ぞんぞん世紀中な日記 '11 10年後の8月

11年8月

8月31日(水)

10年後の8月の終りに

・8月31日までが夏休みというあの気分も高校が最期だから実に02年、気がつけば10周年間近なんだけどそれでも8月31日という響きは何だかセンチメンタルな響きがある。

・AKBが2作連続歴代最高初動を記録したということだけど、今回TwitterをミスチルAKBで検索しても妙に静かな感じである。どうやら一過性だけの話題で今回はもう人々はあまり関心が無いようだ。無駄な事で不快をまき散らしてもしょうがないし、実に健全なことだと思う。

コブクロ休養
小渕の喉が悪化したとのことで休養。さらに黒田も腰痛や喉の疲労が蓄積しているのでお休みということになり、年内発売のアルバムやライブが全て中止になった。ここ数年はリリースもかなりゆっくりでシングルだと年3リリースは最初の2年のみで、03年以降は年2か年1。アルバムもオリジナルを年1ペースだったのが、ここ数年はベストやカバーを挟むようになりオリジナルは2年おきになっていた。それでもアルバムが出なかったのは08年のみ。ハイペースではないが全く出さないわけでもないという適度なペースだったと思う。ライブの方は毎年やっていたようで、特にトークにも定評があるだけにかなり喋り倒して喉を使い、張り上げ高音連発の楽曲で喉を使い…とこれが過酷だったのだろうか。

DEENやELTは何の告知も無く声変わりしてしまったので、このように喉ヤバいんで休みます!といえるのはかなり恵まれているように思ったりもする。

 

松浦亜弥、病気を公表
過去曲回顧でも取り上げたように今年4月がCDデビュー10周年だった。にも関わらずシングルもオリジナルアルバムも09年序盤が最後。企画カバー&リメイクアルバムが昨年秋に出たのみで、今年は一切のアーティスト活動をしていない。コンサートも数年前に休止したっきりで、メインの歌手活動がほとんど出来ていない状況だったが、さすがに10周年に何もしないままって…という状況の中で理由が発表された、という形。

既に唯一のレギュラー「メレンゲの気持ち」の降板(芦田愛菜と交代)も決定しているようで、唯一のレギュラーの仕事が無くなり、リアルに仕事が無いんじゃないかという状況である。元モーニング娘。勢が必ず向かう事務所唯一鉄板路線であるミュージカル/舞台方面もあまり進出していなかったが、これも病気が原因とすれば(そもそも演技にはあまり関心が無さそうだけど)無理をしない範囲で活動継続と言われてもどんな活動があるんだ?という感じである。休止発表となっていない辺りが何とも微妙である。無理をしない程度にレコーディング→リリースというのが1番自然だと思うがそれすら恐らく路線失敗の人気激減で出来なくなってしまっているっていうのが病気以上の理由だと思うし…。


8月27日(土)

ここ最近の2011夏ドラ Vol.8

勇者ヨシヒコと魔王の城 7話
開始0秒で敵と遭遇しなかったヨシヒコ(山田孝之)、ダンジョー(宅麻伸)、ムラサキ(木南晴夏)、メレブ(ムロツヨシ)。今回はムラサキの変顔(新特技)とメレブの健康促進(新魔法)が公開されたのみ。

「ドラゴンの盾」を入手するために、持ち主の依頼で五重の塔の住人が滞納している家賃を取り立てることになる。1階にはどう見てもジャイアンなジャインが登場。名言「お前の物は俺の物。俺の物は俺の物」が飛び出し、全員がのび太化し逆らえなくなるなどジャイアニズムを存分に発揮。ある意味最強呪文なリサイタルまで「ホゲ〜〜〜ホゲ〜〜〜♪」と漫画の通りに再現。だが唯一の弱点である母ちゃんが登場。ていうかこの母ちゃん、大山時代のアニメ版で本当に母ちゃん役やってた青木和代ぉぉぉぉ!!!取り立て成功。

2階にはキムタクもどきみたいなキラが登場。メレブがメロメロにされてしまうが、攻撃用の矢が1本しか無いという茶番を経て撃破。取り立て成功。

3階にはスズキという普通そうなのがいたが、まんまドランクドラゴン鈴木だった。本人まんまの控えめな様子で、唯一使える魔法を見せてもらうことになる。だがそれがまさかの一撃死呪文ザラキで全員死亡。神父さんがいる場所へワープしてドラクエのルールにのっとってヨシヒコ以外が棺桶化。ダンジョー90G ムラサキ50G メレブ5Gを生き返らせるのに必要と言われる。メレブ安…。ヨシヒコが棺桶を引きずって行動しながらキングスライムみたいなのを倒して稼ぐが、3ゴールド足りないのでダンジョーが半端な状態で生き返り、オカマ化してしまった。なお低姿勢鈴木はまさか唯一の魔法がこれだったとかほんとすんません!とか素直に謝って取り立て成功。なおオカマになって使えなくなったダンジョーはその後自力で元に戻った。

4階にはジャパネットたかたみたいなタタが登場。甲高い声でアナログテレビを買わせようとしてくるが、「今なら家賃もつけてお値段据え置き!」となった瞬間に切り捨て眠らせて取り立て成功。

5階には40年住み続ける最強の格闘家がいるとのことだったが、40年の歳月は重く既にヨボヨボの老人で介護が必要な状況であり取り立て成功。こうして「ドラゴンの盾」を入手。

ヨシヒコの妹は何故か囚人になっていた!

 

ピースボート 8話
秀(濱田岳)、サキ(平愛梨)、藤堂(金子ノブアキ)、皆川(関めぐみ)、三浦(ムロツヨシ)の72時間耐久討論は継続。「金で何でも買えるか?」がテーマとなるが、喋っている人間の顔だけスポットライトが当たるという意味不明な演出が加わるも今回は前回ほど討論内容に重点が置かれておらず、すぐに24時間経過、48時間経過…と疲労していく面々。10秒沈黙で死亡、寝たら死亡とルールがある中で秀が眠りこけるが殺されそうになり藤堂が凄い勢いでたたき起こして最早討論ではないうつろな表情で何かをブツブツつぶやくのみで思考停止状態のままCM突入。雄山(陣内孝則)は楽しそうに煽るのみで完全に調子に乗っている始末。

CM明けには71時間経過となるが何故か全員回復して元気に討論を開始。今まで背景を語らなかった三浦が貧乏主張を始めて、皆川も続けて貧乏主張。貧乏自慢大会が始まる。最初1位だったサキは4位にまで転落したので、サキも貧乏自慢を始めてかわいそうな自分をアピール。逆に金持ちの藤堂は金で何でもやろうとした親に反発して家出したエピソードをアピール。どうにもサキだけが一切の過去エピソードや心情が語られないのでもう黒幕側確定でいいのかな。

主人公の秀が最下位のままだが、(スーパー)パラサイターの秀に貧乏話は無い。優(藤原竜也)が殺されたナイフについていたナンバーがサキのタトゥーだと気づいた秀はそれを問い詰めようとするが時間切れになり、死にたくないとテンパる。まあ誰1人殺された試しが無いのでそろそろ気づけよ…って感じで何の緊張感も無いんだけど。案の定1時間延長になる。

誰が1番価値が無い人間かを決めることとなる。当然(スーパー)パラサイターの秀がターゲットとなり税金収めている俺がNo,1だと主張する三浦。No.2は私だと言い出す皆川。税金って…と慌てふためく秀だが、優の遺産相続税とかけっこうすさまじいんじゃね?

藤堂は何故か秀から皆川にターゲットを移動。教師だから知っていると前置きして皆川の娘が学校で自殺したと突如暴露。私は悪くない!と言い出す皆川で続く。1番冷静に状況を見ていた常識派だった藤堂がキャラ崩壊起こし始めるし、もう話の軸があっちこっち飛んで行ってワケが分かりません。

 

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 7話
すぐに気絶させられ何も知らないはずの島津(安田顕)が、警察上司(尾美としのり)のAiには銃で撃ちこまれた場合にあるはずのものがなく、何らかの形で押し込まれたものだと知っていた。"歪んだドヤ顔正義バカ"斑鳩(高橋克典)はこれを「犯人しか知りえない事実(ドヤッ)」とばかりに自白超解釈して予定通りに冤罪事件の直前に逮捕して発表しようとしていた。たださすがに少し自信が無いのか、「矛盾がある」と宇佐美(福士誠治)に語ったり、田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)が真相に辿り着いたと聞くと慌てて島津を脅して強制的に吐かせようとしたり、自身の設定した「正義」に辻褄を合わせるために必死。

田口や白鳥がたどり着いたのはAiの発生する磁場で弾丸も吸い寄せられることを利用して警察上司が自ら銃弾を受けたというもの。そうなると考えられるのは自殺したということ。それに協力したのが宇佐美ということになる。白鳥田口が銃声を聞いて事件が発生したと思われた頃は既に事件は終了しており、先に入っていった宇佐美が後始末をして寝かせておいた島津に銃を握らせただけだった。

島津からヒントだけしか教えてもらえなを聞いて"我々こそ正義"斑鳩も駆けつける。最初に殺されたエンジニアの人が偶然聞いてしまった警察上司と宇佐美が自殺計画を話し合っている音声を発見。冤罪事件をずっと引きずっていた警察上司がAiをつぶすために命を懸けて自殺し、宇佐美に協力させていたということに。白鳥の「警察上司は無駄死に」の言葉にキレて反逆した宇佐美は銃で脅して主要キャスト全員を手を後ろに組ませてひざまづかせて、寝かせるなど動きを止めて田口を人質に逃走する。"正義のドヤ顔請負人"斑鳩まで一緒にひざまづいているのが最高にシュールなんだけど…。脱出した白鳥は"絶対正義主義"斑鳩と別行動で宇佐美を追う。"ドヤッと正義"斑鳩がどこまで勘づいていたかは不明のままだったが、「警察上司の死は無駄にはしない」と宣言する。

