10周年な日記 BARA
12年5月
5月29日(火)
ここ最近の2012春ドラ Vol.8
カエルの王女さま 7話
市長(岸部一徳)と取材陣の前で合唱コンクールで優勝できなければ解散と吹いてしまった澪(天海祐希)。巧妙にそう仕向ける市長のテンプレラスボスっぷりが相変わらずグッドである。ライバルは目下3連覇中の合併先の市の大合唱団。海外から有名な指導者まで招いているそうなので、澪はかつての恋人で有名になった演出家の石井竜也を頼ることに。わざわざ全員で東京へ行くも、石井竜也は1度断る→澪が待ってる→改めて再会というフラグもへし折り、きっぱり断ってしまう。何か昔恋人だったとか、コンビでやってて2人でやっていくつもりだったのに澪がブロードウェイを選んで、石井はそれをバネに名声を掴んだとか語られたが、クールぶって喋る石井竜也の滑舌が超絶に悪すぎて何を言っているのか聞き取れず…。
哲郎(小泉孝太郎)と玲奈(片瀬那奈)の不倫を知って家出していた忠子(石田ゆり子)を偶然東京で発見した澪は連行。しかし玲奈との兼ね合いもあり、シャンソンズがまとまらないので無理やり、やっていなかったという結婚式を演出して仲直りさせ、玲奈とも続けられることに。こうして哲郎も市長の犬を辞めてシャンソンズを応援すると寝返り宣言。
あとは曲をどうするか…と悩む澪は石井竜也が送りつけてきた白紙の譜面とTVでインタビューに答える様子を見て「オリジナル曲しか無い」と超発想をぶちかまし、一希(玉山鉄二)に丸投げ。任せるのはいいとしてもなるべく早く一希にだけは伝えておけよ…。
都市伝説の女 7話
真夜中に座敷童を見た月子(長澤まさみ)は導かれるままに向かうと、強盗に押し入られたという家庭へ到着。殴打された母が病院送りになり、娘と娘の友人とおばあちゃんは男が逃げたと証言。娘の友人のストーカーが捜査線上に上がるが却下、やがて離婚した父が捜査線上に浮上するが、ルー大柴だった。さすがにルーが犯人では締りが無い。いつ日英チャンポンし出すかも分からない。ルー犯人は無いだろう。そんな中で今回は座敷童が大活躍で警視庁に出現し、悪戯をしまくる。特に丹内(竹中直人)の相棒である柴山(平山浩行)は気に入られたらしくバッチリ見えてしまい思い悩み月子に相談。勝浦(溝端淳平)は見えていなかったが、いずれにせよこれまでのような都市伝説匂わせではなく、完全に座敷童出現、月子以外も見えちゃったということで、全員集めて座敷童を呼ぶ儀式を敢行。
これにより娘が犯人と判明。といっても事故で飲みすぎて暴れていた母を止めようとしていたらビール瓶直撃というものだった。一応傷害事件になるはずだが、特に何も無かったようで家庭は復活。座敷童も元に戻り、一件落着。
そしてちょくちょく出演しているセミレギュラーの宇津井健が次の事件の最重要参考人として浮上したというつなぎで次回へ続く。打ち切りと騒がれているドラマもいくつかある中で、さっぱりそんな噂すら立てられていないが、何かもうあと2回で終わりらしい…。
クローバー 7話
気絶しているハヤト(賀来賢人)とトモキ(三浦貴大)を助けに赤井(青柳翔)が登場。1対2の状況ながらパパイヤ鈴木のヤングバージョンみたいな奴だけを集中攻撃した赤井はパパイヤもどきを撃破。「べ、ベジータ…た、助けてくれ…」状態になったパパイヤもどきに守谷は「動けないサイヤ人など必要なもう用済みだ」とベジータ様みたいな事を言い出してトドメを刺してしまう。吐血したパパイヤもどきは「なんじゃこりゃぁぁぁぁ」と今度は古い刑事ドラマの殉職シーンのモノマネみたいなものをやり始めたと思ったら、敗走。意外と元気じゃねぇか…。パパイヤもどきへの攻撃に集中していたので守谷の攻撃は普通に喰らいまくっており、パパイヤもどきもけっこう強かったのでこの時点で赤井はフラフラ。一撃でやられてしまうが、ハヤトが復活。防御無視で交互に殴り合いが続いた末に、本気のハヤトのライダーパンチみたいな大ジャンプパンチが直撃し、ついに守谷撃破。
その後はようやくユイ(有村架純)の件が進展。トモキがユイとレイナが同一人物だと気づくが、ユイに無視されてしまいどうしようもできず苛立つ中で、レイナとしてハヤトに暴力義兄を倒してもらおうとする。だが元ボクサーな上に、ユイの母もいる手前不意打ちの強力な一撃であっさり気絶。次回へ続く!
未来日記-ANOTHER:WORLD- 6話
由乃(剛力彩芽)によってベッドに括り付けられてしまった新太(岡田将生)。視聴者も謎に思っている事を質問するが全てスルーされる。そこに携帯から飛び出したCGデウスが1話以来の登場。残り3人殺し合わないと全員が死ぬよ!とゲーム再開を強制的に宣言。しかも由乃が新太を殺すと未来日記に表示される。そんなことはしないという由乃に信用するフリをして抱きつかせ、拘束を解かせると逆に由乃を拘束して新太は逃走。原作と違って由乃の戦闘力が一般人レベルで良かったな!入れ違いで新太を探してやってきた類(本郷奏多)は誰かが閉じ込められていると思われる地下倉庫の扉を開けてしまうが、新太が電話があったので確認せずにその場を去ってしまう。そこから這い出てきた人物はネイルしか映らず。
春奈(福田麻由子)が待ち伏せしており、新太に由乃とどっちを選ぶか決めろと迫るが新太は拒否。だったら私が神になる!と春奈がスタンガンを片手に襲い掛かる。阻止しようとした類がスタンガンを喰らってしまう…まではいいのだが、胸の高さくらいまで柵があるような歩道橋から何故か類はそのまま転落。さらに日記所有者のような消え方で消えてしまう。類は所有者が無かったはずなのに新太と春奈のDEAD ENDがこれで消滅し、呆然とする新太、春奈、そして視聴者。映像のみで全て投げっぱなし。ちゃんと後で説明するんだろうな…。
新太が由乃の家に戻ると由乃はいなくなっていた。「自宅に来る」と珍しくDEAD END以外に未来日記が仕事したので自宅に戻ると、そこには萩戸(岡田義徳)の同僚刑事が来ており、彼が遺した調査ファイルによれば未来日記による消滅はスマフォ破壊から発生した電磁波によりブラックホールが出現したことによる時空移動だと意味不明の設定フラグが持ち上がる。類もスタンガン喰らう前にそんなことを言っていたが、どうやらこの世界ではブラックホール時空移動説が有力らしい。
その直後、由乃が何者かに襲われ、由乃が家に来るという未来が消滅。新太は心配して探しに行くが春奈に呼び出されて廃墟へ。春奈は自分さえよければいいから自分が神になって都合のいい世界を作る!と宣言。2人にがれきが落ちて死ぬ未来が出ているので、お互い好きなところに座ってがれき直撃した方が負けという形で勝負を開始。しかし新太の優しさに触れた春奈は新太を助けてがれきの下敷きになり、新太は全員生き返らせて最初からやり直す!と原作と同じリセット宣言を行い、春奈の携帯を破壊。
由乃の携帯は新太が持っていたのでさっさとこわせばいいのに由乃の事は好きだからできない…と、春奈が浮かばれなさすぎな最低な事を言い出す主人公。原作と違って1話で助けてもらった以外は守ってもらうどころか、戦闘で足を引っ張っていただけ、集団で和を乱すだけ、疑問総スルーな由乃を好きになるような要素が何ひとつなかった上に、監禁までされたのに何この扱い…。春奈も最後に本当にやれるか心配しながら消えていったが早速これだよ…そりゃ春奈も人間不信になるよ…と思っていたら由乃が登場。
だがこの由乃、新太の事を知らないらしい。地下倉庫から出てきたのはこの由乃のようで、ずっとドラマに出ていた由乃はもう始末されてるっぽいが、このNew由乃、新太に名前を確認するといきなりナイフで特攻。何も分からないまま新太消滅!と超展開に。
ビックリする暇もなく新太は広い部屋で目覚める。そこには椅子に座ったこれまで倒した所有者がオールスターで勢ぞろいしていた。続く!
