10周年な日記 開拓

12年11月

11月30日(金)

BEING LEGEND Live Tour 2012 最終日 大宮ソニック

T-BOLAN復活を目玉に始まったビーイングのツアー。どういうわけかターゲット層はあの頃聞いていた2,3,40代でその世代の大半が会社員であろうはずなのに、平日開催ばかりだったので売れ残りも多数あったと聞くが、そんな珍妙なツアースケジュールは最後まで珍妙で何故か東京でも大阪でもなく、埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティで2daysでFINALという謎っぷり。愛内里菜の引退コンサートも東京でやらずにこの大宮ソニックと地元大阪だったが、ビーイングは大宮ソニックが好きなのだろうか?

というわけで大宮ソニックは初DEENの00年(DEENにとっても大宮ソニックはこの時以来)、愛内里菜引退の2010年以来。DEENはさすがに記憶していないが、愛内里菜の時はかなり長蛇の列になっていたと記憶していた。今回はパンフ、ギャグとしか思えないカレー、浅岡雄也のベスト盤を買うために開場時間と同時に行ってみた。

だが開場待ちの行列わずか5メートル。並んで20秒後には開場入り。しかもチケットもぎりの兄ちゃん、注意事項を叫んでいるのに集中しているのかチケット全く見てない。昨日のチケットだったらどうするんだ?

グッズは前にいた人が終わるのを少し待っただけ。個人グッズ扱いで別の場所にある浅岡ベストを買うのに2人並んだだけ。それにしてもこんなところまでレジ袋削減の波が来ているのかでかいパンフレットとカレーパッケージをポンと生で渡されて一瞬硬直した。カバン持ってて良かったな。そして今年最高にアホらしいものを買ったな


お値段600円!グッズ売り場最大の目玉商品なのか前面に出しまくり

あまりの美味さに胸が、おどるポンポコリンしたのかどうかは続報を待て。

それと織田哲郎から花が来ていた


織田△

DEENの15周年やZARDの追悼ライブでも織田さんは花を贈っていた。それなりな対応をしている織田さんが大人だ。そして他には浅岡雄也が出演した関ジャニの仕分け番組、森友嵐士が関わったらしい元千代の富士くらいしか目立った花は無く、あとは読売なんとかとWOWWOWだけだった。

18時15分開場だったが、少し早かったので18時20分には既にグッズを買い終えて着席していた。席は1階席右寄りの20列付近とかなり前。ライブハウスだとやや後ろの方くらいになる位置で表情がギリギリでよく分からないという距離。やはり会社を定時に終えてもわざわざ都内から大宮まで北上してくるのには1時間くらいはかかるので、ほとんどの観客にとっては厳しい展開だった模様。あとレポ見ると2階の後ろはガッラガラだったらしい。

会場では何故か歌が流れず、歴代のビーイング楽曲(B'zとTUBE以外、参加者+WANDS、BAAD、PAMELAH、ZYYG、MANISH辺りまで)のイントロとアウトロだけをメドレーで繋げたイントロクイズメドレーみたいなのが延々かかっていた。

そしてそれなりに人が埋まったところで時間通りに開演。冒頭少しPV等のダイジェストが流れる。参加メンバー以外にもZARD、MANISH、WANDS、BAAD、ZYYG辺りは流れたが、大黒摩季、織田哲郎を完全スルー。織田哲郎は確かにシングルヒット1枚だけだが大黒摩季…。

FIELD OF VIEW

1.突然
2.ドキッ
3.Dreams
4.青い傘で
5.この街で君と暮らしたい
6.セピア
7.Last Good-bye
8.DAN DAN 心魅かれてく
9.君がいたから

3〜7がメドレー。

演奏メンバーはドラム小橋琢人、キーボード安部潤がFOVメンバー。ギターとベースはサポートメンバーだった。今回のツアーではベースの新津も参加していたが不参加。セットリストはずっと同じだったようだが、大宮ソニック2daysのみ「Beautiful day」が「セピア」に差し替えになったらしい。差し替えるなら「ドキッ」にしてほしかったところだが…。