一方すぐには殺されなかった田口は心療内科医のスキルと人柄を生かして宇佐美と対話を開始。宇佐美の胸の内が語られる。何かの失敗を警察上司にかばわれた宇佐美はそれ以来、警察上司の元で危険人物の消去などの裏の仕事をこなしていたらしい。警察上司への忠誠はこの日々の中で絶対的なものへとなっていったようだ。さすがに今回の計画は直前で出来ない!と言い出したが、警察上司は冤罪事件を気にする余り斑鳩よりもぶっ飛んで警察は常に正義でなくてはならないから第2のDNAになり得るAiセンターと許せない自分を同時に消すための方法はこれしかないとワケの分からないことを言い、さらに宇佐美がエンジニアの人を既に殺している事を見抜いており、「命令だぁぁぁ」と殺させたというものだった。こんなのそれなりの地位まで出世した警察上司ら上層部が現場に得意のドヤ顔でAiを過信しないように!と方針を打ち出していけばいいだけの話なのに一体何を言っているんだか。自信の保身は一切気にしてない辺りは立派だが、絶対正義であるはずの警察の威信が揺るぐのは許せないとか斑鳩を遥かに越えるクレイジー正義野郎だった。

田口はそこまでして守りたいものは何か問うがもう分からないという宇佐美。田口はさらに今から自首して警察を辞めて1人の人間宇佐美に戻ってやり直せばいいじゃないかと提案。するとこれまで命令人生だった宇佐美には刺さったらしく「考えたこともなかった…」と改心するそぶりを見せる。構えていた銃もおろしかけていたがそこに白鳥が駆け付けてしまい大声で恫喝。白鳥に銃を向け発砲してしまう宇佐美。それをかばった田口が見事に撃たれて重傷。宇佐美は逃亡して次回へ続く。

つーかナニコレ。宇佐美を暴走させたのが白鳥の「上司無駄死に」発言なら、改心しかけていた宇佐美の元に何も持たずにあらわれて大声で叫んで刺激して降ろしかけていた銃を握らせてしまい結果田口が死にかけているのも白鳥の不用意な行動のせい。2連発で白鳥の軽率な行動が事態を悪化させちゃったんだけど…さすがにこれは酷くないか…。

 

ブルドクター 8話
法医学教室のその他大勢2名がたまたま来ていたボクシングジムで人気ボクサー青年が死亡。明らかに同僚数名がやっちまったぜどうする?と相談しており、俺がなんとかするとあからさまに怪しいジムの会長。死体には踏まれた跡、引っかかれた跡など素人が見ても怪しい傷跡が複数残っていたがこれを会長の知り合いを通じた政治力で揉み消そうという魂胆らしいがさすがに無理がある。設定上解剖しないと分からないとか、よ〜く見たらなんかこの傷怪しくない?レベルならまだしもあかさらますぎる。

あからさまに怪しい傷に速攻気づいた釜津田(石原さとみ)も、ボクサー青年が有名人という意味不明な理由で上層部に捜査権を取られてしまう。心筋梗塞として世間にも公表されてしまい納得がいかない青年の兄がやってきて承諾解剖を依頼。武田(小日向文世)が不在だったが、大達(江角マキコ)は承諾。またしても「何勝手に!?」状態の名倉(稲垣吾郎)。武田を信頼していた大達だが、戻ってきた武田はその他2名もあれは明らかに怪しかったと証言する中で理由も言わずに「無理」と断るように指示。

何らかの圧力を感じ、独自でそれぞれ動いた大達と釜津田はとりあえず青年の兄がせめて見るだけでも!とお願いしてきたため葬儀会場で死体を見て、即時解剖を決意。2人でこっそり解剖し、暴行で殺されたと確信。ただそのまま発表しても揉み消されるので大達が辞表を提出したうえで、青年の兄と直接記者会見を行い暴露。揉み消せなくなって即時しっぽ切りされたのか、会長ら関係者が速攻逮捕されて事件は終了。初期の事件のように動機が描かれなかったので何故青年が殺されたのは不明だったが、そもそも今回の話は事件そのものが主軸では無いのでさっさと話が進む。

大達をクビにはせず、戦う決心をした武田。どうやらかつて腎臓移植で助かった美亜(志田未来)関連でやってはいけないことをしてそれをネタに権力者から大達を辞めさせるように圧力をかけられていたようだ。時折脅迫メールを送っていたのは八代 (マギー)のように描写されていたが…いずれにせよ法医学教室のメンバーじゃないと無理な情報の速さで警告していたので教室のメンバーに密告者がいるのは確かなようだ。そんで美亜に「すべてを話す時が来たようだ」「これから人と会ってくるからその後で話そう」とあかさらまな死亡フラグを連発して、権力者の元へ…。見るからに消され定番な埠頭で決意を語る武田だったが次のシーンでは階段落ちして処分されてしまっていた…。その頃、釜津田は最初に心筋梗塞という無茶な診断書を書いたのが武田だと知り、大達に連絡していた。そんなわけで最終回に向けて組織編スタート?

なお名倉は「好きなら僕だけの味方でいてくれ!」と釜津田にいきなり叫ぶなど、やはり極度のさみしがりやさんな模様。悪役として暗躍するのかと思いきや段々かわいくなってきちゃった

また前回いきなり妻に警察に売られて激怒していたのに事件解決でコロッと仲直りしていたミスターいい人の高広(市川亀治郎)だったが、やっぱりけっこうピキピキ来ているのか、今回は大達の勝手な言動や行動に終始苛立ちを見せており、大達が自覚しないうちに離婚フラグが…。

 

それでも、生きてゆく 8話
文哉(風間俊介)の殺人スイッチ詰め合わせセットワードで100連発した真岐(佐藤江梨子)は結局植物状態濃厚になってしまう。まさに文哉に会いに来たばかりの駿輔(時任三郎)は一時放心状態になるほど苦悩し、駆け付けた洋貴(瑛太)と耕平(田中圭)、連絡を受けたそれぞれの家族も「文哉がまたやった」事実にショックを隠せない。

草間(小野武彦)はわりと穏やかに駿輔に接していたが双葉(満島ひかり)が駆け付けて娘がいることを知ると「娘を返せ!」と激怒。もうなんかいたたまれない厳しい展開が続くが、当の文哉は双葉に電話してきて「双葉が誘いを断ったからこうなったんだ」と責任を双葉に丸投げするという人間崩壊っぷりで救いが無い。ただ実際にどういう経緯があったかは不明で明らかになっているのは真岐は髪を引っ張られた跡があり脳挫傷が原因ということ。そして元々真岐の方がナイフを持っており、文哉の手にナイフで軽く刺された傷が残っていたというところである。

責任を感じる双葉を車で送る中で洋貴は被害者も加害者も関係ないから死にたいとか言うな!と共に生きていきたい意向を示して熱い思いをぶつけていた。だがその頃、響子(大竹しのぶ)の元には文哉がいきなり現れる。しかも耕平を迎えに来た何も知らない耕平の妻を案内する形で、というありえない状況にぶっ飛ぶ響子。やがて決意を込めて文哉に迫り怒りをぶつけるが、全くその怒りが届くことなく、自分は病気だからだと責任転嫁し、当日の殺人を振り返り、「湖に浮かんでいるアキちゃんは綺麗だった」などとのたまう。迫りくる響子に反撃し、今度は響子が殺されそうになるが椅子で反撃。次回へ続く。今回も迫りくる響子の迫力は大竹しのぶの迫真の演技ですさまじかった。大竹しのぶがここまで凄い女優だとは思わなかった。

なお文哉に気絶させられただけだったらしい紗歩(安藤サクラ)は、冒頭でひょっこり戻ってきて「あいつついにやりやがった」などと痛がっていたが特に事情聴取を受けた様子も手当された様子もなく、草間もいない農場に登場人物の中で唯一呑気にとどまったままという相変わらずの鉄の心臓っぷりであった。

 

名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 8話
ビリビリした白い部屋でビリビリする新一(溝端淳平)と蘭(忽那汐里)は蘭が痴漢された日の事件を思い出す。バスで蘭のお尻を触った不幸な痴漢男。猛然と迫る蘭(と新一)の追走劇が始まる。ついに追いつかれた痴漢男は蘭の連続攻撃の前に沈没。新一の安否確認で骨折も無いことが発覚(蘭曰く加減している)。警察に突き出そうとしたら近くにいつもの刑事が来ていた。どうやら人工呼吸器が何故か外れてばあさんが死にかけて病院へ運ばれたらしい。疑われるヘルパー。どういうわけか下着はやはり黒がいいとか下着にこだわりまくり刑事にドン引きされる新一。蘭は痴漢を問い詰めるという意味不明の展開に陥る。

が、戻ってきたばあさんの娘は何も見てないうちから泣き崩れ、新一は真相を見破る。まず痴漢男が蘭から逃げている最中にこの家から下着も盗んでいたことが発覚。この期に及んで黒い下着にこだわる新一に呆れる刑事、1発喰らわす蘭。痴漢男は黒い下着が好きで以前も頻繁に盗んでおり、ヘルパーと娘に捕まった事も発覚。娘の寛大な心で許してもらっていたことが語られる。痴漢して逃走中に以前捕まったこともある家から下着を盗んだこの痴漢男大物すぎる

何が正義か判断しにくいからと真相を語らずにばあさんの病院へ向かいばあさんの安否を確認した新一はようやく娘と2人で会話を開始。介護に疲れた娘だが自分で殺すことはできなかったので、もしまた黒い下着好きな痴漢男が黒い下着を盗んだらショートして停電して人工呼吸器が止まるような仕掛けをしていたという。なんだかよく分からないうちにばあさんは生きていたことが発覚し、刑事も逮捕を思い悩むという歯切れの悪い結末のまま不起訴処分になったというナレーションで事件終了。

