ほらほら世紀中な日記 '11 深秋

11年11月

11月28日(月)

結婚式デビュー

今回大学時代の仲間であり「雪山回顧2007」メンバーであるあさかびと氏が結婚するということで二次会にお呼ばれした。二次会ではあるが結婚式デビューである。つーかブログにいきなり結婚したとか書いてあってひっくり返ったんだけど、ここでひっくり返っていたのでその後久々に電話かかってきたら出たの女の人で「妻です」っていう、知らなかったら硬直必至の状況でも普通に「ああどうも!おめでとうございました!」で乗り切れた。

しかし呼ばれたはいいが、雪山メンバーや共通の友人が都合等で来れないという。また2人の共通最大の友人だったYが音信不通。最後に会ったのは卒業した後の年末だったが、メールどころかそもそも電話番号が繋がらねぇ。携帯のない時代だったら実家の電話番号とか年賀状等のやり取りで手がかりがあったかもしれないが、そういうのも一切知らないので、実家がある「県」しか分からない。他に知っていそうな人物もそもそも知らず、最早探偵を雇わない限り行方を掴むことはできない状態である。というわけでYくん見ていたら連絡ください。あいつが結婚したんだよ!

そんなわけで雪山メンバーの中で、唯一1対1で話したことが無いNくんだけが来るというので事前にメールを送ってみる。ただ登録されていたのがVodafone時代のメルアド。Vodafone時代のアドレス使ってるのなんて俺くらいなもんだろ…とあきらめていたが、奇跡的に卒業からの5年間変えていなかったそうで無事繋がり、当日ヨロシク!ということに。

場所の都合上とどっちみち酒が飲めないので、さらに飲まない大義名分が出来る車で行くのがベスト!ということで会場に乗り込み無事にNくんと再会し、その後どういうわけか大学1年の最初のゼミで最初の発表の時に組んだことがあるN-Uくんと再会。他にも大学時代の仲間は何人かいたそうだが、共通の知り合いでは無かったので他は分からず。Nくんも同様のようだった。

というわけで式がスタート。聞いたことのないアコースティックな曲がかかり始め、いよいよ2人の入場かと思いきや入ってこない。入ってこないうちに曲だけが延々流れて曲が終わってしまった

!?

トラブルでも起きたのかと思いきや、今度はまさかの矢島美容室がかかり始めて2人が入ってきた。さっきのはOP曲で、矢島美容室が入場曲だったらしい。その後も新婦さんがファンだという嵐だけで3曲くらいかかったと思うが(再入場の際に「Troublemaker」、スライドショーの時にミディアムポップな…アルバム曲かな?)、AKBの「会いたかった」を使用したりと笑いを狙いにいったかのような面白い選曲だった。

途中ではビンゴ大会が始まる。が、ビンゴ用紙は真っ白。入場した際に書いた名前がビンゴで使用されるので、今から会場にいる人々に名前を聞いてそれでビンゴ用紙を完成させろ!といきなりムチャぶりを始める司会者。知り合いだけでは当然埋まらないので見知らぬ人々に特攻していくてんやわんやな状況となったが何故か途中で名前を書いてもらうために用紙を渡した女の人がそのまま別の人に用紙を渡してしまい、俺の用紙がどこかへ行ってしまった。俺の手元には誰のだか分からない空白だらけの用紙が残り、どさくさで誰が取り違えたのかも分からない。時間切れになったのであきらめていたが、近くにいた人が名前を埋めてくれて何とか残り3マスを残して、別列でビンゴが起こり得る状況にはなった。

で、そんな足りないビンゴ用紙で見事にビンゴ。だが同時ビンゴのじゃんけんに瞬殺したため最後の10位となり、司会の「10位はオチ担当です。10位にかけて10円のうまい棒!」というオチ担当になってしまうという運がいいのか悪いのかさっぱり分からない状況に。会場の人も見知った同僚や上司ではなく、誰だか分からない青年がオチになってしまったのでは冷やかしに走るわけもなく、穏やかな笑いに包まれたのだった。

そしてOPテーマを唄っていたというミュージシャンの青年が登場。何でも2人のきっかけになったミュージシャンだったらしく、後で調べたらインディーズでCDも出したことがある方だったようだ。アコギ弾き語り+キーボードで歌を披露。演奏の音がでかくて歌詞が聞き取れず、とりあえず祝福っぽいさわやかソングだった事しか分からなかったがそこそこに盛り上がる。そして祝福MCの後に2曲目。ラララで歌うパートがあるからみんな歌ってください!とラララ練習を煽るミュージシャン。やがて曲が始まりラララもそれなりにみんな協力。

てっきりこれで「おめでぉぉぉぉ」ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカァァァ…ジャァン!

と締めるのかと思いきや、拍手の隙間を与えず3曲目をジャカジャカ弾き始めた。まさかのオリジナル曲3連打。結婚式というとその時の定番ソングを歌うものだという勝手な方程式が俺の中にあったので、今だと「Butterfly」だとかそれこそ新婦さんが好きな嵐だったら「One Love」とか。今回もそういったカバーをいれるか、オリジナルなら入魂の1曲で祝福すると思っていたのでオリジナルで3曲というのは予想外すぎた。

まあそんな感じでお開き。来年の夏には家族が増えるそうなので本当におめでたい事となった。呼んでくれてありがとう&おめでとう!お幸せに!


11月23日(水)

ここ最近の2011秋ドラ Vol.8

秘密諜報員 エリカ 7話
兄があからさまな結婚詐欺に引っかかりそうであるという妹の依頼で、疑惑の北川弘美をマークすることになったエリカ(栗山千明)。今回は園田(井出卓也)とコンビで尾行や工作活動などを終始行う。回によって協力具合がバラバラだが今回は潜入捜査的な部分が無く、北川の部屋に潜入したが目的を果たせなかったため、証拠探しを延長するためにマッサージ師に化けた程度だった。北川は依頼者の兄だけでなく、同時にもう1人も騙していたことが発覚。さらに園田が調べてきた写真によれば3,4人騙しているなどタフ&詐欺な女だった。そんな北川だったが、かつて結婚を約束した青年実業家の両親に貧乏を理由に結婚を破棄されて別れた経緯があり、そのために金に執着したことが判明。青年とヨリを戻したいとも考えていることを見抜いたエリカ。

青年実業家を雑誌の取材と言って呼び寄せ、北川が到着して「久しぶり」となったところで、緊急呼び出しで実業家を退席させる。すると実業家の秘書(しかも恋人関係を匂わせる)になりきり、北川がだまし取った全財産である5000万が投資に必要だと挑発。苦悩の末振り込ませたところで、依頼者とその兄が騙していたのか!と登場。エリカも全部演技でした!とバラし、5000万円は全部だまし取った人たちに返すと宣言。残金315円になってキレまくりの北川だがろくなアクションにもならず組み伏せられ、依頼者の兄が警察に行こう!と呼びかけるも「私のお金ぇぇぇぇぇ!」となったまま終了。なんかこう…悪い女だったけど純粋な部分だった実業家への思いとか何かしら救いがあっても良かったんじゃ。しかもこの状況で警察に行って5000万円勝手に奪い返したエリカたちは大丈夫なのか

家庭パートでは、前回マイホームを持ちたい!などと夫が宣言して見学に行っていたが、速攻購入。7話にして自宅が変更になるという謎の展開に。こんなのずっと同じセットでも良さそうだった部屋のセットが変わった。またラストでは戸塚(杉本哲太)が金髪の謎の女に会って金を渡しているのをエリカが目撃してしまいビックリするところで終了。スパイモードとしてビックリしていたのではなく主婦モードでビックリしていたので緊迫感があまり無かった。少なくともスパイ時代の知り合いや、内閣の間で知られているような要注意人物ではないらしい。

 

専業主婦探偵〜私はシャドウ 5話
武文(藤木直人)と千早(石田ゆり子)のスケスケエレベーター・キッスを目撃してしまった陣内(桐谷健太)だが芹菜(深田恭子)には言えずにいた。しかし同業の探偵がとある人物に100万円で依頼されたという不倫調査はその時のものだと知る。

そんな中で陣内の元彼女の涼音(松本莉緒)が金を貸してくれとやってくるが、陣内は冷たく拒否。陣内も丈二(古田新太)も涼音も3年前まで不動産関係の会社にいて陣内と涼音は付き合っていたが、涼音が裏切って別の男と交際。それを知った陣内は現在の人間不信に陥ったため未だに引きずっているらしい。働き盛りの若者3人が揃って脱サラしちゃったその不動産会社とやらのブラックっぷりはなんだ…。涼音はジュエリーショップをやっていると言っていたが芹菜が訪ねると住所には何もなく、後日偶然発見して尾行するとスナックをやっていたことが発覚した。借金ではなく地上げで土地代が2倍になり払えないという。

丈二が語る浮気した男の行動パターンをまんま武文が実践し、もと子(芦名星)からも携帯を見ろ!とそそのかされた芹菜は武文の携帯を見るとそこには千早からの「こっちはごかませた」「もう会わないほうがいい」というあからさまなメールが。問い詰める芹菜にいつになく多弁に取引先がどうこうと即席創作話で必死にごまかす武文。浮気がバレた男のテンプレを地で行くような慌てっぷりに、ますます芹菜の顔が深刻になっていき泥沼状態になってきたので焦った武文は泰介(小日向文世)も一緒だったと口走って墓穴を掘る。この時、泰介は芹菜の家に来ていたのだ。だがその後に来たんだ!と綱渡りどころかもうロープ切れてる言い訳へ逃げ込む武文。先手を取って「泰介に電話して確認しよう」と電話をかけて芹菜に「そこまでしなくていいよ!」と言わせてかろうじて逃げ切った。さらに泰介に根回しをしておき、後日芹菜が来た時は適当に話を合わせていた。これにて芹菜は元気モードに。

だが後日新山(遠藤憲一)に呼び出された武文は、探偵に撮られたエレベーター・キッスの写真をネタに会社を裏切る事になる買収プロジェクトをやれ!と脅されてしまう。この写真で、実はエレベーター・キッスの後に別の部屋にチェックインしていたことまで判明。エレキス→タクシーで千早去り二次会をしていた社員に合流、武文は帰宅、としか描かれていなかったがバッチリ不倫していたと言う事か?確かにタクシーの時点で0時回っていたので時間が経ちすぎただと思ったが…チェックインしていたとしたらそれはそれで短すぎる気がしないでもない。

これもう策士じゃなくて普通に千早の魅力に負けて思わず本気で不倫に走ってしまい、追い詰められているだけなんじゃないのか…。ラストでは泰介に相談を持ちかけていたが、まさか不倫しちゃいましたとは言えないだろうし、新山の計画についてだけ話すのが無難だと思われるが、まさか板挟み自滅コースか?

武文がかなり深刻に追い詰められている中で、とりあえず元気になった芹菜は涼音をお手伝い。芹菜に色々言われた陣内も改めて新しい物件を紹介するファインプレーを見せるが、オチは涼音には新しい中年全開の彼氏がいて唖然というものだった。陣内への裏切りを反省していた割に、恋人がいるのにどう見ても金の無さそうな人のいい元恋人を頼ったなんてのはさすがに都合が良すぎたんじゃないか。どうしてそこまでしたんだ?と聞く陣内に芹菜は自分を変えてくれたのは陣内だから陣内の大切な人なら自分も助けると語る。去っていく芹菜に「ありがとう」とつぶやく陣内の心境にも変化が…?

