暑過ぎだって世紀始な日記 '10 クロールでいこう

10年8月

8月29日(日)

断片的すぎる24時間テレビとか

乙武さんも否定したというネット普及後に文句言われまくりの24時間テレビ。

ドラマは終盤だけ見た。福田麻由子はますます田中麗…(以下略)。映画「GOEMON」で広末涼子の幼少期を福田麻由子がやっていたけどいきなり親子設定とは。2人の実年齢(福田16歳、広末30歳)だと計算がヤバイことになるんだけど、あの広末は一体何歳設定だったんだろうか。

24時間テレビといえば何よりも注目なのは徳光独善迷場面(違うって)。今回も見ていたわずかな時間だけで特上の迷場面を目撃できた。

昼頃に息子を産んでガンで亡くなった母のエピソード紹介の際に石井竜也が登場しており、「君がいるだけで」を歌唱した場面。徳光がいつまでも話をダラダラ続けるので、曲のイントロがかかり始めてしまう。この曲のイントロは短く、即座に話を打ち切らねばならず、さっさと黙るのかと思いきや何と無視して喋り続ける徳光。スタッフが一旦止めてくれるとでも思っていたようで、トドメの一言は「あ〜もう何で曲待ってくれないの!!」→直後に石井「たとえば〜君がいるだ〜けで♪」という笑えない流れが展開。進行の邪魔をした挙句に、逆ギレをかまして駆けつけた石井竜也へのとんでもない無礼行為を働くという迷場面であった。

さらに高田延彦が会場に登場した中継が入った時は、完全無視して前のコーナーの続きで会場にいる出演者に次々と話を聞いて高田さんをスルーしたままCM突入。中継入って一瞬間を置いてから嵐の櫻井に話を聞きに行っているので中継に気づかなかったわけではなくわざとそうしたものと思われる。

マラソンは何故か走る前から大号泣でもうゴールしたかのような勢い。走ってすぐTOKIOが「宙船」を歌う。って長瀬のソロ歌唱曲なのにカラオケ流してTOKIO5人横並びってどうなのよ…と思ったらサビは全員で歌うことで何とか乗り切っていた。いちいち生演奏なんてしないだろうから、TOKIOは結局お茶の間ではバラエティタレントのままか…。

00年代に入ってからは熱すぎてペースが落ちてゴールできないという事態が頻繁に起きるようになった(山田花子の年は冷夏だったのにあの2日間だけ猛暑になったので体が慣れてなかったパターン)。今年は恐らく過去最高の熱さだったと思うが無事ゴール。最後の歌連打になるともう徳光の独壇場で、TOKIOもAKB48も全員空気同然。延々喋り続けるのでついにスタッフが強引に「負けないで」をかける始末。

徳光の演説だとはるな愛は未だに「女になりたい」と母に言えてないみたいな流れにされてしまっていたが、VTRを解釈するなら「女になりたい」と考えて父に告白した当時に言えなかっただけで今はさすがにそこはクリアした話なんじゃないのか?しかも今は「娘」として受け入れているはずの母に対してあえて「息子」「賢示」などと連呼するというここまで来ると何の嫌がらせかというような発言を連発。最後には「2009年8月29日」タイムスリップ!時間が余ったせいか例年ほど延々喋り続ける事はなかったが、ゴール後もはるなに「AKB全員と握手!」というムチャな要望を出す(はるな愛は即座にハイタッチに切り替えてその場にいたAKB全員と律儀にハイタッチをした)などの相変わらずっぷり。今年もネタの宝庫で感動を和らげてくれました。

 

SCANDALの新曲がガチで3パターン複数商法。TBSで毎週金曜23時前の5分番組で放映されたシングル3曲の映像のフルバージョンだそうだ。番組自体いつも忘れてて1回しか見たこと無いんだけど、普通に考えてテレビで生演奏とは考えにくく、とてもじゃないが3つ買う気にはならない。どれか1つだけならDVD付を選んでいただろうけど、これはむしろ逆に525円で済む通常盤の方でいいや!っていう感じ。

ていうか仮に生演奏だったとしてもTVのスタジオライブ映像なんて別に面白いところないしなぁ…。PVや客入りのライブ映像なら3種買っていたと思うけど。「少女S」を2パターン買い、アルバムを毎回2パターンずつ買った俺でもこれはスルー。複数商法は買う側が満足していればいいと思うんだけど、これは満足できないので買わないという選択肢を取る。どうせなら全パターンC/Wが違うくらいやってくれたほうがマシだった。

たぶんこれはソニー側の実験(ZONEが「証」をパッケージ違いで3種出した時に自ら実験的試みと発表していた)。この程度の複数商法でどれだけ効果があるかという当たれば美味しいだけのノーリスクな実験である。初動が2,3万に達したら成功だから、今後複数商法がガチになると思われる。


8月28日(土)

2010/08/30付チャートイン曲レビュー

・そういえばカラオケでひかりさんも朱雀さんも自分のi podの曲から歌う曲を探す、みたいなことをやっていたのが新鮮だった。というか最近はわりと一般的らしいんだけど、俺はずっとCDウォークマンなもんで。でも確かにああこんな曲あったな!っていうのに便利かも。

・今回はJOYSOUNDの最新機種だった。ここ2,3年カラオケで機種を意識した事はなかったが、今回だけ感じが違ったのでたぶん最近は全部DAMだったんだと思う。

朱雀さんは断然JOYSOUNDを推していたのだが、個人的にはDAMの方が音と曲揃えはいいかなぁ…という印象だった。本人PVもDAMの方が多いと思う。現在のJOYSOUNDはアニメ/ゲーム/ボーカロイド系に特化しており、その辺の曲ぞろえは抜群で何でもあるらしい(27日付の中盤辺りで触れられています)。実際に現場でランキングを見たら初音ミクとかでランキングが埋まっていてビックリした。

10年前音のDAM、曲数のJOYSOUNDって印象だったんで、だいぶ音は良くなった印象なんだけどそこでもまだ差がある感じ。DAMの「生音」は本当に音に迫力があったが、JOYSOUNDは「生音」と表示されながらあからさまにチープな打ち込みが鳴り始めて唖然とした場面もいくつか…。

ていうか最大の問題はGOING UNDER GROUNDの「My Treasure」すら入ってなかったことなんだけどね!松本素生も「2030」だけとはいえ入っていたのに、何故「My Treasure」が無いのか。

DEENでもDAMなら「このまま君だけを奪い去りたい」だけで4バージョン(原曲、アコースティック、リメイク、武道館ライブバージョン)という素晴らしいバリエーションがあるので、俺個人の需要ではもはや10年前のように「曲数のJOYSOUND」でも無くなっているようだ。ていうかDEENとかGOINGとかを網羅したところで需要が完全に分かれちゃってて今のJOYSOUNDにそういうのは期待されてないんだろうなぁ…。

ただ唯一凄かったのはDAMだとシングルですら全部入ってない浅岡雄也がJOYSOUNDではアルバム曲までドカドカ入っていたところ。何故だ?意味分からん!でも浅岡さんは声が高すぎて歌えるリストに入ってないので個人的に需要は無かった…。

それと10年前には3番手くらいの位置で最新鋭の機種だった「セガカラ」がいつの間にか消滅していて(ひかりさんは知っていたけど、朱雀さんは知らなかった)、後は「UGA」か。これCMは一時期1番見た記憶があるのに、何故か1度も当たったことがない。存在自体が都市伝説なのではないかという勢い。

調べてみたら「My Treasure」はあるし、「このまま君だけを奪い去りたい」はわけの分からんオリジナルアレンジが多数並んでいる。1度は行ってみたいものである。

というわけで俺はDAM派らしいことが今回判明したのであった。

 

ゆびきり/タオルズ
こすけさんからのリクエスト。曲指定が無かったので適当にこの曲を選んだ。実はこのグループは名前は知っている、確かカーネル・S・マルオ氏が大学の文化祭にこのグループが来るとか言っていてその時に名前だけは知ったんだと思う。印象としてはアコースティックデュオということでゆずのような空気が漂う。けっこういいけど、この路線は個人的にゆず聞いてればいいかな〜という感じ。とはいえもちろんこれはもう少し売れてもいい風格は感じた。

基本的にアコースティック路線のグループでもゆずより19やサムエルの方が好きなのはサウンド面で平和的なアコースティック以外の何かがあったから。なので、ゆずでも「嗚呼、青春の日々」とか「アゲイン2」とか「青」などロック色の強いものや「心のままに」のような異色曲、「虹」のようなやたら壮大な曲が上位に上がってきて売れた直後に連発していた平和なアコースティックソングはリアルタイムではスルーしていた(当時は19やサムエルをリアルタイムで聞いていた)。

 

今週のチャートより

 

Re:Birth/Acid Black Cherry
avex channelより。Janne Da Arcもそうだけどかなりコアそうな雰囲気が漂っているが、実際に聞いてみるとかなりメロディーがキャッチーである。う〜ん、ソロになってから聞いたのは始めてなんだけど寸分の狂い無くイメージどおりのいい曲という印象。

負けない心/AAA
avex channelより。小室哲哉プロデュース第2弾ということだが、普通にいい曲。いわゆる小室サウンドの特徴みたいなものがよく分からなかったりするので言われなきゃ分からないけど。AAAはベスト盤を聞いた感じ、どうにも男性陣の歌声が好きになれず(高音かっこつけ歌唱が基本的に苦手)、女性ボーカル曲の方がいいんじゃね?と思っていたのだが、今回はわりかし女性メインだったのでいい感じ。バランス的に女性が1人脱退してしまったのが未だに悔やまれる。

フライングヒューマノイド/中川翔子
この人のポジションっていうのは独自だなと思うんだけど、アニメとJ-POPとどっちでもいれるお得なポジションにも見える。曲の方はロック路線。ベスト盤でも出ればシングルまとめ聞きしてみたい感じ。

愛言葉/超新星
勝手なイメージかもしれないが、韓国男性系ってすっきりキレイな高音系ボーカルばかりのような気がするんだけど、これはその線が当たりやすいからそういうのばかり日本に連れてきているということなのだろうか?適度にラップありつつもライトなポップス。ファンが複数買いしておしまいというそれ以外に全く浸透していないっぷりだが、曲がもう少し聞かれればもう少しちゃんと売れるのでは?