ビリビリ部屋のパスワードも「じはつこきゅう」という分かりにくいにもほどがあるワードだった。ビリビリが収まり次の部屋にはサッカーボール型爆弾が置いてあったところで次回へ続く。2週連続で小五郎(陣内孝則)出番なし。雄山も1人VTR出演で偉そうに喋っているだけなのでかなり手抜きな2作同時出演になってきた。


8月26日(金)

ライブを見てきたよ

DEENライブの際に2年連続でお会いしているSASAさんが音楽活動をしているというのは聞いていたけどその姿を見たことは無かった。今回はお誘いをいただいたので是非にと見に行くことに。綱川智彦さんという方のサポート(キーボード&コーラス)ということだったけど、普段は2人でのユニットもやっているとか。飲み屋兼ライブ場みたいな感じのところで昭和のアイテムが飾られたレトロないい感じの会場だった。

朱雀さんも呼ばれており、実に20時間ぶりくらいの再会。いくつか出るうちの1組目ということで5曲、その後の人たちは全く知らないしいつ終わるか分からないのでそれだけ見て出てしまったんだけど、アコースティック編成で曲は極めてシンプル。「脱・社会のゴミ」という自虐ながら卑屈にならない暖かい応援歌という路線はとても暖かく響くものがあった。これを例えばメジャーでセレブなアーティスト様がフルバンドにストリングス編成従えてやればさぞ表面上はあったかい雰囲気で豪華なものにはなるだろうが全く響くことはないだろう。朱雀さんの言葉になるが「いい年した熱いおっさん」が歌うから響くのだ。本当に輝いて見えたし、あんなおっさんに俺はなれるとは思えないが憧れるなぁ…。

唯一の後悔はラジオで曲をかけさせてください交渉をし忘れたことである。せっかく直接話す機会があったんだからそれを言えよ俺。何をやっているんだ!とカーネル・S・マルオ氏に言われそうだが、そもそもカーネル・S・マルオ氏がいた場合はH4持参してその場で録音していると思う(無許可ではかけないよ)。

その後は軽く飯でもと2日連続のサイゼリヤへ出向くが気がつけば2時間トーク。俺は好不調の波や気分の波もあるがあまり会話が弾む方ではないが、それでも昨日といい今日といいあっさり時間が過ぎてしまうのだからやはり共通の趣味があるとリアルの友人とはまた違う盛り上がりがあるんだなぁと思う。

そんな感じでまた行ってみたい音楽だった。あと昨日も書いたように土日開催のオフ会は年内に考えたい。それとは別の関西オフ会なんてのも!?

・オフ会直前に行った対談レビューは桑田佳祐。そっちもよろしく。


8月25日(木)

オフ会2011夏

昨年に続き2回目となるBeautiful Dreamer第2回オフ会が浦和で開催された。前回メンバーである朱雀さん、ひかりさんに加えて今回はぴろーさん、木更津市民さんとも初対面。木更津市民さんはサイト開設以来の最初の相互リンク相手で最古参の知り合いだったが直接お会いするのは初めてであった。

まあ案の定というかお約束のように腹が下ったのだが、いわゆる通常の腹下りではなく、起きた瞬間トイレに駆け込むという危険レベルAクラスに始まり、二桁近い往復の最後にはMAX水下りという超惨事で集合の時点でフラフラ。あまり仕切れず申し訳ありませんでした…。その後カラオケ入って2時間くらい歌わずにトークしていたが(昨年は1時間)その間に何とか回復したので一安心である。今回も色々入り乱れての面白い選曲で何でもあり感が楽しかったが、「マイクの音量俺だけ低いよ」(by 中居)状態は今年はさらに加速。なんか最近また声が出なくなってきており、ますます線が細くなってしまった上に、今回みなさんかなり声がバッチリ高音まで張りがある人しかいないので自らの声量の無さに地味に落ち込んだ。特にひかりさんが小柳ゆきの「愛情」を素で張り上げて歌い切ったのはすさまじかった。あと朱雀さんのチャン・グンソクの「Let me cry」が本人より声がかっこよかった。俺は「夢であるように」原曲を現池森バージョン(サビ裏声)でかろうじて歌い切るのが手一杯で、冒頭のミスチル「優しい歌」はサビが出ずに音程が虹の彼方辺りへ向かい、最後のSOPHIA「-僕はここにいる-」は最初からあきらめて2つ下げ。いやぁキー下げは楽だなぁ。今度からキー下げ主義に変わろうかな…。そもそも地声の低さは俺がNo.1だったと思うので原曲キーで頑張ろうというのがそもそも無謀である。

てな感じで19時まで歌った後にぴろーさんが離脱。その後はファミレスで23時近くまで延々音楽談義。これはリアル知り合いでは不可能な盛り上がりであり、さすがBeautiful Dreamerオフ会!というべき時間を感じない長丁場。特に師匠木更津市民さんはさすがの知識量だった。

今回は色々なスケジュールの都合上、そもそも俺自身も曜日関係ないビジネスをしているのであまり気にせずにド平日開催となってしまった。土日でやってほしいという意見や、平日は都合がつかないという話もいくつかいただいたので年内(10月以降くらい?)にでも需要があるなら土日開催でも1回くらいやってみたいところである。その時はまたよろしくお願いします。ありがとうございました。


8月19日(金)

ここ最近の2011夏ドラ Vol.7

勇者ヨシヒコと魔王の城 6話
開始0秒で敵と遭遇したヨシヒコ(山田孝之)、ダンジョー(宅麻伸)、ムラサキ(木南晴夏)、メレブ(ムロツヨシ)。今回は怖い妻がいて家事を押し付けられて戦いが進まずに終了。出てきた子供が完全に人形で隠す気も全くなし。

ドラクエ風のハリボテと戦っている最中にダンジョーが操られて暴走し、ヨシヒコが切られてしまいしばらく休むことに。責任を感じたダンジョーは今回のアイテム「鬼神の兜」を持っているモンスターをヨシヒコ抜きで手に入れると宣言。戦いを挑むとまたしてもチープアニメーションになり歯が立たずに撤退。

その頃、カワイイ巨乳の看護士と恋に落ちたヨシヒコは突如2人でミュージカルを始めていた。半ば黒歴史になっているが1度CDデビューしたこともある山田孝之、なかなかの美声である。キスしようとしたところ、チューすると死ぬ魔法をかけられたという。ヨシヒコはその魔法使いを倒すためにかつてないやる気で立ち上がり、「私は巨乳が好きだ!」「魔王の事しか考えていなかったが徐々に巨乳が侵食していき今は巨乳でいっぱいだ!」「チューがしたいんだ!」と魔王を倒すよりも巨乳だと宣言し、仲間を裏切って走り出す。しかしそこは美人巨乳看護士の説得で、モンスターを倒してから魔法使いを倒せばいいのでは?と言われてチューに向けて一直線。アニメーションで苦戦する仲間の元に勢いよく現れたヨシヒコは一撃でモンスターを粉砕して風のように去ると魔法使いを一瞬で追い詰めて魔法をとかせる。ついにチューだと張り切る2人だったが、途端に巨乳看護士がハゲオヤジに切り替わってしまう。最早人格まで完全に入れ替わっていたがハゲオヤジが呪いをかけられていたらしい。発狂するヨシヒコだったが、仏が仏ビームを放つとヨシヒコの頭から巨乳が消え、元に戻って次回へ続く。

 

ピースボート 7話
秀(濱田岳)、サキ(平愛梨)、藤堂(金子ノブアキ)、皆川(関めぐみ)の前に三浦(ムロツヨシ)が転がり出してくる。まさかのメレブ登場。三浦は登場早々にでかい態度だが、今回の雄山(陣内孝則)からの指令は討論。もう何が何だか分からないが、「自分の給料に満足しているか?」だったが実質働く意味について討論するという喋り場みたいな展開になる。なおその前に藤堂が「雄山がやっていることが是か非か?」をテーマにすればいいと提案するが、雄山は「当然前者でしょう」と図に乗っていた。

仕事に誇りがある藤堂皆川の2人は向上心を盾にして、優(藤原竜也)の遺産を当てに就職活動もしていない秀は袋叩き。金があれば働く必要ないでしょ?と反論する秀の言葉も届かない。

金の為に働くと言い切る三浦は藤堂皆川2人の考えをそれもまた正しいと思える言葉で批判するが、討論の途中結果は三浦最下位。ここでネット中継されていてネット投票で順番が決められている事が明かされる。視聴者には自己実現ができている人間が多いのだろうか?パラサイター宣言の秀が反感買うなら分かるが、藤堂皆川みたいな誇りを持っているタイプよりも三浦のような金のためという立場の人の方が世の中多数だと思うんだけど…。

ていうか投票自体、人気投票に近いのでレポーターやっている皆川が有利だったり、嫌味な三浦が最下位になるのも仕方ない。ただ三浦の言動はネット世界の標準に近いのでむしろ三浦△みたいになりそうなんだけど。

三浦は皆川を叩き潰すと宣言。皆川が月給200万だと聞きだし、教師の藤堂が20数万、OLのサキに至っては16万という格差が判明。努力の結果だという皆川は圧倒的な反感を買う。一方主人公は学生なので全く口をはさむ余地なし。自分だけが努力したという皆川は動揺。

秀は頑張って口を挟もうとするが、この流れでは出る余地が無い。ようやく皆川にそんなに辛いならもう少し楽に生きればいいじゃないかと言うと、社会に出たこともないから言えるんだ、「社会に出たらそうなんだよ!」の思考停止マジックワードが発動し、全員が一致団結。矛先が全部秀に向かってしまう。だがそこは主人公、そういうの社畜って言うんだよと斬新な視点から切り込んで反撃の一手を言い放つも完全アウェー。パラサイターである秀は「楽しているうらやましい奴」ではなく何故か「楽しているダメで最低な奴」とされてしまう。結局全員の圧力に屈して兄に全部頼っていたと反省を開始する秀。まあもう少し兄の事業に協力的だったら反論もできたのにねぇ…という感じで今回はブツ切りで次回へ続く。

