10年経ったら世紀始な日記 '10 4半世紀
10年3月
3月31日(水)
3月も終わりだ
・風邪はなかなか治らないし、ただの風邪にしては体調悪すぎるし、最悪。「復活」への道は果てしなく、遠い。
・今週の漫画「BLEACH」
恒例の藍染様トークショーにて驚愕の真実が発覚。
主人公一護は「嘘だ!」と叫び、根拠として20巻での第1回ロングトークショーで藍染が自ら説明してたことと違うという点を指摘。
何とあかさらまに矛盾してしまった状況に対して主人公自らが突っ込みを入れるという超展開に。しかし藍染様は今、このことに対して嘘だって言ってあの時は嘘だとは想わないのか?みたいなややこしいことを言い出した。まあ一言で言うと
あれは嘘でした
それを言っちゃおしまいよ的破壊力を持つ重い一言で全部チャラにするという禁術を実行。最初はかっこよかったのに最近はグダグダ具合ばかりが目立つ明らかに苦しげな「BLEACH」はどこまで暴走していくのか。
この禁術を今のドラマ界が取り入れてしまったら…と考えると少し恐ろしい。しかしよく考えてみるとJの行動ってほとんどこの禁術だったような…。
3月28日(日)
右手治ったが風邪ひいた
・一夜明けたら治っていたのでほっとしたのも束の間、今度は喉が痛い今日この頃。
・周辺のレンタル屋3軒全てで河村隆一のニューアルバム『Sora』を入荷しないという緊急事態が発生した。昨年夏のRAG FAIR以来の惨事だ。とっくに購入アーティストからレンタルに格下げしていたのだが、先行シングルが久々に良かったので手に入らないというのは困る。しかしエイベックスに移籍したおかげでDVD付の値段は跳ね上がり、ネットの割引でも通常盤を下回らず、肝心の通常盤も3150円と買う気の失せる価格設定。
ファンしか買ってない超急落状態だけに売り払うファンが出るとも思えず中古待ちは少々無謀だ。困ってe-BOOK OFFを見たらなんと初回盤が2798円で売っていた。まさか売り払うファンがいたとは!ここで妥協するしかないかと購入。直後に売り切れになったので俺が買ったら終わったっぽい。
それにしても最近は100位以内にも入らないようなのが入荷されていても、RAG FAIRとか意外とまだ売れてるアーティストでも閉鎖的なところはレンタル需要なしと判断されてしまうのだろうか。買おうと思ってもCD屋は縮小してて入荷してないし…。ふらっと立ち寄って買うみたいな偶然の購入も生まれない。まさに負のスパイラル。
なおアルバムは3作ぶりにいい感じ。
・相川七瀬のベスト盤はどうやら全シングル網羅している2CD+2DVD仕様盤はDVDがメインという扱いだったようでレンタルには1CDのリクエスト盤しか入荷しない。リクエスト盤の選曲だと以前のベスト盤『ID』『ID:2』と被ってないのわずか2曲。しかもそのうちの1曲「Shock of love」の音源は持っているので(当時レンタル落ちCCCD買った)正直リクエスト盤いらない。前2作のベスト以降のシングルが聞きたいのに…。買うと7777円もするしなぁ。
しかもTシャツ封入とかいらね何考えてこんな変な設定にしたんだろうか。
3月27日(土)
右手腫れる
朝起きたら右手が腫れていた。
夜になっても変化が無いので皮膚科に行ってみる。
医師「むぅ、右手だけとは…見たことのない例だな…」
またぁ!?
なんか多くないか、この展開。医者に行くたびに見たことの無い症状だとか、分からん!だとか年齢からすると珍しい症状だの…。どうも俺は性格的にも肉体的にも精神的にも王道というやつとはかけ離れる運命にあるようだ。
3月23日(火)
ここ最近の2010冬ドラ Vol.9 FINAL-2,3
特上カバチ!! 最終話
前回、一網打尽にしたはずの敵がまさかの起訴猶予処分に。それをしたのは弁護士鷲塚だった。闇の世界の救世主と呼ばれる暗黒の帝王。その正体は田村(櫻井翔)の父だった。てっきり前回の敵をもう一度叩きのめすために戦うのかと思ったら、「こうなってしまった以上はこの件はもう無理だ」ということで開始数分であきらめた。
多重債権に悩む居酒屋店主から依頼を受けた田村は店主が依頼していた弁護士の坂口憲二が債権屋と手を組んでいる悪徳提携弁護士だと分かり、戦いを挑む。
ていうか店主が振り込んだ金が坂口のところで止められているという時点で手口チープすぎだろ…。と思っていたが文句を言いにいった田村は警察に通報されて取調べを受けてしまう。理由は「相手が弁護士様だぞ?」という超理由だった。
さらに坂口の上司は
つい昨日まで魔弾の射手のテロと戦っていたはずの九条総…鷲塚(竜雷太)だった。今回、坂口は完全な小悪党として描かれ、鷲塚も弁護士という立場を最大限利用して悪事の限りを尽くす救いようの無い完全な悪魔として徹底的に描かれた。主人公の父親が悪役として登場した場合、大抵は過去に手痛い目にあってその反動で…とか実は純粋な心は失ってなかったとか、もっと深い理由があって一見悪いけど実はもっといい事をしてたとか確実にフォローが入るのがパターンだがマジでフォローなしの極悪人。
鷲塚は債務を半分にするから見逃せと示談を迫る。しかし法律家として許せないからとか言いながら明らかに相手が父親なのでヒートアップする田村。とりあえず中盤以降ポジションが微妙な感じになっていた検備沢弁護士(浅野ゆう子)に協力を依頼し、坂口憲二を告発することにする。この告発を受けて坂口に告発があった旨を電話する弁護士役に嵐の大野リーダーがゲスト出演。
しかし鷲塚は逆に田村が所属する大野行政事務所が業務の域を越えている疑いがあるとして告発。告発合戦へと発展。
一方で肝心の依頼人である店主は半分でもいいから穏便に解決してくれと望む。依頼人の利益を優先することにした田村は示談を受け入れることにするが、鷲塚は無礼を働いたんだから謝れと更なる悪魔振りを発揮。土下座までした田村だがそこに事務所オールスターズが到着。どうせ5人しかいない小さな事務所だ、潰したければ潰すがいい!と捨て身宣言。さらに事前に鷲塚が根回ししていた検備沢もこの件は弁護士として見過ごせないとして田村側に着いた。
捨て身で次々とやって来たレギュラーオールスターズにさすがに劣勢な鷲塚。慌てまくる坂口。勢いに乗った田村は示談の条件を追加。どさくさに紛れて「坂口のクビ」を盛り込む。さらに慌てまくり、「せんせぇぇぇぇぇ!!」と断末魔の悲鳴を上げる坂口。冷静に条件を呑むと告げる鷲塚。完全に金が返ったわけではないが、とりあえず希望通りに救われた依頼人、事務所の危機を回避したレギュラーオールスターズ、立場を守った鷲塚、しっぽ切りされて弁護士の職を失った坂口、見事までに坂口憲二だけが犠牲になった。合掌。
しかし、鷲塚が悪魔であることには何の変わりもなく、親子の確執自体は変わらないままというある意味凄い結末。
検備沢の元で弁護士を目指せといわれた田村と住吉(堀北真希)。しかし2人とも戻ってきてしまいいつもの日常が再開。住吉がいわゆるツンデレまくり、田村が住吉にふいうちキスという突然のラブコメ展開になって終了。
ラスト生電話。櫻井と撮影を終えてさっさと髪型が変わっている堀北真希が電話をかける。「今日は最後なので放送終わっても10時まで出来るだけたくさんの人にかけたいと思います」と宣言する櫻井。もう10時まで10分無いんですけど…。かけたら…出た!また女性だ。結局記憶の限り、男性が電話に出たのは遠藤憲一のスーツが当たるという回だけだった気が。女性が取り乱して喜んでいる間に「は〜い、おめでとうございま〜す」と容赦なく会話が打ち切られ、堀北真希が別の電話をかけている間に時間切れ。
全部終わっての感想
