10周年な日記 MANATSU

12年8月

8月30日(木)

ここ最近の2012夏ドラ Vol.8

マジすか学園3 6話
ケジメをつけるためにオールスターのチーム・マングースの元に乗り込んだパル(島崎遥香)with ピース(木アゆりあ)。2人だけかよと突っ込むマングースメンバーの前に遅れてダース(大場美奈)らハブメンバーも全員登場。ついにドラマ史上最大の戦闘が始まるかと思ったら、今まで監視カメラで見て意味深にふるまっていただけの所長が降臨なさり、戦闘禁止を宣言。最近まともな戦闘すらしてないじゃないか。話の腰を折ってばかりの展開だな…。

またパルはマングースのメンバーのミユ(竹内美宥)の顔に見覚えがあった。殺されたケイタが妹分だと写真で紹介してくれたことがあったのがミユだった。ケイタが死んだことを知らなかったが何らかの情報を明日話すと告げるミユ。だが翌日やってきたパルは背後から一撃をくらって気絶させられてしまう。その瞬間にケイタが殺された時にも背後から気絶させられたことを思い出す。

またハブとマングース以外の囚人が全員消えている事も発覚。目が覚めたパルの前には所長が何かを託したノブナガ(松井珠理奈)が待ち構えていた!

というわけでジュリナガ登場。新聞では早速大場美奈を押しのけて2番手になっていたが登場したのはラストだけだったという。次回は一気に話が動きそうだが、パルとケイタくんの事件の話になるとたくさん登場させた残りのメンバーがほとんど背景に…。大丈夫か?

 

GTO 9話
勅使川原(矢野聖人)と橋本(高知東生)がこれまでの鬼塚(AKIRA)の問題行動を怪文書でマスコミに流したことで大問題に。問題になってもおかしくない林間学校の資金使い込みは確かに言い訳できないが、1話の壁破壊やヤクザ絡みの数件なんてのは当事者しか知らないはずなのに何で彼らがリークできるんだろうか。

自らの教師生命の終焉を悟った鬼塚は、最後に雅(川口春奈)を救おうと奔走。雅に暴走族仲間の不幸な過去を語る集会を開いて慰める。これは原作の麗美を最初に救った時の締めのエピソードだったが、雅には効果が無かった

雅が担任外しを始めたのは、当時の女教師が金の横領を1人の生徒ななこ(谷内里早)に押し付け、当時のクラスメイトはなんだかんだで犯人と断定されたななこをかばうどころか慰めてしまったのでショックを受けたななこは飛び降り自殺してしまったというものだった。この際に発見された遺書には「みんなに信じてほしかった」と書かれていたが、ショックだった雅はそれを「先生に信じてほしかった」に書き換え、担任外しが始まったという。ななこと雅じゃ筆跡が違いすぎていてそんな筆跡でバレバレな工作も自殺でショックを受けていた村井(森本慎太郎)らには見破れなかったようだ。クラスのほぼ全員が鬼塚派になっても頑張っていた雅だったが、前回の件で無事だったとはいえ響いたらしく、その責任を取って自らも自殺しようとする。だが鬼塚やクラスメイト達の熱い説得で雅の心も動かし、2-4は大団円を迎えた!

かに見えたがよく見ると菊池(高田翔)が参加していない。序盤から中立な立場をキープしつつ、理事長(黒木瞳)にだけは激しい怒りを見せていた菊地だったが、ここに来て完全にダーク化。その頃理事長は鬼塚の首を1人でかばおうとしていたが理事会で押されまくっており、覚悟を決めていた鬼塚は乱入して辞表を提出。生徒に挨拶せずに去ってしまったので、菊地は1人暗黒に「見捨てられたんだよ」などと空気乱しまくりな言動を連発。いきなりどうした?

そして空白だった校長の座には原作2部で登場した通称「巨乳校長」の大門(西田尚美)が登場(※ドラマでは巨乳ではありません)鬼塚がいない学園に危機が!といった感じでの最終展開だろうか。

「雅が嘘をついていた」という設定だけ原作をなぞって基本的にはオリジナル展開だった。この雅の嘘は原作でも明らかに途中で設定変更したため辻褄が合わなくなり、コミック化に関して大幅に書き直ししていた(鬼塚が事情を聴きに訪問した際の当時の担任の対応が180度違うものに変更になったのを筆頭にかなりあちこち書き変えていた)。だがやはりそれまでの雅の悪行が酷すぎたので後付感がぬぐいきれないものだった。今回も遺書改竄の下りはどうかという感じではあったけど、当時の担任が酷かったのは確かだったので原作よりは数倍マシだったと思う(原作では担任に勝手にホレていた雅が担任が結婚すると知り自作自演で担任にレイプされたことにするという残念展開で、当初は本当にレイプされた設定だったと思われるが(最初に描かれた回想は完全にそっちを連想させる流れ)その後で常盤愛のエピソードでレイプ展開をやったので繰り返しになってしまうので変えたっぽい)。

しかしドラマ版の鬼塚は熱いようで意外と責任を放棄する姿勢は今回も同じで、黙って辞めて挨拶せずにいなくなってしまった。反塚先生みたいに無理やり引きずられて退場させられながらも最後まで生徒を心配するみたいな熱さはやはり無いのが残念。

そして大門校長がラスボス感醸し出しながら登場してあと2話となると、テッシー大暴走によるテッシーラスボス最終回はほぼ消えたと見ていいだろう。彼の冬月盗撮が裁かれるエピソードを入れる余地が無さそうなんだけどまさか放置ってことは…。


8月29日(水)

サマーオフ会2012〜完全版〜

・今年で3度目となるサマーオフ会が27日に開催された。3人→5人→7人と年々参加者も増加し、今回は柊朱雀さん、ひかりさん、木更津市民さん、リスト係さん、そらまめさん、ポチさんが参加。朱雀さん/ひかりさん両名が3年連続、木更津さんが2年連続、リスト係さんとは春にカーシーさんやヨンセンさんと会った時に1度お会いして以来、そらまめさんとポチさんは初対面だった。

去年と同じ浦和駅集合だったが、この駅、もうかれこれ5,6年前からじわじわとリニューアルを進めており、まず東口駅前の建物が全般的に一新された。オフ会参加者の人たちはでっかいパルコがある姿しか知らないと思うけど、以前は何も無かったのである。そしてホームの位置が上へ移動。これだけでも2本の路線のうち1つずつやっていったので数年かかっていたが、その後は駅の中身も徐々に改装。元々改札を通らないと東口と西口が通じていないという不便な駅だったのがさらに迷路みたいになっていた。昨年までの2年間でも集合場所の西口だけは以前の姿のままだった。それが今年はついに改装の手が入り、改札の位置も景色も違うものになっていた。地元のくせに「いやぁすっかり変わっちゃいましたねぇ。面影無いですよ」などとこいつさいたま在住を詐称しているんじゃないかと疑われそうな事をほざいているうちに、わらわらと6人が集結。6人が

