どこまでも世紀始な日記’07 北風

2007年12月

12月31日(月)

さようなら2007年

・書き忘れていたが16日に大学時代の友人asakabito氏が突如遠くからやってきた。その模様はリンク先の彼の日記に書かれているのでそっち参照。そして30日はまた別のメンバーがやってきた。名前とスキー旅行の際に代理で電話に出たので会話だけはしたことのあるカーネル・S・マルオ氏も召還して、時間を過ごす。風邪がようやく治ってきていたところで、動き回れるくらいにはなっていたのでギリギリではあったがまあなんとか。卒業後地方に点在してしまったので、なかなか集まる事は出来ないが年に1回くらいは逢いたいもんだね。

・そんなわけでドタバタしててレコ大はあまりちゃんと見てないのだが、待ち合わせ中に車内テレビにて何故かシャ乱Qが「ズルイ女」を生で熱唱するという意味不明な場面に遭遇。最初はVTRなのかと思ったが、何でも℃-uteが21時過ぎて出演できなくなったので代理でプロデューサーのつんくが登場。おまけでメンバーまで登場して過去の受賞曲である「ズルイ女」を熱唱したらしい。

そんなわけで代理まで登場した℃-uteがまさかの新人賞獲得。一般的には一昨年のAAA受賞並かそれ以上に誰だよこいつら?って感じかもしれないが実績的にはシングル3作全てトップ5入り、うち1曲が3位を記録している。立派なものである。エイベックスなので最有力視されていた高杉さと美の方が最高ヒット曲は持っていたのだが、にも関わらず平均的に人気の高い℃-uteになるというすごくまともな結果に。一昨年のAAAがムチャすぎたのを反省してか去年は絢香、今年は℃-uteと2年連続でエイベックスもバーニングも関わらないまともな選考になっている。やはり少しは意識しているのだろうか。

つんくのドアップに「最優秀新人賞 ℃-ute」のテロップがかかるというなんともいえない映像があった後にアナウンサーが℃-uteの楽屋を直撃。インタビューをするというそれはOKなのか?的な流れに。会場にいるのはダメで楽屋にこっちから行くのはOK?線引きが曖昧である。

で、最優秀歌唱という実質2番にEXILEを配置して大賞は文句なしのコブクロ。これも順当に収まった。さすがにかなり批判が多くなってきているのでそれなりに意識はしたようなまともな形に終わった。まあ金賞の時点でどう言い訳してもムチャな選出ばかりなんだけど、その中から選ぶなら…っていうレベルで。

それにしても作詞作曲編曲賞がいずれもCM明けに名前出すだけの扱いって、低すぎないか?著作権はかなり固めるくせにこういう場面でこそもっと作者を称えようよ

 

・そんなこんなで今年も終わりである。昨年は前半死亡、後半復活という感じで年間通してはよくない1年だったが終わりの時はパワーに溢れていたので終わってみれば悪くなかった。対して今年は前半絶好調でまさに飛躍の年になったはずだったのに後半過ぎに体調がガタガタ断続的に来たり、終わりが最悪になってしまった。その年の全体の印象と年末時点での印象が2年連続で正反対になってしまった。終わり良ければ…なはずなのに終わりが良くないだけに何か去年より良くない気分。いい年だったんだよ?今年。最後の風邪で一気に印象が…。この風邪は対して引きずらないままに08年へ向かっていきたい。

では、良いお年を!!

来年もよろしく!!


12月30日(日)

ページも大掃除

・大掃除の季節だが、レビューページの方も大掃除。やたら長くなったさ行、は行を独立させて2006年発売編を全て過去に統合。この作業は何が大変って「戻る」リンクの書き換え。特に今回はさ行とは行を独立させたのでこれら全てのリンクを書き換えなければいけなきて疲れた。


12月29日(土)

勝手に2007音楽大賞

・風邪にやられて1週間。ようやく快方に向かう気配を感じている。年越しは何とか気分良く迎えられそうだ。

・恒例企画、今年も行ってみよう。なおこの分はそのまま俺の分の票として「貴方が選ぶ2007音楽ランキング」に加える。

シングル編

1位 蒼く 優しく/コブクロ

2位 明日晴れるかな/桑田佳祐

3位 未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜/森山直太朗

4位 I LOVE YOU!/ナスカ

5位 Smile Blue/DEEN

6位 夢を誓った木の下で/ハラフウミ

7位 夏風便り/RAG FAIR

8位 さかさまワールド/GOING UNDER GROUND

9位 キャンディ・ライン/高橋瞳

10位 Key〜夢から覚めて〜/長瀬実夕

次点ラインナップ(票には加えません)
夢の蕾/DEEN、赤い糸/RAG FAIR、GREEN DAYS/槇原敬之、メーデー/BUMP OF CHICKEN、花の名/BUMP OF CHICKEN、旅立ちの唄/Mr.Children、ルキンフォー/スピッツ、うるわしきひと/いきものがかり、WINDING ROAD/絢香×コブクロ、Happiness/嵐、TWISTER/GOING UNDER GROUND、Music/Golden Circle feat.寺岡呼人・松任谷由実・ゆず、ジャスミン/V6、パラダイム/レミオロメン

そんなわけで年末時点での気分だとこんな感じ。『蒼く 優しく』は聞き込んできたらはまった。最初はまた大作バラードだよ…という流れがかなりマイナスになってて評価低かったんだけど。逆に年末も歌われまくってる『蕾』は飽きてしまって次点候補からも外してしまった。

 

アルバム編

1位 おやすみモンスター/GOING UNDER GROUND

2位 orbital period/BUMP OF CHICKEN

3位 5296/コブクロ

4位 さざなみCD/スピッツ

5位 Juke Vox/宇浦冴香

6位 documentary/竹井詩織里

7位 Gateway Tomorrow/長瀬実夕

8位 HOME/Mr.Children

9位 2007/SOPHIA

10位 LOVE IS BEAUITIFUL/GLAY

次点ラインナップ(票には加えません)
桜咲く街物語/いきものがかり、CAN'T BUY ME LOVE/YUI、Supporter's songs/LINDBERG、グレイテスト・ヒッツ/スキマスイッチ、サンキュー・フォー・ザ・ミュージック/175R、ベスト・コンディション/キンモクセイ、Diary/竹井詩織里

1位は本当に良かった。過去作も一気に昨年から聞いたけど最高傑作だと思った。BUMPも同様。個人的な好みではシングル曲も過去のものの方が好きなのが多いんだけど、それでも1枚の完成度の高さとか凄かった。これはGOINGもそう。アルバムでシングルが輝くっていう理想の形をこの2枚からは感じた。

コブクロは大作志向が気になるとはいえ、まだまだパワーはある。スピッツは安定感バッチリ。宇浦冴香と竹井詩織里は予想外に良かった。GLAYは何か今年大きくパワーダウンした印象なんだけど、シングルが多いせいかアルバムは今聞いてもけっこういい。

当初は最高だと思ったいきものがかりはなんていうか飽きやすい。あまりに直球過ぎるポップ路線だからだろうか。意外とひっかかるところがなかった。今この時期になって改めて聞こうとするとどうにも飽きが来てしまう。そんなわけで上半期では1位に挙げていたんだけど10位圏外に。

元々ファンだったDEEN(新曲は良かったけど…)、浅岡雄也に関してはここ数年で最も期待ハズレな方向になってしまい、とても傑作選には選べなかった…。

 

音楽ニュース編

1位 ZARD坂井泉水転落死
本当に信じられなかったし、何か今でも嘘なんじゃないかと思ってしまう。「きっと忘れない」というオフィシャルブックを読んだのだが、さらに悲しくなってきた。

正直これに尽きる。今年はそれ以外に残念な解散はあんまりなかったし。dreamがDRMに改名してレンタルにさえ入荷されなくなったとか、Miがこのホームページの1日のカウント数より低いというほどに売れなくなってついに解散したとかはまあ悪いけどそりゃそうだろうなと思えるし。

あとは長瀬実夕復活。嬉しかったのはこのくらい。

印象的な面で言えばmisonoのブログがあまりにドン引きものだったのが衝撃的だったか。正直曲がまともに聞けなくなったし。

個人的な所では、ウォークマンが逝ったり、VIEW『迷わないで』新品定価での入手に成功したり、嵐の搬出バイトでのまさかの4アンコールとかくらいだろうか。


12月28日(金)

勝手に2007ドラマ大賞

・掲示板アンケート、今日が締め切りですがもう結果が揺るぎないので発表しちゃいます。応募総数11通。常連の皆さんからの意見が中心でしたが…来るかと思ってた方から来なかったのがちょっと意外?なような感じも。まあともかく

3代目現状維持、2代目は遺跡として放置。

いやぁ、2代目掲示板驚くほど人気無かった。2代目推し0人。つい先日の終わる時は惜しむ声も多かったのに。3代目けっこう好評なようですね。

協力頂いた方、ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。なお2代目はトップページから消滅しましたが、まだ生きてます。どこにあるか?確実にリンクは残っています。ある場所に。なんか年中真っ暗で雪が降っているあのページの中です。

また、5周年記念アンケートやメールフォームの方はアドレスを記載してくれた方には随時返信メールを送っていきます。疑問系で来たメールは適宜返していたんですが、感想系のメールの方は後で後でと思っているうちに忘れちゃったりして、これまで放置しててすいませんでした。今後はちゃんとお返しします。年内最後に何か今更なメール来たよ?という事も多いかと思いますがよろしく。

・もうこのシーズンかよ…。相変わらず風邪っぴきのまま。ようやくピークは過ぎたか?気がついたら1週間経過してるし。予定だとこの1週間はウッハウハのはずが…。スキーも行けないし。

今年見たドラマのラインナップは以下の通り

冬・・・10年ぶりのなし

春・・・「プロポーズ大作戦」「セクシーボイスアンドロボ」「ライアーゲーム」

夏・・・「探偵学園Q」「ホタルノヒカリ」「山田太郎ものがたり」「牛に願いを〜Love&Farm〜」、「山おんな壁おんな」(中盤リタイア)、「スシ王子」(中盤リタイア)

秋・・・「ガリレオ」「モップガール」「ドリーム☆アゲイン」、「ハタチの恋人」(初回リタイア)、「SP」(1月まで)

『SP』はまだ終わってないので来年に回して、リタイア作品を除く10作品を勝手にランキング!実質的に今年のワースト作品は10位の1作のみ!

