どこまでも世紀始な日記’07 梅雨の記憶
2007年6月
6月30日(土)
勝手にランキング2007上半期
・冬のドラマ鑑賞を10年ぶりに放棄。春ドラマは当初4本だったがリタイアにつき3本。結局、上半期に3本しかドラマを見てないので恒例の勝手にランキング、ドラマ編はカット。
シングル編
1位 明日晴れるかな/桑田佳祐
2位 未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜/森山直太朗
3位 夏風便り/ココロ模様 /RAG FAIR
4位 ルキンフォー/スピッツ
5位 Classics THREE“PASTEL” 夢の蕾/DEEN
6位 うるわしきひと/青春のとびら /いきものがかり
7位 WINDING ROAD/絢香×コブクロ
8位 キャンディ・ライン/高橋瞳
9位 蕾/コブクロ
10位 Man and Woman/CHAGE and ASKA
次点 スケアクロウ/the pillowsほとんどヒットした気はしない曲だが、個人的には気に入った曲はけっこう出て来た半年だったと思う。
アルバム編
1位 桜咲く街物語/いきものがかり
2位 5年モノ/福山雅治
3位 HOME/Mr.Children
4位 CAN'T BUY MY LOVE/YUI
5位 LOVE IS BEAUTIFUL/GLAY正直なところアルバムにガツンとした勢いのあるのがなかった…。シングルと違って消去法でようやく5作選んだ感じ。アルバムに関しては過去の作品を聞く機会の方が多い半年だった。
・元ZONEのメンバーの行方。
最初に脱退したTakayoは一般人を経て短大卒業後にインディーズで活動を再開。地味に作品のリリースも既に行なっている。
MIZUHOは解散の要因になった人物だけに当然一般人。むしろここでぬけぬけと芸能活動再開しようものならZONEファンから暴動が起きかねない。
MAIKOは舞衣子と改名。ZONEの後輩バンドとしてライブなどでサポートも務めたRED WORKER'zの中から1人を除いてMARIAとして再編させていち早くメジャーデビューを飾ったものの、続けて応援するZONEファン離れは加速している。
TOMOKAはZONE一本で人生を固めた矢先に解散を突きつけられ、当時もコメントの節々に無念さをにじませていた(ていうかMIZUHO以外はだいたいそんな感じだったが…)がMiyuやMAIKOが解散後抜け殻状態になったのを告白しているのと同様かそれ以上の放心状態のままに引退してしまったと思われ、全く情報が無い。
で、MIYU。彼女もMAIKOに遅れること1年ほどの昨年辺りで活動再開が発表されてとりあえずMiyuとプチ改名。ZONE解散後はファンクラブも解散したが所属事務所ランタイムのFC(MARIAも含む)として再編。その中に、名を連ねて会員向けにブログを更新したり、事務所ライブに出たりと地味な活動を展開。昨年は渚のオールスターズにも参加するなどして、一応メジャーCDとして彼女の歌声は市場に出回ったわけだが、ソロでの作品リリースとか全然話に上がらず、そっち関係ではほとんど放置状態になっていた。
そんな中、長瀬実夕と本名名義でメジャー活動を再開する発表がようやくなされた。「もう一度歌いたい」にいたる決意は昨年のうちに固まっていたはずなので、契約に難航していたという事なのだろうか。解散直前のソロ活動でのR&B路線は多くのファンには不評だったが、どうやらそっち方面で絞る気はないらしい。そこんところは安心だが、果たしてソロでどれだけの力量を発揮できるかは正直不明だし、そこまで期待していない。TOMOKAが復帰して2人でバンドかユニット組むとかならもう少し期待できるんだけど…。
6月27日(水)
まさかの追悼ベスト3連発
ZARD坂井泉水の音楽葬が開かれて同時に今後の予定も発表された。26日に関係者だけで一足先にやるとは予想外だったが、B'zや倉木はコメントだけだったようだ。大黒、織田、FOV浅岡、DEEN池森、T-BOLAN森友なんかは来場が確認されている。何の関わりもなかったはずの韓国歌手Ryuが何か普通に来てコメントしてたのが謎だったが、ビーイング外がありならもっと他の歌手が来ても良くない?
無理やり解釈するならRyuの持ち歌である『最初から今まで』の作曲家が、元ビーイングの浅岡雄也にも曲を提供したといううす〜いつながりがある。
そんで本日は一般人用をやっていたらしい。俺は行かなかったけど。なにせ実態がない遠い存在の歌手だったのでいまだに亡くなったことも遠い出来事のようで、ショックは残っているのだが、そういう場に行くような気分にならなかったっていうのが大きい。
とりあえず追悼作品としてベスト3連発が発表された。
1つが生前に選曲されていたという坂井泉水セレクションのC/Wアルバム曲ベスト。恐らく『ZARD BLEND』の第3弾的位置づけでリリースを考えていたものと思われる。アルバム未収録のC/Wだけでも20曲越えてるんだけど、それらが全て救済されることはなさそうかな。
次がスタッフ選曲の裏ベストで『Golden Best』選曲漏れした楽曲の中から選ぶというコアなベスト盤。内容は全く予想がつかないが、上記のものとは被らないようにするはずなのでベストに1度も収録されなかったシングルとかが中心だろうか?この2枚が8月15日発売。
秋にはリクエストベスト『ZARD BEST〜Request MemorialU』を発売するらしい。すでに投票が始まっているが、これ本気でやる気なのだろうか?どう見ても1位『負けないで』を筆頭に『揺れる想い』『マイフレンド』以下、『Golden Best』と被る有名シングルが並ぶだけで終わりそう。以前のベスト盤と被る選曲を以前のベスト盤の続編扱いで出すと混乱を招くのでは?
そんでDVD。ただでさえ映像が少ないのを頑張って昨年総括的内容のDVDを出したばかりなのだが、資料映像など引っ張ってくるのだろうか?どんな内容になるのか気になる。写真集も確か去年出したばかりでそんなに残ってないはずだが以前の特典写真集に追加して形にする模様。
そして最大の興味は追悼ライブである。フィルムコンサートをやるということなのだろうか?ゆかりのあるアーティストの出演予定と言っても、ゆかりのあるアーティストってビーイングしかいない。一番提供もらったのと言えばFIELD OF VIEWだけど、再結成ありうる?
そういうわけで今のところ、未発表曲の話は一切ない。間違いなく、何かしら入れてくるとは思うがそれにしてもベスト3連発は驚きだ。売れるのだろうか?
それとこの局面でも現れない栗林誠一郎は何処に?
6月26日(火)
ここ最近の2007春ドラ Vol.11
プロポーズ大作戦 最終話
考えられる決着としてはだいたい以下のようなパターンがあると思っていた。1.当初の目的どおり、結婚式が健(山下智久)と礼のものに切り替わる。
2.一瞬焦るもよく見たらツル(濱田岳)とエリ(榮倉奈々)の結婚式だった。
3.多田(藤木直人)と礼の結婚式のままで焦りに焦って告白するが、実は幹雄(平岡祐太)の初監督作品の撮影だった。結果オーライでゴールイン。
4.多田が過去で初登場した時に、自分にも健と礼のような関係の女性がいたけど離れてしまったというような事を健に語った事があった。健が過去を変えた影響が多田にも及び、この女性が中盤過ぎに登場。結果的に多田と礼がダブルで悩むことになり、終盤はこの関係の揺れ具合で引っ張りまくる。最終的にはお互い素直になろうということで本当に好きな人の元へ向かう。多田も幸せになって終われる恐らく唯一の展開。
5.やれるだけの事はやったので、健は自分なりの答えを見出して多田と礼を祝福して終わる。
6.礼がハレルヤチャンス。
実際のところ、中盤以降は失敗ばかりが続いて、健は礼にとって完全に過去形にされてしまい、プロポーズ阻止さえ失敗。ついには結婚式目前まで行ってしまい、もう健が納得してあきらめる以外には多田が不幸になってしまい、奪取して大騒ぎという展開しか既にありえなかった。
前回ラストで礼を拉致した健は、2人の出会いの地である小学校へ向かう。教室や校庭で思い出を語り合った2人。「後悔はないのか?」と問う健に「ない」と答えた礼は実にすっきりした表情で健への感謝を告げる。それを聞いた健は「今を変えようとする」ことが重要だと気づき、告白は今ではないと決意。結婚式会場=現在で勝負をつけるために自らシャッターを切って現代へと帰還する。
一方でDKNYの看板にくっついていた指輪が巡り巡ってエリの手元に。そこに書かれたREI×KENZOの文字を見たエリは礼にそれを告げて考えるように言う。
現代、結婚式当日。妖精(三上博史)の計らいで健が祝辞の挨拶を述べるよりも前の時間に戻っていた。成長して答えを見つけた健の姿に満足げな妖精は健と抱き合った後に静かに送り出す。
健はスピーチで礼がとても大切な人で好きだった、今でも好きだと涙ながらに告白。そしてあえて2人を祝福する言葉まで告げて静かに去っていった。動揺しまくりの礼、スライドショーが流れると過去に戻って成功していた時代(初キスまで)の写真と変わった過去の思い出がようやくここでじわじわと効果を与える。初めて礼の心の声が入って、ようやく後悔を感じる礼。
多田はそんな様子に、左右どちらかの手にボタンを握り、ボタンを引き当てたら行ってこい、なければ忘れろと賭けを持ちかける。礼が選んだ手にはボタンが。走り出す礼。実は多田は両手にボタンを握っていた。「何してんだろ」とぐったり落ち込む姿で多田はラストカット。救い一切なし。またこの時点で仲間達含めて全員が放置。これまでは同時進行で進んでいたツルとエリの関係や、幹雄と彼女の話も一切触れずに終わってしまった。
健はタクシーで会場を去っており、礼は追いかけて叫ぶも届かず。教会に戻って今になってようやく過去へ戻りたいと素直に願う礼の元へ妖精が。まさか第2部・礼編のスタートかと思われたが、妖精は「ある男」の話をして、過去を変えるのではなく今を変えることが大事だと告げ、まだ間に合うはずだと助言。礼は健にとっての奇跡の扉を開けて走っていく。
ここでエンドロール。桑田氏がいつも通り熱唱した後、タクシーがガス欠してタクシーを押している健の背後から追いついた礼の声が聞こえた。礼の姿は映らずに振り返って嬉しそうな健で終了。
あえて含みを持たせて終わらせるという予想外の終着。細かいその後を描くのは放棄したというかこれ以上描くと多田が哀れすぎるし、式場が花嫁に逃げられた最悪の修羅場と化してしまっているのもリアルすぎて描けない。この後、健と礼が結婚する事になってもとてもじゃないけど式を開けるような状況にはならない。こうするしかなかったのかもしれない。
全部終わっての感想
全体的には久々におもしろい月9だった。思っていたよりも青春色も強くて、仲間同士の友情もちゃんと描かれていて良かった。ただ幹雄はちょっと使い方に迷った感じか?設定で最初から「健のタイムスリップに『最初に』気づく」とか書いてあったのに気づいたのも終盤だし、『最初に』って気づいたのは最後の最後の礼だけじゃん。それに彼ら仲間のその後が放置されたのはSPへの伏線なのだろうか。多田には伏線が張ってあったのかと思ったけど生かされることなく、多田の友人知人は一切出てこなかったため救いゼロだった。空気の読めない奴だったがあそこまでストレートに容赦なく捨てられるとさすがに哀れすぎた。あと多田のプロポーズを阻止しようとした時の礼の「分かってない」怒涛の連発の意味だけが、さっぱり分からない。最初の分かってないは健の失言のせいだとしても、「俺と結婚しろよ」とまで言った後も「やっぱり分かってない」とか言ってたので完全に意味不明。健に問題があったのではなく、最終回の礼の心の声の感じだと全部、礼が勝手にあきらめて封印してしまったのがいけなかったみたいな反省に転じてたから、あれも意地張ってただけだったのだろうか?