「世界が終るまでは…」を聞きながら向かっているとTwitterでつぶやいていた朱雀さんが20分過ぎても来ない。電車が遅れているというアナウンスがあったので電話してみるとまさかの「赤羽(埼玉県突入の1つ前の駅)ですね。」と呑気な返事が!いつの間にか集合時間の「3」が「4」にすり替わっていたらしい。誰かの罠か、陰謀か!?苦笑する一同。

というわけで先にカラオケルーム入りして、俺は駅でお迎えに。無事に到着して全員集合してからはロングトークが展開。まあ2時間くらいで歌い始めるだろうと思っていたが、そのままダラダラと話し続けて17時30分に。TOKIOのアルバムの宣伝何回見たんだよ!となってきたが、そもそも主催が歌いださないとダメじゃね?この主催者最強にダメじゃね?ということに気づき(おせーよ)、すかさず選曲。

1.KIBOU/TOKIO
3分で終わるという短さと散々アルバムのCMが流れていたのでその宣伝もかねて。宣伝のかいあって、その後そらまめさんがTOKIOのアルバムを買ったらしい。「V6筆頭にジャニーズはキー高すぎてカラオケ無理っすよ」とか直前に言ってたのにいきなりTOKIOを入れたのが意外だったらしく、「そんでTOKIOですか!?」とツッコまれた。いやTOKIOは圧倒的に歌いやすくね?

その後、俺がいた位置から左に朱雀さん→ポチさん→木更津市民さん→リスト係さん→ひかりさんと歌っていったが、残り30分しか無くて1周する前にタイムオーバーになってしまったので1時間延長

2.ホタル/藍坊主
とりあえず最も歌いたかった曲だがキーが高すぎるので1つ下げ。1つ下げでも高音が続く最後のサビの最高音を裏声でごまかすというギリギリ具合。果たして音程は合っていたのだろうか。一応同じ機種でアロカラで採点した時は80数点くらいは出たから大丈夫だと思うけど。これまた朱雀さんがこの曲フルで初めて聞いたけどいいですね!と言っていたり、後にそらまめさんが藍坊主いいですね!ベスト借ります!と言っていたので宣伝効果があったようだ(この曲ベストに入ってないですよと言い忘れた(汗))。

 

3.さかさまワールド/GOING UNDER GROUD
何でこの曲を選んだのかよく分からんけど、とりあえずGOINGで1発で耳に残りそうな曲を歌おうと思ったら浮かんだ。「STAND BY ME」と「ハートビート」はキー高くて後半ヘタるし、「トワイライト」は半そでじゃちょっと寒くなってこないと歌う気がしない(1年目のオフ会で歌ってるぞ)。で、この曲に。なおやはり宣伝効果があったらしく、後に朱雀さんが収録アルバム「おやすみモンスター」を借りたらしい。今回宣伝効果凄いな。あんな歌で大丈夫なのか。まあそれだけ凄い曲なんだろう。

 

最終的には全員3周回せず、そらまめさんで最後に。「GIVE ME FIVE!」をキーいじらずに地声ではなく上で歌える声の高さがうらやま!俺が女性ボーカルで地声ではなく上で歌えるのって最強に調子いい時で「地上の星」(最後半音上げで死ねる)、「Hello,my friend」(最高音が実質無理。3つくらいは下げたい)くらいしかないぜ…。

というわけで昨年のように元図書館跡地のサイゼリアへ。ちなみに図書館は横にあるでっかいパルコの最上階へ移動している。ここで携帯を見るとカーネル・S・マルオ氏から着信が入っている。どうやら来れるらしい。というわけで1時間くらいするとカーネル登場。ハイテンションで一気に話題を持っていく。そして22時台後半くらいに解散。ポチさんは浦和周辺で宿泊するらしく、後でカーネルに聞いたところ一緒にラーメンを食ってから別れたらしい。俺は朱雀さんを北浦和のスーパー銭湯に送り届けて帰宅。なおこのスーパー銭湯は平米騒動の「米」の方が利用した事もあると思われる場所である(たまたま騒動の頃にブログを見たらスパ銭に行ってきた記述と共にここの写真が載っていて地元だったのかよ!と驚愕した)が、この界隈でのスパ銭で唯一温泉ではないという場所でもある。

というわけで非常に楽しい時間を過ごせましてありがとうございました。と言いつつ仕切りが悪かった(ていうか仕切ってな)のでけっこうグダグダになってしまって申し訳ないなという思いもあったりして、10月の10周年オフではもう少しちゃんと仕切りたいなと思います。ていうか30分以内には歌いだそうと思います。10月に参加していただけるみなさんはよろしくお願いします。

 

・翌日はネットラジオ第8回のゲストに柊朱雀さんを招いての収録。都内のNew Studio Colonelに午前中に集合してから昼食挟んで延々20時まで制作。朱雀さんかなり無理させちゃった気がするけど、申し訳ない。もしよかったらまたいつか出てね。

普段は午後15時集合の20時終わりとかが標準なんだけど時間がかかった原因はカーネル'sプリンターが何も印刷してくれないという不具合を起こしたのもあるけど(結局よく分からんうちに直る)、台本がほぼ無かったため。

俺が用意していたのは投稿一覧とコントの台本だけ。あのコントの構想は実は前回にさかのぼる。10周年記念のサイトリニューアルで「Beautiful Dreamer」ではサイトのみでドッキリを仕掛けたので、それを丸パクリしつつ、「情報処理に明日はあるのか!?(裏)」はBDの閉鎖詐欺と違って、本当に閉鎖して別のホームページとしてスタートする方向になっていた。さらに終了宣言をラジオを使ってやりたいということになった。カーネルが用意した台本は山口百恵ネタだったんだけど(台詞は「私カーネルは普通のライダーに戻ります」というもの)、収録日の直前に前田敦子が卒業発表したので、俺が「卒業発表を丸パクリした方がタイムリーでネタが分かりやすくて面白いんじゃね?」と助言し、ファンから苦情が来たらさっさと閉鎖してほとぼりが冷めてからまた再開しようと考えつつ、急遽音源をyoutubeで探して台本を作り直した。

まあバイクで去っていくんだろうなぁとは思っていたけど、帰ってくる経緯やどこに旅立ったかについては俺は全く考えておらず、ほとんどカーネルが1人で創作。どういうわけか宇宙旅行してきて戻ってくるというトンデモ展開になっていた。

前置が長くなったがこのネタが完成した時に、「カーネルが戻ってきた際に時空が歪んで別の世界に帰ってきた」というネタが浮かんだ。この時点で「カーネルの存在が忘れ去られ、MOMAと別の誰かがパーソナリティになってもう何百回もやっている」という構想だった。なのでゲスト回じゃないとダメだということで、かねてから出演したがっていた朱雀さんが滞在していて、カーネルと俺のスケジュールも合致したこの1日!ここしか無かったのである!