HIGHSCHOOL OF THE DEAD/岸田教団&THE明星ロケッツ
アニメOP映像で聞いてみた。何故か勝手に男性ボーカルだと思っていたので女性ボーカルだったことにまずビックリ。かなり激しいロックサウンドだったのでCDで聞けばさらにハードな感じに聴こえるのかもしれない。ややコア系バンドにも近い雰囲気を感じた。

LOOKING FOR LIGHT/TETSUYA
大抵バンドのソロ活動でもやはりボーカリストが最もポップで売れやすい曲をやり、ギタリストやベーシストはバンド以上に趣味性の高い作品を…っていう印象があるが、ラルクの場合、ボーカルのHYDEよりも明らかにライトで聞きやすい曲をベーシストがやっているというのが面白い。しかもバリバリボーカル&ギターをやっているという。余技的なものではなく、普通にメインのボーカルとしてありそうな歌声。HYDEと出会ってなければ自分で歌ってデビューするという選択肢も普通にありえたのでは?という勢い(ま、実際に今自分で歌ってデビューしてるけど)。というわけでラルクの曲よりも明るくて聞きやすい。いやここまではいい感じだとは思ってなかった。

Shawty/CHEMISTRY+Synergy
最初にダンサーを入れると聞いた時はCHEMISTRYがEXILEになっちゃった!?と思ったのだが、実際に曲を聞いてみたら…どっちかというと東方神起とか韓国系っぽかった。で、EXILEはボーカル2人が歌っている周囲でダンサーが踊っててボーカル2人はダンスしてないんだけど、この場合はCHEMISTRYの2人もしっかり一緒にダンシン!何でも猛練習したとか。当初は最近のでかくなりすぎたEXILEを去ったファンが流れてくるんじゃないかと思ったが、この曲を聞く限りは東方神起とか韓国系の曲が好きというファンが流れてくる可能性の方が高い気がする。

一握りの空の下/Hi-Fi CAMP
前よりもバンドっぽい曲。ただ相変わらずリズム部分が軽いのが物足りない。ここまでやるならもうドラマー呼んだほうが絶対良くなると思うんだけどなぁ。しかしこれが売れないのか…。

なおデスリスナーとよくネタにするせいで、最近あらぬ誤解や「これ好きだけど勧めるのやめとこ。デスリスナー発動されたら困るし」みたいな?ことを言われたり思われたりしてるんだけど、俺としてはまず「売れなくなる」→「そんなに悪くなったの?」と聞いてみる→ええやん っていう感じのパターンが昔から基本。ピーク時にはスルーしていてピーク越えて売れなくなってから聞いてみるっていうケースが多いわけで、当然解散や消滅に向かう可能性は高い。で、ビーイング系はそれ以前の問題で、会社自体に何か問題があるとしか思えない不健康ぶりなのでまた別の話。

要するに人気絶頂の時には聞かない。また人に勧められるほど、自分から聞きにいく感がなくなるのでそういうときに聞いてもさほどいいと思えない。後で別の機会に自然と自分から聴きにいったらよかった!(その時には勧めた人にとってはその曲は別にお勧めでもないっていう…)っていう事がほとんど。

あと売れそうっていう感覚と好みは完全に別だったりね。ていうか多分「売れそう」「いい感じ」という感覚はかなり広いんだけど、それだけで全部買ったり借りたりしていたらマジで追いつかないので、+αがないとCDを手に取ることも少ないかもしれない。この+αは俺自身もよく分かってないので、「あの野郎いきなり意外なところにハマりやがったな!」っていうのは多いんじゃないですかね?


8月27日(金)

カラオケオフ会

朱雀さんがDEEN武道館ライブ以来の関東遠征ということで、また会いましょう的に企画された今回のオフ会。最終的にはひかりさんも合流してのカラオケオフ会となった。

入室後1時間はトークに費やし、そこからカラオケが開始。今回何を歌ったかあまり記憶が無いが、基本的にこのサイトで取り扱っている男性ボーカルモノは一通り歌ったと思われる。TOKIO、DEEN、Mr.Children、19、嵐、OASIS、織田哲郎、ORANGE RANGE、GLAY、GOING UNDER GROUND、コブクロ、SMAP、SOPHIA、安全地帯、BUMP OF CHIKEN、the pillows、福山雅治、レミオロメンといったところか。ひかりさんはロック系を中心に、朱雀さんは何でもありという感じだった。

同じマイク使ってるのに俺だけ演奏の方が大きくね?状態というのはここ7,8年ずっと変わらないが、とりあえず歌える曲がほぼ元に戻ったのは良かった。一時期、福山でさえサビになると声が出なくて辛い時期もあったからな…。

そんなこんなで時間を忘れて盛り上がりつつ、ひかりさんが退場後にはカーネル・S・マルオ氏が登場。2時間ほどロングトークを繰り広げた後退場。ここまで来ればもはやオールナイトしたほうが早いということで、想定していなかったオールナイトで残り2時間を朱雀さんと歌い倒す。最後は眠くて記憶が無い。

というわけでこんな感じの宴はまたやりたいね〜という感じである。なお朱雀さんがけいおん!!のCDとか色々持ってきてくれたので「スザレン」(朱雀レンタル)扱いにてレビューに並ぶ予定である。


8月25日(水)

セルが…

・PS2で発売されていた「ドラゴンボールZ」のセルの声もかなり妙な声になっていたが、先日の「ドラゴンボール改」で初登場したセルの声がとんでもなくファンキーになっていてビックリした。ゲームでの声の使い分けからして完全体になるとみんなが覚えているあのクールな調子に戻ると思われるが、第1形態は化け物的な意識がより強まって、突き抜けすぎちゃった感じ。

「ぶるぁぁぁ」とか珍妙なうなり声はまあ当時からあった気はするけど小学生の頃見た第1形態セルはさすがにあんな声じゃなくてもっと不気味で怖かったような…。

まあいずれにせよ次にセルと戦うまではピッコロさんが仲間内最強の存在(まあ最後の活躍だけどね…)、天津飯の新気功砲連発もあるし、サイヤ人以外の見せ場が続くので楽しみである。

 

・大黒摩季が子宮疾患で活動停止
何とZARDと同時代に二大女性アーティストとしてビーイングを牽引してヒットを飛ばしていた大黒摩季までもがZARD坂井泉水と同様に子宮疾患を患っていたと発覚。96年からと記事には書かれていたが、坂井泉水も01年に休養を余儀なくされるもそれ以前から子宮疾患を抱えていたっぽいのでほとんど同時期っぽい。

マジで一体どうなっているんだ、ビーイング。離脱して今のところ特に病気が公表されることなく活動を継続できている上杉昇と浅岡雄也が奇跡のような存在に思えてきた。

 

・LUNA SEA復活
既に5月から公式サイトで前フリがされていたので最早発表を待つのみみたいな状態だったが、さすがにこれだけ引っ張ってまたライブ1回限りとかじゃなさそうなので今度は新作にも期待。

 

GLAYも替え歌
最初から替え歌だったMISIAと違って、最初はそのままで「突然話変わりますが」って言っていきなり脱線するのが笑えた。しかもよりによって最高音のあの部分でやるとは。TERUさんは当時真っ先に喉壊して高音出なくなるんじゃないかと思ってたけど、変わらないね。


8月23日(月)

2010/08/23付チャートイン曲簡易レビュー

ハローグッバイ/藍坊主
マザー/藍坊主

kyoさんからのリクエスト。
このバンドは数年前から知っており、Gyaoか何かで聞いていいなとは思っていたがそれ以上のきっかけが無く、まだちゃんと聞いたことは無かった。やはりけっこうよさげだ。ちょい泣きメロ要素があるのでGOING UNDER GROUNDにわずかに近いものを感じる。

地獄先生/相対性理論
気になるあの娘/相対性理論

同じくkyoさんからのリクエスト。
このグループはかなり個性派という認識だったが、概ね認識通り。チラッと聞いただけではその世界観を把握する事は出来なかった「地獄先生」は淡々としているだけで印象無し。「気になるあの娘」の方がもう少しバンドらしい勢いがあって個人的にこっちの方がいいと思った。ただ個性的で面白いとは思うけどこのグループはそんなに好んで聞く音楽ではないかなという気がした。

 

今週のチャート編(TOKIOとか北乃きいとか松岡充はシングルレビューで取り上げる予定)

Naked arms/SWORD SUMMIT /T.M.Revolution
元々浅倉大介の打ち込み全開サウンドっていうのは、アニメ/ゲームサウンドの典型とかなり一致していることはガンダムを担当した8年くらい前に感じた。とはいえ全盛期の曲はもう少し煌めきというか明るさがあったような気もする。いやGACKTもそうなんだけど、アニメやゲームタイアップが増えてから何となく同じようで少し方向性が変わったような気がする。何となく攻撃性が強まってるのかな?とりあえず2曲とも1度聞いただけじゃ聞いている間は気持ちよく聞けるんだけどその印象以外にあまり覚えてない…。

ミスター/KARA
韓国男性アイドルファンの女の子が、韓国関連のフェスとかで女性グループが出演しているのでその流れで知るという形で女性ファンが多いという感じがするんだけど、何故4minutesとこんなに差がついたのか?というところは単純にKARAの方が見た目もマイルドだし、曲も適度なポップさとかっこよさがバランス良くて聞きやすいからなんじゃないだろうか。まあ女性ファンが中心だとよりかっこよさに特化した4minuteの方がウケる可能性もあると思うがそうはなってないのは少し謎だ。男性ファンも多いのだろうか?まあAKB48とかけいおん!!とか一般イメージ以上に女の子のファンも意外といるっていうし、韓国男性アイドルはあまり興味ないって人でもKARAに行くっていうのはあるのかもしれない。

俺たちのニライカナイ/長渕剛
声が透き通ってて売れるか売れないかの頃に母が長渕ファンだったらしい。ちなみに母は俺と逆で今も有名なミュージシャンを大体売れる前にファンだったというケースが多い(さだまさし(グレープ時代から)、THE ALFEE(フォーク時代から)等々)。まあ声をムリヤリ変えてマッチョな方向に行ってしまった現在はそんなに好きじゃないらしいんだけど。個人的には一時期、B'z松本と長渕の印象が完全に被っていた。今でも若いファンが増えているだけの事はある現役感。確かなメロディーと引きつけるパフォーマンス。カッコイイ。

サヨナラ/崎本大海
ヘキサゴンレギュラーの俳優さんの本格ソロデビュー作。実のところヘキサゴンたまにテレビつけててもこの人の印象ないし、09年の26時間テレビではつるのと2人でフレンズとして歌っている時も、野久保降板という感動的な流れの中ではメインで歌っているのに隅に追いやられるというあまりに不遇な扱いをされていた記憶しかない。俳優としても見かけないしなぁ…なんて思って調べてみたら、キャリアが子役時代から長くてあの名作「ビーチボーイズ」4話に部長(平泉成)の息子2人のうちの1人として出演していた!あの子役か!!さらに「キッズ・ウォー4」で主人公茜(井上真央)の新たな恋人?役でメイン出演したものの、翼(斉藤翔太)と茜の鉄の絆の前にあえなくピエロと化した黒木を演じているなどこれまでに何度か目にしていたらしい。その後の出演作を全く見ていなかったので成長後の姿が分からなかったわけだ。

で、曲の方は声が高くて通っている。他のヘキサゴンは正直バラエティの企画だからCDが出せているという歌唱力だけど、この人だけ恐ろしくマジ、大マジである。本職のシンガーと言われればそうですかと納得してしまう勢いでヘキサゴンっぽいバラエティ感が全く無い。この人だけはあくまで本気のシンガーとして売り出す気なのは曲が大真面目なドバラードであることからも分かる。ただ惜しいかな、ヘキサゴンが宣伝ツールとして最初に一定の客を呼び込むまではいいけど、以降は足かせになってしまいそうだ。

TOKYO LADY/ICONIQ
プロモーションが縮小?したというか馬鹿の一つ覚エイベックスお得意のいつもの連続リリースが無いのは、まさかあんなにあっさり過去の経歴が公になるとは本気で思っていなくて、「ちょっとこれは…ダメかも…」という事で予定を縮小したからなのだろうか?だとすればエイベックスの感覚は本気で狂っていたとしか思えない。wikipediaとかもう当たり前のように経歴載ってるけど、公式は未だに伏せているしマジでそうなのかもしれない…。ていうか過去を捨てる的な言い方もなぁ…。別に恥じるような活動じゃなかったんじゃないの?とりあえずCM継続という感じで、CMでかかっていて邪魔にならないイマドキっぽい感じはあるし、それなりにかっこよい。ただ好きかというと別に…という感じ。やっぱこの手の音楽は歌や歌唱力だけじゃなくてある程度のパーソナルな面も含めてファンになっていく人が多いと思うんだけど、そこを変にいじくっちゃったからなぁ…。謎な売り出し方をしたいなら今でもそれが出来るレコード会社はビーイングGIZAだけだったと思う。あの会社だけは本当にプライベートがほとんど流出しない。

マーガレット/綾瀬はるか
サビしか視聴できなかった。歌手活動にどこまで本気なのか分からないのんびり具合だが、歌声も相変わらずほんわかしている癒し系。

愛ってナンダホー/大島麻衣
バリバリのアイドルポップ。冒頭の音程ヤバクね?と思ったがその後は普通だった。なんかいかにもエイベックスっぽいアイドルサウンド。そこそこ明るくていいんだけどそれ以上の何かが無いっていう。エイベックスを選ぶのは正直やめておいたほうが良かったんじゃ…。嘉陽愛子とかどこ行った?