というわけで謎を振りまくだけ振りまいて超展開を連発しておいて一切の説明なし。原作のループ展開を取り入れているっぽい感じはするが、さらにブラックホールだの時空移動だの原作に無い要素を散々加えまくっているのでちゃんと収拾がつくのかがむしろ不安だ。
私立バカレア高校 7話
沙耶(大場美奈)に付きまとっていたストーカー男が仲間を使って沙耶を拉致する。しかしこのストーカー、隣に美少女というレベルを超越した美少女(島崎遥香)がいるのに目もくれないなんて節穴か?縛られた状態でどうやったのか沙耶が場所をメールで送ってきたので文恵 (島崎遥香)は偶然通りかかった哲也(松村北斗)に相談。2人で戦地へ向かう。ちょうどその日はここのところインネンつけまくってくるライバル高校との決闘の日で達也(森本慎太郎)ら残りの男子生徒と戦争していた。つーか相手高校、散々バカにしてくれておいてことごとく武器持参ってプライド無いのかよ…。素手にこだわるジャニーズ勢は哲也抜きでも圧倒的勢いで相手を沈めていく。その頃、哲也は拉致軍団を1人で蹴散らす勢いだったが沙耶を人質に電気バチバチ棒を突き付けられて動きを封じられボコボコにされてしまう。遅れて駆け付けた文恵が何か非戦闘員ながらも親友の為に貢献するのかと思いきや、見ているだけ。絶体絶命のところでライバル校をあっさり撃破したらしい達也らが到着。あっさり全員沈める最強っぷりを見せる。遅れて悪かったな!とか達也が文恵に言っていたので、少し遅れてくる間に文恵が連絡でもしていたのだろうか。
そして明らかに文恵を意識する哲也。助けてもらって哲也にホレちゃった感じの沙耶。そして哲也とは話しやすいと言いつつも、達也を見る目がニコニコしている文恵。それに気づいてしまい何とも言えない哲也…四角形の恋が一方通行で燃え上がりそうな中、「厳重な管理の基で撮影」の旨を告げる定型テロップが出て、ドラマとして盛り上がっていいものなのか、視聴者が何とも言えない気分になる中で次回へ続く。
鍵のかかった部屋 7話
田舎の村で森迫永依が殺される。初代実写ちびまる子ちゃんがいきなり死体役かよ…。ていうか子役時代に最高にかわいすぎたのもあるけど普通の女の子に成長したんだな。第一発見者の父親が逮捕されてしまう。この家には高校時代に同級生を刺して警察に連行される途中に脱走したっきり失踪したという曰くどころか極悪なすぎる兄(郭智博)がおり、事件前日に目撃されていたので、父親の友人の平田満は郭智博が犯人のはずだ!と確信。家が密室状態だったので表向きは1人で密室事件を解決している事になっている芹沢(佐藤浩市)に相談を持掛ける。
芹沢がやる気ないので長野に旅行に来ていた榎本(大野智)がそのまま残留させられ、純子(戸田恵梨香)が駆けつけて2人で現場検証。
色々あった末に判明した真相は、森迫永依を殺したのは郭智博。郭智博を殺したのは父ということだった。郭智博は極悪人としか言いようのない人物であり、森迫に責められて突き飛ばして誤って殺してしまったが、うろたえるどころか、反省もせず帰宅して驚く父に事故だから仕方ないと言い放ち、残された次女の将来の事もあるし、強盗がやったことにしようぜと提案した挙句に海外逃亡するから隠し財産の金塊を寄越せ!と要求。ブチ切れた父は容赦なく息子である郭を殺害。死体はボットン便所の下に隠していた。しかもその重しに金塊を使用する贅沢っぷり。
暴かれてうなだれる父だったが、郭の事は本当に消えてほしいと思っていたと語り、もっと早く殺しておくべきだった、そうすれば森迫は死なずに済んだし、次女が1人残されることも無かったと泣き崩れる。犯人1が超外道で、犯人2の後悔の仕方がもっと早く殺しておけば(悔し泣き)というネジの飛んだ家庭崩壊回であった。
そして残された次女は私が面倒みるから!と頼もしく告げる平田満。この人元々はいい上司役の定番みたいな役者さんだったが、06年の「白夜行」以降、妙に少女を襲う役を連発していた時期があり(「白夜行」で福田麻由子を売春し、「弁護士のくず」で実の娘を襲い、「イノセント・ラヴ」は見ていないが、やはりそんな役だったらしい)、その印象が強くなってしまったので、いくら穏やかな顔で任せなさいと言われても心配になってしまう。
夏色キセキ 8話
紗季(高垣彩陽)が引っ越す東京の街へ4人だけの修学旅行に行こう!という事になる。紗季の引っ越し先は「病院に勤めている両親」の転勤で東京らしいとしか明かされていなかったが、実は東京は東京でも船で半日の島だったと判明。お父さんDr.コトーになりたかったのかよ!娘が中学2年のタイミングでDr.コトー生活突入とか自分勝手すぎる。いくら昔からの夢でももう2年、高校生になるまで待てなかったんですかね、その夢。というわけでフェリーに乗って島に向かうまでを抜群の背景作画と、何か明らかにバランスが狂いまくりの人物作画で送る。そして島に到着するところで次回へ続くのかと思ったらED曲終了後にまだ少しあって、優香(戸松遥)がいつの間にか着込んでいた水着に速攻なって、速攻海に飛び込み、速攻足が吊って溺れて、速攻新キャラクターの日焼け少女に救出されるという息つく暇もないスピード展開が起こり呆然としたまま次回へ続く。
前回も出番が無かった御石様、ついには街を離れてしまったので2週連続未使用。まだ船酔いを止めるのに御石様の力は効くのか?という会話があったのでかろうじて存在自体は出てきたが、完全に置いてけぼりである。いいのか?
AKB0048 5話
休日のお話なので今回は戦闘シーンはなし。メインメンバーが数名ずつそれぞれの休日を過ごすという展開。その中で、板野友美の話が出てきて、襲名メンバーは顔が似ている必要はないが、ともちんだけは歴代同じ一家が襲名しているという説明がされて、存命の歴代ともちん4名が登場。みんな同じ顔で顔を似せるために旦那も似た顔を選び、ともちんたるもの〜という鉄の条文が存在し(「味覚音痴であるべし」とかいう謎の条文も)、ともちんの遺伝子とともちんの精神を代々受け継いできたという。ギャグアニメだったっけ?
ハイセンスにも程がある設定なんだけど。それもはや自分の人生じゃなさすぎてこの一家が哀れすぎるんだけど。また、別のところでは先代のセンターである前田敦子がライブ中に失踪し、それ以外の歴代のセンターは全員行方不明になっている事が平然と明かされた(そのため現在はセンター制度は廃止)。これ最早ブラック企業ってレベルじゃないぞ!?
というわけで超設定が提示されて大爆笑というこれまでとは180度違う謎展開が逆に面白すぎる回だった。
5月23日(水)
ここ最近の2012春ドラ Vol.7
カエルの王女さま 6話
玲奈(片瀬那奈)は澪(天海祐希)のクビ書類を慌てて持ち去ってしまうが誰にも言わずに黙っていた。その頃、市長(岸部一徳)に不倫疑惑を指摘され、何も情報を聞きだせないなら家から出ていけ!と凄まれた哲郎(小泉孝太郎)は本格的に追い込まれる。哲郎は行くアテが無いと言いながら玲奈の家の前で待ち伏せ。本当にすまなそうに利用していたと明言していて謝罪する(さりげなくもう何もかも失って行き場が無い事をアピール)という捨て身の泣き落とし作戦で情報を引き出すことに成功。よほどうれしかったのか市長は自ら音楽堂に出向いて澪の過去を暴露。総スカンを喰らった澪は街を去ることを決意。どういうわけか音楽堂署名取り壊し運動に署名していた町民も「ブロードウェイだっていうから署名したのに!」とブロードウェイじゃないなら署名を取り消せと押しかける。ここの町民はあれか、タレントが選挙で立候補したら演説も聞かずに投票しまくるアホばかりか。
というわけでここから澪が徒歩で街を去るまでの長い旅が始まる。当初ヒッチハイクを目論んでいた澪だが失敗。一希(玉山鉄二)と遭遇してから去っていったことで一希がメンバーに澪が去った事を伝える。今回のテーマとして選ばれていたメッセージソングで澪が選んだ斉藤和義の「歌うたいのバラッド」の澪ソロバージョンを聞いて胸に訴えかえるものを感じるメンバー。この場にいなかったメンバーも電話でそれを聞いて澪に戻ってきてほしいと思い全員集合。この間澪はまだ延々と歩いている。
忠子(石田ゆり子)が選曲したドリカムの「何度でも」を澪に聞かせてない!これが私たちの思いだ!言っても戻ってきそうにないから歌には歌で説得だ!ということで、いつもの練習スタジオを丸いカーテンで覆い、中央にマイクを置くという凝ったステージで、レコーディング→CD化。玲奈が市の放送室をジャックして市内放送でその曲をかける。この間澪はまだまだ延々と歩いている。
さすがにこれだけの時間があれば徒歩とはいえとっくに街にいないと思われた澪だったが何故かプチ登山と洒落込んでおり、街の展望台にいた。展望台にも市のスピーカーが通っており、メンバーの歌を聞いた澪は涙する。それでも去ろうとして下山していったが、隣町との境のところでメンバーが待ち伏せしていた。いやぁ本当広いなこの街…。復帰が決まる。
隠していたものがなくなり、吹っ切れて署名活動に精を出す澪。澪どころかシャンソンズ全員を罪人扱いしていた町人たちは何故か再び署名に応じるのだった。そしてこの件で完全に哲郎に失望した玲奈は最後の別れの電話をするが、既に勘付いていた忠子が哲郎の電話を奪取して話を聞いてしまった。市長の犬として綱渡り人生を送る哲郎に明日はあるのか!?