あと金があれば働かない=何もしない金があれば金にならない好きなことがやれる時間が持てる=有意義だぜ!という発想で反論すれば秀も袋叩きは回避できたかもしれんのに。夢破れた&他にやりたいことがあったのに…系の人がこの場にいなかったからそもそもこの討論自体に深みも何もないし、そもそも何がしたいのかさっぱり分からない。

 

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 6話
警察上司(尾美としのり)の殺害について田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)が調べていくと、まず笹井(小西真奈美)の法医学教室の部屋と殺害現場がドアで繋がっていると発覚。笹井が怪しくなるが、田口の人柄で笹井も何かいい人ムードになり、気になっていることがあるという情報を明かし始める。Aiをもう一度調べたところ、銃弾は銃で撃ちこまれた場合にあるはずのものがなく、何らかの形で押し込まれたものだと判明する。笹井の気になっていたこともそれと発覚する。

警察では宇佐美(福士誠治)が暴走。斑鳩(高橋克典)の命令を無視して自分に命令できるのは警察上司だけだと断言。故人の言う事しか聞けないと豪語する組織人なんてもう不要だからクビだろそれは…。これまで散々歪んだ正義を主張して笑いを提供してくれた斑鳩は何故かいきなり控えめになり、今回は強気な発言は皆無。ようやく登場した軟禁所の島津(安田顕)相手にもあまり強引に迫らず、冤罪をビビっているかのようにおとなしい。しかし最後は気絶させられて覚えてないと言い張っていたはずの島津が銃で撃ちこまれたのではない事実を知っており、土壇場でしめた顔で「犯人しか知らないはずのことを知っていた」と元気を取り戻した。まあどっちにしろそこは冤罪だと思うので、来週も笑いを提供してくれそうだ。

 

ブルドクター 7話
大達(江角マキコ)の夫である高広(市川亀治郎)は外科医だったが、小脳梗塞で手術した患者が突然死してしまう。高広は突然の事に死因が分からず解剖を提案するが家族は拒否。大達が説得を請け負うがあろうことか警察に訴えて司法解剖すればいいと悪魔のような提案をぶちかます。

さすがの高広もショック&激怒。釜津田(石原さとみ)含めて出演者全員が何考えてんだこいつ…状態になるが、信念を貫く大達。とりあえず今まで全面的に大達を受け入れていた大らかな高広が激怒するくらいだから、後でいくら家族を守る気だったと言われても説明不足過ぎてフォローしきれてない。

一方で名倉(稲垣吾郎)は武田(小日向文世)のガクブルアル中を黙っている代わりに引退するなら自分を後釜にしてくれないかと脅迫めいた売り込みを丁寧に仕掛ける。さらに大達が夏休みを取っていても大達について語っている教室の面々に対して自身の信頼を取り戻したいのか、新人を1人初解剖させて誉めるなど小さな暗躍を重ねる。どうも悪い奴と言うか、素直になれないさみしがりやなだけなのかもしれん…。

遺体は名倉が解剖。あっさり手術ミスではないと発覚するが、そもそも小脳梗塞の原因は調べなかったので文句を言い出す大達。もういい加減にしろよ状態で再解剖を拒否する名倉。さりげなく武田に確認を取り無言の圧力でYESを言わせない名倉。暗躍けっこう効いてる…。だが釜津田が事件の可能性も出るから再解剖しろやと依頼したので再解剖。

結果、遺族はエコノミークラス症候群で死んだという理由に納得しなかったが、小脳梗塞の原因まで調べたおかげで納得。というか母親の方が「あの時病院に連れて行ってれば…」となった挙句に、名倉がトドメのように「事前に症状が出ていたはずでその時に来ていれば手術すら必要なかった」と言うので完全に泣き崩れてしまう。なんかいいのか、それで。今度は母親にカウンセラーが必要だと思うんだけど。高広もそうならないようにさらに精進せねば!という感じで夫婦仲もあっさり戻っていた。怒っていたのは自分が被疑者になってしまうこと及びそれで時間を取られて診れる患者も診れなくなる事だったのに、いいのかそれで。

そして名倉はいきなり釜津田に朝まで家にいてくれ!などと頼みこむ。どうやら大達に同意しているのを見て味方でいてほしいと寂しくなったようだが、いきなりありえない行動に出た名倉に釜津田は名倉が目を覚ます前に飛び出してしまい、ポツ〜ンな名倉。彼の寂しさを埋めるための旅は続く。悪役というよりは何かかわいくなってきたぜSMAP。

 

それでも、生きてゆく 7話
医療少年院で文哉(風間俊介)を担当していた東(酒井若菜)を発見、追跡した洋貴(瑛太)。一緒に五月(倉科カナ)もいたはずだが、スルーされ今回は出番なし。そのまま東を家まで連れて行き響子(大竹しのぶ)とたまたまやってきた耕平(田中圭)の前で医療少年院時代からその少し先までの文哉の過去が語られた。

東は前の病院で男に3000万貢いだ伝説を持っている問題児だったようだが(伝説では300万円だったが、聞いてきた上司に3000万円です!と訂正。こんな危険な人物がよく雇われたな…)、今回も文哉に興味を抱き、こっそりやり取りするなど蜜月な日々を送っていた。文哉は「治った」と判断されてシャバに出ることとなったが、ほどなく東と同棲を開始。しかも東を妊娠させるなどジェットコースターすぎる展開があったことが発覚。だがそれを聞いた文哉は殺人衝動が芽生え、アパートの階段に罠を仕掛け、わざと夜に買い物に行かせて階段から落とすという地味に巧妙な手口で流産させていた。その後に文哉の日記を発見した東は自分が人として見られていなかったことや、こっそり文哉が誰かをストーカーしていたことがあること、今も殺人衝動が芽生えることがあることなど実に危険全開な闇を垣間見て逃走したということだった。

改めて反省していない…というかそういう次元にない危険な状態であることが発覚してしまった文哉。東は居場所を知っており、洋貴と耕平が向かう。

その頃、殺人者だと知った真岐(佐藤江梨子)はこれまで文哉が無反応なのに勝手に好意を抱いていたくせに、180度態度を変えて娘を守ろうとビビりまくり。部屋にバリケードを築き、早急に娘を連れて脱出を図ろうとしていた。ところが娘がいなくなってしまう。実際は紗歩(安藤サクラ)とバドミントンしていただけだったのだが、取り乱し文哉の部屋を捜索するなど疑いまくり、文哉の闇にスイッチが入ってしまう。

紗歩の元に辿り着いた文哉は犯行時と同様にカナヅチを持っていた。そんな相手から金を取ろうとして失敗した挙句に、逆ギレして真岐に正体をばらすほどの鋼の心臓を持つ紗歩もさすがにこれにはビビり、止めようとするがズガッと空が映るとそれっきり行方不明に。まあこいつは生きてるだろ。文哉は自分でカナヅチを握りしめた手をぶるぶるとひきはがそうとするなど殺人衝動とそれに反する衝動がせめぎ合っていたようだが何とかカナヅチを捨てて、帰宅。

だが取り乱した真岐はわざわざ部屋にまでやってきて娘に何したんだ?と問い詰め、さらに前回から今回の東の回想でも散々示された最大の疑問にして禁句「生まれてこなければよかった」をぶつけてしまう。禁断の扉を開いてしまった真岐の手には包丁が握られていたが文哉はゆっくりと迫り…。

果樹園が修羅場と化している中で、草間(小野武彦)は、居場所を突き止めた駿輔(時任三郎)と会い、話を聞いてから果樹園に連れてきていた。しかしそこで発見したのは…というところで次回へ続いてしまったが、文哉は別の場所で「ついにまたやってしまった」とばかりに壁に頭をゴンゴンしているカットが入ったので、これは包丁持ってた真岐の方が倒れているということだと思うけど、文哉がやったわけではなく包丁持ってた真岐が突撃してきたのを防ごうとして自爆したのかもしれない。そして果樹園に向かう洋貴もナイフを隠し持っているなどどんどん危ない方向に。

双葉(満島ひかり)は響子の元を訪れて少しほっこりするような展開になっていたが、どう考えてもこれはぶち壊し必至。ハードな展開になりそうだが、真岐の180度掌返しは急変すぎたし、危険人物と認識しておきながらわざわざ文句言いに行って(文哉はもう出て行こうとしていた)禁句をわざわざぶつけるとか文哉が15年抑えてきた殺人衝動スイッチを高速で10000連発くらいしたようなもんなので、なんだかなぁという感じも。

 

名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 7話
巨万の富を築いたラーメン王が死亡し、娘で姉の宮地真緒と愛人の娘で妹の林丹丹がケンカをしていた。また女の愛憎劇パターンかよ!このうち姉の宮地が誘拐、偶然その場にいた園子(秋元才加)も一緒に連れて行かれてしまう。ダイヤを用意しろという犯人だが、いつの間にかダイヤが無くなっており、2人は解放されたが妹の林の方が死体で発見される。

驚異的な推理力…というかまあ…普通に捜査すれば破綻すんじゃね?くらいな勢いで誘拐自体は姉妹の狂言でそこから宮地が裏切って林を殺したと新一(溝端淳平)は暴く。理由は愛人の娘の分際で悪知恵が利くところを気に入られてラーメン王に1番かわいがられていたからむかついた的なトンデモ理由。これで天国のラーメン王も自分の悪知恵をほめてくれるだろうと、もう何を言っているのかワケが分からない事を言い出してドヤ顔の宮地。