この台本は前回のラジオ時点からぼんやり構想していたのでオフ会終了後に書き上げたものだったが、これも現場で色々と手を加えたりテイクを重ねたので時間がかかった。しかも用意したコントは2本しか無かったのに、ラジオのEDでは3本目のコントが展開される。この3本目はほぼ収録が終わり、とりあえず朱雀さんのソロコーナー入れようぜ!と超絶なムチャブリをかまして朱雀さんが四苦八苦(?)している間に、「こっちのコント三段オチにするならやっぱ最後は恐竜登場かね?」というさりげない一言を発したところ、カーネルが閃いたらしくほぼ1人で創作。「降ってきた」時のカーネルの創作能力とそのスピードはすさまじい。

ほとんどカーネル1人でオチをつけるつもりだったが、カーネルを助ける謎の戦士役を作る事になり、俺と朱雀さんが「おいお前大丈夫か?」を録音。俺のは即時却下され無かったことになり、朱雀さんがカーネルの厳しいディレクションの元で散々テイクを取って完成。しかも気がついたら勝手にTo Be Continued!とか加えていた。どうするんだよ、これ!

そして近所でラーメンを食べて帰還する事になったが、時間が押し過ぎて高速道路使わないと危ないんじゃね?という空気に。首都高は迷路のようで、車線を間違えるだけで明後日の方向に向かってしまう。さすがに免許取って9年だし大丈夫だとは思うが、疲れててやらかしたらシャレにならない。うっかり千葉にでも向かってしまい、間に合わなくなり、「…さぁ!いざ!関西までレッツグォォォォォ!(目が笑ってない)」というオチはさすがに厳しい。

カーネルの「だ!延々と左車線にいれば埼玉へ辿りつける!」という言葉を信じていざ首都高。首都高に乗った途端に信じていた左車線が速攻無くなる。何を信じればいいのか見失いそうになったがその後は左車線のまま無事にさいたまへ。こうしてオフ会&ラジオ収録の2日間が終り、朱雀さんは関西へと帰っていったのであった。


8月22日(水)

ここ最近の2012夏ドラ Vol.7

東野圭吾ミステリーズ 7回
シャレードがいっぱい
長澤まさみ主演のドタバタコメディ。別れたばかりの恋人が殺され、この恋人が抱えていた遺産相続をめぐるトラブルに巻き込まれててんやわんやする話。何故かこないだまで付き合っていたのに恋人の顔を思い出せない謎設定。さすがに清純路線貫き通すのもきつくなってきてやたら美脚アピールしている近作の中でもさらに踏み込んで書道にかこつけてエロシーンをやり始める長澤まさみ、20代の頃のカワイイ雰囲気から一転してハイテンションで叫んだり声も変わってて面影皆無な池脇千鶴、20代の頃の超絶なかっこよさが無くなり割と普通にカッコいいおじさんになっていた安藤政信など10年以上前によく見ていた役者が次々と出てきた。そして全てが解決した後でオチとしてようやく思い出せた恋人の正体は妻夫木聡。なんという無駄遣い

 

マジすか学園3 5話
ライバルのチーム・マングースのメンバーが動きだし、メッシ(高橋朱里)とヤギ(永尾まりや)がパル(島崎遥香)を挑発するが、パルは戦う理由が無いのでスルー。そこで影の薄い名無し(川栄李奈)が標的にされ、両親に手紙を書いていて返事をもらっているのが自作自演(両親死んでる)だというネタを使ってパルの大事なペンダントを盗めと脅迫してくる。情報を漏らしたのは借金で困っていた看守で、メッシのPCスキルで借金をチャラにしてもらったのであっさり情報を提供していた。しばらく出てないと思ったら、看守としての立場すら地に落ちたなこの野郎。

だが名無しはノブナガがいないという重要情報をあっさりバラしたどこかの誰かと違って断固拒否。ボコられてしまうが親友のなんてね(木本花音)が駆けつける。意外とカッコよく出てきた上に、常に手に持っていた人形を外してカッコよく「なんてね」とキメたので、パワーアップして奮戦するのかと思ったらヤギ相手にボッコボコにされてズタボロ要員が2人になっただけだった。チーム・ハブのメンバー雑魚ばっかりじゃないか…。パル相手にとりあえず瞬殺にはならかったのが2人しかいない上に、マングースの中では中級レベルに歯が立たないって今までどんだけノブナガ様の恩恵でぬくぬくしていたんだ。

ようやく駆け付けたパルだったが、わざと一撃喰らったメッシはこれで戦う理由が出来たなと不敵に去っていく。

パルはダース(大場美奈)らにけじめをつけてくると語り単身乗り込む事を決意。何故か一緒にピース(木アゆりあ)もくっついていく。いやせっかくまた傷が治ったばかりなのにボコボコにされに行くんですか?ぶっちゃけついてこられてもザコは任せた!にすらならないんじゃね?むしろ人質にとられて不利になるんじゃね?

