いつもいつだって世紀始な日記 '10 春風2
10年5月
5月28日(金)
アイドル色々
・AKB48は前田敦子と高橋みなみしか分からなかったけど、新たに大島優子、篠田麻里子、板野知美の顔と名前は一致した。それ以外は一致しない。よりによって新曲が全員ポニーテールなので誰が誰だか…。でも曲は売れ線だし、今このポップ路線はハロプロでもやってないので売れるのも納得か。
いつの間にやら凄い勢いでアイドルが続々出てきた。視聴レベルだけどちょこちょこと聞いてみたので適当に感想など。
ももいろクローバー
凄い勢いでAKB48のおこぼれ狙いなのがいさぎよすぎる。しかもAKB48が巨大になりすぎてついていけなくなった初期ファン狙いっぽい感じ。曲もコアファン狙いのバッリバリのアイドル路線。一般ウケすることはあまり無さそうだが、そもそも戦略が一般層を全く狙ってない。逆にこれくらいのほうがファンもつく気がする。東京女子流
アイドルがたくさん出てきている中で1番失敗気味なのがこのグループ。何故イマイチ売れないのか。1.年齢隠したもののあまりに若すぎて表立って応援しにくい。
2.案外曲が普通のポップソングすぎて面白みに欠ける。
3.他のグループと違って下積み時代が無い。AKBもももクロもスマイレージもインディーズを経てある程度の下地を作ってからメジャーデビューしてるのにエイベックスというブランド力だけで初期の宣伝をした。
4.そのエイベックスのごり押し戦略は既にリスナーに見透かされていてそうそう当たらない。スマイレージ
満を持してハロプロが送り込む新人。つんくプロデュースなので曲はいつも通り…うん…まあ…ね…って感じだが、リーダーの人のブログが何も考えて無さそうなハイテンションで完全にワールドが構築されており、ある意味壮絶なのが見所。4 minute
韓国の5人組ダンスグループ。何故5人なのに「4」なのかとか、何で複数形じゃないのに「ミニッツ」って読み方なのかとか、検索しても出てこねーじゃんかとか色々ツッコミどころが多い。こないだ「めざましテレビ」でも特集してて宣伝マンの人に密着していたが初登場21位というのは失敗らしい。それじゃ東京女子流の立場はどーすこのままでは続く韓国女子グループのデビューも危ういみたいな感じで特集は終わったが、本気でトップ10狙えると思ってたなら戦略を変えたほうがいい。曲は完全にかっこいいダンス路線なのでまんま東方神起の女性版といった雰囲気。今の日本では普通にブリブリのアイドルが売れていて、かっこいい路線に走っているモー娘。も忘れられかけてるので、狙うなら同性狙いしかない。番組でも韓国男性アイドルにはまった女性ファンがそのままの流れでいつしか女性グループも応援するようになるといった事を紹介していた。にも関わらずやっているのは他と変わらぬアイドル商法。しかも前述のように検索対策すらまともにやってない始末。他と被らないのでうまく当たればおいしいのに、こんなんでは当たる気がしない。
番外編
AKBN 0
突如出現した赤羽発信アイドル。赤羽とは埼玉の人間が電車で東京都心に向かう時にはほぼ必ずこの街を最初に通過するという街だ。まだメンバーなし!募集要項にはモーニング娘。を脱退、卒業、解雇された方、AKB48を脱退、卒業、解雇された方、アイドリング!!!を脱退、卒業、解雇された方、ハロープロジェクトを脱退、卒業、解雇された方とか書いてあるし…。どんな展開を迎えるのか、エイプリルフールネタみたいに終わるのか注目である。
これならさいたま発とかもアリなんじゃね?と思っていたらこんなニュースが。
___
/ \
/ 一' `ー\
/ ( ○) (○)\
i (__人__) i
ヽ、 |r┬-| /
/ `ー'´ く
i 丶 ヽ ヽ ガシャ
r ヽ、__) (_丿 , -っ ゚
ヽ、___ ヽ ヽ r. ― ┐ ー ュ '
と_____ノ_ノ | 茶. | 。, つ o
` ー‐┘‐- ´。記事によれば埼玉から板橋に引越した少年が中学生の間で「埼玉最強の男が板橋に来た」と噂になったそうで「けんかが強く、ナイフを見せたり、暴行したりして賭けマージャンを強要していた」そうだ。
これ絶対面白がってニュースにしたでしょ?埼玉最強という微妙さ加減を笑いたいだけでしょ?つーかなんで関東以外の新聞にまで取り上げられてんだよ?九州の人にまでお知らせする規模の話じゃないだろ?おかげさまでヤフーで「さいたまさ」まで打つと自動で「埼玉最強の中学生」「埼玉最強」「埼玉最強の男」って出るよ!ていうか今は板橋在住で逮捕されたのも被害者も全部板橋なのに何この扱い…「板橋最強」にはなれなかったのかよ!
5月21日(金)
コナンはいつまで続くんだろう…
・別に水分取りすぎてないのにお腹が決壊状態。助けてくれ。
・68巻が出てたので購入。読み始めたのが4巻が最新刊だった94年、小学4年生。何度か組織編が盛り上がって終局へ向かうかと思いきや、そのまま日常編が延々続くというループが最近のパターン。
赤井さんの生死不明事件からまたしばらく日常編のループに入っている。42巻までのベルモット話で盛り上がってる時はもっと頻繁に伏線が登場していたのに、今回の赤井さんの件に関してはほとんど伏線も出てこなくて何も進展する気配が無い。いい加減進展してほしい。そう言いながらも買い続けて68巻…。
でも設定上の大きな破綻も無く、ここまで続いているのはけっこう凄いのかなと思ったりもする。最近『BLEA●H』とか『BLE●CH』とか『●LEACH』とか酷いからなぁ…。キャラの棒立ち、放置、破綻の猛ラッシュである意味壮絶。
・ついったー、およそ2週間で100ツイート突破なう。
1つ疑問なんだけどたくさんフォローしてる人って、それが全部表示されちゃうから見るの大変じゃない?なう。俺まだ20人もフォローしてないけど既にけっこう大変なんだけどなう。主にSCANDALの皆さんが多くて…なう。しかも重いなう。いやこれは04年製のPCを使い続けてるからか…なう。
なう…なう…。
5月20日(木)
ここ最近の2010春ドラ Vol.3
チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋 5,6,7話
相変わらず患者の謎の症状を解き明かしていく医療推理モノを続けながらも速水(西島秀俊)とメディカル・アソートの佐々木(堀部圭亮)との癒着問題が徐々に明らかになっていく。5話では歌手役で05年にGIZAからデビューして05年のうちにCDリリースが停止してしまい、08年にベスト盤を出して風のように歌手活動を終了してしまった岩田さゆりが登場。冒頭レコーディングシーンで久々に歌唱シーンを見せるも(なんか当時より歌声がしっかりしてたような…)すぐに倒れてしまい、苦しんでいるシーンばかりだった。
田口(伊藤淳司)と白鳥(仲村トオル)は毎回ムリヤリ絡んでいるものの、あまりコンビで動く展開でもなく、白鳥がほぼ単独捜査で疑惑を暴いていく。政治家との繋がりとメディカル・アソートが巨大病院を建設し、そこに速水が赴任しようとしているところまで判明。速水にしてみれば最高の医療を提示できる環境らしいのだが、政治家や佐々木にはもっと悪の匂いが…。騙されてないのか速水?