そもそもラーメン王って何だったのか。そして園子誘拐って園子は金持ち設定があったので園子の金目当ての誘拐の話かと思ったら、単にアリバイ要員で利用されただけというのも構成としてどうなんだろうか。

現在の部屋では小五郎(陣内孝則)が別室に隔離されてしまい、今回は出番なし。別に雄山の仕事が忙しくなったわけではないと思うが、雄山は先週あたりから明らかに以前よりも楽しみだしていたのでそっちが楽しくなっちゃってこっちはパス!と補完しておくとするか。新一と蘭(忽那汐里)は風船で圧殺されそうな部屋から脱出。次の部屋はビリビリな部屋だった。


8月12日(金)

ここ最近の2011夏ドラ Vol.6

勇者ヨシヒコと魔王の城 5話
開始0秒で敵と遭遇したヨシヒコ(山田孝之)、ダンジョー(宅麻伸)、ムラサキ(木南晴夏)、メレブ(ムロツヨシ)。今回の敵も1人だったが今回はやたらとかっこいい奴(沢村一樹)で、猛毒のナイフを振りかざしポーズを決めまくる。ムラサキがノセるのでナイフペロリまでうっかりやってしまった敵は自滅。いつも斬ってるヨシヒコの剣だと眠らせるだけなのでこいつ初の死亡者なのでは…。

今回も仏が早めに登場。あと8話もあると明言していたがそんなにあるのこれ。次なる強化アイテムは「無敵の靴」で、村へ向かう。今回は村人や一行がRPGまんまの動きでカクカクした動きで人の家で壺を壊しながら連なって行動したり、話しかけた村人が設定されている同じセリフしか話さなかったりとリアルRPGパロディが。

と思ったら敵の名前がドリフターズのパロディでよく見たらドリフメンバーの特徴をメイクに取り入れいたり、終始ドリフのギャグが挟み込まれるなどしていたが、ドリフ世代ではないのであんまりパロディされても完全にはよく分からなかった。

最終的にはムラサキが顔面パイを喰らったりしながら、意外といかりや長介もどきのボスがいい人で単に時間が残って無かっただけ「無敵の靴」ゲット。てっきり今回は天女の羽衣を駆使して闘うのかと思っていたが魔王戦までアイテムは使わないのだろうか。

またヨシヒコの妹は今回はガラシャツ着て南国風になっていたが、ヤクザっぽいようなチンピラっぽいような男が一緒にいた!

 

ピースボート 6話
秀(濱田岳)、サキ(平愛梨)、藤堂(金子ノブアキ)、皆川(関めぐみ)、風間(柿澤勇人)は手錠だけでなく足まで繋がれてしまったまま、次なる雄山(陣内孝則)の指令に挑むことに。今回はバランス積み木ゲームみたいなものをやって失敗したら即死亡。前回に続いて雄山はVTR映像&不気味な緑色ドアップ3D映像という意味不明な演出が続く。さらにこれまではあくまで強い言葉で迫り、糾弾するような口調だった雄山だが、今回は完全に楽しんでおり妙にハイテンション。この状況の中で誰が1番の罪人なのかって雄山しかいねーんじゃね?状態。こんなんでいいのか?

そして今回のゲームではやたらと風間が「俺はできる」と冷や汗全開になりながら自己暗示をかけ続けてみんなをリード。かなりガクブル状態ながら最後はビビる4人を置いて果敢に挑んで1人でクリアを達成。

とりあえず結果オーライとして次は1本のマッチでケーキに刺さった5本のろうそくに火をつけて、つけた人数だけ生き残れるということになる。雄山の指名で果敢に挑む風間だったが、先ほどからの自己暗示も限界で冷静さを保てずに失敗。俺のせいじゃない!とガクブル状態の雄山が罪を懺悔しろというのでまた懺悔タイムかと思いきやなんと今回妙にハイテンションな雄山が1人で風間の過去をばらし始めちゃった!

超弱気な本性を持つ風間だが、それを隠すために必死で強がっており、会社でも「何でもできます」という強気な態度で虚勢を張り続けたという。しかしそれで失敗したわけではなく、次々と成功と信頼を重ねていたらしく、別に失敗した途端に誰かのせいにして逃げたとかそういう話には一切ならず、表向きは超有能な社内のエース。そんな中でかつての親友と同僚になった風間。親友は弱気そのままで社内いじめにあっており、雑用を押し付けられまくっていた。それを見ないフリした風間だったが、親友は過労死してしまう。

この親友の過労死は風間の強がりが招いた罪だと糾弾する雄山だが、さすがにそれはムチャがすぎる。親友は救いの目を向けてはいたものの、直接助けを求めておらず、風間もイジメには関与していない。風間が強がっていたのが直接の原因ではないじゃないのにここまで責めるのはお門違いもいいところである。そもそも強がりが罪ならそこらじゅうの人間が全員罪人じゃないか。風間は悪だとフォローするようにその後風間が親友をバカにするような強がりを吐いていたことも明かされ、サキに「酷い…」と言われていたが…。

って全部雄山が喋っちゃったじゃん!と思ったら雄山は「さあ罪を告白するのです」という。さすがにこんなこじつけが罪ではなかったらしく、告白を開始する風間。

死んだ親友の家を会社代表で訪ねたけど、自我が崩壊しそうで家に入れなかった風間。その横の「1001」(風間のタトゥー)号室にお面をちらつかせた謎の人物が入っていくのを目撃しておりそれが優(藤原竜也)を殺した犯人だったかもしれないという。

うん。で?

と思っていたら風間の罪の告白はそれだけだった。いやマジでこれの何が罪?さっきの同僚過労死も強引なこじつけだったけど、こっちはこじつけにすらなっていない。ただの目撃情報である。犯人へ繋がる有力な証言っていうんじゃないのか、これ。風間マジかわいそう。

段ボール型サーフボードで海へ投げ出される直前に、風間はサキがその犯人らしき男がいた部屋に入っていったという大変な事実を思い出す。しかし雄山はもう関係が無いと言い放ちスルー。こりゃぁ最後は雄山が報いを受ける展開にならないと風間的には納得いかないだろうなぁ…。

その頃サキは秀に優と付き合っていたことをようやく明かしていた。優とケンカしたことを明かし、優が自分について何か言ってなかったが聞くが秀には覚えが無い。まあ秀もサキに関しての記憶が後から蘇るくらい印象薄いみたいなので後で何か思い出すのかもしれない。しかしやはりこれはサキか?足を撃たれた設定忘れてますよサキさん!状態だし。そして雄山の指示でケーキが置いてあったドラム缶をカパッと開けると、同じ囚人服を来た謎のおっさんが出てきた!

 

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 5話
殺されてしまった警察上司(尾美としのり)。部下の宇佐美(福士誠治)によれば島津(安田顕)が撃ってきたので気絶させたというが、強烈な一撃だったのか、白目剥いてぶっ倒れるという安田顕の妙に気合の入りすぎたぶっ倒れシーンの回想以外に今回は島津の出番なし。運ばれたっきり軟禁されたらしく様子すら映らなかった。

宇佐美はAiセンターをぶっ潰す!と燃えるが斑鳩(高橋克典)がもたもたしているので不信感を抱き、急になれなれしい口調で笹井(小西真奈美)の助手の須賀(市川知宏)に情報を流すように迫る。人間不信に陥りかけた須賀だが唯一信じられる田口(伊藤淳史)の人柄で癒されていた。今回は自分勝手な奴しか出てないので、人間不信のオンパレード。今回の解決の糸口は証拠とか以前に田口の人柄なんじゃないだろうか。

白鳥(仲村トオル)と田口は斑鳩に3日発表を待つように約束してもらうが、斑鳩はDNA鑑定を強引に採用した結果生じた冤罪事件でぶっ叩かれる直前であり、裁判結果が出る3日後に今回の事件を発表してウヤムヤにしようという魂胆だった。相変わらず超ドヤ顔で警察学校の若い子達に「DNA鑑定のミスは我々のせいじゃない」と責任転嫁して「我々こそが正義なのだ!」と危ない独裁者みたいな事を高らかに宣言する斑鳩。真のアホ降臨!といった感じで騒然とする会場。1人超ドヤ顔で満足げな表情なのに次に映ったのは明らかに半笑いで戸惑い気味の生徒諸君。生徒たちが斑鳩さんマジぱねえっす!ウォーー!とかなったら危ないけど「大丈夫かよこのおっさん…」みたいな顔ばかりという描写からしてさすがに斑鳩に対しては若い警察官たちの中ではあまりに浮世離れした理解不能な論理をふりかざすので下手に関わると危ないし適当に流しておくのが正解のヤバい教官という設定になっているんだろうか。

視聴者的には死ぬ前に分かっていた話だが、ラストでは警察上司が冤罪事件の責任者だったことが判明。加えて当時DNA鑑定を担当したもののそれだけを証拠にするには反対していたのに、警察がそれだけを根拠にして冤罪事件を生み出したので最終的に自殺してしまったのは笹井の父だったと判明し、全員が怪しくなってきたところで次回へ続く。

とはいえ警察関係者に犯人がいないと病院が潰れてしまうような…。ていうか結局全部歪んだ正義を振りかざした警察のせいじゃね?