ボーカルは素晴らしい。本当に変わりない。FOVはそもそも現役時代から過酷なロングツアー経験も無く、ソロになってからのツアーもせいぜい1ツアー3公演とかそんな程度なので、ライブ経験数が圧倒的に少ないってのもあるんだけどこの声はやはり天性のものなのだろう。今回のアーティストの中で最もあの頃のままだったのが浅岡雄也だと思う。

ただやはりあの頃のFOVと違うなと思ったのはギターが上手すぎること。ライブでのギターの音の頼りなさこそが小田孝であり(作曲では小田さんがNo.1)、FOVだったので、何か前に出てきて逞しくギターソロとか弾いちゃうと出来過ぎ。しかも地味にオリジナルのギターソロよりも工夫加えまくってたような…。

俺はFOVの02年12月1日の解散ライブを経験した後は、浅岡雄也の15周年ライブ(2010)も経験している。この際に懐かしのFOVナンバーを次々と聞いてけっこう感動したので、今回そこまでの感動は無かったし、2010年には安部潤も参加していたけど、あの時の方はFOVっぽかったかなと思った。

あと浅岡雄也の煽り方がかなり強引になっていた。あんな熱血に盛り上げまくるような人では無かったように記憶しているが、今回はトップバッターということで気合が入っていたのか、観客の歓声が小さいと3回くらいやり直しさせたり、「最終日だぜ!」などと強い言葉で煽ったりするのは今までのイメージには無かったし、2010年のソロライブでもそんな言動はしていなかった。ステージでは終始謙虚な好青年然としていたはずだ。いうなればTwitterでの人格がかなり表に出てきている感じ。キャラ的にあの頃から変わっていないのは曲終わりに「セイユー」(See you!と同じイントネーションで、某カカクヤスクのイントネーションではない)という謎の言葉を叫ぶクセくらいだったかも。それにしても本当に今更だけど「セイユー」って何なんだろう。映像に残ってる1stライブからずっと言い続けている。Say you!にしか聞こえないがどういう意味だ?See you!ではないんだよなぁ、最後の曲じゃなくても連呼してるし、さすがにThank youには聞こえないしなぁ…。

そして残念だったのはFOVの解散が02年11月28日になってしまっていた事。パンフレットにも間違いなく12月1日と書いてあるのだが、「今日は解散からちょうど10年と1日です!」と高らかに宣言し、Twitterでも記念写真をあげてしまう始末。さらには94年にデビューした前身バンドViewについて「92年」と発言したりとかなり記憶がテキt−になっていた。まあ記憶が曖昧なのは昔からで02年12月1日の解散ライブでものっけから「01年12月1日ついにこの日が来てしまいました」とMCして会場が一瞬微妙な空気になった事もあったしな…。

最後には安部潤、小橋琢人の両名も一言ずつコメント。安部さんは解散ライブには自分も参加した事を話していたが、これも浅岡さんが11月28日を押ししまくったので完全につられてしまったのか「10年前の昨日にラストライブに参加しまして」誤情報を…。

 

宇徳敬子(Mi-Ke)&増崎孝司、近藤房之助

1.思い出の九十九里浜
2.ブルーライトヨコスカ
3.白いサンゴ礁
4.まぶしい人
5.Good-by morning
6.しょげないでよBaby
7.おどるポンポコリン

1〜3メドレー。近藤さんは5〜7のみ。

何と最終日なのに坪倉さん不参加。ということでほとんど宇徳さんのステージ。Mi-Keと宇徳敬子はかじった程度にしか聞いてないのであまりなじみが無い。ただ宇徳さんかわいすぎ。白いお姫様みたいな恰好で出てきたけど、時折見せる仕草もアイドルちっくというかお姫様ちっく。40代でこのスタイルが成立するのは松田聖子(40代当時)か宇徳敬子くらいなものだろう。

近藤房之助は途中からインチキおじさんの格好で登場。デュエットとして「Good-by morning」を歌うもほとんど宇徳敬子のソロであり、近藤さんはサビのところで少しコーラス入れるみたいな感じ。しかもやったらマイクを離しまくる(SMAP中居くんが声を伸ばす時にマイクからグッと離す行為を多用するがそれを高速で連発させている感じ)。「.おどるポンポコリン」では坪倉パネルが運び込まれ、宇徳さんが歌っているのに坪倉テープがメイン音声として流れるという珍妙な光景が。しかもサビの途中のインチキおじさんの最高の見せ場「タッタタラリラ♪」を3回とも全て観客に投げてしまってやってくれない近藤さん。調子が悪かったのか、さすがに61歳という年齢で声に衰えが来ているのか。TVでは普通にタッタタラリラしていた気がするが…。