実際にはかなり追い込まれた状態で次回ではついに武文が崩壊しそうな感じだが、今回の芹菜は嵐の前に静けさのようにウキウキモードで自作専業主婦探偵の歌(仮)まで飛び出すなど絶好調でかわいかった。

 

私が恋愛できない理由 6話
恵美(香里奈)と武居(小柳友)はジムデート、剣道の試合見に来てくれデートなど武井流のデートが続く。武井の恵美に抱いている印象がイマイチ分からない。当初は恵美の女性らしさに惹かれたっぽいことを言っていたのに、ジムデートとか他の女性メンバーじゃ顔が引きつりそうな事をしたり。

その頃長谷川(田中圭)はあきらめずにひかり(倉科カナ)の父の元へ出向くも門前払いを喰らい、婚約者として指名されている主治医のEXILE・KENJIに呼び止められる。先週までは長谷川の存在は隠されていたと思われたが、既にこの医者ザイル、全て知っており、改めてひかりの家の状況を説明。何でもひかりの家は祖父の代から医者なのでここで途絶えさせないためには自分しかいない(だから引いてくれ)と懇願。

…歴 史 が 浅 ぇ…

現在2代目とか、代々でもなんでもないそんな浅〜い歴史にこだわるくらいならそもそも娘1人きりじゃなくて息子が生まれるまで頑張れば良かったじゃないかよ!せめて江戸時代から続くまでいかなくても、明治から続く医者の家系が…とか年代で言った方が結局同じ2代目でも深みがあったのに…。またひかりも父に懇願されて振り切れなかった…と語りあっさり破局。そんな政略結婚で薄〜い歴史を守ることに何か意味あるんですかね?長谷川は失意の底へ。

剣道の観戦中だった恵美だが決勝戦を見る直前に長谷川が事務所で1人で飲んでいることを聞き試合観戦を放棄。最低行動に走ってしまう。最初から最後まで武井の妹が終始テンション高くてお兄ちゃんLOVEなのが目立ってるだけだったなこの剣道シーン…。鍵を忘れていったので武井は準優勝後にそれを届けるが(決勝負けた)、そこには寄り添い眠る恵美と長谷川の姿が。これ以前から既に2人の仲を気にしていた武井はこれにて見切りをつけて、後日訪ねてきた恵美に「僕じゃ1番にはなれそうにないです。」と語り、「別れましょう」と破局宣言。思ったより早く自分から散ってしまったが、お兄ちゃんLOVEな妹もいるし(?)、どうせカマセになるんだったら今のうちに引いておいた方がダメージが少ないかもしれない。

咲(吉高由里子)と拓海(萩原聖人)はバッティングセンターデートなどプラトニックな関係を続けていた。子供が欲しい美鈴(稲森いずみ)の頼みで検査したところ拓海は子供が出来ない体だと判明。失意の拓海は咲のキャバクラで飲みにきて、「俺と寝る?」「子供出来ないし」「俺は男としてダメだ」などとネガティブな発言を連発。実際には医者は「このままでは自然妊娠は無理かと」と言っていただけで全く無理だとはおっしゃっていなかったどころか、不妊治療等への含みを持たせていたにも関わらずどうやらショックすぎて聞こえていなかったらしい。最初に2人で来た海辺で朝焼けを見る2人。咲が完全に励ます側に回っており、かといって何かするわけでもなく女神の域に達してしまったかのような落ち着き&癒しっぷりを見せるのだった。

真子(大島優子)は早速独占男山本(平岡祐太)に連泊を強要されており、「着替えが無い」と言うと「コンビニで買えばいいじゃん」という珍言が飛び出す始末。今週もAKBに言わせたい台詞シリーズで「全く感じない」が飛び出す。最終的にはその旨を伝えると山本は「それは好きじゃないってことじゃん」と超解釈。まだ木崎の事が好きなんだな!などと、当初は木崎へ向かおうとする真子の事を優しく見守ってチャンスをうかがっていたくせに余裕のない発言。「僕はこんなに君の事が好きなのに!」と一方的な熱い思いを語るが続いて出た言葉は「無かった事にしよう!」。

無かった事にしよう!

無かった事にしよう!

無かった事にしよう!

無かった事にしよう!

無かった事にしよう!

コンナニキミノコトガスキナノニ、カラノ、ナカッタコトニシヨウ!?

というわけで山本の超思考が繰り出したまさかの急転直下破局。また今回は木崎(中村竜)が復活。だが妹の姿どころか、特に真子への思いも無く単に業務替えがあるから真子の契約期間を確認しただけ(これが山本の束縛フィルターにはホイホイ嬉しそうについていったように見えたらしい)。さらに敵と化した山本の策略か、プレイボーイ木崎が配置換えで契約期間が中途半端な真子を切るために仕組んだのか、翌日には真子が複数の男性と付き合っているという噂が流れており(社内メールで怪文書でも流したのか?)、派遣会社から派遣終了の話が来てしまった。「重い女」どころか最強の尻軽女にされてしまった真子。立場が高い木崎のプレイボーイっぷりは問題なくても派遣女の二股疑惑は仲が良かった社員までドン引きしまくるっていうのもそれはそれでどうなんだろう。

というわけで咲が泥沼へ向かい、恵美は多少犠牲者が出たものの長谷川との元サヤへ障害が無くなり、真子は職場変えの危機。というか当初の話では派遣社員だから仕事先が変わるというのは設定されていたようなので、真子に関しては次こそは男運が良い事を祈るのみ。

 

謎解きはディナーのあとで 6話
ホテルを経営している藤倉家で女性がバラ園の中で死体で発見される。女性はこの家の長男の恋人で、家の人たちに慣れてもらおうと1週間前から離れで暮らしていたという。過去にはキャバ嬢時代もあり、長男がいきなり連れてきた女性相手には当初反対の姿勢を見せていた家族もいい人だと認めて結婚を許そうとしていたという。

この藤倉家ではかつてメイドと藤倉家の人間との身分違いの恋が原因でバラ園で自殺したメイドがいて怪談として伝わっていた。真顔でこれは呪いだとしか言わないクレイジーな当主の田島令子。風祭(椎名桔平)はすっかりビビってしまい、不可解な現象が続いたので怖くなって帰ってしまう。だが麗子(北川景子)が影山(櫻井翔)に話を聞かせると即座に真相が判明。

風祭が受けた一連の不幸な不可思議現象は全て説明がつけられ(腹が下ったのはキャットフードをクッキーと勘違いして食べた等)、犯人は長女の婿である袴田吉彦だった。先日教祖様のようなエセビューティークリニックを経営して悪事を働いていたものの元内閣スパイの人にボッコボコにされて監獄行きになっていたはずだが(「秘密諜報員エリカ」)

袴田は元々その女がキャバ時代に不倫していたが、振ってやった過去があり、いきなり長男の結婚相手として現れたので自分に復讐に来たのだと勘違いして疑心暗鬼になって確認もせずに殺したという。だが実際には女性は純粋に長男と恋に落ちており、完全なる思い上がりだったと指摘され、長女にはなんだそれ!と詰め寄られてしまう袴田。ていうかそもそも犯人発覚後のお約束である「そうだよ俺がやったんだよ!」とか「〜だから仕方なかったんだ」的な台詞が一切なく、実際決定的な証拠を突きつけるわけでもないので、袴田は最後までしらばっくれていた。にも拘わらず家族が次々といきなりやってきた影山の話を鵜呑みにしてお前だったのかムードになってしまった。その後はメイドの幽霊が現れてぎょえ〜〜〜と袴田が悲鳴をあげて崩れ落ちただけで事件終了。最後まで犯行を認めないのに勝手に納得されてしまった袴田の信頼度って一体…

 

HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜 7話
なんと前回の最近賞金から遠ざかっている旨を黎(米倉涼子)がナレーションをいきなり使いまわし。今回は最初から賞金狙いで動きだし、100万円+遺族が200万円かけているコンビニ強盗殺人犯を追う事に。金に困ってコンビニを襲い当時女子高生のバイトを殺してしまった犯人。犯人にも同世代の娘や家族がいてこの娘が殺人逃亡犯の娘として迫害を受けているという加害者の家族も被害者なんだよ的なストーリー展開に。さらにネットで加害者の娘の悪口や正体がバラされるなどネットの怖さまでアピールして誰もが加害者になりうるネットの危険性まで訴えかける。

どういうわけか権藤(谷原章介)がこの加害者の娘の竹富聖花の面倒を見ており、身分を偽って優しくするという唐突な展開に。事件の時に中学生だった竹富聖花の取り乱しっぷりとその後学校からも敬遠されて転校されられた境遇を知って、初めて加害者家族という立場を考えて同情していたらしいが、こういう長いスパンでの見守っていた設定を今回だけ唐突に出されても不自然である。しかも偶然落し物を拾って助けてもらったという無理やりな出会いでお互い素性を明かしていなかった(刑事と言わない、殺人犯の娘と言わないが権藤は当然知ってる)というおっさんと女子高生の微妙な付き合いで一人暮らしの竹富のアパートに出入りしたり、よく食事をしていたという無茶な設定だった。このご時世だけに援助交際扱いされてもおかしくないような危険な状況になってしまった…。

最後は被害者側の父親、吹越満が竹富を誘拐。犯人が娘の竹富に会いに来たタイミングを図って同じ目にあわせてやると復讐しようとする。犯人のおっさん、完全に気弱なおっさんで殺人犯オーラゼロ。頼むから殺すなら俺にしてくれ!とアワアワ状態。そこに黎と権藤が到着。飛びかかって抑え込む権藤だが、吹越は竹富の方向へさらに接近。捨て身でかばおうとした殺人犯だったがさらに権藤が飛び込んできて権藤が刺されちゃった!

というわけで出番ほとんど空気だった和美(堀内敬子)、純(桐谷美玲)、真知子(戸田恵子)はクライマックスにもいなかったのでその後喪服姿で権藤が死んだと勘違いして焼香上げに行こうというどうしたらそんなことになるのかというギャグをかました程度。権藤が刑事と知って逮捕のための作戦だったと疑っていた竹富も権藤の善意だったと知り、病室で権藤に感謝の意を伝えて終了。中盤で竹富が学校の友だちに正体がバレてしまい、ボコにされてしまったので、それ以降はボロボロの姿で延々出ていたのが痛々しかった…。

今回はこの経緯なら犯人も捕まえているので賞金100万円はゲットしたと思われるが言及は無し。200万円の個人の懸賞金の方はかけていた吹越満が自ら凶行に及んで恐らくお縄についてしまったので無理か?一切描かれなかったので謎のまま。

一方寺島(小泉孝太郎)は茜(山口紗弥加)がとある犯罪にかかわっているのではないかと推測して謎の捜査を進めていた。恐らく脚本家が茜が何に巻き込まれているかを1話の頃から必至に考えていたと思われるのでどんな唐突展開が訪れても驚かないように覚悟しておこう(おい)。

 

未来日記 7話
5th豊穣礼佑の日記は「はいぱーびじょんだいありー」。絵日記なので朝昼晩の1日3回分、絵と簡単な文章しか無いものなので、チャンスは1日に3回しか無いが「エリート的に」負ける気はしないらしい。幼稚園児にくせに特に由乃を親の仇と知っていても「どうでもいい」「エリート的に2人より優れていると証明できればいい」らしい。まあ色々あったとはいえこの年齢からエリート的な美学とか語り出したら恐ろしい大人になりそうだぜ…。

サラダのトマトに毒を盛った礼佑だが、フォークの上にトマトを乗せた由乃は「私が洗った時より重くなっている」と重さの違いを指摘するという超人じみた能力を発揮してサラダを処分してしまい毒殺計画は不発。さらに由乃は自分が惨殺しておきながら礼佑に両親を殺した犯人早く捕まるといいね、などとのたまう。不自然なくそんな行動を取る由乃に礼佑は「僕はお前が大好きだ!」と高笑いしながら宣言。

次は風呂に電気コードをブチ込み由乃を感電死させる計画を実行する礼佑。塩を大量に入れてさらに通電しやすくしていたが、日記で異常を察知した雪輝は電化製品を使いまくってブレーカーを落とすことで由乃を救う。トマトの重さに気づく由乃が塩分たっぷりの浴槽に気づかないのはご愛嬌。これにて礼佑が敵だと判明し、由乃は即時殺そうとするが雪輝は子供だから日記を取り上げればいいとして日記捜索を開始。

