&ハンバーグ屋みたいな。ここもそれなりになじみなところである。

温泉の方は今年川越に出来たばかりのところで以前も出かけたのだが込みすぎで退散していた。今回はリベンジで行ってみた。源泉がぬるいということで寒空の下での露天風呂はかなりキツイものがあった。外の半分、洞窟風呂→寝湯よりもさらに少ない水面10センチ程度の寝転び湯→壷湯に至るまでの通路が全て足湯で構成されているアイデアはおもしろいが寒すぎる。足が冷えないのは嬉しいがなかなか全身あったまれないのが辛い。洞窟風呂も風は来ないが寒い。いくらテレビがついてても足湯そのままの水面とチョロチョロ流れてて背もたれが少しあったかい程度では寒すぎる。

さらに滝や川など用意していて広いといえば広いのだが肝心の浴槽はそんなに広くなく、あつ湯、ぬる湯と別れているのだがあつ湯でようやく普通程度。寒すぎて冬は辛い。夏は長湯できそうだけど。

温泉後のコーヒー牛乳は欠かさずに帰還。だがコーヒー牛乳程度でも飲むと少しキマスな。そういう体質なんですね。

・あとクリスマスに向けてクリスマスアンケートを開始しました。集計結果はこのページでも公開する予定ですが、ネットラジオでも使えれば使う予定です。どしどしご応募ください。


12月9日(土)

なかなか

・なかなか予約しているCDが届かないのだが本日はようやく一部届いた。スピッツのリマスター盤「フェイクファー」、OASISのシングル「Some Might Say」とアルバム「Heathen Chemistry」である。

「フェイクファー」はリマスターシリーズの中で原盤が一番新しい作品なので元々の音量も悪くなくそこまで劇的に変わってはいなかったがそれでもパワーアップしたリマスタ効果は感じた。

「Some Might Say」は何故かシングル盤が入荷されていた。これは「Whatever」と違ってアルバム収録ということでいずれは聞くことになるのだろうけど収録アルバムはまだ入手できていないので先行して聞いてみる。「Whatever」の音量が94年にしては普通に大きかったのに対してこのシングルは同じ94年なのに90年代初頭並に音が小さい。何故だ?保存していた「Whatever」のシングル盤と一緒にCD-R化したのだがガクンと音量が下がるのが気になる。

「Heathen Chemistry」の方はまあ1回流して聞いてみたがまあ普通にいいかな程度でまだよく分からない。なんか「Be Here Now」の重厚なサウンドが一番好きなような気がしてきたが…。ラストのボーナストラックの後、シークレット音源まで24分も無音が続くと記載されていたのでこのトラックのみPCに取り込んだ後に音源制作ソフト「シンガーソングライター」で起動させて無音部分を手動でカットするという荒業に出る。これで空いた部分に先日保存しておいた「STAND BY ME」のシングル音源を収録してCD-R完成。ただこだわってギリギリまで削りすぎたせいで曲が終わってすぐにシークレット音源が始まってしまう。もう少し開けても良かったか。


12月8日(金)

ここ最近の2006秋ドラ Vol.9

なんかすっかり久々な気がするがVol.9ってことはけっこうやってるんだな。

のだめカンタービレ 

6話
りすきぃカクテルさんをゲストに呼んでラジオ収録した日。収録が長引き、りすきぃカクテルさんを送って帰る道中に車内テレビで音だけで聞く。なんかSオケ解散で新たなオケ結成みたいな展開だった。ちなみにカーネル・S・マルオ氏からの連絡がないのでラジオ公開のメドは全くたっていない。年内は大丈夫だと思う。さすがにそこまで遅れるなら俺自ら編集作業をやってやる。

7話
R☆Sオーケストラ結成の話。新メンバーも登場。ギャグは控えめ、のだめ(上野樹里)も付き人してるだけで千秋(玉木宏)がほとんど主役だった。

8話
階段を落ちていく魔法瓶に幼少の飛行機事故の記憶がフラッシュバックする千秋。苦しむ老人、転がっていく薬の瓶。それまで正確に状況を知らなかったのだめは千秋に状況を正式に聞く。催眠の本を研究し…というか1冊かじっただけで退行催眠を行なって真実を明らかにしようとするが一旦は断念。