都市伝説の女 6話
1話完結なので前回呪われたままの勝浦(溝端淳平)は元通りに。今回はTV局を舞台にして東京タワーとスカイツリーにまつわる都市伝説。いきなり神保悟志がフラフラで深夜の局内に現れ死亡。神保悟志レベルの役者がいきなり退場って…と思ったら、相当な女たらしだったらしく妻の遠藤久美子を差し置いて他にも2人と付き合っており、「真夜中に東京タワーの灯りが消えるのを一緒に見つめたカップルは、永遠の幸せを得られる」という都市伝説を実行していた!ということで回想シーンでけっこうな出番が。犯人は弟の長谷川朝晴で、遠藤久美子にずっと惚れていたのを気づかれて離婚しないのはお前に渡しくないからだ!と告げられてプッツンしたのだった。死ぬシーンがまるで呪い殺されたように誰もいないところで絶命していたのは、弟相手だしまさか本気だとは思わず殴られた直後は大したことないと思って仕事に戻ったけど脳挫傷を起こして死んだとかいう無駄にリアルなオチだった。月子(長澤まさみ)の空回りっぷりも今回はイマイチ。久々にエンクミを見たけど若い頃はハスキーでカワイイ声だったのにすっかり落ち着いた声になっていて見た目も激変。まだ34歳くらいだと思うけど随分変わっていて驚いた。またTV局が舞台だったので、収録に来たという設定で主題歌を歌っている木村カエラが出演して、月子と勝浦と握手するというTHE CD発売週な一幕も。
クローバー 6話
華咲工業の守谷一派5人を1人ずつ倒すことにするがトモキ(三浦貴大)は非戦闘員で情報収集担当なので人数合わせと称して1番弱そうな奴を全員で囲んで瞬殺。残り4人をそれぞれが1対1で倒すことになる。キックボクサー相手に気合で勝利するケンジ(鈴之助)、幹部一卑怯にして真田の仇でもある相手に卑怯な手を使われながらも駆けつけた真田の助けも借りて撃破した菊地だったが、赤井(青柳翔)が相手するはずだった守谷がいない。守谷はハヤト(賀来賢人)の元にやってきており2対1となっていた。ただでさえ当初予定していた正体不明とされるパパイヤ鈴木のヤングバージョンみたいな奴と互角程度だったのに勝ち目無くハヤトは一方的にやられてしまう。ていうか回想シーンでは過去に守谷にケンカを売った赤井が先手必勝で撃ったのに反撃の一撃で瞬殺されるなんてシーンもあり、その強さはフリーザ様状態(超サイヤ人登場前)である。こんなのどうやって倒すんだ…。トモキが駆け付けて善戦するのかと思ったら敵2人を押しのけてハヤトに呼びかけまくるのみ。パパイヤもどきに引きはがされても食らいつくトモキ。ハヤトが善戦すらできなかった相手に対してこれはこれで凄い気がするが2人まとめて始末しようと守谷が振りかかったところで次回へ続く。
未来日記-ANOTHER:WORLD- 5話
木部(佐野史郎)により萩戸(岡田義徳)が消され、木部のDEAD ENDが無くなったと思ったら速攻復活。焦る木部は新太(岡田将生)、由乃(剛力彩芽)を捕えるように部下に指示。部下達は全員未来日記を所持していた。類 (本郷奏多)は倫子(中村ゆり)をを助けに行くが居場所を教えたのは春奈(福田麻由子)で、春奈も未来日記所有者と判明。なんかやたら長文で小説風な日記だったが…。由乃は何故か木部がデウスでないことを知っていた。わざと捕まって木部に会いにいき、木部が日記を増殖させていたことを確認。所有者全員の日記を覗き見るだけでなく、原作における8thのサーバー増殖日記機能まで持っていやがったとはチートにも程がある。これにより所有者7人のうちの1人と思われた新太の父親は7人にカウントされていなかったということになり、由乃は最後の1人がやはり春奈だったのかと確信。由乃に何か決定的な事実を突き付けられた木部はあっさり自害して退場してしまう。
こうして新太、由乃、春奈だけが残りの所有者となるが新太を巡って火花が散りまくっており、春奈の挙動に類が不安になる一方で、由乃は新太を監禁するという原作要素を盛り込んだところで次回へ続く。
最終的には新太の取り合い展開か?謎を全部持越しされてしまったので今回だけでは何が何だかさっぱり。超サイヤ的にチートだったことしか判明しなかった木部はこれで負けるとかワケが分からん。
私立バカレア高校 6話
哲也(松村北斗)の父親は過労で交通事故を起こし刑務所行きになって母親はそれが原因で病んで死んでしまっていた。父親が犯罪者というのを中学時代のクラスメイトにバカにされた哲也はキレて殴るが、テンプレートな母親が登場し退学させろと迫る。大した怪我でもないのに大げさな包帯を巻いているこの悪口青年、よく見たら先日まで田中れいな(モーニング娘。)の召使いをやっていた桜田通じゃないか。日テレ深夜に好かれているのだろうか。達也(森本慎太郎)と愉快な仲間たちが桜田を探し出して土下座して許してくれるように頼むが意外と容赦ない桜田。しかし島崎遥香までもが言葉の暴力はいいのか!と強く抗議したのでさすがにいたたまれなくなって逃走。AKBサイドはちょっと強気なぱるる、ちょっと恋の予感なぱるる、などぱるるしか出ていない感じだった。
カワイイからオールオッケーである。
鍵のかかった部屋 6話
このドラマ、メインキャストが榎本(大野智)、純子(戸田恵梨香)、芹沢(佐藤浩市)の3人しかいないが、実は4番手として事務所の秘書でスピンオフドラマでは主演というまるで「ラッキーセブン」の茅野ちゃんポジションな里奈 (能年玲奈)がいてこの人が実は劇団をやっていてその劇団で殺人事件が発生するという形でドラマ本編でもピックアップされた。舞台の上手側には誰もいなく、舞台自体が道をふさいでいるため密室殺人ということになる。しかし劇団の脚本兼パフォーマーとしてV6坂本が出てきた途端にもう他に誰かいる?状態。他の人が疑われたりしていたが案の定V6坂本が犯人。ロボットダンスみたいな技術を生かして超スロースピードでセットのハリボテと一緒にじりじり移動したという映像にするとかなり滑稽なトリックだった。例によって時間があまり無いので動機説明は足早。ゴーストを使っていた事で脅されていたので殺したということだったが、被害者が超嫌な性格で「推理モノで真っ先に殺される人」のテンプレート通り。
それにしても今回どうにも奇妙な感じがしてしょうがなかったのだが原因は人が死んだのに劇団が平常運転過ぎた事である。まずもって死体を発見した時点で全員そろってざわざわしているだけで「いいから警察呼んだほうがいいんじゃない?」などと呑気に誰かが言っているだけで純子が到着するまで誰も対処しないという薄情っぷりに始まり、仲間が殺された上に、仲間内に犯人がいると警察に公式に疑われているにも関わらず、何事も無かったかのように一時活動休止もせずに練習を通常営業で行う始末。とても人が死んだ後とは思えなくて何とも奇妙な劇団だった。
夏色キセキ 7話
子供の頃に出たのど自慢大会に再び出ることになるが豪雨に。雨を止めるために御石様発動かと思いきや凛子(豊崎愛生)の母がテルテル坊主を提案。一瞬で雨が止み、変形EDで曲を披露、あっさり優勝!とまるで打ち切り最終回のようなスピーディーな展開。わりと初期からのど自慢大会の事は言っていたのでクライマックスへの伏線だと思ってたらまああっさり…。
AKB0048 4話
77期研究生として合格した7人に75期研究生2名が合流。75期は残った2人以外はみんな辞めてしまい2年間も研究生のままという不遇を味わっていた。矢神久美が演じている楚方と石田晴香が演じている75期研究生の彼方が姉妹だと発覚しつつ、75期と77期が仲良くなったところで次回へ続く。これにてAKB48、SKE48、NMB48のメンバーから選ばれた9人全員が揃ったことになるようだ。
5月15日(火)
ここ最近の2012春ドラ Vol.6
カエルの王女さま 5話
TV出演効果で街の人々の間では少しずつ変化が生まれていた。早速TVを見たまひる(大島優子)の大学の文化祭実行委員会からももクロが盲腸でドタキャンしたので代役で出てくれという依頼が来る。何故にももクロ?そろそろゴリ押しとか韓国ばりに叩かれてもおかしくないくらいあちこち出没してきているけど不思議と何も言われないももクロのポジションは地味においしい気がしてきた。大学生を悩殺するセクシーダンスをテーマに掲げて必死にセクシーな練習をする一行。唯一まともに踊れる玲奈(片瀬那奈)がセンターに抜擢される。またこれまでせいぜいなよなよしている程度だった忍(千葉雄大)は何故かおネェっぽいキャラになってしまった。慕っている程度に見えた一希(玉山鉄二)に対しても明らかにlikeじゃなくてloveっぽい感じに…いったいどうした?
玲奈は哲郎(小泉孝太郎)に気に入られたい一心で澪(天海祐希)に取り入り過去を探ろうとするが成果が得られない。市長(岸部一徳)が哲郎の不倫疑惑を密かに疑うもそれよりも澪の情報収集優先で黙認する中で、哲郎も哲郎でその気はないと宣言し、最後には澪の情報が知りたいだけだからしつこい!と一喝するなど男としては最低な行動に。
一方で
AKB多忙就活でいなかったまひるが戻ってきて試しに踊らせたところ、明らかにキャラと違いすぎる普段の大島優子ばりな元気なダンスを披露。そのキレキレっぷりにセンターが交代となり、玲奈はふてくされる。哲郎の件もあり、闇に落ちた玲奈は衣装を切り裂き、Twitterでももクロファンが怒っているという偽情報を流して大学側にステージ中止を要請させるという破壊工作を敢行。当日にステージ中止を聞いた一行が落ち込む中で1人さっさとあきらめた玲奈に何かを察した澪。出て行った玲奈を追いかけて犯行を暴き、説教。そもそも犯人のくせに何で今日ノコノコ来ていたんだ?という謎が残るが、その後犯行はみんなの前では明かされず、南(福原美穂)だけは「てめーがやったのか!」と問い詰めようとしていたが無視。澪はステージはここ(いつもの練習場)だ!と言ってPerfumeの「Dream Fighter」を大胆アレンジしてみんなで披露。なんと玲奈は一言も謝罪…どころか自分の犯行を明かさないままにニコニコと復帰してしまうのだった。最低すぎる!