だがさっぱり見つからず、由乃はトンカチ片手に礼佑を追いまわすという直接攻撃に打って出るがドアを開けて出てきた礼亜にトンカチが直撃。斧で人々をぶった切っていた怪力の由乃だったが直前で加減したのか気絶してしまったものの礼亜は死んだわけではなくそのまま寝かせておいただけで退場。

雪輝はキレるが由乃は「ごめんなさいユッキー」を連呼するのみ。原作ではもっとサイコで1コマの中で「ごめんなさいユッキー」を7連発していたが、さすがに時間が無いので3連呼。雪輝は切り替えて日記を探そうと説得。由乃は座禅を組んで礼佑になりきって日記の場所を推測するというイタコみたいな謎の行動で日記の在処を考察。この謎の座禅なりきり考察方法、実は後にも先にも出てこないんだけど一体何だったんだろうか。普通に考えて探るだけで、意味不明の座禅など削っても問題なかった気がするが…。

日記は宅配便で送られてきており、奪い取った雪輝だが開け方を間違えて毒ガスを喰らって倒れてしまう。いつの間にかガスマスク装備の礼佑は雪輝を抱えてトイレに逃げ込んだ由乃を挑発。あんな封筒にどんだけ毒ガス入ってたんだよ家中が毒ガスに満ちている中でかくれんぼが開始される。なおいつの間にか礼亜は庭に放り出されていた…。

ついに礼佑を2階で発見した由乃だが、水浸しの廊下に電撃を流されて感電。倒れてしまい、息が続かなくなってしまう。そこに瀕死の雪輝が駆け付けて人工呼吸の要領で空気を与えて雪輝は沈没。原作では後頭部を階段に打ちつけながら落下するという確実にこれ死んでるよね?的構図だったがさすがにそこは階段から滑り落ちるように変更。

復活した由乃はためらうことなく礼佑に包丁を向ける。直接刺すシーンは原作にも無かったのだが、アニメでも次のシーンでは礼佑の腹に包丁が刺さっていた。さすがに園児刺殺はマズイのかモザイクかけるもんだからむしろ逆に余計ヤバい感じになってしまっていたが規制のかけ方が意味分からん。原作では血も流れておらず、腹というより腹の位置に日記があってあくまで日記に包丁が刺さっている感じでごまかしていたのだが、モザイク入れて血が流れる描写を入れるなどするもんだから規制をかけたどころか、単に余計ヤバく改変しただけじゃないのか。

ゲームが進めば雪輝と殺し合うことになると忠告しながらも2人とも大好きだから生き残ってね!と消滅していく礼佑。雪輝と殺し合うことになると聞かされた由乃が絶望顔になるところがカットされており、むしろ全く動じていなかったが、原作も終了している段階で今後を考えればむしろあれは無くても問題が無いだろう。

だが礼佑からもらった解毒剤を雪輝に打つ前に由乃も力尽きてしまう。そこに現れたのは来須から連絡を受けたみねねで、2人を助け意識朦朧の雪輝に由乃は最大の敵になるから早めに殺せと進言する親切をして去っていくのだった。

ギリギリ終わらせた!という感じで、みねねが様子を見に来たら来須が来てなくて(あいつ知ってたのに)来てないのかよ冷たいな!と思うところとかも全部カット。だが今回も概ね原作通りでいい感じに今後を見据えて変えたりしていた印象。ただモザイクはなんだかねぇ…。

ムルムルのミニコーナーでは礼佑が日記を入手した際にムルムルと宇宙旅行した3巻ラストのおまけ漫画をそのまま映像化していたが、デウスが「皿が無いな」(デウスの皿をムルムルが宇宙船として利用した)というだけのオチを「サザエさん」のアナゴさんや「ドラゴンボール」のセルの若本規夫が独特の言い回しで「うぅけざらぐぁぬぁぁぁい」とか言うもんだから爆笑。最後にたった一言で全部持っていってしまった。


11月19日(土)

嗚呼デコ大2011

タイトル変わってるがな!

ということで今年もやってきたキレース・レード大賞、略してデコ大の季節である。ますますヒットが減っている今年は逆にこれまでのような違和感が無くなったのも確かだが、それは修正されたわけではなく、もうぺんぺん草も生えない砂漠化したみたいなそんな感じで…。

優秀作品賞(この中から大賞)

Esperanza」 西野カナ
GO GO サマー!」 KARA
CALL」 AAA
「この夜を止めてよ」 JUJU
「庄内平野 風の中」 水森かおり
「情熱のマリアッチ」 氷川きよし
「それでも信じてる」 FUNKY MONKEY BABYS
「フライングゲット」 AKB48
Why(Keep Your Head Down)」 東方神起
「笑ってたいんだ」 いきものがかり

なんだこりゃ!(定型文)

ここ数年は11曲とか12曲だったが今年はついに10曲。かなり苦渋の選択だったと思われる。昨年に引き続いたのが氷川、水森の安定演歌勢、AKB48、いきものがかり、AAAとなる。まあここら辺は引く理由もなく安定枠である。

EXILEが何故か退場したことでAKB48悲願の大賞というシナリオが確定。またw-inds.、GIRL NEXT DOORがさすがに苦しくなって消えた。特にw-inds.はかつてのDA PUMP以上に粘っていたがよりによって10周年の年に外すのかよ!またBIGBANGはさすがに不祥事多すぎたせいか外され、2人になった東方神起が一昨年以来の復帰

JUJUは何故か昨年の曲でノミネートされる謎。これマジで「また明日...」と間違えてないか?KARAやAAAも何故にその曲?という感じである。ファンモンは昨年は何故か作曲賞に回されていたので初登場。

というわけでAKB48で確定と思われるが、まさかのマリアッチという可能性も無くは無い。KARAだったらさすがにお金払いす

 

最優秀アルバム賞

「どーも」 小田和正

 

優秀アルバム賞

「素顔〜愛すべき女たち〜」 せきぐちゆき
DISCOVER JAPAN」 鈴木雅之
HoSoNoVa」 細野晴臣
MUSICMAN」 桑田佳祐

基準も何もさっぱり分からないアルバムだが、桑田さんを差し置いてTBS「クリスマスの約束」というコネクトがある小田和正が最優秀。昨年は一応ヒットアルバムで埋まっていたが今年はややワケの分からないラインナップになってしまった。

 

最優秀歌唱賞

坂本冬美

少し前はこの賞が「優秀作品賞」の中から選ばれる実質的な準優勝みたいなポジションになったこともあるが、ここのところは歌謡/演歌系の枠になっている。去年がマッチ、その前が五木ひろし。「ざんばら」していたマッチは確かに例年よりは目立っていたが、もう何で選ばれたのかさっぱり分からない。

 

作曲賞

若草恵
「ふたりの船唄」 天童よしみ

昨年は全てチャート系の若い人たちが獲得していた作詞作曲編曲だが、一転して年寄りばかりに。若草恵は公式によれば過去にも受賞歴があったようだが、作曲編曲の協会理事やってるわ、そもそも「レコード大賞実行委員」とかいう肩書が。ありなのかそれは…。

 

作詩賞

山上路夫
「いくたびの櫻」 ふくい舞

ふくい舞は「トイレの神様」ばりに流行らそうと仕掛けていた感があるが、さっぱり話題にならず、何とかここに滑り込ませた感じに。確認するまでもなくふくい舞はエイベックスである。

 

編曲賞

渡辺俊幸
「おひさま〜大切なあなたへ」 平原綾香

これはNHK朝ドラ主題歌。正確にはインストとして使われていたものに途中から歌を入れた変則的な扱いの曲だったらしい。この人も「日本作編曲家協会理事」か。

 

新人賞(この中から最優秀新人賞)

伊藤美裕
SUPERGiRLS
2NE1
Fairies

新人がそもそもヒットしてなくて日本と韓国のアイドルしかいねぇよ状態だった今年。恒例の歌謡/演歌枠に1人。あとはエイベックスアイドル、エイベックス韓国アイドル、エイベックスアイドルという衝撃の日韓エイベックスアイドル3連発。ここまで露骨にやらかしたのはさすがに初めてなのでは…。エイベックスの力の入れようではFairiesが最も凄いが、売上面では2NE1の方が順当か。まあ正直ファン以外知らないしどっちでもい

 

企画賞

『あきらめないで』 佐野有美 
株式会社 テイチク エンタテインメント

1969 由紀さおり ピンク・マルティーニ
株式会社 EMIミュージック・ジャパン

TRIBUTE 三大作詞家トリビュートアルバム〜石本美由起、星野哲郎、吉岡治に捧ぐ〜』 五木ひろし
株式会社ファイブズエンタテインメント

『ひばり千夜一夜』 美空ひばり
日本コロムビア株式会社

Revive』『この花が咲いたら 〜いのちの種〜』 恵莉花
ユニバーサル ミュージック合同会社

基本的に昭和のBOXセットや、コンピ盤、カバー等の企画モノに文字通り与えられる企画賞という位置づけ…と思われる。去年は何故かKARAのBOXがねじ込まれていたが今年は歌謡/演歌一直線。正直1作も存在を知らなかった。各レコード会社まで併記されているので、エイベックスばかりの中で他社からとりあえず1作品ずつ選びましたとしか。

 

特別賞

「マル・マル・モリ・モリ!」薫と友樹、たまにムック。

一昨年まではアーティスト名のみで「秋元康/AKB48」という謎の連名で入っていたこともあるが昨年「また君に恋してる/坂本冬美」になって今年もヒット作に。純粋に今年1番広く知れ渡った曲ということで、優秀作品賞に入れても問題ないと思うが、あのメンツの中に入れるよりは別枠で文字通り特別扱いした方がいいか。

 

功労賞

青山和子
永六輔
寺内タケシ
橋本淳
畠みどり

昨年確か消えており、「音楽文化賞」として50周年記念アルバムを出した加山雄三に送られていたが、復活。全員が老人で芸歴も50年前後という半世紀レベルの人ばかり。特に今年何かしたというわけではなさそうなので(広く報じられたレベルだと永六輔の自宅転倒骨折くらいしか)、(だいたい)半世紀(ぐらい)良く頑張りましたということだろう。

 

特別功労賞

大町正人
高見澤宏
柳ジョージ
竜鉄也

こちらは今年亡くなった方というデコ大の中で最も安定かつ明確な基準がある賞である。俳優の原田芳雄も音楽CDを出したことがあり、森繁久弥みたいに入るかと思ったが音楽活動の規模がもっと小さかったのか入ってない。

 

日本作曲家協会奨励賞

三山ひろし

なにこれ?こんなのあったっけ?演歌歌手で現在31歳。氷川きよし(34歳)より若い。作曲家協会が奨励しているが別に作曲を自分でやっているわけではなく、この賞の意味が分からない。協会がこの人推し!ってだけなんじゃないのか。

 

大衆歌謡文化賞

北島三郎

なにこれ?こんなのあったっけ?(コピー)とりあえず演歌界の超大御所として、今なお上位に入ってくるくらいの人気もあり、CD売れない某アッコさんと違って実績も出し続けているだけに、生きているうちに何か功績を思いっきり称えておこうということだろうか。なお今年75歳と年齢の区切りはいいが、デビューは1962年らしいので50周年には1年足りない

 

ということでツッコミも年々やりにくくなるほど意味が分からなくなってきたデコ大。果たして大賞は誰の手に!?(棒読み)


11月16日(水)

ここ最近の2011秋ドラ Vol.7

秘密諜報員 エリカ 6話
妻が家を出て行ったという男性が相談に登場。初の男性相談者となったが、この妻が自己啓発セミナー「真理の扉」に入ってから変になったと言う事で、女性を救う展開には変化なし。男性は話を持ってきただけで出番終了。セミナー生になって潜入したエリカ(栗山千明)は早速小学校の同級生のフリをして事情を聞きだす。同級生といっても演じている陽月華と栗山が4歳離れてて明らかにエリカの方が若いんだけど…。勝手に慕ってた先輩設定とかにしておいたほうが良かったんじゃないか。陽月華は子供が出来ないのは自分のせいだと語り、エリカの夫と話し合えばという話にも聞く耳を持たない。

さらに怪しい「上級会員」部屋では完全に怪しげな水を飲むと全員トランス状態になって、ユラユラ祈りをささげており、教祖の尾美としのりは「お前はカルマで汚れている!」などとほざいて陽月を襲おうとしていた。2日前に20年前の殺人犯(HUNTER)だった尾美としのりが今度は教祖か。忙しないな…。

火事騒動を起こしてその場は救えたものの、トランス状態の陽月は邪魔をするな!と聞く耳を持たず、この詐欺宗教組織を潰す方向へ動くことに。だが教団の悪事を追おうとしていたエリカの前に内閣スパイ時代の上司だった神保悟志が登場。麻薬関連でスパイが教団をマークしているので手を出すなと言われてしまう。だがエリカは直接教団に乗り込み、陽月の前で祭壇をブッ飛ばしてそこに大金、詐欺集団であることを暴露。どっちにしろトランス状態じゃ目が覚めな…ってばっちり目が醒めちゃった!