だがR☆Sオケの大成功、千秋が遠くに行ってしまうことよりも千秋の将来を優先したのだめは催眠を決行。「過去にもやったが性格のせいもあって催眠は効果がない」などと言っていたのにころりと深いトランス状態へ誘導される千秋。見事に記憶が蘇り、克服。なんかシリアスなシーンだった。てか幼稚園の先生よりも心理カウンセラー目指した方がいいんじゃないのか。

 

役者魂!
結局、これは擬似家族のお話らしい。だがもはや興味なし。いつしか見なくなっていた。

 

僕の歩く道

7話
幸太郎(須賀健太)がついに母・真樹(森口瑤子)のスパルタ教育にプッツン反抗。いろいろあったけど最後は真樹が少し改心。「俺はいつかこうなると分かってて何もしてこなかったんだよ」などとあまり反省してなさそうに語る秀治(佐々木蔵之介)。輝明(草なぎ剛)は施設に放り込むことも異論はないみたいだし、最終的にはこの人がラスボス的ポジションなのでは…。

8話
飲み会にて帰りの電車の中だったので見れず。園長のお話と都古(香里奈)に対して「妻ならこうあるべきだ!」という河原(葛山信吾)の俺様ぶりが炸裂して不協和音がという話だった模様。

9話
なんと働き始めて1年経過。季節を変えずに年数を変えてきた。5万ずつ貯金していたロードバイクの購入資金60万円がたまりいよいよ購入。

一方、冷め切った都古と河原。河原の離婚に至る流れはこうだった。

「妻の実家に行くんだ」と少々慌て気味に告げる→その後、いきなり「妻と離婚したから結婚しよう」とプロポーズ。先週も「都古と一緒になる為に妻と別れたんだ!」などと叫んだらしい河原。しかし、河原の同級生の会話を偶然都古は聞いてしまう。

「奥さんに別れないで欲しいと泣きついたらしい」「結局、一方的に離婚されたらしい」「そのすぐ後で再婚」「それがあいつらしいよな」

非常に偶然にしてタイムリーな話題を繰り広げられ挨拶をする前に硬直してしまう都古。なんと河原は自ら不倫しておいて妻に恐らくその俺様な性格のせいで見切りをつけられると今度は泣いてすがりつき、結局捨てられたという衝撃の事実が発覚。しかもその翌日にはそのそぶりを見せずに不倫相手に求婚する変わり身の早さ。しかもそれが「あいつらしい」ということで満場一致異論なしの友人一同。こんなんで彼にも救いはあるのだろうか?

1年ぶりに再会した輝明と都古。夕食に呼んだ大竹家のメンツは誰1人気づかなかったが輝明だけは「元気じゃありませんでした」と気づいていた。ロードバイクが届いた輝明は失意の都古のマンションに出向き、都古は泣き崩れるのだった。

それにしてもロードバイク到着に金かけすぎである。動物園勤務が終わった夜、突如謎のトラックが動物園前に停車。何故かトラックからりな(元仮屋ユイカ)が登場。自転車屋店主も登場し、「届いたよ!!」と荷台を開けるとロードバイクが。

自転車屋さんサービス良すぎ!!