 

1位 ホタルノヒカリ
期待しないで見たら最強に面白かった。干物女になった綾瀬はるかがこんなに魅力的になるとは予想外。藤木直人との掛け合いもバッチリ。結末も2人の関係が続いていく感じで良かった。

2位 プロポーズ大作戦
過去をやり直すという設定は特殊ながら、流れは切ない王道のラブストーリー。中盤までは良かったのに、後半は失敗続きで暗くなりがち、最後の最後に結婚式当日に勝負をかけるというのは相手役の藤木にしてみればあまりにピエロだったし、そこでようやく気づいた長澤まさみもひどい女になってしまったのがちょっと残念。来週の完結編ではしっかりケリをつけることを期待。

3位 ドリーム☆アゲイン
予想しない展開に転び続けた最強にありえないドラマだったが、逆に針を振り切りすぎててある意味ドラマらしいドラマでもあった。何事もあきらめずに進んでいく反町隆史の姿は一応一定のテーマはあったし、なんだかんだはまった。強引ではあるがオールハッピーエンドの笑顔で終わるのはスッキリしていたし結果的にはいいドラマだったと思う。

4位 セクシーボイスアンドロボ
変わった作品ではあったが、毎回何か残るような不思議な面白さを持った作品だった。変に配慮して1話放送中止になってしまったのが残念。最終回はちょっと悲しかった。

5位 モップガール
チープではあったんだけど、けっこう飽きずに見れたし面白かった。肝心の能力の謎を放置し、お互いが関係に気づかないままで終わってしまったのは続編があるからなのだろうか?

6位 ライアーゲーム
それなりに面白かったんだけど、最後がヌルくて印象薄い。

7位 ガリレオ
豪華ではあったんだけど、事件はけっこう動機とか適当だったのが…。

8位 探偵学園Q
事前のSPでは完全に土曜9時ノリでの連ドラ化だったはずが謎の火曜10時枠。どこか暗いトーンに支配されててイマヒトツだった。メグ役の志田未来の序盤の性格の悪さも印象良くなかった。

9位 山田太郎ものがたり
気がつけば主題歌のキラキラとエアギターの印象しか無い…。内容は果てしなくつまらなかった。

 

10位 牛に願いを〜Love&Farm〜
始まる前は豪華キャストと北海道の広大な自然風景、歴史に残る青春ドラマの傑作になりえるほど期待していたのだが始まってみれば、オリラジロケ参加できない問題に追われた脚本家、スタッフに余裕が無くなったのか不自然な展開と不自然な映像と投げっぱなしで伏線放置&設定無視のハチャメチャな結末に行き着いた。失敗が画面を通して目に見えるという世にも珍しいドラマとなってしまった。最後のオチが村を救うために牛ではなく「に願いを」託してしまう(しかも描き方は呑気そのもので街の危機ってわけでもなくなってる始末)というのも史上最低のオチとして語り継がれそうなものだったが、オリラジ出演できない問題の方が目立ってて霞んだ

 

インパクトシーン大賞

1位 田中(児玉清)
「んんん…はぁぁぁぁぁ!!!」で
気を開放。物語を全て無かった事に。
from『ドリーム☆アゲイン』
史上最強。駿介(反町)の予想以上に素晴らしい行動に感銘を受けて完敗宣言をした死神田中は禁断の秘術を使い時空を捻じ曲げて物語を1話からやり直し、オールハッピーエンドへと変えた。別の天国案内人曰く「わがままプラン」

2位 高志(玉山鉄二)
設定を無視した唐突無鉄砲宣言「俺、ここに残るわ」
from『牛に願いを』
大学を辞めたら奨学金を返さなくてはいけないという初期の頃に散々言われていた問題を無視して、退学手続きさえ放棄してそのまま街に残るという最も迷惑な選択を宣言し、何故か全員笑顔に。オリラジ出演問題に追われた脚本家が疲弊しきっていたとはいえ、ちゃんと見ていた視聴者には衝撃の無鉄砲発言だった。「俺、戻るわ」宣言するだけで良かったのに何故あんな事に…。

3位 いるはずの場面にいない&今までいたのに突如行方不明になる&1人別カット多数だった亮太(中田敦彦)
from『牛に願いを』
ドラマ失敗を象徴する複数のシーン。序盤はそうでもなかったが中盤頃には不自然シーンが乱発された。一緒に作業してたのに作業終わって達成感に溢れているシーンに何故かいなくなってる、オールキャスト集合してても1人だけ不自然にカメラの真横に位置していて腕だけ替え玉を映す等々…。

 

インパクトキャラ大賞

1位 腐敗天国象徴田中(児玉清)
from『ドリーム☆アゲイン』
その悪行ぶりは毎回連載形式でレビューしてきたがとにかくひどかった。過失を隠蔽して「私の独断で」別人に魂を移してあげたと毎回強調したり。それもこれも全ては最後の超必殺「我侭計画(ワガママプラン)」発動でチャラになったとはいえ、それにしても天国は腐敗していた

2位 干物女(綾瀬はるか)
from『ホタルノヒカリ』
これまでの比較的上品なイメージを大幅に覆したという点で最強にインパクトだった。

3位 キノコ(鈴木浩介)
from『ライアーゲーム』
異常なハイテンションがとにかくインパクトだった。後半戦ではやや印象が薄かったが、最後はおいしいとこ持ってったしね。

 

主題歌大賞

1位 Happiness/嵐
from『山田太郎ものがたり』
主題歌かかってる場面で1番印象的なのは間違いなくこのドラマ。エアギターしまくるテンションの高い映像は内容とは別に気合が入っていた。

2位 GREEN DAYS/槇原敬之
主題歌は良かった。青春全開のタイトルバックもそこそこ。ただ8話で田中圭が5話から続いた出演者(動物含む)連続淘汰の流れで犠牲されてしまったので残り3話では彼が映ってるタイトルバックが哀しかった。

3位 蒼く 優しく/コブクロ
from『ドリーム☆アゲイン』
明確にタイトルバックがあるわけではなくEDでドラマ進行(ドラマクレジット同時流し)や次回予告と一緒に流すタイプの使い方。『ホタルノヒカリ』なんかもそうだったが、大抵そうなるとかかっている印象は薄くなって主題歌としてのインパクトも薄くなるんだけどこの曲はけっこうドラマとしての印象も残った。


12月27日(木)

ZARDベスト曲目決定

・年内は治らないような気がしてきた。鼻とセキ止まらず。

・ZARDリクエストベストの曲目がついに発表された。

http://wezard.net/news.html

けっこうマニアックな選曲に。追悼ムードの濃かった投票開始当時は、有名曲しか知らないにわかファンが有名曲に投票しまくって「Golden Best」と変わらない結果になるのではないかと思っていたが、実際「負けないで」は7位に沈み(「永遠」の4位の方が高い)、シングル以外の曲が1位2位。3位も「かけがえのないもの」という近年の特にヒットしたわけでも格別評判が良かったわけでもない楽曲になるというかなり意外な結果に。

「かけがえのないもの」はライブツアー時に発表しただけに思い入れが強かったのだろうか?ていうか「グロリアス マインド」5位とか書いてあるんだけど、俺が投票した時にはこの曲、そもそも対象曲に無かったような気がする。いつ追加したの?

全盛期の93〜96年くらいまでの7,80万ヒットを連発した時代のシングルがほぼ皆無というのも面白い。代表曲中の代表シングルはさすがに食い込んでいるものの最小限にとどまっていて「Golden Best」にないシングルがちゃんと上位に来てて、逆に全盛期の曲はアルバム曲やC/Wばかりというコアっぷり。けっこうファンも考えて投票したのか、発売延期になっていた間に何らかの介入があったのか。

個人的には「時間の翼」は元のバージョンの幻の未公開フルテイクでお願いしたい。正直全盛期のアルバム曲は思い入れないのでちょっと多すぎる感じがするんだけど(BLENDや前回のリクエストベストに収録されたのも多いし)…そんな中で「Love is Gone」が光り輝く。あとようやくリマスタ音源で聞ける「不思議ね…」が楽しみ。

 

・そういや実写版のコナンドラマ、録画していたのをようやく見た。冒頭初登場の実写版ジンの銀髪のツヤがカツラ臭全開の安っぽさでいきなりくじけそうになったが、それ以上に続いて登場した同じく実写初登場のコナンと灰原だけ何でアニメの声優が吹き替えやってんの?よほどあの子役2名が下手だったのだろうか?この顔でこの声は出ないだろう…というくらい不自然な空気が漂っていた。

話自体はそれなりに面白かったけど気になったのは、ドラマでは灰原が解毒剤を作ろうという意志をけっこう明確に示していた事。原作だと灰原は18巻で初登場して、24巻で薬のデータを入手。わずか2巻先の26巻では早くも試作品の解毒剤を作った。にも関わらずそれから倍以上の60巻に達しようかという現在まで解毒剤の進み具合に関して何のコメントもしていない。その事から実際は出来ているけど、コナンへの複雑な想いや、元に戻ったところで危険がいっぱいなど色々複雑な理由があって事態が進展するまでは黙ってるんじゃないかと個人的には思っていた。それだけに妙に薬の開発や元の姿に戻る事に対して熱心な実写灰原の姿はけっこう違和感だった。


12月26日(水)

残り入手

・鼻水の方が激しくて最強クラスの花粉症みたいな状態なので、耳鼻科の方へ行くことに。午前の終了直前に飛び込んで空いてるぜ!勝った!と思ったのだが、いつの間にか「自動電話予約システム」とかいうハイテクなんだがネット全盛の時代にやや前時代的なんだかよく分からないシステムが構築されており、待ってる患者は少ないのに、後から入ってきた人が予約してて先に診療していくという何か嫌な事態に。

しかも相変わらず幼児ばっかりなので泣いたり叫んだり、兄弟姉妹母親まで数人まとめて診療したりでやたら時間がかかる。どこが少子化なのか疑問に感じてくるほどだったが、少子化なんだとしたら子供たちの貧弱ぶりが不安である。

そんなこんなで結局小一時間かかった。薬もらいがてらに家から最も近いCD屋に立ち寄る。J-POPよりもコア系洋楽やコア系邦楽中心のこの店。中古では旧ビーイング勢とか小室系とかBOOK OFFにおける大量在庫商品はそもそも置かないくらいの勢いで、最近は来る機会も減っていたのだが、ビーイングGIZA作品は意外と新品入荷している。そんなわけでBEST OF BEST 1000シリーズが思いがけなく大量入荷されていた。

当分はのんびりだし、買ってしまえということで残りのシリーズMi-KeとB.B.クィーンズ除いて全部購入。お楽しみのライナーノーツは間違いというよりかは大黒摩季と織田哲郎の離脱者組への嫌がらせというか嫌味がなかなかに露骨になってきてて凄かった。あとMANISHはライナー裏面に同じ文面が2ページ分間違って印刷されるという印刷ミスが…。知ってる曲ばかりで聞き込む必要も無いので、聞きながら織田哲郎以外は一気にレビュー。


12月25日(火)

まだ生きてるよ

・耳鳴りもジングルベル〜♪

槇原敬之が歌う"史上最低のパーティーソング"「まだ生きてるよ」。クリスマス前に彼女にフラれた上に、当日大風邪を引いて1人最悪のクリスマスを迎えるという内容の曲だが、ピッタリなクリスマスを迎えた。

昨晩、微熱ながら熱が出てきた上に新たな症状で鼻詰まりが発生。

苦しくて眠れない素敵なイブの夜

を過ごす。本日になって熱は下がったが、セキと鼻が苦しい状態なので医者に行ってみると連休明けと冬休みが始まったことによる子供たちの嵐でこみまくり。下手にこんな風邪菌の温床に飛び込んで待っていたら症状がさらに悪化しかねないので薬局に出向いて、熱喉鼻に効くという奴を購入、服用

市販の薬など効かないかとも思われたが、「強く効く」というキャッチコピーは嘘じゃなかったようでようやく緩和されてきた。

そんなわけで

めりーくるしみまぁぁぁすっ!!