というわけでとしのりと部下2名と壮絶なアクションを繰り広げて全員沈めて解決。神保悟志も「あいつめ!」とかまんざらでもない感じで後始末を命じており、問題なし。ていうか陽月華が麻薬漬けにされていたなら禁断症状とか大丈夫なのだろうか…。

 

専業主婦探偵〜私はシャドウ 4話
芹菜(深田恭子)の様子が最近おかしいのでもと子(芦名星)が不審に思い、探偵事務所へやってくる。芹菜が来た時は陣内(桐谷健太)が全て喋っていたが秘密にする代わりに初恋の人探しをすることに。ほとんど陣内に丸投げしてキレる陣内だったが素直に声マネしながら同級生に電話かけまくり、芹菜が助けて!と電話したら速攻でやってくるなどかなり都合よく使われまくり。

初恋の人探しは半分もしないうちに終了するも、武文(藤木直人)と千早(石田ゆり子)の問題に苦悩する芹菜。誕生プレゼントらしきものまで見つかり疑心暗鬼になるも、帰ってきた武文に問い詰めるとそれは肩こりが酷い泰介(小日向文世)へのプレゼントで、むしろ泰介に語っていたところによると最近芹菜が自分を理解をするようになったし、右折もできるようになったので本当に良かったと語っていた。これにてハッピーエンドかと思いきやついに新山(遠藤憲一)が動き出す。

千早がつけさせたおそろいのストラップを武文の携帯に見かけた新山は不敵に微笑みながら浮気の疑惑を深め、なんと千早とのディナーの場に自分は行かずに武文を呼び出しておき、誕生日プレゼントとして「君が今1番欲しいものをあげるよ」のメッセージ付で武文を誕生日プレゼントにするというドラマ史に残る怪プレ(怪プレゼント)を展開。新山の恐ろしさを語り、武文を巻き込んでしまったことを涙ながらに謝罪する千早。さりげなく完全告白しまくってるなこいつ!

一方で動揺していた武文は泰介には「千早の線から攻めるのはメリットが少ないのでやめます」と言っていた上に、今の今まで芹菜への愛を確認していたのに、突如「君を失いたくない」などと激しいキスをするという行動に出る。スケスケエレベーターでそれやるもんだから浮気調査に来ていた陣内がモロに階下でそれを目撃して唖然としたところで次回へ続く。

果たしてこれも新山と交渉するための武文の作戦なのかなんなのか。次回予告では「第二章」となっていたが一気に話が動きそうである。

 

私が恋愛できない理由 5話
恵美(香里奈)の会社の面々とみんなでバーベキューに行くことになり、武居(小柳友)や咲(吉高由里子)も誘われて行くことに。真子(大島優子)だけはAKB48とかNot yetが忙しくて山ロケ行ってられな独占男山本(平岡祐太)から誘いがあったので欠席。遅れてきた拓海(萩原聖人)が美鈴(稲森いずみ)の旦那と知り硬直する咲。お互い初対面のフリをするも耐え切れず、就活失敗して資金稼ぎにキャバ嬢やってますといきなりカミングアウトして逃亡。一体あの山奥からどうやって単独で帰ったのか

さらにふとした口げんかがきっかけで恵美と長谷川(田中圭)のお互いがフラれたと認識していたことが発覚。恵美はテレているだけだったらしいが、長谷川視点では手も握らないし、キスしても吹きだすし、男として全く見られてない、プレゼントのネックレスも放置されたということで友達宣言をせざるを得なかったとかなんとか。そんな中、ひかり(倉科カナ)の父が倒れたので長谷川とひかりも早退し、バーベーキューは気まずいまま最後が描かれず次のシーンへ。

今回は真子はほとんど単独で山本にさわやかに束縛される模様がちょくちょく描かれたのみ。メールはすぐ返してほしいとか、家に来るよね!とか全てを自分のペースにしてさわやかに強要する山本に対して真子もホイホイ要望に必死に応えるという幸せ感皆無の痛い状態。例によって「気持ちよくない」などと相変わらずAKBに言わせたいんだな脚本家!的なあざとい台詞は欠かさず入れつつも妹も木崎も退場してしまい出番なし。ただ平岡も友情出演なので次回で速攻退場になるのだろうか、あの予告だと。

咲は出版社を紹介するという神保悟志の言いなりになってベッドインして機会を狙っていたが話は進まない。名刺を渡されていた拓海が店にやってきて、神保を問い詰めると答えられない神保。まあ内閣スパイなんで簡単に明かせな(「秘密諜報員エリカ」)あっさりだったと発覚。殴りかかる男前な拓海だったが、CM明けには咲に公園で介抱されていた。CMの間に反撃に合いフルボッコにされてしまったらしい。てっきり店で暴れたから怖い人たちが出てきてやられたのかと思ったら「あいつおっさんなのに強い」と神保にやられたとはっきり明言。まあ内閣スパイ相手に草食系中年の拓海が勝てるわけが無これにていい感じになってきた2人。一方美鈴は驚異的な勘で2人が会った事があるのではないかと疑い、夜の誘いに乗ってこない拓海に不信感を抱いていた。相変わらず美鈴だけ脚本家の怨念がこもっているような鋭さ。

武居は恵美を呼び出してまるでプロポーズでもするかのように盛大に付き合ってくれと告白。了承され喜ぶ武井だが、喜ぶほどにカマセっぷりが哀れに…。ていうか付き合ってなかったのかよ。

ひかりの父親と対面した長谷川。父親は医者の婿養子をもらうように既に話を進めているからあきらめてくれ!とバッサリ。昔のドラマだと人格も仕事も全て否定するのが定型パターンだが「君が素晴らしい人だとは聞かされて分かっている」などと一定の理解を示し、照明の仕事をバカにするような台詞は入れずにかなり配慮したバージョンになっていた辺りに時代を感じる。まあそれでも直訳すると「お前じゃ不安定だから将来性のある医者にする、帰れ」ってことだが。何も言い返せず、無表情のまま去る長谷川。ひかりはどう出るのか。既に結婚相手として設定されたEXILEダンサーが父の主治医としてスタンバっており、ひかりの気持ち無視で敗色濃厚である。結局泣くのはひかりか。

 

謎解きはディナーのあとで 5話
今回はいつも通りのフォーマットに戻ったが、最初に中村俊介がマイコともみ合ってナイフがマイコに刺さって逃げるところを放送。風祭(椎名桔平)主導の聞き込み捜査でも中村が怪しいけどアリバイが鉄壁ということでアリバイ崩しにのみ焦点を当てる形に。

また影山(櫻井翔)が麗子(北川景子)に毒舌を吐かないと宣言するも「アホでいらっしゃいますか?」を使いまわし、「いい意味で」を付け加えるという毒舌ネタ切れなのか、5話というタイミングでは微妙すぎる改良版が飛び出して推理スタート。

マイコ原作、中村俊介が漫画を担当した大人気作「国立ち日記」は12年前当時恋人同士だった2人が書き始めた作品だったが、2人はすぐに別れ、その後も揉めながらも連載を続けるも最終回を前にして休載。中村はもう書かないコンビ解消と言い、未完となっていた。だが余命いくばくもない事を知ったマイコは中村俊介を呼び出して殺すふりをしてナイフで特攻。もみ合いになると即座に自分にナイフを向けて自殺。事故とはいえ自分がやったと思い込んだ中村俊介は必死にアリバイ工作をして、編集者にアリバイ証言の見返りに「最終回を書く」と約束。ここまで全てマイコの計算通り!という、L倒した当時の夜神月ばりの緻密な未来の操りっぷりだった。余命短しということでギリギリ成立していたが、最終回書かせるために自殺という狂気の沙汰としか思えない状況に巻き込まれた中村俊介に合掌。

中村俊介はマイコがアパート隣人に頼んだアリバイ証言をまさか自分用に仕掛けたとは思わず、隣人を殺そうとしていたものの、結果的に何もやってないので警察には呼ばれたが逮捕にはならない…のか?最後まで描かれず、いくら中村が警察で証言したところで真相を推測したのは全部影山なので、麗子が風祭にいつものように「後は任せました」しちゃうとどうにもならないような…。

なお漫画のヒロインが「レベッカ」ということで回想シーンで思いっきり80年代のバンド、レベッカの「フレンズ」がかかり始めてそのまんまじゃねーかと思っていたら、名前を決める時に「REBECCAW」を聞いていたという本当にそのまんまな理由が明かされた。ただ12年前だと99年。まさに「フレンズ」がリバイバルヒットした年だが、それなら聞いてたアルバムは「Complete Edition」だろう。懐かしく思って旧作を聞き直していたという細かい設定があったようにも見えなかったどころか、そもそも時代設定をレベッカが現役だった頃の80年代と勘違いしていたような感じもしなくもない。

また最後の自転車練習シーンは雨が止まずに撮影を続行せざるを得なかったのか、土砂降りの中で自転車の練習という寒々しいシーンに…。

 

HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜 6話
冒頭から最近賞金から遠ざかっている旨を黎(米倉涼子)がナレーションするなど制作側も意識しまくり。次の瞬間には徳山秀典に声をかけ、和美(堀内敬子)、純(桐谷美玲)、真知子(戸田恵子)との連携プレイで徳山を確保。警察に引き渡し、まさかの開始3分で3話連続で遠ざかっていた懸賞金かかった犯人の確保に成功するという予想の斜め上を行く超展開に。

だが徳山はアリバイがある!調べてくれ!と言葉を残し、警察でも物証も乏しく寺島(小泉孝太郎)も頭ごなしに送検することができず、ちゃんと再捜査を開始していた。特に純が関心を示し全く金にならない捜査を開始。今回は純の活躍回ということでおばちゃんたちが奥に引っ込んでいて俺得北海道にフライトのついでという形で、現地での聞き込みも担当するなど過去最高の出番。またアリバイ証人になる大塚千弘(旧芸名:大塚ちひろ)がゲスト出演。先週の岡本玲と同様に学生役がやれた10代から20代初期までに連ドラレギュラー経験ありつつもイマイチ定着しなかった若手女優といった感じだが、個人的に好きな女優なので何だか使い方がもったいない。しかも随分やさぐれた役だったな…。結局証言にもならないということでこれっきり。