 

ブルドクター 6話
大達(江角マキコ)の息子が誘拐される。犯人の兄妹は電話であちこちを回らせるなど回りくどい手を使い、自分が誰なのかを分からせようとする。3年前の工場社長の自殺は他殺なんだ!と主張したいらしい。だったら警察に言えよ、3年前の時点で…。

という感じだが、この兄妹自殺じゃない理由が「後ろ向きに飛び降りるなんて変だ」よりも「この日は一緒に花火を見に行く恒例行事の日だったんだ!約束破るわけない」の方を強調。年齢は不明だったが兄の方がこの3年間の間で20歳になっていたことが明かされているので、少なくとも高校生卒業したかしないかくらいの年齢。小学生か中学前半くらいまでならそこにこだわりたい気も分かるが、10代後半にもなって花火の約束破って死ぬはずがない!だけで思いつめちゃうのは幼すぎる

で、大達が狙われたのは死体検案書には法医学者の名前しか書かれないためだった。当然警察の捜査も踏まえた上での自殺判断だったが、前述のような理由だけで思いつめちゃう兄妹なので説得に耳を貸さず困った展開に。また当時の大達は留学前で現在のように現場に出向いて追求するスタイルではなかったのでちょっと自信が無いという。

最終的にはレギュラー陣全員に知れ渡るが、この兄妹も知能犯じゃないし、息子を殺す気も無いので誘拐事件とはいえその辺は問題なく進行。

釜津田(石原さとみ)の捜査で現在の工場を継いでいる当時のNo.2に対して社長は遺書を残していたことが発覚。兄妹はこいつが犯人だとにらんでいたが、社長の座につきたかったNo.2は遺書をにぎりつぶし、遺言にあった工場を継がせてやってくれという頼みもスルーして兄妹を追い出してしまったという。

また大達も調査の結果、社長は花火を見ながら死んだため後ろ向きだったというものだった。最後は犯人ではなく「ご遺族」と呼び、丁寧に説明して納得させた大達。ようやく納得した兄妹は出頭するも大達は事件にする気は無いらしい。いやぁそこはちゃんとしたほうがいいと思う…

釜津田は遺族にちゃんと説明しなかった警察も悪かったと言っていたが、「我々こそが正義なのだ!」を掲げる某ドラマの警察庁のお偉い様だったら間違いなく「遺族に全て話す義務は無い」と言い放ちそうである。

事件は解決したが、今回は名倉(稲垣吾郎)は不服そうに周囲を常に観察しているという不気味な無言状態ばかりがアップに。大達の影響で変わっていく一同の様子に孤立と不満を感じている様子。武田(小日向文世)のガクブルアル中に気づいた名倉は黙っていると言った後に脅迫に近い状態で「ご相談があるんですが」と何かを切り出す。これは正面きっての対立ではなく、頭脳戦で暗躍しようという事なのだろうか。

 

それでも、生きてゆく 6話
家出した双葉(満島ひかり)は祖母を訪ねたところそこにやってきた文哉(風間俊介)と再会。あまり多くを語りたがらないもののゴリラが好きなのを覚えていてくれて動物園に連れて行ってくれたりと優しい兄の姿に一安心する。てかやっぱりゴリラ好きだったのか。もはや伝説と化した超アイテム「ゴリT」の伏線をちゃんと使ってくるとは。文哉は生みの母の墓の場所をも知っているらしく、一緒に行こうなどと持掛ける。だがその前にちゃんと殺したことを謝りに行こうと双葉が言うと表情が一変。初の動揺状態で「(殺したのではなく)天国に行ったんだ」「生まれなければ良かった子なんだ」などと言い出してそのまますがりつく双葉を振り切って逃亡。全く反省していなかったことが判明。

そのほかにも親同士が接触したり、洋貴(瑛太)と五月(倉科カナ)が関係者を発見したり、なんだかんだ言いながら家出した双葉を洋貴が心配してたり、兄と会ったという報告だけする意味不明な双葉に洋貴がやっぱ無いわ状態になったり色々あったが極めつけは紗歩(安藤サクラ)の悪行。何と前回までに文哉の殺人オーラでビビらされて恐怖していたにも関わらず男に貢ぐために家中を探し回り文哉の通帳を盗むも、誕生日が暗証番号と古い情報(現在は銀行とかでは誕生日を暗証番号に設定しないように言われるはず)で引き落としに失敗し逮捕されてしまう。今にも殺されるかもしれない恐怖を感じるほど不気味な文哉相手に金を盗むとかどんだけ大物なんだこの女。草間(小野武彦)が連れ帰り、文哉ももういいと許してくれたのに全く反省せず、文哉の過去を知らない真岐(佐藤江梨子)に文哉が殺人者だとバラして馬鹿笑いまで始める始末。無謀すぎるというか思考回路がありえない。殺されるわけがないと思っているのだろうか。それにしたって…とりあえずクビか刑務所逆戻りでいいんじゃ…。

そして何かとフジが韓国押しと話題になっている中で、連日のように韓国関連の不自然なねじ込みを行うという、分かってておちょくっている挑発行為か、上からの命令に抵抗している現場からのSOSなのか、という妙な状態が続いているフジテレビだがついにこのドラマにもその波が訪れた。隆美(風吹ジュン)と隆美(風吹ジュン)が再放送ドラマにハマっているという話になり、2人して見始めたのが韓国ドラマ。見てるから終わるまで少し待ってくれ!と話を止めるという全く不要な謎の1シーンが挿入された。確かにこの2人の世代は冬ソナ辺りからの韓国ドラマのメインターゲット世代だし、お昼の時間帯は韓国ドラマの放送枠をやっているのでそこまで不自然な話ではない。ただ「再放送」という単語を出しておいて「韓国ドラマ」というのはやはり違和感がある。「再放送」枠は今のフジでも日本のドラマをやっているし、「再放送」にハマっていると言えばあまり韓国ドラマだとは思わなくないか?まあ単に画面に映すと版権の問題があって、韓国の方が安いから使ったとかそんな程度の理由だとは思うけど。それにしたってネットに留まらず一応テレビレベルでも少しは話題になったのに、こんな挑発としか思われないような行為を繰り返すというのは…フジが洗脳しようとしているという見方が多いけど、これはそれとは無縁の現場がわざと大げさにねじ込んで話題を煽り発しているSOSなんじゃないかと最近は思えてきた。

 

名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 6話
小五郎(陣内孝則)がキャバで豪遊しているのを変装して調査していた新一(溝端淳平)と蘭(忽那汐里)。例によってキャバ嬢同士の確執が渦巻く中で、キャバ嬢女性の1人がワインを飲んだらお亡くなりになる

…って何か毎回女同士のいざこざで毒殺パターンじゃねーか!

珍しくギリギリまで何も分からなかった新一だったが、今回はピュアなキャバ嬢がお客の田中要次にけっこう本気で惚れていて、そんな田中を金づるにして絞り出そうとしていた同僚を許せず田中の為に殺したということだった。田中が同僚になびいても田中のために殺人を犯すというピュアっぷり。田中が欲目を出さずにピュアキャバ嬢を大事にしていれば奇跡のゴールインもありえたのに田中も罪な奴だぜ…というオチだった。

そして現在。白い空間で死にかけた蘭は解毒剤で復活するも、小五郎が別の空間に閉じ込めらてしまう。前回出なかった小五郎が出てきたものの園子がまた出番なし。次回はまた園子が出てくるようだ。


8月9日(火)

SMAP AID発表

投票を募集していたSMAPの震災支援ベストの曲目が発表された。

http://www.jvcmusic.co.jp/smap2011_tohyo/

前回01年のベスト『SMAP Vest』『ウラスマ』と被っているのは4曲のみ(「オリジナルスマイル」「がんばりましょう」「夜空ノムコウ」「オレンジ」)。アルバム初収録が「ありがとう」「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」「This is love」の3曲初CD化は「not alone〜幸せになろうよ〜」「世界上唯一的花」の2曲となる。アルバム曲に関しては震災後のTVで歌っていた曲がやはり強い感じで、全て03年「016」以降のものになっている。以前の「Cool」「Wool」とは全く被りなし。震災後にTVで披露していた古いシングル曲を除くと、近年の曲で固まる結果になっている。新たな4作目のベストとして楽しめる内容となったのは意外である。

「Smac」とか「BANG! BANG! バカンス」とかシングルなのに未だ放置されっぱなしの曲もまだあるけど、この2曲は今回の趣旨に合わないし仕方がない。しかしここまで近年の曲で固まってしまうと、今回は企画盤というよりも正規のベストに近い形になっているし、期待されていた「SMAP Vest」の続きになるベスト盤を出すタイミングがまた完全に遠ざかってしまった感もある。

そしてすっかり忘れられているけどTOKIOも10年ベストが出ていない。ユニバーサル移籍以降なのでてっきりJ Stormへ移籍した時に置き土産ベストが出ると思ったのに、J Stromは嵐がポニーキャニオンから移動したときと同様に全部の版権を移動させたらしく、ユニバーサル時代の通常盤は全てJ Stromから再発している。そのJ Stormは4年に渡ってアルバムを一切出させず、ライブDVDも出さず、シングルも遅いとTOKIOを散々な扱いにしてくれやがってるので、むしろここでベスト出されても嫌だけど。


8月8日(月)

毎年恒例

毎年家族で恒例で行っている真夏の雪祭り&尾瀬へ行ってきた。福島県とはいえ群馬や新潟に寄り添った側なので、地震の影響はあまり無かったようなんだけど(ただ村内に子供がやけに多かったので夏休み中ということもあって受け入れをしていたのかも)、連日の大豪雨で行くまでの道路が大打撃を受けていた。道路脇の山から普段は少し流れている程度の水が巨大な川となってしまったようで、別荘や民家などが流されている光景も見られ、被害の大きさを目の当たりにした。何とか開通した国道も土砂が乾いて土埃が舞いまくる悪路と化していたが、不思議な事に目的地の村はあまりそういった様子もなく、雪上花火大会も無事に開催された。ただしばらく電話が不通になっていた影響か、旅館のキャンセルが相次いだらしく旅館はメチャメチャ空いていた。


花火


真夏の雪祭り

 


尾瀬!