8月21日(土)

アロカラ

・ここまでアロ映(アローン映画)、アロレス(アローンファミレス)、アロメン(アローンラーメン)、アロマク(アローンマクドナルド)、アロイブ(アローンライブ)などだいたいのアローンシリーズ(1人〜シリーズ)はやってきたがアロカラだけは未だにやったことがなかった。ちなみにアロイブはアライブの方がいいかと思ったが、それだと意味が変わるのでやめた。

そうアロカラ(Alone Karaoke)である。現在かなり多くの人がさらりと「1人カラオケいってきました〜」などとブログなどでセェF0000" size="5">5分くらいかかってしまった。

というわけでDAMで歌ってみた全90分のラインナップは以下の通りだ。ちなみにキーが変わると違和感が生じてしまうので、全曲原曲キーで歌唱。

Smile Blue/DEEN
AMBITIOUS JAPAN!/TOKIO
HUM A TUNE/TOKIO
奏/スキマスイッチ
1/3の純情な感情/SIAM SHADE
名もなき詩/Mr.Children
sailing day/BUMP OF CHICKEN
世界中の誰よりきっと(Album Version)/WANDS
花鳥風月/レミオロメン
もっと遠くへ/レミオロメン
恋のマイレージ/RAG FAIR
I LOVE YOU!!/ナスカ
GREEN/TOKIO
未来/森山直太朗

何か90分なのに、アルバム1枚分くらいしか歌ってないのっておかしくないかこれ?そんなに操作に手こずっていたのだろうか?

DAMの採点機能を使ってみたのだが全て79〜85点くらいという何を歌っても変わらない面白くない点数の連発。1曲くらい50点に沈むとか、90点の大台に乗るとかさぁ…。そういえば昔セガカラの採点でも、俺は1番安定感があって800点台を連発するんだけど、1つ抜けた点が上にも下にも全く出ない。当然900点台は1度もお目にかかれず、その日の最高得点はカーネル・S・マルオ氏の「銀河鉄道999」や「愛は勝つ」といった必殺チューン、他の友人が覚えてないやとか言いながら適当に歌ったシャ乱Qの「パワーソング」とかに毎回持っていかれていたのを思い出した。

ちなみにTOKIOの「HUM A TUNE」は全国1位だった。1人中1位だけどな!

昔セガカラの機種には音声変換機能があって面白かったので、ギャグでよく女性ボーカルモノを歌ったことはあるけど、俺は基本的に地声で女性ボーカルモノ歌っても全く楽しくないという理由で女性ボーカル曲は基本的に歌わない。キー合わす手もあるけどあれ+とか−とかいじりまくると全く音程取れなくなるし。音感桁外れにないからね。耳でギターのチューニング合わすとか絶対無理だし、音が下がったか上がったかも分からないことも多い。まあ昔ZONE地声とかやったこともあるけど、全く盛り上がらない&地声で歌っていると聴こえてくる自分の声が暗〜い感じで嫌だった。

そんなわけで仲間と行った時だろうとアロカラだろうと俺の歌う曲に変化は無いらしい。何か最近は仲間で行ってもみんなが知ってる曲が無くて空気読むの大変らしいとも聞くけど。別にいいんじゃないの?どんな曲であれ5分くらいで次でしょ?

まあ誰も知らない10分の長大な曲を熱唱するのはさすがにどうかと思うけど。ただ個人的にはアイドルや電波ソングは面白くて聞いてられるけど、突如当時の友人がV系のデス系を「ふぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」とシャウト連発で叫びだした時はビックリした。何せ前触れ無くいきなり叫ぶから隣にいるこっちとしては心臓に悪いし、でかくて耳がね…。


8月16日(月)

ここ最近の2010夏ドラ Vol.4

ホタルノヒカリ 6話
ぶちょお(藤木直人)が蛍(綾瀬はるか)のために結婚解消を言い出し、1度は了承するもやっぱ嫌だとなりプチケンカ状態に。

ここのところ干物男疑惑が出ていた瀬乃(向井理)がやはり干物男らしいことが判明し、蛍と意気投合。最終的には瀬乃のアドバイスで蛍の方からぶちょおにプロポーズした事で万事解決…かに見えたがどうにもぶちょおの表情が冴えない…というところで次回へ続く。

瀬乃はアドバイスの勢いで蛍に告白してしまい、既に瀬乃から蛍が好きになっちゃったと聞かされていたぶちょおはそれが気がかりのようだが…。まあよほどうまい見せ方をしない限り、瀬乃と蛍がくっついて終わるというのは局に火炎瓶が投げ込まれかねないレベルだと思うので安心してみていられる。それでいて瀬乃もけっこういいキャラしているので邪魔にもならない。1の時の加藤和樹は加藤和樹がどうという以前にキャラクターとしておとなしすぎたので蛍とのコンビが全く面白くなかったが、瀬乃の場合はそれなりに波長が合う(というか前作では外では普通のOLだったのに2になって蛍が外でも天然キャラを見せるようになったのもある)ので見ていても面白い。

一方キャラ崩壊著しい山田姐さん(板谷由夏)は今回は仕事面での活躍皆無で、おはぎ作りに一心不乱。最終的においしいおはぎを作ることが出来、主婦レベルを上昇させた。

 

夏の恋は虹色に輝く 4,5話
どっちかというと完全に大雅(松本潤)の成長物語にラブ要素が絡んでいるという感じ。それはそれでいいんだけどそうなると何だかタイトルが…。友達になった海(小林星蘭)との交流シーンとかもほのぼのしていていいんだけど、海の出番がまた随分と増えた印象。あれだけ演技ができるとなるとかわいくて人気も出てきたのかもしれない。確かに出てくると和む

詩織(竹内結子)が初回から突如泣き出すのは情緒不安定というか、亡き夫を思い出すスイッチが入るとそうなってしまうらしく、どうやら海外での事故で死んだらしいという断片が明らかに。大雅はあくまで好き好きで攻めずに、見守るモードに切り替えたのでその優しさに少し揺れてきたかな程度で進行はなし。

ただし、張り切っていた大貴(沢村一樹)は、これまでも職権乱用で授業参観やプール教室を駆使して夏休み中もいい先生っぷりを見せ付けてアピール。というか目的は不順だけどそっちのけにはならずにしっかり教師しているので普通にいい先生。いざ詩織に本格的に話をしようとしたが、空気を察した詩織に先回りされて「これからもよろしく」を言われてしまい、普通に空気を読めばもう「いい先生でしかいられない」状態になり、あっさり撃沈。思ったより早かった。合掌。

一方で桜(桐谷美玲)はどんどん良くなっていく大雅にホレてしまったようで台詞の練習で「好きだよ」と言われてドキドキ状態。ずっとツンツンしていたのでデレとやらが今後は見れるのかもしれない。

伊良部(永山絢斗)が桜を気に入っていたが全く相手にならなそう。ていうか伊良部の棒読みというか大げさな演技はキャラクターなのか、本当に永山絢斗くんが下手なのかがよく分からない。ウザイキャラなので、そこを強調しているという意味では成功かもしれないけど。


8月15日(日)

2010.8.16付チャートイン曲簡易レビュー

まずはリクエストから。

樹海
ベテランニートさんからのお勧め。
http://www.youtube.com/watch?v=1GOXwRvO9zo
http://www.youtube.com/watch?v=hOjLCGxITMA
http://www.youtube.com/watch?v=R-CmJhHV8Vk
http://www.youtube.com/watch?v=S01o2pDGDto
http://www.youtube.com/watch?v=AchL8RDPZOs
デビュー曲がいきなり16位に入るヒットになり06年にチャートレビューでも取り上げていたがその後アニメタイアップとの相性が悪かったのか何なのかさっぱり売れてなかったようで(すぐに100位以内に入れなくなり、08年以降休止)名前どころか、1度きりなので書いたことも忘れていた。

ボーカルの神秘的な様子からグループ名を決定したそうだが、「樹海」って言うと富士の樹海=迷ったら帰って来れない、自殺の名所→暗黒地帯 という安直なイメージが神秘性を越えており、かなり重くて濃いんだろうなと思っていたら予想に反して明るいポップなバンドサウンドもあるし、ストレートなピアノバラードにしてもそんなに重たくなくてかなりストレートだった。やはり印象だけでの判断は危険だ。と、同時にイメージ戦略の重大さも感じる。しかし、これが売れないのか…。

 

今週のシングルチャートに登場した曲を聞いてみた編

SMAP、いきものがかりはレンタルしたのでシングルレビューで、HTTは前に少し触れたのでカット。

 

if/西野カナ
映画版のアニメ「NARUTO」主題歌。着うた系ってほとんどアニメタイアップは持ってこないけどそれは単純にファン層があまり合ってないからだと思う。もちろん両方聞く人はいるだろうけど、極端な話デスメタル系が月9主題歌歌うみたいな。極端すぎるか。いずれにせよファン層を開拓したかったのか、とりあえずソニーなんで依頼があったのか。そういえばちゃんとフルコーラス聞いたの初めてだった気がするけど、普通にいい曲。ただ着うた的なバックの音の軽さと、共感ポイントが無いから借りてまで聞こうとは思わない。

君しか/ノースリーブス
このユニットはけっこう大人っぽい曲が多い…というか現在のモーニング娘。の主流の路線に真っ向勝負している感じ。で、パフォーマンス力ではモーニング娘。の方がこだわっているけど、楽曲的には完全にノースリーブスの方が良い。今のつんくでは完全に負けているなという感じ。これだけ真っ向勝負されるともうぐうの音出ない。曲だけ聞くなら今のモーニング娘。聞くより、同じような路線ならノースリーブスの方がいいと個人的には思った。アルバム出るらしいからこれは聞いてみようかな。

プールサイド大作戦/アイドリング!!!
メンバーの名前1人も知らないし、何人いるのかも分からない。フジテレビもCSでばっかり推してないでもっと全面的にフジのアイドルです!と推していけばいいのに。やりすぎると他局NGになるからか?曲の方は夏らしい爽快ナンバー。王道。作曲の日比野裕史は何か名前見たことあるなと思ったらV6、KinKi Kids、長瀬実夕、エイベックス移籍後の上木彩矢ら多数に提供しジャニーズからハロプロまでアイドルも幅広い。

あとひとつ/FUNKY MONKEY BABYS
この人たちはいつもメロディーが本当に良い。歌詞も人々を勇気付けてくれてまさに売れ線王道。90年代ならミリオン連発していてもおかしくない。ドラマ主題歌とかハマれば大ヒット間違い無しだっただろう。今はその常識が通じないし、凄い大ヒットは出ていない現状だけど。しかし歌い手2人の顔がいつまでも印象に残らないのは後ろで踊ってるDJにインパクトがありすぎるせいだろうか。1度も借りてないのは単に毎回同じような感じの曲なので入るタイミングを逃しているだけのことである。ベスト盤は聞いてみようかなと思っている。