中盤過ぎからギリギリまで失敗展開で引っ張りすぎて、最後に逆転するにしても出来る展開が狭まってしまい結果的に若干の無理が生じてしまった気がする。今を変えるのが大事だという主張もしたかったんだろうけど、結婚式のスピーチは第1話で終わっていたから実は現在じゃなくて「過去を変えている」。礼が自分が逃げてたとより深く気づいたきっかけも全て「健が変えた過去」の出来事。実は説得力としては破綻ギリギリだ。それが残念。多田の女性関係者を出せば、失敗展開ばかりにならずに、盛り上げられた気がするんだけど。まあ中盤以降も仲間との展開が良かったので、つまらないとは感じずに最後まで見れたんだけど終わってから考えると惜しいところが多い。
6月25日(月)
・昨日を持ってCDウォークマンがご臨終した。何を持って臨終とするかは各自の定義によって別れるが、この場合は接触が悪くなって片方の音が出なくなったことを指す。
このCDウォークマンは過去日記によると02年4月に前任が再生不能になったことで買ったものである。実に5年も使っていたことになる。最後の1年は、まず本体からリモコンへの連結部のコードが剥き出しになってしまい、いつプッツンしてもおかしくない状況になった。むしろそこから1年の長きに渡って持ちこたえたことを評価すべきだ。
ここ数ヶ月は衰弱が激しく、リモコンの効きが徐々に悪くなっていき、誤作動なども起こしていたのだが1ヶ月前からは完全にリモコン操作不能になったのでわざわざ本体のスイッチを使用していた。そしてついに昨日、学校の体験入学の撮影の手伝いの帰りに音が出なくなった。
そこで後任を探して電気屋に寄ってみたのだが、3種類しかない。i podはカードでしか置いてないので場所を使わず、MDは完全に時代遅れなのでCDよりも隅に追いやられてしまっていた。2万円、7000円、4000円という分かりやすい3種類があったので真ん中のをチョイス。後任が決定した。
開けてみると計算外だったのが、本体と外付けで電池が2箇所につけられるのだが本体は単4で外付けが単3。本体の方は持ちが悪いので外付けを使わないといけないのだが、外付けが電池2本を縦に入れたサイズなのでかなり滑稽な外見に。今まで使ってたウォークマンに比べて妙に薄いから変だとは思ったのだが…。
ただ音が何か良い。イヤホンは変えてないのに何故にこんなに音質が向上するのか。恐らく晩年は接続不良のせいで音質がかなり落ちてしまっていたのだろう。そんなわけでよろしく、3代目CDウォークマン。
当たり前のようにCDウォークマンとか書いてるけど、時代はi podである。しかしあんなバカ高い上にいちいち曲を入れないと使えない代物など個人的には不要である。所有音源のほとんどがCDである以上はCDウォークマンが正解なのだ。
・ついでに3回以上行かないと出ないと言われていた日曜日の体験入学の撮影のバイト代、どういうわけか6月分から回数に関係なく全員分出ていた。そういうわけで先日のイベントの分ももらったのだが、14時で帰宅した通常業務と18時過ぎまで滞在したイベントの給料の差が700円くらいしかない。なんだそりゃ。
よく見ると9時30分〜14時までやったはずの体験入学が10時〜15時までの扱いになっていて、9時30分からいたはずのイベントは12時〜19時という謎な扱いになっていた。さらにその前の週に同じイベントに出ていた者に至っては13時〜という扱いになっていてさらに給料がダウン。
トドメに俺と一緒にイベントに巻き込まれた友人に至っては何もなかったように給料が出ない始末。こちらはさすがにイベントスタッフの様子という写真に本人が写っているなど証拠画像や確かにいたという関係者証言が揃っているのでごめん後日出すということになったが…。
時間に関してはけっこう適当である。まあもらえれば別に何でもいいんだけどさ。
6月24日(日)
ここ最近の2007春ドラ Vol.10
プロポーズ大作戦 10話
最後の写真EXTRA。前回、幹雄(平岡祐太)に写真が最後だと告げたところ、未来が変わってもう1枚用意してくれていた。だが、それはもう結婚直前の多田(藤木直人)の受賞パーティーのときの写真であった。当時の健(山下智久)は酒に逃げて悪酔いしていたという。結婚前、久々に5人で遊ぶ一行。8話に続いて、旧友と段々離れていくという寂しさものぞかせつつ、三度目のモンゴル800。すでにオリコン60位まで上昇しているがさらなる上昇を狙ってるとしか思えない。
礼(長澤まさみ)とも話してみたりするが、昔からの話になって健のなかなかあきらめないところが「好きだったんだよね〜」とさらりと言ってしまう辺り、完全に過去形である。
式の後のパーティーの打ち上げでサプライズをするために礼の実家へ向かった男子3人。礼の母は、昔健が礼に怪我させた時の写真を見て思い出話を。当時、健は礼に怪我を負わせたことで先生から「女の子の体に傷つけるようなことして!もし跡が残ったらどうするつもり!?」となんか凄い勢いで糾弾されたのに責任を感じて、「一生面倒みる」などと宣言していた。それ以降もいつも礼は健の話ばかりしていたので結婚するのは健だと思っていたという母。
しかし、もはや結婚直前でどうしようもなく、今回も寂しいだけで時が過ぎていく。だが、ラストでは礼が少し会場を出たのを追いかけてそのまま手をつかんで拉致。何処へと走り去るという行動に出た。なんかまた「分かってない」とか言われそうだが、とにかく走れ、健。つづく。
しかしマジでここからどうやって逆転するというのか…。
セクシーボイスアンドロボ 最終話
ニコ(大後寿々花)はある日、父が昔飼っていて脱走してしまった小鳥を発見する。父の誕生日に鳥かごと小鳥をプレゼントしたニコだが、ニコ以外には小鳥が見えない。慌ててロボ(松山ケンイチ)を尋ねるとロボには見えた。その後、貴婦人(浅丘ルリ子)と名梨(岡田義徳)にも見せるがこの2人は見えないという。そんなわけで最終回にして幽霊が見えるという霊能力者だったことが発覚したこのスパイ2名は、幽霊退治を命じられる。何かどこかで見た覚えのある、幽霊の出るホテルの一室を訪れるとそこには1話で爆死してしまった三日坊主(中村獅童)がいた。最初は言葉を話せず、ゼスチャーで意思表示をしていた三日坊主だが、ロボと行動を共にしている間に1話での出来事を思い出していった。
一方のニコは、周りに同調せずに孤独の道を行く転校生と周りに合わせて生きる自分との間で、何となく周りに合わせる道を選んでいたところ、まず小鳥が見えなくなってしまい、やがては三日坊主の姿も見えなくなってしまい、霊能力を失う。ロボは最後まで見えたままだったが、最終的に周囲に同調せずにクラスメイトに自身の意志を表明して1歩先へ進んだにも関わらず最後まで見えなかった。この辺りはジジの声が聞こえなくなったままで終わった「魔女の宅急便」を彷彿とさせる。
三日坊主はニコの家で拳銃のおもちゃを目にした途端に、トラウマが発動してポルターガイストを起こすなど幽霊らしい能力を得て自分に爆弾を渡した男とも再会し、彼を呪い殺そうとするがロボの言葉で踏みとどまる。さりげなく、幽霊が見えていた三日坊主殺害犯。意外と純粋なのか?