次の日は恒例の尾瀬へ。沼山峠を越えて尾瀬沼に行くまでの尾瀬の様々なコースの中で最もお手軽簡単なコースなのだが、体調がヤバいと一気に苦行と化す。しかも毎年現地でしか買えない卓上カレンダーを買おうとしたら「廃止になりました」ということでおいてない悲劇が発生。仕方ないので1着しか買わない予定だったTシャツを2枚ヤケ買いして下山すると、個人の写真家の人が震災支援という形で出している卓上カレンダーが売っていたが値段が昨年までの恒例のヤツの2倍という踏んだり蹴ったりな出費となった。いずれにせよかなり厳しい状況の中で過去最高のこの苦行を乗り越えたのは自信につなげたい(ポジティブシンキン)

 

・そんな夜にFNS歌謡祭をやっていたので見てみた(帰宅後、超速再生で20分で全編を確認)。FNS歌謡祭といえばここ5,6年は生演奏というこだわりを見せる年末特番の中でも群を抜いて素晴らしく、丁寧な音楽番組という印象がある(Mステも出演者は豪華だが通常放送と同様にアテブリ、アイドルの口パクが多い)。先日の震災支援の特番も歌を大事にした聞かせる番組であり、その流れでの夏のFNS歌謡祭も当然そんな内容になるものと思っていた。

だが、蓋を開けてみればアーティストが集う豪華な会場という点だけをトレースしただけの、ただの視聴会だった。FNS歌謡祭=生放送という先入観があったし、生放送かと思ったんだけど完全収録だった。確かに1度も生放送とは言ってないんだけど、先入観を利用したTVの昔ながらの典型的なやり口にハマってしまった。ていうかまさかFNS歌謡祭がそれを使うとは…。200曲の元気が出るランキングと過去映像を延々流し続けるだけでなんと会場に大勢のアーティストがいるにも関わらず全員で視聴しているだけ。たまに何組かを呼んで思い出トークをするも、これも来ている人たちの半分もやってないんじゃないかという勢い。

そもそもインターネット投票を基にして選出したという200曲も基準不明すぎて、「そこそこ知られているであろう曲」を適当にスタッフが選んで後はi podシャッフル再生しただけです!と言われた方がしっくり来るようなMステの括り系ランキング企画を遥かに越える意味不明っぷりであった。どういうわけかランキングの途中でブツブツとCMに突入したり、特集映像の時に曲名テロップが出ないコーナーがあったりと編集も明らかにガタガタ。一体何がしたかったのかさっぱり分からない。

あれだけのアーティストを呼んでおいて4時間近くも延々VTRを見せ続けたというのはもはや失礼に値するレベルだと思うし、半分以上の時間はワイプ映像が無かったので最初から最後まで参加してもらった人でも長くても2時間程度、200曲全て見せずに断片的にランキングを見せて、「ワイプ映像の素材撮り」だけしてそれを時折挟むことで「ずっと見ている」演出をしたのかもしれない。短い人はコメント撮りだけの数分程度で帰ってもらうこともできる。それにしたってあれだけ呼んでただの視聴会って…懐古ブームも極地まで来てしまったというか、さすがにこれは伝説の黒歴史として語り継がれるべき内容だった。最後の「上を向いて歩こう」くらいは歌うのかと期待していたら、坂本九の当時の映像の横に一気にたくさんのワイプが表示されて見ながら口ずさんでいる会場のアーティストたちという珍妙な光景でEND。FNS歌謡祭の権威が一瞬にして失墜した気がした。真夏の夜の悪夢であった。

追記:番組プロデューサーが今回の制作の経緯を説明

http://otogumi.fujitv.co.jp/lovekp/E20110808001.html

現場はやれることをやろうとするも上が…っていう話なのか。


8月5日(金)

ここ最近の2011夏ドラ Vol.5

勇者ヨシヒコと魔王の城 4話
開始0秒で敵と遭遇したヨシヒコ(山田孝之)、ダンジョー(宅麻伸)、ムラサキ(木南晴夏)、メレブ(ムロツヨシ)。今回の敵も1人だったが今回はやたらとおしゃべりな奴で、うざ〜く喋り倒す。最後はそのままザックリ。これまでに比べるとややキレが足りなかった。

今回は仏が早めに登場し、パワーアップアイテム天女の羽衣を獲得せよということで天女の元へ。川をさえぎる河童(仮装)を倒すために黄金のドライヤーを求めて一山越えるなどの遠回りを経てようやく天女(小池栄子)の元へ。ヨシヒコはいきなり「脱いでください」「いいから早く脱げ」と真顔で連呼、天女を激怒させると、ダンジョーは誘惑していい感じになったところ調子に乗って手を出してビンタを喰らい、ムラサキは挑発気味にフランクに交渉したところただのケンカになってしまった。完全にキレた天女は絶対に渡さない魔王でもなんでも滅ぼせばいいと頑ななモードに突入。

しょうがないのでメレブの「ハナブー」でブタッ鼻にして治してほしければ羽衣をよこせと脅迫するという勇者一行とは思えない強硬手段で羽衣をゲット。その威力が試されるのは次回になるようだ。

また完全ギャル化していたヨシヒコの妹は一転してヤンキーになっていた!

 

ピースボート 5話
秀(濱田岳)、サキ(平愛梨)、藤堂(金子ノブアキ)、緑(高山侑子)、皆川(関めぐみ)、風間(柿澤勇人)は手錠だけでなく足まで繋がれてしまう。雄山(陣内孝則)は今度は回し車を走るハムスターが1000メートル走る前に全員で1000回スクワットしろと指令を出す。

まさかの筋トレ大会継続。どうせ途中で問題が起きてウヤムヤになるんだしいい加減ウンザリしてきたぞ…。足を撃たれたサキも頑張りを見せて、前回の反省を生かして一致団結する面々。妙に仲間意識を語りだし、けっこう他人を真っ先に責めていた風間までサキを見直して仲間意識!ピースフォー!

そんな中で今まで目立った見せ場も無く、サキに続く最弱No.2の緑だけは最初から無理無理と言いだし和を乱す。怪我したサキが健気に頑張る頑張る言うもんだから、みんなサキにばかり同情心配。これまでは最弱のサキが風よけになっており、次なる風よけの秀も今回は失言していないため、余計にただのワガママ娘扱いされ、集中砲火を浴びる緑は過去がフラッシュバック。何故か3D映像の雄山があちこちに映し出されて罪に気づきましたね!と促す。今週も課題放り投げで罪の懺悔ハイ、スタート!つーか雄山の3D緑色の顔のドアップが連発される今週の演出何なの…?

緑は優(藤原竜也)のサイトで出会った男にだまされて妊娠し、仲間に助けを求めて中絶費用を工面してもらったが、いざ親友が困った時はスルーしていた。自分の事で手一杯だから人に頼るけど頼られるのは無理だと絶叫。これが罪かと思いきや、刺された優を発見して警察に電話しようとしたが焦りすぎてパニックになっていたところ、向こうで携帯をいじっている小宮(細田よしひこ)を発見したのであの人が電話しているだろうと勝手に判断してスルーしたというものだった(小宮が小宮だと気づいていないっぽい)。緑のタトゥー「117」の意味はこの時に焦ってかけた番号が119や110じゃなくて117だったというものだったが、焦ってかけただけの番号をどうやって雄山が知り得たのかという謎が残り、これを罪を示した番号と言われても焦っていた緑が117をプッシュしてしまったことなど覚えているはずがない。これに気づけと言われても無理である。こじつけもいいところだ。こうして穴だらけのビート板を渡されて緑が退場。

特に核心も見えてこないし、展開も完全にパターン(課題放棄)。さすがに筋トレ大会は終わるようだがあまり先行きが期待できなくなってきた。

 

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 4話
今回はAiでも解剖でも判明しない事例が発生。だが調べたら経営難に陥って金の為に病院ぐるみで病気でも無い人の手術をしているというNHKでトップニュースで連日報道されそうな勢いの強烈な犯罪で30分程度で解決。一応死亡前の画像があってそれがきっかけで真相が判明したのでAiのお手柄という形になる。アホみたいにこのままではDNA初期の二の舞だから潰すぞ!と動き出す警察上司。

一方で斑鳩(高橋克典)はAiセンター会議に乱入。例によって見下し精神全開の態度で白鳥(仲村トオル)に迫る。何でも白鳥は恋人が医療ミスで死んだので医療を恨んでいて今までの事件もAiセンターも全部復讐だと断言する。超ドヤ顔でどーだほら!言ってやったぜ!と満足げな斑鳩。

で、何?

相変わらず斑鳩が超絶な勘違いアホ野郎にしか見えない…。パッと出でこんな暴論で何かAiセンターに支障が出るのだろうか?むしろわりかしありがちな理由だし、こんなんで他の人たちの考えが変わったりするのだろうか?田口(伊藤淳史)に対しては白鳥の被害者ですか、と偉そうに語っていた斑鳩だが、田口の人柄は既に周知のことだし、どうあがいても斑鳩への反感が増すだけだろう。事実、笹井(小西真奈美)は斑鳩を軽蔑。田口は白鳥を励ますなど案の定な展開に。斑鳩っていうのはギャグ要員なのか…?テイスト的にシリアスで頭脳派の敵役っぽく描いているつもりっぽいんだけど。

そして島津(安田顕)は警察上司に収賄の証拠を見つけたと言われて…。その頃何だか怪しげな動きをしている警察上層部の直属の部下である宇佐美(福士誠治)は白鳥を呼び出して収賄の疑いがあることをささやき。直後に銃声が起きて、宇佐美が1人で乗り込んでいく。遅れて田口白鳥が駆け付けると島津が気絶しており近くには拳銃。宇佐美曰く、銃を撃ってきたので気絶させたとあかさらに嘘っぽいコメント。そしてAiの機械からは警察上司が死体になって登場。なんと本格稼働前に2体も死体が上がってしまった!全て片付いたとしてこんな呪われた場所でAiセンターは始動できるのだろうか?