愛の唄/新選組リアン
この人たちって新組じゃなくてなのね…。初めてまともに聞いたけど曲は普通にいい。この手のグループはジャニーズの独占商売に近いのでいかにいい曲を出そうとも上限がかなり低い。島田紳助はそれを分かっていながら比較的女性グループよりも男性グループを推している感じがする。真っ向勝負というか、逆にジャニーズ以外は韓国勢とw-inds.とLeadくらいしかいないので大挙して出てきている女性グループを売り出すよりイケると思ったのかな。で、作曲の松井亮太というのはワカバという売れない3人組ユニットのメンバー。この辺りは紳助は売れないけど実力はある人を見つけてくるのがうまいし、面倒見もいいなと思う。

アイデンティティ/サカナクション
前作かな?チラッと聞いたときに不思議なバンドだなぁと思ったんだけど、今回も不思議なサウンド。サビになるとわりとグアッと聞かせる感じになってその部分はけっこう気に入った。かなりクセのあるバンドだと思う。意味不明と思えばそれで終わってしまうが、面白いなと思えば面白い。王道が逆に売れない現代なのでクセがうまくハマればこういう個性派バンドの方が売れるのかな、今は。

閉ざされた世界/THE BACK HORN
名前は知っていたけど曲は初めて聞いた。サウンドもかなりズッシリしているのでもっとズッシリした声かと勝手に思っていたら、けっこう声が高くて驚いた。ガンダムの映画版タイアップらしいけど、ガンダムってこういうロック系だったっけ?T.M.R筆頭にしたデジ系のイメージがあるのでちょっと意外。あまり好んで聞くタイプではないけどこういうバンドももっと上位常連になれば面白いのにな。

ガラスの花/奥華子
名前と見た目だけは数年前から知っていたけど曲をちゃんと聞いたのは初めて。女性ソロシンガーソングライターってけっこう下位にたくさんいて、落ち着いた作風という大雑把なくくりで大体同じなので、後はその歌手の世界観と雰囲気的なところにハマるかどうかって感じなんだけど、聞いてみるとどの歌手もそれぞれ良さがあって聞いてみたいなと思う。去年は熊木杏里が俺的に来たけど、思った以上にバラード系も多くてなかなかじっくりちゃんと聞かずにいる状態。この曲は思ってたよりもアレンジとか含めていい感じ。これは借りてみたい。なんか声もいいね

笑顔の魔法/石田燿子
アニメ「STRIKE WATCHERS2」OPということだが昔ながらの少年少女向けアニメ王道爽快主題歌という印象。調べたらキャリアのある人で93年にセーラームーンRのEDでデビュー。これもそうだけど95年に「ズッコケ三人組」が単発アニメ化された時の主題歌もやっている。当時ズッコケにハマっていた俺はこのアニメも録画して見ている。曲は全く記憶に無いが、いずれにせよ上記2作品は過去に目にしているから耳にしたことは確実にあった歌手のようだ。昔ながらと感じたのはその辺が理由かな。

渚のSHOOTING STAR/戸松遥
声優ユニットのスフィアのメンバーの1人。超アイドル全開ソング。普通のアイドルだと現代ではメジャーなら10代中盤まで、地下アイドルならまあ20代でもいたかな(専門時代にアイドルイベントに強制参加し、地下アイドルに触れた経験より勝手に推測)という感じだけど、声優アイドルだと年齢が関係ないのでこういうアイドルアイドルした曲がメジャーでも成立するというのは興味深い。曲は夏らしくて良い感じ。しかしアイドルが好きというかアイドルソングが好きな人(ある意味究極にポップだから気持ちがいいし、時々凄いのが出てくるからチェックしている分には面白い。実際にファンになると大変そうだけど。)には辛い時代だなぁ。数が多すぎてついていけないんじゃね?

STILL ALIVE/布袋寅泰
さすが布袋、ロックだぜ!的にかっこいいロック。何で今回急に売れなかったんだろう?ブランクが響くタイプでもないだろうに。実際ヒムロックもブランクあったけど安泰だし。ただ「北斗の拳」を名前しか知らないのでこの曲の本当の意味が分からない。まあ「お前はもう死んでいる」くらいなら分かるし、イメージ的に2者の世界観は合っている気がする。ただ新たなテーマ曲というけど具体的にどんなプロジェクトが控えているのかがよく分からない。最近はパチンコになったくらいじゃなかったっけ?

海へいこう/SEAMO
夏をテーマにしたさわやかサマーソング。いきなり売れなくなったからとんでもない路線にでも走ったのかと思いきや、普通に今までと変わらない。やはりベストがトドメで飽きられたってことなのだろうか。普通にいいと思うんだけどなぁ。全盛期なら今年の夏を代表する1曲になってたろうに。

echoes/universe
アニメ「BLEACH」ED映像で見てみた。あれ?こんな画風だったっけ?随分退廃的だなぁ…。この手の主題歌とっかえひっかえのアニメって起用される曲調も毎回まるで違うし、適当に売るためだけにあてがっているような気もしていたが、絵と一緒に見るとかなり合わせてきているというのが分かる。このバンドはイケメンアイドルバンドとして売り出している印象だけど、曲も普通にカッコイイ。ただアイドルバンドとして売り出すと熱心なファンはつくけど天井が低くなってしまうリスクがあると思う。ていうか既にここでコケちゃってるので売り出し方がうまくいってないってことじゃ…。


8月13日(金)

一昔前の思い出のドラマ Season3

97年編。起きている時間が23時まで拡大し、22時枠のドラマを見るようになった。毎回連ドラをチェックするようになったのも97年なら、今も買い続ける雑誌「TV LIFE」を買い始めたのも97年。この時期は本当に色々な始まりの時期である。

いいひと。
春、フジ火10。草g剛の初主演ドラマ。ドラマ主演が初めてだと話題になった上に、主題歌の「セロリ」冒頭でソロパートがあるのもシングルで初めてだと話題に。今でこそSMAPの中でも演技派ともいわれる草gだが確かに当時はSMAPで最も影が薄かった。話自体はあまり覚えていない。メーカー勤務になった主人公がひたすらありえないくらい「いいひと」っぷりを見せて物事を丸く収めていくような話だったかな?最終回ではありえなくらい透明なシューズを開発してこれを届けるために走っていたのは覚えている。あとキムタクの「ギフト」とコラボしてお互いが街でぶつかるシーンをそれぞれの視点からそれぞれのドラマで放映という試みも記憶している。

いちばん大切なひと
春、TBS金9。香取慎吾と観月ありさのラブストーリー。幼馴染の2人が明らかに両想いなのに色々な状況が重なってなかなか2人で安泰にならずに話が展開。けっこう数年単位で時間経過があり、最終的には2人がくっつくかと思いきや、既にいた別の相手との関係が切れずに…お互いを「いちばん大切な人」と2人が認識しつつも一緒にはならないという当時中学1年生の俺にはまるで理解不能な結末となり、そのせいか記憶があまりない。主題歌のジョン・レノン「(Just Like)Starting Over」だけは非常によく覚えていてジョン・レノンの曲の中で1番印象が強く、1番好きな曲だ。

踊る大捜査線
冬、フジ火9。言わずと知れた大ヒットドラマ。だが当時は見向きもせず、実は現在に至るまでもそこまで真剣にちゃんと見たことが無い。連ドラの再放送では何度か見ていて面白いけど別にそこまで全部見たいとは思えなかったというだけの話なんだけど。でもその再放送でなんとなくでもさらっと連ドラ時代の話は一通り見たのかな?それにしては記憶が無いんだけど。SPでは「秋の犯罪撲滅スペシャル」は見てるんだけどこれも何故か強盗事件の間に容疑者に逃げられるところまではよく覚えてるのにその後の展開が出てこない。映画版はTVで何度もやっているのでやはり目にはしているけど、全部通しては見てなくて断片的なシーンだけ覚えているみたいな状態。結局のところちゃんと記憶にあるのは「交渉人 真下正義」だけなのだが、正直これは印象がよろしくない。あと田中麗奈をもってしても「容疑者 室井慎次」はあまりに展開が暗すぎて暗い印象が無い(録画したのを見たのだが音小さい&画面暗すぎだったのも拍車をかけた)。というわけで大ヒットしていて、ちょこちょこと見てもいるんだけど俺にとっては特に好きでもないシリーズである。

ガラスの仮面
夏、テレ朝月8。安達祐美主演。有名な少女漫画が原作で、月影先生を演じた野際陽子がそのまんますぎると話題に。何だか濃い世界観のドラマにばかり出演している印象の安達祐美。これを最後に連ドラで見なくなったな…。このドラマもメチャメチャ昭和の香り漂う濃い世界観だった記憶が。毎回理不尽なまでに苦労→「私は○○(演じる役名)」→カッ!!→みんな「凄い演技だ。役に入り込んでる!」っていうパターンだったっけ?主題歌のB'z「Calling」が印象的で初めてB'zを借りた。98年にはそのままキャスト続投で続編が制作。99年にはSPで完結編が制作されたが、この時点でライバル役の松本恵(今は松本莉緒)が一時引退していたためキャスト交代に。このSPは記憶に無いので見てないかも。

ギフト
春、フジ水9。木村拓哉主演。社長の室井滋がクローゼットを開けると中から全裸のキムタクが出てきた記憶喪失のキムタクが追っている案件の手がかりなのではないかと考えた室井は、キムタクに「届け屋」をさせながら記憶が戻るのを待つ事に。ということで毎回キムタクが届け屋をしながら事件に巻き込まれるサスペンスドラマ。やたらとカッコイイ見せ方をしまくっているドラマでキムタクが華麗なナイフさばきを見せるシーンもその1つだったが、これに感化された少年が現実でナイフを使った殺人事件とかを起こしたため、再放送一切禁止の半ば封印作品となってしまった。後述の「未満都市」もそうだが、変にテレビの色んな部分の規制が厳しくなっていくのはこの頃からだった。正直かっこよさ重視であまりストーリーには入り込めず、結末もどうだったのかさっぱり覚えていない。

サイコメトラーEIJI
冬、日テレ土9。TOKIO松岡主演。V6井ノ原と当時ジュニアで人気だった小原裕貴のジャニーズ3人が主演格。漫画原作だったがまだ3,4巻しか出ていない段階でドラマ化された。そのため単行本ではまだ3つくらいしか事件が終わってなくてとりあえずその3つを2話ずつ放送し、後はオリジナルだった。最後には主人公たちには嫌われているけど原作では何の罪も無い善人刑事だった羽根山警部が犯人に利用されて殺されるなど、原作無視の超展開に突入。原作者は「シバトラ」と同じ人なのだが、この頃から原作で無事な人間が殺されたり、犯人にされたりするのは宿命?主題歌TOKIO「フラれて元気」だけはサイコな印象のドラマの中においてはカラッとしていて一気にTOKIOファンになった。

99年には「2」も制作。しかし主演3人以外のキャストを一新。妹役だった松本恵の交代は引退してたので仕方ないが、ヒロイン刑事の大塚寧々が工藤静香に、前作で死んだはずの羽根山警部が加藤茶になって復活するなどギャグなのか本気なのか分からない設定に確かこの時はちゃんと見なかった記憶がある。また井ノ原が演じていた章吉は原作1話で事件に巻き込まれるきっかけになったのでドラマでも自然にそのまま用意されたのだが、原作ではその後章吉は完全におまけキャラとなり、3,4巻時点では脇役だったトオルが主人公と並ぶ存在になっていた。しかし今更変えるのもめんどかったのか、この「2」ではトオルのキャラ設定を全部章吉に移していた。原作をずっと買っていたので章吉がカッコイイのは非常に違和感があった。