結局徳山の兄で最初に純と接触していた柏原収史が犯人で間違いないということで純が単独で呼び出して証拠があるとカマをかけて自白させそれを録音。襲い掛かってきたカッシーをスタンガン装備で一撃喰らわすが練習でビリビリ使いすぎてパワーが落ちていたのか一撃で沈められず反撃されて首を絞められてしまう。そこに3人と、権藤(谷原章介)、寺島が到着。カッシーは純の首を絞めながら近づくと2人でビルから飛び降りるぞ!と無茶な脅しをかける。銃を構えて硬直する寺島。思いきり腰以上の高さの壁があるのでこの距離なら全員で飛びかかった方が早いだろこれぇ…。もっといいロケ場所無かったのかよ…。そもそもカッシー凶器すら持ってないんだから銃構えて硬直している寺島がすげぇマヌケ野郎じゃないか。真知子が捕獲ロープをズレた方向に射出する意味不明な行動で隙を作り、その間に権藤が突っ込んで無事確保。正直隙も何も最初から隙だらけに見え

純はてっきり徳山にホレたので熱心に捜査をしていたのかと思いきや、ゾクゾクしたかっただけと語りだし、カッシーに首絞められたのとかゾクゾクしたという根っからの超変人危険大好き人間だったと改めて判明。なお寝た男の事は覚えてないと言っていた大塚千弘に対して反感を抱きちゃんと愛すると語るなど恋愛面では真面目なところを見せていた。

こうして事件は解決したが、賞金首が無罪だったので賞金は無かったことになるという衝撃の4週連続賞金獲得失敗、成功率50%割れというドラマタイトルが根底から揺るぎかねない事態に。ただ無しと宣言した後に「やっぱなしになるのかな?」「どうなんだろう」「なしなんじゃない?」とわざわざ曖昧な台詞を連発させて曖昧にぼかすなどちゃんと確認されないままに終了。

また春(川島鈴遥)が見たという怪しい人影、茜(山口紗弥加)が何かに追われているらしき謎が明らかにされ、「バウンティハントの苦さを思い知ることになる」という前振りナレーションが入ったところで次回へ続く。苦さも何ももうちょっと賞金獲得してから苦さを思い知ってください。

 

未来日記 6話
雪輝の母、礼亜が久々に帰宅(初登場)。日記でそれを知った由乃はガラスを割って雪輝の家に潜入。雪輝は戦慄するも由乃は用意した食事等の腕も良く、礼亜に気に入られてしまい早速結婚話まで飛び出す始末。しかも「残っているのはHくらいじゃない」などとのたまい由乃を雪輝の自室に泊めるなど積極支援。原作だと礼亜は積極的に支援しているというよりも天然っぽくて絵柄もぽわわんとした感じだったんだけど、アニメではもっと大人びていて本当に積極的に支援するなどハキハキしていて少しキャラが違っているように感じた。

また前回の由乃が信者を大惨殺した事件は危険な宗教の信者の集団自殺という形で片付けられており、それで両親を亡くした幼児の豊穣礼佑を3日間預かることに。ハサミを持ったまま絨毯でつまづいてすっころび由乃に突き刺さる(とっさに由乃はクッションでガード)するなど危険な事故が発生するもあくまで無邪気な幼児っぽかった礼佑はトイレにいくなり「しぶといやつだぜ!」とブラックモードに突入。こいつも日記所有者か?というところで次回へ続く。

原作では玄関に入った時点で「侵 入 成 功っ!(ニヤリ)」という大ゴマで読者に正体を明かしていたが(ここで次回へ続く)、構成上ラストがその数ページ先になったのでそこがカットされてしまった。「じぶといやつだぜ」より「侵入成功」の方インパクトあった気がするが次回で全部終わらせる予定なら尺の都合だろう。

一方みねねは闇医者に義眼を支給してもらう「未来日記モザイク」にあった1シーンを挿入。原作では目は真っ黒で空洞っぽくなっているだけでむしろコマ的にはみねね史上最高にカワイイ顔で診察されていたのだが、アニメでは無駄に目にモザイクなど入れるものだから逆にグロくなってしまい気持ち悪いシーンに。さらに原作にない義眼を渡されるシーなど加えるものだからさらに気色悪いことに…。どうしてこうなった。

ムルムルのEDコーナーは初のオリジナル。由乃に変装したムルムルという姿は外伝の「パラドックス」で存在したが、その由ル乃ルが、おいしい味噌汁を作るために礼亜に食材を聞いてあちこちから調達。だが教わるまえに勝手に作ってしまい、礼亜を救急車送りに、続いて雪輝を救急車送りにするというシュールな展開に爆笑。


11月13日(日)

俺的配信観 remix

・俺はi tunes storeどころかi podに代表されるプレイヤーすら利用していないのでi Phoneリスナーの行動パターンはなかなか面白い話でこういう感覚を持ち合わせていないので新鮮だった。

そこから配信についての俺個人の感覚を整理してみた。これは「論」ではなく単なる俺の感覚であり、考察ではない

俺が配信をほとんど利用しない理由は単純に携帯音楽プレイヤーを使わないから不要という点にあるんだけど、さらに理由をあげるなら、

1.ブックレットも見たい(歌詞とクレジット必須)

2.レンタルの方が安い

3.買いに行くのが面倒どころか既にCD屋が近くに無いので必然的にAmazon購入が主

というところ。「面倒」感覚に関してはそもそもあまり無い。90年代末期〜00年代初頭まだCD屋が街中に多かった時期に俺が買い始めたのは猿岩石、SMAP、スピッツに始まり、DEEN、FIELD OF VIEWへと進んでいった。俺は予約には面倒を感じて一切やらない主義だったものの、当時の状況でも入荷状況は厳しいものであり、店をはしごすることもしばしばであった。だがそれは面倒というか「いいだろう、見つけてやるぜ!ふはははははは!!」というノリであり、発見の楽しみがあったためである。

「発見の楽しみ」という事例ではこっちの方が分かりやすいと思う。この時期はBOOK OFFの台頭で旧作8センチシングルを筆頭に安い中古CDでそれ以前の曲をどんどん集めていったので「探し回る楽しみ」があった。なかなか見つからなかったCDを発見した時のあの喜び、あれは至高の瞬間である。大して欲しくないCDでも何かあんまり見かけない有名曲だったら買っていたものだった。旧作CDを「発見していく楽しみ」はそのアーティストへの熱をさらに高めていくのにも一役買っていたように今は思う。次の新作を新品で買うのにも自然と熱が入っていった。

最近はレンタルでも入荷されず、面倒だと感じることも多くはなったが、その場合は別を探すか買う選択肢で配信という選択肢はほとんどない。所持している程ではないCDの場合はすぐに売り払うとそれなりに経済的でもあるためだ。

ただ問題は配信限定をされたときである。この配信限定というのは実に厄介だ。着うた、着うたフル、PC配信と主に3パターンあるが、発売日が違っていたり、PCだけ無かったり、配信サイトによってあったりなかったりする。俺の場合、買うならPC配信だが、これは実にやってない率が高い。ミスチルもそうだった。

公式サイトに行けば情報は出ているものの、そもそも公式サイトなんていちいち色々なアーティストをチェックしていない。DEENをたまに見る程度である。なので知らない間に配信されていたなんてことが非常に多い。着うたチャートはその不透明さと、配信サイトのバラバラ具合により(独占配信とか)、結局統一されたチャートフォーマットが完成される気配は無く、ゆえに扱いも小さい。「CDTV」でトップ10が流れる程度では、着うた系アーティストしか流れないようなものであり、配信されていたのを知らずに通り過ぎることのほうが多い。アルバムレビューを書く時の「備考」欄はA面以外を見逃さないために公式、Wikipedia等を参考にして記載しているが、その時に実は配信限定でリリースされていた事を知る事が最近多くなってきた。

配信も新しいものだし、過渡期だからしょうがないよね!と思っていたが、いったいいつまで過渡期なんだよ?という気がしてきた今日この頃である。


11月11日(金)

松浦10周年ベスト

http://natalie.mu/music/news/59495

何故か公式に選曲載せないでニュースサイトには載っている。2枚目のベスト盤だが本人選曲でアルバム未収録曲も回収されず、外せない売上トップ3シングルと午後ティーCM自身出演で次に有名な「気がつけば あなた」以外は知られてない曲のみ。ファンは今更欲しがらず、ライトリスナーは前のベストで十分になってしまうTHE ALFEE現象必至な内容になっている。本人の体調とそもそも最早さっぱり売れない現状から次があるかも分からないだけに素直にシングルコレクションにすればいいのに…。シングルコレクションは10年後とかにレコード会社の企画盤(『ゴールデン☆ベスト』的な)でも無い限り無さそうである。ていうか大先輩の森高千里でさえ後期まで網羅したシングルコレクションが無いんだからあきらめたほうがいいレベルである。

で、よく見ると全シングルアルバムを手に取ってきたはずなのに知らない曲が入っている。「花いちもんめ」は「プッチベスト9」、「ふたり大阪」はいつの間にか配信限定で出していた曲で松浦亜弥名義のアルバムには初収録。

DVDの方はオリコンの方に詳しく書いてあり、PVかライブ映像の模様。

http://www.oricon.co.jp/news/music/2003615/full/

あれ?本人思い入れ無かったの?と思うようなCDに入ってない曲がこのDVDの方に入っているので候補漏れやバランスを考えての選曲だろうか。これならCD2枚組の方が良かったと思うけど。

極めつけが竹内まりや提供という期待が膨らむ新曲だが、タイトルが「Subject:さようなら」って…。小松未歩の「happy ending」を越えるストレートさである(小松未歩は現時点でこの曲が最終楽曲)。

なおライブもやる!などと言っているが値段を見たらビックリ、諭吉様オーバーである。よく見たらライブじゃなくてこれディナーショー。アップフロントが得意とする現役引退組舞台進出と並ぶもう1本の定番である万越えディナーショー。さらに良く見ると1日で2回ディナーショーやるんだけど1回目の開演から2回目の開場時間まで1時間半と2時間しか無い=公演が90分以下!?ディナーショーの世界では大御所なんかは諭吉様が何人も吹っ飛ぶレベルだと言うし、諭吉様1人ではこんなものなのかもしれないが、これあくまで公式でも「ライブ」と案内しているからなんとも。これもう幅広く売る気が全く無い。お金のある本当に熱心なファンが集まればそれでいい状態。

というわけでぶっちゃけ売れないとは思うが、新曲には期待したい。

 

安倍麻美結婚引退

2ndシングルは圧巻の出来で、最初からふざけたわけでなく大マジなのに怪曲以外の何物でもない不協和音的超サイヤ怪曲という個人的怪曲史に色濃く残る1曲だったけど、歌手活動終わってからは正直何をしていたのか知らなかった。wikiの略歴には近年になるほど「10月、2匹のカメ(スワロ、アイス)を飼い始める」とか「6月、犬(ダイヤ)を飼い始める」とか「7月27日、予約して訪れた美容院で偶然姉安倍なつみと遭遇してびっくりする。」とか、ばかりで実際仕事があんまり無かったっぽい(年に2,3本は短期の舞台出演はしていたようだけど。ていうか姉と遭遇した事なんかよりもそういう仕事をくまなく略歴に載せた上で犬とか亀とか挟んだほうがいいんじゃ)。今後の幸せをお祈りします。


11月10日(木)

ここ最近の2011秋ドラ Vol.6

秘密諜報員 エリカ 5話
資産家のじいさんが死亡。後妻の星野真理は純粋にじいさんと愛し合って結婚したが、若さゆえに財産目当てだと思われ、星野より年齢が高いじいさんの子供たちにうとましく思われていた。星野に家を出るように脅迫文が届いたのでエリカ(栗山千明)が家政婦として潜入。