というのも速水のツメが異常に甘い。看護師長の白石美帆に何らかの見られてはまずいデータの完全削除を頼んでいるようで、「ちゃんと処分しているな?」と念を押すほど慎重な面を見せているうちは良かったのだが…。
毎回のように速水の部屋に報告に来たチームジェネラルの面々は、速水不在なので持ってきた書類だけ置いて帰ろうとするが、机の上に目立つように無造作に置いてある怪しい書類に気づき速水に疑いを向ける…というシーンが連発。何でそんな見えるところにわざわざ置いておくのか。
しかも佐々木と会っているところをあちこちで目撃されているのもどうかと思うが、誰が通ってもおかしくないようなそこらへんで毎回金を受け取っているようで、そんなところも何人かに見られていた。どんだけガード甘いんだよ…。ついには反発が相次ぎ、田口にも崩壊寸前と評される始末。
トドメに、和泉(加藤あい)が勢いで書いて破いて捨てたはずの怪文書が、何故か一文抹消された別バージョンとして事務局長の下に届いていて、ついに疑惑が公になってしまう。田口はバチスタの時のような臨時委員会を開いて疑惑を解明すべきだと提案するところで続く。
絶対零度〜未解決事件特命捜査〜 4,5,6話
4話は中学時代の同級生の話。99年中学3年生って同い年じゃないか。天文部の男子3名、女子1名は非常に仲が良かったが、今ではすっかり他人同士になっていた。そんな中、行方不明になっていた天文部顧問の先生の白骨死体が送られてきた。天文部のアイドルだった女子生徒が、先生に襲われたというのでキレた男子3名は先生に掴みかかり、そのうちの1人が先生を撲殺。3人はアイドル女子を守るために秘密を貫き通してきたが1人が耐え切れず、死体を送ってきたことが判明。結果的に3人で罪を償おうということになる。
しかし肝心の女子生徒は違っていた。既に3人の事など眼中に無く、先生に襲われたというのも嘘だった。真相は女子生徒が万引きをしており、先生は熱く注意していただけ。女子生徒が服を脱いでせまろうとしたので、「何をしてるんだ!」とビンタしたら襲われたとか言い出したという酷い展開だった。最後まで女子生徒は「関係ないから」と暗黒に去っていくという後味悪すぎる結末に…。悪女にもほどがある。
5,6話は何故か初の続きモノ。撮影地の一部が凄い勢いで祖母の家の近所でビックリした。何であんなところまで行って撮影したんだろうか…。
福田麻由子が犯人なのかと思わせておいて、犯人を見つけるために動いてましたというオチのために何故2話もかけたのか不明だが、福田麻由子がどんどん田中麗奈に似てきて今後が楽しみなのでそれもよし。これまで子役として田中麗奈、深田恭子、綾瀬はるか、広末涼子ら多数の有名女優の幼少期役をやってきた福田麻由子だが、今回は彼女の幼少期役の子供が出てきたので何か時の流れを感じた。
それにしても今回、事件を持ってきた桜木(上戸彩)の上司が妙に固執するのでさぞ深い理由があるのかと思っていたが、理由は「退職が決まってふと最後に昔だったら気にもかけてない事件を解決したかった」と超サイヤ的に個人的だった。前回も「俺の華麗な経歴に傷があってはならない」が理由だったが、何で超サイヤ的に個人的な理由だけで固執する連中ばっかなの…?その辺のエピソードもうちょっとあってもいいじゃないか。
月の恋人 1,2話
リン・チーリンが35歳に見えない(設定では28歳)。篠原涼子も36歳に見えない。このお姉さんたちにすっかり押されて北川景子がピエロにしか見えないんだけどよくこんな役引き受けたなぁ…。脇に回ってる満島ひかりの方がお得だ。松田翔太が何か企んでそうだったり、キムタクがどうしたいのかよく分からず話がどう転ぶかはさっぱり見えない。ただこれで「ビューティフルライフ」以来10年ぶりの本格ラブストーリーというなら、マジで「プライド」の立場が無さ過ぎると思う。「プライド」の方がまだラブストーリー指数高かったような…。
「素直になれなくて」「新参者」はHDに溜まっていきます…。
5月16日(日)
続・昨日のライブ
・セットリスト判明。こういうときだけmixiを利用する。曲目は記憶通りで合っていた。以下本編の順番である。太字FIELD OF VIEW曲。
1.ヒカリ
2.夢見続けて今も
3.風花MC(当時の歌い方で歌うという話など)
4.セピア
5.Love me
6.青い傘でMC(Beautiful dayはイントロの瞬間に来るものがあるという話など)
7.Beautiful day
8.君がいればMC(PROMISE YOUをアコースティックではやっているけどバンドでちゃんとやってみるという話など)
9.PROMISE YOU
10.MelodyMC(新曲の話など)
11.世界の真ん中で
12.AnniversaryMC(飛ばしていくぜという話など)
13.大空へ
14.奇跡の花MC
15.THINK OF MYSELF
16.missing piece
17.Zero
18.DAN DAN心魅かれてくMC
19.ウタハトビラヲアケテユク
アンコール
MC(誕生日サプライズ)
20.君がいたから
MC(織田哲郎登場)
21.突然/浅岡雄也×織田哲郎アコースティックバージョン
MC(安部潤登場)
22.ウタノチカラ
MC(バンドメンバー登場、新津氏登場)
MC(観客の声援に応えて再度挨拶)
やはり歌われたFOV曲は解散ライブ(正確には1つ前のDVD化されている東京公演)で披露された曲のみだった。
そういえば会場の外にはFOV時代所属していた事務所ボックスコーポレーション(現在アーティスト勢は上木彩矢、高岡亜衣が所属、さらに何故かFOV公式サイトへのリンクも小さく残っている)、ソロになってからベスト盤まで所属していたレコード会社徳間JAPANとかつて所属していたところからの花が届いていた。
さらに浅岡さんのついったーによれば、小田さん、小橋さんも呼んでいたが都合がつかず来れなかったらしいなう。FOV解散時にも言っていた「いつかまた4人でやりたい」という言葉がまた出てきて感動したなう。
再結成、案外需要あるんじゃないかとも思うんだけどなぁ。T-BOLANやWANDSなんかもなんかいろいろ1周して一時期よりもちょっといいじゃんみたいに振り返られるようになってるし。今のビーイングにはそんな余裕すらないかもしれないけど。
・長くなったので結局5月分独立。こういう乱調が続くとそれはそれで困るなぁ。自分で自分についていけない。
5月15日(土)
FIELD OF VIEWデビュー15周年記念日
u-ya asaoka 15th Anniversary1995-2010 〜Time Machine〜
ってことでFIELD OF VIEWが『君がいたから』をリリースして丸15年ということで、ボーカルだった浅岡雄也がそれを記念したライブを渋谷DUOで開催。
実はメンバー同じでレコード会社も同じでViewとして94年にデビューしている。FOV時代はViewのことも普通に触れていたが、ソロになってから触れなくなったようだ。5周年や10周年もFOVに合わせてのものだったし、今回も一切触れず、あくまでデビューは95年のFOVという扱いになっていた。ちなみにソロデビューは03年なので7周年である。
さて会場のDUOはライブハウス。なので立ちっぱなし。しかも客席のど真ん中に支柱がドカドカと立っており、位置によっては全くステージが見えない不便な作りである。俺が陣取った場所はちょうどボーカルの浅岡さんだけ見えない位置だった。ただ背後が壁だったので寄りかかることができ、俺の体力を考えた時、そっちを優先した。
バンドメンバーはGuitar :八ッ橋義幸 Bass:田辺トシノ key:安部潤 Drums:小柳cherry昌法 マニュピレイト:セキタヒロシ あとコーラスの女の人がいた。
田辺トシノはソロになってからよく編曲もやっている人。安部潤はView、FIELD OF VIEWメンバーで95年まで在籍、付き合いが深いらしくFOV解散ライブに登場し、ソロになってからもよく参加している。小柳cherry昌法は元LINDBERGドラマー。まさかここで彼のドラムを拝めるとは…。
客入りはまあ適度に埋まりつつも、かなりスペースには余裕がある感じ。なんせライブやるのを知ったのが1週間前でチケット取ったの12日だったのに、余裕で○だったし。客層はFOV時代からと思われる残った女性ファン+俺みたいな青年がぽつぽつってところか。会場の前に妙に茶髪の若者がたむろしているので最初はぎょっとしたが彼らは例外なく、お隣のライブハウスの客だった。
オープニングSE
後のMCで明かされたがFOVの最初のライブ、LIVE HORIZON Ver.1のオープニングで使ったSEだったらしい。ただ浅岡さん自身、たぶん自分が作ったと思うんだけど…と記憶が曖昧で実際に聞いても思い出せなかったとか。なのでファンでも気付いた人はいないと思う。記憶が曖昧で順番が思い出せないが、曲は記憶しているので以下歌われた曲を箇条書き。FOV曲の方が多かったが、わりかしFOVとソロを交互に歌っていた。
本編
ソロ曲
1stアルバム『ウタノチカラ』より
『missing piece』『風花』
かなり最初の方と、終盤のアップテンポ連発の流れで。
アコースティックアルバム『ウタウタイ其の一』より
『ヒカリ』
この曲が1曲目だった。ソロになってCDで初めて生ドラム(小柳さんだった)を取り入れたバンド編成の曲。いきなり聞けて感激した。
4thアルバム『トキノシズク』より
『Anniversary』
「突然」のアンサーソングという設定。中盤過ぎにさらにアンサーであるという新曲の後に披露された。ライブで聴くととてつもなく名曲。
6thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』より
『ZERO』『Love me』『君がいれば』『ウタハトビラヲアケテユク』
CDでも一応バンド編成だったが、妙に迫力が無かったこのアルバム。何でこのライブの音をそのままCDにしないのかというくらいよく聞こえた。「ウタハトビラヲアケテユク」が本編ラストだったかな。
新作ミニアルバム『世界の真ん中で』より
『世界の真ん中で』