 

失楽園
夏、日テレ月22。映画も話題になってのドラマ化。とりあえず、当時の中学生の間では不倫とか小難しい展開よりもこの時間帯ですげぇエロイというのが衝撃的であった(おっぱい出てたんだっけ?映画だけ?)。既に現在のやたら厳しい倫理観のテレビ界では放送不能と想われる。この夏に「ビーチボーイズ」と並んでヒットさせていたので記憶はあるが、実際には全く見ていないので内容の記憶は皆無。

D×D
夏、日テレ土9。霊力バトルモノ。長瀬智也と岡田准一が主演。長瀬が重傷を負い、奇跡的に助かったところ、霊力に目覚めていた。そこに同じ能力者でゴーストハンターとして活躍していた岡田准一が現れ、共闘することになる。確か霊気棒みたいなものを振り回して敵を倒していたと思う。前年の「聖龍伝説」ほどではないが、最後にはラスボスが出てきて街の命運をかけた一大バトルになるという王道少年漫画ちっくな展開はけっこうはまってみていた。岡田が大切に思っていた既に殺されている女性がブレイク前の仲間由紀恵だったらしいが、この幼少役は現在のAKB大島優子だったらしい。ここはさすがに記憶が一致しない…。いずれにせよ当時でもこの枠でしかやれなかった内容だっただけに、今一度この路線の復活を求む。

成田離婚
秋、フジ水9。草g剛と瀬戸朝香が超スピード婚して新婚旅行に出かけたところ、お互いにとってありえない行動の連発で一瞬で熱が冷めて超険悪になり、「成田離婚」するという話。しかしそのまま離婚するとドラマが初回で終わってしまうので、大々的に結婚しちゃった以上は即離婚ともいかず、険悪状態のままで仮面夫婦生活を送るというのが大部分だった。中盤で瀬戸朝香の相手役にソロ活動して大ブレイクした河村隆一まで登場したのは覚えている。最後は結局くっついて終わったんだっけ?

ビーチボーイズ
夏、フジ月9。反町隆史・竹野内豊主演。男の友情と人生の夏休みを描いた話。個人的には史上最高のドラマであり、その地位は13年経過した今でも全く揺るがない。いずれ別の機会を用意してこのドラマの全てを語りたい。

FiVE
春、日テレ土9。ともさかりえ、鈴木紗理奈、篠原ともえ、遠藤久美子、知念里奈の5人が主演。ともさかを除く4人と榎本加奈子が女子少年院を大脱走。手助けしてくれた男(唐渡亮)の部下となり、工作活動をするという話。2話の時点でともさかが加わって6人になったので「あれ?」と思ったらミッション中に榎本加奈子が死亡し退場。これでFiVEとなった。中盤はあまり覚えていないが、終盤は毎回仲間が1人ずつ敵組織の猛攻の前に死亡退場。エンクミが飛び降り、篠原がライフルでぶち抜かれ、鈴木が爆弾を全身に巻かれてドッカンバラバラ。残されたともさかりえと知念里奈は最終決戦に挑むがここで男とともさかも敵と相撃ち。1人残され刑務所に逆戻りしていた知念の前に死んだみんなが亡霊になって登場。にこやかに微笑みあい、知念は亡霊に連れ去られて消滅するというラストシーンがインパクトだった。主題歌MOON CHILD「ESCAPE」のサスペンスな雰囲気がドラマに異様にはまりまくっており、彼らにとって唯一最大のヒットになった。

ふたり
春、テレ朝月8。奥菜恵・一色紗英主演。赤川次郎の人気小説のドラマ化。ダメな妹の奥菜恵と出来る姉の一色の姉妹の話。初回で一色が交通事故死。落ち込む奥菜だったが、突如一色の声が聴こえる。奥菜にだけは幽霊になった一色の声と姿が見えるようになった。姉の助言を得ながら、自分でもダメだと思っていた奥菜が成長していく物語。恋する相手に河村隆一がドラマ初出演。好青年ぶりと、ボクサーという役どころでかっこよさを大爆発させていた。主題歌がスピッツ「夢じゃない」だったので見たという「メロディ」と同じパターンだったが同じくハマって見た。

ベストパートナー
秋、TBS日9。鈴木一郎(ウッチャン)と鈴木一朗(渡部篤郎)という一字違い同姓同名の2人が同僚になって仕事をしていくお仕事&夫婦ストーリー。見ていてそれなりに面白かった記憶もあるのだがそれしか記憶に無い。

ぼくらの勇気 未満都市
秋、日テレ土9。KinKi Kids主演。ヒロイン宝生舞、仲間達はEIJIでも活躍した小原裕貴、現在嵐として活躍している松本潤、相葉雅紀らが出演。さらに堂本光一の恋人役が矢田亜希子で、ずっと心配して待っているだけの役だったが終盤で待ちきれずに乗り込んできてレギュラーメンバー入りする。当時のマツジュンは声変わり前後の少年だったが、嵐としてデビューする際にはマツジュンだけは覚えていた。相葉はマツジュンほど重要な役どころではなかったので一致しなかった。

親友の小原裕貴が済む千葉の幕原地域が大地震に見舞われて壊滅した事を聞いた堂本光一は心配する矢田亜希子を置いて、自転車で一路千葉へ向かう。途中で姉ちゃんを探して同じくやってきた堂本剛と合流し、ロードムービー風に千葉を目指す2人。しかし幕原は自衛隊が厳重に警護していて入れない。息子を探しに来たというおっさんが自衛隊員に化けており、そこの荷物に紛れた2人は無事に幕原に辿り着くがそこには20歳未満の子供しかいなかった…。よくは分からないが隕石が落下し、そこから出てきた微生物が体内に入り込むと20歳以上の大人(厳密には20歳は目安で19歳なのに死ぬ奴も入れば21,2歳でも生きている奴はいる)は死んでしまうという(この時点では感染者に触れられるだけでアウト)。この街で大人はみんな死んでしまったという。一緒に乗り込んだおっさんもやがて死んでしまった。さらに食料などの物資の普及が全くいきわたっておらず、子供たちはサバイバル戦争状態となっていた。そんな中で死んだ警官の銃を奪った宝生舞は男だと言い張り、この世界の秩序をギリギリの範囲で守っていた。光一は持ち前の正義感を存分に発揮しながら、徐々にみんなの信頼を得て、リーダーとして慕われていく。政府との交渉の末に、この世界での秩序を完全に統率できたかに思えたが、この事態を起こした原因が実は政府の実験失敗にあったことが判明し、政府側は幕原を見捨てる事を決意。同時期に実は既に20歳を越えていて問題だった宝生舞に死の兆候が現れてしまう。宝生舞が死んだ夜は雪が降る寒さだったが、微生物が変異を起こしており、寒さであっさり死滅。政府はこれみよがしに子供たちを解放して英雄を装おうとするが、光一たちは黙って見ていられなかった。「ぼくらの七日間戦争」ばりの勢いで政府と子供たちの最終決戦が始まる。

という当時中高生ならワクワクすること間違いなしの未成年ドラマ。正直DVDが出たら欲しいレベルの名作だったが、序盤〜中盤の力で街を支配していた頃の暴力やイジメ描写がけっこう激しかったのが原因か、ビデオ化までしかされていない。ちゃんと見なくとも暴力側を否定しているドラマなのは一目瞭然で少年少女が悪影響なんてことはまずないと思うんだけど。むしろ推奨するべきである。

 

メロディ
冬、TBS日9。小泉今日子主演。バツイチ子持ちの小泉がケーブルテレビで働くことになる。そこにはかつて有名キャスターだった玉置浩二をレギュラーメンバーとして番組を作ろうという動きがあった。しかし玉置浩二は人格に難ありで…というケーブルテレビを舞台にしたドラマ。玉置浩二は劇中で有名時代の持ち歌という設定で「メロディ」を披露。しかし主題歌は何故かスピッツの「スカーレット」だった。放送日の新聞にスピッツの新曲が主題歌と書いてあるのを見たのでそれ聞ければいいやと思ってみたらそこそこ面白くて最後まで見た。が、記憶には残っていない。

 

ラブジェネレーション
秋、フジ月9。木村拓哉、松たか子の王道ラブストーリー。とある会社を舞台に2人の恋愛と、広告会社のクリエイティブ班から営業部へ異動させられたキムタクの仕事に対する成長ぶりを描く。それまで長髪だったキムタクは1話で「営業部に来るなら髪を切れ」と言われ、松たか子が長髪をハサミでジョッキリ。仕方なく1話ラストでは髪を短くしたキムタクがお目見えとなった。当時長髪の印象しかなく、あまりイメージが良くなかったのでこの短髪キムタクはメチャクチャかっこよくて好感度が上がった。印象的なシーンや台詞も多く、個人的にはラブストーリーでは今作が最も好きである。主題歌の「幸せな結末」も最高だった。特に誰も不幸にならないし、死なないし。この年、月9ドラマ4本全てが無敵状態で大ヒットしたため「月9ブランド」が完全に確立したが、実はピークはこの年だった…。

あと翌年に総集編が放送されて、それを振り返る2人の様子が新撮されていたがなんだか妙に落ち着いて冷静に「あの時は熱かったね」みたいに振り返ってて、そのトーンのあまりの低さにそんなに冷めちゃったのかよとガッカリした覚えが。理子はそんなキャラじゃなかっただろ〜って。


8月9日(月)

ここ最近の2010夏ドラ Vol.3/2010.8.9付チャートイン曲簡易レビュー

ホタルノヒカリ 5話
冒頭から「ゴルゴ13」を音読しながら「ゴルゴちゃん人殺しちゃダメよ〜あらまた殺しちゃった」と独り言を連発する蛍(綾瀬はるか)、呆れるぶちょお(藤木直人)、と今回ものっけから凄いノリでスタート。「その手があっタコ!」(タコ口)とか随所にギャグも連発。専業主婦を目指せ!ということでにぼしのダシから取るという味噌汁を作るのに奮闘することに。冒頭から失敗を繰り返しガックシ貯金したり、漁師のコスプレをしたりとハイテンションで飛ばしていく。仕事中もにぼしモードになってしまう蛍の様子に心配がる一同。

しかも前回までラブラブ一直線モードになっていたおかげで、後輩から「今回はどうしたんすか?」とアイデアの出ない具合を指摘されてしまう始末。山田姐さん(板谷由夏)との会話では先輩なんだからしっかりしないとという話の後で「3年前からいるのって私と部長と蛍だけじゃない」と初めて劇中で明言。続編モノで社員全員揃えるのは無理なのでそこは曖昧にしておくのかと思いきや、公式に3年でヒラ社員が総取替えになったことを示してしまった。先輩として頑張らなきゃな〜とか呑気なこと言ってないでわずか3年で若手社員全員に逃げられた原因と会社の行く末を心配すべきだ。

一方で3年前のような社員からの憧れの眼差しも信頼も無く、結婚も決まってそろそろ引退を考え始めた山田姐さんに決定的な事態が発生。不動産屋が最初に言った契約料を上乗せするというが、色仕掛けで酒でも飲ませればあのエロオヤジOKでしょ!と調子に乗って蛍に話していたら、同じエレベーターに不動産屋が乗っていて激怒させてしまい、さらに上乗せされてしまった。

さらに背水の陣で用意した接待でも不動産屋は動じない。突然脱ぎ出すので悲鳴を上げる山田姐さん。電話で悲鳴を聞いて駆けつけた蛍の前で不動産屋は華麗なる腹踊りを披露していた。あらかじめ仕込んであったわけではなく突如脱ぐ→山田悲鳴→蛍が駆けつけるまでの間にお腹に落書きをして仕込み→蛍が到着時にちょうど披露していた、という流れか。宴会芸の何たるかを力説する不動産屋。芸の無い山田姐さんは意を決してタバコ2本を鼻に刺すという古典ギャグをかますが全くウケずあえなく撃沈。「2」になってからのキャラ崩壊に拍車をかけるだけになってしまう。

蛍は逆襲のために女子社員2名を連れて再び不動産屋の接待に。再び宴会芸の何たるかを説き始めるもはや時代錯誤過ぎる不動産屋にあえて真っ向勝負をしかけた蛍は前作で猛練習の末に会得し、大絶賛を浴びた

究極奥義 ドジョウすくい

を3年ぶりに披露。女子社員2人も仮装はしていたがあまりの迫力についていけず、「これが雨宮蛍、伝説のどじょうすくい…」「私はできない…」と呆然とするのみ。前回を目撃した社員が既に1人もいないのにしかと伝説になっている辺り、社員がどんどん入れ替わっていく過程でも「伝説のどじょうすくい」は3年もの間、常に社員の間で語り継がれてきたのだろう(例:今いる社員「先輩お疲れした!この会社での最大の思い出って何でしたか?」、去っていった前作時の社員「やっぱあれだなぁ。今海外に行っている雨宮って奴がいたんだけどな。あいつが宴会で見せたどじょうすくいかなぁ…。あれはすげぇよ。どんな仕事より鮮明に覚えてる…(遠い目)。と、こんな会話が毎回繰り広げられていたに違いない!)