そしてノブナガらしき人物も顔の一部が登場。こいつは…確実にジュリナガ…。最強の座も主役の座もあっさり持ってかれないか?大丈夫かパル。

 

スプラウト 7話
隼人(ルイス・ジェシー)と付き合うことになった実紅(森川葵)はドラマ始まって以来のウキウキ幸せ気分となり、おめかしした姿も輝きまくり。草平(知念侑李)への未練も完全消滅したかのような幸せオーラを放ち、以前は手を離してしまった隼人の手もしっかりと離さない。一気にお互いを名前で呼び合う仲に。

一方でそれを聞いて安心、祝福するみゆき(小島藤子)と草平だったが、草平の様子がおかしくなる。明らかに動揺しまくりの草平だったが、おめかし実紅に対していつもの方がいい、隼人もそのはずだなどと余計な事を言って、次のデートではいつもの実紅に戻してしまったり(隼人がおめかししてくれるのも嬉しいけどいつも通りの方が落ち着くとコメントしたため、草平ナイスアシストという解釈に)、落ち着かない日々を過ごし、ついには2人のキスシーンを目撃してもしかして実紅の事が好きなのか?と自覚し始めてしまう始末。

みゆきも明らかに隼人に何か思いがあるようだし、4人の中でブレずに一直線なのは隼人だけになってしまった。果たして…。

 

GTO 8話
麗美(本田翼)が金で優秀な精子を買って作られた天才児だったことを暴露した雅(川口春奈)は散々挑発発言を重ねる。「この国からあんたの居場所を亡くしてやる」と宣言した麗美は失踪。雅の部屋からは盗撮カメラが発見され、盗撮映像を公開するサイトのカウントダウンが始まっていた。ドラマ開始以来初めて追い詰められる雅。しかし雅だけ原作よりも非人道的だったし、麗美の迫力も足りないので大変な事になるという切迫感が無い。

麗美は母親も頭脳しか見てないので生きる意味なしとして自殺しようとしていたが、鬼塚(AKIRA)が麗美が飛び降りた事にして病院まで借りて壮大な芝居を打ったところ突如コロッと改心。解決する。そして雅のサイトのカウントダウンが終了するとそこには楽しかった日々の2-4のスライド写真が。麗美は最初から陥れる気はなく、雅にあの頃の思いを取り戻してほしかったという。しかし雅は1年前に親友が自殺したのは自分のせいだとして心を開かずに次回へ続く。

今回は原作の複数の要素を組み合わせずに、麗美の問題と雅の問題をそのまま10倍くらい薄めて再現。なんかかなり盛り上がった話だったのに、随分薄味。生徒側の焦りや、他の教師の改心などがごっそり抜けていたので何かただトレースしただけみたいでイマイチだった。原作だと麗美はザウスの雪の中で凍死しかけるとか、この事件の過程で保身ばかり図っていた内山田が鬼塚に教師として1人の生徒と向き合う事を説教されて目が覚めるとかかなり盛り上がった話だったんだよなぁ…。


8月17日(金)

電気交換

数日前ふとどうにも暗いなぁと感じた。これは心の問題かと思い、前向きな気持ちになるように努めてみたが効果は無く、暗いままである。そもそもそんなんで前向きになれるなら苦労はしないだろう。と、ふと見上げると丸型蛍光灯の1つが消えている。電球が切れるには早いなと思いつつ、交換してみたが消えている。初歩的にスイッチの問題かと思ってカチカチしてみるが消えている。念を送ってみるが消えている。お願いしてみても消えている。

壊 れ た

というわけで春の部屋の壁紙オール交換&防カビ工事&家具一新に続いて電気まで交換することに。もうこの部屋にはCDラックとコンポしか2月以前の名残が無くなってしまった。LEDにでもしようかと思ったが高いので却下し、スタンダードな今までと同じような安いのを購入。何だか前よりも明るくなれた気がする。そんな夏の日。


8月15日(水)

ここ最近の2012夏ドラ Vol.6

マジすか学園3 4話
自称チーム・ハブのトップのダース(大場美奈)はみんながパル(島崎遥香)に傾いていくようで焦っていた。いきなり勝負を挑むがスルーされ、止めてきたピース(木アゆりあ)がボコられてしまう。せっかく2話での傷が治ったばかりなのに速攻でまた腫れ顔に…。

その後も私じゃノブナガになれないのか?いやノブナガになりたいんじゃない!越えてやる!など1人で盛り上がっているダース。そもそもドラマが始まってからダースがやっていたのは常に怖い顔して凄んでいるだけで、仲間も恐れているだけであった。回想シーンではシャバ時代に集団全員をぶっ倒している孤独さを強調するようなシーンがあったが、基本的に慕ってもらいたい感じっぽい。

結局部屋に乗り込んできてまでしつこいダースに勝負に応じたパルだったが、戦う気が無いのでやられる一方。パルがケイタくんから教わった主義はただ殴るだけの痛い拳は握らないということだったが、ダースはまんまそれらしい。さすがにしつこく殴りかかってくるので本気には本気で応戦したパルはダースを圧倒。やはり常日頃怖い顔で凄んでいるだけで実戦から遠ざかっていたのが響いたのだろうか。KOされかかるが、小耳(矢神久美)の応援が嬉しかったのか復活。渾身のライダーパンチ(ジャンプパンチ)を決めるが、パルのダメージは浅く、逆に反撃のジャンプしない普通のパンチが会心の一撃になってKOされてしまう。パルの拳の熱さを称えたダースはお前がトップだ!と笑顔で宣言。

勝手にトップに宣言されて迷惑そうに見えたパルだが、その後は微笑んでいたので案外まんざらでもなさげ。そしてケイタを殺したのは自分ではないと思い出したらしい。

 

スプラウト 6話
実紅(森川葵)の思いにようやく草平(知念侑李)が気付き始めるが、みゆき(小島藤子)は既に危機を察知していて嫉妬して隼人(ルイス・ジェシー)の弟の誕生会に同行せずに怒って逃走。誕生会を抜け出してみゆきの元へ向かおうとする草平に対して実紅はみゆきの性格の欠点を指摘するが、それでも好きだと言い切られてしまい撃沈。それを見ていた隼人の優しさに触れた実紅は…。という感じで必要以上にドロドロせず。このかわいいけどどこかイラッとさせ、女子には嫌われるという通称「うざみゆ」の雰囲気、10年以上前にどこかで見た気がしたが、当時の乙葉にそっくりだと気づいた。

 

GTO 7話
IQ200の麗美(本田翼)を救済する話と、反町版クライマックスの模試エピソードを組み合わせた話。麗美の母親が株取引で儲けていて娘の頭脳にしか興味が無いというのは原作そのままだったが(原作では従業員1人だったのが、3人くらいに増えていた程度)麗美の性格は当初は退屈だの暇つぶしだの連呼してクールぶっていたが、実は誰かに必要としてほしいという1点だけが強調されて原作よりも子供っぽくなっていた。また勉強を冬月(瀧本美織)に教えてもらうという数少ない冬月先生の出番がオールカットされ、麗美が教えることに。

