そろそろ世紀中な日記 '11 厄系脱出

11年3月

3月30日(水)

ここ最近の2011冬ドラ FINAL

・なんとかかんとか『LADY〜最後の犯罪プロファイル〜』のみ完走。このドラマは大枠は凄い良かったのに(主役が身勝手すぎるっていうのはあったけど)、脚本が完全崩壊していて最後まで正直ワケが分からなかった。何ていうか毎回1発ガツンとインパクトある事件を用意するんだけど本当にそれだけなのだ。1発ネタだけで過程がメチャクチャで細部を全く考えていない。犯行動機の軸だけを衝撃的に描いているんだけど、実際の犯行とそれによってばらまかれたいくつかの伏線を全部放置してしまう。だから事件自体が成立困難という本末転倒なストーリーである。

素人目に見てもプロファイリングしているようには思えないほど単なる直感やイタコになるだけで事件解決とか、実際脚本家も自信が無いからやたらとプロファイリングプロファイリング台詞で連呼させてたんじゃないかとかそういう面も霞む勢いだ。1話完結の毎回の基本ストーリーでさえそうだったのでドラマ初期から匂わせた最終回へ向けての伏線がきれいに回収できるはずもない。結果、史上最強の最終回が完成した。

最終回では1つ前の9話から続きモノの事件が発生。それが香月(北川景子)の父が殺された10年前の事件とつながっていく…という展開にしたかったと思われる。9,10話にかけて誘拐事件、殺人事件、傷害事件が立て続けに発生。既に2人殺した記憶障でゲーマー(ゲームオタクが猟奇犯になるという典型ステレオタイプ描写)の殺人鬼(風間俊介)、爆弾魔(池田鉄洋)を、5話で1度出てきただけの精神科医の今泉(哀川翔)が操っていたという展開だったのだがその動機が一切不明であった。香月らが暴いたのは10年前の事件の動機と生じていたすれ違いだけで、10年間沈黙していた今泉が9話以降の一連の事件を何故いきなり起こしたのかその動機には一切触れることなく話が終結。

1話からずっとあった伏線は主に

@香月の父は火事で死んだことになっているが本当にそうなのか?

A結城(木村多江)はそのことについて何か隠してないか?

B柘植(ユースケ・サンタマリア)の過去

C柘植が毎回ラストでCPSに潜り込んで何を調査しているのか?依頼主は?

といったところで、Bに関しては中盤に1話丸々使って一応判明。これもドラマの前提としてやや破綻していて説明不足だったが一応解決。

その後Cも8話までに柘植に調査を依頼していたのは理事官だったと判明する。狙いは結城の身辺調査だったが、その理由は判明せず、そのまま8話へ。

 

8話冒頭でその理事官がいきなり殺害されていた!

→息子が自殺したのが原因で精神科医としての今泉の元に通院していたと最終回で判明。理事官が結城や香月の情報を今泉に流していたと思われるが何故そんな機密を流していたのか一切不明。それどころかそもそも今泉(殺したのは青年?)はこの理事官を何故殺したのかすら一切不明

 

一方で香月の妹が誘拐されており、犯人=今泉は助けたければ記憶喪失の青年の家を突き止めろとゲームを持ちかける。だがこの青年が2人殺した殺人鬼と判明。記憶を取り戻した青年は香月を殺そうとするが今度はそこにやはり今泉の患者である爆弾魔が突如登場し、青年を拉致。真犯人によればゲームオーバーとなり、妹は殺されたのかと思いきや何故か開放されていた。代わりに青年が殺されて発見された。9話終了。

→何故今泉は妹を開放したのか、青年を何故殺したのか一切明かされず。なお妹は神経症だったのがこれで悪化して入院していたが、事件解決後は何事も無く笑っていた。犯人が信頼していた主治医だったのにそれでいいのかというツッコミはこのドラマ全体の中では全く意味をなさずどうでもいいレベルの話である。

 

ここで@Aの伏線を一気に開放。10年前の女子高生連続殺人(未解決)をプロファイリングしていた結城は行き詰って犯罪心理学の権威だった香月の父に協力を依頼。しかし「犯人はレディーキラー」という香月父の電話はプツリ途切れてしまい直後に香月の父は火事で死亡。これは確実にレディーキラーという犯人に殺されたと考えた結城だったが、犯人の心理と同調できる能力=イタコになる能力を持つ香月がそれを知ったら憎しみで復讐に走ると考え言えなかったとあまりに強引な言い訳

とりあえず10年前の事件と今回の事件はつながっているということでそっちの方向で本格的に捜査が進む。だが香月の父が殺されたかも?という伏線を連発していただけで10年前の女子高生連続殺人については何も伏線を張っていなかった。しょうがないので慌てて後出しで状況を説明。

 

そしてちょっと被害者1号だった女子高生の当時の担任に話を聞きに行ったら、これだけで10年未解決だった事件の全部が判明しちゃった。わんだほー(棒読み)。

女子高でいじめが発生。そこに今泉の娘が転校してくる。いじめられていた子と今泉の娘は昔の幼馴染だった。再会して一瞬意気投合する2人。しかし転校を繰り返していた今泉の娘は転校先でことごとくいじめられてきていた。そこでいじめられていた子は自衛のために今泉の娘をいじめのターゲットに移して自分もいじめる側につく。キレた今泉の娘は幼馴染を殺害。そして自責の念にかられて自殺。今泉は娘がいじめた奴全員を恨んでいると超解釈して、娘をいじめていた女子高生を連続殺害したのだった。