最後は穏やかムードで「よく遊んだ。楽しかった」と言い残して成仏。何故か貴婦人の前にも現れて同じセリフを残して去っていった。この言葉で、貴婦人は店をたたんで旅立つことを決意。名梨と共に何処へと去り、スパイとしての仕事がなくなったことでロボとニコも疎遠になり…とすごいセンチメンタルな結末で話は完全終了。
三日坊主、転校生とニコのエピソード、ロボがかずみちゃん(村川絵梨)に振られる、全員の別れ、など話が詰め込まれすぎてた印象。「私を救えるのは私だけ」という最後の言葉も分からなくはないけど、プッチーニの件でロボとニコの絆がよりいっそう強くなったばかりなのにあっさり会わなくなってしまうなんて…。まだ成長していくニコと純粋なまま大人になって変わらないロボ。ロボの扱いも最後は仏の域に達してしまった。
全部終わっての感想
とりあえずはおもしろかった。7話が中止になってしまったのは残念だがDVDが出れば収録されると思うのでDVDは借りたい。個人的には8話以降は何だか覇気がなかった気がする。最終回はかなり持ち直したけどそれでも何か詰め込みすぎてた感じと、あまりに終わり方が寂しすぎる。でも、ここまでビシリと主要人物がバラバラになって終わると文字通り完全終了なので中途半端さがなくて逆に新鮮かも。そういえば最終回も報酬なしで店ごと夜逃げ(違うって)してしまった貴婦人。結局、報酬を現金で出したのは3話での1回ポッキリ。その後、数話では数百円で買えそうな物を報酬代わりに渡していたが、それも中盤ではなくなり、以降はタダ働き一直線!貴婦人のずるさが見えた。
ライアーゲーム 最終話
3時間スペシャルということで21時から0時までぶっ通し。まあ最初の1時間は総集編だろうとは思ったが実に2時間が総集編だった。たださすがにそれでは苦情殺到なので、冒頭でゲームの現場指揮役のエリー(吉瀬美智子)が“あの方”であるハセガワ(北大路欣也)に途中経過を報告。直(戸田恵梨香)と初めてであった時のことを回想する形で、事務局側の目線から回想するという形になっていた。このため、今まで謎に包まれていた1回戦からの事務局側の動向や裏側、ゲームとゲームの間での他の人物同士のやり取りなどが随所に追加されていて飽きさせないようになっていた。前回のヨコヤ(鈴木一真)の説明では秋山(松田翔太)を呼び出すために直を利用したとのことだったが、直の参加はハセガワの指示だったことが発覚。“あの方”的に見れば秋山の方が副産物みたいなものであまりに純粋無垢な直がどうなるかを見たいというのが目的だったという衝撃の事実が判明。しかもハセガワはちょっと気にしてる程度だったのだが、けしかけたのはエリーだった。ハセガワは全く人を信用できない人間。そして実はエリーの父でもあり、エリーの目的も直を使って「直が最後に勝つことができたら人を信じて欲しい」という願いだったという。秋山が主目的だったのは一構成員(しかも失敗者)のヨコヤだけ。完全に副産物秋山。嗚呼。ついでに友人の代理だったというフクナガ“キノコ”(鈴木浩介)の参加もゲームを盛り上げるために、友人が事務局側に仕組まれた人物だったと発覚。
さらにいろいろ明らかに。渡辺いっけいは本当に元警官で真実を追究しようとしたら上層部にもみ消されて失意のうち警官を辞めて、人を信じなくなった人だった。毎回光らせていた金歯も、上司に歯向かって押さえつけられたときに前歯が折れる描写がありさりげなく理由が明らかに。ついでにハセガワの部屋にはライアーゲームの映像などが見れるモニターや豪華ベッドなどもあったが、実は病院の一室だったことが判明。もう長くないという。
またスポンサー的立場であるのは明らかになったが、毎回画面に出ていた仮面のディーラーが実質的にライアーゲームを運営しているようで、ハセガワが直を3回戦に復活させろと命じた時も1度は拒否。「ゲームを私物化しないでください。」とまでディーラーは言ったものの今回だけはということで敗者復活戦開催は決定したが、「これ以上私物化されるとたとえ貴方でも…」などと脅しめいたことまで言ってのけていた。“あの方”とか散々言われてた大ボスなのにディーラーの方が強そう。
さて、前回取り乱す嘘演技で逆転した秋山。このままヨコヤをぶっ潰す方向で話は進んでいたが直が突然反発。「みんなを救いたい」などと言い出して、引き分けを提案。暴走してヨコヤに謝罪を要求して謝らせたものの、「引き分けの調整は私がやりたいんです」という明らかに怪しい発言を鵜呑みにして自分のカードを渡してしまう。途端に高笑いするヨコヤ。返して欲しくば秋山が持つ火の国チームのカードを返せといきまく。主人公、最終回にしてこれは過去最高の失態である。
仕方なく返す秋山。高笑いしまくりのヨコヤに対して不敵に笑う秋山。事前にカードは傷をつけて新品と交換。古い使えなくなったカードを渡していたのだ。さらに以前に逃亡した「火の国」メンバーのおっさんが復帰。おっさんのカードに自分の持ち金を移動させていたヨコヤだが、おっさん復帰のため、契約が無効になって持ち金がなくなってしまった。崩れるヨコヤ、笑う秋山。
だが、今度は「火の国」のメンバーが直の考えに賛同。秋山以外の「水の国」も賛同して、一転して引き分けにしようムードに。
直も上機嫌。そのままゲーム終盤になったがここで最近めっきり冴えなかったフクナガが暗黒に登場。ヨコヤのカードをあからさまに怪しい言い分で奪取して、ヨコヤと共謀してしまう。高笑いしまくりのフクナガとヨコヤ。
しかし、ふと敗者復活戦で直に救われたことを回想したフクナガは直前でヨコヤを裏切り、ヨコヤは完全敗北が確定する。
最後はもうすっかり直のペースで、秋山にヨコヤだけを敗者にするか、引き分けにするか決めろと進言。
つーかもう無言の強制力復讐や怒りの感情を乗り越えた秋山はゲームを引き分けにして終了させ、ヨコヤは泣き崩れるのだった。全てが終わって、ハセガワと対面した秋山。ハセガワは直の純粋さが勝利したことで自分も救われた、お前もそうだろう?と告げるのだった。4回戦は?という問いには「これからの人生こそが4回戦」などと青春ドラマのお決まりのようなセリフが飛び出す始末。中盤であったディーラーとハセガワとのやり取りからして、ゲームの運営はディーラーが取り仕切ってるようだし、ハセガワに勝手にゲーム中断させるほどの権限なさそうなんですけど…。
この結末はドラマオリジナルと言う事で今までと雰囲気がまるで違って都合のいい展開になってしまった。それなりに緊迫感はあったが、もう高笑いと失望の繰り返しばかりだし、直の考えに突如として背景その他の連中が全員同調してしまうのや、フクナガがあっさり改心してしまうのも都合がよすぎる。
直の正直さで事態が解決するのはいいんだけど、あまりに事が単純すぎてこれまでのこのドラマの流れからすると明らかに違う人が考えた話に思えた。敗者復活戦で、直がみんなを救う展開とは根本的に違っている。このときの直は、秋山の助言があったとはいえ「みんなが幸せになる方法」実践のために、というかまずは自分を救うためにまるで不自然さの無い完璧な演技で全員を騙した。初回頃の直だったら、たぶん途中で計画をばらしていただろうけどしっかりと「結末」重視で考えていて成長が見えた。
対して、今回は正直というかただのバカ。「引き分けにしたい」という主張だけを繰り返し押し付けておいて、自身の油断からあっさりと2度も騙されるという失態をやらかした。事態を回復させたのは全部秋山だ。復讐は辞めろだの、最後の無言の圧力といい、ある意味では凄い身勝手。敗者復活戦のときの直なら、こんなウザさ全開ではなくてもう少しうまくやっていたと思う。「みんなが幸せになる」という信念を貫きながらも、うまく立ち回ることはできたはずだし、それをしないとまるで意味がない。純粋さを賛美しまくるののはいいんだけど、その賛美の対象があれでは…。最終回の直は純粋というより、ただのバカ。ただのバカとバカ正直は違う。
全部終わっての感想
基本的には面白かった。不満なのは最終回。明らかに空気が違ってしまってあまりに都合が良すぎた。同じ結末でも、もう少し直が機転の良さを見せるとかはして欲しかった。最後はひたすら大失態の尻拭い役に徹した秋山もホントご苦労様。復讐から開放されたのが唯一の救いだね。ヨコヤが「信じるしかなくて、信じた結果救われた」とかいう流れは良かったんだけど。キノコはハイテンションな高笑いで毎回盛り上げてくれた。キノコ役の鈴木浩介は2年前に「恋におちたら」では退社ブームの波に乗り遅れて鈴木ねじ集合写真に映れなかったメガネ社員をやっていたことで以前も注目した事があったけど全然印象が違った。最終回最大の盛り上がりどころはフクナガとヨコヤの高笑いハイパーコラボであった。なんかもうハンパじゃなかった。制作側も分かってたのか、なんか無駄に高笑いシーン長かったし。
ていうか、ゲームの目的が実は直でした!という事実が一番ビックリだった。
6月22日(金)
電車止まる 追記Ver.