鬼塚(AKIRA)の資質を問う怪文書が発行され、乗り込んできた父兄を説得するために模試で1位を取るという条件を勅使川原(矢野聖人)が提案。やってやるぜ!と燃える鬼塚だが、いきなりカンニングを画策するなどやる気が無い。気まぐれで麗美が教えてくれることになっても、流されるままという感じでまるで気迫を感じられない始末。どうもこの鬼塚は先週の使い込んだ金を用意できなかったところも含めて、原作や反塚先生に比べても責任を放棄しているところがある。そもそもどうしても教師になりたかった原作・反塚と違って成り行きで教師に採用された奴だしなぁ…。

しかし麗美の寂しさを垣間見た鬼塚はお互い本気信じ合おう!とようやくやる気を出す。麗美も必要とされるとあっさりと喜びを隠せなくなるなど随分と純粋な雰囲気。

だが自分を見ない母親に嫌気がさした麗美は仕事場にウイルスを仕込んで、情報を流出させる。大損が出た母親は即逃亡。提携していたヤクザ連中が損失をどうしてくれるんだと麗美に補填を迫る。その日は試験の日だった。「たすけて」メールをもらった鬼塚は麗美を探して走り出す。

この手の展開の相場は補填を迫ればそれはカラダでお支払するというのがお決まりだが、駆け付けた鬼塚の目の前に広がっていたのは、麗美がヤクザの見守る前でPCで株取引をしているシュールな光景だった。このヤクザ意外と紳士だった!麗美から送られた「たすけて」は危機が迫っているという意味ではなく、来てくれるかの実験だったが、ひとまず大丈夫なので模試に行けという麗美に、今のこの現状からのたすけてという意味だと悟った鬼塚は助けてほしいなら叫べ!と説教する。助けてほしいと叫んだ麗美を連れて帰ろうとする鬼塚だったが、いくら紳士なヤクザでも補填が半分しか済んでいないので帰すわけにはいかず、あえなくバトルが勃発。どこの組のモンだ?と聞かれて「2年4組だ!」と答える名場面も炸裂した。

あっさり蹴散らして残り1時間の試験に駆けつけて挑む鬼塚。1時間で全教科解答するが実はヤクザに刺されておりぶっ倒れてしまう。

原作→生徒ではない学生を救助するためにヤクザと対決し、刺されながらも残り1時間で全問解答。
反塚→ラスボス雅を襲う御曹司相手にバトルを繰り広げ、刺される。試験に駆けつけるも1問も回答できずに力尽きる。

と、毎回異なるが今回は原作に近い。しかし立ち上がって麗美と拳を合わせようとしてから倒れたので(座ったままの原作・反塚より高い位置)、答案用紙が血に染まってしまうというニューバージョン。なんとこれにより採点不可となってしまうという呆然展開に。ただ理事長(黒木瞳)が読める部分だけ採点したら全問正解だったとし、さらにここまでして生徒を救った功績を力説したことで他の教師を説得。さらにPTAも説得したらしくクビを回避することに成功した。

なお採点の行方に関しては

原作→菊地が味方なので全国1位確実とされていた菊地が答案を2つ用意。鬼塚の分の答案が1位になるように細工していた(マークシートなので自分のを1つだけ間違えた)。だがそれ以前に理事長が根回しして500点満点に変えさせていた。実際の答案は菊地が持っており、採点したところ菊地が驚愕するが読者には何点だったのか明示されず。
反塚→解答してないので0点。そのままクビになるが、学園乗っ取り大騒動が起きて最終展開へ。

と、これまた点数の行方も毎回違っていたが、今回の血染めからの展開はミラクルだった。これまででは1番うまくまとめたんじゃないだろうか。採点不可能とか言い出した時はどうしようかと思ったけど。

鬼塚になびいた麗美にキレた雅(川口春奈)は、麗美が試験管ベイビーであることを暴露する怪文書を発表。ショックを受けた麗美と雅の激しい消耗戦が幕を開ける。そしてどうやら菊池(高田翔)が恨んでいるのは担任ではなく、理事長らしい。


8月9日(木)

FNSうたの夏まつり

昨年アーティストと共に過去映像を鑑賞するという謎のFNS視聴会が不評を呼んだせいか、今年は年末と同じ生演奏主体の番組へと変わった。TOKIOやV6、KinKi KidsがいないとかいきものがかりはFNSに毎回出てこないとか色々あるが以下Twitterでのコメントを抜粋した雑感。

・ELT持田が楽しそうに歌っているのは最近見た記憶が無かったので新鮮だった。決してよく出ているとは言えない感じではあったけど、苦しそうじゃない、目が虚ろじゃないというのはいいことだ。

・ZONE。MIYUが昨年やっていたパーマウィッグ盛りを止めたので年齢相応の若々しさが戻ってきた。

・T.M.Revolution×浅倉大介というコラボ表記。TRF×小室哲哉というコラボ表記。前者は現役で今も提供しているタッグである上に、西川自身がTMRはプロジェクトと明言している以上は提供者の浅倉大介もプロジェクトの一員でコラボというのは違うのでは?TRFは今は専属ではないとはいえ、Tetsuya Rave Factoryの略だけに違和感が。

・何故か数曲冬の曲が混じっていた。

・1番声がヤバかったのはELTではなく、NOKKO。コラボしていた中川翔子の方が安定していたが、あまりの独特っぷりに歌声がかみ合わなくなっていた。

・渡辺直美が何で2回も出てきてドヤ顔で歌唱してるの?

・SCANDAL、HARUNAが初期に近い黒髪ロングに戻っていた。

・TUBE前田は声質はそのままにキーだけ下がるという最も違和感を感じにくい声の衰え方をしている気がする。

・総白髪&昨年から急にマッチョな雰囲気になった玉置浩二と普段からコワモテのATUSHIのコラボが組長と若頭に見えた。

・コブクロ小渕、Mステに続いて声が出しきれない。休止前の声が出ていないと指摘されていた一連のライブを知らなかったので、むしろここに来て声が出なくなってしまったように思えるほど。復活をアピールするよりも、普通に心配の声ばかり上がりそう。

・浅倉大介と小室哲哉がコラボしてノリノリで2人それぞれキーボード弾いていたがどっちがどの音出しているのか以前に、キーボードからどの音を出しているのかすら分からなかった。

・AKB48×SKE48の表記なのに紛れ込むHKT指原

・ゴールデンボンバー。エアバンドのバックで武部バンドが豪華に生演奏する珍妙な光景を期待していたのに、エアバンドパフォーマンスのみのカラオケ。

・「ちびまる子ちゃん」があるので特にフジによく出てくるB.B.クィーンズ。ビーイングからは倉木麻衣も出ていたが、秋にはビーイングレジェンドツアーがあるんだから、出演メンツの中で1番人気のないてくるB.B.クィーンズより需要のあるT-BOLANや浅岡雄也(FIELD OF VIEW)、DEENを出した方がいいような…。