どう見ても時間外勤務である。

 

Dr.コトー診療所

7話、8話
6話でもチラッと「最近胃の調子が悪くて」とほのめかしていたがゆかり(桜井幸子)が末期がんであることが発覚。転移も激しくもうどうしようもない。それでも少しでも生きるために抗がん剤治療を決意するところで7話が終了。予告ではコトー(吉岡秀隆)が泣いて謝ってるし、まあ来週は死ぬのかという空気が流れた。

8話では抗がん剤治療を数回行い、自宅療養したところ回復。転移が消えるという超奇跡が起こりそれならば切除可能ということで助かった。信じろと言っていながら自分が人の生きる力を信じていなかったと落ち込むコトー。泣いて謝ったのはそのことであった。落ち込むコトーに励ましに登場する剛利(時任三郎)がかっこよすぎる。

9話
ミナ(蒼井優)の夫を名乗る知明(忍成修吾)が登場。一見、常識があり謙虚な若者に見えたこの男だがミナは恐怖に逃げ出す。その後、ミナがケガを負い、知明はドメスティックバイオレンスな男だったと判明。「僕はやってません」「ミナの妄想だ」などとミエミエの嘘で言い逃れをして「夫婦の問題には口を挟まないでくれ」と逃走。だがどうも胸を押さえて苦しそうな表情を。ミナにも「俺は病気だ」などと言っていたが…。

離婚届を受け取りにミナが知明の下へ出向くと(民宿か何かに泊まっているのか?)、途端にプッツンモードに突入。殺害する勢いで首を絞めてお前のこと分かるのは俺だけなんだと迫る。そこへ我らが和田さん(筧利夫)が期待通りに救出に登場。さすがである。一旦は帰っちゃったので様子おかしいのに気づいてないかのかと思ったがちゃんと気づいてた。

「ちょっ!どういうことだよ!?お前ら、ま、まさか?」

と1人でヒートアップする知明。1人だけ昼ドラのようなリアクションで怒りうろたえまくり。と、思ったらそのままパタリ。ショックで気絶かよ!と思ったら

脈動いてねぇ…

なんか心配停止状態になってて慌てる和田&ミナ。なんと1人勘違いヒートアップの果てまさかのショック死

そのまま診療所に運ばれても停止のまま。手術したら胃と腸が異常に上昇していて心臓を圧迫して停止してしまったらしい。横隔膜なんたらとか「病気」とやらの正体はこれだったわけだが、どういう病気なのだろうか?全然動き出さないので本当にショック死のまま終わりかと思った頃に復活。これで後遺症ゼロだっていうんだから今回の症状は説明がなさすぎで謎が多い。

穏やかな気持ちになったという知明は最後にもう1度だけミナと話をしたいとコトーに頼む。そこへミナがやってきて2人きりで話すことに。だが「もうしない」「だからやり直してくれ」と言ってることが変わってない。案の定「私を解放して」と完全に見切られてしまいまたプッツン。和田さんが飛び込んできて取り押さえる。

二重人格ともいえるこの豹変ぶりを治すのはさすがのコトーも精神科医ではないので専門外のご様子で、反省する知明に治すのは医者ではなく自分自身の意志であり「自分ととことん向き合ってください」と助言。で、「島を去るべきだ」とついに退島勧告。結局、彼の精神的な闇も明かされず、1人勘違いヒートアップ→まさかのショック死→奇跡の蘇生と生死の境を彷徨っても何ら成長できずに全てに見放された知明は島を去るのだった。最後まで謎の多い男であった。ていうかコトーも精神科医とかカウンセリングの紹介状くらいはサービスしてあげても良かったと思う。

茉莉子(大塚寧々)だけが彼にも幸せになって欲しいと気を使う中で故郷の温かみを語る剛利。そういえばこの人の同僚に払う慰謝料は完済されたのだろうか。そして出番ゼロの剛洋(富岡涼)は勉強についていけているのか。どうもこの辺に触れる時間はなさそうである。

ラストではやはり出番がほとんどない柴咲コウが手紙の声だけで出演。ついに両親への告知を決意し、コトーに手紙を託してきた。手紙に寄れば「治療と学校の毎日」だそうだ。って

学校も行ってたの?