この日に合わせて作ってきた本邦初公開の新曲。「突然」のアンサーソング「Anniversary」のアンサーソングらしい。まだ通販の準備も出来ておらず会場限定販売とのことなので買った。ワルツみたいなリズムのわりかしゆったりした曲だったが、帰ってきてCDを聞いてビックリした。まるで違う曲だ。CDでは軽い打ち込み全開、ライブでは生バンド全開だったので全く印象が違う。本当にライブアレンジのままCD化してほしい。ソロ曲はこんな程度。ソロになってからのシングル曲(6作ある)はまさかのゼロ。アルバムも最古1stと最新6th中心で、2nd、3rd、5thに至っては一切出てこなかった。
FIELD OF VIEW曲
1stアルバム『FIELD OF VIEWT』より
『セピア』『THINK OF MY SELF』
みんなが聞きたいであろう曲、そして今歌いたい曲を選んだと言っていたが、解散ライブで披露された曲で占められていた気がする。シングル以外に愛された曲の多かったバンドだけにシングルにこだわらず人気曲が続々登場した。まさかまた聞けるとは…。
2ndアルバム『FIELD OF VIEWU』より
『DAN DAN 心魅かれてく』『PROMISE YOU』『夢見続けて今も』
「夢見続けて今も」がいきなり2曲目に登場したのでこれはかなりFOV曲やるなと確信した。「DAN DAN〜」はとにかく盛り上がる。
1stベスト『SINGLES COLLECTION+4』より
『大空へ』
今回のライブではなるべく当時の歌い方で当時のまま歌うとのこと。なのでFOV曲は全てオリジナルアレンジである。当時とは声も変わってないし、本当にあの頃が蘇る。「あの頃の僕に」はコンセプト的に絶対来ると思ったけど来なかったな。
4thアルバム『LOVERY JUBBLY』より
『青い傘で』
シングル曲。比較的序盤だった気がする。これも解散ライブでけっこう重要な位置で歌われた。確かあの時はバンドに内緒の企画で青いサイリウム振って合唱したんじゃなかったかな。
5thアルバム『CAPSULE MONSTER』より
『奇跡の花』『Beautiful day』
「奇跡の花」も好きな曲。いいとこ突いた選曲だ。「Beautiful day」は俺の思い出の卒業ソングNo.1だが、浅岡さん自身もイントロを聞くとこみ上げるものがあるほど大切な曲らしい。オーケストラパートはさすがに同期だったが、解散ライブの時と同じでラストサビを繰り返すロングバージョンだった。
『Melody』
the FIELD OF VIEWラストシングルもしっかり披露。CDでは新津氏による打ち込み全開の曲だがライブのバンドサウンドでまた新たな印象に変わる。あれから7年半、また生で聞けるのは感激の極みだった。
本編は以上。バンドサウンドはCDを遥かに越えていて素晴らしいがライブハウスは爆音過ぎて耳が久々にやられた。浅岡さんの高音もキンキン響く。耳栓を持っていくべきだったか。
アンコール
バンドメンバーが登場し、安部さんがFOVの「明日のために」をちょろっと弾く。聞いてない浅岡さんは唖然。やがて安部さんが「バンドからプレゼントです」とMCしてプレゼントを渡すと、事前にクラッカーを渡されていた観客が一斉に「おめでとう〜〜〜」と言ってクラッカーを鳴らす。
スパパパパパパパパ〜〜〜〜〜〜〜ン
と、物凄い音が響いて逆にびびったがかなり感動のサプライズとなり、浅岡さんは泣いていた。プレゼントは「レコーディング機材です」と言って観客にも見せていたが位置的にチラリとしか見えなかった。ただ一瞬見えたあのパッケージ写真は俺も持っているレコーダーのH2に非常に良く似ていた。違っててもたぶん類似する製品だと思われる。
1.君がいたから
95年5月15日発売FIELD OF VIEW1stシングル。今回これを基準にした15周年なのでこれを歌わないわけにはいかない。ということで待望の披露。バンドメンバーは退場。
2.突然/浅岡雄也×織田哲郎
スペシャルゲスト織田哲郎が登場。浅岡さんによると98年に初めて会って以降、交流がスタートしたらしい。ソロになってから曲提供等交流は続いていて、同じライブに出演したこともあるが共演は初めてとのこと。憧れの人で、夢見続けていたらしくちょっと涙声になっていた。俺も織田哲郎を生で見るのは初めてだ。ZARDは結局共演できず、DEENでさえ05年に久々に曲提供を受け、15周年の武道館ライブを見には来たらしいのだが、共演はまだ果たせていない。歌い続けてきたからこそ実現した夢の共演である。織田さんのアコギのみの演奏。さすがギタリストだけあって上手い。1番は浅岡さんメイン、2番では織田さんがメインボーカルを取っていた。これは本当にプレミアムだ。ギリギリでチケット取って良かった。織田さん退場。
3.ウタノチカラ
安部さん登場。ピアノ伴奏のみでソロ1stアルバム表題曲を。一応1曲目もラスト曲も重要な部分はソロ曲で勝負していた。今回改めて思ったのはソロの曲もいいということ。その割にずっとイマイチに感じているのは打ち込みアレンジのせいなんだよね、やっぱり。同じバンドサウンドで披露された今日の感じだと確かにFOV曲の方が客も沸いてはいたけど、メロディーにそこまで大きな差は感じなかった。最後はバンドメンバーが再登場して挨拶。ここでFOVベーシストの新津健二が花束を持って登場。予想だにしない出来事に会場パニック。浅岡さん曰く「来るとは聞いていたが、ここに出てくるなんて聞いてなかった」そうだ。
個人的な印象では解散時のインタビューの言動などから新津氏が最も音楽性が合っておらず、FOVもあまりいい思い出になっていない感じがしていた。なんせ「思い出の曲は?」って聞かれて1人だけ「思い出になってないのでない」だもんなぁ…。解散パンフでも「このバンドにはもっと違う曲が合うと思った」とか、それでtFOVでのあのバンドを捨てたアレンジ…。1番ありえないのが新津氏だと思っていたので本当に驚いた。確かまだビーイングに残りスタッフ兼ベーシストとして活動しているはずだ。同じく残っている小橋さんと、1番付き合いが長かったという行方不明の小田さん(研音の音楽ディレクターに同姓同名の人物がいるけど確認しようがないし…)、来るならまあ付き合いが長かった小田さんが1番可能性が高いと思ってた。
残念ながら安部さんがサプライズの時にマイクを持った以外にバンドメンバーがマイクを持って喋る機会が無く、新津氏のコメントも全く聞けなかったのだが、これにて大団円。
さらに帰らない観客にもう一度浅岡さんが登場してお礼を言って終了した。
元々FIELD OF VIEWは1番好きだったアーティストながら、すっかり過去に押し流されていきファン熱も冷めて1番の座もDEENにすっかり移り、気がつけばソロになってからのライブには1度も行かずにかなり遠ざかっていた。今回偶然15周年で1回きりのライブがあると聞き、参加したけどあの頃の歌がたくさん聞けてあの頃に一瞬だけ戻れた気がした。やはりいいな、改めてそう思った。ソロになってからの曲もバンドで聞くことで改めて良さを認識した。CDは正直打ち込みだらけで残念なアレンジではあるが、この声と歌と歌詞は変わらない。これからも聞き続けていきたいと思う。
ちなみに帰り道は腹下りで大変だったがその模様はついったーでお送りしたのでここでは割愛するなう。
5月12日(水)
3曲選べるようだ。対象公演が指定されており、99年以降の10年間限定、しかもDVDになっていないBreak7とBreak9は対象外。対象曲のほとんどがDVD化された公演の音源っておい…。
何も考えずに人気投票的な結果になってしまうと、「このまま君だけを奪い去りたい」「翼を広げて」「ひとりじゃない」「夢であるように」「永遠の明日」「瞳そらさないで」…で埋まってしまい、ほとんど前のライブアルバム(08年武道館)と同じ選曲じゃん…なんてことになりかねない。
それじゃ買う気も失せるので、映像化されていない曲を対象曲の中から引っ張ってみた。赤字の曲は一度もDVD化されていない曲である。以下をガイドにしてもらえればこれ幸い。
※急いで作ったので間違いがあったら指摘してください
99年横浜アリーナ
これはDVD化されているが順番も一部変更した抜粋だったので以下の曲が未収録。
「A day in my life」「MY LOVE」「LOVE FOREVER」「Acoustic Medley」「Christmas time」「銀色の夢」。またこの公演のみ4人時代、元メンバーの宇津本直紀がドラムを担当している。00年のBreak5
これもDVD化では抜粋だったので以下の曲が未収録。
「Memories」「すてちまえ!」「月に照らされて」「風の中に…」「Long Distance」「Burning my soul」「眠ったままの情熱」「起き上がれよBOY」「ひとりぼっちのAnniversary」。この公演では藤沼啓二がドラムを担当している。02年の和音
これもDVDでは抜粋なので以下の曲が未収録。
「風をあつめて」「Bridge〜愛の言葉 愛の力〜」「the end of the world feat.原田知世」「大きな空 小さな僕」。この公演以降ドラムは全部HIDEである。07年の47都道府県ライブ・品川
DVD化では抜粋。太字の曲は品川・沖縄どちらのバージョンでも収録されてない曲。
「瞳そらさないで」「JUST ONE」「Smile Blue」が未収録。全部アコースティックバージョン。07年の47都道府県ライブ・沖縄。
DVD化では抜粋。太字の曲は品川・沖縄どちらのバージョンでも収録されてない曲。
「ONE DAY」「ひとりじゃない」「このまま君だけを奪い去りたい」「夏の終わりのひとりごと」「Deep in Autumn」「Memories」「日曜日」「翼を広げて」「いくつものありがとう」が未収録。全部アコースティックバージョン。08年Break13
9thアルバム『DEEN NEXT STAGE』の初回盤DVDに大半の曲が収録済み。
「いつか僕の腕の中で」「Over the Wall(田川ソロ)」「上海ロックスター」「Family」「Smile Blue」が未収録。09年のリゾートライブ・軽井沢&逗子