文字テロップが出たり、生電話への応募クイズがあったり、色んな実験要素を取り入れていたがやっぱり不評だったのか、田村がドラマの中で突然問題を出すという展開は途中から無くなってしまった。ショックを受けて電撃ビリビリというシーンは前回まではやっていたが最終回では無かった。坂口の解雇が決定した瞬間とかまさにビリビリな瞬間だったと思うが…。これら実験要素は回を追うごとに減っていった。生電話へのクイズも物語の途中でいきなり挟んでいたのが、後半は話がスタートする前の冒頭とかが多くなったし。生電話に関しては目玉企画だったので辞められなかったんだろうけどこんな試みは2度と行われないと思われる。企画自体はアリでもその様子を放送する意味が全く無い。
別に見たくないし
電話した人数が視聴者のどれくらいの割合なのか不明だが、半分を超えることはないような気がする。そうであればこれがほとんどの視聴者の本音じゃないだろうか。
ドラマ自体もどうも軽いノリや超展開が多くて中盤以降は完全に流し見だった。フジでやってた『カバチタレ!』はベタでももう少し面白かった印象が残ってるんだけど…。
コード・ブルー 2nd season 最終話
航空機墜落事故の続き。藍沢(山下智久)は機体に挟まれた少年を発見。しかし片足切断をしないと命が無いということで切断。少年の父親は軽症で息子を見捨てて逃げてしまったので後悔。しかし自らの境遇を重ねた藍沢は「そんな父親でもいたほうがいい。恨まれても傍にいてやってくれ」と言う。白石(新垣結衣)は事故に巻き込まれて怪我をしたけどあくまで医師として働くという父親と共に奮闘。父親が末期ガンということで恐らく最初で最後になりそうな協力体制で無事に命を救う。しかし、元気に動き回っていたかに見えた父は、帰ってみたら実は足を骨折していたことが判明。しばし入院した後に、娘の成長を喜び去っていった。なんとなくこれが最後の別れになってしまいそうな空気が…。仮に3rdシーズンがあっても、けっこう未来の話になるだろうからさすがに遺影出演になってそう。
患者恐怖症の緋山(戸田恵梨香)は、重症の子供を担当するがオペしようとすると震えが止まらないので断念。「こんな医者に当たっても申し訳ない」と治療を放棄してしまうが、少年の母がけっこういい人で「あんたしかいないんだ!」とけっこう熱く説得。見事に復活を果たす。
藤川(浅利陽介)は黒田(柳葉敏郎)に電話で助言を受けながらもミスなくたくましく活躍。スペシャルの時に一緒に患者を救った救急隊員は首に何かが刺さった状態で危険だったが、動かなければ大丈夫ということで救急隊員自らの希望で後回しに。最後にヘリで搬送中に「動きませんでしたから」とかにこやかに会話を始めた途端に、それで動いたの原因だったのか大出血してしまい心停止。そのままご臨終になってしまった…。藍沢は救えない悲しみとかを描く段階じゃないし、白石は権威である父と一緒という時点でやはり救えない話にするところじゃない、緋山の場合はもう失敗すると引退してしまう勢いだし、藤川が失敗するのも成長が無い…という構成上、結果的に犠牲者にするなら救急隊員となってしまったような…。そもそも何でこの人がケガを…?
それぞれがそれぞれの修羅場を乗り越えて一気にフェロー認定日。緋山は裁判沙汰になりかけた影響で認定されずにダブり、他3人合格。
藍沢は母の墓参りでばあちゃんへの感謝を語り、父親(リリー・フランキー)とも再会。視聴者には随分前から示されていた手を動かすクセが全く同じというところに藍沢が気付き、この腕の器用さは父親似だと言うなど少しだけ和解。
緋山の元には説明会でまさかの逃走をかましたきりだった死んだ少年の母がフェロー認定されなかったこと聞いてその件含めて色々と謝りに登場。冴島(比嘉愛未)はようやく恋人の留守電を消すことができ、元夫婦の橘(椎名桔平)と三井(りょう)も少しだけ和解。田所部長(児玉清)はまだベッドの上ながら見事に復活。
そしてそれぞれの道へ…かと思いきや藍沢が脳外科に移動した以外は全員が救命に残ったのであんまり今までと変わらなかった。フェロー認定されなかった緋山と藤川、白石も対等に働いてるし違いもあんまりなし。しかも藍沢もいずれ戻ってくるつもりらしい。そうでなくても脳外科とは協力することも多いようで、「またか」とばかりに4人が患者を担当しているところで終了。
全部終わっての感想
月9にしては重かったが面白かった。前半でわりと助からない患者の方が多いという現実的な展開だった割には最終回での飛行機事故という大惨事では治療したのに救えなかったというのよりは救った方が多くなっていたのは安心。全部助かるというのは理想だけどいくらドラマでもそれじゃ深みも何も無いし、バランスは良かったのかも。藤川の成長ぶりは特に良かった。前作ではダメキャラ、ギャグキャラの側面が強かったが今回は格段にたくましくなってたし、唯一主演陣でアイドルでもないし、井上真央以外ほとんど姿を消した『キッズ・ウォー』出身者としては着実にキャリアアップしている感じ。
あと主題歌を前回と同じ曲で通したのもタイアップとしてではなくちゃんと主題歌を主題歌として扱っているようで良かった。最近だと他にはDrコトーくらいしかなかったのでは。
3月21日(日)
ここ最近の2010冬ドラ Vol.8 FINAL-1
ブラッディ・マンデイ 9話
スパイダーとはJ(成宮寛貴)の担当医である倉野理沙(満島ひかり)だった。散々知り合いだと聞かされていた藤丸(三浦春馬)は1度逢っただけで名前も記憶してなかったようなお医者さんにいきなり「あなたをずっと見ていた」とか言われてわけが分からない。そんな藤丸の態度にますますガッカリする理沙はそのまま逃走。前回、モスキートに撃たれた南海(芹名星)はなんとか生きていた。理沙を追えと言う南海だが放っておけないという藤丸。しょうがないので「私が死ねば行けるな!」と自殺するそぶりを見せるクレイジーな行動に出た南海。銃声が響くがこれは単に演出だったのか、その後も生きていた。外部と連絡が取れないはずなのに南海が持っていたインカムは何故かTHIRD-iや外にいる加納(松重豊)や霧島(吉沢悠)とも通じていた。藤丸が原発を解除した時に一緒に電波障害も解除したということでムリヤリ納得しようと思ったが、だったら南海が撃たれるより前に理沙がスパイダーと発覚した時点で連絡取れてるしなぁ…。ここは触れないほうがいいようだ。
理沙の調査結果が上がってきた。大方の予想通り、敷村教授(神保悟志)の娘だった。既に離婚していたので敷村と倉野で苗字が違っていたが、敷村教授と前作で殉職した藤丸の父(田中哲司)は親友という設定だったので幼い頃には一緒に遊んでいたという。それを分からせるために理沙はわざと「一緒に遊ぼうよ、藤丸君」とか当時と同じ台詞を連呼していたのに、全く気付かなかった藤丸。何言っても思い出してくれない藤丸にしびれを切らした理沙はTHIRD-iの回線に侵入して萩原課長(嶋政宏)に直接自分の正体を藤丸に伝えるように言う。
これでようやく思い出した様子の藤丸だが、そもそも思い出したところでいずれにせよ理沙の印象自体が最初から薄かったようでその後の反応も鈍く、最後まで理沙のことを名前で呼ぶこともなく「あんた」のまんま…。何か1人で空回りしている理沙がかわいそうになってきぜ。
その頃、響(黒川智花)は日本人テロリストのビーストと交戦。撃たれたふりして制圧直前まで追いやるもののそこにレディバードが到着。ビーストを挟んで撃ちあいになり、結果ビーストと響が被弾。「お前が撃つから俺まで撃たれたじゃねーか」と言うビーストに、レディバードは「祖国が侵攻すればお前は粛清される」と冷たい。「仲間じゃねーのかよ」と言うビーストをそのまま放置して去ろうとするレディバードだが、ビーストは「お前らJとスパイダーに騙されてんだよ。侵略なんてあるわけねーだろ」と言ってはいけない台詞を吐いてしまい滅多撃ちに。それでも生きていたビーストは最後の力でレディバードを撃ちぬくがしぶといレディバードは生きていた。さらに理沙に殺されたモスキート遺体を発見したレディバードは騙されていたと知り、理沙を殺すことを決意。理沙の目的は国への復讐であり、核爆弾も日本もろとも自爆するためだが、かの国のテロリストは脅しに使い戦争を起こすのが目的。最終目的と見解の違いがありすぎた…。仲間割れの連鎖でもうダメダメな魔弾の射手。