今泉の娘は転校のたびにいじめらていたという話だったが、精神科医で固定の患者も多く抱えていたはずの今泉が娘の転校が必要なほどに各地を転勤しまくっていた時点でおかしい。さらに今泉が連続で殺害したメンバーが全員同じ学校だったのかは曖昧で不明だったが、少なくとも同じ学校で1人殺されて、直後に1人自殺しているという不自然な点は確実にあったわけで、そもそもこの程度の事件が何で迷宮入りしてしまったのか。

そして同時に今泉の娘と香月姉妹も幼馴染だったといきなり明かされた。これによりクラス名簿を見ただけで今泉が犯人と即判明してしまったわけだが、もうワケが分からない。あとレディーキラーというのは犯人が女性だよという香月父の渾身のメッセージだったらしいが、そもそも香月父はそんな分かりにくいメッセージを残す必要など皆無であった。誰かが危険にさらされていたわけでもなく、むしろ危険だったのは自分だけだったが、普通に名前言えばいいのに…なオマヌケな場面になってしまっていた。

 

爆弾魔に関してはさらにワケが分からない。最終回冒頭では今泉が犯人だと全く分かっていなかったのでとりあえず爆弾魔を追っていた香月。青年の件でも突如出現して行動を共にした柘植が今回もまた突然登場するという強引なストーリーで指定の場所へ向かうとマンションが大爆発炎上

CM明けにはマンションを爆発させた意味はおろかこの爆発そのものが完全に無かったことになっており、誰1人触れない。爆弾魔はとにかくあちこち爆発させたいらしいという背景描写だけされるが結局爆破したのこれだけだったので説明になってない。

 

その後爆弾魔は今泉が自殺したいらしいのでタイマーをセットしてあげて丘の上の小屋で傍観していたが、出番が皆無になっていた新堀(平岡祐太)、寺田(要潤)がプロファイリングで居場所を突き止めたことにして強引に見せ場を作って確保、出番終了。存在意義不明

 

そして今泉が犯人と判明して柘植が今泉の元へ出向くが、刺されてしまう。だが理事官や青年を意味も無く殺害したにも関わらず今泉は何故かそのまま出て行ってしまった。柘植はこれまで不自然に香月を助けに参上しまくっていたにも関わらず、最終対決場面では出番が無く、エピローグで即復帰していたことが判明して出番終了。

 

今泉は娘が自殺したという教会に香月を呼び出す。香月が語るプロファイリングというか、判明した事実のただの説明を認めて「俺の命を握っているのは君だ」とワケの分からないことを言い出して爆弾をセットしてその場に立ち尽くす。到着した警察もまだ3分以上あるんだからさっさと今泉を確保すればいいのに、香月だけ連れて逃走。打つ手が無いぞ…という珍妙な展開になるが、香月に送られてきていた父の形見のボールペンに爆弾の解除キーが載っていた。命を握っているのは香月というのはそういう意味。憎しみにかられる香月だったが、今泉を助けて事件解決。書いててももう意味が分からない。

今泉はいったい今回の事件で何をしたかったのか?何故10年ぶりに動き出したのか?香月に殺されたかったにしてもやっていることが中途半端である。

あと単に喘息持ちだと思われていた結城が最終回でついに倒れて、重い心臓病と発覚するというどうでもいい盛り上げもあったが、ラスト2分で大手術で助かったと寺田に説明されており、次の瞬間には職場復帰。本当にどうでもよかった。

 

てな感じで最終回の事件は動機一切不明のままで完全崩壊しており、何をどうしたらこれがTVドラマとしてGOサインが出てしまうのかという究極形。もはやこれは最近特に増えているアラが目立ちまくりのドラマではない。最終回はドラマにすらなって無かったっていう…。ただよく言われている北川景子が下手というのはあまり思わなかった。それでも今までで1番輝きは無かったと思う。

・もう1つ最初だけ見ていた『ヘブンズ・フラワー』。こちらは8話まで録画はしてあるんだけどまだ見ていない。というかドラマの舞台設定が花も咲かないほど汚染されて荒廃した未来。津波や地震が起きる内容ではないものの、原発があんなことになっている以上は深夜枠でも自粛を余儀なくされたようで放送停止のままになっている。

発表では「当面放送延期」であり、再開の際には1話から放送しなおすそうなので、その時が来たらでいいかなと思うが…その時は来るのか?