10thアルバム『LOVERS CONCERTO』初回特典DVDでほとんど収録済み。
「夏の終わりのひとりごと」「Breezin'」という山根・田川ソロ曲のみどちらの公演の分も未収録。
それ以外ではDVDの「瞳そらさないで」〜「Dance with my Music」までが軽井沢。「SUNSHINE ON SUMMER TIME 2007」〜「歌に願いを」までが逗子の音源だったと思うのでダブっている曲はいずれかの公演音源が未収録である。全部アコースティックバージョン。Break14
全曲未収録。定番曲は置いておいて、『LOVERS CONCERTO』収録曲は今年の武道館でも披露されなかったので現時点で「Celebrate」を除いてこのライブ音源しかない。ただし30,31日分は次のシングルの初回盤DVDに収録されると発表されている。なのだがフルか抜粋かダイジェストかが不明なので悩ましいところである。
取り上げてない年の曲は全部フルでDVD化されている。
こんな感じでDVD化されている曲を除外すると選択肢はわずかだ。
貴重なのはやはり声変わり前の横浜アリーナとBreak5辺り。たとえ同じ曲が今後のライブで披露されてDVD化されようとも声が違う(のでたぶんキーも違う)のだから再現不可能。この機会を逃すともう聞くことはできない。再現可能な02年以降とは話が違うのだ。この2公演の曲に自然と票が集中するような気がする。ていうかそうなれ。
俺の3曲は「LOVE FOREVER」「月に照らされて」「Long Distance」になるかなぁ。
よく考えたら定番曲はあちこちにあるので同じ曲で票割れ起こすかもね。
5月11日(火)
Twitterなう
俺は02年に始めたホームページを未だに当時のままに制作している化石くんである。同時期に開始したカーネル・S・マルオ氏のところも見た目は変わっていないが、彼の制作ソフトはいつの間にやら現代のものに変わっている。
・何故ブログにしないか?これは単純に使いにくいからだ。日記だけならブログでもいいかもしれないが、過去のものをたどっていく時、意外とめんどい。現在8年分と膨大な量になるわけだから尚更だ。唯一欠点としてはブログ内検索みたいにキーワードだけで検索できないところか。ライブレポは数は多くないが日記でやっているので、これを探したい時がめんどいかもしれない。
CDレビュー、チャートレビューに関して。CDレビューに関して俺のスタンスは当初から実は俺の感想なんてのはおまけのつもりである。公式サイト等参照しても、曲目が載っているだけなんてことが多い。どんなCDなのか、それを示せるような情報がまず必要だと考えた。ていうかそういうサイトがあればいいなと思った。なので重要なのは実はそのCDの情報、つまり作詞作曲編曲、そしてシングルとの関連、どれくらいヒットしたのか、リリース背景、どんな位置づけの作品なのかを提示する事にある。
この形式をブログで表現するのは不可能である。そもそも現在のレビュー件数を考えるとブログにしたら逆に見るほうがめんどいと思う。
チャートレビューは別にブログでもいい気がするが、これだけブログってのもねぇ…。それにこれも8年分もあるし、今のスタイルの方が表示も軽いし、いいだろう。
そんなわけでブログが流行ってもブログには行かなかった。
ただネットラジオの公開に関しては非常に便利なので途中から活用するようになった。この辺は臨機応変さが必要だなと思った出来事であった。
・そして次に出てきたのがSNS、代表格がmixiである。これには流行に遅れて大学の友人の紹介で参入した。
が、風土に馴染めなかったのですぐに更新を停止した。なんといっても閉鎖的にも思える距離感があまりに微妙なので使い勝手が悪かった。ていうかホームページで全部やってるののにここで何すんの?というあまりに単純な結論に帰結した。
・そしてこのたびTwitterである。mixiに比べてこれは使いやすい印象だ。つぶやきを見たい人を勝手にフォローできるっていうのがいい。mixiみたいにいちいち相互で許可取りあって増やしていく閉鎖的なやり方よりも最初からオープンな方が話が早い。最初からオープンなのを前提でこっちも書くからスタンスがホームページと一緒でズレない。
そんなわけで更新のお知らせ、または日記で書くまでも無いような小ネタ等、Twitterは続けられそうだなう。
ただちょっと使ってみて某ドラマみたいな使い方はむしろ逆にどうやるの?っていう疑問が…。あんな狭い人数だけでやりあうならどう考えてもSNSでコミュニティ作ってやった方がいいじゃないか…。
5月10日(月)
3人組って実は難しいのか?
・the brilliant greenからギターの松井さんが脱退。
彼らはベースの奥田俊作とギターの松井亮が同級生でボーカルの川瀬智子を誘って結成されたらしい。で、97年にメジャーデビュー。98年にブレイクして一躍人気バンドになった。
その後01年に川瀬がTommy february6としてソロデビュー。80年代ポップ調の作風が妙にウケてヒット。バンドよりも売れてしまう。1stアルバムを出して1年限定の活動にピリオドを打ち、02年にはバンド活動を再開。
しかしあからさまにTommyより売れずに1年後には再びTommyソロが始まってしまい、バンドは休止発表もないままに開店休業状態となってしまった。
最初は売れる方を!という会社の意向も動いたのかと思ったが、Tommyソロプロジェクトはさらに発展し、ロック路線のheavenlyまで始めてしまう。しかも実はTommyの曲のほとんど全ての作曲はバンドと同じで奥田俊作が手がけていたことが明らかになる。松井亮も手がけていたそうだがバンドでもアルバムに数曲という程度だったのでTommyでも数曲程度だったようだ。
そんな中、03年にTommyと奥田俊作が結婚。
07年になりようやくバンドが再開。しかしシングル3枚→ベスト盤というリリースを経てまたしてもTommyソロに戻ってしまう…。
09年には事務所&レコード会社から離脱。2010年になってワーナーに移籍して再開シングルをリリースした矢先の出来事であった。
バンドの基本体制は作詞:川瀬智子、作曲:奥田俊作、編曲:the brilliant greenであった。シングルA面は全て奥田曲で、松井曲はアルバムで2,3曲程度。
しかし、先日リリースされた移籍1発目のシングルは編曲がバンドではなく、奥田俊作の単独名義になっていた。この時点でちょっと気になっていたのだが…。やはり限界が来てしまったのだろうか。
男性2人、女性ボーカルの3人組というと…
Every Little Thing…作詞作曲編曲を一手に手がけていた五十嵐充が連続リリースで疲弊しきってしまい、制作時間確保のため脱退。制作の中心が抜けたことでELTの方向性は大きく転換した。ただ音楽性の変化に関してはそれ以上にボーカル持田の声質の変化によるところも大きい。五十嵐は昨年からサウンドプロデューサーとして外部メンバー扱いで復帰している。
Do As Infinity…作曲担当の長尾大(D・A・I)の頭文字がバンド名になっているので、元々は長尾のためのユニットを作るところから始まったと思われる。しかし制作に専念するため、長尾はデビュー早々に表舞台から離脱。ただしこのグループの場合、表にはボーカルとギター2人で出ているもののメンバー表記は3人のままだった。作詞作曲は後期までずっとD・A・I名義だったが、このグループ内においてはそれが=長尾大ではなく、誰が書いてもD・A・Iとしていた(作曲はほぼ全て長尾だったが、作詞はバラバラ)、曲提供のみでレコーディングにも長尾大は参加していなかった、など非常にややこしい。現在再結成しているが、そこに長尾大の名前は無い。よって再結成後は正式に2人組のようだ。
DREAMS COME TRUE…02年3月にキーボードの西川が脱退。ドリカムの楽曲は基本的にボーカルの吉田美和とベースの中村正人により制作されており、西川は演奏クレジットでも名前が無いこともあったり(ベスト盤程度でしか見てないが)と基本的にライブ要員だったっぽいところがあり、追い出された感が強い印象をどうしても与える。なので音楽的な変化がほぼ無かった。またクスリで逮捕されたため、クスリでクビになったとも言われるが、脱退したのは3月で捕まったのは同年10月である。
MY LITTLE LOVER…小林武史プロデュースの元で、男女2人組としてデビューしたがすぐに小林が加入して3人組となった。すぐにボーカルAKKOと小林が結婚。その後には活動休止を経て復活するも、オリジナルアルバム、ベスト盤を出した後01年にギターの藤井が脱退した。夫婦ユニットとなるが、06年には小林も脱退しソロプロジェクトに。トドメに08年に離婚。離婚後も音楽的関係は続いてますよとばかりに直後の作品では小林が曲を提供していた。
m-flo…人気が出てきたところでまさかのボーカルLISA脱退。MCとDJだけが残されてどうするのかと思いきや、様々なボーカルをゲストに招くスタイルでヒットを連発。ソロになったLISAの方がむしろどこ行ったの状態になるという予想外の展開を見せる。
day after tomorrow…misonoがデビューしたユニット。良く分からないままに05年に突然活動休止。末期はメディア露出が極端に減っていた。
ポケットビスケッツ…番組の企画ユニット。千秋をソロ歌手としてステップアップさせるために活動停止。しかし千秋の歌手活動は軌道に乗らなかった…。
ブラックビスケッツ…番組の企画ユニット。ポケビに対抗して結成。メンバー増員して、次のシングルがデビュー曲を越えなければメンバー脱退という企画で見事に大敗、自然消滅。
Hysteric Blue…ボーカルのTamとドラムのたくやが既に組んでいたところにプロ志向のギターのナオキが声をかけて結成。売れなくなり、音楽的にも行き詰って活動休止。当初はたくやとナオキの曲数はほぼ半々だったが、アルバムを出すごとにナオキの曲が減っていき、後期はほとんどたくやがバンドを支えており、ナオキが「リーダーの」と形容される事が無くなった。さらに活動休止中にナオキが婦女暴行で檻の中へ。逮捕を受けて即日解散せざるを得なくなる。ナオキは現在も服役中。現在たくやもTamaもライブをメインにしつつも、リリースはままならないような状況のようだが、プロデューサー佐久間正英との繋がりが残っており、その紹介だと思われるが一緒に同じ歌手の同じCDに別々に歌詞提供したりとわずかながら接点が見られることも。