通信で音弥(佐藤健)に「遥(川島海荷)を頼む」とお願いして決死の覚悟で理沙の下へ辿り着いた藤丸。
遥を思い出したのって2話いら…。敷村教授の不遇な扱いに怒りをぶつける理沙。そんなこと言われたって、敷村教授は抗ウイルス剤の研究を金がかかるとかで国に認めてもらえず、自分を救世主に仕立てるために実際にテロリストにウイルス売りつけてたとかだったはず。誤解で罪をなすりつけられて死んだとかならまだしも、実際にテロリストと接触するというリスクと罪を犯した上でマヤ(吉瀬美智子)に殺されたわけで。これはもはや逆恨みにすらなっていないような…。核爆発が迫っているかと思いきや、藤丸はここに来る前に既に阻止するためのプログラムを完成させておりあっさり停止。あっさりと目的破れた理沙は自殺しようとするが、藤丸が復讐に意味は無い、ここで終わりにしようと熱く説得。あおい(藤井美菜)を殺したのに許すの?と聞く理沙に「それでもあんたには生きて欲しい」と仏の境地に達した藤丸。
そこに死にかけのレディバードが「裏切ったなぁ!」と執念で到着。藤丸を挟んで撃ちあいに。ビーストのときは真ん中にいたビーストが被弾したが今回は藤丸無傷で、理沙とレディバードが相討ちに。理沙は改心した様子でご臨終。レディバードはしつこくまだ生きていて藤丸を殺そうとするがそこに復活した響が到着してレディバードに飛びかかる。
THIRD-i現場部隊が待つ中で、響を背負った藤丸が到着。事件は解決した。
その後、遥と自宅でのんびりしている藤丸の元にJから電話がかかってくる。Jは「2年前のテロの後に理沙に見つけられて殺されかけたが説得して分かってもらった」と話す。「僕も必死だったんだよ」とか言っていたが、敷村教授を利用して死へ導いたのは間違いなくJなわけでどんだけ嘘八百並べて理沙を騙したんだよ、この人…。
放射能で死にかけていたのも全部理沙と2人で演技したというJ。つまり2話〜7話まで全部2人芝居。このお芝居の一部始終全てを唯一間近で鑑賞し続けていたことになる霧島さんを思うと涙が止まらない。
結果的に理沙には悪いことをしたし、魔弾の射手にも悪いことをしたよと語るJの目的は鼻歌オセラー真子(徳永えり)の奪還であり、それだけしかなかった。もう会うこともないと語り、真子と共に去っていくJ。後ろには何故かかの国出身だったはずのホタルを従えていた!完!
登場人物のまとめ
藤丸…スパイダーには絶対勝てないと言われていたわりにけっこうあっさりとテロを阻止。遥の事はすっかり忘れていた気がするが最後は仲良く料理。結局理沙の正体を知らされても微妙な反応のままだったが、そんなに印象無かったのだろうか。もうちょっと思い出してあげても良かったんじゃ…。回想シーンからWebの世界を藤丸に教えたのは理沙だったわけで、今の天才ハッカーという藤丸を形成する上で原点ともいえるかなり重要な存在だったはずなのに。
音弥…前回は原発の知識で強引に活躍したが最終回は再び空気に。THIRD-iに帰還した藤丸と会話して出番終了。
響…レディバードに撃たれて死んだと思ったら、生きていて逆にレディバードを殺害。重傷だったようだが藤丸におんぶされて出てきたところで出番終了。
教授…魔弾の射手を止めるための最後の希望だったはずが、肝心のスパイダーの正体を知らなかった時点で暗雲が立ち込めた。そのスパイダーの目的がそもそも教授の予想していた「かの国」絡みとはまるで違っていたので最後は何の役にも立たない空気的存在に。結局もったいぶって登場したはいいが、ラストはほとんど祈ってるだけで出番終了。
遥…本来であれば今回のテロの間はずっとTHIRD-iに厳重に警護されているはずが、途中から電話OKになり、外出OKになり、しまいには通学OKになるなど行動がどんどん自由に。拳銃発砲事件のどさくさでTHIRD-iの警護を振り切るとその後は完全自由行動。クラスメイト男子が治療の結果生還したのを見届けた後はTHIRD-iに保護される様子もなく、最後は家にいた。結局2話までしか話に関わってなかった。3話からはクラスメイト男子とのシーンばかりでレギュラー陣とは会ってすらいない始末。ラストシーンでようやく藤丸と再会した程度。
クラスメイト男子…前回警官に撃たれたが、一命を取りとめたらしい。しかしもはや話に何の関係も無かったのでダイジェストのようにかっ飛ばされて出番終了。マジで何だったのこいつ。
クラスメイト男子をいじめていたボスと愉快な子分たち…クラスメイト男子でさえ話に関係無かったわけで、ボスが撃たれた時点で出番終了だった。
加納…総理の特命でマヤと協力していたのが発覚して以降は、音弥、響、教授を保護するという活躍くらいで、最後の原発の時は置いていかれて待ちぼうけ状態が続き、特に危険に陥ることもなく生還。
霧島…出演時間のうち9割以上を一緒に過ごしたJと理沙に出し抜かれていたことが判明。言ってみれば2人の演技は前提としてずっと一緒にいた霧島を騙すためでもあるわけで。加納と同じで危険に陥ることも無く生還。前作で婚約者を殺されているだけにあまりに哀れだがあまり詳しくその様子は触れられず出番終了。こんな仕打ちだけに次こそ人間不信に陥りテロリストに転身していても驚かない。
南海…瀕死だったが、霧島に生きた状態で発見されて出番終了。
敷村教授と藤丸の父…前作で共に死亡していたが回想シーンのために再登場。
九条総理(竜雷太)…とりあえず教授と一緒に「かの国は戦争を起こす気は無い」という
今更あまり意味も無さそうな共同会見をしようと提案して出番終了。政府の愉快な仲間たち…総理を失脚させようという政治的意図に基づくすったもんだがありそうな雰囲気を匂わせながらも最終的にはピーチクパーチク騒いでただけだった。
マヤ…今回は政府に雇われた正真正銘の味方だったが、あえなく死亡。でもあおいと違って死体安置の絵が出てないのでKみたいに実は生きてても不思議は無い。
理沙の上司…理沙を襲おうとするなど怪しく暗躍。だが理沙とJが芝居だった以上は診断結果も全て偽装(Jの発言から薬でそう見えるようにしていた?)ということになる。全く気付かなかったのかこいつは…。しかも最後は何も分からないままビーストに瞬殺されるなど散々。
テロリスト陣
スパイダー理沙…2話以降Jと演技を続けていた事が判明。しかし結局テロリストになった理由からしても整合性が取れてなくて、上手い事Jの口車に乗せられて利用されたとしか…。最強のハッカーらしいけどそんな様子もあまり見られずあっさり看破されるし。一応死んだことになっているが、1発撃たれた程度じゃ死なないしぶとい人もけっこういたのと前作の首謀者Kが死んだはずなのに生きていたので、理沙も生きていてもおかしくはない。ていうか藤丸がもう誰も死なせないって言ってたのにその後もバカバカ人が死んでしまったので、「生きて欲しい」と直接言った理沙くらいは生きててくれないとちょっとかわいそう。
飛行機にいたスッチー…初回に一瞬出ただけで瞬殺されたが、一応公式設定上、魔弾の射手7人の一員だったらしい。哀れ。
ブルータス澤北…脅迫されて無理矢理協力させられていただけなのにしっかりコードネームをもらっていた謎の存在。スパイダーが7人目になるとブルータスは8人目になってしまうので魔弾の射手7人にはカウントされないのか。逮捕された時点で出番終了。
ホーネット…あっさり御用になる。実は友情出演だった。
ビースト…日本人テロリスト。参加理由不明。参加経緯も不明。レディバードと常に一緒に行動してマヤを殺害したり、爆弾を入手したりと活躍していたが、レディバードにはあまり仲間扱いされていなかった模様。響に撃たれ、レディバードの目的を勘違いだと指摘したことで滅多撃ちに合い、最後の力でレディーバードを撃ちぬくがご臨終。