12月24日(月)

2007年音楽ランキング投票受付開始

・予定キャンセルで引きこもってるおかげでCD聞きまくり。相変わらずだるいし声が出ねぇ。

イブ?何それ?

・暇なので色々考えたんだけど、毎年「勝手に音楽大賞」や「勝手にドラマ大賞」をこの日記でやっている。掲示板でそれに対しての書き込みが毎年あるんだけど、今年は正式にみなさんからの投票も募って「勝手に音楽大賞」をやってみようかと思い立ちました。

どれだけ来るのか分からんので(10通程度は最低でもあるとは思うけど)、集計方法など手探りなんだけど年末恒例企画にしていきたいなと考えている。是非是非投票をお願いしまっす!!

こちら


12月23日(日)

どうやら最悪のクリスマスになりそうだ

・喉の痛み引かず。熱が出てこないだけマシだが、決して楽ではない。喉が痛いだけの割にこのキツさは何なのだろうか。恒例のお台場ネットラジオも声が出なくなってきたので中止が決定。まあこれは年末年始のいずれかに別の形でのスペシャルという形でやりたいところではあるが…。

借りたいCDもたまっているのだが、どうやら割引期間はあきらめた方がいいようだな…。ストックしているのと2007年をを振り返り、聞きながら回復を待とう。

 

・あと2代目掲示板がどうやら復活した模様。具体的にはアドレス打ち込んでも別のページに飛ばされていたのが、元の設定ページに戻れるようになった。

3代目移行の際に、惜しむ声も多かったのでちょっとどうするかアンケートをとりたいと思います。選択肢は以下の通り。

@3代目に完全移行
A2代目に戻す
B3代目をメインにして、2代目をサブにする(現行)
C2代目をメインに戻して、3代目をサブにする

メールフォームにて実施していますので是非ご意見をお寄せください。無記名でも可能です。また意見等に関してのMOMAからの個別の返信がほしい場合はメールアドレスを記載してください。折り返して連絡します。

アンケートはこちら


12月22日(土)

やられた…/紅白曲目〜ますますショボク〜

・学校が終わった途端に…やられた。

今朝から喉が痛くなってきて、段々症状が悪化。熱こそないものの、今にも出てきそうなダルさが伴う。何とかここまで駆け抜けたのにここで倒れてしまうのか…無念。

以下は昨日のうちに書いておいたストックである。

 

・少し前だけど紅白曲目が発表された。とりあえずポップス系中心にあまりに順当なのはカットしてピックアップして見ていこう。

aiko「シアワセ」
過去、ヒット曲があっても何故かバラード曲に走る事が多かっただけにアップテンポは久々。04年に「花風」歌って以来で、初出場の「ボーイフレンド」も含めて6回出場中3度目。そう考えるとバラードばかりでもないのか。

絢香「Peace loving people〜スペシャル・ピアノ・バージョン〜」
2ndシングルのC/W。今年のシングルC/Wにライブバージョンでも収録された。てなわけで知らないんだけど。重要な曲なのか?タイトルからしてピアノ弾き語りっぽい。たぶんコブクロが絢香程度のヒットしか飛ばしてなかったら「WINDING ROAD」でまとめたかったんだと思う。FNS歌謡祭もMステも結局お互い単独出演+絢香×コブクロで2度出演にしていたけど紅白では出来ないしね。

AKB48「会いたかった」
この曲だけ知ってる。「会いたかった×3 イエス!!」ってやつだ。

大塚愛「CHU-LIP」
バラードばかりなのでアップテンポ要員に。ヒットした感のある「PEACH」ではなく、こっちなのは謎だが盛り上がりどころが少なすぎるのでよりはっちゃけた方を選んだのだろうか。

中川翔子「空色デイズ」
アニソンカバーじゃなくて普通にヒット曲を。

ハロプロ「Special LOVE Mix〜幸せの平成20周年 Ver.〜」
平成20年は来年なんだけど、本当に"記念"連発で必死だなぁ…。ハロプロ10周年ではなく平成20周年なのは、さすがに紅白の場では自分たちが10周年とか個人的な事はタイトルにさせてもらえないからだろうか。LOVEが入ってるので「LOVEマシーン」合唱は確定として過去曲オンパレードのみでBerryz工房と℃-uteの持ち歌はなしでいるだけ、つーかどれがモーニング娘。?という可能性が高い。とりあえず1サビだけでも歌わせてやってくれ

一青窈「ハナミズキ」
まさかの3年連続。なんていうかこの曲に関しては今が最も忘れかけられた時期というか、懐かしくもないし、「涙そうそう」クラスの普遍性にも少し足りないし感じだし(「涙そうそう」はずっと売れてたしね)、早い話今の段階では別に聞きたくない曲って感じだと思う。

平原綾香「Jupiter」
上に同じ。散々流行ったけど、耳にすることもなくなってちょうど忘れられかけてる時期。もう数年後ならいいけど、今これは別に…ねぇ?的な。ホント、他に呼ぶ歌手いなかったのか?YUI、伊藤由奈、いきものがかりとか出れるクラスの連中にみんな断られたのだろうか…。

BoA「BoA ウィンター・バラード・スペシャル」
なんだこれは…。今年の「LOVE LETTER」がヒットというのは印象が薄かったので、過去のとセットにしようということだろうか?昨年の「Winter Love」や「メリクリ」くらいしかウィンターバラードの印象は無いが、実はダンス要員だったので、バラードでの出場は初。そうなると印象の薄い今年の曲よりは去年のでもいいいんじゃね?みたいな感じか。

mihimaruGT「俄然Yeah!!」
ドラえもん映画主題歌で子供たちに人気の「かけがえのない詩」ではなく、盛り上げ要員。

w-inds.「Beautiful Life」
レコ大にノミネートされてたのとは違って最新曲。レコ大のはキーが高すぎてキツイからだろうか。

Gackt「RETURNER〜闇の終焉〜消え逝く武士への鎮魂歌〜」
大河に出ていただけあってそれらしきサブタイが。時代劇の衣装で熱唱する可能性が高い。

米米CLUB「愛君浪漫」
「君」は『君がいるだけで』で「浪漫」は『浪漫飛行』だろう。誰もが知ってるこの2曲は分かるとして問題は「愛」。愛のつくヒット曲は『愛はふしぎさ』しかないんだけど、当時を知らない人にとっては知名度的にはあまり高くないような。

スキマスイッチ「奏(かなで)」
今年の曲ではなく、過去の名曲。去年のコブクロが「風」だったのと同じような感じ。それよりも本人たちも満足した様子の3rdアルバム以降は新作が滞ってる挙句に来年冒頭はソロ活動とかいう「やりきっちゃいました」感が気になる。

SMAP「弾丸ファイター 紅白SP」
何がスペシャルなのか不明だが、過去のシングル挟んでくるとかかな?

TOKIO「青春」
こっちできたか。

徳永英明「恋におちて-Fall in Love-」
やはり持ち歌ではなくカバー曲。

馬場俊英「スタートライン〜新しい風」
今回ポップス系で最も実績の無い曲。これがきっかけで売れるか?

平井堅「哀歌」
紅白には合ってそうな「君の好きなとこ」ではなく重苦しい曲に。

WaT「WaT紅白セレクション」
セレクションするほど曲があったか不明だが、「僕のキモチ」中心のメドレーか。

 

見たい部分が一部しかない…。


12月21日(金)

冬休みへ/ここ最近の2007秋ドラ 最終回Vol.2

・ついに年内授業終了。結局全員復活にはならずに、数日かそれ以上前の何気ない会話が今年最後だったんだなぁ…という状況に。そんなぐったりした状況の中で打ち上げなんて話は話題にさえ上がらず(個人的にはあったらあったでキツイのでまあいいんだけど)、良いお年を!って感じで散っていった。

・そんなわけでようやくまとまってのんびりできるのでCD借りまくり聞きまくり、DVD借りまくり聞きまくり期間のスタートである。手始めにDVD4枚借りてアルバムも2枚借りたが、明日はB'zとか河村隆一とか出てくるのでまた借りまくり予定。たぶん年内1週間切るくらいからレビューが順次アップされていくと思う。

ガリレオ 
9話
最後は前後編。デスマスクの謎が解けるだけで黒幕らしい久米さんは最後に出てくるのみ。これもてっきりトリックなのかと思っていたらどうも落雷とか偶然が重なってデスマスクが出来てしまったらしい。たぶんこれまで解明した謎の中で最も犯人と関係なかったのはこれだと思う。

10話
犯人の久米さんと湯川(福山雅治)の対決。だが真相のほうは何だか説明不足。相変わらず動機が意味不明だし、犯人が開発に成功したというスーパーナックなる金属に関しても「作れた奴がいるなら僕らにも出来るはずだ」の一言で湯川と学生があっさり開発。凄さが半減する。東京の半分を吹っ飛ばすレッドマーキュリーという小型核兵器爆弾と薫(柴咲コウ)が拘束された拘束椅子も昭和が描いた未来の兵器みたいな。湯川と薫のやり取り重視って感じで肝心の本筋は月9とは思えないほどテキトーだった。映画ではストーリーももう少し練ってほしい。


12月20日(木)

あと2日だが…

・本日は当初から休講があったので、午後の1時間だけだったのだが…。案の定人数が半分以下という状況に。しかもようやく登場した講師は

「熱下がらなくってさ…」

と超ダルそうに登場。「休もうと思ったんだけどね。こんな状況なら休講にすりゃ良かった」とか言っていたがそこは休んでおこうよ!インフルエンザじゃないとか言ってたが医者に行ってないので時期的に可能性は高い。うちの学科が冬休みを前にして残った元気な連中まで全滅したらどうすんだ…。

 

・ようやく全部聞けた。

DEEN
クレジットが少ない。よってどれがNew Mixなのか分からんが少なくとも「秋桜」は確実にかつてと違っている。なんかリマスタリングした事での音質の変化は分かるんだけど、全体的に音が小さい印象。新曲2曲はいい。でもやっぱ"アコースティックベスト"と冠つけるにはしょぼい内容。何せ元々クラシックスシリーズだったわけで別にアコースティックアレンジを意識していたわけではない曲群なのだ。アコースティックの比重は多いとはいえ"アコースティックベスト"とは何か違う。しっかり1枚1枚で完結していたクラシックスを無理にまとめる必要は無かったんじゃないかな?今回同時購入の中で1番好きなアーティストだったが売れるか売れないかといえば今回は売れないと思う。新曲はいいだけにこれをシングルにすればそれで良かった。