一希は使いどころが無いので最後にさりげなくダンスに参加した程度。しかもまひるセンターと言っていたのに「Dream Fighter」では澪がちゃっかりセンターに陣取っており、まひるはせいぜい玲奈と並んで立っている程度で1度も真ん中に来ることは無かった。しかもセクシーダンスとか言ってたのがいつの間にか普通のダンスになってるし。
その頃、ラスボス市長は合併先の市長に怒られていた。向こうの市としてはごみ処理を全部引き受けてもらう以外に合併のメリットが無く、シャンソンズが盛り上がるのは構わないという姿勢。この合併先市長の孫が大学の文化祭実行委員会だったのでステージを中止にされて号泣。そのため怒っていたのだった。「私のせいでは…」と言い訳する市長だったが、先日会った時に「シャンソンズは自滅する爆弾を抱えています(ニヤリ)」とか言ってしまっていた。玲奈という爆弾が爆発したわけなので予言通りなわけで説得力なし。「ブロードウェイめぇぇぇぇぇ!」とブチ切れる。むしろ直接の原因は身内(市役所職員の玲奈)だよ。
改心したのか何なのか分からない玲奈が澪がブロードウェイをクビどころか代役で1回コーラスやっただけだという文面を見つけてしまったところで次回へ続く。
また澪が寝泊まりしていた飲み屋の主人の桜(濱田マリ)は冒頭で前回のシャンソンズのステージで目覚めてしまい「ジャマイカトライアスロンに挑戦する」と意味不明な事を言い残して旅立ってしまうという謎の降板劇をぶちかました。確かに澪の友人役としては関係性が若干微妙でいなくても話に問題が無いキャラではあったけど…。
都市伝説の女 5話
あまり一般に内部が知られていない国会を舞台に都市伝説殺人が展開。国会の地下には官邸へ通じる秘密地下トンネルがある!ということでそこを利用しての殺人というやりたい放題の展開に。今回は極秘に捜査しなくてはいけないということで副総監の命令で月子(長澤まさみ)と部下扱いにされた丹内(竹中直人)のコンビで捜査。例によって殺人は呪いではなくしっかり犯人がいるもので月子が辿った道筋に都市伝説はカケラも無かった。だが序盤で遺体を運びに来た勝浦(溝端淳平)は見事に冥界からのメロディーが聞こえてしまい呪いにかかり、身動きがとれなくなり病院送りに。さらに冥メロ(冥界からのメロディー)の幻聴に悩まされ、病室にまで亡霊が出現するなど1人で貞子3D状態に。最後には退院してきたが今度は別の冥メロの幻聴が聞こえるといい、別の霊に取りつかれるなど呪われたまま次回へ続く。
クローバー 5話
華咲工業で3年の守谷に逆らっていた1年生の菊池と真田は連日のように襲撃されて疲弊。ついには真田が病院送りにされてしまう。バイクを預けていた菊地は1人復讐の為に乗り込むのでバイクを預かってくれと赤井(青柳翔)の元を訪れる。新しく買った釣竿を自慢しまくっていたハヤト(賀来賢人)だったが、襲撃してきた守谷一派に破壊されてしまい、宣戦布告。赤井の店にも石が投げ込まれたので赤井も戦闘を決意。ケンジ(鈴之助)、トモキ(三浦貴大)も巻き込んで5人VS守谷一派との戦争が始まる!ということで盛り上がってきたが、ユイ(有村架純)の家庭でのもめ事はこれが終わらないと進展しないようで出番も少な目。
未来日記-ANOTHER:WORLD- 4話
冒頭の前回のあらすじによればDEAD ENDを回避するには他の所有者の日記破壊しか方法が無いらしい。所有者の1人で刑事の萩戸(岡田義徳)は知り合いの倫子(中村ゆり)を拉致されてしまい、黒幕は未来日記の事を知っていたスマフォ開発会社社長の木部(佐野史郎)だと推測する。倫子は全く背景が不明のままだったが今回一気にDV相談で警察に来て萩戸と仲良くなるも依存気味の性格が災いしてダメ彼氏から離れられず、ついには無理心中を図られ、彼だけ突き落とすも自分は死ねなかったとかなんとか一挙判明。記憶喪失ということで入院していたが記憶は戻っていて萩戸も知らないフリをしていた(守りたいので)。萩戸にもDEAD ENDが表示され、一気に直接対決をするため会社に乗り込むことに。
何も知らされていない新太(岡田将生)、由乃(剛力彩芽)、類 (本郷奏多)、春奈(福田麻由子)も乗り込むが、倫子を人質に脅された萩戸は4人を銃殺。…したと見せかけて気絶させただけだったが、木部の日記は所有者全員の未来日記をのぞき見できるチートな日記だったのでバレバレであっさり殺られてしまう。木部はデウスではなく、むしろ自分の上に立っているデウスの存在を許せないのでデウスを倒すために所有者全員を片付けようとしていたのだった。何故か木部にもDEAD ENDが出ており、予定では萩戸と同じ時間に死ぬことになっていた。これは木部が萩戸の携帯を破壊したのでルール適用で回避されたようだ。
原作ではデウスと一緒に未来日記を開発してゲームを考案した11thの日記の能力が木部に適用されていたわけだが、今回の様子からするとデウスの事はよく分かっていらっしゃらない様子。つーか7人って言ってたからもう木部と主人公2人しか残ってない。ぶっちゃけ原作と違って新太も由乃の日記も相当情報量が少ないので、原作と違ってのぞき見されたところでそこまで深刻に劣勢な状態にはなりそうにない。
私立バカレア高校 5話
これまで背景だったAKB光宗薫が突如ブラックモードになり自殺をほのめかし、同じく目立ってなかったジャニーズサイドの京本大我がそれに気づき気にかける。2人が失踪してしまったのでAKBジャニーズ両サイドは前回以上に協力体制で行方を追い、事態は解決。さすがに今回は島崎遥香・大場美奈以外のAKBサイドも行方を探すシーンに登場していたが、相変わらず金魚のフン状態。島田晴香なんかは本人がけっこううるさいキャラクターだと聞いているが生かす気は全く無いのだろうか…。光宗薫の苦悩とは親が何でもかんでも決めてしまい自由が無く、学校で居場所を見つけた気になっていたが結婚相手も就職先も決められたので絶望したというもので、「どうせ心配してくれる友人なんていない」とか語っていたら島崎遥香がひっぱたいて抱きついてきて…という正直とってつけな内容で深みは全く無かった。
鍵のかかった部屋 5話
新井浩文は結婚を控えていて新居を購入したが震度4の地震で新築の家が亀裂だらけ、歪みまくり、傾きまくってしまった。手抜き工事ということで新井浩文と施工会社が揉めて、施工会社社長が自ら補修工事をすることになるが、社長が部屋で死んでいるのが見つかる。部屋のドアにカギはかかっていなかったが、歪みまくっていたので外から開けることができず密室だった。事故死と思われたが、榎本(大野智)、純子(戸田恵梨香)、芹沢(佐藤浩市)の調査の結果、終始ヘビーローテンションで犯人としては存在感地味すぎなキャラだった新井浩文が犯人と発覚。婚約者の関めぐみは元々新井浩文の友人と付き合っていたが失恋。慰めてくれた新井浩文と勢いで結婚を決めたはいいが、段々心が揺らぎ、震度4程度でボッロボロになった家を見てこれが私たちの未来だ…と決定打になったとかなんとか。マリッジブルーの延長どころか、とんでもないネガティブ思考。
何はともかく結婚一直線だった新井浩文はそんな暗黒モードな関めぐみの様子にマジで結婚ダメになったと絶望。しかし施工会社社長はそんなことまでは知った事か、とにかく補修してやるから金は返さんと強硬な態度。挙句の果てには新井浩文の人格を否定してだからフラれたんだみたいな事まで言ってしまい、ヘビーローテンションな新井浩文も穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって超サイヤ化。電話をしていたのが体育倉庫だったのでそこにあったピッチングマシーンとテニスボールを見てトリックを瞬時に思いつくという、超サイヤ状態でしか成し得ないキレッキレの超頭脳でトリックを即考案。この超スピードは某漫画の某犯罪プロデュース(笑)集団も真っ青だろう。
まず社長のスキをついてラリアットのような形で押し倒し、頭を強打させて殺害。転んで死んだことにしなきゃいけないとはいえ、傭兵でも何でもないいち数学教師が文字通り己の腕1本のみで犯行に及ぶとはなんてチャレンジャー…。一撃で倒していたが…まあ社長受け身とかでき無さそうだったのでいいとしよう…。密室を作るために通気口からピッチングマシーンでドアに向かってテニスボールを超連発してドアをどんどん押しまくって歪んだ部分に無理やりはめこんで密室を完成させた。部屋は傾いているのでボールはあらかじめ部屋にビニールを張っておけば自然と一か所に集まり、別の通気口から掃除機で全部吸い出して回収。張っていたビニールも引きずり出して回収したという。
ヘビーローテンションで穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって超サイヤ化し、一瞬でこんな奇想天外なトリックを思いついた新井浩文に乾杯。
今回過去最高に動機説明に時間を費やしていた。特に新井浩文が衝動的な怒りで「こいつ殺そ…」モードに切り替わる様子とか、そのまま犯行を思い付いたとか堕ちた瞬間を丁寧描写。今までの事件では最初から極悪非道な犯人ということもあって動機総スルーか、純子辺りが推測するだけで終わっていた事をしっかり本人が語ったというのはこのドラマにしては新鮮だった。それにしても新井浩文って20代前半の頃は割と好青年な印象があったんだけど(映画「天国の本屋〜恋火」とか)いつの間にか随分渋くなってたなぁ…。
夏色キセキ 6話