 


3月27日(日)

ネット発の音楽は難しい

Sweet Vacationという音楽ユニットが休止を発表した。

レベルとしては知る人ぞ知るレベルだっただろうか。かなり親しみやすいガールポップをやっている売れ線のユニットでブレイクの兆しに近いようなものまでは芽生えていたが、いかんせん伸びが無かったので切られてしまったものと思われる。

彼らの音楽はあまり知らないが存在は彼らがmy spaceで楽曲を発表した直後から知っている。専門学校時代にここの事務所の社長が特別講師として登場し、これからインターネットを駆使して売り出すミュージシャンとして展望を語りに来たからだ。音楽とインターネットの融合をビジネスに変えていくというのがコンセプトで鳴り物入りで開始した当時の学科としてはこの上ない参考になるお話であった。戦略としてはかなりインターネットからのというのを意識していたようで、その後メジャーデビューまでは1年近くあるんだけど、ヤフーミュージックで楽曲を公開したりと新しい戦略を試行錯誤していた。

細かい話は覚えていないが、期待がしぼむようにさほど登場当初ほどの話題を生み出せず、恐らく計算していたよりも初期段階でのプロモーションに見合った人気を獲得できなかったのだろう。最終的には比較的普通のアーティストと同じ流通に乗っけての活動に落ち着いてしまったところからも、更なる新展開が出来なかったという方が正しいと思われる。

 

4年くらい前のあの当時はインターネットを使って新たにエンタメコンテンツを売り出していく手法は作り出せるはずだと考えている業界の人は多かったと思う。特別授業では他にもGyaoを拡大発展させていた当時のUSENや、ナップスターのサービスなどがあった。

当時のUSENは東京ミッドナイトタウンが本拠地でここからお昼の生放送番組などを放送していた。やはり細かい話は記憶していないが印象的だったのは偉い人が「少し計算違いだったのは、お昼の生放送は会社にいる人も昼休みとかに見てもらうのを念頭に置いていたのに、うちみたいな比較的フランクな会社と違って一般的な会社はそういう自由も無いみたいで生で見ている人がほとんどいないようだ。夜以降のアーカイブの視聴層が圧倒的である」とか語っていた。その時点でリサーチ力に問題がある気がしなくもないが、その言葉を裏付けるように、確か1年も持たずにこの生放送は全て終了。それどころかUSENは昨年経営悪化が深刻になり家賃がバカ高いと言われるミッドナイトタウンから撤退している。Gyaoもヤフーと統合。パワーアップしたというよりかはGyaoの最盛期に比べればコンテンツ的にはパワーダウンしたといっていいだろう。

一方のナップスターも当時偉い人は、いつになるか分からないが必ず我々の時代が来るのは確かだ、と語っていたが、1年後には日本でのサービスから完全撤退している。

逆に当時一気に押し寄せた不況で、1年後には会社はマジで無いかもしれない…と力無さげにつぶやいた老舗の音楽系の出版社は細々ながら今も存在し続けている。専門時代に関わったところでは当時新しいことを始めようとしたところが、例外なく消滅した。

今も残っているのはインディーズのミュージシャンに自由に音楽を発表できる場所として提供されているmuzieのサービスくらいだ。専門時代に話を聞いたところで生き残っているのはここくらいかな。あとはドワンゴの中の人が授業に来たことはあったか。ドワンゴもあの当時とはかなり方向性が異なっている。

そして俺が所属した学科も創設わずか3年でこりゃダメだと判断されたらしく消滅した。4,5年前にインターネットから新しいことを始めようと乗り出したところが次々に先行投資が実らず、事実上の失敗として消滅を余儀なくされている。それが現状である。そして俺自身は着うたの業界に足を踏み入れかけたが、そこはそれ以上に信じられないような荒廃した状況だった。そんなこんなで既に早々にこの世界を離れたので今後の展望は分からない。今はたぶんまた別の流れになっているとは思うんだけど。1つ言えるのは絶対に今に変わると当時誰もが思っていた方向に時代が全くシフトしなかったっていうこと。それは確かだと思う。分かりやすく言えばいつまでたっても金にならなかったということだ。

まあ09年当時のあのワケの分からない4月の日記及び夏以降の空白の時間ともっと分かりやすくリンクする形で話を進めてもいいんだけど、俺個人の置かれた状況など読みたい人もいないだろうし、このくらいにしておく。


3月25日(金)

特に何も無いんだけど…

・日記的なネタは特に何もないがあるとすれば暗い話題ばかりで暗くなるので書かないとかしているうちに前回から9日。

放射能やら水やらに関しては情報が錯綜しすぎてて真面目に吟味していると恐らく人間不信になるので、開き直ってあまり気にしない事にしているが、それとは関係なく体調が下降傾向なのでやはり心理的にはけっこうこたえているみたいだ。まあ俺なんかは全然マシだが、基本的に現在調子がすぐれない人の事をエア被災などと軽く見る傾向はあるようだ。かなり派手に精神に異変をきたしている人は多いだろうし、決して軽視はできない話である。元気な人が最近少し元気が無い人にすぐにマジックワード「被災者を思えば…」ばかり連呼しているのも危険だと思う。

あれやこれやと意見も多数出ているようだけど、結局のところ答えが明かされるのは相当先のことだろう。もはや今はどうにもならないし、100%の安心を得たいなら関東より西か南へ逃亡、それでも微妙なので国外逃亡が確実と思われる。

 

・電力的なところも色々言われているけどまあ家庭レベルなら、今のところはそこまで問題ではない。今日なんかは完全に暗くなってからの停電だったので、これは少々身動き取れなくて厄介ではあったがそんな程度。