前回よりもパワーアップしたような「どじょうすくい・改」状態の蛍に飲み屋の客全員が注目。写メを連発しながらの拍手喝采不動産屋の腹踊りじゃ、店の客はみんな引いてたもんなぁ…

その後、会社に戻っても渋る不動産屋だったが最終的にはみんなの熱意に押されて承諾。駆けつけた山田姐さんは何もやることがなく、無力さを痛感し、結婚と同時に引退を決意するのだった。

帰り際に不動産屋と遭遇した部長は「いい部下を持ちましたね」と誉められる。「宴会芸は?」と聴かれ、

「DJ OZMA」

と衝撃の回答をする部長。クールに「ほう、でも引退しましたよね」と返す不動産屋に「えっ!?」と返す部長。

一方で山田姐さんに引退を宣言された二ツ木(安田顕)は思い悩む。駆けつけた部長は何故かDJ OZMAのカツラとサングラス着用。どうやら不動産屋と腹踊りVS DJ OZMAという夢のコラボ持ちネタの見せ合いをしていたらしい。部長のDJ OZMA…というか藤木直人のDJ OZMAは見たかった…。

山田姐さんと二ツ木の関係を見た部長は蛍とは結婚しないほうがいいのではないか?と考えて結婚白紙宣言をしたところで次回へ続く。

 

・昨年夏に大コケしたと言われる香取慎吾主演の「こち亀」が映画化決定らしい。

俺は雑誌に中川、麗子のコスプレ画像が出た時点で言葉が出なくなり(そのままやるのかよ…的な)視聴しないことを決めてしまったのでどんな内容だったのかを知らないが、ネット上で酷評されまくっていた。視聴率も10%前後を推移したことがさらに拍車をかけて大コケ、大コケ言われたわけだけど元々あの枠は10%前後の低視聴率枠で、格段に失敗したわけでもない。何で「こち亀」だけあんなに騒がれたのかといえばなんだかんだ愛されてる作品だったからなんだろう。

それにしたって映画化とは何故なのか。

1.実はファミリー層への評判は実はすこぶるよかった。

2.税金対策

3.「スシ王子!」みたいに最初から決まっていたので引くに引けなかったが、さすがに躊躇して調整を図っていた→代替案も出ず結局そのままGO!

 

でもNHK紅白に両さんに扮した香取が出てくる演出もあったくらいだし、実は1なんじゃないの?

 

 

globe15周年ベスト発売
07年にベストを出していたのを知らないが、これってmu-moの通販限定企画盤だから一般流通してないんじゃないの?公式ディスコグラフィーには載ってないし。

で、今回のだが内容が凄すぎる。

最上位のフルコンプリート盤に至ってはただの全作BOXセットでもはやベストでもなんでもない。

TKセレクト盤も聞いてほしい50曲をセレクトしたCD5枚組って選びすぎじゃね?もう少し絞り込めなかったんですか?

ベストセレクト盤はイイトコ取りと言いながら30曲も選んでおりまだ3枚組。ヘビー…。

ライトリスナー置いてけぼりのやりすぎベスト盤の中でもこれは特に凄い。結局のところ、小室逮捕で発売中止になったglobeバージョンの「Get Wild」だけ出してくれればいいのに、この際に全部聞いてもらいたいのだろうか。後半はあんまり売れてなかったし。

逆にこれの売上で今のglobeにどれだけコアファンが残っているか、なんだかんだ逮捕がきっかけでglobeへの興味を取り戻した人がいるかが分かると思う。

 

 

・読売新聞の読者投稿欄に先日の26時間テレビのマラソン企画に対して猛烈な批判が載っていた。批判も載るコーナーといえどここまで強烈に批判しているのはそんなに見ることは無いレベル。要約すると「二度とやらないでほしい。熱中症で亡くなる人もいるような気象状況で素人にやらせるのは無謀。」的な感じ。しかも同様4通という盛況っぷりである。misonoのドクターストップの件とかでもその危険な状況が垣間見えたけど、確かに感動というよりかは健康面が心配になるだけの企画に俺には映っていた。個人的に最高に嫌なのはこういうのに感化されて、「だからおまえも頑張れ」と他人に無謀なガンバリズムを押し付ける人が出てくること。

 

 

・「今週のチャート」7年もやってるのに、この5年くらい「シングルレビュー」以外の曲をほとんど聞いてすらいなかったので、意識的に聞いてみようというコーナーである。

合わせてリクエストも…という予定だったがのっけから新譜が多すぎて疲れたのでリクエストはまた次回。

 

One in a Million/山下智久
さすがにNEWSと同じようなジャニーズポップやってもしょうがないので全く違う大人路線。東方神起辺りがやってそうなイメージ。あんまり好みのタイプの曲じゃないけどかっこいい。ところでサングラスかけてたけど、途中で放り投げるというパフォーマンスは何?(CDTVより)ちなみに山下くんは素顔の方がかっこいいと思う。

Break it/Get Myself Back /安室奈美恵
サビだけで構成されたエイベックスチャンネルのメドレー映像で視聴。最近の安室らしいのは「Break it」なんだろうけど、夏らしく爽やかで聞きやすいのは「Get Myself Back」だった。

EVER/GACKT
MUSIC JAPAN映像より。GACKTってソロデビュー時はかなり世界観が濃くて、「君のためにできること」辺りからかなりポップ性も広がって一気に聞きやすくなった印象がある。近年はライダーやガンダム、ゲーム方面に進出してからは前以上に別の方向で濃くなって攻撃的になったような気がする。タイアップがつくとほぼ例外なくいつもよりも格段に売れるから相性はいいんだろうけど、な〜んか変わっちゃったなぁ〜って印象。

太陽のメロディー/今井美樹+小渕健太郎 with 布袋寅泰+黒田俊介
宮崎出身の2人とその夫&相方による口蹄疫被害への応援歌コラボ。普通にいい曲だな〜という印象で借りるかどうかは悩む。ていうかこのCDの収益は全額寄付である。で、レンタル店が買い取った分は当然宮崎県に行くわけだけど、その後の店の利益まではさすがに寄付にいかないよね…。

君が僕にKissをした/WaT
2年ぶり新曲。アコースティックな超がつくほどのさわやかポップという方向性は変わらない。彼らは自作だけどそこまで優れたライターということはなく、むしろ出自が遊び感覚だったというだけに、あくまで趣味レベルという印象はずっとしていた。ていうか2枚目までのシングルはかなり良かったんだけどそれ以降が急になんか普通になっちゃったからなんだけど。でもこの徹底的なさわやかさは意外と他にいないし、作曲はいっそ外部に任せてメインで作曲はしなくていいなじゃないかというのがベスト盤での率直な感想。今回もまあそこそこいいけどそこまで印象無いので自作かと思ったらなんと提供曲だった。久々の曲なんだし、さわやかさだけ優先したのかな?

Now loading...SKY!!/スフィア
普通にいい感じのアイドルサマーポップ。近年のアイドル低年齢化により20歳越えただけでこういうのは無理!みたいな世の中になってしまったがある程度年齢を超越しており、年齢不詳で不老不死なのかという勢いで若さを保っている方も多い声優でなら可能、ということか。ていうか日本武道館ライブやるの?すげぇな。

Higher Than Dark Sky/access
公式でサビだけ視聴。accessはよく知らなくて浅倉大介はT.M.Revolutionの印象が強いというか、方向的には同じイメージがある。ちょっと聞いただけでそれと分かるデジポップサウンド。中高時代も浅倉の曲は全部同じだよなんて友人が言っていた。生音バンドサウンド派の俺としてはこの手のサウンドはまあT.M.Rベストだけで聞いてればいいやみたいな感じである。嫌いじゃなくてけっこう耳障りも好きなんだけど、どうしてもあまり明確な区別が持てないのと、繰り返し聞く気にならない。好みの問題である。

灼熱フィンガーでFEVER!/加藤和樹
サビだけ視聴。全く聞いた事がないはずだったのに凄い聞いたことのある曲だった。ニッポン放送でかかってたのかな?タイトル通りフィーバーな1曲。

I My Me Mine/4Minute
アイドル要素皆無。かっこいいガールズグループという雰囲気なのに、売り方が複数だったりイベント商法だったりする不思議。今の日本にこの路線のガールズグループを求める男性ファンがいるのか不明だが(いれば今でもせめて全盛期のMAXみたいなグループが売れててもいいだろう)、あるいは今のアイドルが苦手な人が「これはアーティストだよ」とか日本のアイドルを見下しながら支持するみたいな流れなら生まれるかも…(なんか嫌だなソレ…)。個人的には今のガールズグループ/アイドルの流れがかなり変わると思うのでもう少し売れたら面白いんじゃないかと思う。倖田來未がポップなの以外の曲でもそれなりに支持されていたことを考えればありえない話でもない。ただ曲やサウンドは全く好んで聞かない路線なので正直あまり興味が無い。かっこいいとは思うけど。

 

・ついったー見てると自由すぎる発言も多いし、人のフリ見て我がフリ直せじゃないけど、色々考えることが多くなった。一応サイト開設当初から意識はして強い否定や攻撃の言葉は極力回避していたんだけど、まだ足りない部分もあるのかもしれない。率直さと攻撃は違うよね。


8月8日(日)

たまに出かけたときに限って色々あるのは何故だろう

・毎年恒例の真夏の雪祭り花火大会→尾瀬という避暑コースへ。昨年は精神体調不良を押しながらムリヤリいって一瞬だけ癒されて帰ってきたが、その時の「来年も生きてここに来れるか?」という自らへの問いにちゃんと応えられたので感慨深い。そばは上手いし、最高に涼しいし、地元でこんな風が吹くにはまだ1ヶ月以上待たなくてはな…。

 