・なんか朝からバタバタと外が騒がしいなぁと思ったら何だかヘリが大挙して上空を飛んでいる。ついに戦争でも始まるのかと思ったが、どうも新都心の方に向かっているようだ。テレビをつけてみると線路上で大名行列をしている謎の映像が。
何でも架線が切れて停電して電車が止まったらしい。特にダイレクトに俺の最寄り駅が影響を受けているらしい。とりあえず同じ駅の友人にメールをしてみたところ、時が来るのを待つしかないという悟りを開いた結論に達する。
友人は結局振り替えバスなどを駆使して待たされながらも時間をかけて学校へ向かっていったが、俺の場合はいつ腹が下るか分からない。爆弾を抱えて混乱の中に身を投じれば爆発も早まるというもの。とりあえず自宅にとどまり、情報収集をすることに。こういうときには2chが便利なもので、ガセもありつつわりと伝えられない現場そのものの状況なども垣間見えた。閉じ込められた最悪の状況に追い込まれた乗客の中には、中でやってしまった者、大名行列を外れて野●…とたどりたくない結末へ向かわざるを得ない者も多かったと聞く。当然トイレも大渋滞。多くの人間が活路を見出すためにそれぞれの戦いを余儀なくされた事だろう。
直接出会ったことなどもちろんないが、そんな彼らは紛れもなく同士である。
電車乗るとお腹痛い同盟(仮名)
そんなに多くもないだろうが我々電車乗るとお腹痛い同盟(仮名)のメンバーは確かに全国に点在する。そんな同士達が悲惨な末路を迎えている!何かとっても人事じゃない。心が痛むぜ。
まあとにかく、無理に混乱の中に身を投じて向かっても危険だ。そう判断した俺はとりあえず自宅で昼飯を早めに食べて、他のルートを考えることに。JR最強もとい埼●は、移動難民たちが押し寄せて見るも無残なすし詰め状態になっていると聞く。
外から聞こえるヘリの音は一旦遠ざかったと思ったら(燃料補給に帰った模様)、今度はパトカーと消防車と救急車の素敵なハーモニーが。過酷な状況で倒れる者も続出したようだ。
JR様はどのルートも混乱を極めているので、これを回避するには地下鉄に直接乗り込むしかない。車で地下鉄に繋がっている駅まで乗り込むプランが浮上。車を自宅へ戻すのは母に依頼。というわけでそういう方向で行動開始。
結果、着いたのが同じ最寄り駅の友人が到着した1時間後。何か最寄り駅同じなのにタイムラグがありすぎて不審な気配も漂うが、安全と安心
(俺のお腹の)を最優先に考えた結果である。問題はない。
・で、着いた時の授業は着うたの制作をやっていた。何か当たり前のように作っていたが、もしかして着うたに対応してない携帯を持っているのは俺だけなのだろうか。作っても意味がないので全く面白くない。
さらにその後の授業ではビデオを見て感想を書けという流れに。NHKという時点で予感があって、「クローズアップ現代」という番組名が出て確信に変わった。月曜日にやっていたZARDの追悼特集である。
も う 見 た
頑張って行ったわりにはあまり意味がない1日だった。
ついでにZARD=時代の応援歌 みたいな捉えられ方が妙に過剰になされている気がするがこの状況に違和感を感じる。少なくともほぼ全作品持っているくせに俺はZARDの歌詞を気にしたことが全く無い。何ていうかもっとサウンドメロディー含めて全体的に聞いて「いいなぁ」って感じだったので、歌詞に励まされたとか特に思ったことが無い。実際にあまり意味がつながらなかったり、ハマリは良いけど分からない歌詞が多い。そもそも応援歌的な曲なんてほとんどなかったような気がする。そもそも「負けないで」でさえサビ以外は応援歌ではない。この曲は正直サビ以外の歌詞はよく意味が分からない。
後付で最もらしく評論されたり、神格化されてしまうっていうのはやはり仕方の無いことなのだろうか。
・過去曲回顧を久々に更新。今回はSMAP。実は今年になってすぐくらいに作り始めていたんだけど途中で放置してそのままになっていたので、一気に完成させた。なお他にはFOV(アルバム曲レビュー)、V6、槇原敬之なんかのファイルが作りかけ放置されている。
6月21日(木)
Classics Four
・DEENがClassicsシリーズの第4弾、残っていた「夏」仕様の“BLUE”をリリースする事が決定した。立て続けにシリーズが連発されるというのは初めてだが、今後に不安を感じるファンが多い。あまりにまとめに入っているのと、路線が定まっていない中で「アナザーサイドを見せる」というコンセプトのこのシリーズ連発では方向性が全く見えなくなるし、そもそも最近セルフカバーばかりじゃないかという不満(このシリーズは後半2曲はリメイク収録)、15周年の武道館ライブ宣言が公になったものの現状厳しすぎて解散発表効果で集客を狙う気じゃないか、という考えに行き着いてしまう。
まあ新曲が聞けるのは嬉しい。タイトルからして、まあ今のDEENなりの涼しげな夏をイメージしたようなさわやかな楽曲になりそう。ただリメイクのラインナップに「Memories」が。また?「SUNSHINE ON SUMMER TIME」は唯一取り残されていた曲なので期待するとしても…。
ていうか最大の問題は8月下旬という発売日。前作「夢の蕾」も新たな旅立ちや別れをイメージした楽曲なのに4月下旬発売という明らかに1ヶ月遅い発売日だったのだが、今回も1ヶ月間違えている。これはもう狙ってやってるとしか思えないが、意味が分からない。
・基本的にビルばかりで余裕がなく癒しゼロで行くのもいるのも疲れるので東京大嫌いなのだが、1ついい事がある。雑誌や漫画が前日ゲットできることである。オリコンが木曜入手可能な事が判明。そこだけは認めてやるぜ、東京。
6月20日(水)
梅雨は?
・どういうわけか、30℃オーバーの真夏日が続いている。雨が降ったの梅雨入り宣言が出た最初の日だけ。雨と雲で埋まっていた予報は全て晴れに差し替えられて1週間経過してしまった。
全体的にお疲れムードが漂っており、欠席者も目立つ今日この頃だが、未だ体調不良の帝王とも言えるこの俺が1度も休んでいないというのが記録的である。まあ飲み会欠席以降はちょっと厳しい感じではあるが…。
・上半期チャートが発表されたが、この過去最高とも思えるしょぼさは何だろうか。あれほどロングヒットした「千の風になって」がいまだにミリオン目前。それでもこれがダントツで3位までの落差も激しすぎる。50万枚どころか30万枚さえ高い壁になりつつあるのか。
アルバムの方は05年には年間トップ10が全てミリオンになったり、基本的には年間6,7作の割合でミリオンが出ていたのだが今年の上半期はミスチル1枚。異常な勢いでロングヒットしまくるコブクロや、今年になってミリオン到達した絢香は昨年分で集計の大半を持ってかれたためそれなりな位置に。ベスト乱発がたたってオリジナル買いのファンを大きく逃がしてしまった倖田がミリオンギリギリで止まってしまい、浜崎のベストも人気ジリ貧と価格設定の無謀っぷりがたたって失速。ロングヒットしても無理である。大塚愛などミリオンが期待できる歌手のベスト盤も目先の利益を追ったせいでオリジナルアルバムラインにとどまった。
そこそこの人気歌手がアルバムを出すと初動20万台→累計で30万後半〜突き抜けてようやく50万台以上という限界が見えまくりな推移をたどってばかりで、まるで面白みが無い。
あとあまり話題にならないが伸びているといわれていたDVDも何気にもう全く伸びてない気がする。CDが下がり続ける今、着うただけが好調でPC配信の方はそうでもないみたいで、先行きはそんなに明るくないような気がする。
とりあえずダウンロードランキングをもう少しメジャーな存在にしていけばチャート業界はもう少し盛り上がると思う。CDランキングは正直もうつまらない…。
6月17日(日)
ここ最近の2007春ドラ Vol.9
プロポーズ大作戦 9話
ついに最後の写真。多田(藤木直人)のプロポーズに礼(長澤まさみ)がOKの返事をした時に店で撮影された記念写真だった。序盤から回想シーンで何度も出て来た「こんなに一緒にいたのに何も分かってない」の直後だったらしく、ふてくされたような健(山下智久)が背後霊のように店の外をさまよっているのが映っていた…。既に就職1年目。これまで一切謎だった健の職業だが、ホワイトボード売り出しの営業マンになっていた。茶髪ロンゲでスーツが圧倒的に似合わなく、フリーターかと思っていたのだが、フリーターなのはツル(濱田岳)エリ(榮倉奈々)のコンビだった。このコンビはマイペースに今回付き合うことに決定。幸せムードに。幹雄(平岡祐太)はADとして就職。礼は大学院に進学した様子で、多田の研究室で蜜月。いつの間にか2人が敬語じゃなくなっている。
とりあえずさっさと礼の元へ向かいたい健だが営業の仕事が終わらずに抜け出せない。上司のおっさんは上司たる威厳など皆無でプライドを捨てて「君に逃げられたら妻と子供が…」と泣きつく始末。健の風貌や態度からすれば「お前の替りなどいくらでもいる」とか「その髪型は何だ!」とか怒るような上司しかいないのが現代社会というものだと思うのだが、いい上司で良かったねぇ。理想だ。
一方で多田は思い出の場所へ礼を連れ出して、相変わらずマイペースにプロポーズ。進学したばかりだというのに、自分の気持ちはもう変わらないと思うからなどと健とは正反対に先を急ぎたがるやつである。
何とか仕事を終わらせて多田の研究室へ向かうも既にプロポーズ後だと知る。健にも同じような理由を語っていた多田。この男、前回の「健のことを嬉しそうに語る礼」の姿をジロジロ観察していたので、いくら鈍くてもその辺察してると思うのだが、もし察していてこの発言なら勝利宣言にしか思えない。
慌てて、婚約指環を給料はたいて購入して礼を追う健。この走っている間の心の声はまっすぐ純粋なものでこれをそのまま言葉にすればいいのに、いざ礼の前だと声のトーンまで違っててぶっきらぼうで失礼な発言を連発。結局過去と同じセリフを分かっていながら言ってしまうという失態に出て当然のごとく「分かってない」を言われてしまう。歴史の復元力?