・月9主題歌を担当中で、挿入歌も急遽作ってくれと言われて演奏陣の休日返上で仕上げるほどフジに貢献しているmiwaがコラボ2曲だけで持ち歌を歌わせてもらえないというあんまりな仕打ち。ソニーからは中川翔子もNOKKOとのコラボのみで確か前回もコラボ要員だったはず。

とにかく矢継ぎ早に曲を披露しまくり、さながらダイジェストのようだったが勢いがあって4時間の長丁場があまり長く感じなかった。トークは年末以上にオールカット。司会すら不要なほど出番が無かったが、バラエティ化しつつある最近の音楽番組より個人的には飽きなかった。


8月8日(水)

色々届く/ここ最近の2012夏ドラ Vol.5

注文していた品が一気に届いた。DEENのアルバム、ビーイングのDVD3作、森高千里のベスト盤。別々に予約していたので同じ発売日だと把握しておらず、とてもじゃないが一気には消化できそうにない。とりあえずパッケージ開けただけの速報感想を。

DEEN「マリアージュ」初回盤
缶ケース封入。俺が持っているCDの中ではLINDBERGの『Lindy Wingding』以来の缶ケースである。中にはGLAY15周年ベストのような重ねたCDトレイケースが入っているが、これがギフト風に厚紙パッケージ(SPEEDの『MOMENT』みたいな4方向に開くやつ)に包まれている。封入特典にメッセージカード3種と書いてあるのに入ってないので不思議に思ったが、よく見るとこの厚紙パッケージのうち縦方向3種が各メンバー写真で裏面が空白のノートみたいなデザインになっており、Message Cardの文字が。さらに折り目をよく見ると切り取り線が書いてある。メッセージカードとはメンバーのメッセージが書かれたカードではなく、パッケージ切り取って自由に使ってねというカードだったのである。なんとややこしい。

森高千里「ザ・シングルス」初回盤
初回盤は別冊ブックレット封入や、CDレーベルがピクチャー仕様になっている。基本的に特典は全部写真押し。ブックレットには演奏クレジットが無く、別冊ブックレットも本人コメントが全く無く、ただ過去の写真が並んでいるのみ。個人的にこれは通常盤でも良かったかと思う。中期以降ドラムを始めとして本人がいくつかの楽器を演奏しているに演奏クレジットが無いとか何の冗談かという話だし、『DO THE BEST』の別冊ブックレットは写真だけでなく本人解説があったので、25周年というこのタイミングで写真だけって…。当時を知るファンなら写真だけでも歓喜するのかもしれないが…。

ビーイングDVD3本
このうちのオムニバス形式の中でDEENの部分だけ先行視聴した。

まずライブの方だけど、これは横浜アリーナのライブDVDからそのまま抜粋しただけ

一方でPVの方だが、『THE GREATEST CLIPS 1992-1998』では「このまま〜」が当時+「SINGLES+1」ジャケ写メイキング、「翼を広げて」「Memories」はBreak1のライブ映像被せ、「瞳そらさないで」は素材写真加工、「永遠をあずけてくれ」のみが当時の映像だった。今回は5曲全てが当時の映像ということで、「永遠をあずけてくれ」以外は初映像化である。初期メンバーでの演奏シーン中心なので、初期メンバーがしっかり映っている。これは貴重だ。

 

東野圭吾ミステリーズ 6回
甘いはずなのに
前妻を亡くして幼い娘と2人で暮らしていた反町隆史。ある冬の日、エアコンが故障し、倉庫にあった石油ストーブを持ち出して使用していた。そこに仕事の電話があり、先方が来るまでに書類を届けてほしいと言うのでバイクで出かけようとした反町だが、先方が早く来すぎたのでFAXしてくれと言われ、バイクをあきらめ近くのコンビニへ。そこでコンビニ強盗に巻き込まれ、強盗の一撃で反町気絶。目が覚めると娘が一酸化炭素中毒で死んだと聞かされる。発見者は訪ねてきた再婚予定の加藤あいだった。

1年後、新婚旅行で沖縄へ向かう2人。娘が懐いてくれないので加藤あいは母親には慣れないと弱気発言をしたことがあり、それを気にしていた反町はホテルの一室で娘を殺したのはお前なのかと迫る。空だったはずの石油が増えており、石油タンクを持った加藤あいの姿も近所の人に目撃されていた。何も答えずに「殺して」という加藤あいに対して反町は力を込め、やがて手がパタリ…。

その後も反町が持ってきた明らかに死体処理用のトランクが何度もアップになり、殺っちまった感が全開に。飛行機内で知り合い、話しかけてきた中年夫婦とホテルまで同室だったので、その夫が飲もうと部屋にやってきた。そこでもクローズアップされるトランク。さらに中年夫は妻を殺したくなったことはあるか?と世にも奇妙な質問を始める。

この夫婦はかつて幼い子供を踏切事故で亡くした事があり、線路の向こうで手を振っていた妻が悪いと夫は責めに責めつづけたらしいが、数年後に妻は危ないから来るな!と叫んでいて、悪かったのは繋いだ手を離した夫の方だったと自覚したという。それを乗り越えて今があると語る中年夫。

いたたまれなくなった反町は中年夫を追いかけるがそこに加藤あいがいた。実は殺しきれず、加藤あいは部屋を飛び出していたのだった。中年夫の話を自分に置き換えて改めて回想した反町は、本当の原因は自分がつけっぱなしにしていたバイクのエンジンだったと気がついた。発見した加藤あいは、既に娘が死んでいるのを確認し、反町を守るために石油ストーブの事故に見せかけ、たとえ殺されてもその秘密を守ろうとしていた。こうして寄り添う2人でハッピーエンド。

4回だけ見てないんだけど、前回の観月ありさの話も救おうとした多重人格の大野いとが実は単なる極悪犯罪者でしたという極悪なオチ。その前の1〜3話も全て後味最悪だったので、今回は殺人は発生せず、初めて普通にいい話だった。アラフォーになった反町のかっこよさは相変わらず、30間近の加藤あいも綺麗だった。

 

スプラウト 5話
実紅(森川葵)と草平(知念侑李)が楽しそうで、隼人(ルイス・ジェシー)と実紅のために奔走する草平に危機を感じたみゆき(小島藤子)は何故か隼人に泣きつく。そろそろさわやか展開から泥沼展開に陥るのだろうか。

 

リッチマン、プアウーマン
本名も発覚したのでリタイア。

 