 

DEEN

1.このまま君だけを奪い去りたい
2.瞳そらさないで
3,未来のために
4,ひとりじゃない
5.夢であるように
6.翼を広げて
7.心から君が好き〜マリアージュ〜
8.未来のMemories/DEEN、宇徳敬子

2〜6メドレー。1〜6全てキー下げ。

いつものバンドメンバーではなく、このツアー用に用意されたベースドラムなのでいつものDEENとは少し雰囲気が違った。池森さんの声の調子は出ていない事は無かったが、2〜6はかなり聞き取りにくい。「このまま〜」は比較的きれいに「奪い去って」おり、サビの後半「信じていたいよ」で裏声にしなかったので、通常よりもかなり良かった。他にも「ひとりじゃない」が原曲アレンジだったり、現在アレンジしている部分を極力あの頃のままに戻すように意識している感じ。原曲キーで歌い続けてきた「夢であるように」のキーを下げたのはリアレンジ以外では初。これも裏声なしで完全に歌い切るためだろうか。地味にテイルズバージョンだったのがレアだった。

歌声はそれでもまあ好調とも不調ともいえないまずまずな感じだったけど、全盛期しか知らない人が見たら1〜6はやはりかなり厳しいと思う。それ以上に木になったのは喋り声が聞き取りにくくてカスカスになっていた。池森さんの喋り声ってもっとハッキリしてなかったっけ?かなり低く喋っていたせいだろうか。山根田川は短い時間ながらMCでは面白い一面を存分に披露。田川さんは特に他のギタリストが霞むほどに圧倒的なギタープレイを魅せていた印象。

一転して3人だけで披露した「心から君が好き〜マリアージュ〜」は今の曲だけに急に池森さんの歌声が伸び伸びと響き渡る。初めてこの曲いいなと思えた。

そして、大宮ソニックだけの限定披露「未来のMemories」。何せチャート228位のB.B.QUEENSのアルバムに収録された曲だからほとんどの人は知らなかったはずだが、池森さん曰く「忘年会新年会シーズンなので、見つめ合いながら熱唱してください」とデュエットソングの定番化へ意欲を見せる。1番は池森さん、2番は宇徳さん、最後は2人で熱唱という構成だったが、1番サビの終わりから池森さんは宣言通りに体ごと真横を向き、宇徳さんに向かって大熱唱。しかし宇徳さんは観客の方を向いたままでたまに少し池森さんの方を見る程度で常に体は正面を向いたまま熱唱。最後のサビでは観客の方を全く向かずに体ごと完全に真横を向いて宇徳さんに向かって熱唱する池森さん、意に介せずたまにチラっと顔だけ向けて池森さんを見るか少し体を斜めにする程度で、基本正面向いたままの宇徳さんという珍妙な光景が…。宇徳さんそこは合わせようよ。意外とマイペースな天然さんなのだろうか。

 

T-BOLAN

1.泥だらけのエピローグ
2.じれったい愛
3.Bye For Now
4.LOVE
5.SHAKE IT
6.傷だらけを抱きしめて
7.My life is my way

EN1.離したくはない
EN2.Heart Of Gold

全面的にキー下げ。

15分休憩の後でスタート。え〜と、隣に座っていたオバお姉さん、帰っちゃいました

俺も疲労がピークで立ってられなかったので座りこむ。これだとステージがほとんど見えなかったので音だけ聞いていたが意識もややとび気味で「.My life is my way」辺りはあまり記憶が無い。キーは下げていたが、TUBE前田同様に声が変わったわけではないので、なんとなく低くないか?という程度で分からない人は分からないようなレベル。「SHAKE IT」の1番高いBメロはオクターブ下で歌ったりと高音は少し不安があったのかな?ていうかこのラインナップで「SHAKE IT」歌うってなかなか凄いな。

森友さんの立ち振る舞いは完全にあの時代のロックスター。メンバーが一切喋らないのもこだわりだろうか。00年代以降ってこういうスタイルのいかにもロックなついてこい的なシンガーって特にヒットシーンには全く出てこなくなったような気がする。