だが、それだけでは終われずにようやく去りかけた礼に向かって後ろから抱きつき「行かないで欲しい。俺と結婚しろよ!」と告白。ついに言えたのだが礼は「なんにも分かってない」を連呼して結局去っていってしまった。礼も礼でなんでもかんでも「分かってない」。分かるか!いったいどうしてほしいんだろうか。まあとにかくこれで
完 全 敗 北
戻ってきた健。写真は背後霊状態の健がこっちを直視しているという風によりキッツイ写真に変わっただけ。これで終わりかと思ったが、この時のワープで幹雄に「お前のせいでこれが最後の写真だ」と言い残していたのを覚えていて、幹雄が写真を1枚追加してくれていた。正真正銘の最後に向かっていざワープで次回へ続く。
ようやく役に立った幹雄だが、結婚決まっちゃったのにもうどうしようもなくね?高校時代からファーストキスまでの積み重ねも忘却の彼方だし、肝心の礼だって告白してももはや「分かってない」の一点張りだし。恐らく健どころか多田でさえあの「分かってない」を分かってさしあげるのは難解のような気がする。
ついでに残高全部はたいて指環を買った挙句に、捨ててしまった健。あの後のリアルタイム健の給料日までのボロボロの貧困生活を思うと泣ける。金はないし、好きだった彼女も結婚決定、しかも勢いで告白したのにフラレちゃった。前よりも不幸だ。
セクシーボイスアンドロボ 10話
ニコ(大後寿々花)を2億円で養子にしたいと貴婦人(浅丘ルリ子)と名梨(岡田義徳)がやってくる。動揺する家族。困るニコ。その実態は超人気漫画家で性格がかなり幼児じみている信田コーン(篠井英介)が占い師に生まれ変わったらニコの子供になるから、今のうちにニコを大事にしなさいというお告げをもらったから。一般人を名指しで占うやつがいるか!
信田は早速、巨万の富をニコのボディーガードなど身辺警護に消費。いずれ50億の遺産が転がり込むことを知った貴婦人は先手を打っていたということだった。全10話中、実際の仕事の依頼は3,4回くらいしかなかったような気がするが、報酬を金銭で渡したのは3話でのただ1度きり。タダ働きばっかりさせてきて、この上、金目当てで養子にしようなんて何てがめつい…。
一方でロボ(松山ケンイチ)はニコと親しくしていたため、信田に拉致される。ニコとどういう関係か聞かれて平然と「友達だ」と答えるロボだが「14歳の中学生と、秋葉原でお勤めしているサラリーマンがお友達っていうのは、変でしょう?」と当然の質問をぶつけられる。「そんな変かなぁ」と呑気なロボ。警察にリークされたらたぶん何もなくてもマークされるよ、今ってきっとそんな時代。金で近づかない契約を持ちかけられるが拒否。で、結局信田が幼児っぽい性格だった事もあってウヤムヤなまま意気投合。ニコが子供が出来たら死んだ犬の名前の「サチコ」と名づけると言っていたので信田を幸子と呼ぶことに。
信田の妻は金はあっても現状に不満を抱いており、信田の水族館を破壊しようと画策。それを2人が阻止して辛い思いをぶつけた妻は改心。結局、金が全てじゃないという話だったわけだがキレはなかった。つーか最近のニコの私服って妙に子供っぽいのが多くない?
ライアーゲーム 10話
王様気取りのチビキノコ(坂本真)だったがヨコヤ(鈴木一真)と協力し合っていただけだった。あっさり秋山(松田翔太)に見破られて土下座。キレまくるフクナガ“キノコ”(鈴木浩介)らをなだめてチームの団結を訴える直(戸田恵梨香)。今回、主人公らしいのはこの程度だった。次なるヨコヤの手は秋山が過去に母の敵として潰した組織の一員であることを明かして秋山を挑発して、取り乱させることだった。何でもヨコヤは責任を取らされてゲームに参加しているらしい。恨みを晴らすべく秋山もこのゲームに参加させて、その餌が母と同じバカ正直な直だったらしい。使える人材が少なかったとも言っていたがその少ない人材が渡辺いっけいということか。余裕ぶった人たちだったけど実はこいつらもがけっぷちなのでは…。特にヨコヤが白髪なのは過度のストレスが原因?
取り乱した秋山は全員のカードを奪って1人でゲームに挑むが、ことごとく失敗。勝ち誇るヨコヤだったが、中間発表の結果は予想とは全然違っていた。焦るヨコヤに「あれは演技だった」と勝ち誇る秋山。取り乱して暴れたふりして、相手チームを全員買収してカードを入れ替えていたらしい。
演技だったとしたらどこまで演技だったのか。当初は本気で泣き叫んでたようにしか見えなかったんだけど。
6月15日(金)
涼しい夜の果て
・一転して今度はひんやりした風が吹いた夜だった。それとは関係が無いが、飲み会出席断念レベルまで上昇した体調悪いレベルが一晩で回復するわけも無く、引き続き気持ち悪い1日であった。
話によると、飲めないとか言ってた友人も飲んでみたら飲めたらしいので(それでも周りの飲みっぷりに驚いたとか言ってたけど)、実際出席した場合、文字通り飲めないのは俺だけということになりそうである。非常に困った事になりそうな気が…。つーかそもそも酔うという感覚が分からない。酔うほど飲む前に限界の方が先に来るのだ。どうしようもない。
・オリコンがまたリニューアル。今回は開いたところにあった一面広告が倖田ではあるのだが、ヴィセの化粧品の広告ということで、CD以外の広告を大幅導入していたりする変化が。エンタメ色を強くしていきたいというよりはジャニーズの優遇ぶりやアンケート企画とか含めてひたすら女性ウケ狙い路線を濃くしている感じ。
で、まあチャートに関しては
改悪以外にされた試しがない気がするが、今回は大胆にも並びが全てが左右逆になった。これまでは裏ページから始まるという流れだったのだが、本誌の流れそのままにラストに掲載されているという流れに。これは慣れればいいんだろうけどもそれよりも気になる点はDVDチャートの相次ぐ縮小化である。すでに今年になって、音楽DVDの方がトップ20までだったのがトップ10になったりと縮小されまくっていたのだが、今回はついに総合チャートまでトップ10に縮小されてしまった。無料で見れるネット上での方が多く掲載されているという矛盾が生じてしまっている状態だ(ただしネットでは数字はなし)。これまでひどい改悪は1週きりで元に戻ったりしていたが、今度のはどうだろうか。元々の売りだったチャートがしぼんではどうにもならない気がするんだけど。
6月14日(木)
熱帯夜の果て
昨晩、俺の部屋は異常な高温多湿状態に追い込まれた。窓全開なのに空気が全く動かないのと、干したばかりの布団やシーツが暖気を帯びているせいで、暑すぎて全く寝れない。
気がつけば朝4時過ぎまで眠りにつけず、どうしようもないので扇風機を調達してきてようやく眠ったのだがほとんど徹夜したに等しい状態から午前中を睡眠にあてたものの、狂ったバランスの修正がきかず、腹の中から気持ち悪いという久しく感じていなかった症状が全開に。
なんとかかんとか、授業には出たがその後に予定されていた飲み会は会場入り直前まで悩んだ結果、何1つ口にできそうにない上に、頭はクラクラ気味で思考も半分くらいしか動いてないので、帰ることに。超サイヤ的な状態をさらに超えた超サイヤ的盛り下げ要員として暗躍するよりはマシである。
全員出席だっただけに痛い。ようやく実現して当分なさそうなだけに苦渋の決断だったが、運が悪かったとしかいいようがない。
6月13日(水)
発表@
本日はチームごとの制作の発表。学校のミュージシャンの曲を配信するサイト作成とか、映像番組制作とかいろいろある中で、我々はネットラジオプロジェクトである。基本的にスタートは俺がやってきたことを模倣してきたが、徐々に違いや発展を目指していくという成長する壮大なプロジェクトである。
将来に備えての練習とかなんとかいう理由で30℃近い猛暑となった本日にスーツで発表という暑苦しい事態に。電車に乗ってて思ったのは意外とクールビズが浸透しているようでネクタイ姿のサラリーマンが半分くらいしかいなかったこと。いいぞ、もっと浸透しろ。
それは置いといて、3人のメンバーのうち1人が来ない、連絡通じないという緊急事態が発生。しょうがないので2人で発表を終えたのだが、次の特別講義の授業まで時間があるのでファミレスで時間を潰していたところ、その来なかったメンバーから連絡が。
明 日 だ と 思 っ て い た
(ノ; ̄◇ ̄)ノ (ノ; ̄◇ ̄)ノ (ノ; ̄◇ ̄)ノ (ノ; ̄◇ ̄)ノ (ノ; ̄◇ ̄)ノ (ノ; ̄◇ ̄)ノ (ノ; ̄◇ ̄)ノ
定番のギャグがこんなところで炸裂。もはや笑うしかなかったが、罰として正規メンバーからひとまず1ヶ月間は付き人に降格するという処分を課すことに。なんだかんだそこをネタにしておもしろい展開も浮かんできそうなので(1人謝罪ラジオとか)、まあいいやということに。
つーかここは怒るべき?怒ったほうがいいの?怒るよりそれをネタに発想を転換していくほうがおもしろくない?