テニスの練習試合が迫る中で3日間両親が不在なので家事もやらなくてはならず、多忙な夏海(寿美菜子)。心配した優香(戸松遥)が提案して凛子(豊崎愛生)と紗季(高垣彩陽)と共に御石様に願ったのは夏海を増やす事だった。というわけで夏海が2人になるという超展開。家事宿題担当とテニス担当で分業を図る夏海だったが、勝つために意地になりすぎてテニス担当が当日の試合でボッロボロに。一方で家事宿題担当が紗季からいいアドバイスをもらっていた。紗季も試合する方の夏海にアドバイスしろよ…という気が果てしなくするものの、直後に2人が融合。双方の記憶と経験が融合しバージョンアップした夏海は善戦。試合はそこまでの大差が響いて敗北するという現実的なオチがついたものの、紗季とのラストコンビでいい思い出を作ることができたのだったという感じでいい感じの締めに。
AKB0048 3話
研究生候補はセレクション審査へ向けての練習をすることになるが、それは「AKB0048のゲリラライブで最終曲「Beginner」まで歌わせること」すなわち敵襲があったら防げという護衛任務だった。というわけで歌ではなく戦闘訓練を受ける一行。一体何をしにきたのかと主役勢の7人でさえ揺れる中でその他の候補生たちはもう既にやる気がほとんどない始末。お約束のように敵襲があり、出撃した候補生たちだったが数が多すぎてほとんどが瞬殺されてしまい、辺り一帯は戦場の最前線、地獄絵図と化す。その中で主役勢7人は互いを思いやったり、勇敢に戦い続けるなど善戦。実はシュミレーションだった事が発覚し、この7人だけが合格するのだった。銃がペイント弾だったのはいいけど、その前に爆発で吹き飛ばされていた脱落者たちはマジで吹っ飛んでいてシュミレーションに見えなかったんだけど大丈夫か。
5月13日(日)
プチオフ
昨年末に風邪のコラボinさいたま(なんだそれ)でお会いしたカーシーさんがPerfume武道館ライブにやってくるということで、九段下付近で会う事に。10時集合という久々に学生時代のMorning Toilet Battleを思い出させるような時間帯&学生時代とほぼ同じ電車経路(九段下だと通学経路の先)だったため、無事に辿りつけるか、各駅のトイレの場所は覚えているか、場所は変わっていないか不安だったが、何事もなく多少ローテンションながらも辿り着くことに成功した。
リスト係さん、ヨンセンさんといった初顔合わせの面々も含めて喫茶店で音楽トークを展開。言い忘れていたが喫茶店どころか普段コーヒー飲まないので(コーヒー牛乳のみ)、喫茶店の勝手がさっぱり分からない。確か学生時代に先生に連れられて2回行った事があるがそれくらいである。何だかよく分からないカタカナが並んでいたがどれが何なのかさっぱり分からない。居酒屋でも使える必殺技のオレンジジュースコールを使うという手もあったが、けっこう涼しい気温だったし、この時間帯で冷たいのに手を出すと、何が起きるか分からない。かといってココアはう〜ん…って感じだがそれ以外のカタカナは区別がつかない。そういえば前飲んだ時は先生に「どれが1番甘いっすかね?」と直球に聞いたらカフェラテ辺りがいいんじゃない?とか言われてカフェラテにしたな。1番安いし!ということでカフェラテっぽい名前の奴を選択。飲んでみたら何だかあの頃の味がしたので間違ってはいなかったようだ。またこの手の物を飲むと何故か満腹になるという作用が発動したものの、暴走には至らず無事だった。
で、なんだっけ。音楽トーク自体は別に書くような話ではなく、それぞれのサイトの話とかなんとかとりとめもない感じで進行した。その後はカーシーさんと武道館の前まで行ったがこの時点で開場の1時間くらい前なのに既に凄い人数の人がいた。
この時点でDEEN武道館の開場直前よりも人が溢れている。やはり4daysもやれるアーティストは桁が違う。駅から武道館までの道にはチケット譲ってくださいボードを抱えた難民がズラリ。これだけいると仮に譲るにしてもどうやって選べばいいのか困る勢い。ダフ屋さんたちも「もう手持ち無くなっちまったよ!」と苦笑い、早急に「余ったチケット買いますよ〜」に切り替わっている始末。ていうかよく考えたら今年もDEENの武道館公演があったならこの日(5月2週の土曜)だったと気づいて少しセンチメンタルになったのであった…。
5月8日(火)
ここ最近の2012春ドラ Vol.5
都市伝説の女 4話
おっさんが山中で首つり死体で発見される。おっさんは元教師で教え子の女子生徒を殺害した疑いがかけられていた。そのおっさんの同僚としてデビッド伊東が登場した途端に全てが判明してしまったが、話は月子(長澤まさみ)が天狗のせいだ!と言い出してそういう方向で盛り上がる。やがて殺された女子高生が援助交際をやっていたと判明。おっさんは教師としてとてつもない人格者で殺された女子高生とその友人を熱く説得。女子高生が殺された際ももう1人のその後の人生を考慮して自分が疑われても一切公言せずに生徒を守り、真犯人を探していたという。
安定の犯人デビッドは援助交際をやっており、バラすぞ!と脅して襲い掛かろうとする外道で、おっさんに助けを求めようとする女子高生に焦って殺害。おっさんについに犯行を暴かれたのでおっさんを殺害。さらにおっさんの息子を殺そうとするが、山の天狗が起こした風に邪魔されて失敗。
元々子供の頃に天狗の神隠しにあったと言っていただけあって今回は今までにも増して天狗天狗言う月子がイタタタタ…になってしまっていたせいか、天狗の笑い声を入れたり、天狗が風を起こしてデビッドの動きを封じたり、天狗のシルエットが登場したりとこれまでの都市伝説よりも明確に存在を匂わせていた。
クローバー 4話
前回登場した華咲工業の2名だったが、ハヤト(賀来賢人)とケンジ(鈴之助)にあっさり敗北してしまった上に、実はボス的存在の3年生に逆らっていて孤立している1年生だったと判明。強そうに登場した割には真の強敵、華咲工業のヘッドである守谷へのカマセだったらしい。ユイ(有村架純)の変装バージョンレイナもまた暗躍して華咲工業を操ってハヤトと対決させようとするが失敗。ハヤトが救出する。また赤井(青柳翔)の店で華咲工業の2名がバイク修理してそこにハヤトも出入りしているので、守谷の部下たちはこいつら一気に叩き潰すと野望に燃える。
ユイの家庭も複雑そうなことが判明。なんか再婚相手の息子がラリった奴で母に暴力三昧。ユイが強い奴を探して助けを求めているのはこの辺が関係しているのか。
未来日記-ANOTHER:WORLD- 3話
由乃(剛力彩芽)の豪邸に来た新太(岡田将生)。由乃の両親は亡くなっているらしく1人暮らしらしい。そこに新太が通り魔を倒すという予知が表示される。また殺された父のビデオレターが発見され、そこにはスマフォ開発中に未来が表示されるようになったという父の説明が収録されていた。元々は妻が強盗に殺されると予知されたので妻じゃなくなればいいという超発想で緊急離婚。これにより妻の死亡する未来を変えることができたので、未来は変えられるんだ!と力強いメッセージを残す父。だが直後に新たな予知が出たらしく「何故だ!」といったところでビデオが終了。その後は1話の展開通りで新太の死を予知してしまい身を挺して助けに来たという事らしい。1話では姿を隠していた通り魔は何のひねりも無く怪しげに動き回っていた平岡祐太と判明。今度は素顔で登場し、由乃の家にトラップを仕掛けて潜入してくる。当初の予知とは違い、新太にもDEAD END表示がされてしまうが、通り魔もDEAD ENDのまま。
逆転できてないじゃん…。
ということでただのチャラ大学生相手に武器を持っているにも関わらず全く傷1つ負わせることができない通り魔。新太もそれなりに必死とはいえ、通り魔の戦闘力が低すぎるとしか…。しかも今度は私が新太を守る!敵を倒す!と宣言していた由乃は相変わらず使い物にならず。足の怪我が悪化してむしろ足を引っ張ることに。これまた通り魔が由乃は後回しとか言って総スルーしてくれたおかげで無事だったものの、まさかここまで由乃が戦力外とは…。
通り魔は小さい頃から母の厳しい教育を受けて母に従属することで生きてきたが、母は寝たきりの末死亡。死体は寝かせたままでこれは類(本郷奏多)と萩戸(岡田義徳)が自宅で発見。通り魔は由乃も同じように両親に厳しくされていたので同類だと語るが、由乃は一緒にするなと怪我した足で通り魔を蹴り飛ばす。最早「戦闘力5か。ゴミめ!」(by ラディッツ)程度しかなさそうな怪我由乃キックで吹っ飛ばされてしまう通り魔の雑魚っぷりが余計に際立つだけである。
通り魔はデウスの使いだという人に一緒に世界を変えようと言われたからこのゲームに勝つんだ!と叫ぶが、新太に最初からそのつもりならゲームとか必要ねーだろお前騙されてるんだよ!と言われてしまう。直後に日記が書き換わり、騙されていたことが判明したと表示される。残る未来は絶望して死ぬ、用済みで死ぬ…とか不吉なものばかりで万事休す。あっさりあきらめたヘタレ通り魔は新太に携帯を渡して「もういい。殺れ!」と投げやりモードに。
前回の女子高生のこともあるので絶対殺さない!と宣言して、このまま2人が何もしなければ死ぬはずがないから2人で未来を変えてやろーぜ!と提案。だがヘタレ通り魔はブラックモードになっており、自ら携帯を破壊して散ってしまうのだった。
新太はデウスの正体を暴いてこのゲームを止めてやる!と宣言し、由乃にも協力を仰ぐ。あれ?正体も何もデウスはデウスなんじゃないのか?ドラマ版のデウスってマジで普通に人なのか?