活動中なのは…
GIRL NEXT DOOR…day after tomorrowのメンバーだった鈴木大輔が制作の中心。今年に入ってからエイベックスの松浦社長自らTwitterでゴリネクと3度も発言している…。
いきものがかり…今最もノっている男2女1ユニット。男性メンバー2人が作詞作曲を手がけている。2人ともギター担当だが、演奏者としてのこだわりがなく、ほとんどサポートミュージシャン任せという少々特殊なところがある。また楽曲比率はほぼ半々にも関わらず何故かA面曲全部が水野良樹の曲と意識的に区別されている。
とかいろいろあるが、夫婦ユニットになることとバンド内の制作的立ち位置などからケース的にはマイラバに近い。小林のユニットだったマイラバにおける藤井のギターの重要性ってどうだったのか若干不明だったが、脱退後の作品を聞くとギターの比重など弱くなっており、けっこう存在として重要だったのが分かる。
ブリグリの場合は、ギターサウンドが重厚なロックサウンドを展開していたので、ギタリストが抜けたら今後どうなるんだろうという不安が大きい。解散にしないあたり、Tommyソロになってしまうことは無さそうだが、でもTommyが始まってからはバンドとしてほとんど活動しなかったので、バランスが崩れて終わった感が強い。
番外 「夫婦+1」形態で残っている?3人組
globe…02年に小室とKEIKOが結婚。07年にはマーク・パンサーが始めたビジネスが「どう考えてもマルチ商法」と話題になり、副社長となったマークの怪しげなQ&Aと共にネット上でお祭り騒ぎとなり、マルチ・パンサーと呼ばれる(自身がブログでそう呼ばれたとコメント)。さらに同じ07年にはマークの妻が麻薬で逮捕となる。一方で小室は借金で首が回らないという説が巷でささやかれ、最初は噂レベルだったが徐々に「噂はマジらしい」と音楽業界関係者の間ではほぼ真実と認識されていたと聞く。やがて08年に詐欺で小室逮捕。globeとしてはほとんど空中分解状態だが、今のところ離婚も脱退も解散も一切していない。ちなみにYOSHIKI加入とかglobe extremeとか一時期言い出したこともあったが、あれは夢を見ていたかそもそも無かったことにした方が無難。
5月9日(日)
DEEN LIVE JOY Special 日本武道館2010
15周年で初武道館をやった時にテンション上がりすぎて毎年やりますと宣言して始まった年に1度のカーニバル。3年目となった2010年。何でも最後まで空席ありだったとかなんとか…。
今回は共に過去2度の武道館に参加しながら会ったことのなかった「一進一退days」のSASAさん、そして「休息の間」の朱雀さんが関西から上京してDEEN初ライブということなので、3者とも全方向で相互リンクし合ってるし、どうせなら会いましょうぜということに。
本当はカラオケにでも行く予定だったんだけど、俺の喉が風邪で死んだのでまた今度ということになり、開場1時間前くらいに現地集合して初顔合わせ、ちょいトークとなった。
いつもそうなんだけど、ネットで知り合った人と会うというのは不思議なものである。声も顔も知らないけど知ってるみたいな。文章だけの印象しか無いから、実際話してみたら印象が変わったりもするしね。…俺ってどうなんだろうか。あまり違いは意識してないけど。
まあちょっと変則的でネットラジオを聞いてもらってる場合は、俺の声も知ってるのでたぶん俺側からの視点とはまた違う感覚になると思う。ラジオで声は聞いてて思ってた印象と実際に会った印象について以前言われたのは、「カーネルさんは予想通り、MOMAさんは予想と違った」なのだが、今回は予想通りのカーネルさんがいないので、どうだったんでしょうか。
夏頃にまた会いましょうみたいな話になったんだけど、他の人たちも含めて1度オフ会っていうのも面白いかもしれない。
そんなこんなで別れて会場入り。過去何故か武道館ではどんなライブでも(ポケビ、ZONE、DEEN、DEEN)東側の席で、西側の席に当たったことの無かった俺が初の西側進出。景色はいつもと違ったが、限りなく中央に近い南西だったのでかなり見やすかった。
ガラガラだったらどうしようかと思ったが、それなりに埋まっていく。ただぽつぽつと空席がある(1列に1,2席は空いてたかな?)のは仕方がないか。あとアリーナステージが巨大化してますますアリーナ席が減った気が…。気のせいではなかったようでメンバー自ら「いつもせり出したステージがあっても、ここぞというときしか使わない。今回は2階席の皆さんとも近づくため、ここもステージの一部として常時使う」みたいなことを言っていた。
あと昨年に続いて来場者全員にDVDプレゼント(最初の年は前年の47都道府県ライブ参加者にDVDプレゼント)があった。内容は昨年と全く同じ構成で、ライブパンフのメイキングを30分というもの。昨年さらにサプライズされたカーネーションは無かった。また2年連続で直前発売作品封入の引換券でステッカーがもらえるというのがあったけど、今年は直前発売作が無かったのでこれも無かった。
さて、それ以外で最も大きな変化は2年連続であったスクリーンが無い。何か今年は前2年に比べてメンバーの顔が遠いなぁと思い、別に席が遠くなったわけでもないし、俺の目が悪くなったのかと最初思ったんだけど、今まではスクリーンでメンバーの表情を確認していた事に気付いた。
そして08年は白、09年は青だったペンライトがオレンジのサイリウムに格下げになった。値段は安くなったけど。ペンライトは電池が切れなければ毎回使えるので、今回も去年の青を使ってる人も多かった。白も少々いた。しかし、サイリウムは1度しか使えない。来年は今年の使い回しができない。ちなみに俺は去年のと二刀流で参加した。
0.オープニング
グッズやタイトルロゴが妙に和風だったので、直前に今年のテーマは和風なんですかね〜なんてSASAさん、朱雀さんと話していたら本当に和風だった。和太鼓隊6人が登場し、ドンドコたたき出す。09年のSay Ho!もビックリだったがこれもビックリだ。1.Power of Love(5人アコースティックギターバージョン)
太鼓隊は撤収。なんとメンバー3人だけでなく、ドラムHIDE氏とベース宮野さんまでもがアコギを抱えて横並びに登場して、5人全員アコギ。微妙に違うフレーズを弾くという異色のスタイル。曲はショートバージョンだった。2.Keep on Dancin'
1stアルバム『DEEN』からまさかの選曲。横浜アリーナのDVDに収録されてるので馴染みがないわけではないけど今更出てくるとはビックリ。今回もホーン隊、ストリングス隊という前年と同じ構成。あとダンサーチームも後に登場した。逆にラップやってたJtoSがいなくなった。3.果てない世界へ
2ndアルバム『I Wish』から。これはたまに披露される曲。Break11のDVDにてWアンコールで披露されたときの池森さんの声の出てない具合は酷かったが、肉体改造の結果かかなり力強く出ていた。そして早くもせり出したステージを走り抜けるモロフォー池森。しかし、あまりにハイテンションでスピーカー飛び越えてジャンプなんてするもんだからマイクがスタンドから外れて吹っ飛んでいってしまう。ドラムセットがあったのでマイクはそこで止まり、すぐに回収できて、壊れても無かったようで事なきを得るが、開場には「ドォンッ!」という轟音が響き渡った。4.未来のために
さりげに1位獲得曲。原曲アレンジで披露。メドレー以外で原曲を歌ったのは記憶に無いし、DVDにも残ってないはず。ただ何故だろう、ファンになった当初名曲で好きな曲の1つに挙げていたこの曲、今ではすっかり飽きてしまいあまり聞かなくなってしまった。5.このまま君だけを奪い去りたい
定番デビュー曲。相変わらず苦しげに歌うサビは健在だが、少し前はもっと凄い細切れな勢いで「うぅヴぁぁい・さりた・ひい〜・いぃ〜」とかやってたので、かなりスルッと力強く出るようになった印象。6.夢であるように
いつも必ず1番はCDと同じ打ち込み音を同期させているのだが、今回それがない。ストリングスとピアノだけでドラムが入るまで向かっていくのは何気に凄い新鮮だ。相変わらずサビでは裏声だが、これも一時期に比べてまあスムーズになった印象。何より他の部分が力強いので安心できる。7.MY LOVE
08年と同じで今回もストリングス付。原曲キーでさすがに高音部分は裏声。しかしこの曲はよく披露されるのに1つ前の「JUST ONE」が全然披露されないのは何故だろう、1番好きな曲なのに。
アコースティック
8.A day in my life
3rdアルバムラストのアカペラ曲をアコースティックで。元がアカペラだけにコーラスが強かった。ここでようやくトーク。前ツアーもそうだったが、序盤にあまり喋らずに間髪を入れずに曲を次々披露していくようになった。
9.夢の続き・・・・・・Love in my dream
2ndシングル『翼を広げて』C/Wオンリーというウルトラマイナーな曲をアコースティックで披露。ライブ初とか言ってたけど、誰が言い出したのこれ?珍しさで沸いたものの、人気曲が久々に披露される時のような凄い沸き方(例:「少年」「海の見える街」等)はしなかったので実際人気もあまり無い曲だと思われる。俺もこの曲は年に2回聞けばいいほうかなぁ。FOV、DEEN、スピッツ、ミスチル、ZONEレベルだとマイナーなC/Wでも全部分かるくらい聞き込んではいるけど、デビュー当時の人気はかなり流動的だったと思うし、かなりコアなファンじゃないと全く知らないはず。8センチCDだし新規ファンは入手もめんどいしね。10.BYAKU-YA
田川ソロ曲。田川ソロ2ndアルバムに入っている和風テイストの曲。テーマに合っていたので選曲したと思われる。最近はCD未発表のソロ曲ばかりだったので、知ってる曲が披露されて良かった。11.Dance with my Music