モスキート…テロを起こせば祖国が侵攻してくれると勘違いしていた「かの国」メンバー3人の1人。実質的なリーダー格だったが南海を撃ったせいで理沙に1発で殺される。ビースト、レディバードや南海、響らが異常な生命力を見せ、戦闘員ではない理沙でさえ撃たれてからも少しは生きてた中で即死したのはこいつだけだった。前回は死体すら映らなかったが、最終回では死体が登場。
レディバード…テロを起こせば祖国が侵攻してくれると勘違いしていた「かの国」メンバー3人の1人。ビーストを犠牲にして響を倒す。しかしビーストにその勘違いを指摘されてビーストを殺害。モスキートが殺されたことを知り、ようやく利用されていた事に気付き、スパイダー殺害を決意。ビーストと理沙に撃たれて2度致命傷を負いながらもその都度復活するという作中最強の生命力を見せるが、最後は響に殺された。
ホタル…テロを起こせば祖国が侵攻してくれると勘違いしていた「かの国」メンバー3人の1人…のはずがいつの間にかJの手下になっていた。結果的に魔弾の射手のみんなが目的の相違で仲間割れを起こして全滅したので超勝ち組。テロでは単独で銃のばら撒き作戦を担当していたがこの計画は物語の本筋から外れてしまい、何の意味があったのかよく分からないまま…。JとKの護衛として終始無言で先導、警備員を次々に殺害。最後も共に去っていった。
てなわけで魔弾の射手は蓋を開けてみれば目的も思想もバラバラ。スパイダーと「かの国」軍はお互い利用しあってただけな上にホタルはJに寝返ってるし、レディバードとモスキートの2人が結束してるだけで後はチームとしての統率力も皆無だった。テロという一大事に挑むなら集団としての目的と意志ははっきりさせておいたほうがいい。
その他
J…漫画『BLEACH』における「完全催眠でした」に並ぶとも思える魔法の言葉「僕の描いた方程式」の一言で1話〜7話までの行動を全部ひっくり返す。結果的に魔弾の射手を利用、壊滅させて多くの犠牲を払った上で唯一最大の目的だったKの奪還に成功した超勝ち組。しかし、2年前に理沙に見つかった(THIRD-iが行方を探っても見つからなかったのに)とか、初回の時点で某国で捕まっていたとか、そもそも初回で飛行機ごと消されかけた(魔弾の射手のスッチーは本気で殺そうとしていた)など謎が多い。理沙としか協力してなかったので、理沙の下に辿り着くまではJの言う「命がけ」の作戦だったということだろうか。ただそれでも白髪化の理由とか拳銃自殺しようとして実際に引き金まで引いちゃった辺り(たまたま空砲だったわけだけどそこまで気付いてたの?)の説明が…。数学者という設定だったが、これだけ複数の人々をいともたやすく説得だけで操れるって…。超能力者(催眠術師)でしょ、これは。
K・真子…公式コメント「最初から最後までサナトリウムの中にいて終わってしまうのかな…と思っていたんですけれど、最後はお兄さん(J・神崎潤)が迎えに来てくれて、外に出られてよかったです(笑)。お疲れさまでした。」ということで毎回1シーンずつ鼻歌とオセロしているだけだった鼻歌オセラーK。最後にJによって連れ出されたが精神崩壊は本当だったためついに一言も発せず。本当に連れ出されただけで出番終了。妙に老けこんだ風貌といい、演じた徳永えりにとっても罰ゲームみたいな出演だった。1日+ラストシーンにもう1日の2日もあれば終わりそうな出番だったが、撮影は何日かけたんだろうか。
全部通しての感想
結局全部JがKを救出するためだけに言葉巧みに操っていたってオチになったので魔弾の射手バッラバラでした…という結末に。教授の空気化も凄かったが、全体的にレギュラーキャラの空気化が少し酷かった。結局、一般人の音弥と遥を出すには敵に捕まるしか道が無いわけで…。音弥は前作に比べるとかなり強引に活躍させていたが、遥に関してはクラスメイト男子を使って頑張ろうとしたが途中であきらめたっぽい。銃の展開がまるっきり意味不明になってしまったし。前作に続いて丸投げENDになってしまったのは残念だが、前作よりは面白かった。マヤが死んでしまったのは惜しいし、理沙も生きてて欲しかったところだが、3rdシーズンは十分に作れそうな終わり方だし、どうせならやってほしいところ。
それにしても、カノクニアス共和国とか適当な国名でもつければ良かったのに、「かの国」「我が祖国」と呼び続け、デタラメ「かの国」語(?)まで用意して字幕で会話させるなど最後まで「かの国」で押し通したのは凄い。
3月17日(水)
ここ最近の2010冬ドラ Vol.7
コード・ブルー 2nd season 10話
田所部長(児玉清)の手術が始まろうとする中で、黒田(柳葉敏郎)が再登場。「その通りだぁ」という口癖を久々に聞かせるが、第一線から退いて丸くなったといわれる黒田は、部長の手術も見守る事しかできない。同時刻に航空機墜落事故が発生。大惨事となり、現場に駆けつけたフェローたちに修羅場が待っていた。既に動揺の気配も無い藍沢(山下智久)は問題ないが、緋山(戸田恵梨香)は患者恐怖症が抜けずに正しい判断が出来ず苦悩。このままの勢いだと医師としてどころか人として発狂しかねない勢い。
さらに白石(新垣結衣)の父がこの飛行機に乗っているはずだということで、動揺しまくり。この前に父は田所と会って「飛行機を1本遅らすだけさ」などと言っていたので乗っていないオチだと思ったら、普通に乗ってた。軽症で済んだので医師として現場で動き回っていた。
冴島(比嘉愛未)に特に動きは無く、藤川(浅利陽介)はスペシャルの時に協力した救急隊員と再会。しかし、他の人を救いに行ったはずの彼は二次災害にでも巻き込まれたのか首に何か刺さって無言の帰還…。安全確認とれたはずじゃ…。
橘(椎名桔平)や三井(りょう)はほとんど空気状態。果たしてこの危機をどう乗り越えるのか?そして田所の命は?というところで最終回へ続く。
月9だし、航空機事故をマジにやると映像に出来ない惨事になってしまうのでけっこう元気な怪我人も多かったが、肝心の事故機がバラバラになって炎上したという設定はちょいとやりすぎたのでは…。あれじゃあんなに生き残れねーよ…。
特上カバチ!! 9話
前回の失敗を気にして事務所を辞めてしまった田村(櫻井翔)。しかしアパートの大家から詐欺商法にひっかかったという同じアパートのおばあちゃんを助けてくれと言われて個人として戦うことに。だが、敵の見え透いた自作自演暴力事件に引っかかって見事に逮捕されてしまう。マジメに捜査せずに田村を一方的に疑う警察。敵さん、自らのツメで自らの頬を引っかくという愚行をやらかしてるんだからちょいと傷口と田村のツメを調べれば即刻工作がバレそうなもんなのに…。この知らせを聞いた住吉(堀北真希)ら事務所のみんなは田村を助ける事を決意。とりあえず無実にするの難しそうだから罪を認めて釈放されれば?というトンでもない方向に話が行きかけるが、田村が「そんなの嫌だ」と反発したので戦うことにした。しかしいかんせんしょぼい偽装工作なのでちょっと本気出したらあっさり露見。敵さん速攻逮捕。これで何故あきらめようなどと最初に言うのか…。
勢いに乗る田村は敵のボスに住吉と共に乗り込んで詐欺を認めさせる。しかしそこはボス。あくまで今回は返すから告訴するなという書面にサインをさせるなど三流以下の部下とは違って賢いところを見せる。しかし田村はそこのスキをついて自分が告訴するという形でボスを告訴。あえなくボスも御用となり、大野(中村雅俊)にも帰還を許してもらい職場復帰。
最終回みたいな大団円ムードが漂うがまだ1話残っている。ラストでは何故かこのボスが起訴猶予になって喜びを表現しながら出所してきた。ボスについた弁護士の鷲塚という人物はどんな事件でもひっくり返してしまう悪名高い有名人だという。「こいつが出てくるとは…」という空気が漂う中で1人プルプルしている田村は「僕の父親です」と告白。最終回は親子対決だ!