GTO 6話
4話で使い込んだ99万円が工面できず、2-4だけ夏合宿に置いていかれてしまう。鬼塚(AKIRA)は校内を文化祭状態に改造してお祭り合宿を提案し、ごまかしを図る。当初憤っていた生徒も全員ノリノリになり、金を用意できなかったらクビと断言していた理事長(黒木瞳)もゴーサインという超展開。聡明な頼れる真の教育者理事長というより、もう完全に悪事まで目をつぶって鬼塚ひいきしてるだけじゃないか。原作では無事に用意して沖縄旅行というエピソードだったが、旅行ロケする余裕が無いからって、これはありなのか…。雅(川口春奈)もそこ攻めろよ。担任が金を使い込んで夏合宿に行けなくなったとか最大最高の好機だろ、このネタ。

鯨川冬美(高良光莉)は自分より背の低い石田が好きだったが身長のことを言われて悩んでいた。そこに冬月がなれなれしく話しかけ、冬美が相談すると軽く笑い飛ばしたので冬美はますます傷ついた。これを見ていた友人たち、そして雅は次のターゲットは冬月にしようと決定。味方のフリして、陰湿な罠を仕掛けまくり、最後は裏切ってトイレで水バッシャーンという原作よりも10倍陰湿な冬月イジメが展開する。原作では確か男子に人気の冬月に嫉妬した女生徒たちが、書類にカッター仕込んだり、トイレで水バッシャーンやったりはしていたけど、最初から敵意全開…。今回は味方のフリして近づいて次々に罠を仕掛けていたのでその嫌がらせ度は半端じゃない。

鬼塚は公園の池に連れて行き、嫌な事があったらここから空を見るんだ!と原作通りに励ます。一瞬どこにいるのか分からない青空しか見えない光景!という鮮やかさを期待していたのに、思いっきり画面にが映ってしまっている。目隠しまでさせてそれじゃイマイチ爽快感が無い。

そして励ますのかと思いきや、冬美が傷ついた事を突き付けて説教。言い訳する冬月に目を覚ませと泥沼に突き落としてしまう。原作の鬼塚は冬月にとことん優しく接していたので、まさかここで説教するとは思わなかった。酒を飲んでパワーアップした冬月は(原作通り)、その勢いで冬美の元に乗り込んで謝罪。さらに自分は胸が小さいのがコンプレックスだと宣言して胸を触らせる。瀧本美織、随分体張ってるなぁ…。

その頃、冬月の隣の部屋にこっそり住んで部屋中冬月の写真だらけ、盗撮カメラ付という98年版ドラマ化の際の原作前期ではなく、その後さらにストーカー行為が悪化した原作後期準拠の勅使川原(矢野聖人)は冬月イジメを首謀していた女生徒にクレーンで窓拭きをさせ、ロープを切って復讐していた。だが計算外でロープが次々に切れてしまい落下の危機に。必死に引っ張る冬月。鬼塚は生徒を使って内山田教頭(田山涼成)の新車を下につけさせ、クッション代わりにしてキャッチ。内山田の新車が廃車となった。

勅使河原の犯行に気付いていた理事長だがけが人が出ていないことを理由に見逃してやると勅使河原に忠告。さすがの理事長も勅使河原の部屋が冬月尽くしで酷い事になっているところまでは読めていないらしい。

前回まで空気だった勅使河原(テッシー)が急に原作通りの変態テッシーとして降臨したり、山王丸(ふせえり)と一緒に理事長に鬼塚について抗議するだけのデモ隊要員でしかなかった内山田にも原作通りの車ネタ、家族ネタが急遽差し込まれた。内山田といえば原作も98年版も車ネタ、家族ネタ(そして痴漢ネタだが痴漢して逃走する内容は現代ではさすがに映像化できないだろう)だったが、今回はそんな様子がカケラも無いまま5話まで来ていたので、何で6話にもなって急に挟み込んだのかは謎だ。最後に車クッション展開をやるためだけに急遽挟み込んだのだろうか。おかげで原作にはいないので、ドラマにおいて内山田と一緒に抗議するためだけの存在になっていた山王丸が用なしになってしまう始末。オチで放心する内山田にその車が生徒を救ったんですと静かに励ます役に使われたので笑えたけど。また冬美が好きなのは原作では村井だったので、原作の要素を細かく詰め込んで再構築させていたけどかなり詰め込みまくっていたような気がする。


8月1日(水)

ここ最近の2012夏ドラ Vol.4

マジすか学園3 3話
ショッカク(加藤玲奈)とすだち(市川美織)に拉致された小耳(矢神久美)はバンカー(山内鈴蘭)に脅されて既にボスのノブナガがいないことをばらしてしまう。新しく入ったパル(島崎遥香)を連れてこいと脅される小耳だったが、仲間内では誰かが情報をばらしたと話題になり、あっさり小耳だとバレて孤立。お前が来たせいだ!とパルに泣きつき助けてくれと叫ぶ小耳だったが、パルはパルで圭太を殺したのが自分だと言われ、看守にそれを説明されても肝心な記憶がはっきりせずそれどころではない

結局仲間が売れるか!とバンカー相手に奮闘した小耳(戦闘描写なし)はズタボロの姿でパルの元にやってきてお前のせいだからなと崩れ落ちるがその顔は満足そうだった…。そしていつの間にかパル派の仲間が増えている事に対して特に何も動かず怖い顔しているだけのダース(大場美奈)は自分がトップだと思っているので苛立ちを募らせていく…。

ということで早くも主人公が毎回誰か倒すというお約束を放棄。主人公がぶっちゃけそれどころじゃないので戦闘シーンが無く、登場したショッカクやらすだちやらバンカーはみんなピンピンしている。次回はダースと戦うみたいだし、こんなスローテンポで大丈夫なんだろうか。

フレッシュレモンネタを封印している市川美織は新鮮だが、山内鈴蘭は思いっきりゴルフネタ全開だった。そして加藤玲奈と市川美織が登場するたびに「ごきげんよう」と挨拶していたのは「私立バカレア高校」に出れなかったから…というネタ?