9thアルバム『DEEN NEXT STAGE』より。振り付けが定番化した曲その1。今回ラップ担当のJtoSもいないので、間奏にベースソロなど挟んでみたりして1コーラスで終了。どうやらここからメドレーだったようでショートバージョンの曲が続く。12.I Break My Heart
同じく9thアルバムより。ノリのいい曲が続く。13.ダイヤモンド
日本を去ったボビー・バレンタイン前ロッテ監督だけど、今回もちゃんと花を贈ってくれていた。しかしDEENファンだという監督が、チャチャのリズムでというDEENにないような曲調を依頼したのは今でも謎だし、この曲は今でも異色の1曲である。14.瞳そらさないで
2009としてアレンジバージョンがCD化されたばかりだが、原曲ライブバージョン(原曲ではアコギの部分がエレキ)という通常スタイル。15.STRONG SOUL
瞳の「もう一度!」でラストサビに入ると見せかけて急にこの曲にチェンジ。けっこう盛り上げどころでは定番化したかな、この曲も。逆にあまりフルで披露されないかも。16.リトル・ヒーロー
9thアルバムより。振り付けが定番化した曲その2。このアルバム、ノリがいい曲が多いのでライブ定番曲になりそうな曲が多いけど、反面同じ年に出た「LOVERS CONCERTO」からは今回早速1曲も披露されませんでした…。17.起き上がれよBOY
4thアルバム『'need love』より。これはフルだったかな。最近聞かないなと思ってるとたまに披露される印象。2番最初に歌詞を間違えて同じ歌詞を2回歌っていた。18.ANOTHER LIFE
韓国で日本語詞解禁の前に、英語で歌ったという曲。日本ではリリースされず、正体を隠したSHUとして日本語詞で01年にR&Bと裏声全開でリリースされた。08年の『PERFECT SINGLES+』で初めてDEENバージョンが陽の目を浴びた。既にSHU=池森というのはロックスター=山根と同レベルで周知の事実になっているにも関わらず、何故かSHUには一切触れずに、韓国での経緯のみが語られた(最初にハングルで歌ったら発音がダメだったようで速攻ボツくらったとか)。ここで山根さんが「1つ忘れている」と突っ込んだので、SHUの事だろうと思ったらまさかの「この曲で最後です」だった。そんなわけでライブ初披露となるDEENバージョンのこの曲が披露された。いい曲だけど、英語詞なのがちょいと不満。SHUの日本語歌詞でこのアレンジで1度聴いてみたい。
アンコール
アンコール中、何故かステージに巨大風船が膨らんでいく。スタッフがドタバタと悪戦苦闘している。やがて太鼓隊が登場してOPのように叩き始めた。一通り叩き終えると…巨大風船が割れて中には和風上海ロックスターが!ぶっつけ本番だったという太鼓を披露。そういえば太鼓隊の人たちはその後は「歌になろう」の合唱、ラストの新曲のダンス要員として参加していたけど、結局太鼓と曲の直接コラボは全く無かったような…。
数ある持ち歌の中から2曲をメドレーで披露すると宣言する和風上海ロックスター。実際に持ち歌はこの2曲しかなく、池森さんに「全2曲だろ」と突っ込まれる。
19.ロンリーウルフ
9thアルバムより。『NEXT STAGE』の曲多いなぁ…。『LOVERS CONCERTO』がコンセプトアルバムだったので上海ロックスターの曲を入れられず、1年間この曲を披露し続けており、若干ネタ切れ状態になっているが、「こればっかで聞き飽きたでしょうけど」と自らネタにしていた。20.上海ロックスター
8thアルバムより。この曲のギターリフはロックスター登場のテーマ曲なので散々使われてきたけどこの曲が歌われるのはちょっと久々。08年のBreak13以来かな?結局、アコースティックコーナーで池森さんが「全アルバムからやります」とか言ったのは間違いで(そのとき楽曲やライブ本数のデータに詳しい田川さんの反応が「そうでしたっけ?」みたいな感じだったので予感はあったけど)、『pray』『UTOPIA』『LOVERS CONCERTO』からは1曲も披露されませんでした…。
21.ひとりじゃない
キセキアレンジ+間奏、サビ明け原曲という最近の定番スタイルで披露。間髪を入れずにこの曲になったので、ロックスターは帰らずにこの曲まで参加してから去っていった。22.翼を広げて
イントロキセキ+原曲アレンジというこれも定番になった。何故か2番カットのショートバージョン。みんなで合唱。しかし、いつも思うんだけど転調でキーがべらぼうに上がるので男子にはきつい。23.歌になろう
武道館限定曲。2年連続で舞台スクリーンや時計の横のサイドスクリーンにサビの歌詞が表示されてみんなで歌える曲だったのだが、今年はスクリーンが無い…。曲前のMCで「もう3年目でみんなも覚えてるでしょう」と不吉なことを言い出す池森さん。案の定、時計横のサイドのスクリーンも真っ暗なままで歌詞が表示されず。1番と2番の歌詞がごっちゃになりやすいため、周囲の人もみんなちょっとおっかなびっくりで歌っていた。
Wアンコール
夏にシングル発売、リゾートライブが本数増えて今年もやるよ、秋にはファン投票で決めるこれまでのライブ音源からのライブベスト盤発売と発表される。既にシングルのC/W2曲は着うた配信が開始されている。そのうちの1曲はユーミンの「Hello,my friend」のカバーらしい。ユーミンで1番好きな曲なので楽しみである。そして肝心の表題曲に関しては配られたチラシにも触れられていなかったが…。
早速DLしてみようかと思ったが、出たよ細切れ着うた商法…。そりゃ着うたの売上も限界になるよなぁ。俺の携帯は音質最悪だし、発売待つか。
24.Coconuts feat.Kokomo
夏のシングル表題曲となる予定の新曲を披露。60年代にデビューしたアメリカのバンド、ビーチボーイズの88年のヒットシングル『Kokomo』を使って山根さんが作ったという曲。DEENのファン層からしてもビーチボーイズを知っている人があまりいないようで反応が恐ろしく薄かった。それもビーチボーイズというグループ名を知る者もわずかな反応で(俺も名前は知ってた)、『Kokomo』という曲名が出たときはほぼ無反応…。そんでビーチボーイズサイドに曲の使用許可をもらおうということで交渉していたらしい。難航して2ヶ月くらいかかっていたらしいが(単にカバーじゃなくて改作だからかな?)、2日前に許可が下りたので急遽本日披露となったらしい。
振り付けが多くて複雑とのことだったが、確かに簡単ではあるがこれまでの曲のようにパターンが1つでなく複数あるので、ダンスレベルマイナスを自認する俺ではさっぱりついていけなかった。しかも思いっきり左右に移動する動きまでしていたが、あれはオールスタンディングじゃない限り、客席じゃ無理なんじゃ…。
曲の方はバンドだけどエレキ使わずアコースティックギターを主軸にしたお祭りソングなノリ。これまでアルバムであればたまに出てきても不思議でない曲調だが、シングルとなると『Power of Love』が出たとき以上に異色という印象。守りに入らないDEENのまた新たなステージという感じはあるし、ライブでは盛り上がる曲になりそうだ。ただ単純に売れるか売れないか、ファン以外にも訴求力のある曲かというと、あんまり売れないんじゃないかなぁ(現在の全体のCDの売れ方からして前作よりダウンは避けられない…か)とも正直思った。
そんなこんなで3度目の武道館も終了。4度目もやりたい、20周年までは!と今回も叫んでいたのできっと来年もあるだろう。
ただ隙間だらけになっていくアリーナ席、ペンライトのサイリウム化、スクリーンが無くなる(これ大きい)など予算縮小?を思わせるような不安な要素もちらほら…。
池森さんの声は年々良くなっている印象。昨年に続いてシャウトもしてたし。ちょっと力強さが戻ったのと引き換えに若干しゃがれ声にもなりつつあるような…そんな事を何度か感じる場面があったんだけど、一時期の過去曲がことごとくパワーダウンして聞こえた時期に比べると格段にいい。
5月7日(金)
また風邪悪化したぞ…
・風味堂が無期限活動休止。
MOMAデスリスナー伝説にまた新たな1ページが…。
・ついったー、始めてみたなう。続くか分からないなう。
でもやっぱり某ドラマみたいな使い方する気にならないなう。でもmixiよりはいいかもしれないなう。なんでもなうつければいいってもんじゃないだろなう。
・ランキングの流れで改めて見てると『Listen!!』は映像が絵なだけで(まあ実写と絵じゃかなり違うが)そんなに違和感ないけど、『GO!GO!MANIAC』は突然何!?って感じになる。amazonレビューとか見てると「中毒性がある」「作りこまれてる」という意見が多く、普通に曲が評価されてて驚いた。まあエイベックス系とか違って良くなかったという人がわざわざレビューしないジャンルなんだろうけど。
ちなみに弟(21歳、携帯は使いこなすがPCでネットはあまりやらない)は曲はおろか「けいおんって何?」って言ってた。別に情報に疎いわけではなく仲間うちでも全く認識が無いらしい。
5月6日(木)
いきなり暑いぞ…
こないだ雪降ってたと思ったら何この暑さ…。
・「けいおん!!」のキャラクターソングが1位2位独占で妙に「チャート終わった」とか騒ぎになっている。「邦楽終了」という意見もよく見た。
そこでそういえば曲を全く知らないことに気付いた。
前もどこかで書いたかもしれないが「今週のチャート」のスタイルはあくまで売上分析にあり、曲の感想は書かないというスタンスをほぼ初期の頃から取っている。
なので俺は取り上げる際にその曲を特に聞いていない。もちろん買ったものや、偶然TVやラジオ等で事前に耳に入っていることもあるが、基本的に興味のある番組しか見ないので(当たり前だ)、当然の如く見てるドラマの主題歌とか大量OAされているCMソングとか、映画タイアップ曲くらいしか事前に耳には入らないことになる。
それでも昔はCDTVを見たりしていたがこれも最近あまりしていない。歌番組も実は最近はそんなに見ない。なので特にこの5年くらいはトップ10に入った曲でも、タイトル/歌手名とチャートでどのくらいの位置に毎回入ってきているかなどは知っていても、肝心の曲を全く知らないというケースが多い。