そして予告で出てきたその鷲塚弁護士は…
総理ぃぃぃぃぃぃ!?
なんと現在同じTBS「ブラッディ・マンデイ」でテロと絶賛戦闘中である九条総理こと竜雷太が父親だった…。
生電話は…「この電話は現在…」となってしまい繋がらない。気まずいまま「最終回もよろしく〜」と言って焦ったまま終了。久々のお約束。
ブラッディ・マンデイ 8話
響(黒川智花)と藤丸(三浦春馬)はスパイダーの誘いに乗って魔弾の射手がいるという原発へ向かう。その頃THIRD-iがハッキングされていた。テロリストは原発を全部乗っ取って「日本国民全員が人質」として政権の明け渡しを要求する。これまでクールに嫌味キャラを貫き通したのに突然無能をさらさんばかりに動揺して醜態をさらしまくる萩原課長(嶋政宏)。しまいには教授にまで響のせいで藤丸を失ったと八つ当たりする始末。いきなりどうしたのこの人?音弥(佐藤健)は藤丸を逃したのは自分だと告白。人気のない医務室の外の通路に誰もいないのを確認しただけで逃がしたって言える音弥が凄い。
大学で原子力を学んでいるという設定を生かして突然意見し出した音弥はあれこれと大学で学んだ原子力発電所の知識を使ってTHIRD-iを凌駕して大活躍。ついには誰も手がかりすら見つけられなかった、魔弾の射手がいるであろう原発の場所まで特定。大急ぎで向かう加納(松重豊)らTHIRD-i現場部隊。こんないち大学生の記憶だけでドタバタって…。原発の関係者や政府筋に確認くらいしたほうが…。霧島(吉沢悠)も合流する。
一方で原発に辿り着いた藤丸だが外部との連絡を取れず閉じ込められてしまう。それでもパソコンのある部屋に辿り着き、ハッキングし返してけっこうあっさりと原発の制御権を取り返した。しかしスパイダーの目的は「皇帝の心臓」とやらを原発の奥に運ぶために、そこの扉を開けることだったようでそちらはあっさりと完了していた。
響は結局厳しいキャラのままで藤丸大スキキャラは演技だったらしい。わざわざガス中毒テロが起きているときに無邪気に料理作って見せたりしてたのに…。すっかり戦闘員モードの響は「かの国」という祖国を裏切った3名を殺すために単独行動。しかし響の目的外である唯一の日本人テロリストだというビーストが響の始末を請負っており戦いが始まる。
その頃、遥(川島海荷)のクラスメイト男子は遥の下から失踪。再びダークサイド化が期待される。そんなクラスメイト男子は警官を尾行していた。警官狩りかと思ったらどうやら自首のタイミングをうかがっているらしい。しかし警官はテロリストの声明の影響で警官狩りを始めた若者たちに急襲されてフルボッコにされてしまう。意を決して止めようと飛びかかるクラスメイト男子だが、振り払われてしまう。拳銃が懐からこぼれ落ち、拾おうとするクラスメイト男子。そこに別の警官が「動くなぁ!」と撃つ気満々で登場。「違うんです」といいながら銃を持ってアワアワするクラスメイト男子。警官はテンパリまくりでこのいたいけな少年に発砲。駆けつけた遥は呆然。
視聴者も呆然である。何この警官?あの流れを見て何で一番警官狩りに関わってなさそうなクラスメイト男子1人を敵だと認識したのか。銃を持ってただけで撃つ気無さそうなのはミエミエだし。ここに来る前に別の銃を持った連中に襲われたりしてて、既に修羅場モードになっていたのだろうか…。この場合だとJが自殺しようとしたときはルールに従って空砲だったのに、今回は1発目から実弾だったのも納得だ。きっとこの警官は既に銃撃戦で仲間を殺されてるんだよ…。それにしてもクラスメイト男子、何がしたかったのか…。ドラマの本筋に関わらないままとは。遥もドラマの流れから事実上完全にエスケープしたまま。前作では遥遥言ってたお兄さんの藤丸も藤丸で2話以降は遥のハの字も忘れてしまったかのような勢い。いつの間にか遥を見失ってしまったTHIRD-iでも誰も気にかけてない…。
藤丸は監視映像の中で拉致されたはずの南海(芹名星)が動き回っているのを見つけてその行方を追う。南海が辿り着いた場所はさっきまでスパイダーがハッキングしていた場所だった。そこに襲い掛かってきたのは女医の理沙(満島ひかり)だった。お前がスパイダーだったのかと確信する南海だったが、理沙は「貴方がそうだと思って…」などと言い違うと言い張って涙を流す。そこに藤丸が到着。
理沙は即座に「助けて」と懇願。あおい(藤井美菜)を見殺しにされた一件で、南海への不信感が強い藤丸は、理沙だってそうなのに「何で自由に動けるんだ?」とか疑いまくりで、南海へ銃を向ける。緊迫した状況の中、魔弾の射手の1人で会社員を装っていたモスキートが到着し、南海に発砲。倒れる南海。
ビックリしていると無表情の理沙が藤丸に銃を向けていた。やはり理沙がスパイダーだったのだ。しかし理沙が撃ち殺したのはモスキートだった。「この女を殺せなんて命令してないだろ!」と叫びキレる理沙。実質的なリーダー格として暗躍してたモスキートまさかの瞬殺退場。最後は画面に映ってすらいなかった。響の目的の3人である1人はこうして響が知らない間に始末された。
南海を藤丸に撃ち殺して欲しかったのに…と言い「英雄の子が悪魔になるところを見たかった」という理沙。当の藤丸は散々知り合いだ知り合いだと言われてきたスパイダーが、今シーズンから登場して、劇中でも1度会ったきりのJの担当医さん(恐らく名前すら記憶してないので「なんであんたが!」とか言ってた)がいきなり私が犯人ですとか言い出してパニック状態。
英雄の子=藤丸=藤丸の父は前作で潜入捜査を続けて国を守った、ということで可能性が疑われるのは前作で国を裏切って死んじゃった敷村教授(藤丸の父の友人だった)の娘が理沙でしたという線だが…。そういえば前回では「敷村教授」を思い出してもらおうと、彼の回想シーンも出てきたなぁ…。最終回でちゃんと説明されるんだろうか。
一方でJ(成宮寛貴)は前回まで死にかけていたはずがピンピンしていた。スパイダーと別れ際に「僕の描いた方程式に間違いはなかったでしょ?」「ここからは別々だ」などと最初から理沙と協力して演技していたようなそぶりを見せる。もし全部嘘で理沙と2人で周囲を騙し続けていたとしたらこいつらに付き添う続けていた霧島さん不憫…。何故か魔弾の射手の1人であるホタルを先導させて、向かった先には鼻歌オセラー真子(徳永えり)がいた!