「離したくはない」はてっきりオリジナルの歌詞だと思ったらまさかのシングルバージョンの歌詞だった。その後復活への経緯をロングトーク。最後の「Heart Of Gold」の合唱と「また会おうな!」は生で聞けて感動した。また「きっと来年T-BOLAN単独ライブやります」と力強い継続宣言も飛び出した。

 

こうして終了は22時20分くらい。かなり長丁場のライブだった。WOWWOWでは前日の28日公演を放送するというチラシが入っていたが、29日公演も「本日収録が入っております」と言ってカメラ回していたので29日の方をDVD化、もしくはいいとこ取りする可能性はあるのではないか。

全体的にレジェンドというテーマを意識してか、当時のビジュアルイメージで出てきているメンバーが多かった。10年前も浅岡15周年の時もメガネかけてなかった安部潤が当時のジャケット、PVのイメージ通りのメガネだったり、DEENが今のスタイルではなく原曲アレンジ(キー下げだけど)で徹底したり、T-BOLANの格好もイメージのままだった。

個人的に懐かしいのはFOVだけだがこれも2年前の浅岡15周年でもっと聞きたい曲の連発を聞けてしまっている。T-BOLANはリアルタイムの記憶が無く、曲は好きだがメンバーへの思い入れや懐かしさみたいなものは皆無。DEENは現役だし、実はほとんどあの頃懐かしい的な感覚は無かった。それでもこれだけのメンツを一気に見られたのは面白かったし、レジェンドなライブだったと思う。

ただ相変わらずライブってのは音響がでかすぎて耳に悪い。ビリビリしちゃってほとんど演奏が聞こえないから耳栓装備は正解だった(オチそれかよ)。

 

おまけ

パンフレットは早速間違いがチラホラ。

・再結成の話題に触れて09年のユニコーン復活以降にバービーボーイズ、TMネットワーク、米米CLUB、プリンセス・プリンセスが続いたと解説
→米米CLUBの再結成は06年。ユニコーンの後ではない。

何故こんなことになってしまったのかというとTM米米プリプリで今年3者合同のライブを行ったからだろう。このライブの記憶しか無く、そのまま並べたと思われる。ジュンスカやLINDBERGは失念しており、結局思い出したのはバービーとプリプリだけだったということに…。

・「口さむ」と表記
正しい日本語は「口さむ」

 

・T-BOLANが解散前のラストアルバムに「終わりの始まり」とクレジットしたと記述
→『SINGLES』のCDを取ったところにあるのは「はじまりのはじまり」という言葉である。また前提として『SINGLES』はラストアルバムではないという致命的ミスがある。解散前のラストリリースは99年の『FINAL BEST』、その前の『1999 REMIXES』は本人稼働が無いのでスルーするとして、バンドが活動していた96年を最後としても『SINGLES』の後には『BALLADS』が出ている。だがこれら3作品に類似するクレジットは無いので、「解散前のラストアルバム」という対象、その記載内容をダブルで間違えている

 

・「CDが売れなくなった」「音楽が聞かれなくなった」とかまびすしい現代において…と記述
→かまびすしいとは「やかましい」の意味。通常「ささやかれる」とか「言われるようになって久しい」程度の表現にするようなところを「やかましい」って何でそんな攻撃的なのか

以上が1番最初のページ「INTRODUCTION」。以下は各アーティストの紹介ページのミスである。

 

・FIELD OF VIEWの解散ライブのナンバリングが「Vol.3」
「SUPERIOR 2002〜Gift of Memories〜」というタイトルでVol.3は98年のツアー。何故かFOVだけ00年の単発ライブと解散ライブ以外のツアーの情報が未掲載。

 

・「おどるポンポコリン」に対して「あの平成の初のミリオンセラー曲」
→「あの平成の初の」という時点で日本語が変だが、そもそも記述自体が間違っていて、平成になって先にミリオン達成しているのはプリプリの「Diamonds」と長渕の「とんぼ」と2曲もある。「とんぼ」は発売は昭和で達成が平成だが、「Diamonds」は発売から平成。なのでポンポコリンに「初」の冠をつけるなら正しくは「90年代初のミリオン」なのだが、平成は90年から始まったと勘違いしているようだ。平成は89年1月8日スタートだ。

 

・近藤房之助のプロフィールの中で「外務省の国交樹立周年記念事業」という記述
→「・」って何だ?そこは数字が入るんじゃないのか?