問題は長期化した場合というかもう決定的らしいんだけど、どこまでこうみんなの我慢が持つかっていうところだ。今はもうとにかく「私たちにできること=節電」(厳密に考えるとこの方程式の意味に違和感はある)な勢いだけど、半年、1年とそんな傾向が持つとは思えないし、歴史的に持った試しは無いんじゃないかと思う。

もう原発再開って流れには到底ならないだろうけど電気は足りない。じゃあもっと節電社会に変えていこうぜと言い出した場合、言うのは簡単だが、実際にはまあかなりの企業が犠牲になるだろう。失業者は偉い地位の何してるんだかよく分からない高給取りのおじさま方ではなくて、下っ端の若手が大半とかいう典型パターンだと思う。そこを潜り抜けて生き抜く術をさらに研究しておかないとね。


3月16日(水)

続・CD発売延期相次ぐ

・埼玉で思うのは放射能の心配より花粉の方が漂いまくりだろということ。薬飲んで家を出た3分後には鼻水が止まらなくなり、ここまでは大丈夫だった目がかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆい。

・ビーイング系、EMI、トイズファクトリー、ドリーミュージック、ランティスも発売自粛・延期を発表。

これで国内主要メーカー、3月残り2週分のリリースは軒並み消えた。チャート上位に入りそうなレベルで残っているのはVAPから発売されるマキシマムザホルモンのシングル。まだ延期が発表されていないが、もうこれくらいしか残っていない。

KARAなんかはあれほどギャラで揉めていたにも関わらず事務所サイド発表でシングルの収益を全額寄付としていたのに、ユニバーサルが発売延期を決めてしまった。公式サイトでは延期なのでいずれにせよ収益は全額寄付するとしている。

流通がパニックになっている(というか道路渋滞以上に買占め集団のせいでガソリンが手に入らない)とはいえ、ますます沈み込んでいくような展開である。この勢いだとこれを受けてチャート発表も休止とか言い出すかもしれない。先日のJYJの件でチャート除外を決定したオリ●ンなら十分にあり得るのではないだろうか。

とりあえず16日発売の分は震災前には出荷していたはずなので普通に発売されている模様。ただしGIRL NEXT DOORだけはTwitterタイトル問題で揉めたらしくシングルアルバム共にそれより前に発売延期が決定していた。

・なお我が家ではAmazonで予約していたSCANDALのDVDが今日の夜にはポストに入っていた。平常時でも発売翌日以降にずれ込む事もあるのにこれはいったいどうしたことか。やはり流通自体はほぼ平常なのに勝手にパニック化した群衆が騒いでいるだけとしか思えない。

・放射能報道の影響で今度はマスクまで買占めされるようになったとか。今日実際にスーパーに行ったら食料は主に乾いたもの(乾燥めん系とか)が全滅。一方で生麺とか日持ちしないものだけがくりぬかれたように残っていた。あと野菜とか魚とかは大量にあった。買占め軍団は生ものには見向きしないらしい。ただそんなに日持ちしないのに納豆牛乳パンなどは例外。この辺りの線引きは最初に買い占めた奴らが残した形跡の上を後追いがなぞっているだけなので何でこうなったのか分からない。どっちにしろ買占めしている当事者はサバイバーな気分もしくは賢く立ちまわっているつもりなんだろうけど、外から見ていると意志を無くして動いているようにしか見えなかった。

そして外の米屋では大量の行列。それでも弁当屋や飲食店は停電の影響を除くと普通に営業している様子で、深刻に不足している様子が無いので、やはり問題なく供給されているのも確かだと思う。


3月15日(火)

CD発売延期相次ぐ

・エイベックス、ワーナー、ユニバーサル、ソニーが3月一杯のCD・DVD・配信発売を自粛すると発表した。

http://avexnet.or.jp/tohoku/

http://wmg.jp/notice/20110315/

http://www.universal-music.co.jp/pressrelease/um_top.html

ソニーに関しては各アーティストごとには一文掲載しているが大元のソニーミュージックサイトは特に更新されていない。

理由としては物流、配信に関しては負荷を理由にしている。ソニーだけはそれらの理由を用いず単に「この前例のない事態の影響」という表現で、言い換えれば「自粛」ということになる。他の会社も実際のところ、物流や負荷は建前に過ぎず、自粛といったほうがいいだろう。音楽配信程度で実害が出るほどの負荷など考えにくいし。やはり恐れていた通り、過度の自粛ムードは始まっているようだ。

ただ物流に関しては現在首都圏は確かにガソリン不足に陥っているし、物流が滞っているのも確かである。しかしこれはそもそも震災の直接の影響というよりかは、集団心理にハマった人々による買占めパニックの影響の方が大きい気がする。レコード会社は全部都内にあるはずなので特にそういった物流の状況を直接目の当たりにしての判断と思われる。

悪循環にハマって悪くならなくていいところまで悪くなるのは回避してほしいところだが(復興遅れるし)、どうもそうもいかないようだ。これだけの災害はかつてないし、冷静でいろというのも無理な話だ。ただフジテレビで救出された被災地のおじいさんがメチャメチャな現実を前にしても笑顔で力強く「また再建しましょう」と言った。リアルタイムで放送されたときに見たけどネット上でも話題になっていたようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=2zeroCZSrjo

こういう明るさは持とうとしてもてるものではないが、見習いたい。

 

・ちなみに地震当日にはアクセス数かなり落ちていたんだけど、翌日以降は以前と変わらない数字で推移している。レビューとか更新してないんだけど、このサイトが息抜きの時間などに利用されるのであればうれしい限りだ。掲示板もそんな感じで盛り上がってくれればと思う。


3月14日(月)

停電?