V系バンドの彩冷える、ボーカル以外全員脱退
それは解散って言うんじゃないかと思ったが、扱い上はボーカル以外の4人が脱退して新バンド結成ということになっている。インディーズ時代後期にCDがメジャー流通するようになると、売上が急上昇。昨年メジャーデビューしてからは2度トップ10入りも果たしていて名前だけは知っており、人気的にはこれからという感じがしていた。しかしよく見ると、この発表以前に既に9月にボーカルのソロデビューが決まっていた模様。

モーニング娘。亀井ジュンジュンリンリン3者同時卒業でデビュー以来の5人組に
ここのところは07年を最後に新加入も無く、以前ほどの激しい入れ替わりもスキャンダルしても話題にならスキャンダルも特に無く、昨年エースだったはずの久住小春が特に理由もタイミングもよく分からない卒業を迎えさせられたくらいで比較的平穏な時代を迎えていた。

亀井さんに関してはアトピー性皮膚炎の治療とのことだが、最初の相談は明らかに治療に専念したいなので何も卒業させなくても…。初の休止→復帰っていうのもドラマがあっていいじゃないか。絶対泣けるよ、売れるよ、盛り上がるよ?っていうのもこの事務所は卒業者ってほぼ確実に飼い殺しになっちゃうので実質的な引退にも等しかったりする。

中国人留学生の2人に関してはつんくのコメントも「一人前になった」って適当すぎてもはや意味不明。グループのアジア展開を見据えて入れたはずなのに、ほとんどアジア展開しないで本当に「留学」してただけで帰国。しかも中国でのデビューの準備期間って本当に準備する気あるのか怪しい。準備してたけどデビュー無理でした!とか普通にやりかねない。そもそもせっかく「日本語も上達した」のに中国デビューって日本語何の役にも立たないじゃん…

そんなわけで一時期は13人とかまで増えたモーニング娘。はいきなり結成〜メジャーデビュー時、シングル2枚出しただけの5人になることに。まあ最近ほとんどメインボーカルのリーダー高橋&エースの田中、それを支えるサブリーダー新垣、自称叫び担当の道重、特に今のところこれといった特徴も無くいかんとも形容しがたい最年少の光井…ボーカル部分を見れば一応5人でも最小限成立するか。

メンバーオーディションも久々にやるらしい。10〜17歳って小学生OKになったのコレ?そして上限低い…。初期のメンバー何人かの加入時の年齢が今じゃ対象外お断りって凄いな。

今のモーニング娘。ってさりげにPVとか見てる限りでは全盛期よりもアイドル色が薄くて、比較的カッコイイダンスグループ的な要素が強い気がするんだけど(まあブログに載ってたライブ衣装がウサ耳だったのでアイドルするところはアイドルしてるみたいだけど)、そんなに低年齢じゃないとダメなんですかね。

しかしライブでつんくが出てくるとそれはもう絶対にファンにとって悪夢のニュースってことなのか。プロデューサーじゃなくて死神…。


8月4日(水)

簡易曲レビュー1

・いいタイトルが思いつかない。

ランドリーとワールド/ウラニーノ
独特の世界観。曲を書いている人の世界観が濃い感じ。アコースティックでシンプルに聞かせるが、後半バンドが入ると何故か語り調になる。その後に繰り返し登場する「ランドリーとワールド」というメロディーは「カントリーロード」を髣髴とさせる。全体的にストーリー性が強いので、聞けば引き込まれる人は多いのでは?

海からの手紙/ウラニーノ
こちらはもっとストレートにメロディーを聞かせる。派手すぎないサウンドは聞きやすく、世界観に引き込まれる。RADWIMPSとはまた違うけど、俺が知ってるバンドの中では1番近い雰囲気はRADかな。そのうちブレイクするんじゃないかな、時代が間違ってなければ。

以上2曲はゆうろくさんからURL付でリクエストもらった。

一応ここでも載せておくか。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8631190

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11246253

 

Gyaoで適当に漁ってみた編

W/松岡充
SOPHIAボーカルのソロ。「仮面ライダーW」に自らライダーで出演して主題歌も!というGACKTパターン。最近のライダーは特定の作家が必ず作詞作曲編曲を手がけて、自作できるGACKTもTourbillonもせいぜいアレンジに共同で名前が載る程度で完全に歌い手としての参加が恒例だった。上木彩矢 w TAKUYAなんて何でTAKUYAを招いたのか若干意味不明なくらいだったし。しかし今回は作詞作曲編曲全て松岡サイドの自作。作曲は病気療養に入ったSOPHIA都。ということでほとんどSOPHIAの新曲といった雰囲気。最近のSOPHIAの曲と比べても特に良くも悪くもない感じだが、売上だけは大上昇するんだろうな…。普段も聞いてくれ!

こっち向いて Baby/ryo(supercell) feat.初音ミク
最近一部で大盛り上がりしているボーカロイド作品。チラッとしか聞いた事が無いので初めてフルで聞いてみた。サウンドは普通のロックサウンドでメロディー含めてryoというクリエイターがネット上の一部の賞賛にとどまらず、ヒットチャートでも十分にやっていけるほどのかなり優れたヒットメイカーであることが分かる。しかし音声合成ソフトだけにボーカルが無機質、無感情の棒読み歌唱炸裂という果てしない違和感。慣れれば普通に聞けるのかもしれないが、いきなり聞いた感じだと普通に人間雇ったほうがいいんじゃ…と思った。

Yellow/kz(livetune) feat.初音ミク
確か両A面で発売されていた別のクリエイターのボーカロイド作品。こちらはPerfumeの新曲でした!といわれたらそのまま納得しそうなコンピューターサウンド。最初から加工ボイスなので違和感も何も無く、こういうサウンドなんだとすんなり聞ける感じ。曲としてはryoの方が好きだけど、違和感が無いのはこっちだった。

 

TVでたまたま聞いた編

ミツバチ/遊助
公式にはトリニダード・トバゴを発祥とするSocaの要素がベースの超アゲアゲソングとされた曲。だが聞いてみれば随所に有名童謡のメロディーが登場するメロディなんだかラップなんだかさっぱり分からないひたすらハイテンションで乗り切る超絶楽曲。これまでもかなり大胆な曲が多かったけど今回はハンパじゃない。いい曲かどうかは正直分からないが、1度聞いたら忘れないすさまじいパワーは持っている。しかしこの人の歌声を聞くたびに旧声優時代のジャイアンを思い出す。下手っていう意味ではなく雰囲気的な意味でね。

 

最近のチャートイン曲の中から編

DEAR FREEDOM/ACIDMAN
彼らはデビュー時からずっと適度な位置にいるので存在自体はずっと知っていたのだが、特に大きなヒットやタイアップ曲がないので興味はありながらずっとどれ聞けばいいんだか分からず状態で結局あまり聞いていなかった。ロックバンドは基本好きだが、それ以上になるにはこう…何かが凄くピタリと来るか来ないかによる。そんで自分でもその基準が何なのかはさっぱり分からない。前は大したことないと思ってたのに、しばらくして聞いたら何故か凄くよく聞こえたとか気分や状況次第でも変わる。そんなわけでACIDMANだけじゃないけど、気になってはいるけど…というバンドも新曲は出れば1度聞くくらいはしていこうかな。どこかできっかけがあるかもしれないし。今回の曲はけっこう激しい感情を感じる曲だった。

あとACIDMANは専門時代のクラスメイトがファンだっていうんで「ベスト盤無いみたいだし、おススメのアルバムある?」って聞いたんだけど「う〜ん…」って答えてくれなくてね!本当にファンなのか、満遍なく好きすぎて甲乙つけがたいのか、単に全体的に好きだけどこれといった1作が無いのか、全て不明だった。

MajiでKoiする5秒前/Umika as Yamako
川島海荷の映画の企画によるソロデビュー作。97年の広末涼子のデビュー曲カバー。作詞作曲は竹内まりや。当時の広末現象ともいえるあの大人気の波の中にいた俺としては(シングル買ってないけど)これは聞いておきたいところ。曲は色あせないし(ていうか当時の広末の曲はどれもこれもシンガーソングライター提供で無駄に豪華なので今聞いても古くない曲が多い)、ボーカルは曲に合ってていいと思うんだけど、アレンジがリミックスみたいで原曲に比べるとちょっと残念。唯一「1,2,345!」のささやきはちゃんとポイントとして残しているところはいい。当時は別にどうでもいいポイントだったけどあるのとないのとじゃけっこう違う気がしてきた。

○○がんばらなくてもええねんで!!/スマイレージ
唖然とする破壊力抜群の曲。これがつんくの本気か…。これが正しいかどうかは分からないがとにかくインパクトだけはある。他のハロプロではほとんど聞けないバンドサウンド風のコミカルなアレンジ、わけの分からんテンションに極めつけの変な振り付け。10年後に果たしてどんな曲として人々に記憶されているかが気になる。このくらい針を振り切らないとAKB48の猛攻、そしてアイドル戦国時代を生き抜けない気はするが、滑って失敗にならないかはちょっと心配だ。

 

 

あまりに売れなすぎたせいか、高橋瞳の新曲はyoutubeでも上がっていなかった。公式で流れてる分だけじゃ微妙すぎてなんとも…。ていうかこれレンタル出るのか?

 

・涼しいうちに「今週のチャート」書いてたら、そういえば「けいおん!!」ってこのくらいにやってんじゃね?ということで初めてちゃんと見てみた。今週新しいOP/EDが発売されているはずだが、ヒット確実みたいだし、先回りして聞いておこうという目論みも。

OPは相変わらず凄い曲だ。ボーカルも凄いけど、アレンジも凄い。前の曲もそうだったけど、衝撃が強すぎて忘れられない変な中毒性はある。今回はある程度予想して聞いたせいか、流れで聞いたせいか、外野無視で何でも楽しむフリーダム志向に変えたせいか、曲の魅力は分かってきた。これは素直に楽しめばいい。

本編はほのぼのした雰囲気。流れとかキャラの関係とかそんなによく分からんけど、これ普通にゴールデンでやってもいいんじゃないの?何でこんな平日のド深夜に放送してんの?という感じ。「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「あたしんち」とかの流れに並べて放送されててもそんなに違和感が無いと思う。

これ確かに嫌いって人はいないだろうなぁ。そんなに続きは気にならないけど、なんとなくまた見る、みたいな「ドラえもん」とかの域っぽい感じ。まだ分からんけど来週の俺はどうしているだろうか。

ただ軽音楽部の話って聞いてたんだけど、全く楽器演奏してなかったような…。

ED曲は普通にかっこいいロックバンド曲でこれは普通にCDでも聞いてみたいレベル。


8月2日(月)

ここ最近の2010夏ドラ Vol.2

夏の恋は虹色に輝く 1,2,3話
大俳優の楠航太郎(伊藤四朗)の次男で俳優の大雅(松本潤)はクソマジメすぎることが災いして演技も硬く、まわってくる仕事は二世俳優特集のバラエティばかりという売れない俳優。

偉大なる父の影響からいかにして抜け出し、自らの道をつかんでいくのかに焦点が当たるのかと思ってたら開始20分で父死亡…と思ったら嘘だったんだけど、40分過ぎて結局本当に死んじゃった

スカイダイビングをしていた大雅はパラシュートのコントロール紐が切れてしまい、迷走。墜落の末に木に引っかかってしまい、通りがかった詩織(竹内結子)に助けてもらう。よく分からないんだけど大雅はこの一件でスカイダイビングのライセンスを停止させられてしまったらしい。パラシュートが私物じゃなくてレンタルなのか不明だったが、レンタルなんだったら紐が切れた事故の責任は業者にあるわけで、大雅はむしろ危うく死ぬところだった被害者なんじゃ…。