6月11日(月)
ここ最近の2007春ドラ Vol.8
プロポーズ大作戦 8話
幹雄(平岡祐太)がタイムスリップに気づいた。タイムスリップ中止宣言をしていた健(山下智久)はあっさりと考えがぐらつき、優しい妖精(三上博史)はタイムスリップを許可。04年12月31日、大学最後の大晦日。さっそく幹雄に協力を要請するが信じてもらえず。しつこく食い下がってようやく了承を得るものの、かなり無理やり健と礼(長澤まさみ)を2人きりにしただけでほとんど役に立ってない。これだけ引っ張っておいて…。
しかも、この機会に告白しようとした健に、礼は多田(藤木直人)と付き合うことにしたと宣言してずっと健が好きだったなどと過去形で告白。完全に過去にされてしまった健はすかさず「俺は今も好きだ」とか言えるはずも無く、前回以上に絶望の果てへ。なんだか礼も無神経に見えてきた。ていうかこの段階に入ったら、もう無理じゃね?
初日の出を見に行くことにした一行。出張でいないはずだった多田は少しでも一緒にいたいなどとほざいて、最初から同行。このちゃっかり具合が天然過ぎる。健は初日の出は見に行かないと宣言して、強引に離脱。「ていうかもうこういうのよくない?二十歳過ぎてさ、わざわざ遠出して、一緒に太陽見て何なの?」と言う健。昔からの仲間が段々会わなくなってくるのってこういうのがきっかけなんだよね。この後の展開が非常に共感できた。
そんな中、多田の天然ぶりも全開。ていうかここまで来ると策士としか思えない。
「僕、お邪魔してて大丈夫ですかね。」「毎年、5人で新年迎えるって聞いてたんで、こんな所までご一緒してていいのかなって。」などと聞いて居心地悪そうにしていたが、すでに走り始めている車内でそれを言う計算高さ。まさかこんなところで邪魔です、と放り出すわけにはいかないし、丁重に送り返したとしても後味が悪い。もう「OKですよ。気にしないで下さい」としか言えない状況なのである。はっきり言って邪魔でしかないが、邪魔と言わせずに居座って健についてなんか嬉しそうに語ったり少し寂しそうな礼をつぶさに観察。段々こいつが嫌いになってきた。海に着いたものの、健がいない寂しさを拭えず、「いつかはこれが当たり前になっていくのかな?」と感傷ムードに。超共感。こんな風に当たり前になっていってしまった、中学時代の仲間達よ!
すかさずここで多田がその時代を通り過ぎた大人の意見を言ってアピール。もう計算にしか見えない。まあここで健を排除する方向に持っていかないで、仲間を修復させる方向で発言したのは良かったけど。車に戻って、健が高校第にセレクトしたMDを聞いてみると、またしてもモンゴル800が!前回、モンゴル800を劇中で使ったところ、収録アルバム『MESSAGE』が数年ぶりにトップ100入りするという事態が巻き起こり、少しだけブームが再燃した。すかさずもう1回となるとしばらく下位で停滞するのでは。懐かしい曲に触れて勢いを取り戻した4人+多田は健のアパートへ。
一方の健は礼を忘れようとバッティングセンターで延々、景品のバッグを目標に打ちまくっていたが、やっぱり忘れるのは無理だと確信。28200円もかけてバッグを獲得して帰宅。ていうかこないだまで700円しか持ってなかったくせに、何で無駄に使える金を28200円も持ってたんだろう?
帰ると4人が隠れていた。バッグを礼にあげて、仲間の絆を確認する5人。さすがに多田は気を使って帰ったのだと信じて疑わなかったが、なんと空気の読めないこの男はトイレに隠れており、健をこの日、一番にびびらせるという暴挙に。トドメが「驚かすつもりは無かったんですけど」。お願いだから空気読んで消えてください。
大学の屋上で初日の出を拝んで、気分も過去に比べれば前向きになった健は少し強くなって帰還。今回は何も進展しなかったとはいえ、仲間の絆がより強まったので、結果的には礼の意識の多少の変化には影響したのかもしれない。でもどっちにしろ、今のところは結婚を阻止できない最終回へ向かってるとしか思えず、あきらめてすっきりENDだけは勘弁。
セクシーボイスアンドロボ 9話
プッチーニ(昭子(小林聡美)に洗脳と恋に落ちたロボ(松山ケンイチ)は同棲をスタート。というかほとんどロボが一方的にフニャフニャしているだけの生活がスタート。一方、貴婦人(浅丘ルリ子)はニコ(大後寿々花)や名梨(岡田義徳)が逃げろといっても考えが変わらず。昔スパイだった頃に仲間(マイク真木)に意識不明の重傷を負わせてしまい、彼は何十年も眠ったままだという。その罪の意識から実は自分でプッチーニ宛に願いを書いたと言う。
つーか、プッチーニも何十年も意識不明の患者が、願いなんて書けるわけないんだからこれは偽装だと気づけよ…。さらに貴婦人の前回の説明では、「殺しでも何でも叶える」と思われた冷酷な集団プッチーニは、人殺しはやったことがないことが判明。銃の使い方を練習しながらビビリまくりという実に一般人な反応を見せる。結局、やっていたことはいじめっこをいじめ返すとか、会社に出向いて『俺はまだ生きてる』意志を示す、盛大な飾り付けを施したりと「ぼくらの七日間戦争」のようなちょっと過激なイタズラ程度というかわいい集団だったのだ。
乗り込んできた名梨に銃の隠し場所を発見されて、ようやく事態を認識した
洗脳から醒め始めたロボ。だが愛と正義の狭間で悩んでしまい、プッチーニに貴婦人の隠し場所をばらしてしまう。土壇場で正義に目覚めて狙撃を阻止したものの、看護士という仕事がら、死に向き合い続けてきたプッチーニの主張は「何で私たちだけが死に立ち会わなきゃなんないの!?何でみんな、死ぬなんて何もないみたいに暮らせるの?」「私たち、あの窓(病院の窓)を無視して暮らしている人たちを許せないの。」「人の命が無くなっても、何一つ変わらないこの世の中が嫌なの。」と、逆ギレ感満載。対して説得は「誰かが死ねば誰かが悲しむ」という当たり前すぎるオチで、当たり前の事を中学生のニコに熱弁されてプッチーニも貴婦人も目が覚めるという当初のプッチーニの印象からはかけ離れたオチに。
マイク真木が奇跡的に一瞬目覚めて許してくれたところはそれなりに感動的だったし、流れは悪くなかったがまあスタンダードなところがテーマだったのだろう。
無事、戻ってきたロボ。昭子からの手紙を捨てたニコを笑って許して、2人の関係は元通りに。「浮気して帰るみたいで…」と落ち込むロボ。「誰に?」と期待を込めて聞くニコに、「ロボット達に対して」と答えるロボ。「あぁ…。」と凄い落ち込んだ声出すニコがおもしろすぎた。
ライアーゲーム 9話
3回戦は密輸ゲームで2チームに別れて、密輸する側と検査官をそれぞれが演じて相手の金額や密輸の有無を見破るゲーム。新たに参加したヨコヤ(鈴木一真)というプレイヤーは敵チームに配属。秋山(松田翔太)、直(戸田恵梨香)は当然ながら、フクナガ“キノコ”(鈴木浩介)も仲間に。さすがにここまで来ると、フクナガの権威も地に落ちた様子で相変わらずうるさく喋って目立ってはいるののだが作戦は全部見破られるわでいいとこなし。ヨコヤは透視能力があると宣言して、前回の直のみんなが幸せになる方法も否定して、狂ったように爆笑して当てまくり。ピンチの展開に。
だが、チビキノコ(坂本真)が突如必勝法を見つけたとして開眼。フクナガ化して彼の演技を真似るように高笑いして「俺に土下座しろ」などと王様ぶり始めて次回へ続く。
水の国と火の国に別れたわけだが、水の国のブルーも見にくいが、火の国のレッドはかなり見にくい。あんな部屋にいたら目が変になるんじゃないだろうか。ついでに火の国のおっさんが発狂して逃走してしまったが、敗者復活戦ではあんなに厳重だったのにこんなにあっさり逃がしていいのだろうか?もう、事務局も秋山への復讐しか考えてないのかもしれない。いっけいに至っては警官の職務は完全に放棄して、ゲームの傍観者役になってしまった。
6月10日(日)
タダ働き万歳
先週に続いて、撮影のお手伝いに学校へ。今回は19時までかかるイベントコースを選択したのだが、あいにく朝から雨。実質的に出番のない午前中は排水が追いつかないほどの豪雨となり、中止の可能性が高まった。
いっそそのまま中止になってくれても構わなかったが、というか祈りまくったがそんなに都合のいい展開があるわけもなく、雨は止んだ。昼飯のお弁当をとりあえず食べようということになったのだが。焼 肉 弁 当
でたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
恐れていた事態が。THE 焼肉弁当。食えない弁当。はじっこのポテトサラダと野菜だけでご飯を食べるウケ狙いとしか思えない状況に。体験入学に行った時も「今日、豪華だよ」とか言って出て来たのが焼肉弁当だったが、嫌がらせにしか思えない。
なんとか気を持ち直して当初の予定だとうちの学科から俺ともう1人だったのだが、さらに1人を巻き添えにしていざ出発。
ていうか、手伝いじゃなくて指導役のお姉さんが1人いるだけで初心者同然の我々が2台のカメラを分担して担当するという謎の展開に。先輩がいるんじゃなかったのか。