・ほわいとでーとかいう行事は関係ないので知った事ではないのだが関東では停電パニックである。停電するぞ!と13日夜に急に発表。詳細が発表されたのが22時過ぎ。アクセス過多でやっとつながったと思いきや、各地重複しまくりでどうなってんの状態に。ネットを駆使して調べまくっていた層でさえこんな状態なのでネットを駆使しない/やらない家庭のみなさんはもはや何が起きているのかすら分からなかったのではないだろうか。

そして朝になってみると自家発電しているので影響はないと思われていたJRが軒並み運営停止。結果、電力が余ったらしく停電予定直前にスルーを発表。その後も直前スルーが続いた。前日から一転して埼玉県がより詳細なグループ分けの表を出してくれたものの、それでも我が家はどういうわけかグループ2つに被っておりどっちなんだよ状態。むしろ1回停電してくれた方がグループも判明して今後動きやすかったのだが…。

またガソリン、食糧、電池が各店舗から軒並み消え去ってしまった。通りすがったおじいさんが「サバイバルだな…」とつぶやくような非日常な事態がじわじわと迫っている感じである。どういうわけかトイレットペーパーまで姿を消しているんだが、意味が分からない。これに関してはオイルショックの時と同じ集団心理なのだろうか。NHK発表では死者0人(関東でも0人は唯一)、被災地ではないのにやや異常ともいえる集団心理が働きまくっているここ埼玉である。

気になるのは同じ関東でも被害が甚大な茨城や千葉である。ほとんど報道されない上に、停電地域にまで振り分けられるという酷い有様であるが、そもそも茨城に関しては多くの地域が地震直後からずっと停電状態のようである。震災から3日経って、報道の方もドキュメントタッチの感動話みたいな演出をかます余裕まで出てきているが、とりあえず茨城に行ってくれ。

関東の停電情報サイト http://teideninfo.tepco.co.jp/flash/index-j.html

 

・音楽的なところだと軒並みライブやイベントが中止になっている模様。関係ない関西地域まで自粛モードになっている。気分的には確かにノリノリしている場合じゃないかもしれないが、やっているところはやっているところで1つの選択としてアリなんじゃないかとは思う。昨今の出る杭は叩くような風潮からして、自粛強制ムードが蔓延する可能性は極めて高いと思うけど、そんなこと言っといて、首都圏では前述のように我先にと買占めやってる始末。変わらずにいられるところは変わらぬ姿を見せてどうか笑いでも提供してほしいというのが個人的な意見だ。


3月12日(土)

地震

・わずか一瞬にして世界がまるで違うものになってしまったかのようである。11日午前までとそれ以降。関東より北の人たちは、実際にものすごい揺れを体感しただろうし、関西方面でもかつてないほどの衝撃映像が流れる報道のすさまじさにその凄さを感じていることだろう。

元々12日はスキーにでも行くかということで、11日は午前で業務を終わらせてこの日は出かけずに家にいた。揺れた時間はうたた寝気味だったのだが、最初はまあいつも程度の地震だと思っていた。だが妙に長い上にどんどん揺れが激しくなっていく。やがてすさまじい揺れとなり、立っていられなくなり、本棚から本が飛び出していき、開いていた扉からCDが降っていく。直撃は回避し、とりあえず棚が倒れないように必死に抑えたが、今度は地デジ用の室内アンテナもフライング。長い揺れにマジでやばいんじゃないかと思っていたところでようやく揺れが収まった。

俺の部屋以外では食器棚から飛び出た茶碗が2つとコップが1つ割れ、その他いろいろなものがばらけていたものの壊れたものは3つのみ。弟の部屋では本棚が倒壊し、ベッドに当たって止まっていたが中身はバッラバラ。見た目的には我が家で最もひどいことになっていた。また机の上にあったらしい置時計がどういうわけか1.5メートル近く離れた床に落ちており、これが我が家の最長不倒となった。この時計に関してはあれだけの揺れとはいえ何をどう揺らしたらあの位置に着地するのか不明である。

ついに関東直撃の大地震が来たのかと思い、とりあえずTVをつけてみたが、驚くべきことに震源地は東北だった。離れた埼玉でこのレベルだったのに一体震源地近くはどうなってしまったのかまるで想像がつかなかった。直後からは電話はつながらない。激しい揺れは断続的に続くが、その後に起きた距離的には近いはずの茨城が震源の地震は最初ほどの揺れではなかった。