がめつそうなテンプレ通りの長男次男長女嫁がいる中で顧問弁護士だけが優しげに気にかけている風だったが、尺の都合もあり、ほとんど顧問弁護士しか出てこず結局こいつが犯人。いつものように素顔全開で真相を暴くと弁護士は悪人モードに変身。遺産を使い込んでしまっており、困ったのでいがみ合いを誘発し時間稼ぎしていたらしい。さらに星野が過去に一時夜の仕事をしていたことをあざける弁護士。だが戦闘が始まると今回は最初の一撃で勝てないことを悟ると庭に逃走。物干し竿を駆使した棒アクションを展開するもやっぱりあえなくはたかれまくってダウン。

警察に突き出すのかと思ったら、暴力で脅しをかけただけで終了。今回は逮捕されたエピローグも無く、星野から連絡があったのみ。弁護士が隠していた遺言書に基づいで財産分与が行われたが、後継者は星野とのまだ幼い子供だったりと、長男次男長女嫁が文句を言いそうな内容な挙句に使い込んでしまったはずの財産が無事に分与されるなど謎だらけで、弁護士が逮捕されたのかも不明のままとなった。

今回はラストで戸塚(杉本哲太)が消えており、初めてエリカが訪ねてきた時に戸塚がいない状態となった。純平(井出卓也)にいつも時々消えると聞いたエリカは戸塚に対して何かを感じて続く。

 

専業主婦探偵〜私はシャドウ 3話
武文(藤木直人)の会社に偽名で清掃員として潜入した芹菜(深田恭子)。千早(石田ゆり子)の魔の手から守ろうということだったが、ふとしたきっかけで社内の課長の妻が会社を覗き込んでいるのを発見。最近帰りが1時間遅くなったと浮気を疑う芹菜がそのまま成長したようなおばさんだった。おばさんに同情した芹菜は陣内(桐谷健太)を強引に説得して調査を開始。

だが課長は毎日駅のホームで1時間ウォークマンで音楽を聞いて帰るという行動を繰り返すのみ。同時期に武文が自分1人の時間を大切にしていることを知った芹菜はこれが男のバランスの取り方なんだと悟り、おばさんを説得。そして主題歌のPerfumeがかかる瞬間に課長が聞いていた曲が「ディスコディスコワンルームディスコ♪」だったと発覚。日野陽仁が歌う「ディスコディスコワンルームディスコ♪」は貴重だ。

初登場シーン以外ではピンポンしかしてない泰介(小日向文世)だったが今回は会社の重役が亡くなったとかで葬儀に登場。千早(石田ゆり子)の夫である新山(遠藤憲一)と親しげに談笑するが、話し終えた泰介の顔は無表情で明らかに負のオーラが漂っており、新山も「負け犬め」「あーはなりたくない」などと見下していた。

成長という点では今回はイマイチ進展が無かった印象。

 

私が恋愛できない理由 4話
武居(小柳友)は警察官的リサーチ力で名前も知らぬ恵美(香里奈)の会社を突き止めてアプローチを開始。誠実さ全開の武井だったが、あまりに誠実すぎてかませフラれ役テンプレキャラみたいになっている。武井の勢いに押されて初デートとなったが、武井も緊張しているし、恵美も取り繕ってるしでかなり気まずい空気だったが、武井的にはオールオッケー。ただ武井が「奥ゆかしい女性」と恵美の事を勘違いして「守ってあげる」思考っぽいので既にズレている。恵美は自立系のタイプなので終焉しか見えねぇ…という。またひかり(倉科カナ)とデートしていた長谷川(田中圭)と偶然出会ってしまいWデートになると、何故か気になって仕方がない長谷川というお決まりの展開に。武井のかませオーラと長谷川最低男街道フラグが高まる中でとりあえずもう少し武井展開が続きそうなところで次回へ続く。

桃子(剛力彩芽)に木崎(中村竜)を寝取られてショックな真子(大島優子)。先週は目撃しただけだったがホテルインしたところまで知ってしまい落ち込む。そんな真子の様子を察してさわやかに食事に誘う山本(平岡祐太)。山本によれば「木崎さんは女癖悪くて有名だからやめたほうがいい」らしい。ドラマ始まって既にもう10歳以上若い子を2人も引っかけようとしたこの男、やはり女癖悪い評判がちゃんと立ってたらしい。山本の誘いを断って木崎の呼び出しに出向いた真子だったが、わざわざ喫茶店まで入って告げられたのは「桃子ちゃんには君と僕とのことは言わないでほしいんだ。実際何もなかったし。」という意味不明な工作活動だった。電話で言えばいいのにわざわざ街中に呼び出し、さらにそこから喫茶店に入って、自分の都合100%の工作を頼みこむとは…。ていうか今後出番あるのかこの人

そして真子をずっと待っていた山本は真子を優しく抱き寄せてキスを…。新たな恋がゆっくり始まるんだなと思いきや次のシーンではベッドシーン→「バージンじゃなくなりました」。そんなにAKBにこういうのをやらせたいのだろうか。ていうか最後の方までバージンは貫くかと思ったのに、失恋直後に優しくされた男にその日のうちにホテルイン…って現在ドラマ内に出てきた女性陣の中でも最も軽い行動に出たよ!重い女設定を破棄してないかこれ。恵美や咲(吉高由里子)の方がよっぽど純情じゃないか。こうして晴れてこのドラマで最も誠実かつ唯一まともな男性と結ばれたかに思われた真子だが、木崎に書類を渡したのを見ただけで「何話したの?関わらないでほしい」という束縛メールが一瞬で届くなど不穏な気配が漂ったところで続く。弁当持ってこなかった真子に合わせて持ってきたのに持ってきてないと言って昼飯に誘うなどさわやか一直線で期待していた山本も問題児となると、恋愛できない理由は単に男運が史上最強に悪いだけで運のないモテ女たちのドラマになってくるような気がしてきた。

咲は今回は悟りを開いたかのように2人のアドバイザーに徹するのみで自身の恋愛感情は封印。拓海(萩原聖人)が夫だと知らずにお互いが拓海の事を話ながら美鈴(稲森いずみ)と飲む、という次回への伏線が張られた。またキャバで自称出版関係者のおっさんにコネを約束してもらうが、明らかに咲の体目当てっぽくて…という危険フラグ立ちまくりで次回へ続く。

なおどういうわけか拓海はこれまで渋っていた美鈴の新家購入の件に同意し、2人で見に行くなど美鈴を喜ばせる行動に出始めるなど行動意図がよく分からない。まあ男性陣が基本設定っぽいキャラクターから外れた言動行動ばかりするので今更不自然ではない。

 

謎解きはディナーのあとで 4話
友人の普通の金持ちの女性の結婚披露宴に出席した麗子(北川景子)と影山(櫻井翔)。新郎の友人だったらしい風祭(椎名桔平)も登場し、麗子をナンパしまくるが全く部下だとは気付いてないらしい。名前を聞かれたらさすがにバレるので影山がとっさにもじった中国人(台湾人だったかな?とにかくフジ御用達(とネット上で言われる)の韓国じゃなかった)のような名前を持ち出してごまかす。

新郎が18歳上のおっさんで、落ちぶれた名家の手塚理美が別の家に援助を求めたとかなんとかでその家が麗子の友人の家で、手塚の家の顧問弁護士をしていたおっさんは財産目当てで今回の結婚を決めたのだろうと麗子の友人の弟は推測していた。

そんな中で部屋に戻っていた麗子の友人が刺されてしまう。一命は取り留めたが、部屋に最初に飛び込んだのが麗子で密室だった。風祭は使い物にならず、やってきた若い警官には犯人扱いされてしまい麗子はピンチに陥る。相変わらずクールに決めている影山は例によって麗子に毒舌を吐いた後に説明。

単純に部屋に隠れていたという金田一コナンでも通ってきたようなおなじみのトリックが判明。犯人は手塚理美で元々新郎と付き合っていたが、あっさり若い子に乗り換えということで恨みを抱いていたらしい。執事の森本レオはそれを知ってかばっていた。森本は麗子の友人サイドの執事だと思われていたが実は手塚単独の執事だった。「お嬢様」という呼び方を手塚にだけしていたという執事視点で真相に辿り着くこのドラマらしい展開に。その後は刺された麗子の友人も手塚だと分かっていたけど、刺されながらもこれまでの恩義があってかばっていたとか泣きの展開に。

「50年よく仕えてくれました…」半世紀に及ぶ無駄に壮大な「お嬢様」な歴史で幕を閉じるも、ラストでは影山が何歳までお嬢様と呼べばいいのか聞いて、麗子がすぐ結婚するから奥様と呼ぶようになると軽く50年お嬢様をコケにするような会話も…。

 

HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜 5話
お店の常連の大岩(柄本明)が吐血して倒れ、実は元刑事で20年前の警官殺害事件を追っている事が判明。既に時効を迎えてしまっている事件だが、このままでは死にきれないという大岩に同情した黎(米倉涼子)は地元の事件だし、これを解決しようと提案。懸賞金かかってない事件なのでやる気を見せなかった和美(堀内敬子)、純(桐谷美玲)、真知子(戸田恵子)だったが、結局説得されてやる気になるも、開始10分程度で3週連続無報酬が確定。1話では冒頭とラストで2回懸賞金をゲットしているので5話6事件、獲得確率はついに50%になってしまった。話数では既に50%を割っている。

当時の警察は同僚の殺害ということもあってかなり気合を入れ、「この町の男は全員事情聴取に呼ばれた」というほどくまなく犯人探しが行われたという。だが春(川島鈴遥)が青年が親切で拾ったものをおばさんが盗んだと主張していた交番でのやり取りに対して、青年はやってないと目撃証言をしたのに子供だからと無視された不満を語ると

「子供の意見は警察には無視されるんだ!」

というミラクル思考に到達。無駄にミニスカポリスコスプレのサービスで岡本玲が無駄遣い的ゲスト出演。当時の子供たちの1人として話を聞くと1人の大学生(当時)があっさり浮上。この大学生が事件現場で当日子供たちと遊んでいたのに、大学生は大学で授業を受けていたという友人の証言があったので警察はそっちのも優先して、複数の子供の証言は全部無視されたという。実際には単位がヤバい状況での「代返」で就職目前だったため内定取り消しを恐れて友人がそれを警察に言わなかったということで、その大学生の現在を調べると尾美としのりになっておりちゃっかり家庭まで持っていた。

純が喋ってしまったので大岩は病院から失踪。尾美としのりを現場に呼び出す。先に駆け付けた黎が話を聞くととしのりはサイコさんどころか既に戦意喪失して死にたがっているくらいガッツのない犯人だった。何でも当時小学生にまじって普通にかくれんぼで遊んでいたら、警官にロリコン不審者扱いされた挙句に「大学生なら大学生と遊びなよ(笑)」と微妙に変態扱いされたのでプッツン来てしまったという。拳銃を取ったのは単に拳銃を無くす失態を警官に演じさせたかっただけで殺すつもりでも無かったのにあっさり死んでしまったと後悔を語るとしのり。そこに大岩が突進して来て殺そうとする。権藤も駆けつけて緊迫状態となるが、としのりは「殺してください」と大岩が予期していた悪あがきどころか既にウェルカム銃弾ちゃん状態。機を見て黎が飛びかかり説得して一件落着。

事件自体は時効だが拳銃所持の疑いではしょっぴかれるらしき事を権藤が報告。今度こそ金になる事件を探そうと一行がやる気になり、次回予告でも「日錆の賞金獲得!?」と出るなど制作サイドも3週連続無報酬の件は気にしているらしい。

それにしても2クール連続でこの時間枠で尾美としのりがウェルカム銃弾ちゃんとは…。前クールでも15年前の事件を後悔して自殺したばかりなのに。

 

未来日記 5話
12thの催眠術で操られた信者たちを殺害しながら逃亡する由乃と雪輝。椿も連れて逃げるが、正門付近まで来たところで信者の催眠が解除されており、迎え撃つと主張する椿と逃げるべきと主張する由乃が対立。