DVDの方は47都道府県ライブの中から2曲と、クラシックスのPV集。ライブの方は会場が最強に狭いのでカメラも入れず、かなり画質の低い映像になっている。メイキングの方に至っては完全に家庭用カメラで撮影してるし。PVは実は初収録は「夢の蕾」のみ。「このまま〜」の新PVはヤフー動画などで公開されてるのに何故か収録せずに、以前PV集に収録していた適当なイメージ映像のをそのまま流用。さすがに今回の売り出し方には多くのファンが不満を抱くのも仕方ない。もう少しファンの意見聞くべきだった。

コブクロ
超大作志向。6分越え連発で半数以上が6分越えている。大作バラード多めなので仕方ないが、わりと普通テンポのほのぼの系の楽曲でも6分越えちゃうから、そういう曲では若干タルい部分もある。でもそれ以上にやはり今勢いがあるだけあって大作連発でも退屈にはならないし、どの曲もメロディーが良い。マンネリの気配も少なからず感じ始めたので、このまま次回作に行ったら勢いは落ちてくるかなとも思う。でも前作の時点で落ちると思ってた勢いは全然落ちてないし、分からない。結果的に名盤ではある。前作と比べると前作よりはいいかも。でも前々作「MUSICMAN SHIP」の壁は鉄壁。力強さは増したがさっぱりというか軽く遊んだ感じの曲は減ってて(つーか無いか。どれも力入りまくり)そのバランスで好みは別れそう。

BUMP OF CHICKEN
実はコブクロと同じくらい長いのだが、それは曲数が多いせいもある。それ以前に驚くほど時間というものを感じないアルバム。アルバムの流れに身をまかせている間、「長いな」とは全く思わなかった。気がついたらけっこう時間たってたみたいな。シングルの配置も絶妙。ラスト前の「涙のふるさと」は何か絵本のストーリーと重なり合う部分もあって感動的な気分に。メジャー3作の中で、1番いいアルバムだと思う。88ページ絵本と一体化したブックレットは必見。

SMAPシングルはもうシングルレビューに上げておきました。


12月19日(水)

そうめんショック

ロンゲ THE ストレスという諸悪の根源が解消されたので多少の尾は引いているものの、久々に朝一番から途中下車も無く学校到着したら半分の半分しかいなかった。

インフルエンザもあるようだが、昨日のそうめんショックにより力尽きたかのように人数が半分に。時間を削ってまで何とか仕上げたのを最後にあれだけコケにされれば、仕方ない。俺の場合は一足先にコケにされたのが先週だったので先週の方が辛かったが。

 

・絶賛ばかりだったのでポイント使用でBUMP購入。とはいえコブクロはウォークマンで通学中に聞いただけ、DEENも新曲2曲だけ、DVDも見てない…と、まだちゃんと聞いてないので聞くのは明日以降になりそうだ。

ブックレットが凄いとか言うので何かと思ったら88ページ絵本と歌詞一体型と分厚いのが入ってて買って正解だった。レンタルでも歌詞コピーするんだけど、こんな長いのコピーしてられねぇ


12月18日(火)

コブクロDEENSMAP&そうめん

・コブクロ、DEEN、SMAP同時購入。BUMPは見送ったが、3枚購入により、一気にポイントが加算されて1500円割引の権利を得た。購入するか迷うところだ。学校の方には行かないので今週中に決めないと。

とりあえず時間がないので、じっくり聞くのは明日にしよう。というのもDEENは2枚組だし、コブクロはCD入れた瞬間に72分とか前作を越える大作志向な収録時間が表示されたので今日は無理だと判断した。なお曲ごとに見てみたら7分以上こそないものの、6分台の曲が半数以上占めていた…。

 

・連日、我々を苦しめたそうめんCMの件。本日はついに仮映像発表の日となったが、インフルエンザが流行し早速4名がダウンという事態に。残った者も皆、早く終わってくれ感全開。

で、始まったのだが相手方の人たちの反応が凄くビミョーな流れに。そもそもCM制作初経験適切な指導皆無の上にいきなり1人1本という状況をどこまで考慮して地方CMとはいえ依頼したのか、そもそも依頼した時点で間違いだったのではないかと思わなくもないが、何はともあれ採用される気配があまりない微妙な反応に。

終了後、そらみろとばかりにダメ出しを興奮気味にまくしたてるコードネーム"ロンゲ"の台詞パターンは想定の範囲内の展開となった。

ただ俺の場合は撮り直しを命じられた時点で色々言われていたのでそれが結果的に「撮り直しで進化」というのが目に見える結果になった上に、相手方の反応も単なる質問攻めではなく着想への評価や「発展の可能性あり」というような感触を得ていたので"ロンゲ"も珍しく「良くなっていた」などあまり文句も言われずむしろ全体の中ではマシな方という誰も予想しなかった展開になった。

正直、最悪の展開としては再度撮り直しまで冷酷に命じられると思っていたくらいだ。音がまだ無いとか技術部分で凝ったせいで時間がかかってしまい未完成の人も多かったという状況や、以前それで延々と5分以上にわたって説教されたので「時間がなくて」等のいわゆる"言い訳"とされそうな要素を一切プレゼンから排除。さらに撮り直しをしたことによって(レベルは低いながらも)全力を示したのが幸いして、結果的に評価上昇に転じる(マシ程度だが)というのは俺の計算以上にうまく転がったようだ。まあ"ロンゲ"に評価されても嬉しくないが、相手方の印象も予想よりは決して悪くはなかったのでどちらにせようまくいったかな。


12月16日(日)

ここ最近の2007秋ドラ 最終回Vol.1

モップガール 最終話
カリスマホスト雪弥(阿部力)が一人娘つらら(奥山志紀)を連れて、妻の三回忌の相談にやってきた。彼の勤めるホストクラブに出向いた桃子(北川景子)だったが、雪弥が何者かに刺殺される現場を目撃。犯人を追うも返り討ちに遭い自身も瀕死の重傷を負う。生死の境をさまよう桃子の病室の前にはレギュラーキャストが勢ぞろいで無事を祈る。そんな中で、ベッドの上の桃子の姿と、廊下で桃子の父とつららが一緒にいるのを見た大友(谷原章介)は過去の出来事を思い出す。大友の彼女が助けたのが桃子で、能力は彼女の引き継がれた。大友と桃子の父はお互い「あの時の…」と思い出す。そしてつららから雪弥の遺品を渡された桃子は薄れる意識の中で過去へワープ。

前半だけでもかなり重苦しい雰囲気で、自分が死ぬ危険を知っていながらも事件を防ごうとする、前任者と同じ宿命を背負い桃子はどう決断するのか?という重い展開になるのかと思いきや、重さはそこそこで意外とあっさり真犯人を確保する事に成功

だが、隠しナイフを取り出して警察を弾き飛ばして特攻してきたガッツある中年オバパワーの前に大友が刺されて絶命してしまう。と思ったらこれもかすり傷で懐に入れていたケチャップを血だと勘違いして気絶しただけだった。いつもの日常に戻って、いつものように遺品に触れる桃子で終了。

全部終わっての感想
なんと能力譲渡の謎も判明せずに終了してしまった。しかも、正規の歴史においては桃子も大友もお互いの過去の接点についても知らないままということに。これは続編確定と見ていいのか。

北川景子がけっこうはじけてて面白いドラマだった。過去へ戻った後の「モゲッ!」も面白かったが、ラストの番組提供のバックではその過去の「モゲッ!」特集が!やるなぁ。あと今回ゲストのつらら役の子はけなげな雰囲気がとってもかわいかった。将来大化けすると思う。

 

ドリーム☆アゲイン 最終話
おなじみ田中(児玉清)のナレーション。なんとこれまで必ず加えていた定番文句「私の一存で」が無くなった。腐敗天国を思わせる台詞もなく、何この改心ぶり

正体を悟ったさつき(加藤あい)だったが、とりあえず駿介in朝比奈(反町隆史)とは朝比奈として接する事にした。そんな事よりも雛(志田未来)の病気展開の方が重要らしく、ついには次のプロテストの日に発作を起こしていよいよ死が間近という状況になってしまう。何かもう違うドラマになってきたが、病床での雛に行ってきてくれと頼まれた駿介in朝比奈は会場へ駆けつける。

勝負は1球のみ。実は駿介はバッティングにおいては作中では、期待される中での大三振で戦力外通知され、2話で朝比奈の体での初スウィングの際も散々期待させるモノローグを入れまくっておいてあっさり三振こいたという失態ばかりでヒットを打ったのは1話冒頭の満塁男時代の栄光のみである。先々週に娘である雛の方が先にヒットを打っているくらいだ。そんなんで似たような「俺は出来るぜ」ナレーションが入ったところで、想像の遥か斜め上を行くこのドラマの脚本からして、空振りするんじゃないかと不安になってくる。だが、さすがにこの辺は期待通りにホームラン。結果的に全部通して駿介in朝比奈が劇中で打ったのはこの1本だけだった。栄光時代の1本も含めてもわずか2本。つーかバッターボックスに立ったのが4回しかないのでこれでも一応5割か。

で、あっさり合格通知。このドラマのメインテーマなのにこうもあっさり叶ってしまい、雛の病気展開の方に中心が完全に移ってしまった。挙句の果てには「雛に俺の命をあげてくれ」と言い出す駿介in朝比奈。死神田中はそれは出来ないというが、合格通知を破ってまで決意を示す駿介in朝比奈にそれを了解するのだった。

さつきには言えずに建造さん(渡辺哲)に事情を話して後を託す駿介in朝比奈。「いつから気づいてたんです?俺が小木駿介だって」、「スウィングを見た時だよ」と当たり前のように小木駿介として会話する2人。どうやらバレると消滅する設定は無効になったらしい。

つーかそんなルール無かったんじゃないのか?

正体バラすと事が有利に進む事態が多かっただけに、試練を与えたがっているようにも見えた死神田中としては反則みたいなもんだし、以前バレかけて手が消えたのは死神田中の嫌がらせだったのだろう。

だが建造さんはまだ駿介in朝比奈が命を明け渡す前に、さつきに教えてしまい病院の屋上で死神田中との死の取引が行われる直前に駆けつけて、ようやく駿介とさつきとしての会話を交わす。既に「もう一度夢をつかみたい」というドラマタイトルとテーマが根幹から揺らぐ展開になっている辺りを説明するように駿介in朝比奈は「夢は叶えなきゃ意味が無いと思ってた。でも違うんだ。追い続ける事が大事なんだ。」などと悟りきった表情で言い出す。既に合格通知でかなっているだけに最終回になってそんな事言われても…という感じだがもう悔いはないとまで言い切ってしまう駿介in朝比奈。唯一の悔いはさつきを幸せに出来なかった事だと言う。そしてついに時間が…。倒れる駿介in朝比奈。心音ゼロになる雛…。

やがて雛はご臨終になった直後に復活。幽霊になった駿介と田中は駿介が死んだ最初の場所に戻っていた。あれだけひどい事されたのに朝比奈として生きられた事、雛を救ってくれた事を素直に感謝するさわやかな駿介の姿に、「あなたは自分で道を切り開いた。予想以上でした。完敗です」と何故か敗北宣言をする死神田中。「さあ天国に行くか」と先を行く駿介の後姿に死神田中はついに決意

「んんん・・・・・はぁぁぁぁ!!