 

ブルドクター 5話
いつものように釜津田(石原さとみ)の依頼で遺体解剖を行った大達(江角マキコ)。今回はスケジュールの都合でいつもは大達の解剖には参加しない(立場が同じなので2人必要ない)名倉(稲垣吾郎)が助手で不本意ながら参加する事に。

ところが解剖中に最近海外で流行っている致死率30%の新種のウイルスに感染してたんじゃないの疑惑が浮上。釜津田の部下の神岡(阿南健治)、検査技師の成海(ブラザートム)なども含めて隔離されてしまう。

その頃、名倉が請け負っていた解剖は武田(小日向文世)がやると宣言。毎回手がガクガクブルブルしちゃって酒に頼っているこのおっさんが解剖とかヤバいんじゃないかと思ったが、直前に謎のメールをよこしてる人物から更なるプレッシャーの電話がかかってきてガクブル発動。解剖は何とかやったが、縫合の際に案の定な感じでガクブルが発動して26年彼女がいないがキャッチフレーズの藤村(大野拓朗)に針がザックリいってしまう。よりによってこっちは肝炎の疑いのあるご遺体だったのでこっちも感染の疑いが生じてしまう。間近で見ていた美亜(志田未来)は明らかに武田の手がガクブルしているのを目撃してしまい…。

そして隔離2日目。ワクチンを打ったものの釜津田に初期症状が表れてしまう。当初から一番慌てていた神岡はパニックになり、大達が解剖の予定を早めなければこんなことにはならなかったんだ!と暴れ始める。これまで年下の上司である釜津田に対しても丁寧な態度でちゃんと部下として接して、周囲の好感度も上々だった神岡。こういうところで隠していた本性が出る…ということか。どうせならクールな名倉がアホになっちゃう方が面白かったのに、名倉は名倉のままだった。

その名倉も釜津田がヤバい状況になり正念場を迎えたり(大達と違って解剖一筋なので人を救う処置をしたことがない)、いつもふざけ気味だった成海がこっそり母親に遺書を書いて真剣な表情だったりと今まで見れなかった各々の緊迫状況が描かれるがまるで最終回前のようなシリアスさ。

隔離3日目。検査結果が出て肝炎の方も、ウイルスの方も感染していなかったと発覚。緊急で処置室へ運ばれた釜津田はワクチンのアレルギーだったという。ワクチンのアレルギーでウイルスの症状と同じ症状が出るって…。どさくさで好きだと告白していた名倉は治った途端に元気づけるために言ったとしらばっくれる。ただ「初めて人を救った」という辺りに少しは動きがあったか。

死の真相が解剖で判明するパターンを早くも崩していきなり最終回みたいな展開になった。こういう緊迫感は90年代のドラマには少なくなかったが、近年のドラマはパターンドラマだと最終回でパターンを繰り返すだけのものが多く、かなり意欲的な展開だったと思う。

 

それでも、生きてゆく 5話
文哉(風間俊介)と双葉(満島ひかり)は隆美(風吹ジュン)の子供じゃなかった!と判明。ショックで洋貴(瑛太)の元を訪れた双葉だがそこには五月(倉科カナ)が来ていた。五月は洋貴が気に入っているようでやたら2人の関係を気にして帰っていったが、次に東京で洋貴と会った時は双葉の正体を突き止めており、どうして犯人の家族と会っているのか問い詰めていた。洋貴は答えられなかったようだが、五月はけっこう攻撃的なようで加害者家族を訴えようと提案したり、けっこうアグレッシブで話をかき回してきそうだ。

一方で紗歩(安藤サクラ)を暗い山中へ連れて行った文哉は「明日が来ると思ってるのか?」の一言で恐怖を与え、文哉ではなく新しい方の名前で呼ぶように迫り殺人オーラで紗歩を黙らせる。紗歩の方が怖い存在になるかと思ったが、動揺せずに威圧だけで黙らされる文哉、迫力ありすぎ。

迎えに来た駿輔(時任三郎)によれば、文哉と双葉の母親は既に亡くなっており隆美とは再婚であるという。家にいづらくなったのか双葉はその後もプチ家出し、再び洋貴の元へやってくるという視聴者の反感買いそうな行動を連発。五月が正体を突き止めた際の週刊誌を発見して今度はそこも脱出。1話で施設に入院させた祖母の元へと向かう。

今回の主役は実質的に響子(大竹しのぶ)。洋貴の言葉で今までの封印かりそめの穏やか生活との決別をした響子は死ぬつもりで殺人現場で出向くが生きることを決意して戻ってくる。心配する耕平(田中圭)の家族に延々と本当の想いを語る響子の鬼気迫る姿は大竹しのぶの実力超発揮という感じで、すさまじいものがあった。

そんなわけで響子を穏やかな生活で事件を忘れさせようとしていた耕平としては不満な展開だろうけど、響子は家を出て洋貴の家(というか実家)へ移住することに。そこにちょうどよく隆美がやってくる。また祖母のところで眠っていた双葉が目を覚ますとそこには文哉がいたところで次回へ続く。

 

名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 5話
新一(溝端淳平)は蘭(忽那汐里)、園子(秋元才加)と別荘に招かれる。映画監督には若い愛人がいて、そこに妻がやってきて「この泥棒猫!」というイマドキベタすぎて逆にレアな台詞が飛び交いいがみあう。映画監督は愛人の存在を認め、ビビるどころか愛人と妻が仲良くなるのが理想だ!というユートピア理論を展開し悪びれた様子が無い。

で、あっさりこのユートピア監督が毒殺される。妻の方はショックで名前も思い出せない記憶喪失になってしまうという実に嘘くさい展開に。だが記憶ないとか超真剣に言ってる手前、愛人以外は嘘つけよと激怒するわけにもいかず、新一も記憶喪失に付き合うことになる。

しばらくして真相を把握した新一。犯人は愛人でも妻でも無く紅茶を入れた別荘管理人の女性だった。妻が浮気していた相手として週刊誌に掲載されていた男はこの管理人女性の恋人だったらしく、恋人を自殺させた妻を恨んでいたという。妻を殺人者に仕立てるために監督は殺されたという監督とばっちりすぎ!しかも紅茶カップには全て青酸カリが塗ってあった左利きの監督だけが口をつける位置に塗ったという警察が調べたらすぐバレるその場しのぎにもならないトリックだった。

犯人女性は、記憶喪失になっちゃうなんて意味ないじゃん…と悔しがるが新一は記憶喪失は茶番だと指摘。ただでさえ放送時間少ないのに茶番を延々見せられたのかよ…。妻は自分で犯人を見つけようと女優としての演技力を生かして記憶喪失のフリをしていたが何の意味も無く新一が真相を見破ってしまったというわけだったが…。妻は恋人を捨てたのも「彼には才能が無い」とバッサリ、あんなののために殺人するなんて馬鹿だと犯人女性をあざけり、さらにはもう夫もいらなかったから殺してくれてありがとうなどと感謝する外道っぷりを披露。犯人女性は殺せば良かったぁぁぁぁぁ!!と悔しがり、その場にいた愛人、園子、蘭が次々に「最低だ!」と糾弾して事件終了。こんな無駄に後味悪くする必要あったのこれ…。

「ピースボート」でも3D映像別撮影になっていたのにこっちのドラマでも今回小五郎(陣内孝則)は冒頭と最後の白い部屋以外で初めて出番なし。白い部屋では蘭が倒れて解毒剤打たないと5分で死ぬよってなって次回へ続く。


8月1日(月)

まさかの超便乗

いつの間にかZONEトリビュートに先日アニメでカバーされたバージョンの「secret base」も初回限定で収録が決定し、ジャケ写も判明していた。

期間限定盤    通常盤

この何が「10年後の8月」を表現しているのかさっぱり分からない謎のアニメ絵柄だが、まさにこれこそが件のアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の登場人物らしい。アニメ自体はその界隈では大ヒット、感涙の大傑作としてかなり評価されたものだったらしい。ちょろっとどんな話なのかくらいは確認したが、恐らく俺も見たらハマるような気がする。

しかしそれにしたっていきなりこのジャケ写は便乗しすぎだろう。正直最初は「10年後の8月」に便乗されたと思っていたのだがこれ完全に逆である。一応再結成は震災が理由になっているが、作品に関しては完全にアニメに便乗した形になっている。改めて「secret base」の良さに気付いた新規のファンをアニメから(というかアニメのみか)引っ張ってこようというのはいいけど、ZONEは元々アニメタイアップをやったのがアトムくらいしかない。当時は徐々にソニーアニメ典型パターンが始まりかけていてアニメタイアップって劇薬じゃねーか!?と次々に突入して頼っていった時期だったが、ZONEにはBLEACHもガンダムもハガレンも回ってこなかった。なのでアニメに馴染みないファンの方が多かったんじゃないかと思う。今もそのままアニメに興味ない人からすればこのジャケ写は意味不明だし、買いにくい。まさかここまでやるとは思ってなかった。ただアトムの時にも便乗してわけの分からないアトム企画盤まで出していたくらいだからアニメに対する便乗に事務所が過敏なのかもしれない。

そもそもメンバー3人はその件のアニメをちゃんと見ているのだろうか?今やアーティストでもT.M.Revolution西川やGLAYのHISASHIを筆頭にアニメファンは多いし、妙にそっち寄りのタイアップを連発するGACKTも恐らくそうなんじゃないかと思う。SCANDALでもMAMIは女性アイドルの熱烈ファンだしアニメにも詳しかったはず。そんな感じでアニメファンを公言するアーティストも昔に比べると普通になってきているが、ZONEに関してはあまりその辺の話題を聞いたことが無い。アニメで使われたという話しか知らず作品も見てないのににこのジャケ写とかだとさすがに虚しいんだけど…。

 

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