一方12thは教団を潰すために9thみねねを捕まえて教団に協力したフリをしていたことを語っていたが自身の「正義日記」に不吉な予知を聞いてみねねを逃がしてみねねの爆弾を借りて現場へと向かう。原作ではテロリストであるみねねを逃がしていいのか?という問いに「教団の悪事に比べればテロリストなどかわいいものだ」という12thなりの正義が描かれていたがカットされてしまったので、目玉までえぐっておいてみねねはいいのかよ!というツッコミの余地が残ってしまった。また逃亡日記で逃亡しようと動き出したら来須に捕まる未来が予知されててどうしようもなく…(先週の12thが展開したじゃんけん理論)という流れも、逃亡開始前にもう捕まってしまうという流れに変更。

来須刑事は先週動かしたスプリンクラーの修理を終えてみねねをあっさり確保していたが、爆弾を持って12thがそっちへ向かった「どうせろくでもないことに使ってくるぞ」と雪輝に報告。雪輝の眼前ではカラーレンジャーと化した5人の12thがそれぞれ名乗り、「ゴ!トウェルブス!」ドカ〜ン!!という背後の特攻用に爆弾を使うという本当にろくでもないことに使っていた。シュールなギャグシーンだったがテンポ感がありすぎて、雪輝の「本当にろくでもない」もテンションが低かったのが残念。もっと叫び気味に突っ込んでほしかった。また原作だとスイッチ係の12thがご丁寧に正座して爆弾スイッチを押しているのがツボだったのにそこも普通に中腰姿勢にされてしまっていた…。

12thに死亡フラグが立ったので椿を道連れに正義をまっとうして死ぬと宣言する12th。時限爆弾を飲み込んでおり自爆しようとするが雪輝が逃げないので時間のない12thは突撃を開始してしまう。盲目で聴力だけがいい12thの特性を生かして投げたふりをした方向と逆方向に石を投げた由乃は1人だけ音のした方向を見ている12thを斧で殺害。12th退場。思っていたよりも無駄に声がかっこよかったので何だか早々の退場が惜しかった。

直後に椿が裏切り、2人を殺すと宣言。信者全員が結局敵となる。椿は両親が死亡後に教団の性の慰み者にされており世界を恨んでいた。調子に乗って雪輝にキスをして挑発した椿だが由乃がブチ切れて斧を振り回し椿の右手がぶった切られてしまう。だが体力の限界が来た由乃は倒れて捕まってしまい、由乃の最後の力で雪輝だけが逃亡。

椿は由乃をレイプするように指示をして雪輝に出てくるように迫り(原作では少し服が破れる程度だったが無駄に下着全開に…)、雪輝は椿が無くした手毬を発見してこれを利用して椿の日記にダーツを突き刺すことに成功。巻物にダーツ一撃で破壊判定って…明らかにちょっと破れました程度なんだけど破ってもダメってことなのか。まあこの世界では普通の携帯もダーツ一撃で破壊されるから(1話参照)そんなに不公平でも無いか。右手が無かったためガードが出来なかった椿はあえなく消滅。その頃何故かみねねは来須とメルアド交換して釈放されていた。

先週に比べるとかなり駆け足だった。由乃の石投げもあのテンポだと台詞による意図説明が省略されていたので分かりにくかったし、椿にとって大事な母の形見だった手毬が戻ってくるのが遅いと泣き叫びながら消滅した原作から呆然としたまま消滅に変更になっていたりとちょくちょく変更があった印象。


11月9日(水)

ZARD ALBUM BOX発売決定

これまでのビーイングの歴史を見てもベスト盤の乱発はあるが、何故か全シングルが入ったコンプリート盤がほとんど存在しなかったり(一部シングルが必ず抜ける)、ベストごとにリマスターはするのにオリジナルアルバムのリマスター発売を一切やらないなど特定の傾向があった。

そこがついに破られてのアルバム再発である。

http://wezard.net/20th/release.html#re05

BOXセットで、11枚のオリジナルアルバムに加えて、レア音源DISCも付属。ここにはアレンジ違いのタイアップ先バージョンなどが入っておりついに来た!といえる内容。まあ「promised you」のタイアップ時にかかっていた明石昌夫バージョン(曲自体がストックだったと言われているのでたぶんその時のバージョン)が無いとか「息もできない」の中華一番バージョンが無いとか(中華一番サントラに入ってた)、「時間の翼」の原曲バージョンのフルは無いのかとか、結局網羅されてはおらず余地を残した形ではあるが、コナンVerの「運命のルーレット廻して」が聞けるのはかなり楽しみだ。

これとシングルコレクションで一気にほとんどの曲がいい音で聞けることになるが、「ZARD BLENDU」に入っていた「クリスマスタイム」ZARDバージョンや「永遠」特典の「君の瞳に恋してる」カバー、BOXの方にだけ入っていた「約束のない恋」とかなど一部の曲だけ完全に取り残されてしまうことに。厳密には「永遠」のショートとか、「永遠の」ピアノイントロバージョンとかもあるけど。いずれにせよこれは買いだ。

26800円÷12=2233.3333…と何か再発のまとめ売りの割には1枚単価があんまり安くなってなくね?とか、12枚全部が30cmLPサイズ、三方背BOXサイズ:天地317mm × 左右315mm × 55mmってスペースとりまくりじゃね?とか色々あるが買いだ。

それにしても「時間の翼」だけがネットショップでも新品唯一品切れとなっていたが公式に今回しっかりと「そして現在生産中止となっている『時間の翼』」と明言された。やはり未完成な状態で世に出さざるを得なかったためこのアルバムだけ廃盤だったんだろうか。


11月6日(日)

チャット

サイト最古コンテンツに近いチャット。JetCHATなる高機能チャットは02年時点で他の追随を許さないくらいの勢いがあった。ただ初期に頻繁に開催されたチャットはほぼカーネルら、現実世界を半径10メートル〜数百メートル進めば会えるじゃん…という当時の友人たちがチャットという未知なる世界が新鮮で楽しかっただけの場であり、特に5周年の時期辺りまでは開催しても廃れまくりだった。

なので対談に利用しながらも最後のチャットは08年(朱雀調べ)。しかも昨年にはJetCHAT夜逃げ疑惑が浮上。メンテナンスを放置して更新が止まってしまいそのまま使用不能になったかと思われた。だがその後謎の復活を遂げて、現在も変な内部データ情報が表示されているものの使用可能な状態が半年以上続いている(カスタマイズは出来ず新規登録も不可能。メンバー登録機能も絶賛文字化け中)

そんな中で朱雀さんの呼びかけで開催された今回の久々チャット。こちらでは告知しなかったにもかかわらず(元々「勝手に告知して勝手に使ってもらってかまわない」というルール)、史上最多となる最大16名が参加。ついったーの力か…。

JetCHATはもともと一部屋で10人以上が話すという想定の設計にはなっておらず、30人を越える利用者がいらっしゃる場合、機能が破綻します。ご了承ください。

などという注意事項も発見されたが機能破綻とはいったい何が起きるのかも気になる。挨拶だけで画面が埋まるという眺めは壮観であった。何にせよ眠い中気づけば5時間くらい経過していてそれなりに盛り上がったみたいなので、定期チャット復活というのもいいのかもしれないと思った。参加してくれた皆様ありがとうございました!


11月2日(水)

ここ最近の2011秋ドラ Vol.5

「南極大陸」「家政婦のミタ」を筆頭に今期は高めの視聴率で始まった。ここ最近だと10%前後で終わりそうな作品も次々と高めの数字を出し、かといっていくつかの作品はいつも通り。話題作があると何か違うのかなと思って、改めて視聴率サイトで過去の視聴率を眺めてみたけど、突発的に大ヒットした今回のミタのような作品や最初から話題の続編作品、毎回煽るため自動的に最大話題作になるブランドキムタクドラマがあるからといって特に変わった傾向は確認できず。最近あまり視聴率見てなかったが、初回は高く出てもブランドキムタクでも神通力が通じなくなっている事の方がよく分かった。今回はたまたま好評な作品が多いというだけなのだろう。なお元々夏のドラマは低視聴率というのは言われているし、実際に過去の平均視聴率を見ればその通りである。夏枯れの後に秋を見ると高く思えるというのもあるのかもしれない。

 

専業主婦探偵〜私はシャドウ 2話
武文(藤木直人)を取り戻すために探偵になると宣言し、探偵にしてくれと迫る芹菜(深田恭子)の押されて仕方なく陣内(桐谷健太)は助手にすることに。早速失踪した息子(司法試験8回落ち)を探してくれという依頼があり、芹菜の人柄もあり依頼人の母の信頼を勝ち取るなど地味に活躍。

偶然が偶然を呼び、さらに武文を狙って暗躍する千早(石田ゆり子)の行動も重なって8回落ち息子を探している間に出張に行ったはずの千早&武文を見かけてしまう芹菜。2人を見失うも8回落ち息子を発見し尾行を開始するが、運転では右折できないため、そのまま直進して失敗。

この失敗に怒られるシーンはカットされ、この人探しの件は完全放置されたまま、千早&武文の行動を追いかけるべく陣内に頼み込んでホテル従業員として部屋に潜入するという超展開に。すっかり芹菜の顔を見なくなって顔を忘れたのか、変装した芹菜に全く気付かない武文。顔はまだしもあの甘ったるい声で気付けよ!既に普段声も耳に入っていないのだろうか…。

ダメだこりゃ…と退散しようとしたところ本物の従業員が入ってきてしまい「あなた誰?」とヤバいことになるが、「私服ですが何か?」力押しして従業員を退散させてしまった。会話すら苦手とか言っていたのに1話で替え玉を頼んで度胸だけは相当ついたらしく、そういえば今回は聞き込みも普通に行っていた。

仕事が入って去っていった武文を追いかける千早。既に仕事が無くなっているにも関わらず出張だと呼び出し、まずそれが無くなったとして遊びに連れまわし、会合だとホテルに入って今日じゃなかったと言いだし、酒を飲もうと誘うというパワハラを展開するなどかなりの策士である。迷言「紙切れより心で繋がっていたいわ♪」が飛び出したが、じゃあさっさともう1枚紙切れ用意して離婚すればいいじゃないか…。車で追いかける芹菜と陣内だったが、またしても右折できず、呆れた陣内は歩いて帰ってしまった。

その頃武文に追いついた千早だったが、夫の新山(遠藤憲一)が別角度から出てきたので武文に振りかけていた手を振る方向を微調整し、そのまま新山の元へ走っていきさも迎えに来た風に装うという機転を見せる。なんて女だ…。

また武文は今回も泰介(小日向文世)とピンポン対決しながら状況を報告。千早が迫ってきているのは新山を潰して返り咲きを企んでいるっぽい泰介としては都合がいいらしく、そのまま進めるように命令。だが娘の芹菜を泣かすマネはしたくないとも言っており、武文としては本気で浮気できる状況ではなさそうだ。

芹菜は家にも帰れず彷徨っていたが、そこにすっかり放置されていた8回落ち息子と遭遇。昼間芹菜と遭遇した時お守りを落としたらしく探すのを手伝うことになるが、芹菜は依頼内容をペラペラしゃべってしまう。8回落ち息子は自らのダメさ加減を語りだし、芹菜も同様にダメ加減を語りだす。究極ネガティブな傷のなめ合いが始まるが、お互いに心情を語り合ったことでそれではいけないと自らに言い聞かせるように8回落ち青年を励ました芹菜は再び前向きに。

翌日、武文を駅に送る際についに右折を達成した芹菜。武文も笑顔でお礼を言ってくれて喜んでいたが、まさか右折ごときでこんなに感動的な話になるとはビックリだ。免許取り立ての頃、右折嫌だったしなぁ…(遠い目)。