と、突如両手からバチバチと気を発しながら、気を開放。時空を捻じ曲げた。どうやら禁断の秘術、最後の必殺技を使ったらしい。ちなみに過失した最初の段階で使えよというのは禁句だ。

駿介が雷に打たれる直前。本来の歴史では指輪を投げ捨てた駿介だったが、新たな歴史では指輪を捨てずに来た道を戻る。するとそこには追いかけてきたさつきが。改めてさつきと夢を追いたいとプロポーズし、それを受けるさつき。ハッピーエンド。

そして時は流れて冬。駿介はプロ野球選手に戻ったらしい。建造さんはどこで知り合ったのか朝比奈の家政婦をゲットしていた。そして、さつきの悪徳上司は朝比奈ファンドの顧問弁護士に。そして駿介のファンだと声をかけてきたのは雛だった。テンション高い雛はそのまま、父である朝比奈と仲良く去っていった。

そしてサンタに扮して曲芸をしている田中の姿が。どうやら過去を丸ごと組み替えるという禁じ手を使ったため、人間として出直すことになったらしい。元々腐敗していた天国に罪状も何もあったわけではないが、田中が禁じ手の能力で変えた未来は駿介だけでなく、朝比奈と雛の命を救うといった部分もある。2人が仲良くなっているのや改心しているのは駿介がやってきた事のポイント還元みたいなものだろう。何はともあれ

ラスト5分以外全てを無かった事にする

とか誰も予想しなかった驚愕の結末であった。

なおネットでやっている「雛脳ブログ」という志田未来主演の短編ムービーでは、雛が蘇る直前に佐藤と名乗る天国の案内人の女に全ての事情を聞かされ、駿介の命を受け取るのを拒否すると「今回は特別なプランを用意してまいりました。名づけてわがままプラン」と称して、時間を戻して記憶も消して誰も死なない展開に組み替えるという説明を受けるという内容になっている。ラストの説得力は増したかも。

全体通しての感想
普通行かないだろうという展開に転ぶという意味で非常に新鮮なドラマだった。チープなんだけど嫌じゃない、むしろそれが面白いという珍しいタイプのドラマだった。最初から設定がフィクションだったからかもしれないが、こういうドラマは珍しい。ラストの超展開も何が起きるか分からないので、逆にワクワクしたし。病気展開引っ張った挙句に、駿介が死んでみんながそれを思って頑張ってるなんてのはもう予想できる三流以下の展開。そうしなかった時点でこのドラマは違う次元に立ったと思う。死神田中のあれだけの悪行の限りを全て吹き飛ばす展開はこれしかないだろう。結果、田中は天国クビにされたみたいだし。いや、面白かった。久々に盛り上がったしね、日記的にも。

ちなみに予算が尽きたのか、やたら合成シーンは出てきたのに駿介が再びドームのバッターボックスに立つシーンは無かった…。あと元々の過失の内容は「おぎしゅんすけ」を「こぎしゅんすけ」さんと間違えて死なせてしまったというものだった。新たな歴史の上で「こぎしゅんすけ」さんは予定通り死んでしまったのだろうか。いくら田中でもそこまではフォローはできない…というか、もともとの予定だしねぇ。


12月14日(金)

武道館決定

・今年夏の47都道府県ツアー、そして来年のライブハウスツアーのサブタイがRoad to 武道館と決定。なのに肝心の武道館本公演だけいつやるのか謎のままだった。

そんなDEEN武道館ライブの日程がついに6月8日と決定。武道館宣言がボーカル池森の口から出たときは、「またムチャを…」というムードだったもののあれよあれよと真実味を増していった。来週のクラシックベストも、本来主役であった曲を放置しておまけだった過去曲リメイクを最大限に押し出してのプロモーションで、離れたファンを引き戻すのに必死である。EXILEやドリカムも大ヒットしている流れや、コブクロやBUMPも同日発売の中で、果たして残っているファン以外にどれだけ余裕あって買ってくれる人がいるか不明だが…。

とりあえずCD買ってる人は武道館へ行こう。セットで席を半分埋めた武道館なんて見たくない。行くしかないのだ。計算だとシングル買った人全員でようやく埋まるくらいなんだけど…。

 

・先日のプレゼンに来ていたが、その場ではコメントを控えていた先生が今日の授業でそれぞれにアドバイスをくれた。的確な指摘に対して感動したが、「そこの前に座っていた人」=コードネーム"ロンゲ"の発言に関してはかなり考え方が違うらしく(つーか反感に近い?)、それとなく否定しまくり。なんか痛快だった。無駄に説得力のある否定するだけで提案に実の無いロンゲと違い、この先生の言う言葉は説得力だけでなく、意味があり実がある。信じた道を行こう


12月12日(水)

再撮影

ロンゲTHEストレスで腹の調子が悪化する中で、午前を捨てて午後に賭けて学校へ。ところが予定していたメンバーが1人来れないと言う。時間も余裕も無いので1人で2役をやる事に。照明もカメラ固定もカメラパワーアップも果たして最善を尽くしたのだが、いざ編集してみると何故かレベルが変わらない。現場では綺麗に出来たと思っていたのに画面暗いし。単純な技量不足である。

もうこれが実力ということでどうしようもないのでこれで終わり。正直、本気でこの程度なのは哀しいが、やるだけはやった。これ以上は現状ない。何を言われようと無い。


12月11日(火)

ロンゲぇぇぇ

・CM仮映像を1人1本来週までに作れという他の講師だったら絶対に指示しないようなムチャ指示をかましてくれちゃった講師。我々はコードネーム"ロンゲ"と呼んでいるが、先日のプレゼンでも全チームにアドバイスというよりかは一方的な意見を演説しまくって会場の空気を1人で変えたあの講師である。ていうかどうもスケジュールだけ渡されてるようで、だからこそムチャぶりになった様子。スケジュール組み立てたうちの学科の先生は、スケジュールの組み立て方からしてほぼ100%絵コンテまでは全員1本、残り3週間での仮映像は選抜というつもりだったっぽい。

そんなこんなで再び悲劇は起きた。

何とか友人の協力を得て撮影した「仮映像」だったのだが、一瞬で撮り直し命令。さすがに固まったぜ。思考が停止した。いつだって奴は俺たちの想像の斜め上を行く。どうやら彼の言う「仮映像」は我々の感覚で言うところの「完成形」に果てしなく近いものらしく、照明をたけ、幕を張れ、三脚を立てろ…と散々。

人が出てこないのや、明るさがあまり関係ない者は助かったものの、俺含めて数名が完全撮り直しを命じられ、途方に暮れた。時間は無いと主張したが「苦労した方がいい」とか意味不明な言葉を発するだけで話にならない。編集できる部屋はここしかないので、こっちが徹夜の覚悟でも開いてないから無理なんだと主張しても「それは知らない。見つけろ。」と無責任。現実問題を言っているだけなのに、全部言い訳扱いにして逆に説教されてしまう。反論の通じない自分の正義が絶対でそれを譲らないタイプはダメだ。俺程度じゃ説き伏せられない。

こっちの非というか認識のズレも確かにあったし(それでもどのレベルが仮なのかの説明さえもされてはいないので文句はいくらでも言えるのだが…)、ここで逃げるのもなんか負けたみたいで腹が立つので友人に無理を言って明日の再撮影が決定。後は何が出来ようと直接発表の日を迎えてしまう上に、「当日は俺はコメントはしない」と宣言しているので、どうにでもなる。野となれ山となれ。

 

BEST OF BEST 1000発売。とりあえず初ベストのZYYG、買いたいレベルの高いFOV、PAMELAHの3枚だけ購入。WANDSはどうしようかと思ったのだが、収録曲が全部ビースタと同じだったので今回は見送った(FOVとPAMELAHは1曲だけ被ってない)。WANDS含めて織田哲郎、MANISH、大黒摩季、T-BOLAN等はまた段階的に入手していきたい。B.B.QUEENSとMi-Keはいいや。

ジャケットはシングルサイズでライナーノーツ封入。ビースタの時と同じような事が書いてあり、筆者も同じなので原稿使い回しの形跡が見られる。さらにビースタの時に、間違いだらけの事実や推測が織田哲郎に指摘されていたライナーだったが今回もZYYGのバンド名を考えたのが長戸大幸ではないかと推測する、という一文を早速発見。ファンの間では長戸ではなく、ボーカルの高山が命名したというのは定説になっており、相変わらずの取材不足が伺える。つーか長戸が命名したのかどうかくらいは推測じゃなくて確認取ろうよ…。何故かZYYGだけ曲解説ないし。

 

・02年頃に応募特典に応募してから新作のたびに案内DMが届くようになったがDEENのクラシックベストの案内葉書が届いた。

今回のキャッチコピー

もう一度、胸にディーンと来る。

「キセキ」の時に使ったフレーズをわずか2年で使いまわし。しかもファンの間で危惧されていた通りに、「このまま君だけを奪い去りたい〜Acoustic Version〜」を始めとする「アコースティックベスト」という冠での有名曲頼りのプロモーションが展開されるという事態に。クラシックシリーズ表題曲がメインだったはずなのに無視。オリンピックよりも短い頻度で「このまま〜」頼りのプロモーションはもうマイナスでしょう…。ファンは呆れるし、もうこの曲に引っ張る力は残ってないと思う。むしろ今ここで「Christmas time」使ったほうが引っ張れそう。


12月9日(日)

ここ最近の2007秋ドラ Vol.9

ガリレオ 8話
殺された姉が殺される直前に妹(釈由美子)の目の前に現れていた…という謎を解明する展開。犯人と思われる人物は逃走中に転落死。そのまま片付けられる事件だったが、被害者の妹は窓の外に姉の姿を見たと証言する。

湯川(福山雅治)はテレポーテーションが可能なのかも含めて香取慎吾の時並に深く考え込むが、結局は物理あんまり関係なくて心理学の方が鍵を握っていたという展開に。そもそもその時は窓は室温差で曇っていて実は顔は見えていなかったのだが、来ていた服などから姉と錯覚していたというオチ。で、そいつは誰かと言うと真犯人の姉のやっていた料理教室の生徒のおばさん。こいつが実行犯で、転落死した男はこのおばさんに服従していた恋人。何故窓の前に現れたかというと「1度帰ってから殺された」事にするためのアリバイ作りで、姉の着ていた黄色いコートを来て家の前まで来たら、眠っていた妹に気づかずに窓の外まで近づいてしまい、気づいて慌てて逃げたとかなんとか。