 

スプラウト 4話
隼人(ルイス・ジェシー)に告白された実紅(森川葵)はウキウキ気分になり、好きを上書きできるのではないかと浮かれる。草平(知念侑李)とみゆき(小島藤子)とWデートをすることになり、まっすぐに自分を見てくれる隼人にまんざらでもない実紅だったが、手を握られたときにこれは違う…と感じてしまい手を離して隼人を傷つけてしまう。

悪い事をしたと放心状態で23時過ぎまで帰宅しない実紅を心配した草平が迎えに行くが、実紅は草平に会いたかったといって「へ?」となったところで次回へ続く。う〜ん、まあ喜怒哀楽が単純だなぁ、ヒロインという感じ。

 

リッチマン、プアウーマン 4話
偽名がバレた千尋(仮名)(石原さとみ)はクビになるが、少しでも日向(小栗旬)の役に立とうと街に出て行政へのアンケートを開始。だが詐欺師に間違われて捕まってしまう。何故か大学の研究室メンバーではなく、気まずくなった日向の会社の名前を出した千尋(仮名)。日向が迎えに来て、制作中の戸籍管理ソフトのインターフェイスを千尋(仮名)に使わせてみるが、使いこなせない。千尋(仮名)が調べていた行政への不満意見と一般人である千尋(仮名)のような人間がこのシステムを使うんだ!と気づいた日向はシステムを改良。完成したシステムはまさしく千尋(仮名)の功績ということで再びインターンとして採用されることが決定。その際についに千尋(仮名)の本名は夏井真琴だと明かされたのであった。一方で朝比奈(井浦新)は日向と意見が対立。徐々に対立色が強くなってきているが裏切り展開か?ラストでは耀子(相武紗季)が日向との過去の話を説明。何故か回想シーンが全く出なかったので耀子のフカシなのではないかと思えなくもない流れだったが、そのまま耀子は日向にキス。それを目撃して真琴(本名)ショック!といういかにも王道月9ラブストーリーな引きで次回へ続く。

今回はオリンピックのせいで最初から21時55分開始と決まっていたが、こんな中途半端な開始時間にも関わらず、冒頭で日向と朝比奈が出会って会社を設立してのし上がってきたサクセスストーリー回想をぶちかました。何も55分開始という半端な放送日の冒頭にそんな重要シーンをやらなくてもいいじゃないか。22時開始だと思ってた人、絶対見逃したぞ…。これがフジテレビオンデマンドへの巧妙な誘導なのだとすればなかなか策士だ。

そしてついにヒロイン本名発覚。今回だけでも大学の仲間と話している時、ガソリンスタンドでバイトしていて店長に呼ばれる時、警察に捕まった時など名前を呼ばれるはずのタイミングでことごとく名前を出さないという徹底ぶりだったが、明かされる時はあっさりしたものだった。しかしいざ明かされても4話まででかなり「澤木千尋」の名前が連呼され、公式紹介も全てこの名前だったのでいきなり「夏井真琴」ですなどと全く違う名前を出されると馴染めない。これ、公式も来週以降書き換わるんだろうか。

あと日向が真琴(本名)と過去にあった事を思い出せないと宣言して、真琴(本名)がガッカリして、慌てて日向が「俺は病気…(さえぎられる)」と説明しようとするシーンがあったけど、日向が顔と名前を記憶できない話は1話で朝比奈がしていたし、それを知っていたから真琴(本名)がフォローした場面もあったはず。何で今更覚えてないと言われて悲しい顔した挙句に、日向も説明しようとしたのか…。

 

GTO 5話
母親の男(義父)がヤクザでそのヤクザに刺青を入れられた堂島(白濱亜嵐)のエピソード。これは原作のSHONAN 14 DAYSの話で学校が舞台ではなく、養護施設が舞台だった。こののSHONAN 14 DAYSでの最凶最悪の犯罪双子姉妹もついでに登場。義父ヤクザを殺すために拳銃を用意していた堂島だが、それを用意したのは双子姉妹で、堂島をそそのかすという原作通りの極悪っぷりを披露。だが、今回だけで話を終わらせなくてはいけないので、雅(川口春奈)が罠を仕掛けていてヤクザ義父が先回りして堂島と双子姉妹を拉致。ロリコンヤクザの義父を持って部下のヤクザも使いたい放題の犯罪双子姉妹という設定まで再現していたのに、一瞬で破棄された。堂島は逃げたと思っていた母親がまだ義父にベッタリの依存状態になっていると知り、絶望。さらにヤクザ義父は組織の金を持ち逃げして追われていたので同じ刺青がある堂島を身代わりにして殺して逃げようとしていた。いくら顔を分からなくしてもオッサンと高校生じゃバレるんじゃないか…。

駆け付けた鬼塚(AKIRA)はわずか2発でヤクザ親父をKO。さらに鬼塚はヤクザ義父に金を持ち逃げされたヤクザ集団の事務所に石を投げ込んで怒らせて引き連れてきた。ヤクザ義父を見た集団は鬼塚はどうでもよくなり、ヤクザ義父を連行、依存母も依存してくっついていってしまう。こんな酷い親や顛末ではスッキリ終わらせる事もできず、鬼塚の説教も熱い説教ではなく「受け止めている」感が強いというドラマ版「GTO」史上かつてない終わり方に。なお双子姉妹はいつの間にか改心したらしくラストではニコニコしながら登場していた。

冒頭刺青が発覚するシーンはプールの授業だったが、主要女性キャストがことごとく水着NGらしく、主要キャラで水着になっていたのが杏子(新川優愛)だけな始末。このクソ暑い中で外ではなく室内プール設定で画面が薄暗いのといい、こんなに眩しさ皆無のプールなんて初めて見たんだけど、日焼けNG対策だったのだろうか。

堂島の境遇説明は全て村井(森本慎太郎)が担当。どうやら親友という設定だったらしいが、最初から最後まで村井がひたすら堂島を気にかけているのに対して、堂島から村井へ友情を示すシーンが何一つなく話しかけても総スルー、全く気に留めていないっぽいのが何だか村井が一方的過ぎて可哀そうだった。

序盤でヤクザ義父が堂島を探して教室に乗り込んできて暴れまくるのも、さすがに無理があったし、、雅が「親子の問題なんて教師にはどうにもできない」などと最早理由にすらなっていないことを言って担任イジメとして介入してくるのもさすがに意味不明だった。「GTO」の中でも完全にスッキリ解決できない異質のエピソードな上に、それを学校内の話でやるには少し無理があったような…。

今回のドラマ化では原作並に空気だった冬月(瀧本美織)も奮闘。ヤクザ義父が乗り込んできた時に何も出来なかった事を雅に嫌味ったらしく指摘されたので、教師らしさを見せようと鬼塚と一緒に行動。ほとんどくっついてきただけで何の役にも立ってなかったが、ヤクザ義父のところに駆けつけた時にどこで用意したのかデッキブラシを装備していて、きちっと構えているところが無駄にアップになったりして単純にかわいかった。 

 

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