何と専門学校へも通っていた事が初めて正式に発覚。なんかもう治療だけで当人グタグタっぽいし、実習も多そうな理学療法士への勉強する余裕なんてどう見てもなさそうじゃないか。


12月7日(木)

続・ゴルフ日記 その6

・2週連続でお休みだった上に先週も出発直前にコンタクトが不調でサボり。そんなわけでほぼ1ヶ月ぶりとなった。すっかり冷え込んで寒い。いつものように図書館に車を停めようとしたのだがなんか満車。しょうがないので出来れば使うべきでなかった秘奥義コンビニ停めを決行。

久々だけあって今回はさっぱり安定しないショットが乱発。方向も距離も定まらずなんか手ばかり痛くなってきた。下に出てのミニゲームでは1発目からとんちんかんな方向へ吹っ飛ばして期待に応えることを忘れない。それでも4打のところ6打とか3打で終わってるので数字だけ見れば悪くない。

すでにゼミは終了しているがゴルフは来週もある。

・昨日のFNS歌謡祭。とりあえず生演奏というこだわりが豪華で素晴らしい。でもV6とか嵐とかGAMなんかはお金かけてもらえないのね…。それに一般客ゼロでマジメな顔した同業者の前でノリノリのアイドルソングとか歌うのってすごいやりにくそう。テレビ収録と違って歌手が目の前にいるし、盛り上がってくれない観客の前で歌うようなものである。辛すぎる。なんかGAMに感動した。プロだね。

今年は黒木瞳はそこそこ進行してくれるとはいえ川端アナウンサーだけでは草なぎのフォローができないので新たに高島アナウンサーを投入したようだった。実質的に川端が総合舵取りメイン、黒木が進行、草なぎが象徴的存在、アシスト(草なぎ補佐)を高島、というイメージだった。それにしても草なぎのカンペガン見の目線を見てると他の司会者達のさりげなさが印象に残る。このダメ加減が逆に売りで、これが中居もビックリの名司会ぶりを披露したらもう起用されないんだろうけど。でもやっぱちょっと辛くないですか?

良かったのは完全バンドオンリーで披露されたTOKIO「宙船」。CDではバンド以外のホーンアレンジが強調されており、Mステでは長瀬以外斬り捨てたオーケストラバージョンまでやってしまうなどとにかくバンドが後退させられている曲で、特に今回はコーラスさえない長瀬単独ボーカルなのに装飾音メインでバンドの音は二の次みたいな扱いにされていたのが不満だった。アレンジの船山氏はこういうアレンジ専門なのかこの人の名前が入ると不満な曲が多い。のだが、今回は邪魔な装飾音なしの5人の音だけで通した。何かテレビでここまでバンド感出して生演奏してるの見るのもはじめてのような気がしてきた。とにかくかっこよかったバンドオンリー「宙船」。これでCD化してくれ。

盗作騒動のマッキー。何とCHEMISTRYと一緒に何もなかったかのように「約束の場所」を熱唱。しかも問題部分も自ら満面の笑みで熱唱するという姿勢は「じじいが何言ってようとこれは僕のオリジナルだ!」という宣言に他ならない…ってことでいいんだよね。どうせならトークで触れてくれるとおもしろかったのだが。

ヒムロックが何でまたVTR収録してまで出演したのか理由が分からない。かっこよかったけど。


12月5日(火)

年内ゼミ終了

・お腹の調子というか、不快感が完全に蘇っており、家族には即効性で現れた症状が俺だけ別の形でじわじわ続いている感じ。頼むよ、本当に。ただテンション的には一緒に下がっていってないので不調なんだけどそこまで落ちてないという何か剥離したような不思議な状態でもある。

・本日は年内ゼミ最終。来週が休講でそのまま年末年始休みへ突入。年明けに1回あってその翌日に卒論提出で終わりということになる。ここにきて飲み会などで親睦が深まったので名残惜しい感も漂ってきたが本日も変わらずといった感じで押し押しの展開に。

で、BAADの1stと2ndをゲットしたという友人からその音源のコピーをもらう。曰く「イマイチだった」とのことだがとりあえず聞いてみる。歌詞も曲目もない状態なので「君が好きだと叫びたい」しか分からんのだが1曲目からこの曲。ビーイング歌手1曲目というのはシングル級の名曲で幕を開けるケースが多いのだが、そうでない場合はシングル曲で幕を開けてしまう。そうなるとアルバム曲でずば抜けたのがないのだが…。サウンド自体はバンドサウンドで統一。適度にベシベシなってズンズンしててギターも鳴っている。だがあまり残らない。悪くないのだがなんかボーカルにしても曲にしてもあまり個性的じゃないので雰囲気いい感じなんだけどそれ以上じゃない。ZYYGの方がまだ個性は全開だったような気がする。大田伸一郎がdoaじゃ作曲しない原因はこれか?