・DEENのプロフィールで「20年という月日を経て」(このまま〜、瞳、翼の曲名」)が「どのように歌い継がれていくのか、未来のDEENを占う意味で恰好の参加」と記述
意味不明な占いが登場。そもそも歌い継いできてこれからも歌い継いでいくだけのことであってその結果未来のDEENがどうこうっていうものじゃなくね?


11月26日(月)

紅白2012

デコ大と並び、これが来るとBeautiful Dreamerもいよいよ年末モードって感じがするよね。

初出場の人たち

SKE48
AKB48のバックで一緒に踊ってたり、一部フロントメンバーはAKB48の選抜メンバーとして前面でガンガン映ったりはしていたが、本人たちはあくまで単独での目標と認知を目指しており、夢がかなった形に。といってもいざ出番となったらAKB48とのメドレーといった可能性が高いというかたぶんほぼそう。AKB48の選抜が事実上のJPN48と化しているというややこしい展開なので派生ユニットとどう違うのか、この子は結局どっち所属なんだ?などファン以外の視聴者には混乱以前に全部一緒に見えてしまうのでは。AKB48の前座的に「アイシテラブル!」をぶちかましてまさかの1コーラスでAKB48メドレーに移行するという超不遇な扱いも覚悟しておいた方がいいかもしれない。

きゃりーぱみゅぱみゅ
今年の初出場で唯一2012年にブレイクを果たした純粋な新人。厳密にCDデビューは2011年だが1stシングルが2012年というのもぱみゅぱみゅだけ。「つけまつける」か。歌は口パクなので問題ないとして最大の注目はそのファッションモンスターっぷりではなく、司会者がぱみゅぱみゅとちゃんと言えるのか

プリンセスプリンセス
現役当時は出ていないらしい。再結成の最後を飾るにふさわしいステージということでこれで活動終了になるのかな。普通に「Diamond」か「世界で一番暑い夏」だと思うけど、根強い人気の「M」に走る可能性も高いし、メドレーやる可能性も。

ももいろクローバーZ
去年から散々有力有力言われていたので順当か。問題はどれを歌うかということだが、今年の曲ではないパターンで2010年の「行くぜっ!怪盗少女」辺りを挨拶代わりに歌わせそう。

YUI
今までたぶん呼ばれてたけど拒否していた人。休止するのとNHKの合唱コンクール中学の部タイアップを受け持ったので心変わりといったところか。なので中学の合唱隊のみなさんと「fight」合唱で確定。

YUKI
ソロデビュー10周年とはいえよりによって字面の似たYUIと同じタイミングで初出場。さらに由紀さおりも出るので現場と視聴者の混乱・混同が予想される。綾瀬はるかが来年の大河に決定していて会場に登場するのは確実と思われ、その綾瀬はるかが主演した映画「ひみつのアッコちゃん」主題歌だった最新シングル「わたしの願い事」という可能性は高いと思う。

関ジャニ∞
ジャニーズ枠がさらに拡大してついに5枠に。実は過去の不祥事で7人しかいないのだが、名前はエイトなので8周年の今年はアニバーサリー的にベスト出したり色々やっていた。2010年までに人気が上がってきていたので、2011年は猛プッシュしたら何故か売上が大幅ダウンしていたが今年は再び回復。どれも同じようにヒットしているので何を歌うかは全く読めない。

ゴールデンボンバー
ももクロと一緒に昨年確実と言われていたのにスルーされ、1年遅れでようやくといった印象。肝心の今年純粋な新曲を出しておらず、今もTVで歌い続けている1年前の「女々しくて」で、まだ彼らを知らないお茶の間をそのエアバンドっぷりで唖然とさせる事だろう。

斉藤和義
「優しくなりたい」は年末にヒットしていたのでデコ大にも紅白にも去年間に合わなかった(入れようと思えば間に合う時期ではあったけど)。というわけでどちらも今年になってなので何だかズレている感じはする。