学校関連の多岐にわたるジャンルの様々なアーティストが5曲交代くらいで登場。我々は客席後ろの固定カメラと客席前の手持ち移動カメラに別れて撮影。固定は楽だったが、よりによってバンド系などメンバー数の多いステージになってから、移動への交代を命じられたので移動カメラはすごい疲れた。2人1組だったので半々ずつくらいでチェンジはしていたが最後の方はカメラを維持できずにかなり画面がぶれまくってしまった。
さらに移動カメラになってからは爆音系が多くスピーカーの真横で撮影してるので、耳に激しいダメージが。キンキン再び。もう嫌。
そんなこんなで14時30分〜18時過ぎまで延々と続いた
悪夢のイベントは何とかかんとか終了。手伝いを経て慣れてくれば3回目くらいでバイト代が出るという情報だったが、そもそも今日のは手伝いじゃなくていきなりほとんどメインの仕事である。それ以前に今日で4回目の人たちにも未だ支払いは無いという。タダ働き万歳。(追記:この後、何故かしっかりバイト代出ました)ドラマ編は明日。
6月8日(金)
また更新
・昨日のアクセス数がユニークで413に達して、1週間前に記録した406を越えて最高記録となった。どうしてなのかと思ったが、「今週のチャート」をアップし忘れていたのに気付いた。水曜になっても更新されなかったので木曜に殺到した…のか?そんなに人気あるのか。
現在、リンク先のトップは「音楽論」トップページからの「戻る」がダントツトップである。ここの数字が特に激しく高まっているので、ZARDレビューに引っかかった人が「戻る」→「戻る」で来ているのだろうか。なおこのホームページはアドレスが旧アドレスと新アドレスで2つあるので別々にカウントされており、足すとさらにダントツトップになる。
その次につけているのがpianyさんのサイトからのリンクである。サイトを休止してから半年くらい経過したというのにここから来る人が後を絶たないというのが凄い。
あと掲示板は元通り軽くなったので、初代の役目終了。一応残しておくけど、メインに戻りましょう。ていうか本当は初代を呼び戻した翌日には嘘のように軽くなってたんだけど、今さら戻れないので今日まで引っ張ってしまったのでした。
6月7日(木)
1期終了
本日、機材のつなぎの実技試験と好きな楽器についてのレポート提出を持ってテスト期間も終了。機材のつなぎはとりあえずこーだろ的な直感でなんとかなるものである。レポートの方はギターについて、その
栄光と挫折の歴史を1000字程度でまとめた。それでいいのか。とりあえずこれで1期が終了。1週間後に2期が開始される。1週間も休みなんて素敵な事態が起こるわけがなく、特別授業やら発表(スーツ…)とやらで明日と火曜日だけが休みである。ここを利用して借りているDVDを制覇すべきだろう。
ついでに日曜日の自由参加的撮影お手伝い(いずれバイトになるらしいが…)は3コース。14時に帰れる体験入学(先週これに参加)、それと似たようなさらにその中の1つに特化したコース、19時帰りの屋外イベント。
14時と19時を量りにかければ答えは14時。ということで14時希望者が溢れてしまった。過去、このような希望と絶望の狭間で希望を願い、定番的解決策ジャン拳なる対決に挑む場面はいくつかあった。この場面で敗北し絶望へと落とされたケースが何か多かった気がする。
今回はそれほど深刻な問題ではないが、それでもジャン拳で敗北して嫌々19時送りにされるよりは自らその試練に立ち向かう方が
かっこいいショックが少なくて済む。そういうわけで19時コースへ移籍。って19時コースじゃなくてイベントコースだよ。気分悪くならなくて、それなりにおもしろい時間が流れることを願う。
6月5日(火)
資格ゲット
・先日、大学時代に唯一取得できた資格、社会調査士の称号をついに正式取得したとの通知が届いた。出来たばかりの資格で、社会調査(要するに回答を意図した方向に持っていったりしないような公平な質問としっかりと統計的処理を行なうというきっちりとしたアンケートみたいなもの)を経験したという証みたいなものでいくつかの授業の単位を取得して、申請料金を払えば取得できる。
過去日記を読み返すと分かるが(03年〜06年までの主に7月と1月の「学期末日記」「年度末日記」編)、おじいちゃん講師による社会統計学と社会統計解析法は取らなくても卒業できるため、小難しいこんな授業を取る物好きはいなかったのだが、資格に必要なため人気沸騰。公式に当てはめるだけでとけたため、コツをつかめば理解してなくても簡単にBとかAの成績を取る事ができた。
のだが、肝心な実戦である「社会調査方法論」「社会調査」に関してはギリギリのCであり、特に本番である調査は迷走に迷走を重ねて4,5人にアンケートしたのを無理やりこれも調査であると主張して、呆れ気味の先生を圧倒する勢いで提出して通したという別の意味で尊敬に値する代物だった。
つーか思い返すと伝説的単位取得が多いな、俺。テストに「いさぎよく散ることにする。無念」(要約)って書いて単位取得したとかさ。
まあとにかくゲットしたところで何の役にも立たないし、むしろ知識レベルが皆無なので期待されると凄い勢いで困るくらい。大学の友人たちは、みな取得条件を満たしながらも申請はしないで卒業していった。必要なら申請するなどと言っていたが恐らく今後必要になる事はないだろう。無駄に金を使うだけというスタンスだった。
そんなわけで資格を得たものの、意味はないのであった。パスケースみたいのに入っていたのは豪華なのかしょぼいのか分からんがとりあえず番号が2000に満たないのはどうなのか。
・テスト期間のため、早く帰れる日が続いている。昨日はレポートと作品発表。レポートは適当に書いてきていて暇だったのでwikipediaで歴代のドラマのページを見て過去の記憶に浸っていた。
作品発表はコラージュ作品の発表。みんな雑誌などを切り抜いて作ったわりかし芸術的方向に作り上げていたのだが、俺はコラージュといえば「身代金要求の脅迫文」しかない!と思い、ちょうど持っていた雑誌に載っていた「●ー●の泉」のインパクトある2名を切り取って、出演者の某バンドメンバーが番組乗っ取りをたくらんだ、という設定で文字を切り抜きまくって脅迫文を作成。明らかに方向性が間違っていたが、失笑を浴びながら発表。今後もこの路線を貫くことを宣言した。芸術というのはイマイチ理解できないのでおもしろいモノを追及したほうが楽しい。問題は先生がこの手のシャレが通じなそうな点である。
本日はDTMでスコアを打ち込んだものの提出と、ジャンル研究のレポート提出だったので3分で終わって帰れるかと期待したがそううまくはいかない。一応、規定を守る形でレポート提出はその時間にその場所で…ということで、そのためだけに80分も空白の時間を過ごすはめに。
もう少し早く帰れれば本日DVD200円レンタルキャンペーンで「ただ、君を愛してる」とか借りられたのだが、結局17時過ぎにたどりついたら持ってかれてた。しょうがないので「ピーナッツ」「サマータイムマシーンブルース」「初恋」「夜のピクニック」をチョイス。
最近、どうも俺が目が疲れてるのはこれが原因である。
6月4日(月)
我思う2007
最初の2年くらいに、どうでもいい話の羅列の場合によく使っていたタイトル復活。
・X JAPANが年内復活
このバンドに関してはまともに聞いたことないし、あまり好きになれそうな気がしないしさほど興味がないのだが、YOSHIKIの発言ってglobe加入といい、新バンドの話といい、新しい話は定期的に出てくる割にはほとんど実現、継続されたためしがないのでどうなるのか。要するに本当にやるのかの一点にのみ興味がある。とりあえず、ボーカルTOSHIのwikipediaに載っていた写真は全くオーラのないどこにでもいそうな中年のおっさんでカリスマ性がゼロなんだけど…。・藤本美貴、モーニング娘。脱退
元々ソロ歌手として1年、そこそこの成功を収めていたのに人気急降下中だったモー娘。などに入れられて埋もれた事自体が不満だったような気がする。脱退できて良かったのではないかとさえ思った。GAMの低迷といいなにもかももう遅い気もするけど…。リーダー在籍期間1ヶ月に満たない記録を作ったのは置いておいて、かつての矢口真里が「彼氏いるのバレたら即脱退」という流れを作ってしまったという結果の方も気になる。2人も同じ理由で辞めたらこれはもう暗黙のルール。今さらそんな理由で脱退させて大丈夫なのだろうか。ただでさえ脱退者のアフターケアが行き届かなくなってきてるのに。・女優の休業2連発
先日の奥菜恵は「めざましテレビ」に事務所を辞めたのは事実だが引退はないとインタビューに応じたらしい。また、今日は岡本綾が事務所を退社したとかいうニュースが。これも休業か引退かとか言われてるが今流行ってるのだろうか?・ERIKAデビュー