トリックの時点で物理関係なかったのだが、初期のようにトリックだけ見抜くのではなく今回は真相全てを湯川が暴くという名探偵ぶりであった。

 

モップガール 9話
末期がんだったヤクザの一刀(葛山信吾)が桃子の父が経営する病院で死亡。今回は殺されたわけではなかったが一刀は死ぬ間際に「桜子に逢いたかった」という未練をつぶやいていた。そんなわけで遺品の時計に触れたらその日の最初へワープ。初めて殺害ではなく病死したケースでのワープとなった。病死なので救うことは不可能最後の願いを叶えさせてあげるという方向で桃子(北川景子)と大友(谷原章介)は救急車を奪って、桃子の兄や会社の朗(高岡蒼甫←そういえば宮崎あおいの結婚相手だったっけ)なども巻き込んで約束の地へ向かう。

途中でスナイパーも出てきたがさすがにこの時間のドラマらしくかなりマヌケな野郎であっさりと確保。しかしこの一件で連れ戻されそうになったため、桃子と大友だけで一刀をつれて逃走。ついに約束の地へたどりつくがそこに桜子はいない。

そして寿命が訪れてしまい、血を吐いて倒れる一刀。そこに幻の桜子(石田ひかり)が当時のままの姿で登場。幻との対面で満足した一刀はご臨終してしまう。さすがに女子高生姿で回想シーンと幻のためだけに石田ひかり(35)を起用するんだったらもっと若いの使えって話なわけで、遅れてリアル桜子がちゃんと登場。桜子の想いは変わっていなかった。泣き崩れる桜子。あともう数分だっただけに切なかったが、思いは果たされた。一刀が道中で感謝の手紙を書いておいたおかげで無罪放免。桃子も父親と和解するのであった。

桃子が言葉を間違えて覚えているのは、実は兄も父も同じような間違いをしているので家系だったのが判明したり、マヌケなスナイパー辺りまではいつもの笑い要素全開だったがその後は一気に泣ける展開に。ベタといえばベタだったが、さっき見たばかりの映画「ただ、君を愛してる」のオチよりは泣けた。予想外に引き込まれた回であった。

 

ドリーム☆アゲイン 9話
今回はいつもよりも長めにこれまでのあらすじを語る田中(児玉清)。相変わらず肝心なところは捏造されており、定番文句「私の一存で」もバッチリ。夢を追う熱意の程度を「なかなかのもの」とかいう上から目線なのがとっても腐敗ちっくである。

なんだか最終回へのつなぎみたいな感じで大きな進展も無く、とりあえず雛(志田未来)の渡米と巨人のプロテストが迫る。ろくな練習をしていなかった気もする駿介in朝比奈(反町隆史)もテスト基準値をいつの間にかクリアしていた。50メートル走だけが基準に届かないという事で、建造さん(渡辺哲)はさつき(加藤あい)経由で駿介のスパイクを調達する。これを渡して基準値クリア!なのかと思いきやその後最後の特訓で自力で基準値をクリア。駿介のスパイクでクリア!ではないところが実にこのドラマらしい斜め上を行く展開である。

さらに最後になって駿介のスパイクを「懐かしいだろ?」と手渡し、正体を全て悟ったような台詞を次々と。駿介in朝比奈は何も答えなかったがなんかもう分かり合っちゃってるし、建造さんの中では朝比奈ではなく駿介で確定されてしまっている。以前、さつきにちょっと感づかれただけで左手が消えていたのに、こうも確信されたのでは 瞬 殺 されるのではないかと思われたが消えるような様子はなし。

そして最近は余命を冷酷に告げる死神と化している田中は、もう出るなという駿介in朝比奈を無視して堂々登場。何と雛にも姿が見えてしまう。それはつまり寿命が近いことを示すわけで「覚悟をしておいてください」とかこの期に及んでのたまう死神田中

一方でさつきは先週の父親としての朝比奈の姿を見て、駿介とは別人だと結論。朝比奈がプロテストに向かった後は駿介の墓の前で純粋に朝比奈の成功を願っていた。そのプロテストは不安視されていた50メートルは駿介のスパイクで絶好調。最高タイムを1秒も更新して余裕のクリアとなった。

その夜、祝勝パーティーが朝比奈家で開かれ、そこでも完全に駿介と朝比奈は別人と考えているさつき。駿介in朝比奈もそれに合わせて「駿介のスパイクのおかげで」などと駿介の親友だった朝比奈としての演技をかます。

全ては順調かに見えたが、さつきが忘れたマフラーを持って外に出た駿介in朝比奈の前に死神田中が登場。曰く、雛に姿を見られないように気を使ってお祝いを言いに来たとのことだが、ハタ目には自宅前の路上(つーか駐車場)で独り言を連呼する朝比奈という構図の方が色々と問題がある。案の定、忘れ物に気づいたさつきが戻ってきてその独り言全開の朝比奈を目撃。

さらに死神田中の悪行は続く。どう考えても不自然な流れで会話を誘導。ついに駿介in朝比奈に「俺は小木駿介だ」と言わせてしまう。聞いてしまったさつきは泣き崩れ、その言葉を引き出した死神田中は会話を終えて静かに去っていく。ついにその恐るべき本性を現した腐敗天国象徴田中。最終回ではいよいよ彼が正規の天使ではなく、地獄から来た悪魔である事が明かされ、裁きの時が訪れる!!はずだ!!

っていうくらいの超展開だった。「俺は小木駿介だ」を言わせるためだけの超強引かつ不自然極まりない田中との会話。しかもバレてるのに消えないし。これから消えるのか?予告だと死神の台詞からして駿介in朝比奈の時間まで残り少ないみたいだし。

あと練習に励むシーンとテストに挑むシーンで唐突にすっごく合わない珍妙な音楽が鳴り始めたんだけどあれは何?

 

SP 6話 3-2
犯人集団のコードネームってポール、ジョージ、リンゴ、ジョンだったのね。ビートルズじゃねぇか!!

大橋(片桐仁)の警護が続く中で、大橋はストレスがたまってきて脱走しようとしたり、プールで泳ぎたいなどと言い出す。脱走の際は暇そうにしていたポールも部屋を飛び出してチャンスを伺うもスキがなくて何も出来ずに撤退。

プールの際はプールで泳いだ後に、シャワー室で犯人によりシャワーを浴びているところに毒薬を流し込まれて大橋死亡…。

ええぇぇえぇぇぇえ!?

と思ったらなんとプールで泳ぐところから全部、井上(岡田准一)のシュミレーションだったらしい。シュミレーションなのに、何故か警護しているのは自分ではなく石田(神尾佑)、山本(松尾諭)の2名。この2人がまんまと出し抜かれて大橋が死亡してしまうというシュミレーションを井上がわざわざしたのはこの2人への信頼度の低さが伺える。

一方でポールとジョージはプールの件を盗聴。さっき脱走したのを追いかける際にホテルのボーイに変装したとはいえ顔を見られたのでいったん引き上げて出直すことにする。前回の中国人の女装もかなりムチャだったが今度は韓国人に化ける2名。しかもポールはヨン様の仮装をするという無謀ぶり。本気なのかギャグなのか、ヨン様スマイルを演出してご満悦

さらにその姿で井上と尾形(堤真一)と同じエレベーターに乗るもんだから目立ちまくりで井上にあっさり怪しまれてしまう。「韓国ってハイライト売ってるんすか?」というカマかけに異常に反応してしまうアホ2名。すかさず「日本語分かるんですか?」と突っ込まれてしまう。それでも黙っておけばいいのに無謀にもこの狭い空間でジョージが攻撃に転じるエレベーター止まるんじゃないかというくらいの激しい戦いの末、2人はあえなく御用となるのであった。

2週もかけて引っ張ったのに結局何も出来ずに調子に乗りすぎて怪しまれてボロを出して逮捕。あまりにマヌケすぎた。2週も引っ張ってこれかよ…。しかも、上層部には持っていた危険物から一応捕まえるだけの要素はあったとしながらも暗殺犯とは特定されない始末。来週は残りのメンバーが頭の良い攻撃を仕掛けてくる模様だが、アホ2名が2週も使ってしまったので残りわずか1週。見せ場はあるのか。


12月6日(木)

グダグダ期間

・昨日は特別授業ということで、都心のど真ん中にある某ネットテレビを配信している会社で生放送の撮影見学を。ネット配信だろうと生放送の現場はテレビの現場の小さい版みたいなもののようで取り立てて変化はなし。最後の質問コーナーでは他のみんなは番組作りそのものへの質問ばかりしていたが、俺的にはそんなのはぶっちゃけどーでもいい。そういうのは出来る人が山ほどいるんだから彼らに任せればいいわけで。この時間にネットで生放送する意味や、実際の視聴数や視聴者ニーズにどれだけ応えているのかなどのネット配信に直結した、いわゆる企画意図や成果とかについてを知りたかったので、質問。どうもとりあえずやってみようでやってる(実験的な)感が漂う答えだったが、当初の目論見である「サラリーマンの昼休み狙い」が「意外と会社の方針が厳しくて勝手に見れない」ために不振であったという情報や、時間帯移動も検討しながら進めていっているという建設的かつ参考になる話が聞けたので収穫だった。

・そんな昨日も遅刻間際の大不調だったのだがどうも今週は1日の中での波が激しく、特に朝が移動不可能なくらいに厳しく、午後になっていくにつれて回復していくという困った事態が続いている。

そういうわけで今日も朝の気持ち悪さが厳しくて10分程度遅刻しながらも何とか学校へたどりつく。すると入り口でクラスの仲間に会ったので一緒に入室。

…先生しかいませんでした…

何故かかろうじてたどりついたはずの俺が1番手という切迫した状況。その後も結局半数しか来ないという寒い状況に陥る。昨日の見学に限っては1人しか欠席がいなかったのだが、月曜火曜共に半数しか居ないという状況だったので昨日はけっこう無理して来ていたらしい。

冬休みまであと2週間ちょいというところでのこの謎のぐったり具合。僕たちはこれを乗り切って無事に今年のクリスマスを迎えられるのか!?


12月4日(火)

紅白発表

・昨日は不調の波が激しさを増して、途中でターンして欠席。だが、クラス自体半分いない惨状だったらしい。今日は遅れながらもたどり着き、持ち直したが今日も半分近くいない厳しい状況。俺だけではなく不調の波は全体に押し寄せているらしい。

・紅白がようやく発表された。パッと見た感じ、相変わらずの大物不在というか、出てくれる人が居ないので去年出て今年はあまり活躍してないけど他にいないのでそのまま呼んだ、みたいな歌手も多い印象。

 

初出場の人たち ※最高売上シングルの年間チャート順位併記

AKB48 272位
2週目の急落が記録的な事でも分かるように実はほとんどの国民は曲を知らない。まあ今の曲って特大ヒットが無いのでほとんどがそうなのかもしれないけどその中でもファンだけしか知らないという状況を突き詰めたトップ10歌手だと思う。アキバ枠としてトップバッターでまとめる構想もささやかれているがアキバ拠点はここだけであり、リアやしょこたんは全く関係ない。そもそもアキバ系の人たちは大晦日はコミケがあるのでトップバッターとか少なくとも年齢面からして第1部前半で出すんだろうけど、その時間は帰ってないはず。そうなるとアキバ系の需要は皆無だと思う。まあAKB48ファンがそのままコミケ系の人たちとイコールなのかとか分からない。その辺に詳しい人の意見求む!