三代目 J Soul Brothers
AKBやジャニーズの枠が増えているので、LDHの枠も増設しましたといった感じ。それなりにヒットも出しているが、EXILE系列はAKBを風よけにして公式サイトに記載せずに隠れて界王拳商法やらなんやらかなり壮絶に色々やっているので実際にどれくらい人気なのかはよく分からないという印象。とりあえずなんとなく流行っている感じは漂わせているけど。

ナオト・インティライミ
これまた昨年の段階でありえると言われていたが…。紅白は遅れて初出場というのが再びトレンド化しているのだろうか?何となく去年の方が勢いがあったような印象なんだけど、セールス上では今年になってシングル初のトップ10入り、アルバム初の1位獲得となっている。

美輪明宏
まさかのサブちゃんより年上が初登場。miwaが初出場かと思ったら黄色い髪の老人ミワが出るとは思いもよらない。1952年に歌手デビューしたそうなので60周年ということなのだろうか。やはり「ヨイトマケの唄」だろうか。

 

いつもいる人たち

aiko
安泰。だが今年シングルが無い。アルバムのみ。常に新曲を歌い続け、過去曲に走った事は確か無かったと思うので、リード曲だった「くちびる」か?

絢香
昨年紅白で復帰。今年はアルバムを出しただけでシングルは出ていない。復帰したのは知っているが曲が出てこない人も多いのでは。アルバムはそこそこヒットしたもののまだ出れるのは意外だ。バラードベストを勝手に出されているので、そこから過去曲で「三日月」とか「みんな空の下」とか人気のバラードになりそう。

いきものがかり
オリンピックを振り返りながら「風が吹いている」で確定。あの長い曲をフルでやるのかどうかに注目。「削るところありません(キリッ)」で実績のないソロ歌手がフルで歌わせてもらえるんだから当然ロンドンオリンピックNHK公式テーマ曲様ならフルだよな?

AKB48
今年の数字上は最大数値の総選挙投票曲と総選挙曲、UZA辺りでメドレーか。SKE48とはセットになりそう。

倖田來未
安泰枠。産休もほとんどせずに復帰。「Go to the top」の方はPVでアニメで踊らせていたが、12月26日に出る新曲をそのまま宣伝で歌うパターンもありうる。

中島美嘉
2010年に体調不良で欠場し、活動再開にしたのに去年呼ばれなかったので2連続出ていなかったがまさかの復活。今年はシングル1枚出ただけで特に目立ってヒットしたわけでもない。12月5日には新曲も出るがやはりNHKタイアップでもないし、他のNHK御用達歌手を切ってまで復活させたのは謎だ。

西野カナ
3年連続カナ。人気も伸びは無くなっているがそこそこ安泰なのカナ。バラードばっかり歌うシンガーが多そうなので「GO FOR IT!!」辺りで盛り上げてほしいカナ。

Perfume
安泰枠。スペンディンスペンディン連呼してお茶の間を何コレ状態にするのもいいが無難に「Spring of Life」だろうか。まさか事実上のベスト盤が出たからってまた「ポリリズム」は無いよな。

浜崎あゆみ
シングルリリースを放棄しているので自称ミニアルバムのみ。その中から1曲というかまあ新曲の宣伝だろう。

水樹奈々
声優枠として固定した模様。ただその界隈での枠の広がりはない模様。


今年も司会。「ワイルド アット ハート」でガツンと盛り上げてほしい。

HY
2010年に初出場して、昨年早速呼ばれず、1年置いて2度目。ずっとジリ貧だったとはいえ『PARADE』の売上は前作から激減していたし、かなり印象薄くなってると思うんだけど。朝ドラ主題歌だからか。

EXILE
安泰。もしかして三代目も巻き込んでEXILE TRIBEとして1ステージという可能性が高いか。

NYC
何故かそのまま連続出場。上半期に2作シングルが出ているが、下半期には中山優馬がソロデビュー。NYCはまだ続くのか?