3月13日(土)
ここ最近の2010冬ドラ Vol.6
コード・ブルー 2nd season 9話
冒頭いきなり緋山(戸田恵梨香)の件は「提訴取り下げになった」と明かされる。何でも「実質相手は同意してたようなもん」「これなら裁判になってもあっちに勝ち目は無い」、「この件は無事に片付いたな」みたいな。先週、母親がまさかの逃走かましたっきりだったんだけど?終わり?さらに先週倒れているところを誰にも発見されずに終わった田所部長(児玉清)はいつの間にか入院して検査も終わっていた。今のところ意識もあって元気ではあるが、病状はあまり良くなく手術は大変らしい。
そんな中で片付いた気など全くしない中、提訴取り下げで謹慎の理由も無くなった緋山は仕事復帰。早速、橘(椎名桔平)と共にスキー場で怪我をしたという男性の元へヘリで出向く。
出てきたスキー場は川場スキー場。上空に全景が出た瞬間に分かったが、過去に3回くらい行ったことのあるスキー場だ。何でもアルペン選手が100キロで木に激突したとかだが、100キロも出るようなコースがこのスキー場にあったかどうか…。それ以前にカワバシティー内でのあんな一瞬の撮影のためだけにわざわざ群馬の山奥にまで行ったのか…。
患者恐怖症が抜けない緋山は自分の手を切ってしまうなど調子が戻らない。この怪我をしたスキー選手のその後のアフターケアも全部白石(新垣結衣)に任せてしまった。スキー選手は再起不能が判明し、それでも娘に滑っているところを見せたいから何とかしてくれというスキー選手を白石が最終的に説得。
一方で藍沢(山下智久)はバイク事故で入院してきた女性の脳腫瘍を発見。手術の結果、後遺症で半身麻痺になってしまう。息子と暮らそうとしていた女性はそれをあきらめるために息子に嘘をついて帰らす。
親子の話で白石も藍沢もだいぶ吹っ切れてきた感じだが、冴島(比嘉愛未)と藤川(浅利陽介)は相変わらず微妙な感じだし、藍沢のフォローで少しは癒された感のある緋山も復活にはまだ遠い。
ラスト2回は前作同様に大事故が舞台となるようだ。
特上カバチ!! 8話
田村(櫻井翔)が好調に仕事をこなしている中、住吉(堀北真希)が休暇に行っている間に住吉の友人の市川由衣が相談にやってくる。会社の同僚で昔付き合っていた金子賢がいやらしい話を同僚に振りまくという。田村は会社側の担当者が先輩だったのでうまいこと丸め込まれて書類にサインしてしまうが、金子賢の嫌がらせはエスカレート。戻ってきた住吉は激怒する。必死に対抗策を練る田村は、会社ではなく金子賢個人を訴えるという作戦に出る。こうなると会社側としては金子賢をクビにした方が話が早くなり、先輩も会社に雇われているので金子賢をかばう理由がない。こうして何とか解決に導いたが、市川の心の傷は深く、田村は大野(中村雅俊)に法律家失格だと言われてしまう。
生電話は…もう定型パターン。
ブラッディ・マンデイ 7話
ホーネット(神木隆之介)は藤丸(三浦春馬)の挑発に乗ってあっさり自白。さらに裏にもっと凄いハッカーであるスパイダーなる人物がいることを発表する。これにて利用されていただけのホーネットは用済み速攻退場。よく見たら神木くんのクレジットは友情出演だった。ホタルに撃たれた音弥(佐藤健)。響(黒川智花)が応戦するが互角のアクションが続き、そこに加納(松重豊)が駆けつけてホタルは逃亡。響、ついてきた加納さんはまいたんじゃなかったのかよ…。何はともかく教授もろとも保護してTHIRD-iへ。教授は日本人ではなく「かの国」の人らしく、その国の同胞たちがテロに加担しているので止めに来たという。その目的は友人の総理(竜雷太)と共同記者会見で「我々の祖国は戦争する気はない」と発表して魔弾の射手がテロと同時に画策している戦争を止めることだった。
だが、魔弾の射手はテロの準備を進行。TVジャックを行い銃をばらまいた少年少女たちに「立ち上がれ」とメッセージを送る。遥(川島海荷)の説得で一応自首を決意したクラスメイト男子は洗脳されたようにメッセージを見て立ち尽くす。テロがいよいよ始まってしまい、何か教授もしかして役に立たないんじゃないの?ムードが漂う。
さらに心停止したJ(成宮寛貴)は理沙(満島ひかり)らの懸命の治療で一命を取り留めるが意識が無く、既に死が近いという。なので設備の整った病院へ移送する事にするが、THIRD-iの厳重な警護も虚しく救急車の運転手が既にテロリストにすりかわっていて、救急車ごと拉致されてしまう。悔しがる霧島(吉沢悠)
こっそり逃げようとした理沙の上司(堀部圭祐)はあっさり瞬殺されてしまう。散々時計見たり怪しげな行動取ったりしていたくせにそんなあっさり…。
救急車に同乗していた南海(芹名星)は応戦しようとするが理沙を盾に取られて銃を下ろす…。
響は「マヤの敵を取る」と言って音弥と藤丸に協力させTHIRD-iからの逃走を画策する。警備が厳重で無理だと言う2人を銃で脅してムリヤリ説得させる響。最初の頃の藤丸大好きキャラはどこへ行ってしまったんだ…。
音弥の合図で部屋を脱出する藤丸と響。そのままテクテク歩いて正面から普通に外出…って警備厳重どころかザルじゃねぇか!音弥も「よし!今なら誰もいない!大丈夫だ!」とかさも協力してる風だけど、最初から人の出入りがほとんどなさそうな場所で何言ってるんだか。そんな確認誰でも出来るし。
スパイダーは藤丸の知り合いらしくその正体とは?という感じで南海・理沙・Jは行方不明。霧島の行動も途中から不明、と何人かの主要味方人物の行動が不明になった状態で次回へ続く。
なお鼻歌オセラー・K(徳永えり)は今回はオセロをジャラジャラ落として遊んでいた!
3月10日(水)
CD屋滅ぶんじゃない?
回収前にJAYWALK『空と雲のように』を俺が回収してやるプロジェクトで久々にCD屋に足を運ぶ。ここ2,3年は行っても俺が買うような落ち目のアーティストは入荷が無い、もしくはフラゲが難しくてなかなか出てこないことが多いし、DVD付の購入はネットの方が安いこともあってamazonで済ませておりCD屋に買いに行くのは半年ぶりとかとにかく久々だった。
かつて市内最大級と言われていたCD屋に行ってみる。
凄い勢いで事業仕分けされてるぅぅぅぅぅ!!!
デス・リスナーどころの騒ぎじゃねーぞ、これぇぇぇぇぇ!!!!!というわけで以前はフロア全部使っていたのに、格下げされてフロアの片隅の文房具屋のさらに片隅にギリ生き残り状態という始末。当然置いてあるわけも無く、寒空の中、別の店に行く。ここも規模は大きい方ではないが何とか生き残り1枚をゲット。発売中止が決定したアルバムとのW購入特典封入が虚しい…。
こんな状態ではインディーズ落ちした星村麻衣など当然影も形も無く、しょうがないのでネットで注文するしかない。
最近あちこちに大型のショッピングモールが出来てその中のHMVとかタワレコとかのほうが今は規模が大きいみたいだが微妙に遠くてめんどいし、近所のTSUTAYAはさっさと購入コーナーをBOOK OFFに明け渡してレンタル専門(それも入荷が微妙)になる始末だし、街のCD屋なんて生き残れずに全部淘汰されたし、マジで新品でCD屋に買いに行くのは確率が悪すぎる。確実なのはアルバムでトップ3レベルの本当に売れてる連中くらい。
そんなわけでますますネット購入が増えそうな今日この頃。
それにしてもJAYWALKの『もう一度…』『すべては、ここから』、もうCD-Rにコピーしてあるし、場所厳しいからいいやとばかりについ先月売り払ってしまったのは惜しかったなぁ。買い取り価格、10円程度だったんじゃないかと思うけど、出荷停止になるならうまくすりゃ100倍くらいになってたかもしれないじゃないか…。おのれ。
なお続報では大麻とコカインも発見されるというゴールデンラッシュ状態。あとは「いつから」なのかが問題だ。
あと回収対象に『R35』も含まれるのは酷くないか?JAYWALKの曲が収録されているだけで回収ならコンピ盤10作くらい回収対象になっちゃうと思うんだけど…。
まあこの程度、09年の厄に比べたら厄でもなんでもないけどな!