そのあと実は航太郎と文通していた事が発覚、事務所の社長とも知り合いだったので、事務所で働くことになるというラブストーリーのテンプレートみたいな展開に。

詩織が子持ち。2話までは謎だったが、3話で航太郎との関係もわりとあっさり明らかに。海を妊娠中に大ファンの航太郎の撮影を見にいった詩織は産気づいてその場で倒れてしまう。撮影も一時中断になってしまったが、優しい航太郎は救急車を手配。その後、海が生まれた後にも病室に駆けつけた若干図々しく詩織が名づけてほしいとお願いすると、航太郎は赤ちゃんに海と名づけたという経緯だった。この一件で顔と名前と印象が航太郎の中でも強く残り、ファンレターが届くとよく返事を書いていたし、海の成長も喜んでいたという。ちなみにこの時点で海の父親は亡くなっていたらしい。詩織は今でも好きだとか。

3話の時点では大雅が1人でホレてて詩織は亡き夫を思い続けているので全くその気なしあまり本格的なラブストーリーという感じはしない。早速2度も告白した主人公があっさりフラれるということで進展の気配も無い。

子役時代に航太郎と共演して人気を得るもそこがピークで最近はイマイチという子役上がりの現実をシビアに切り取った桜(桐谷美玲)が大雅の後輩になるも、終始ツンツンしているだけであまり動きが無い。ただプロ意識の高さを大雅が見習う姿勢を見せたことで態度に少し変化が?という程度。これは後半になっていわゆる「デレ」状態を見せるようになってツンデレファンを味方につけようという戦略だろうか。

2話は詩織の娘の海(小林星蘭)と心を通わせるなど大雅の成長物語っぽい感じだったけど3話はそうでもなかったしどうにも展開が読めない。ラブストーリーなのに特にライバルとか邪魔をしそうなキャラクターが全くいないのは気になる。大雅の兄の大貴(沢村一輝)が女好きの小学校教師で海の担任になったので詩織にホレて、「大雅がライバルだと?」とか言っていたが、キャラが近年のバラエティイメージまんまのチャラい3枚目ので深刻な嫌がらせ展開にはなりそうにない。

とりあえず大雅がカツゼツ悪い設定なので早口言葉を噛みまくるマツジュンに対して、一応小学生の役だが実際にはそれより下で若干5歳の小林星蘭が早口言葉を連発して得意げにしているシーンは幼いながらに役者魂を感じた。大物になる予感。竹内結子の全盛期はやはり5年前くらいまで(結婚直前まで映画出まくってた辺り)だったと思うけど、まだまだ存在感はあった。

ていうか松坂慶子が04年の『マザー&ラヴァー』以降、ドラマに出るたびにみるみるふくよかになっていく。途中のCMでかかってた深田恭子との共演CMと比べてもまた丸くなってないか。もうそろそろ誰だか分からないレベルになってきているが、世間知らずで天然能天気な母という役どころなのでコロコロした感じは一応はまっている。役に合わせたのか、役が合わせたのか。

どう転ぶかは分からないが、クソ熱い夏にさっぱりした内容なのでけっこう面白い。

 

ホタルノヒカリ 3,4話
3話はゴーヤが好きか嫌いかだけで話を引っ張り、4話では向井理がぶちょおと蛍の関係を知りながら蛍に惚れた宣言。しかしドラマのノリからしてそんなに深刻な展開にはならないだろう。

ちなみに4話で繰り返された「1人で飲むビールもおいしいけど、2人で飲むビールはもっとおいしい」世間の超常識のように幸せ顔で言われても個人的には全く理解できない。俺としては

「1人で飲むビールは練習だけど、2人(以上)で飲むビールは闘いでしかない」

そういう奴もいるんだよ。

パート1から続投の4名が全員キャラ崩壊しているんだけど、それでもハイテンションなノリで押し切っていて笑えるところは凄い。

しかし3年でヒラ社員が全員入れ替わったこの会社だが、新たな社員たちの関係は良好なようで飲み会→ボーリングと楽しそうにやっている。しかし蛍までは呼ばれるのに、ぶちょおはまだしも上司の山田姐さん(板谷由夏)には全く声がかからない。そういえばパート1ではみんなに山田姐さんと言われて慕われていたが、今の社員は誰も姐さんと呼んでないし、蛍以外の社員から憧れられている描写も一切ない(逆に蛍は最初の仕事でみんなからの信頼を得た)。山田姐さんの人望は著しく失われているのだろうか。

 

・これまでの歴史を見てもビーイングって長くいる場所ではない、アーティストにとってもブラック会社なのかなぁ…なんて思ったりした。

 

T-BOLAN→デビューから半年に1枚アルバムというハイペースで働かせた結果、完全に枯れてしまうような形でボーカル森友が曲を書けなくなっていき(著書より)、最終的には精神と体調を崩してしまい解散。ハイペースでリリース出来ていたのはデビューからの3,4年程度と意外と短くて、逆に森友が本格的に復活するには15年もの歳月を必要とした。

ZARD→追悼本によれば全盛期の坂井泉水の生活は完全に昼夜逆転スタイルだったという。またビーイング自体が業界内においても「眠らない会社」と呼ばれていたとも書かれている。最初に体調を崩したとされるのは01年でデビューからちょうど10年の時期だった。

織田哲郎→精神的にしんどい時期がかなりあったことをインタビューにて告白している。ビーイング離脱後だがスペインで強盗に襲われて声帯を変化させられ高音が出なくなってしまう。

DEEN→99年にドラムの宇津本が脱退。理由は後の発言などから精神的な疲労だったっぽい。ボーカル池森は01年頃を境に声質が変化してしまい、張りのある高音が全く出なくなってしまう。昔の曲をキー下げするようになった。ライブでの歌の不安定さがファンにも心配されるようになる。デビューからは7,8年の時期だった。近年は徐々に安定。

大黒摩季→すでにこの10年くらいの間にTVなどで見た人は分かると思うが、普段の喋り声がかすれちゃうほど喉の状態がヤバイことになっている。歌うと意外と出るがそれでもかなり苦しそう。長期休養を申し出た後に、半ば強引にビーイングを辞めたのが00年。デビューから8年だった。

秋吉契里は売れないで消えたその他大勢の1人だったのかと思われていたが、闘病の末亡くなったことが04年にいきなり明かされている。

08年にメンバーの樋口宗孝が亡くなったLOUDNESSも実はビーイング所属だった時期がある。

日詰昭一郎というミュージシャンも01年に亡くなっている。

 

所属歌手の少なさの割には、精神疲労や病気、喉の不調に陥る歌手が妙に目立つ。

ソニー所属で半ビーイング的なTUBEはひとまず年中通しての活動は強いられず、最近は特にマイペースを守れているようで、元気に25周年を迎えた。B'zも最強の存在なのである程度自由が利く模様。しかし稲葉は04年頃に喉を壊していたことも判明しており、NHKで紹介されたように健康管理にかける情熱にはすさまじいものがある。

今回の愛内里菜は11年目での体調不良だが、これはビーイングの歴史の中では記録的に長い。活動休止期間とかも特に無く、倉木麻衣とGARNET CROWは今のところ元気に10年を突破しているが、実は物凄い記録的なのだ。歴代の所属歌手を振り返るとビーイングの活動ペースに乗っているとそんなに持たない。その前に解雇orフェードアウトという現実に直面するか、健康の方に影響を及ぼしてしまう。

あまりTVに出ないので何だかエイベックスやソニーの方が酷使させられている気がするが、ビーイング所属歌手は口を揃えてライブもテレビも無かった初期の頃を「スタジオにこもりっきり」とか「プライベイトの時間が無かった」と言うので、スタジオワークの拘束時間が他社と比べてハンパないのではないだろうか。

これらを踏まえると愛内さんや三枝さんのコメントからは今まであまりに自分の時間が無かったということが読み取れるし、1度全てをリセットしたい→引退を選ぶ心境も分かるような気がしてきた。リスナーが思っている以上に、ビーイングで音楽を続ける事は過酷なのではないだろうか。


8月1日(日)

オフ会のようなものの企画案が出ている

・ファンクラブライブで引退を発表した愛内里菜に新たな動きが。

まず公式サイトでコメントを発表。しかし、病気について一切触れておらずこれだけは何で引退するのかがさっぱり分からない。

同時にラストアルバムとライブの内容も発表された。

ラストアルバムの方は配信限定でいつの間にか3作もリリースされていた3曲と出たばかりのラストシングル『HANABI』収録の12曲。気になるのは紹介にある「わずか4ヶ月という最短期間で創り上げた楽曲」という部分だ。言い換えれば超急造作品。クオリティが心配になってくる。まあビーイングは昔から出来た傍からレコーディングしていって未発表曲盛りだくさんみたいな会社だから大丈夫だろう。今どうなのか知らんが。

そしてライブ。2公演しか無ぇ…。そして何故に東京公演なし?ていうか大宮ソニックじゃないか、近いじゃないか。

そんなこんなで公式発表されるも病気とやらが伏せられたのでより「ぶっちゃけこれ解雇じゃね?」ムードが高まってしまい、結局それを受けてなのか改めてライブで病状を説明したようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100801-00000035-sanspo-ent

ガタがきた愛内里菜ですが、ガタガタ言ってられないので、熱く盛り上がりたいと思ってます」とシャレを言う元気はあるようだが、わざわざそれを記事に…。

しかしビーイングだけに売上不振を理由に近年解雇を迫られていたせいで追い詰められて体調崩したんじゃないのかという「順序が逆」説も捨てがたい。なんせこの数年で同僚たちが凄い勢いでほぼ全滅していったわけだし、普通に気にしないわけにはいかないでしょう。

 

・早速リクエストが!!

え〜と、借りなきゃいけないような作品は当然時間かかります。特にアルバム。タイミングとかあるし、図書館にあれば無料なので別だけど、普通に借りた場合は金払ったので録音しなきゃ気が済まない=本格レビュー対象になってしまうわけで、このコーナーの対象外になってしまう。それと借りたいの優先の流れの中ではどんどん後回しになっていくって寸法。

というのも同じ借りた作品でもこれはリスト入りでこれはこのコーナーで扱って終わり、とか分けてるとその基準が分からなくなるのでそれは俺が混乱するので避けたい。

シングルだともう少しフットワーク軽くいけるけど(まあこれも借りるとシングルレビュー対象になってしまうんで、コーナー対象外になるけど)、この企画は基本的にネット上でちょっと聞ける新曲とかをメインにしたいので、「Gyaoにあるよ」とか「you tubeでこのワードで検索すればあるよ」とか一気に音源リンクとか張って頂けるとパッと視聴できるので反応は早くなると思う。その後で気に入ったり、ちゃんとCDで聞いてみたいな(前述のようにコンポで聞くと音が違うので)ってなるとレンタルに行く感じかな。まあ状況によるけど。

あと今更なんだけどメールフォームからメルアド書いて送ってくれた人にはほぼ何らかの内容で返信しているんだけど、メールフォームのシステムを使って返信しているので、50%くらいの確率で迷惑メールになるっぽい。

 

・Beautiful Dreamer初の本格オフ会をやらないかという話が浮上している。

というのも「休息の間」の朱雀さんとDEENの武道館ライブで初対面した時に、夏にもこっちに来るというので、じゃあどうよ?って感じでゆる〜く盛り上がったのがきっかけ。

今のところ8月27日金曜(たぶん夜?)、さいたま新都心付近としか決まってない!

参加希望者はメールフォームからその旨お知らせください。ある程度固まったところで、具体的な話に進めていこうと思ってます。

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