そして陣内の元には依頼人が息子が戻ってきた、助手の人(芹菜)が励ましてくれたおかげだとお礼を言われていた。仕事放置していたのにいつの間にか凄い勢いで解決していた芹菜に驚く陣内。

そして芹菜は清掃員として会社に潜入。千早の部長ルーム周辺のガラスに「パワハラ、ダメ、絶対」チラシを張りまくるという目立ちすぎる工作を開始するのだった。替え玉頼めたら今回度胸が凄くなったので、今回右折を覚えたから次回は…?何にせよ回を追うごとに着実に進化していくっぽいので楽しみである。

 

私が恋愛できない理由 3話
長谷川(田中圭)がはっきりしないのと親の強制でお見合いをしていたひかり(倉科カナ)。その話は長谷川には伝わらず、恵美(香里奈)が目撃したのみ。恵美のハッパで同僚たちに交際&結婚宣言をした長谷川にひかりも満足げ。相変わらず恵美が物凄くブルーな表情になってるんだけど誰か気づいてあげてください

咲(吉高由里子)は次の面接進出が嬉しすぎて実家帰省&拓海(萩原聖人)に報告。実家には出版社で働いていると嘘をついたままながら受かった気で有頂天。拓海を連れ出して楽しいところに連れて行かせるが何故かそこは卓球場だった。咲の感性が分からない。卓球に燃える2人というシュールな光景が広がる。だがラストではあっさりお祈りメールが来て惨敗。さらに拓海が結婚していると聞いてWショックで奈落の底に沈み、さっさと携帯メモリーもリセットして終了。

恵美が自宅に連れ帰った事で美鈴(稲森いずみ)は初めて真子(大島優子)とも対面。咲とも顔合わせだけしていたが、一応タイトルバックでは4人出てるんだしもっと4人のシーンも増えるのだろうか。

真子は重い女を卒業しようとあれこれ雑誌を読んで研究を開始するが木崎(中村竜)の様子に変化なし。代わりに平岡祐太が親しげに話しかけてくるようになったが、上の空という謎の光景が広がる。価値観が違いすぎる遊び人おっさんよりさわやかな弁当男子平岡祐太の方が1000倍似合ってると思う。キャラ的にもドラマの絵的にも。

だが節穴でございますか木崎一直線の真子は、妹に木崎を寝取られるという超展開に合ってショック(シーンとしてホテルにいるシーンがあったものの実際に真子が見たのはタクシーで送ってもらってきたところ)。この妹もまた遊び人&ダメ人間として描かれているけど、真面目そうなフリして10歳以上若い子を次々と引っかけるとかもう落ちないと思われた木崎のイメージがさらに大幅ダウン。また平岡祐太が友情出演になっているので、来週の「処女じゃなくなりました」をAKBに言わせたいためだけの出演という可能性も…?

一方で仕事の合間に寂しくカップルだらけの現場を散歩していた恵美。仕事変わってあげた田村(勝村政信)も残酷なことを…そこに同じく手持ち無沙汰な小柳友が登場。即座に恵美に好意を抱いたっぽく新たな相手役となる模様。

 

謎解きはディナーのあとで 3話
クリーンな政治家がパン一で殺される事件が発生。風祭(椎名桔平)の寒い茶番が済み、一部始終を話した後に夕食の席で影山(櫻井翔)が麗子(北川景子)に言った。「やはりしばらくの間引っ込んでおいてもらえますか?」台詞パターンが毎回違うらしい

政治家=国家的陰謀という最近流行っている何でもかんでも陰謀論を提唱していた風祭や麗子だったが実際は単なる恋愛のもつれだった。清廉潔白かと思われたこの政治家、余裕で二股をかけており、バレた途端に土下座して謝ったがその際にシークレットシューズで身長をごまかしていた事が発覚。女性がそれをバカにしたらつかみかかってきて今にも殺されかねない勢いだったので灰皿で反撃したら死んじゃったというものだった。これ判定微妙じゃね?明らかに政治家の方が殺す勢いで首絞めてきてるんだけど?

今回も麗子と影山が確認の為に犯人女性の家に行って真相を突き付けると犯人が崩れ落ち、後の処理は任せる電話をして風祭らが引き継ぐ。風祭はお嬢様スタイルの麗子を「マイハニー」などと呼んでいたのでやはり影山に何か感じるものがあるのではなく、麗子が麗子だと気づかずに惚れているだけらしい。

 

HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜 4話
今回は警察ではなく個人が懸賞金をかけている老人の焼死事件の真相を追う事に。老人の貯金が全く無くなっていたので放火を疑う黎(米倉涼子)たち。しかし権藤(谷原章介)によれば警察がしっかり捜査した上で事件性なしだった事件だから無駄なんじゃないかと忠告する。

普通のドラマだと警察無能でした真犯人はお前だ!となるところだが、このドラマはそんなに警察が無能ではない。今回はちゃんと和美(堀内敬子)、純(桐谷美玲)、真知子(戸田恵子)と全員で調べていくと老人は知人の為に参加した婚活パーティーで詐欺女に出逢い、周囲の反対を押し切ってメロメロになり、父の借金で…と騙されて全財産巻き上げられたと発覚。この時点で詐欺女が殺人を犯す必要が無く、警察の捜査がやっぱり正しかったという斜め上のオチになり、2週連続賞金獲得失敗という無駄に現実的な展開になってしまった。

だが、老人の日記にあった「これで君が救えるなら」という言葉に違和感を感じた黎。詐欺女に賞金既にかかっていない直接対決を挑む。例によって妹への文句と個人的エピソードへの怒りを語りだし、聞いていた詐欺女と純にはワケが分からなくなる中で、「君の父親が」ではなく「君が」とわざわざ言ったという事は老人は詐欺に気づいていて全財産をあげることで詐欺女が詐欺を終了するように願っていたということだと指摘。いや味をしめて繰り返すだけだろ!実際既に繰り返してるし!殴ろうとした黎を止めるために出番のない権藤がいきなり登場して阻止すると詐欺女はそのまま動揺して逃走。今回は事件ではないのでそのまま終了となった。

というわけで2連続でハント失敗。毎回殺人犯相手にどうするのかと思っていたら、失敗して別の話にしてしまう…という手法があったか…。

 

未来日記 4話
由乃の家に隠してあった謎の死体?を目撃した雪輝は戦慄。来須刑事に相談しようとするが、由乃は雪輝日記を持っており実質監視されているような状況下ではその前に殺されそうで言い出すことが出来ない。翌日、来須刑事の捜査日記に9thみねねが御目方教という宗教団体に捕まったと表示され確認の為に出向くことに。

対峙した御目方教の巫女の春日野椿は信者の日記を記した巻物の千里眼日記を見せ、DEAD ENDフラグが立ってしまったのでDEAD ENDを2度回避した雪輝の力を借りたいと頼んでくる。ひとまず一晩だけそばに居ることになったが、椿は由乃が危険だと雪輝に吹聴。雪輝日記でそれを察した由乃はリアルに「殺すわよ?」と殺意に燃え始める。

そして信者が突如殺し合いを始めるなど暴走。催眠術で操られているらしくどんどんヤバくなる状況に由乃は椿を放っておいて帰ろうと提案するが、雪輝は「くるってるんだよお前は!」と言い放ち椿を助けようとする。本格的に椿を消そうとする由乃の殺気を感じた雪輝。だがそこに雪輝へのDEAD ENDフラグが立ってしまいそれどころではなくなる。熟慮の末に死んだフリをする催眠術で死体が死んでない状況を見破った由乃は突如として先ほどの殺し合いで死んだフリをしていた信者たちを斧で殺害し始める。「私を選んで生き延びるか、6thを選んで死ぬか」という選択を迫る狂気の由乃で次回へ続く。

その頃捕えられたみねねは自称正義の味方の12thの強烈な変身シーンを目の当たりにして驚愕。さらに12thは「正義とは勝つこと」という信念で勝手に6thを悪とみなして教団を滅ぼすために催眠術で信者を操っていたことも発覚。12thは目が見えないので変身後の姿がどう見てもショッカーみたいな悪の組織の雑魚集団になっていることには気づいていないらしい。

今回もほぼ原作通りだが、みねねを拷問したのは先週の描写通りに12th1人だけのようで原作で目の状態について「教団の治療のおかげです」となっていた台詞から「教団の」が削除。みねねも目をえぐって1stの情報を引き出しやがってと12thに対してのみ恨みを抱いていた

また死体が死んでないフリをしたことに気付いた由乃がいきなり斧で惨殺を開始する際には原作では「ちょろいっ!!」と馬鹿笑いをしながら楽しげに殺し始めて、こいつマジ狂ったのか?と思わせる感じになっていたが「ちょろい」も削除。この削除に対しての批判が多いようだけど、由乃が狂ってるシーンはこの後もまだまだたくさんあるので個人的には無きゃ無いでさほど問題ないと思う。


11月1日(火)

TOMOKA緊急引退

ZONEのTOMOKAがいきなり引退を発表。

http://www.runtime.co.jp/runtime_info.php?info_id=19

理由:体調不良

Twitterでは

http://twitter.com/#!/ZONE_10years/status/128807039303561216

http://twitter.com/#!/ZONE_10years/status/129042872027717632

と体調不良を明かしつつも前向きだったのが10月26日。そこからわずか5日で休止どころか引退になってしまった。あまりに情報が無さすぎて確定的なことは何も無く、とりあえず体調回復を祈るくらいしかなく、衝撃以前に何が起きたのか分からない

@活動できない程に悪い病状
A実は結婚妊娠
B精神面での体調不良

@がそのままそうなんだろうけど、むしろ妙に痩せ細っていたMAIKOの方が体調不良なんじゃないかと心配していた。出来ればAの方がハッピーエンドだ。また体調不良が9月からと言われているんだけど、とにかくTOMOKAだけ先行きが何も発表されていなかった。今までもこれからも。Bは体調不良は何も肉体的な疾患だけを示す言葉ではないのでありえなくない。

TOMOKAはデビュー前のZONEメンバーで身長を理由にメンバーから外れ、チュエル'sとしてZONEのすぐ後にメジャーデビューするも企画倒れで1発消滅。以降も事務所に残っており、アトム企画ミニアルバムでは1人でソロ曲を歌うなどその才能は評価されていたものと思われ、TAKAYO脱退を受けてZONEに加入。弾けなかったギターを猛練習で習得した苦労人である。

だがMIZUHO脱退宣言によりZONEがわずか1年で解散。MIZUHO・MAIKO・TOMOKAが高校3年生で、脱退を考えていたMIZUHOは当然進路は考えていただろうけど、卒業してZONE1本を決めており寝耳に水だったTOMOKAは途方に暮れてしまう。とりあえず専門学校に通って資格を取ったと後に語られているが、やはり芸能活動をしたいと事務所復帰したのは08年秋だった。だが音楽活動の気配は無く、地元ローカルCM出演程度しか情報が無く、まあ今回のZONE復活までのMIYU・MAIKOもそうなんだけど一体どうやって生計を立てていたのか疑問になってくるくらいだった。

ZONE復活の勢いに乗せてMIYUはソロ、MAIKOは元々新たにやるつもりで事務所復帰したJack&Queenを事務所レーベルから自主制作盤として発売。なのにTOMOKAだけ何の情報も無かった事務所公式にあるのは模索中の文字というのが何とも頼りなかった。体調不良が9月からなら体調に関係なく仕事が無かったということになってしまう。正直こんな状況が続いていたら俺なら不安すぎて心折れる。復帰してからは3年くらいあったわけだけど結局TOMOKAの音楽活動が全く見られずにこんなことになってしまったのは本当に残念だ。

そして2人になっても年内はZONEをやるのだろうか?MIYUのブログでは続けるとしているが、さすがにステージの立ち位置が物凄く寂しい気がする。

 

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