・あと中古屋でL⇔Rで持ってなかった最期の音源(Singles&moreは持ってないけど)「LAND OF RICHES Reverse」を400円でゲット。4曲入りリミックスミニアルバムとのことでとりあえずこれから聞いてみるがどんなもんなんだろ?

そしてJ-POP原点的3枚のアルバムのうちLINDBERG「EXTRA FLIGHTU」、森高千里「DO THE BEST」の2枚はCDで回収していたのだがその最後の1枚である広瀬香美「サクセス・ストーリー」も400円でゲット。正直100円レベルでも売ってたりするんだけどいつもタイミングが合わず今回ついでなので昼飯代を削って購入。この3枚は小学校の時のドライブではヘビーローテンションで聞きまくっていたので全曲スタンダード。いやぁこれは懐かしい。


12月3日(日)

とりあえずもう大丈夫か?

・家族もみな復調。何となく冴えなかったが激しい嘔吐や下痢に襲われなかった俺もまあ大丈夫なのだろうか。フェイントで来週辺りドカンなんてこともあるので油断はできないけど。

・最近映画のプロモーションで忙しそうなキムタク。昨日「スマステ」を見てたら延々と30分近くに渡って、キムタクの過去のドラマ映像を流して共演者・プロデューサー・脚本家達が俳優・キムタクの凄さについて入れ替わり立ち代り延々と語り続ける。

そのあまりのキムタク賛美はあまりにしつこすぎていつまでも終わらない。ていうか堤真一って関西人だったのかよ、竹内結子なんか疲れたな、とか関係ないことを考えてても終わらない。何か某将軍様賛美のスペシャルなんじゃないかという程の勢い。

視聴率はいつも高いので叩くとこなど何もないかと思えるキムタクの演技。しかしドラマレビューサイトでは「いつもキムタク」「どこでもキムタク」「キムタコ」「同じ演技しか出来ない」「俺様」とか叩かれまくり。特に「空から降る一億の星」以降に傾向が強まってきて「プライド」の時など脚本の寒さも加わり、竹内結子のこめかみには血管が浮き出たりと行き着くところまで行った感があった。

それがあの超サイヤ的な賛美。世論の操作が目的なのか。さすがにあまりに長いので途中で見るの辞めたけどあれは凄かった。SMAPだったらまだ草なぎの演技の方が評価されそうなもんである。


12月2日(土)

何も変わらないレコ大

・なんかもうスルーされてきた気がするレコ大。あまりのデキレースっぷりに世間からは見放されてついには大晦日撤退。30日になって少しは反省するのかと思ったけどもうこんな賞に価値がないのは知ってるので辞退ばかりでまともな賞にならない。

【金賞】「一剣」(氷川きよし)、「Winter Love」(BoA)、「気分上々↑↑」(mihimaru GT)、「君という名の翼」(コブクロ)、「熊野古道」(水森かおり)、「ブギウギ66」(w―inds.)、「Fly High」(中ノ森BAND)、「ボクノート」(スキマスイッチ)、「夢のうた」(倖田來未)、「恋愛写真」(大塚愛)

【新人賞】絢香、SunSet Swish、山本あき、WaT

【作曲賞】五木ひろし【編曲賞】小林武史【作詩賞】中島みゆき

【特別賞】秋吉敏子、「たらこ・たらこ・たらこ」(キグルミ)、「WON’T BE LONG」(EXILE&倖田來未)、「涙そうそう」「夏 長崎から」(さだまさし)