中川翔子 125位
トップ3のヒットは出したとはいえ…一応ソロのアイドルが昨年はいなかったので必要な存在ではあるかも。アキバ系という枠組みをするのであれば、カバーアルバムからのアニソンを歌う可能性が高い。ていうかAKB48にしろしょこたんにしろ始まる前のやりとりで絶対に「萌え〜」とか「ギザ〜〜ス!」とか他の年配の出演者(演歌系のおじさんとかに)とかに言わせるという寒く、どこかズレた認識を招くような雰囲気での流れが容易に想像できるのが何か嫌だ…。

中村中 189位
性同一性障害が話題になった歌手。男性ではあるが女性枠での出場。歌う曲も「友達の詩」以外ヒットしてないのでこれで決まりだろう。

Berryz工房、℃-ute 256位と207位
モー娘。とまさかの混合初出場。もうどれがモーニング娘。なのかさえ分からなくなる可能盛大!というかたぶんそうなる。曲もAKB48同様にファン以外は極端に知らないし。

リア・ディゾン 162位
まさか出るとは。アキバ枠が一番ズレているのがこの人だが本当にそんなにくくりが実現するのだとすればNHKの認識は時代を全く捉えてないただ理解不能な「アキバ」という存在をデフォルメするだけの寒いものになる。つーか何歌うんだ?デビュー曲か?そこまで広く認識されてはいないと思うが、よく出れたなぁ。

すぎもとまさと 95位
地味にロングヒット中のおじいさん歌手。団塊世代の代表という感じでNHK的にも時代的にもマッチした存在であり、出演後、まだ知らなかった中高年層による「千の風になって」程ではないだろうが、更なるロングヒットも見えた。たぶん今年の紅白に出て1番得するのはこの人

馬場俊英 558位
04年コブクロによるカバーで認知度を上げて地味に人気を上昇させたシンガー。契約切れなどを乗り越えての姿勢は、夢を追う者や年配世代に訴えかけるものはあるんだろうか。それにしても選べるほどのヒットは無く何を歌うのか。

ってこれで終わり?

初出場組がここまでこれといったヒットを出してないってのは史上初では…。いや、マジで彼らの曲があまり浮かばない。

 

その他J-POPな人たち

aiko
安泰組。「シアワセ」希望だが、紅白ではバラードばかり歌うので「星のない世界」か。

あみん
復活したので当時以来の2度目。まあ「待つわ」だろう。

絢香
実は今年シングル2枚出したが年間トップ100レベルでもない。絢香×コブクロは年間トップ10クラスなのだがコブクロ単体がさらに上を行くヒットを出しているのでこの曲の披露でまとめるという手法も使えない。今年の曲じゃなくてミキティがこれに合わせて踊ったという「I Believe」なんて可能性の方が高い。

アンジェラ・アキ
「サクラ色」は一応10万に達してたのか。あんまりこの人が今年もヒットしてた気がしないんだけど、それは以降の2枚が低迷していたからか。

大塚愛
安泰組。バラードでしっとり行くのか「PEACH」で盛り上げるのか。

倖田來未
安泰組。「愛のうた」でしっとり行くくらいしかないか?他の曲は分かりにくいし。

DREAMS COME TRUE
最新曲か、もしくは「未来予想図U」になるのか。いずれにせよ涙なしには歌えない気がする。

中島美嘉
まあ「LIFE」で。

浜崎あゆみ
年末バラードが無い!バラードは倖田に任すとしてどっちのシングルだ?

モーニング娘。
10周年なのでモー娘。初期ナンバーを初期メンバー不在の中で歌う、という曲は知ってるけど歌ってる人知らないよ?状態になるってのは可能性としてどうだろう。

一青窈
ヒットの印象は無い。シングルも1枚しかないと思ったら今週もう1枚出したみたい。

平原綾香
NHK好みではありそうだが、やはりヒットが無い。というかシングルは先週出したばかりの1曲しか出てねぇ…。今週ランクイン予定なので知らないわけだ。

BoA
トップ10ヒットはずっと出してるけどたまにいつもより好調といったヒットさえ今年は無かった印象。結局最新シングル「LOVE LETTER」?ダンス担当は今年はリアがいるし。

mihimaruGT
去年ほどのインパクトは無いが、ドラえもん主題歌で子供たちにも認知度高い「かけがえのない詩」かなぁ。

秋川雅史
今年最強の存在。年間チャートNo.1唯一のシングルミリオン。「涙そうそう」同様に何年連続で歌われるかが今後の注目点だ。ってそういえば

夏川りみがいねぇぇぇ!!!

w-inds.
確定枠にはなっているようだがいかんせんジリ貧していくばかりでヒットがない…。

EXILE
2年連続で辞退していたが今年は復活。シングル全て10万以上のヒットを出している売上的にも選ばれて当然な存在ではあるが、逆にそんな存在がほとんどいない今年の紅白って…。

Gackt
やはりここ2年連続で辞退していたが今年復活。大河ドラマ出演というNHKとの強烈な密接からしても当然なのだろう。

コブクロ
出場者の中では秋川除く今年の2番目の売上保持者。それで40万枚。国民的ヒット皆無の厳しい時代になったものだ。ちなみに3番目は…誰だ?20万台もいなくね?

米米CLUB
何故復活した去年ではなく今年なのか。新作でのヒットはトップ10落ちレベル。過去の有名曲をメドレーで歌うのか、DJ OZMAに変わる盛り上げ要員として曲の認知度はなくともとにかく派手に騒いでお祭り演出するのか。たぶん後者。

スキマスイッチ
さりげなく今年はシングル1枚。しかもベスト先行で印象薄し…。

SMAP
辞退するのかと思われたがギリギリで新曲が。ただ曲調からして、ここ数年のようにあまり最後の方でってわけにもいかないと思う。どうすんだろ。

寺尾聰
昨年12月のリメイクが注目を浴びたという事で「ルビーの指環」で確定だろう。

TOKIO
ここ数年は「何で後輩じゃなくてTOKIOなんだ?」を跳ね飛ばすヒットは出していたのだが今年は00年以前のそういわれていた時代に逆戻り。ヒットが出なかった。とりあえず「本日、未熟者。」で男らしく渋く決めるのだろう。

徳永英明
今年は何らかのカバー曲だろうか。新作もないし。

平井堅
EXILE、Gacktに続いてここ2年辞退していたのに復活。3組ともヒットという点ではこの2年間に比べてもむしろ地味な年だったりするのだが…。

ポルノグラフィティ
安泰か。「リンク」かな。てか今年はそれしかないし。

槇原敬之
04年にヒットした時も出れなかったがついに初出場以来2度目の出演。エイベックスへの移籍が良かったのか、単にトップ3に入る程ヒットしたからなのか。いずれにせよ「前科」は気にされなくなった模様。

WaT
今年新曲出てないどころかWaTとしての活動はベスト盤だけだったのに。ソロ曲をメドレーにするわけはないと思うがやはり他にいなかったから出るみたいな感じが…。

 

そういえばいなくなってしまった人たち

松浦亜弥
昨年ついに名前がなくなり(GAMとしては出場)、今年はついに出場さえ無くなってしまうというフェードアウトっぷり。

夏川りみ
ついに「涙そうそう」の連続歌唱から解放された昨年。ヒットが無くとも出れるタイプかと思ったが…。

森昌子
復活効果は1年きりだったようで。なお「おふくろさん騒動」があった元夫は変わらず出場。

BONNIE PINK
活躍度、アンジェラとあまり変わらない気もしていたんだけど…。アンジェラの「サクラ色」が10万も売れてたなんて知らんかった。そこの差かね?

今井美樹
まあ何で去年で初出場だったのかも不明だったし。

SEAMO
これは何で?他の人たちと大差ないヒットを出してるし辞退か?流行ジャンルの1つであるラップ枠が今年は無くなってしまったFUNKY MONKEY BABYSも出れないし。

Aqua Timez
これまた何で?ヒットもしてたのに。これも辞退か?

スガシカオ
何故に去年で初?だったので。

ORANGE RANGE
これまた何で?「イケない太陽」はそこそこヒットしていた。辞退か?

ゴスペラーズ
昨年は童謡を歌う謎の状況だったが今年は呼ばれなかった。

DJ OZMA
まぁ…ね?

 

ことごとく断られたので仕方なく出れる人たちで…みたいな選ばれ方してる感が例年になく強い。

「FNS歌謡祭」と年末の「ミュージックステーション」に期待しましょう!


12月2日(日)

ここ最近の2007秋ドラ Vol.8

ガリレオ 7話
半年前。栗林(渡辺いっけい)の友人であり食品加工会社を経営する菅原満(ドランクドラゴン塚地武雅)は超美人の静子(深田恭子)と結婚してすぐに冬美(桜井千寿)というやはりそれなりな美人と浮気。

なんでお前がそんなにモテてんだよ!!!

という疑問には後にちゃんと理由がつくので置いておこう。ある日大学時代の後輩・峰村(佐藤重幸)が遊びに来ていた時に向かいのマンションに住む冬美が自殺すると電話をかけてきて、首を吊ってしまった。動揺する菅原に峰村が様子を見てくると駆けつけるが謎の行動を取った挙句に間に合わなかった。

半年後、浮気がバレたのが原因で離婚と慰謝料を突きつけられた菅原は栗林に相談し、栗林経由で湯川(福山雅治)と薫(柴咲コウ)に話が回ってくるという珍しいパターンに。今までと違って薫にやる気がなくて、湯川が率先して捜査していくのも珍しい。1週間前にも冬美が自殺したのを見たという菅原の話を聞いた湯川は調べを進めていくが、峰村と静子の不審な点が徐々に浮かび上がっていく。やがて、自殺に使っていた懸垂用の装置に仕掛けが施してあり、本来は狂言自殺のつもりが裏切られて殺されたことが発覚する。

しかし、捕まえる前に峰村まで消されてしまった。少し前に冷静に対処すればバレはしないという静子に動揺しまくり逃げようぜなどと峰村が言っていた事と、同じ場所で峰村の水死体が上がった事から、そんなチキン野郎は不要だとばかりにその場で静子に消されたと思われる。ただ自殺と判断されるほど抵抗した後が無かったという点に関しての説明はなし。結局、今となっては完全に金目当てで利用されただけと発覚して冒頭で抱いたてめぇ何でそんなにモテてんだよ!!!という感情がすっかり世界一哀れな男…に変わった菅原が同じ仕掛けで静子を罠にかけて自白に追い込んだ。珍しく薫不在のままで自白になって、逮捕しに薫が「勝手にやらないでください」と怒って登場するというやはり変わったパターンで解決。

静子の心境や動機が不明だったが、薫の説明で足早に説明。元々全部金目当てで結婚。離婚して慰謝料というのも計算済みでの結婚だったようで、ギャンブルで金に困っていた峰村を報酬を餌に協力させて、浮気相手の冬美も静子が金を払って仕込んだものだったという。とにかく金のためなら何でもやる冷酷な女だったということで片付けられてしまったが、わざわざ冬美を浮気相手として手配した挙句に計画のために殺すなんてまわりくどいにも程がある。手っ取り早く夫に死んでもらって保険金って方がよくね?