3月9日(火)
JAYWALK中村耕一逮捕…
今年結成30周年を迎える(デビューだと29周年30年目)大ベテランバンドJAYWALKのボーカル中村耕一がクスリで逮捕された。彼は数年前にナイフ持ってたとかで書類送検されたことがあったがこの時はバンド活動にはあまり影響が無かった。
とりあえずJAYWALKはJ-WALKだった91年の『何も言えなくて…夏』のミリオンに迫る大ヒットが有名だが、若い世代は既に何だっけそれ?状態。一般的にもこの曲しかヒットしてない典型的な1発屋なのでこの曲しか知られていないと思われる。
そんなマイナーなバンドだが何故か俺は06年頃にふいに「ミリオンヒットになったような曲はだいたい何らかの形で揃えたが『何も言えなくて…夏』のJAYWALKっていうバンドはあんまり知らねぇなぁ…」と思い立ちベスト盤等に手を出してこのバンドを知った。けっこういい感じで機会があれば買ったりもしていた。
そんな彼らだが本当に売れてなくて『何も言えなくて…夏』の時点で既に10年のベテランバンド。ようやくの大ヒットだったのだが、その後、多少のヒットは飛ばし紅白出場や武道館ライブも経験しているのだが90年代後半頃頃からはトップ100すら遠い状態になりそれが10年近く続いていた。固定ファンがよほど強固なのかライブが強いのか00年代後半になるとインディーズ落ちになりながらも活動を継続していたのは驚異的である。
30周年というのも凄い。30年以上第一線を走っているバンドはせいぜいTHE ALFEE(別格)くらいなもんでサザンオールスターズもCHAGE and ASKAも幾度と無く活動停止を繰り返し、何とか30周年に到達するもそれと同時に無期限の活動休止を発表してしまった。
そんな彼らに転機が訪れたのは『R35』ブーム。うまいことこの流れに乗って『R35』をリリースしたワーナーと契約しメジャー復帰。07年以降リリースした全てのシングルがトップ100入りするという彼らにとっては快挙を達成していた。その勢いで昨年のオリジナルアルバムも28位といつ以来この順位?という大復活を遂げた。まあ一般的にはそれでも全然知らないってレベルだとは思うけど。
今年も結成30周年ということで2月から3ヶ月連続リリースを発表。2月3月にシングルを出し、4月にアルバムリリースが決定していた。しかしこの逮捕で3月のシングル、アルバムの発売中止が決定。解散は否定されたが、復帰は当然未定。ワーナーは会見で契約を切る意向を示している。せっかく掴んだチャンスが…。残念無念。
ちなみに個人的に好きな曲は『何も言えなくて…夏』『心の鐘をたたいてくれ』『風に向かって、歩きたい』『その胸のヒーロー』『RELAX』『君にいて欲しい』辺り。
なお『何も言えなくて…夏』の作曲こそ中村耕一だが彼はあまりメインライターではなくて作詞もしていない。メインで作詞を手がけるのはギターでリーダーの知久光康で、事務所の社長は彼の兄だという。最近の作品にクレジットされていて珍しい名前なので親族かと思っていたが情報が無く、関係が不明だったのだが今回のニュースで改めて明言されたので判明した。
それにしても…俺が応援すると何故こうなる?
猿岩石…ほぼ最初期にファンになって買い続けたが売れなくなって歌手活動終了。やがて解散。有吉が毒舌芸人として帰ってきた。
槇原敬之…聞き始めた直後にクスリで逮捕。
FIELD OF VIEW…ファンになった途端にリリースが鈍ったり、バンドサウンドじゃなくなったりして、やがて解散。
WANDS…聞き始めると同時に解体。
Whiteberry…「夏祭り」のヒット以降ファンになったんだけどすぐに干された挙句に解散。
LINDBERG…ファンになった頃には既に100位圏外ですぐに解散。でも09年限定で復活。
ZONE…唯一デビューから解散まで買い続けたアーティスト。ファンクラブ入った1年後に解散。俺が入ってからファンクラブイベントは開催されなかった。その後、元メンバーも絶賛干され中。
Hysteric Blue…売れなくなってから買い続けていたらメンバーが婦女暴行で懲役刑になり、解散というか完全消滅。
Something ELse…「ラストチャンス」以降応援していて一時期買わなくなったがまた買い始めたらインディーズ行きになって不仲で解散。
OASIS…買い始めてアルバム1枚で去年いきなりノエルが脱退して空中分解中。
ZARD…本格的に買い始めてアルバム2枚で転落死。
岸本早未…ファンになった直後にリリースが鈍り始めフェードアウト。
竹井詩織里…ファンになっても特に変わらなかったけどフェードアウト。
宇浦冴香…買った途端に凍結。
PINC INC…いいんじゃないの?と思っていたら1年で解散。
little by little…アルバム買ったらそれっきりアルバム出ずに5年でシングル2枚出ただけの干されっぷり。
Buono!…他のハロプロよりいいじゃねーか!と聞き始めた途端につんく地獄に落とされてクオリティ低下。
星村麻衣…ベスト買ったら事務所とレコード会社から同時に切られた。今月インディーズで復活。
SOPHIA…ファンになる前からだけどファンになってからも売上減少の一途。
RAG FAIR…同上。
GOING UNDER GROUND…ファンになったらリリース鈍った挙句に、ファンになった直後は武道館ライブとかやれてたのに一気に売上が減少。ついにはメンバー脱退。移籍。
ちょっと例外
DEEN…最も熱心に応援。人気下がったり、声が出なくなったりしながらも武道館ライブやったりと精力的に活動している。
なんだろうなぁ…。俺のせいじゃないよ?でもなんかなぁ…。そういうものに惹きつけられるのか、そういうものを呼び寄せるのか…。
珍しい完全逆パターン
コブクロ…アルバム買い始めると同時に再ブレイク、連続で最高売上を更新して大ブレイク。
いきものがかり…初めて買ったアルバムが目下最高売上更新中。
Mr.Children…買い始めた(終わりなき旅)直後から1,2年は人気が急降下したが、その後復調。現在はトップクラス。
これ以外出てこねぇ…。
3月5日(金)
ここ最近の2010冬ドラ Vol.5
コード・ブルー 2nd season 8話
緋山(戸田恵梨香)は直接意見を言う場を得る。ただ謝ろうとする緋山だったが橘(椎名桔平)が言いたいことがあるなら言えとフォローし、田所部長(児玉清)の後押しもあって、真実を話す。子供を救えなかったからこそ、最後に抱きしめてあげたいという願いは叶えたかった。あえてサインはさせなかったと熱い思いをぶつける。ここで叔父に押されっぱなしだった母親がついに意思表示するのかと思いきや「気分が…」とかいってまさかの逃走。え…えぇ〜…
困る弁護士&アグレッシブ叔父。その後一切フォローなし。とりあえずこの件は何とかなりそうだが、緋山はすっかり患者恐怖症に陥ってしまう。
一方で死んだ娘の母が何度も娘を訪ねてやってくる。冴島(比嘉愛未)は突然大切な人がいなくなったという自分の境遇を考えて強く言えない。藤川(浅利陽介)は明るく前向きに生きようと提案するが効果が無い。最終的に冴島は「分かります。何度でも来てください」と母親に話す。それを見た藤川も「忘れなくていいよ。」などと意見を変えるのだった。藤川はいいんだけど、冴島の場合は恋人の死は前から分かってて覚悟していたことであってちょっとどころか大きく境遇が違うような…。しかもまずこのお母さん、いきなり精神科送りにまでしなくともカウンセリング必要だろ…。
藍沢(山下智久)は吹っ切れたようで、ばあちゃんも退院していった。白石(新垣結衣)は実家に帰る予定だったが、医師として今は帰れないと父に電話。残念そうだが認める父。しかしそこは帰ってやろうよ…。
緋山が業務停止で戦力不足の中で食中毒の高校生が大量に運び込まれててんやわんやになり、田所部長も出動。しかしこれで無理がたたってフラフラになってしまい、最後は倒れてしまうところで次回へ続く。
特上カバチ!! 7話
前回はかなり深い話だったが今回は敵が悪徳不動産だけにアクト不動産、首謀者が過去に住吉(堀北真希)がこらしめたというセコイだけに瀬古井(田中哲司)という名前からしてそのまんまの典型パターンのお話に。一応弁護士じゃないと対応できない!と行政書士としての限界を見せつつも、田村(櫻井翔)の機転で行政書士として解決というあたりには中盤過ぎらしい展開。
生電話は先週の後に再びバンクーバーに行っていた櫻井がギリギリ帰国。電話していたが例によってつながった視聴者が話しているうちにほとんど話を聞かずに「また来週」。もはや生電話で視聴者と会話するのが目的ではなく、電話さえつながればそれで用済みという勢い。
ブラッディ・マンデイ 6話
澤北(阿南敦子)は息子を人質にされて、魔弾の射手に協力していた。無理やり協力させていたわりにはブルータスというコードネームまでバッチリ与えている魔弾の射手がよく分からない…。息子は無邪気に遊んでいたがそこには銃が仕掛けてあり、ネット中継されていた。アクセス数が100万を越えると発射されるらしい。何はともかく藤丸(三浦春馬)はこれを操るホーネットと対決を決意。ハッキングを開始するが、あえなく敗退。しかし、前回に続いて今回もやり方を変えて見事にホーネットを騙して人質救出に成功。菓子ををボリボリ食べながら楽しんでいたホーネットだったが気付いた時には捜査員がなだれ込んできていて焦りまくり。だが捜査員到着時には姿を消しており、代わりに少年(神木隆之介)がうさんくさく縛られて閉じ込められていた。事情聴取に連れて来られたが明らかに怪しさ120%の少年。対面した藤丸は「ホーネットは大した相手ではなかった」などと挑発。すると笑い出す少年。少年=ホーネットとほぼ判明。しかし神木くん、顔変わりすぎで少年時代の面影が無くなってしまった。
音弥(佐藤健)は教授のアジトに残ってて、総理(竜雷太)と教授が知人だった事を突き止めていたがそこに響(黒川智花)からの呼び出しがあり、教授の下へ向かう。加納(松重豊)を念のために連れて行こうとした音弥だが響に気付かれて銃を突きつけられたまま連行される。ついに教授と対面して、教授は魔弾の射手というのは同志だが暴走しているのでそれを止めたい=味方と判明。しかし魔弾の射手の1人で、町中に銃をばらまいていた担当のホタルが音弥の携帯を探知しており、あっさり居場所が割れて銃撃されてしまう。急所は外れたが撃たれて沈む音弥。応戦する響。
遥(川島海荷)は、クラスメイト男子改め拳銃少年と強制的に行動を共にしていたが、拳銃少年は人を撃ってしまったと投げやりな割には、遥を襲うとか、さらに暴走するとか、ヒートアップはせず。どうもダークサイドに堕ちきっておらず、最後のほうでは遥のビンタが炸裂し、遥が主導権を握り始めた。
J(成宮寛貴)は医者としての理沙(満島ひかり)の行動もあってついに素直になり、K・真子(徳永えり)に会わせるとも約束されて知っている事を話すと宣言するが、直後にぶっ倒れてあっさり心停止になってしまう。このまま死ぬとマジで何がしたかったのか意味不明のまま散ってしまうが既に十分何がしたかったの?状態。一方の真子はついにオセロを止めて鼻歌歌いながらオセロ台の周りを回っていた。とりあえず再会はあるんだよね…?