沢尻エリカ似の謎のシンガーがデビューするとかいうニュース。昨年のが予想以上に大ヒットしたので、もう1発派手にしかけてみますか!ということか。ていうかこれだけ沢尻エリカ本人ですという証拠を並べておきながらあくまで別人扱いという戦略が凄い。対談企画もやるらしいし。沢尻とERIKA。合成で?それだけで単に歌手デビューするよりは関心をひいて無駄に話題になるし。実は同じような別人デビューを今年、星井七瀬がやっている。エイベックスに移籍後も100位ギリギリという低迷を極めたのでいよいよ歌手活動撤退かと思いきや、謎の外人アーティストという設定でSeventh Tarz Armstrongという名義でデビュー。こちらは正体が星井七瀬という匂わせ方を極力抑えて、出身地やキャラクター設定などどうでもいい部分を事細かに設定して演出。どの辺りの層をターゲットにしていたのか不明だったが、案の定一般受けしない洋楽ロック系サウンドは星井七瀬以上に売れずに長続きする気配が皆無となっている。
ていうかこの場合はデビュー時にも全く話題にされずにスルーされてしまったのが痛い。結局、星井七瀬のファンと(彼女のラジオ番組では正体は明かさずにパワープッシュしたらしい)、彼女の奇抜な音楽性がおもしろくて注目していた一部の音楽ファン、そしてそういった情報サイトからその存在を知った俺みたいな変わり者程度にしか知られていない始末。おまけにCDTVのOPを勝ち取ったのだが、名前が長くて思い出せないし、CD屋でも扱い小さすぎて売ってないし、興味を抱いたとしても情報に辿り着けずに売れない、聞かれない。悪循環だった。
ERIKAの場合は、もっと正体は沢尻エリカですよ〜というのを前面に押し出しているようで、それを前提にして話題を集めていく方法らしい。別人商法を取るなら、断然このくらいのラインがいいだろう。ゼロからやり直したいなら別だけど、Seventh Tarz Armstrongの場合は力の入れるベクトルが間違っていた。星井七瀬の知名度じゃばらしたところで大して売れなかっただろうけど無駄な設定に凝るなどシャレの聞かせ方がズレまくっている…。
6月3日(日)
ここ最近の2007春ドラ Vol.7/ほか
プロポーズ大作戦 7話
前回が大失敗に終わった健(山下智久)。今回の写真は多田(藤木直人)が礼(長澤まさみ)に告白した大学3年の夏。多田より先に告白すると決意して過去に飛んだ健は、早速タイミングを図る。なかなかチャンスはなかったが、水風船投げの際に「これが当たったら俺と付き合うの決定な」などと告白。見事に風船当てを成功させたが、あっさり冗談と思われて流されてしまった。この連続するすれ違いぶり、もはや無理なんじゃないかと思えてきた。タイミングがないままいよいよ多田が告白したXデーならぬX時刻が迫る。そんな中、元カレにエリ(榮倉奈々)が呼び出されてみんなから離脱。だが、健は「行けよ」とか強がっていたツル(濱田岳)にここで止めないと後悔するぞ!などと説教。感化されて止めにいったツルとエリはいい感じに。
一方で健も多田の告白の瞬間に部屋に飛び込んで見事阻止。だが自らの告白のタイミングを図りかねている間に、王様ゲームで王様になった超天然な多田が「好きです」などと告白。計算外の多田の天然ぶりに失望の中でシャッターが押されたのだった。
過去に帰ってみると、ツルとエリが付き合っているという変化が。なんか知らない間に、そっちの未来は大幅に変えることに成功していたらしい。健は失意の中、もう過去へは戻らないと宣言するが、幹雄(平岡祐太)は「お前、過去にワープしてきてただろ。やっと分かったよ。」などと話しかけてきた。やけに物分りいいっすね…。「あれから来なかったろ?来たら手助けできたのになぁ」などと呑気に語る幹雄。今行かないって宣言しちゃったよと気まずそうな健で次回へ続く。
7話にしてようやく最初から気付くと設定されていた幹雄が気付いたが、あまりにあっさり信じすぎ。過去へワープするってけっこう大変な事実だと思うんだけど。君の過去も気がついたら変わってるかもしれないんだけど…。
それでいいのか、幹雄。
セクシーボイスアンドロボ 8話
死者の最後の願いをかなえるという謎の看護士集団、プッチーニ(昭子(小林聡美)、絵美理(ともさかりえ)、恵(もたいまさこ)の3人)の話で初の前後編。もっと闇夜に暗躍している集団なのかと思いきや、真昼間から黒スーツに黒サングラスで楽器ケース(小道具を収納)を持って活動している女性3人組はどう見ても怪しさ120%。どう頑張ってもエージェントにしか見えないが、もっと隠れて活動した方がいいんじゃ…。今回、別にプッチーニ探しを依頼されたわけでも確保を依頼されたわけでもなく貴婦人からその存在を聞かされただけのニコ(大後寿々花)。
一方で店のトイレの便器の中にマックスロボを落として大絶叫していたロボ(松山ケンイチ)は、それを救出してくれた昭子に何故かホレて行く。一海ちゃん(村川絵梨)にホレていたはずのロボだが、今回は本気の恋に落ちたようで、ほとんど放心状態で意味不明の言動や行動ですっかりフニャフニャになってしまう。こないだまで女子高生に萌えまくっていたのに、失礼ながら唐突に40過ぎのおばさんに本気になるロボの思考が理解できない。
ニコも手の届く範囲にいたロボの異変に不安を感じていたが、プッチーニの次の標的が貴婦人であることが判明。死に行くものの願いなら些細なことやくだらないことから殺害まで手がけるという集団だけに、貴婦人を「道連れ」にして死にたいという願いも本気で実行されてしまう。
阻止するためにロボを頼ろうとするが、すっかり放心状態のロボは「2人で旅に出るんだ」とうつろにつぶやき、まるで耳を貸さない。あれだけ愛していたマックスロボにさえ関心を示さない。恋に落ちたというよりは洗脳されて意志を失ったようにしか見えなかったが、ロボが手の届かない存在になって泣き崩れるニコで次回へ続く。
前後編のせいか、話はゆっくり。ロボの放心状態と奇行が延々続くのでいつものハイテンションオタクぶりもウザイが、これはこれでもっときつかった。あまりに呆けすぎてて洗脳されたようにしか見えない。評判は良かったが個人的には今回どこがおもしろいのかさえ分からない始末。7話が放送中止になってなければ関係性の変化など説得力があったのかもしれないけど…。
ライアーゲーム 8話
秋山(松田翔太)の助言を受けた作戦でダントツのトップとなった直(戸田恵梨香)。まずは作戦で消費した7000万円を票の取引で相殺。従うしかない参加者達は法外な値段を払うしかなく、最終的には全ての金が直の手中に。秋山は、直を勝たせてゲームから離脱される事しか考えておらず他がどうなろうと知った事ではなかったが直は全員を救いたいと主張して秋山から票の取引を引き継ぐ。
最終結果が出てみると直の1位は変わらなかったが、最下位にするかと思われたフクナガ(鈴木浩介)が生き残って、直に優しくしてくれたエトウ(和田聰宏)がリストラされてしまった。泣き崩れるエトウと、「こいつ鬼と化したか?」と疑惑の目を向ける参加者の前で解説を始める直。
全員が幸せになる方法と称して1回戦は勝負をしなければ誰も得をしないが損もしないと主張。2回戦も全員が協力して、1位になった人が獲得賞金を全員に分配すれば得も損もない。この敗者復活戦も同じであると宣言。
そ りゃ そ う だ け ど よ…
という微妙な空気になるかと思いきや「それもそうだな」とか納得している単純明快な参加者達。
優しくしてくれたエトウはあえて落としてゲームから脱出させた上に、負債分の金は渡してあげる。そして他の参加者にも1億円ずつ返して負債はチャラにして3回戦へ自らも進むということに。ようやく主役らしい風格が出てきた。できれば秋山なしでこの境地に達して欲しかったがそれは最終回までおあずけか?
帰ろうとする直と秋山だったが、渡辺いっけいが例によって金歯を光らせながら「3回戦開始」を宣言。速攻でエトウ以外の参加者はバスで別会場へ連れ去られるのだった…。バトルロワイアル?
渡辺いっけいはもうすっかり警官やってないけど、最初からコスプレだったのだろうか…。
・本日は学校の体験入学の撮影のお手伝いで日曜なのに学校へ。だがしかし、日曜という響きが俺の感覚を狂わせ、目覚めたのは8時。出発15分前という激しい展開で、これだけ激しいとおなかが痛くなる余裕もなかった。ただ気分とテンションが最悪。
すっかりベテラン組と、来ない組で分かれた感があるが、撮影自体は6月にもなってスタッフジャンパーが嫌がらせのようにウィンドブレーカーで熱いという以外は特に問題はなかった。2時で終わって帰れたし、さすがに毎週は嫌だけど2週に1回くらいなら悪くないと思った。
6月1日(金)
6月
早い。もう6月である。今日から1週間はテスト期間、1年を4分の1に分けた中で最初の1期が終了ということになる。テストは提出だったり、レポートだったり、筆記だったり様々だが、論述式の筆記は慣れているので特に問題はない。
先日、カレーにスプーンが入っていなかったが、今日はパック入りの塩むすび2個を買ったらいつもはついていた割り箸が入っていなかった。なんか微妙についていないんだけど。どうにもならない状態の手前でナントカなるという辺りに小吉を感じる07年だが、そんな07年も今月で半分。早いね。