深田恭子、最近はどんどん非現実的な役ばかりが板についていたがここでイメージチェンジ。悪女役も意外といい。つーか不敵な笑みも含めて美しすぎ!!大人っぽさも増してきたし。今後はこういう路線で頼む!

 

モップガール 8話
桃子(北川景子)と大友(谷原章介)は人気恋愛小説家・早乙女(加勢大周)の脱稿パーティーに招待される。そこには早乙女が入れ込む側近の曜子(原史奈)のほかに、文藝集団「博覧強記の会」のメンバーが揃っていた。レズビアンの小説家・轟可憐子(高久ちぐさ)、ロリコンの作家・多賀城綾彦(六角慎司)、縄プレイが趣味の官能小説家・縄縛鬼介(蛭子能収)と濃いメンツが揃う中で早乙女が殺害される。

過去へ戻った桃子は殺人を阻止するために大友と奔走する。やがて濃い3人の小説家にそれぞれ恨みがあった事が判明する。それと同時に早乙女がサラリーマン2人が連続して殺された事件の犯人とたびたび面会していたことが判明。早乙女のマネージャーによると次回作では冤罪を晴らすセンセーショナルな作品になる予定だという。この事件の真犯人は三田村香苗という女だという事まで判明したので、2人は轟が犯人だと睨んで殺害現場へ急ぐが、犯人は曜子だった。早乙女は真犯人の名前は知っていたが、曜子が香苗というところまでは気づいておらず、逆に曜子はそれを阻止するために近づいていたのだった。だが、逮捕される間際になっても「私は曜子でも香苗でもない」などと『探偵学園Q』や近年の金田一に出てくる犯罪プロデュース集団みたいな余裕ぶった態度の曜子だか香苗。実際に調べたところ、曜子という女は実在せず、香苗も本物の香苗は失踪(恐らく消されており)この女が誰なのかわからないという謎が無駄に残った。

濃いメンツが揃う中で、レズの世界に桃子が誘惑され、同時に大友が縄で縛られて悲鳴を上げるなどぶっ飛んだ世界が展開された。さらにロリコン作家に話を聞くために幼稚園児のコスプレとおままごとセットまで用意して甲高い声と「〜でちゅか?」という幼児言葉で質問するなんて事までやってのけた桃子。北川景子、はじけまくりである。

ついでに他のレギュラーは出番が無かったせいか、意味も無く最後にみんなで外を歩いているというシーンで登場。そこに早乙女と轟が登場。比較的、短髪だった轟は何故かヅラでベリーショートの髪型を披露した後に、桃子にキスして桃子は狂って失神。ひたすら濃いままで話は終了したが、よく考えたら先週少し進んだ「過去」の話に一切触れず。まあ久々の救われる価値ある事件だったからいいか。

 

ドリーム☆アゲイン 8話
相変わらず「私の一存で」生き返らせたという部分だけはしっかりと最初にナレーションする腐敗天国象徴、田中(児玉清)(←先週のコピー)。しかも余命1ヶ月の宣告は自分がしたくせに、他人事のようにナレーション。悪魔だ。

駿介in朝比奈(反町隆史)は俺のときみたいに間違えって事はないのか?と初めて過失に触れる発言をするも、一切の動揺もなく涼しい顔で田中はそんな事はないと否定。さらに何とかしてくれと懇願する駿介in朝比奈に冷たく「運命に背くわけには…」とか言う田中。

おま…どんだけ駿介の運命を弄んだんだよ?

その後、すっかり正体バレかけたのも吹き飛んで忘れられていたさつき(加藤あい)が到着。「取り乱してすいませんでした」だって。例の件、スルー

会社では気の入らない駿介in朝比奈を気づかい会社の方は任せてくれと言う熊田(三宅弘城)と牛山(青田典子)。完全にいい人要員。出番これだけ。

移植手術を考える駿介in朝比奈だが、田中は「彼女の寿命は1ヶ月と言ったはずですが?無駄に手術をして苦しい思いをさせるんですか?それよりも愛情を…云々。運命は決まってるんですよ?」などと嫌味&冷酷に宣告。マジでこいつが悪魔にしか見えない。運命なんかに振り回されるか!俺は自分の力で巨人のバッターボックスに立ったのであり運命だなんて言葉で片付けられてたまるか!運命は俺が変えてみせるとバーダック(ドラゴンボール悟空の父)のように宣言。かっこいい。確かに努力して掴んだ夢まで運命の一言で片付けられたらたまったものではない。そもそも今他人に乗り移ってまで頑張ってる駿介の行動、全否定である。悪人にしか見えない天使を出し抜いてやってくれ。頼むぜ!!

病院を回って何とかしようとする駿介in朝比奈だが、どうにもならない。そして悪徳弁護士までいい人化。さつきを通して朝比奈さんへの罪滅ぼしと称して海外の医者とのツテを紹介をくれた。一時帰宅した雛(志田未来)は既に悟りを開いていてあきらめムード。何で今まで言わなかった?以前に、こんなになるまで未成年の本人以外に知らせていない医者の方が問題では…。

あと1度発作が起きたら危ないとか言っておいて、普通に登校したり、恋の相手にドキドキしたり、その彼が「元気な子がいいな」とか言ってるのを聞いて落ち込んだりと心臓に負担かかりそうな事ばかりする雛。その一方でさつきは心臓の負担を減らすという名目で車椅子まで提供するなど病状が曖昧全開。その後も元実家にまで1人で帰ったり、追いかけてきた駿介in朝比奈とさつきに「来ないで」と叫びまくりながら寒空の下で海に飛び込んでいくなど発作間違いなしの興奮状態&環境に自らを追い込むも一向に元気なままの雛。

だが帰還後は車椅子生活になってしまったりとすっかり難病モード。彼にも告白するも、転校を理由にフラれてしまう。だが彼は車椅子に乗って去ろうとする雛の前に再登場し、「大学は東京に戻るつもりなんだ。それまで僕を思い続けてくれたら…また逢ってくれますか?」などと果てしなくアテにならない約束を振りかざす。

そして今回初登場の建造さん(渡辺哲)。いきなりとうの昔に忘れられた3000万円の件を駿介in朝比奈と会話していた。少年野球チームの夢にそのくらいかかるんだと何故か会話が途中からだったりと無理やり挿入されたようなシーン。言い訳をさせたようにしか見えず、あの頃の暗黒な微笑みの理由は分からず。

そして、雛は車椅子生活なのに今度は野球。しかも駿介in朝比奈が未だに劇中で打っていないヒットまで打ってしまう。「お前の心臓は動いてるぞ!」と前向きなままに終了。

全員が本来の目的から完全に脱線したまま終わってしまった今回。練習どころかプロテストの気配さえない。どこへ向かうんだこのドラマは。

予告の感じだと雛は生き残りそうだが、駿介が正体バラシまくってね?さつきに「俺は小木駿介だ!」を聞かれてるし、健造さんまでもが駿介が使っていたと思われる手袋等を出して「覚えてるだろ?」とか言ってる。駿介が夢叶えて消滅パターンか?

 

SP 5話 3-1
冒頭、尾形(堤真一)が20年前に井上(岡田准一)の両親を殺した、現総理を狙ったテロリスト(平田満)と面会。回想で何度も出てくる総理の不敵な笑みといい、尾形の考えだと総理が仕込んで襲わせたけどうっかり井上の両親殺しちゃったみたいな様子。テロリストまでもが不敵な笑みを浮かべてるし、いろいろありそう。

先週の最後に出てきたどこかふざけた雰囲気の清掃業者に扮した集団が早速鮮やかな手並みで1人暗殺。「事故死に見せかける」という点をかなり念入りにやって風呂で酔って溺れ死んだ事にしていたが、ニュースでは早速「変死」扱い。何か重要参考人としてマークされていた人物だけにそんな時期に死んだら、単なる事故としては報道されんわな。

そんな中、次の警護相手は大橋(片桐仁)という先ほど殺されたのと似たような状況の1人らしい。今回は全員での警護となった。毒見をするはずが、山本(松尾諭)がバクバクと汚く食い散らかしたせいで大橋が食欲をなくすなどのギャグシーンを挟んで今回も時間がゆっくり進む。

そんな中、例の暗殺犯のうちの2人が隣の部屋にチェックイン。何故か中国人に扮し、しかもそのうちの1人は女装。どう見ても男にしか見えないのだが、変装は完璧だと自負している犯人2人。これは中国人のオカマの変装として成功していると考えているか、女装に成功していると考えているかで犯人のギャグ/マヌケ度が変わってくる。誰も聞いてないのに中国語で会話、といっても「男」の方が一方的に喋ってるだけなのもかなり目立っていたが、余裕ぶった2人は何故か観光へ出かけるかとか言い出す。次のシーンでは浅草土産をたくさん持って帰ってくる2人。そのバレバレの女装で浅草にまで繰り出したのか…。いいのか、それで。怪しすぎる。

さらに調子に乗った男は大橋の部屋に向かって銀玉鉄砲を突きつけるというアホな行為に出る。驚異的な能力で察知した井上がドアを開けると2人は既に自室へ消えた直後だったが、井上の中の怪しいリストに確実に最上位クラスでランクイン!

なんか今回の犯人、あっさり捕まりそうなんだがもう少しガッツを見せてほしい。どう見ても男にしか見えない下手な女装じゃなくて。あと今回は笹本(真木よう子)の巨乳が隠しきれてなかった。


12月1日(土)

12月

・あっという間に今年も12月となった。いくらなんでも早くないか?という感じなのだが確かに12月だ。5周年イヤーもあと1ヶ月となってしまった。既に廃墟と化し始めた2代目掲示板の雄姿もあと1ヶ月なので名残惜しい方は存分に眺めておいてほしい。ていうか来年以降もリンク外すだけで一応残しておくから消滅の瞬間や奇跡の復活をとげるかもしれない瞬間を見たい方はお気に入りにでも入れておいてください。

・さいたま市の図書館が1つぶっ潰れて、中央図書館なる巨大なのが新たに誕生した。ここ数年で図書館だけでも3件くらい新しく作られていてそんなに需要あるのかは不明だが、これに伴って新しいCDが大量に入荷されたようだ。検索したらここ数年の新作もぼちぼち入荷されているのでまだ予約件数が跳ね上がってないうちにチェックしておいた。

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