コブクロ
昨年喉の不調で欠場したが復帰。復帰なので新作ではなく過去曲という可能性もあるが、新曲で攻めてほしい。

SMAP
安泰枠。朝ドラ主題歌「さかさまの空」があるので主演で司会の堀北真希が梅ちゃん先生になって出てくるんだろう。

TOKIO
関ジャニ∞まで出てきたらついに切られるんじゃないかと思ったがジャニーズダントツ記録の19年連続出場を達成(SMAPは20回目だが「稲垣メンバー」と「新曲無いから」で出ていない年がある)。

徳永英明
2年連続でカバーを歌っているが、その前は持ち歌の過去の代表曲ということで基本的に懐古枠。今年はゾンビのごとく何度終わっても蘇る「VOCALIST」シリーズをVINTAGEにして復活させた。昭和歌謡のカバーだろう。

AAA
3年連続。人気もほぼ一定。今年の新曲のうちどれかってところか。

FUNKY MONKEY BABYS
4連続。ラップグループかというと微妙ではあるが、とりあえずラップを導入したグループが4年連続で出るというのは快挙だと思う。

福山雅治
4年連続5度目。中継出演の伝道師。今年も中継か。

ポルノグラフィティ
安泰枠。間奏で昭仁が何か言うのを楽しみにしている連盟の人たちを今年も楽しませてほしい。

 

初出場しそうだったのに出れなかった人たち

家入レオ
2012年唯一といってもいい売れた新人。絢香出すより家入レオの方が良かったんじゃないか。

miwa
「ヒカリヘ」がヒットしたが…まあTVパフォーマンス的に何も持たずにぼっち歌唱すると寂しいので、ギター弾きながらバックバンドで出ていたけど打ち込み全開の曲でそれをやるとかなり珍妙な光景になる。あれで出るなら出なくて良かったか。しかしまさか黄色い老人の方のミワさんが出るとは。

 

いなくなってしまった人たち

芦田愛菜/鈴木福
芦田愛菜はソロでユーミン提供のシングルも出していたし、昨年も思いっきり歌っていたように記憶しているが、呼んでもらえず。

猪苗代湖ズ
まあこれは当然か。

KARA
少女時代
東方神起
「政治と文化は切り離して考える」も白々しく響くほどに綺麗さっぱりとK-POP排除。J-POPとしてブーム以前から頑張っていた東方神起まで巻き添えとは…。

松田聖子と神田沙也加
昨年は10年ぶりと初出場でまさかの「上を向いて歩こう」カバーという謎の選曲だったが一体何だったのか。

椎名林檎
NHK朝ドラタイアップだったので出場しただけだった模様。

アンジェラ・アキ
NHK御用達歌手まさかのリストラ。今年はNHKタイアップが無かった。一応今年のアルバムに昨年紅白で歌い、昨年のアルバムにも入っていた「One Family」をタイアップ先のバージョンでもう1回収録するなどしていたが、いくらNHKタイアップでもアルバム曲を2年連続というのは厳しかったのか。

夏川りみ・秋川雅文
共に昨年復帰したが震災関連の童謡カバーだった。

平原綾香
アンジェラをも越えるNHK最強御用達歌手まさかのリストラ。アンジェラと違って今年もバッチリNHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」テーマ曲タイアップをゲット。これをしっかりとシングルで出していたのに!なんてこったい!!

松任谷由実
昨年は「春よ、来い」プロジェクト(震災関連)で出場。今年は40周年だったが…。

長渕剛
やはり昨年は震災関連で久々に出ていた。

平井堅
出たり出なかったりする。今年唯一の「告白」は近年の曲ではそこそこ足あとを残した感もあったが…。

flumpool
3年連続で若手バンドとしてひっそり出ていたが、ひっそりフェードアウト。若手がいつまで経っても若手扱いで一定以上人気を掴めず、上にいるのはベテランばかりという現代の象徴のような出来事だ。

ゆず
出たり出なかったりする。

L'Arc〜en〜Ciel
昨年はバンクーバーオリンピックタイアップで登場していた。何も無ければ基本現在は出ない。

 

いなくなったことでセット代が億単位(?)で大幅節約

小林幸子
ついにセットで笑わせてくれる人が不在に。韓国と一緒に事務所問題は関係ないとしらじらしくコメントされているが、ノーコメントの方がマシじゃないか?