3月3日(水)
うちは男兄弟なのでひな祭りは無縁だ
・坂井泉水が亡くなってからもリリースやライブが毎年あった。ライブの方は映像と音声の坂井さんにバックバンドが生演奏するというスタイルだったらしいが、3回忌だった昨年をメドに2011年がデビュー20周年だし、そのタイミングでまたやるだろうけど今年は何もないだろうと思っていた。しかしフィルムコンサートを今年は開催するらしい。あくまで20周年へ向けて忘れないためのつなぎみたいな印象だが、20周年の来年はやはり派手に何かやるのかな。
・FLAMEがいきなり解散。
w-inds.に続くダンスアイドルユニットとして出てきたこのグループ。さらに続けてLeadなんてのも出てきて人気は普通に出てきた順にw-inds.>FLAME>Leadだった。しかしFLAMEの方が先にフレームアウト(うまいこといった)してしまい、最近ではLeadの方が人気がある(とはいえLeadもリリースが鈍っていて人気もガタガタである)。
FLAMEは04年頃まではリリースも順調だったが1人脱退し、1人加入したあたりでリリースが激減。05年、06年と年1シングルリリースの末にリリースが停止。かろうじて08年にFCイベント限定シングルが出たのみで凍結していた。最後のアルバムなんて04年…。
そんな状況での解散なのでメンバーコメントには「不甲斐ない結果になってしまい」なんて悔しげな一文まで出てきている。
事務所のヴィジョンファクトリーはFolder5の末路もそうだったがそこそこ人気があるのに(ベスト20入りする力はあるのに)突然自ら人気下げるようにリリースを鈍らせた挙句に停止してフェードアウトさせてしまうのは何故なのだろうか。人気が下がったなら分かるが変化がないうちに見切るってことはそれじゃ満足いかなかったってことなのか?
3月1日(月)
4半世紀
・もうそんなになるのか…。俺は一体何を…。
誕生日は不思議と運がいいことが多い。晴れが多かったり、逆に子供心には嬉しくも雪が積もったり、10歳や20歳のキリのいいときは「めざましテレビ」の占いでうお座が必ず1位だったりしたのを覚えている。
人生史上類を見ない厄の連発に見舞われたTwenty Fourがついに終了するのだ。きっと今日はいい日に違いない。
今「きょう」って打ったらいきなり変換で「凶」って出たんだけどこれはなん…目覚め。何だかイマイチだ。外を見てみる。曇っている。あれ?
占い。何故かうお座が出てこない。これは…まさか
期待通りの…!?最下位!!
バ、バカな…。ま、まあこれだけが全てじゃないさ。気を取り直してYahooの0学占いというのをやってみる。
今日はダメっすね(超訳)
____
/ ノ ヽ\ どび〜〜〜〜〜ん
/ (○)}liil{(○)
/ (__人__) ヽ
| |!!il|l| |
\ lェェェl /
/ ヽ
しヽ ト、ノ
| __ |
!___ノ´ ヽ__丿
大丈夫なのか、後厄の4半世紀よ…。
頑張れ、俺。
・オリンピック終わった。日曜日は津波が来るとか来ないとかで1日中、TVの右側に日本地図が表示されてて中継が飛んだり、テロップが見えなかったりで困った。災害なので仕方ないけど。
・あと28日、寝る前にTBSだったかな?見てたら「さて日本人出場種目はもう全部終わりました。メダル5個でしたね」とかキレイにまとめていた。だがその後にまだ成瀬選手が出場する「距離男子50Kmクラシカル」が残っていた。ちょっとこれは酷いと思った。
・個人的に珍プレイ大賞は女子滑降でスタート直後に転んで終わったフランスだかの人。転倒者が相次いだとはいえ、まだ本格的に滑降し始める前の漕ぎ出した段階でバランス崩してコケて4年間が終わるのは出れなかったのより虚しい…。
・ショートトラックとかは興味なかったんだけど、見てみたら失格や巻き添え転倒、ラッキー生き残りなど何が起きるか分からなくて面白いと思った。
・ソリ系の種目は1人だったり、2人だったり、4人だったり、仰向けだったり、うつ伏せだったりどれがどれだかよく分からないけど、1番怖いのはうつぶせだと思う。
・スキークロスはちょっとやってみたいと思った。
元気なら…。・ソリ系は日本は資金難で中古車で高級車に挑んでいるようなもんらしいけど、確かに冬の競技は金がかかるものばかりだ。
夏だと
走る系・・・どこでもできる
サッカー・・・ボールがあれば練習できる
投げる系・・・ちょっと用意が大変
泳ぐ系・・・水着とプールがあればいい
しかし冬はそうはいかない。
スケート系・・・スピード、ショート、フィギュアと種類があって同時に練習できないのにリンクが少ない。スケート靴もリンク代もけっこうかかるので続けるだけで負担が大きい。
カーリング・・・そもそもなかなかやってない。
スキースノボ系・・・板とリフト代だけでもけっこうかかる。ハーフパイプは大会規模の大きさまではいかなくてもわりとどこのスキー場でもあるが、モーグルのジャンプ台とかはそうそうない。回転くらいならいいけど、滑降系はなかなか練習もできない。ていうかスキー場で100キロも出してたら普通に危険行為で退場である。貸し切る必要が出てくる。
スキージャンプ・・・そもそも素人が下手に手を出したら自殺するのと一緒。小さいジャンプ台から慣らしてきた選ばれし者だけがあの場所に立てる。その上ジャンプ台も少ないし、整備は大変だし(長野のジャンプ台は既に古くなってW杯の転戦地からも外されている)、練習するのも一苦労。
ソリ系・・・滑り台がそもそもあんまりないけど、ソリ代がバカにならないらしい。
ホッケー・・・6年くらい前にキムタクがメイビーしていたドラマで多少は注目されたりもしたが、日本の企業チームは資金難で壊滅状態になっているらしい。オリンピックにも80年を最後に地元枠で出た長野以外出場すらできていない。
勝てない→金かけても無駄→ますます勝てない→最後には事業仕分け→続けたくても続けられない。まさに負のスパイラル。長野以降ベテランの活躍が多かったが、バンクーバーでは若手の活躍も目立っていたので、なんとか強化に力を入れていってほしいものだ。