何故か帰らずに由乃の家に留まった新太だが夜中に隠し部屋?のような場所から物音を聞いて戦慄。慌てて逃げ出すが由乃が目の前でにこやかに立っていでホラーなところで次回へ続く。
原作の由乃が怖いのはその戦闘力の高さと狂気っぷりで、だからこそ主人公が本気で恐怖する場面が生きるんだけど、ドラマ版は前述のようにほとんど戦闘で役に立ってないので、背後からブッスリとかよほどふいをつかれない限りは新太の力であっさりねじ伏せることが可能である(2話より)。なのでこんな怖そうな演出されてもあんまり怖くない。
私立バカレア高校 4話
オンボロ机を戻してあげたら、選挙で負けたことなどすっかり忘れて騒ぎまくる男子勢。生徒会長の権限で風紀を正すために、ルールを制定。1週間守れたら焼肉弁当(\2000)、1人でもできなかったら上履きを履け、という条件付で男子たちは焼肉弁当の為に乗り込んできたライバル校相手にもケンカせずに立ち去り、教師に挨拶し、廊下を走らず、手を洗う…等頑張る。そんな中、高木雄也が北原里英とデートの為に現場に辿り着く直前に謎の男にぶつかられて転ぶ。去っていく男。落ちているカバン。追いかけてくる警察…ということでひったくり犯にされてしまう高木。北原里英は超眼前で目撃していたのに何も証言してくれなかったのだろうか…。
男子勢は高木の無実を信じて犯人探しを開始、また島崎遥香と大場美奈も学校の名誉を守るために聞き込みをしていたが不良に絡まれてしまい、男子勢に助けられる。こうして島崎大場と男子勢は一時的にタッグを組んでひったくり犯を捜索・確保。残り5日間、焼肉弁当のために燃える男子勢だったが、島崎遥香は自分たちを不良から助けるときに相手を殴ったとしてルールにある「ケンカをしない」に違反したと鬼のような発言をして上履きを履かせるのだった。
学校の名誉を守りたい女子が2人しかいないのもどうかと思うが、超眼前目撃者の北原スルー、助けてもらっておいて鬼のようなケンカ認定…と女子サイドの描き方だけ酷くね?
鍵のかかった部屋 4話
毒グモに刺されて老舗の和菓子屋社長が亡くなる。妻の白石美帆とクモ仲間の松尾諭が登場。松尾は雑誌記者で食品を扱う和菓子屋社長が毒グモを飼っていると知れたらマズイのでそれを知ってクモ購入の仲介料を相当ふんだくっていたとか脅していたという話が出てくる。一方の白石美帆は姑にいびられながらも健気に働いていていい人に見えたが、犯人は白石だった。毒の弱いクモをあらかじめ二酸化炭素で殺害。その皮を毒グモに被せるという荒業で別のクモに見せかけて、社長が無警戒でクモに噛まれるも無害だと思って安心してたら死んじゃったというぶっ飛びトリックが明かされる。クモの皮がそんな着ぐるみみたいになるのかも謎だが、そもそもクモが噛まなかったらどうするつもりだったんだ…。
こうして犯行が暴かれたが、もう残り時間が無く、白石豹変。金目当てで結婚したが離婚されかけたので遺産相続目当てで殺害したけどナニカ?と超高飛車に言い放ちその場にいた全員が凍結する悪人っぷりを見せつけるのだった。2話では動機放置だったのでこれはこれで潔い。
今回は結局密室のままだったので榎本(大野智)は普通に推理。純子(戸田恵梨香)はズボラな自室が登場、やる気無さすぎでいつも帰りたがりまくっていた芹沢(佐藤浩市)が意外と興味津々…など3人がそれぞれ初回の頃とは行動が変わってきているのはわざとだろうか。
夏色キセキ 5話
凛子(豊崎愛生)が風邪ひいて優香(戸松遥)が看病したら今度は優香が風邪ひいて、紗季(高垣彩陽)や夏海(寿美菜子)も1人いないと寂しいね…って話になって最後は4人が揃うという日常的な回。風邪を治すのに御石様を使おうとするがもったいないので辞めてしまったので、5話にして初めて御石様活動せず。凜子は風邪を引くとボーっとして空中浮遊するクジラの幻覚が見えるという何の役にも立たない見える系能力者だったことが判明。それと優香が髪型変えまくると毎回微妙に顔が違って見えるのは、戸松遥本人の印象そのまんまなんだけど狙ってやってるのか?
AKB0048 2話
前回の3人は仲谷、岩田、佐藤で、いなくなっていた1人が渡辺麻友だったようだ。今回は4人が再会し、さらに3人が加わった。宇宙船で会場に向かう途中だったがオーディションの噂を聞いた軍隊が襲撃。そこにAKB0048メンバーが駆け付けて応戦、7人を回収して逃亡、ワープしたところで次回へ続く。どうもこの手の宇宙船バトルというか乗り物を駆使したバトルアクションは苦手だ。普通のアクションとか気功波撃つのは大好きなんだけど、今回3代目まゆゆなんか腕からロケットでマユユロイドだったことが判明。ソロシングルのC/Wが伏線だったとは…。腕が飛んだわけではなく腕の上部が銃口に変形しただけとはいえT.M.Rの「魔弾」を思い出しちゃったぜ…。
5月6日(日)
熊木杏里10th Anniversary Year Concert 光の通り道〜one night road〜
昨年12月の国際フォーラムCのコンサートに行った時に告知された熊木杏里の中では最大級の会場となる渋谷公会堂での10周年ライブ。記念コンサートなら行ってみようということでチケットを確保。あっさり1階席20列付近を確保できてしまった。
この日は天候が最悪で家を出る前に電車チェックしてみるとよりによって使う予定の電車2本だけが人身事故で遅延。家を出ると同時に激しい雷雨がさいたまに襲い掛かり、何とか駅に到着しようかというときには、妙に傘や家の屋根からビシバシと音が。地面を見ると白い粒が道の上を跳ねている。ひょうである。ひょうまで降ってきやがった!
何とか会場に辿り着くと暴風&降ったり止んだりの雨の中で開場時間15分過ぎても放置されっぱ。ガラスの向こうではどう見ても準備万端のチケット係。さすがにこれじゃマズイとなったのかロビーにだけ入場が許可されるが、ホールに入れないどころかロビーだけなのでトイレには行けませんというふざけたアナウンスが流れている。ていうかそもそも開場4時30分で開演5時って30分しか取ってないのにもう5時になるんですけど?というところで一気に開放。そこからは驚くべき速さで、せいぜい予定より10分だか15分遅れた程度でコンサート開始。
冒頭は最新作『光の通り道』と全く同じ。薄い幕がかかった中でピアノ+ボーカルのプロローグを歌った後に「シグナル」へなだれ込んで幕が開いた。早速挨拶のMCをした後は、横にあるソファに座ったり置いてあるマグカップで何か飲んだりしながら過去の楽曲を1曲ごとに曲前朗読を取り入れるという形で物語性を持たせて進行。1stアルバムラストに収録されていたアコースティックナンバーの「心の友〜WiLSON〜」が出てくるとは思わなかったので意外だった。あとは「新しい私になって」「春の風」「君の名前」などたぶん歴史をたどるように1stアルバム〜7thアルバムからそれぞれ1曲ずつ(ミニアルバム除く)という感じで曲前朗読スタイルで進行。
その後はアコースティックコーナーでサポートメンバー横並びのスタイルで2曲やり、盛り上げ系の曲へなだれ込む。前回は確か聞けなかった「モウイチド」が聞けたのが嬉しかった。また本人ピアノで「こと」「長い話」をやったりしつつ、最新アルバムからもチラホラ。コブクロの「桜」をカバーしたというMCをするもんだからてっきり歌う前フリかと思ったら、歌ったのは童謡「ふるさと」のカバーだったのはズッコケた。長野出身なので曲全てが自分のことのようだと語った直後に「うさぎ追いかけたことは無いですけど」と笑いを誘う場面も。そして本編最後はアルバムの実質ラストの「心のまま」で再びしっとり。
アンコールでは弾き語りでデビュー曲「窓絵」を披露。今回これが1番印象的だった。本人も公言しているように今の熊木杏里からは出てこない言葉なんだけど、今の熊木杏里が歌っても響く曲だ。そして注目されるきっかけになった「新しい私になって」で終わりかと思いきやWアンコールもあって最後の最後に「お祝い」を歌って終了。
歌声に関しては年末の時よりもしっかり出ていて安定していた。演奏陣は年末の時からオールとっかえ。アルバムでも多く関わっていたキーボード武部聡志を中心としたギターベースドラムのバンドスタイル。ドラムが鳴っててもボーカルが通っていたので音響は良かったように思う。前回もそうだったが前半はしっとり聞かせる曲が続くのであまりの睡眠を誘うアルファ波にうつらうつらしてしまった。ちょうど顔が判別できるかできないかギリギリの距離だったので、どうやら本人も感無量ではあったようなんだけど、MCのテンション自体は年末のコンサートの時の方が高かったような気がする。ていうか10周年にしてはあっさりしてるなと思ってしまったのは、前回の塩谷哲とトークしたみたいにゲストが来ることも無く全部1人トークだったからというのもあるけど、俺がDEENを知っているからだと思う。DEENってものすごく感謝を示しまくるんだけどその感謝度や感無量度は相当高い。正直他のどのアーティストを見ても淡白に見えてしまうくらいなので最近改めてそう感じている。
セットリストに関しては最新作+過去曲という事でオーソドックスなものだったとは思うが、いくら年末のライブで全曲歌ったからって早速「and...Life」からオールカットはあんまりじゃないか。けっこう好きな曲の多いアルバムだったので残念。「雨が空から離れたら」も無かったし。入る前は雨だったのに終演後は星が出るくらい天気が良くなっていたのでこの曲やってたらもっと良かったのにな。
1.光の通り道 〜prologue〜
2.シグナル
3.私をたどる物語
4.心の友〜WiLSON〜
5.一期一会
6.春の風
7.やっぱり
8.君の名前
9.今日になるから
10「がんばります」
11.羽
12.ふるさと
13.こと(本人ピアノ)
14.長い話(本人ピアノ)
15.君まではあともう少し
16.A day in my life
17.モウイチド
18.ムーンスター
19.Love letter 〜桜〜
20.心のままアンコール
21.窓絵(本人ピアノ)
22.新しい私になってWアンコール
23.お祝い
5月4日(金)
ここ最近の2012春ドラ Vol.4
カエルの王女さま 3話
前回のお祭りが地元新聞に掲載され、浮かれる一同。あんな程度で!と言いながら自らを売り込みにかける澪(天海祐希)。前回はシャンソンズをちゃんと見ていたところが描かれた主人公だったが今回は全部自分のカムバックのためという自分しか見てない言動行動を連発。1話よりもある意味で外道な主人公として君臨した。TV出演の話も舞い込んだので、ロックを提案する澪。ロックならインパクトがあるとのことだったが、南(福原美穂)は元夫とモメるわ、玲奈(片瀬那奈)は実は一方的にアタックしていただけでなく哲郎(小泉孝太郎)と数年前に不倫キメていて復活を目論んでいたが失敗?したらしきことが発覚するわ、忍 (千葉雄大)の工場は合併で潰れることが判明&同僚からイジメられるわ、まひる (大島優子)は東京に就職活動に行ってしまうわとメンバーがそろわず。 主婦勢の忠子(石田ゆり子) 、みぞれ(大島蓉子)、玉子(菊地美香)が必死に頑張るが澪は役不足だとバッサリ。男がほしいと言い放ち、一希(玉山鉄二)に目をつける。
一希は元オペ系ヴィジュアルバンドで地元では圧倒的人気を誇るも、全国区への足掛かりになるTV番組収録の後に解散。以降一希は音楽は捨てていた。解散の原因を探る澪は東京にいるまひるを使って調査させる。
まひるの姉が業界にコネありまくりだったので過去が判明。一希を呼び出した澪は全員の前で残されていたメイキング映像を上映。そこにはプレッシャーでビビって歌えなくなり、収録から逃亡するという無様な姿が映っていた。なんという公開処刑。澪は強い調子で一希を鼓舞すると「カッコ悪くてもこれが私たちのロック魂だ!と叫んでメンバー全員でブルーハーツの「終わらない歌」を熱唱。曲の終盤には背を向けてワナワナしている一希に全員で向かっていって熱唱する始末。もうこれイジメ以外の何物でもないぞ!?