JRが止まってしまったのでその後、父は4時間半くらい歩いて帰宅するという鉄人っぷりを発揮。家族も全員無事に帰宅し、祖父母も安全が確認された。停電はあったみたいだけど。我が家に関してはあまりの激しい揺れにガスが停止してしまったがこれは安全装置的なものだったようで、リセットボタンを押したら回復。電気や水道は問題なく、また近隣で激しい救急車のサイレンが行き来するような音も聞こえなかったので軒並み無事だったと思われる。

また埼玉県ではほとんど犠牲者も出ていないらしい…のだがどういうわけかフジでは死者1名(ショック死)としているのに、NHKではカウントされていないという事態になっていた。

1日経っても特に壊滅状態の地域に関しては正確な被害状況が分からない状態みたいで、本当にかつてない惨事が起こっているのは確かだ。1人でも多くの人命が救われることを願いたい。停電の影響もあると思うんだけど、昨日今日のアクセス数は前日までをユニークアクセスで100以上下回っている。「Beautiful Dreamer」読者の無事も祈りたい。

・その後はTwitterを活用した情報の拡散が広がるというかつて見たことのない展開が起こっている。ただ最初の方で出た「怪我して動けないから助けて」というのがデマだったり、うちの家族3人に届いた「コスモ石油爆発で有害物質の雨が降る」チェーンメールといい、デマが飛び交って危険な兆候も感じる。これまではこういったデマなどは口コミで広がっていくものだったから、局所的で済んでいたようなレベルのデマでも今や一瞬で全国区である。何が本当で何がでたらめなのか分かりにくい。TwitterではRTの連発となっているが、特に有名人の方などがデマに引っかかってしまうとファンを介して凄い勢いで広がってしまう。確かな情報源出ない限りうかつにRTもできないなという感じである。しかしその確かな情報源が原発の件ではよく分からない感じになっているのでますます何が正しいのか分からなくなる。


3月6日(日)

2011ノルディック世界選手権ジャンプ団体ラージヒル

終わってみれば女子ノーマルヒル、男子ノーマルヒル、ノーマルヒル団体、ラージヒル、ラージヒル団体と5つ全部オーストリアが金メダルを持って行ってしまう結果に。

オリンピックでは長野オリンピック以降、世間では話題になっていないジャンプだが、この世界選手権ではラージ団体で07,09年と2連続銅メダルをとっていた。が、今回は絶好調の選手が1人もいない、1本でも130メートルいける選手がいないという状況下ではどうにもならず。

物凄い風が吹き荒れる状況で試合は荒れたが、日本はK点にも届かず、ビリ寸前に。カザフスタンは1チームだけ別次元にレベルが低く、記念参加みたいな感じだったのでビリは100%ありえなかったものの、危うくビリ2という。ビリ2までは2本目に進めないのでどうなることかと思ったが、ロシアが1人失格してしまいビリ2確定。最終的には1本目終わって6位。なんともいえない結果だったが、そのまま2本目が無くなってしまいそのままとなった。

ドイツなんかは3人終わってけっこう余裕で1位だったのに4人目が失敗してメダルもすっ飛んで行ってしまい、代わりに4人目が何か突如ありえないほど飛んで行ってしまったスロベニアが銅メダルという大波乱だった。

どうやら今回の大会でメダルレベルの選手も何人か引退を発表しているらしいんだけど、みなさんせいぜい30前半。トップ選手の大半が30代どころか最年長で40代という日本はある意味凄い。


3月5日(土)

お札返還!

・昨年1月に佐野厄除け大師にて後厄をした時のお札を返還すべく再び佐野の地へと行ってきた。「運勢の弱い年」とか言って何もない年の方が少ないような設定になっているが、さすがに厄年の前後3年間を過ぎた次の年には何もない。というわけで今回は新たなお札をもらう払いの儀には参加せず、返還所にお札を置いて、お賽銭をチリリンと入れるだけで終了。例によって内部では大量の哀れな子羊厄除けしたい人々が集結しており、お坊さんの霊力が足りるのか?状態だった。

ただ佐野ラーメンだけ食べて帰るのもアレなんで、お寺の戦略に乗せられてお守りでも1発買っておこうということで見てみる。これまた各種様々揃っている。中には修行中のお坊さんをかたどったなんていう品もあったが、どう見ても悪魔にしか見えず、悪いモノをおびきよせるのではないか?ということで却下。しかし今にして思うとある意味最強っぽい形相だったので災いが降りかかっても蹴散らす効果があったかもしれん…。

ま、とりあえず健康だろうということで「無病息災」とか言う健康的なやつをチョイス。6つの超小型ひょうたんがくっついているカラフルな代物だが、買ってからふと気づく。例えば車のキーとか携帯とかにぶら下げておいた場合、なんかひょうたんがいつの間にか1つ2つ無くなってしまいそうである。その際に「不吉だぁぁぁぁ…」とかなるのは必定。…うん、ベッドの上にでも袋に入れたまま飾っておこう。

そんなこんなで佐野ラーメンを食べて帰還。それにしてもお土産売ってるところでは、厄除けせんべい、厄除けアカスリなど何がどう厄除けしているのか分からないような品物が大量に並んでいた。特にアカスリなどはどう見ても100円均一で売っているものしか見えなかった。確かにイメージ的には、アカスリなわけだから「厄除けアカスリ」とかなってればこれで体を洗えば厄も一緒に洗い落とせるような気がしてくる。確かなマーケティングである。

そんなこんなでなんでもかんでも明らかに「厄除け」ってつけておけばありがたくて買うだろ的な魂胆がミエミエだったが、数あるせんべいの中の1つだけは「祈願済」とデカデカと書かれていた。これは…。お坊さんが大量のおせんべいを前にあれやこれやと儀式を行ったのだろうか。その姿を想像すると果てしなくシュールである。それとも、生産者の人が大量のおせんべいを前に「パンパン」→「はい、祈願したよ!っと」という軽いノリで祈願済みなのだろうか。謎は尽きない。


3月4日(金)

確定申告!