そんなケースになるのはどんな曲か?というと答えは簡単で「Beautiful Dreamer」でレビューリストに入れてない歌手全般となる。例外として、うちの弟はけっこう聞く音楽の趣味が違ってて、着うた系とか浜崎、倖田など俺が聞かないエイベックス系、さらにはライトなラップ系からけっこうコアなHIP HOP、レゲエ系など俺が扱ってない範囲を中心に聞いているので自然と耳に入っているというケースはある。
それでも全く被らないカテゴリとなると、今のチャート上位陣で言うと演歌系とV系とアニメ系となる。なので俺は世にも珍しいアニメのタイトル、主題歌、歌手名、曲名等をそこそこ知ってるのに、アニメの内容も曲も全く知らないというポジションの人である。
前置きが長くなった上に、この話関係あるのか?と激しく疑問になってきたが、まあせっかく久々に長い文章書いたし、いいだろう。要するにそんな半端な立場にいる人の意見が以下に書かれているということだ。
けっこう曲のクオリティは高いという評判も見た。なので聞いてみたら案外けっこうかっこいいガールズロックな曲なのだろう、と俺は予想した。アニメというだけで「終わった」とか騒がれているのだろう、と。
で、まずyou tubeで「GO!GO!MANIAC」を聞いてみる。
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/ ─ ─\ あれ?イントロ思ったよりデジロックな感じだなぁ…
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何コレぇぇぇぇ?!?
と、正月以来のAAを登場させる手間をかけるくらいぶっ飛んだ。終始早送りしたかのような不気味な声色による早口歌唱は何を歌っているのかすらさっぱり分からない。幼少の頃にテープがワカメになっちゃって、無理やり再生したときに松田聖子の歌声がこんな風になってしまって子供心に恐怖を覚えたあの瞬間(とき)を思い出した。
最初は再生速度2倍にされたバージョンなのかと思って、別の動画をクリックしまくったがどれを聞いても早送りバージョンだ。何でyou tubeにアップされているこの曲はどれもこれも加工されているんだ?いや、俺のパソコンが壊れたか?04年のだしなぁ…って6年!?思考がそっちへ向かったが、そんなはずはない。そう、可能性というか事実は1つしかない。つまりこの早送りみたいなのが本物ということだ。先日1位を獲得した渡り廊下走り隊の曲もなかなかの怪作で驚いたばかりだが、正直それ以上だ。インパクトで評価されてるのか、かわいさで評価されているのか、純粋に名曲だと思われているのかが気になる。
気を取り直してEDの「Listen!!」を聞いてみる。
どうやらボーカルの人が違うらしい。こっちは伸びやかな女性ボーカルにストレートな曲調、普通の曲だ。
ついでなので1期のOPとEDも聞いてみた。こちらに関してもEDは普通、OPの方は…俺この唯ってキャラのアニメ声がどうにも苦手だなぁ…この人の歌ってるバージョンの「ふわふわ時間」という曲(と直前MC)も聞いてみてそれを確信した。でもまあ今回のOPほど強調されていないのでまだ聞ける。ただガールズバンドを主軸に置いたアニメってことで、もっとストレートな元気ロックっぽい音なのかと思っていたので、予想以上にアニかわ路線だなぁ(注:アニかわ=アニメかわいい=アニメ声でかわいらしい雰囲気)という印象。1期の頃に見ている知人に激押しされたこともあって、もしかしたら見たらハマるかもなぁなんて思ってたけど、ちょっと俺はハマりそうにない。
ただ別にこれが1位だからといって終わったとかダメだとか別に思わないけど(だってそもそも何が始まってたって言うんだ?)時代は変わったなぁとは思う。チャートレビューでも書いたけど、ラッキー週で1位2位っていうわけじゃない。7,8万の初動は90年代の全盛期だってトップ10にはほぼ確実に入れる数字だし、00年代前半でも1位は難しくてもトップ3くらいならけっこう容易く入れるレベルだったと記憶している。
結論:俺はやっぱり現実のガールズバンドの方が好き。
「10年後の8月」まであと1年数ヶ月。「Beautiful Dreamer」はZONEの復活を信じています。
オチ関係ねぇ…。
・そんな俺が唯一見ているアニメが「ドラゴンボール改」。当初は凄い勢いで原作に忠実にいらない箇所はカットしまくっていたのに、ナメック星についてから急に引き伸ばしが目立ち始めた。それでも「Z」よりはかなりカットしてるんだけど、それでも遅く感じた。
主題歌のドッカンドッカンとEDのヤッブレカブレが、「Z」時代の主題歌と比べて対象不明すぎて(実際に売上も滑りました)、見るのが辛いのでいつも録画して早送りしていたのだが、このたびEDがAKB48に変更になった。突然どうした?メンバー間で流行ってるのは「ONE PIECE」だろ?(前田敦子のブログ参照)
・あと今週みんなが完全に忘れ去ってるのがIMALUさんである、IMALUさん。
歌手デビュー作でいきなり1000枚台と寒い結果になったがこれが天国に思えるほどに、2ndではMステ出たのに163位423枚という衝撃の展開を迎えた。
このときの「今週のチャート」が某所で張られまくっててビックリ…他にも扱ってたサイトあったでしょーに。普通ここで速攻撤退だが、3枚目は歌手デビューの段階で映画のタイアップが決まっていたのでここまでは規定路線で出すしかない。しかし、前作の結果があまりにアレなんで、今回はさすがに何らかの細工は行うだろうと思っていた。だけど今回も何もしなかったらしい。結果は169位で329枚だとかなんとか。シビアすぎる…。40人×8クラスとしてもう1学年の人数レベル。このサイトのユニークアクセス数は今年になって329を下回ることは無い…。
つまりこのサイトに来ている人が一致団結して全員1枚ずつ買っただけで余裕でトップ200入りできるのか!2枚ずつ買えば高確率で、3枚ずつ買えばもう余裕で100位以内、雑誌にタイトルが載っちゃうぜ!ていうかここまで売れてないなら逆に考えたら10年後、いや5年後には超プレミアになってるんじゃね?ここは買っておくべきか?世紀の珍品扱いか、高額レア扱いになるかは五分五分だけど…。
にしても何でこんなに人気無いんだろうか。これ逆に細工されてんじゃないかってレベルだ。
5月2日(日)
ここ最近の2010春ドラ Vol.2
チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋 3,4話
3話までは患者の謎の症状を解き明かしていく医療推理モノだったが、4話でようやく話が進展。速水(西島秀俊)とメディカル・アソートの佐々木(堀部圭亮)との癒着を知っていそうなジャーナリストの目黒(嶋田久作)が心筋梗塞を起こして急変。事前に速水を盗撮していた目黒を佐々木が止めていたので、佐々木が消しにかかったのかと思ったが、さすがに佐々木もそこまでアグレッシブではなかった。実は長谷川(戸次重幸)がちょいと前兆を見逃してしまっていたのが遠因だったということで、佐々木は単にかぎまわるなと忠告しただけだった。助かった目黒だが、ちょっとやばいところに片足を突っ込んで命の危機を感じていたらしく、さらに今回の一件で完全に懲りたのか妻と函館に引越してジャーナリスト廃業を決意。田口(伊藤淳司)と白鳥(仲村トオル)に知っている情報を伝えて終了。もっと悪どいジャーナリストなのかと思っていたら普通に妻思いの優しい人だった。
初回で妙に出番が少なかった看護師の浅見れいなだったがここに来てそこそこ出てくるようになった。初回だけなんであんなに扱いが悪かったんだろうか…。
あと松田聖子の主題歌が2時間サスペンスのEDみたいに聴こえる。たぶん崖の上でスタッフクレジットが出る場面に物凄くはまる。
絶対零度〜未解決事件特命捜査〜 2,3話
2話は時効が迫った殺人事件をギリギリで解決するお話。この直後に法律が変更されて殺人罪の時効が廃止されることになったらしいのでこういう展開のドラマを見るのもこれが最後になるのだろうか…。話自体は99年の『ケイゾク』で見たようなオチ(犯人が物凄い名医で多数の難関手術の予定を抱えており、今ここで私を捕まえると救える命が救えなくなるぞ!となる)だった。初回ではイマイチ活躍した感じのしなかった主人公桜木(上戸彩)は重大な事実を掴んで事件解決に大いに貢献。
話の流れで個人経営っぽいCDレンタル店が出てきて、そこで15年前に被害者が借りたCD(大黒摩季「ら・ら・ら」)を桜木が借りて聞くシーンがあったのだが、何と当時の原盤である8センチCDを借りていた!レアすぎるだろ!イマドキ個人経営のCDレンタル屋が生き残ってるのも奇跡だが、8センチCDのレンタル在庫を残しているほうがさらに奇跡である。
あるなら行ってみてぇ
3話は連続殺人事件の話。8年前に起きた連続殺人が何故か今になって再開された。しかし当時とは殺し方が少し違うので同一犯か別件か?という展開。
前2回と違って複数の容疑者らしい容疑者が出てこないので見てる方はどいつが犯人なのかとか考える余地なし。最後になって突然お前か!といって若者が逮捕された。しかしこの若者、一言も発せず挙動不審でガクガクブルブルしている。まさか!と若者を調べるとDVされまくった跡が。8年前の犯人は若者の父親で連続殺人が突然停止したのはこの父親が脳梗塞で倒れて行動不能に陥ったせいだった。そして懸命のリハビリの結果、少しは動けるようになったので息子にDVして脅して連続殺人を再開させたのだが、息子は精神衰弱状態で指定した死体の後始末が出来なかったという。
最後になって妙にあっさりと真相だけ暴かれて終わってしまった。あんなガクガクブルブルな息子が心臓一突きで2人も殺せたとも思えない。しかしそれ以前に肝心の動機がもっと凄い。男と逃げた妻に似た黒髪ロングの女を手当たり次第に殺していたというサイコっぷり。自ら病に倒れて体が不自由になっても、懸命のリハビリで息子をDVできるくらいまでは回復し、8年越しで事件を再開させるという執念。しかも妻との共通点、黒髪ロングの女くらいしかなくて範囲広すぎ!