テレビサービスの良いコブクロやスキマスイッチなどが律儀。特にコブクロはインディーズ時代から個人事務所だし何かしがらみとは無縁のような清潔感が漂う。mihimaruGTはユニバーサルで事務所もスターダストなんだがエイベックスと提携関係とかなんか複雑につながりがあるらしい。あとはエイベックスとバーニングで毎年必ず入っている人たちで埋まった。浜崎は一度拒否したのがそんなに機嫌を損ねたのだろうか?拒否翌年にはレコ大側は「落選」などと主張したがそれこそ無理がある。それ以前に去年新人賞候補にねじこんだ中ノ森BANDを金賞に入れるのが無理がありすぎる。無理やり去年新人賞に仕立てたAAAさえ入ってないのに。

大賞は今年ならまだ不自然じゃない倖田に2年連続か、昨年あのメンツなら確定かと思われた氷川に1年遅れで上げるのか。

新人賞は去年ほどひどいものではないが、シングルの枚数はそうでもないものの1stアルバム大ヒットで順当な絢香をさしおいてバーニングのWaTで確定だろう。

作曲賞は意味不明。編曲賞は順当なんだかなんなんだか分からん。ミスチル、レミオロメン、Bank Bandと確かに影響は大きい。作詩は「宙船」のことなのだろうか?

特別賞も何が特別なのかさっぱり。キグルミは確かに特別だけど出たばかりの倖田&EXILEってのはあざとい。

・とりあえずウイルスパニックは落ち着いてきて倒れていた2名も徐々に回復。一方、表面的に変化のなかった俺だが、どうも不調期が若干戻ってきたかのような微妙な状態である。やはり多少は影響が?

昨日、図書館でいい資料も見つかったので明日からは卒論本格的に本文執筆開始するか。とりあえず。


12月1日(金)

ウイルスパニック

・さて12月突入。11月以内とか言ってたネットラジオが一向に公開されないが結局文化祭が終わっても忙しいカーネル・S・マルオ氏から連絡があって、追加収録分をやらないことにはどうにもならない。が、連絡が一向にないのでまだ当分先

・さて我が家では現在ノロかと思われるウイルスが蔓延して大変なことになっている。最初は上司から風邪を移されたという父がゴホゴホしてて母にも移ってゴホゴホ、とただの風邪の移し合いが展開されただけだった。

だが、突如母が吐き気を訴えダウン。「ノロ」とは言われなかったらしいがウイルス性という判断が下り、1日寝込む。次の日には起き上がり、その次の日である昨日にはほぼ元気になった。この症状が激しいわりに1,2日で治るというのもノロウイルスの症状に似ている。

で、昨日になって朝からフラフラしていた父が早退でダウン。下痢が止まらないというやはりノロっぽい症状に。コンタクト屋から帰ってきたら弟が帰宅してたので「親父に移っちゃったよ!」と言おうとしたら弟までもが母に移されたと文句を言いながらフラフラしている。こちらは下痢、吐き気のWパンチできつそうだったがそれでも教習所仮免前の見極めをもらいに無理して教習所へ向かい、見極めをもらった上に仮免試験の予約までしてきた彼は賞賛に値する。症状がまだ軽かったから出来た芸当のようで帰宅後は完全ダウンしてたけど。

そんなわけで相次いで3名が似た症状でダウンするという大変デンジャラスな状態の中、俺は何故かダウンしていない。MOMA家史上最弱を自称するこの俺だけが何故?反応が鈍いのでそろそろ来るのか、どうなのか。

だが、お腹が調子悪いとか気持ち悪いとか過去の俺の長きに渡った不調の症状じゃないですか。あんなに重くはないけど。確かにここ数日(飲み会の日から)はいつもよりは不調だった(全盛期に比べれば全然だけど)。普段からそうだったので俺だけ慣れちゃってて症状が軽いとか、そういう可能性もあるよね。

 

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