・先日確定申告というやつに行ってきた。混んでいるとかいうので、覚悟して行ってみたらスッカスカ。遊園地の行列みたいな仕切りだけはあったのだが職員まで一直線っていう。どうやら2日前くらいになると大行列らしい(カーネル談)。来年用に青になるような申請も出してあっさり終了。よくめんどいめんどい分からん分からん言うけど、やってみれば特にそんなこともなく、知らないうちにやられるよりも自分でやった方が圧倒的に楽であった。

またこれで税務署が無駄に最新鋭でピカピカ、職員も全自動ロボットとかだったらどうしてくれようかと思ったが、比較的昭和〜平成初期感漂う適度に小さく、建物も職員も適度に古い感じだったのでとりあえず我らがさいたま市でこういう部分に無駄に税金を投入しているということはないらしい。そういや隣接している警察署も免許更新の時に行ったら建物も職員も適度に古かったな。

・世間ではカンニング大事件が何だか必要以上に話題になってて驚いたものだが、安室とかが主演していた某カンニングコメディを思い出した。リアルに事件になると物凄いシリアスかつ人が死んだレベルの重罪人みたいな扱いになっていて、それはそれでビックリだ。とりあえず携帯で英語だか数式だかを監視員にばれないように素早く打ち込むという技術はすさまじくないか。これに気づかない監視員もザルすぎるけど、監視員が普通に監視しててもバレないような技術があったならば手品師とかそっちの道が開けるのではないか。

ちなみに俺の場合は解けない問題があると、しばし凍結した後に大技:適当に埋めてやるぜ!を放つとか、さらに超次元を行く最終呪文「残念無念」と書き記すなどといったギャグに走る傾向がある。これで意外と通ってしまったりしていたもんだから、不幸体質の割にはついているところはついていたといえる。今になってみればそれくらいしかなかったわけでもう少し学生生活に有意義なところで運を使いたかった気がする。

・世間が全く注目していないノルディック世界選手権であるが、スキージャンプ競技だけは絶対見るぜ!と意気込んだものの放送がBS-1でしかない。その上結果も大したことないとますます関心下がる→強化費出ないという負のスパイラル。女子で若干14歳の高梨沙羅が事前に大活躍しておりTVで取り上げられた程度だったが少し先輩の伊藤有希は数年前から若くして活躍しているのにこの扱いの差はなんだ?沙羅の方が一般的に見てカワイイからか?結果は6位入賞でこれが最高。女子はノーマル個人しか無く、団体どころかラージもない始末だったがこんなんで次回のオリンピック採用になるのだろうか…。

男子はバンクーバーではメダルなしだったが、この世界選手権では今のところ団体で2大会連続銅メダルを獲得中。だが立役者だった岡部が去り、それを埋める選手が全く出てきていない。厳密には船木とか吉岡とかベテランで復活した選手が出てきていたんだけど、ベテランは多少成績が良い程度じゃ代表復帰させてもらえないらしい。どうやら05年の世界選手権にベテランばかりで挑んだら惨敗して団体1本目で終了という大惨事があったせいなのか、以降はやたらと若手若手言い出して、葛西1人を残して20代以下の選手だけで固めるようになってしまった。バンクーバーの前年まで大活躍していた岡部は国内大会でぶっちぎりの優勝を連発したものの、それでもなかなか呼ばれなかったくらいなので、それ相当に厳しいようである。個人的に船木の国際大会復活を願っていたのだが、ぶっちぎりの結果には程遠く、無理だった。

そんな状況なので、正直代表といっても単にここ数年完全固定化したメンバーっていう感じ。さらに今はジャンプ日本選手の中で好調なのが竹内択1人だけのようで、この竹内にしてもそもそも何で毎回選ばれてるの?というくらい国内外問わず代表にしては平凡な結果しか残していないので好調といっても、K点を安定して越えていく程度で入賞にも程遠い。毎回残しているコメントなどからはチームで1番の向上心を感じたので今回一気に好感度は上がっているのだけど、最後に残る団体戦も厳しそうである。


3月2日(水)

上原あずみAmazonからも抹殺される

・ノースリーブス元旦のアルバムは売上を見誤っていたソニーが出荷を絞ったせいで速攻売切れになってしまい、各ソロ盤は値段高騰。その後、初回盤DVD付こそ何とか中古で手に入れたものの、各ソロバージョンは未だ入手できず。今回のノースリーブス新曲はDVD3種にそれぞれ入手できなかったアルバムのソロ曲のライブバージョンで入っているというので3種予約。C/W違い程度で複数買うのはしんどかったが、どうせ違うならこれくらい違うほうがありがたい。まあDEEN辺りに同じことやられたら微妙だけどな。