今回の事件は深沢(丸山知己)が偉く固執しており、自ら再捜査を上司に嘆願していたのでよほどのワケアリなのかと思ったら、ようやく開かされた理由が「俺が始めて手がけた事件だからだ!」。
うん、それでどんな辛いことがあったの?詳細は?と思っていたらそのままEDになってしまった。最後に深沢が明かしたのは
「これでこの俺が解決できなかった事件は無い!」
なん…だと…?
この事件以外関わった事件は全て解決してきていたという深沢。固執した理由は凄い個人的な理由でした。
素直になれなくて 1話
Twitterを取り入れたドラマ。安易にテレビ局がブームを取り入れたのではなく、脚本家の北川悦吏子が自分で取り入れたいと言ったという。その割にはTwitterをさほど使いこなしているとはいえず、実際に北川さんがTwitterを始めたのは今年に入ってからだという。そんなわけでいきなり批判を浴びたが、北川さんはドラマをTwitterで実況したりと自由に振舞いながらも、批判は一切受け付けずに自身のブログで「使いこなせるのがそんなに偉いのか?」とヒステリックな激怒乱文を掲載→すぐに削除、とご乱心ぶりを披露。実際にドラマの方だが…Twitterで知り合った男女がオフ会を開催。とりあえずTwitterの特徴である「なう」を冒頭に連呼。しかし直後に仲間が集まった時点でTwitterは用済みになったかのように使用されなくなり、後はドクター(ジェジュン)が飲み会の誘いに使い、ピーち(関めぐみ)がTwitterを開始した旨をつぶやいた程度で、冒頭以降に5人が一同に集結することも一切無いままに1話が終了してしまった。これは確かにただの出会い系サイト&一般的な飲み会誘いメールとしてしか機能してねぇ…。
一応、主張としては「Twitterを生かしたドラマではなく、Twitterで知り合った6人の青春群像劇なんだよ!」ってことらしいんだけど。
しかも登場人物は全員がワケあり。
カメラマンのナカジ(瑛太)は何考えてるのか分からない思わせぶりな態度ばかりで本質が全くつかめない。瑛太自身が雑誌のインタビューでナカジのキャラが掴めないのでどうしたら一貫性を持たせられるのかを北川さんに直接聞いたところ「狙って書いてるから分からなくていい」と言われたらしい。何それ…。目下のところ井川遥と不倫中。
ハル(上野樹里)は非常勤講師。タイトルを代表する「素直になれない」性格とのことだが、天然のようであり、意外としっかりしてたり、好感を抱いていたナカジと出会いの印象が最悪でいきなり猛反発したと思ったら、すぐにナカジとあっさり打ち解けた…と思ったらまた突然キレてもう会わないと言って去る→数日後にはケロッとしてまた仲良し→またキレるという一貫性の無さを披露。これって素直になれないんじゃなくてただの情緒不安定じゃね?過去に弟がクスリで逮捕されたらしく、現在は更正したのかと思いきや、弟が机からこっそり取り出したのは白い粉でしたというオチも。しかも一見優等生風のサイコさんっぽい男子生徒が狙ってそう。
ドクターは医者を名乗っているが、実は医療機器メーカーの社員で営業成績が最悪。上司にはいびられ水をかけられるという昼ドラでもイマドキやらないようなパワハラを受けていた。金が無いので妹が参考書を万引きして捕まってしまうというオチも。なおこの妹はハルの教え子だった。
ピーちに至っては親友のハルにくっついてオフ会に参加したためTwitter何それ?状態からスタート。1話終盤でようやく使用開始。前提のはずのTwitter通して知り合ってねぇよ…。その割には早速リンダ(玉山鉄二)とお近づきになるも、実は目下のところ上司と不倫中。しかもこの上司の子供を妊娠、リストカット癖という危険要素がてんこもり。
リンダは雑誌編集者で1番充実してそうに見えたが、早速いい感じになったピーちにはいきなり産婦人科行きに付き合わされる始末。さらに編集長の太ったおばちゃん奥田(渡辺えり)はリンダのイケメン容姿目当てで抜擢しただけで、出世したくばキスをしろと迫るかなりアグレッシブなセクハラオバタリアン(死語)だった。仕方なくキスをしたリンダだが、リアルに涙目。まさか渡辺えりと玉山鉄二のキスシーンがお茶の間に流れるとは視聴者の誰も思ってなかったと思う。衝撃のサプライズだ。
さらにナカジの父親とハルの母親が何故か怪しい関係?など自身だけでなく各々の周囲にまで暗い要素がてんこ盛り。
こんな重たい要素ばかりなのでオフ会の場はピーち、ドクターが早速身分を偽りまくるウソツキ大会と化した。ナカジも誇張していたがその後ハルにだけ訂正。
全体的に不自然な展開が多い上に、明るい仲間同士の青春ドラマというよりも、寂しい心を埋めるために仲間を求め、もがき苦しむドラマという感じになりそうで暗い予感。これは北川さんが大病を患って弱っていたところ、ブログなどネットでの交流を通して救われたという実体験が反映されているっぽい(北川さんは脚本を書く上で普通は基本であるリサーチはしないそうで、実体験のみで書くとブログで発言している)。
00年の『ビューティフルライフ』は名作だったけどこの時に「もう人が死ぬ話は辛いので書きたくない」(要約、同ドラマノベライズのあとがきより)なんて言ってたのに02年の『空から降る一億の星』ではどんどん人が死んで最終回では明石家さんま以外の主要キャストが撃ち合いで全滅するというご乱心としか思えないような驚愕の結末を迎えて唖然とした。この辺りからおかしくなってきて04年の『オレンジデイズ』はヒットはしたし最初は良かったけどやっぱりどこかしっくり来なかったし、06年の『たったひとつの恋』はあまりに寒すぎて初回リタイアしてしまった。これに関しては視聴率も散々だった。
まああちこちで言われているように「恋愛の神様」とも称されて90年代に多くのヒットを飛ばしていたものの、完全に時代に置いていかれてしまった、という事に尽きる…のかなぁ…。90年代っぽいとか古いとか言われてるけど古いんじゃなくて、何て言うのかな、前述のリサーチしないで実体験という北川さんのスタイルからしても「ノスタルジーの中で変形してしまった90年代」って印象。要するにあの頃のようであの頃ではない。当然今でもない。いつでもない。
今期は最近に比べて視聴率のいいドラマが多く、初回一桁が1つも出ないという好調ぶりだったが、このドラマは期待の割には下から数えた方が早い。北川さんのブログとかTwitter見ると誉める人にはフレンドリーだけど批判を無視しきれずに随所で反感を丸出しにしている(その極地が削除されたヒステリック発言)のであまりいい印象を持てなかった。2話、3話はまだ見ていないがちょっと期待できそうに無い。ネタドラとして見れば…まあ…うん…。リアルに期待してたんだけど残念。