後日、以前澪が捨てて一希に直撃したのでそのまま持っていた靴を返しに来た一希だったが、靴を盗んだ罪と靴を探した無駄な時間を返済するために、シャンソンズのTV出演に仲間として参加しろと脅迫するのだった。
TV出るのにママさんコーラスがロックやれば斬新→お前らじゃ役不足→男が欲しい→THE 公開処刑→後日さらに脅迫して加入を迫る→次回予告TV収録で百恵メドレー!!
なんだこの超脚本。メンバーほとんど揃わなかったのに一体何曲練習したんだよ?というくらい練習のたびに歌っている曲が違うのは、ドラマ的な事情ということにしても話を展開させるための理由づけが超展開連発すぎ。今回だけなら既に今年最強のネタドラマになりかねない勢いだった。
一方で市長(岸部一徳)は澪の過去を探るように哲郎に指示。この哲郎にしても1,2話では単なる市長の犬だったのに今回いきなり不倫キメていたことが発覚したと思ったら、直後には一希の同級生だった事まで発覚するなど新展開が続々判明。メイン以外は空気にしていた1,2話から一転していきなり全員の背景を描き始めたのでとっちらかりまくりだった。
それと澪を調べろと言われた哲郎がネット検索したら澪のフルネームで1件も引っかからないというシーンがさらっとあった。「かつては日本を代表するミュージカルスターとして活躍。ブロードウェイに渡ったものの花開かず、唯一の出演歴はミュージカル『コーラスライン』に代役として登場したことのみ」というのが公式の人物紹介なので日本で検索に1件もかからないってすべては妄想でしたってことなのか?
都市伝説の女 3話
新婦の釈由美子がドッペルゲンガーを見て失踪。以前からもう1人の自分を名乗る人物から嫌がらせメールを受けていたといい、新郎の金子貴俊によれば美容師仲間の黒坂真美が怪しいと言う。月子(長澤まさみ)と勝浦(溝端淳平)はいつものように捜査を開始するが、今回は単なる失踪っぽいので月子がやる気が無く、むしろ勝浦が月子のウェディング姿を見たいというまっすぐな動機でいつものように同じ格好での現場再現をやってみる。すると真実が判明。
金子は美容室の窓越しに見かけた釈由美子に惚れて、お客さんから交際を開始。結婚までこぎつけるが、釈由美子が仕事が忙しくなかなか会えない上に、同僚の黒坂真美相手にピリピリしていて不満が募っていた。そこでおしとやかな同じ顔の女性(釈由美子2役)と出逢い、交際に発展。同じ顔の女性と二股という超サイヤ的な外道野郎だった。
そんな身代わり人生に嫌気がさしていたおしとやか系釈由美子が美容系釈由美子に嫌がらせメールをしていたが、結婚式の日には3人で話し合う事に。しかし美容系釈由美子は本物のドッペルゲンガーを見る程にかなり追い詰められており、おしとやか系釈由美子に襲い掛かる。もみ合っているうちに美容系釈ちゃんにハサミが刺さって絶命。あわてた2人は失踪したことにして池に美容系釈ちゃんを投棄。
尺が余ったのか探していた池から死体が見つからず、実は別の場所の池と地下でつながっていたという形で少し遅れて死体が発見されて2人が御用となった。トドメにおしとやか系釈ちゃんには鼻の下にホクロがあるという違いがあったが金子貴俊は指摘されて初めて気づき、「ちゃんと顔も見てなかったんですね」などとこき下ろされる始末。外道すぎて気が滅入ってきた…。
また美容系釈ちゃんが最後に見たリアルドッペルゲンガーだけでなく、ドッペルゲンガーの写真として最初に登場した背後の釈ちゃんにはホクロが無く、これまたリアルだったことが判明するなど今回もマジ都市伝説を含みつつ終了。最近はネタに走りすぎて気が滅入ることはあるが、動機がリアルに酷過ぎて気が滅入るというのは久々だった。
クローバー 3話
トモキ(三浦貴大)とユイ(有村架純)が誘拐され、犯人の新野(中村織央)の目的は昔負けた赤井(青柳翔)への復讐戦だった。気丈なユイを容赦なくひっぱたく新野。某バカレアのジャニーズ不良たちは女には絶対手を出さないという事務所の厳重な管理ポリシーを持つが、このドラマは唯一のヒロインに容赦ないらしい。赤井とハヤト(賀来賢人)が駆けつけた時にはトモキの工作でユイは逃亡に成功。新野は我々に手を出せば2階にいる部下の1人がトモキを痛めつけるぞ!というどう見ても隙だらけの人質作戦を決行。動けなくなった赤井とハヤトがボコにされる。結局我慢できなくなったハヤトが「少しだけ我慢してくれ!」と速攻で蹴散らし始め、赤井と2人で全員撃破して救出。
その後、変装ユイをユイと気づいてないハヤトが街で出会ったユイに本気で惚れたり(普段のユイとは険悪)、釣りの帰りに絡まれたので瞬殺した相手の高校が次回の敵となったところで次回へ続く。
未来日記-ANOTHER:WORLD- 2話
高圧的に殺し合え!と言い出すデウス。所有者は全部で7人。一応勝者特典も発表され、日記に書いたことが全て本当になる素晴らしい未来がプレゼントされるらしい。由乃(剛力彩芽)はとりあえず所有者は私が倒すと宣言するなど好戦的だったが新太(岡田将生)や、新太、由乃だけでなく知り合いの刑事と女子高生の合計4人にスマフォを渡すよう指示された類(本郷奏多)、類が渡した女子高生はデウスを神ではなく「犯人」扱いして殺し合えとか嘘だよな?とほとんど信じていない始末。だが女子高生、新太が相次いで何者かに拉致され、由乃も駆けつけるが閉じ込められてしまう。早速女子高生を殺そうとする由乃だったが、新太によって縛られてしまい今回まさかの縛られっぱなしで活躍なし。
女子高生はいじめられっ子だったらしく、当初はもういいから携帯壊してくれと自殺願望全開だったが、新太が「絶対壊さない」と宣言して生きることに対して熱い説得すると踏みとどまる。新太には既にDEAD END表示があったが、女子高生にもDEAD END表示がされると態度を一転。「私は生きたいの!」と持っていた弓で新太を襲い、拘束されている由乃を狙う。由乃の抵抗で女子高生のスマフォが転がり込んできたので新太は辞めるように説得するが、応じない。葛藤の末に携帯を破壊せざるを得ず、女子高生は「壊さないって言ったのに!」などと恨み言を言いながら死亡。早くも残り5人になって次回へ続く。
女子高生の心模様が直角ターン決めまくりな上に新太も由乃より女子高生の方に肩入れしてたくせに最後はあっさり由乃を守るために携帯破壊しちゃうとか何とも理解しがたい展開だった。由乃はただの貧弱ストーカーだし…もう5人しか残ってないし意外と話数も少ないのだろうか。
私立バカレア高校 3話
島崎遥香と森本慎太郎が生徒会長をかけて総選挙することに。だが演説当日、少年が大量の不良に絡まれているというお前らカツアゲするにしてもその人数で相手が子供ってさすがにプライド無いのかよ…状態の現場を目撃。森本VS10数人の大喧嘩が始まる。何とか全員倒した森本だったが間に合わずに生徒会長は島崎遥香に決定。一切言い訳をせず、選挙に協力していた仲間も「こいつは意味無いケンカなんかしないからきっと何かあったんだ」と責めることなく仲良く去っていく。「ガッカリだわ」とか言ってた島崎遥香だったが、先ほどの少年が森本の演説原稿を届けに来たので真相を知って意外といいところあるのかなと見直したところで終了。ジャニーズサイドの生徒の1人がデートを申し込んだ相手としてAKB北原里英が登場。だが、応援演説台本作成の為にデートを中断してしまったので出てきてすぐに放置され出番は一瞬。しかし一瞬にも関わらずその台詞量は島崎・大場以外の台詞量を越えていた。
鍵のかかった部屋 3話
女流棋士の相武紗季の恋人とされた棋士のおっさんが殺される。プロ昇格がかかっていてがけっぷちだった相武紗季は後輩の山下リオと組んでコンピューターを使った不正行為を行っており、それに気づいた棋士のおっさんは脅迫。脅迫して恋人にさせていた。嫌になった相武紗季はおっさんを殺害したという話。榎本(大野智)が過去の対局を調べたらあっさりと2人の対局結果がコンピューターと高い確率で一致していることが判明したり、相武紗季が髪を触るという合図で毎回山下リオが退出するというそのうち結局誰かにバレてそうな手口だった…。山下リオはほとんど台詞が無く、共犯として逮捕されたのかすら不明なままで扱いも散々だったのは残念。