つーかこれでレンタルに全部出てたらどうしてくれよう…。AKB関連はソニー系のノースリーブス以外はDVD付でもレンタル出てたしなぁ。渡り廊下走り隊も今まで通常盤だけだったのに先日の新曲ではバッチリ入ってたし。ま、適度に聞き込んだら適度にレアなうちに適度な値で売り払

・昨年、愛人詐欺疑惑が一部週刊誌ですっぱ抜かれ直後にGIZAに解雇されて突如完全消滅してしまった上原あずみ。当時の記事では所属事務所は連絡が取れないと答えたとされている。元々06年が最後のリリースだっただけに既に新品で店頭に売っている店など皆無だったと思われるが、全作品が廃盤になっていた。ここまではクスリ等で逮捕されてCD回収になるというよくあるパターンである。古くは槇原敬之が逮捕されたとき、全CDが回収になった。そのため回収直前に買いに走った人が続出して100位以内に再浮上したなんてこともあった。最近ならLIV押尾学、酒井法子、JAYWALKである。ただLIVは回収されてはいなかったのか現在も新品が売っている。実際、上原あずみも廃盤にはなったがAmazonでは中古でずっと売られていた。1円ラッシュだったけどな!

それが現在Amazonから上原あずみのCD作品が全て削除されている。かろうじて著書だけはカタログに残されているが、全CDはきれいさっぱり無かったことになっている。こんな事態は聞いたことが無い。クスリで再逮捕された岡村靖幸だってまだ売ってるし、Mr.転落人生の田代まさし関連の品だってゴロゴロ売っている。GIZAがAmazonにカタログ削除を要請しない限りはこうはならないはずである。そこまでして存在を消そうというのか。なおこの影響なのか現在ヤフーオークションでは、Amazonでは膨大な1円ラッシュだった上原あずみのCDがそこそこな値段で大量に出品されている。『無色』なんかは3ケタレベルでAmazonに出品されていたように記憶しているが、当然の流れだろう。

そもそもあれからいったいどうなったのか?まずそれが分かっていない。愛人詐欺が本当なら逮捕されているはずだが、そんな続報は出ていない。ていうか逮捕されたところで「上原あずみ」って芸名だから本名で逮捕されたんじゃ分からないんじゃないかとも思うが、愛人疑惑まで調べた週刊誌なら本名くらい把握しているはずだから世間が知らない間に檻の中ということはたぶんないだろう。単に愛人やってましたという場合は18歳以下だった場合は問題だが成人であれば特に相手の奥様に訴えられたとか無い限りは問題ないと思われるが、いずれにせよ警察沙汰にはなっていないのか。何もかも謎だ。

しかしAmazonのカタログまで削除というのは尋常ではない。精神不安定だったのはブログ、作品の歌詞等から誰もが読み取れることであったが、無事に生きていることを祈るばかりである。


3月1日(火)

26

・26歳になったよ!って感じでさすがに何もありはしないというか、昔ほどの感慨は無い。だいぶ普通だと思っていたところから道は逸れたが、視野は広がった。それなりに何とかやっているので、焦燥不安等無くなったのは大きすぎる進歩だがここに留まる気も無いし、まあ地道に前進するとしよう。

それはそうとようやく3年の長きにわたる厄系から脱出である。24歳が厄年だったので、23歳は前厄、25歳は後厄であった。正直あの厄年一覧表というのを見ると毎年何かしら災いがあるらしく、何もない年の方が少ないじゃねーかよ!というノリであるが、何はともかく26歳は何もない。不幸体質とはいえ、24歳前後は厄年にしても厄がありすぎて完全に踏みつぶされもしたが、今ここに生きて厄系を脱出できたということは万々歳である。

なお誕生日の天気が曇りのち雨で何かを暗示しているようだとかそんなことは一切ない。一切ない。一切ない。

 

・AKBのドラマは内容がけっこう過激で、ハロプロ全盛期にメンバー主演でやってたドラマがどれもこれもアイドルドラマだったのに対して何か起こりそうな要素は全部詰め込んでいる。そのどのエピソードもベタ中のベタではあるけど。前田敦子が出番少な目というか、学生役じゃなくいため全員集合シーンにいない役なのは映画の撮影が被っていたからだろうか。そして月9と被っているはずの篠田麻里子は何故あんなに出番が多くて大丈夫なのか。それ以上に1人だけみんなでワイワイやれない教師役のせいなのか大人っぽくなろうとしてセリフ回しがあかさらまに棒

 

・ちなみに俺はボーカロイドは聞かないので、好きな曲をと聞かれても掲示板に一切返信できない。「歌ってみた」とかいうものの意味や流れも柊朱雀さんがハマったとかで説明しているのをきっかけにようやく意味を把握した程度だ。てっきり有名メジャー曲の著作権無視カラオケを動画サイトに上げているものだと思っていたくらいである。このサイトに来ている人でどれだけ聞いている人がいるのか分かるいい機会だと思うので分かる人は参加してみてください。

 

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