カエルの王女さま 4話
公開処刑されて参加を強要された一希だったが、まさかの参加拒否。これによりTVでロックを歌うのはあっさり放棄。作戦変更することになり、百恵メドレーになるという展開に。TV局側の意向で誰か1人をピックアップしたいというので1番出来が悪いまひるをメインに取り上げて自分が目立とうとする最低主人公だったが、一応まひるが出来ると信頼してやっていたことだった。だが散々しごかれた挙句に親バレして就活失敗を引き合いに出されて責められたまひるは脱退。最終的には自分と向き合ったまひるは復帰。その頃一希はようやく封印していたギターの封印を解除。まひると過去の自分を重ねて共感し、忠子に来てくれと頼まれたこともあって収録現場に姿を見せる。忠子の時に見たような展開だが、途中で練習放棄したのにセンターで堂々たるステージを見せるまひる。一希はエレキギターで参戦。いつも伴奏を担当しており、ピアノギタードラムと何でもできる便利屋の藤岡さん(山崎燿)最初から呼ばれてもいねぇ…。不憫すぎるぜ藤岡さん…。
こうしてTV収録は大成功に終わるが、OAでは直後に「だが…これがシャンソンズ最後のステージだったのだ!」なるナレーションが入り、シャンソンズ解散を大々的に宣言。ラスボステンプレート市長の陰謀だった。「ふはははははは!ふぁはははははははははは!」と今時特撮/アニメのラスボスやセルにファイナルフラッシュ当てて上機嫌だったベジータ様でもここまではやらねーよというくらいオーバーな超高笑いをする市長。これは市長の哀れな最後も期待できる。
夏色キセキ 4話
優香(戸松遥)が憧れている先輩は紗季(高垣彩陽)がお気に入りの様子で、うらやましいなぁと思ったら優香と紗季の魂が入れ替わる。元に戻れ!と御石様に願いまくる4人だったが、何故か凛子(豊崎愛生)と夏海(寿美菜子)まで入れ替わってしまい、シャッフル状態に。紗季in優香は先輩とのデートを楽しむが、最後は自分ではないことに少し悲しくもなったりして、監視に来ていた3人が無理やり奪還。無事元に戻るも先輩は半ば置き去りに。先輩に合掌。もう少し話数が進んでから入れ替わりをやった方がいつもとの違いが面白かった気もするが…。それにしても相変わらず何となくなお願いまで叶えてくださるのに解除不能とか御石様の気まぐれっぷりはハンパ無い。1話のI Can Flyも今回の意味のない凛子と夏海の入れ替わりの時も、凜子がポイントになっていたような気もするが…。
AKB0048 1話
芸能禁止の星で暮らす少女たちの元へ宇宙を横断する存在になったAKB0048がゲリラライブにやってきた。選抜メンバーは襲名制度になっており、既に5代目とか13代目とかになっていた。宇宙レベルの法律違反なのでライブ中に軍隊と対決するなどかなりシュールな展開になっていきなり置いて行かれそうになった…。成長した少女たちは新メンバー募集の話を聞いてそれぞれの思いを胸にオーディション会場へと旅立つところで1話は終了。しかし子供時代は4人いたのに1人いなくなってなかったか?どこいった?今回メインで出てきたのは佐藤亜美菜は特徴があったので分かったが残りは仲谷明香と渡辺麻友だったようだ。正直あまり面白そうな世界観じゃないんだけどもう少し様子見してみるか。
5月2日(水)
2012ラストスキー
結局今シーズンもあんまり行けなかったが、気がつけばシーズンも終わるということで恒例の志賀高原へ。今年は雪が多いとされていたが、ここ連日の高温により一気に雪が溶けたのか、昨年に比べると雪は少なかった。
雪の壁、去年より低い初日も2,3本滑る時間はあったが、昨年の反省を踏まえて温存。2日目に全てをかけようと思ったら、2日目まさかの濃霧&雨。毎年必ず晴天の元でさわやかにシーズンを締めていたのに、どこを滑っているかも分からない濃霧。コースアウトしたら帰ってこれないのでコース脇がどこなのかを的確に把握しながら滑る。
当然滑っている物好きも少ない雨なので雪はヘナヘナだし、しかも雨足が一時強まり、びしょ濡れになる始末。しょうがないので休憩所に逃げ込み、巨大なストーブの前でかわかす。モワモワとゆげを出しながらかわかして外に出ると雨は止んでいたが相変わらず酷い濃霧。あんまりおもしろくないので、横手山スキー場から熊の湯スキー場へ歩いて移動。こちらの方が滑り応えのある斜面があるせいか人が多く、濃霧も上の方にかかっている程度。残りの時間をこちらで楽しむ。
しかし雪がシナシナでターンも引っかかりまくり条件の悪いTHE 春スキーという感じでこれなら凍結斜面の方が良かったくらいだったが、下界でサイクリングしてきた両親によると下界では28℃もあったらしいので最早仕方ない。
そんなわけでイマイチスッキリしないままに今シーズンも終了となってしまった。来年こそは!と毎年言っている気がするが、一時は引退も考えたくらいなところ、未だにやれているだけでも良しとして、来シーズンに向けて準備しておきたい。
なお泊まった
THE 昭和な感じでいい感じにオンボロホテルで沢尻エリカがドラマ復帰したというドラマを何気に見ていたがとんでもねぇ内容だった。魔性の女とされた沢尻エリカが若くして亡くなり、未婚で二児の母だった沢尻の相手だと思い込んでいた不倫相手の船越英一郎だったが父親が別にいるのか?と疑って色々と探る展開。判明したのは15歳くらいの頃に船越英一郎とベッドイン。同時に船越の店の従業員の遊助ともベッドイン。さらに母親と住み込んでいた家のスポーツマンともベッドイン。同時に3人と付き合い、同時に3人に妊娠したと告げてお金をふんだくったりなんだりしてたくましく生き抜いていたことが判明。殺されたわけでもなく事故死だったんじゃね?そして結局こんなんじゃ父親誰なのか本人も分かってなかったんじゃね?でもたぶん船越なんじゃね?(by沢尻母)というオチで終了。とりあえず現代だと3人全員未成年に手を出したとして逮捕されてしまい話が成立しないような古き良き(?)時代のトンデモ話だった。復帰作としてはインパクト抜群だったんじゃないだろうか。カワイイ顔してやることとんでもねぇっていうのも何か一般イメージそのまんまだったし。
・1997年対談全10回、100曲終了。
今回編集もお任せして、ゲスト参加的な形だったので(対談をやろうと持ちかけたのはカーシーさんで、年間チャート100曲対談という企画を出したのは俺)、作業量的には楽といえば楽だったが、それでも過去最高の曲数、時間で非常に大変だった。費やした対談時間は気がつけば24時間を越えていた(1回2時間ちょい)。文章量を少な目にしているのは、かなり意図的にやっていたとはいえ、その割にはお互い言葉が出てこない場面が多く、単純にこれまでの他のどの対談と比べても言葉数の割には時間がかかってしまったように思う。
初対談でやる内容にしては難しすぎたな…(苦笑)というのが正直なところである。対談なのに妙に会話になっていない部分が多いのは、長くならないように最低限言っておきたい話題をそれぞれ列挙していたり(同感ではなく「そういう見方もあるのか」という部分がお互いかなりあったのでそのたびに反応していたら単なる同意と違って相当に長くなるのでスルーして次へ行くしかない)、逆に短すぎてすぐ終わらないように引っ張ったりしたからである。初対談なのでお互いが探り探りな部分も多かったので、例えばどっちかが得意な曲の時にどっちかがフォローしまくって進めるというのもうまくやれなかった。完全なるこちらの力不足&言葉が出ない場面も多い上に、今回の対談はとにかく俺のスタンスがブレまくっていて迷惑をおかけしてしまった。
今回限りの企画になると思うけど、わりと好評らしくてそれは嬉しい限りだ。意志を継いでくれる人がいたら続編やってくれるのを期待します。許可不要です。