11月26日-2(月)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.8

PRICELESS 5話
一二三男(木村拓哉)と二階堂(香里奈)と仲間になった模合(中井貴一)は、前々回キム兄からプレゼントされた屋台を使用してホットドッグ屋を始める。ドハマリして楽しそうな一二三男、あきれつつついていく二階堂に対して模合は現実的に就職活動を開始。あっさり面接が決まりしかも好感触&合格してしまう。このドラマの世界では就職すら職安で順番待ちしないと絶対不可能なほど殺伐としているという超不況という設定が1話で提示されたり、潰れかけたラーメン屋に必死にバイトお願いしたりしていたので、一二三男や現実的な二階堂までもが再就職しようとしないのはそんなのをやるより今日明日を生きるのに必死だからだと思っていたが、実はそうではなかったらしい。年齢的に1番厳しそう&無一文で追い出されたっぽい模合が普通に1発で通ってしまったので、一二三男も二階堂も単に再就職する気がないだけだったのか…。本当に無理やり貧乏しているだけだなこのドラマ。

ホットドッグ屋はミラクル魔法瓶の真ん前で開業するという、一二三男としては意識してないが統一郎(藤木直人)としてはあてつけの様な展開に。当初社員たちは3人を裏切り者として扱っており、「情報売った次はホットドッグ売るのかよ!」などとユーモアに富んだ迷言を放っていたが、榎本(藤ヶ谷太輔)が買ったのを筆頭に一瞬で人気行列店に。

その頃、統一郎は何と社名であるミラクル魔法瓶の生産を打ち切ると工場長に勧告。先代の社長(父親)、先週の模合に続いて工場長にも「社長の器じゃない」と言い放たれ、地味に苛立ちまくり。「彼はホットドッグ屋の社長だ。私も社長だ。社長同士挨拶に行こう」などと本気なのかギャグなのか無茶な理屈をつけてホットドッグを買いに行き、列を無視して買おうとして一二三男に並べと言われ、並ぼうとしたが社長に逆らえない社員たちは自動で道を開けて…と散々迷惑な存在感を発揮。「2人でどうするつもりだ?」と余裕ぶろうとする統一郎だが、模合が会社採用を蹴って再登場し、生産終了したミラクル魔法瓶の素晴らしい魔法瓶的性能を生かして飲み物も提供しようと提案。さらに一二三男には「1人で何しようとしてんすか?」などと孤独野郎呼ばわりされる始末で怒って帰ってしまう。ラストでは生産終了したミラクル魔法瓶を俺たちで売ろうぜ!と提案する一二三男。統一郎の転落が近いところで次回へ続く。

いくら近年の月9に登場したら100%ピエロ/カマセ/アホ敵役が定着している藤木直人とはいえ、実の父親にいきなりお前は社長の器じゃないしキムタク実は兄弟から会社はあいつにヨロ!と言われ、模合や工場長にまで次々と社長の器じゃないと言われまくりとかかわいそうになってきた。元々の彼がどういう人物だったのかは全く描かれていないので、こんなになってしまったのはそもそも他に原因があったのでは。

 

遅咲きのヒマワリ 5話
毎回何か起こるのではなくゆっくりとそれぞれの悩みを映し出していくスタイルに移行したっぽい。悩みが無さそうな丈太郎(生田斗真)もそれなりに悩んでいるが、逆にその明るさが地元民に元気を与えている。かほり(真木よう子)は待っていた教授からのメールはそこで頑張ってねみたいな内容で絶望するが、ここで頑張るしかないと丈太郎と話して少しは前向きになった模様。藤井(桐谷健太)は実家の取引先の倒産によりいよいよ自身の家も閉店の危機となり追い詰められる。父親は都会に出しておくべきだったと古い価値観を押し付けようとするが、藤井はどっちみちどうなっていたか分からないし、都会に出れば就職できた時代じゃない、終身雇用は終わったと告げるが、古い価値観親父は「努力が足りないからだ」と団塊〜バブル世代テンプレートの台詞をのたまう始末。さより(国仲涼子)との交流も増えてきたが、深みに行き過ぎると不倫展開に…。

リアル不倫していた春菜(木村文乃)は散々拒否していたくせにいざ会いにいってしまうともうなし崩し的に深みへ。別居したなどと言い張る相手の松浦(岡田浩暉)だがどう見ても不幸コース一直線。最後は弘樹(柄本佑)と彩花(香椎由宇)の同棲をついに丈太郎が知ってしまい硬直。

今週の「TV LIFE」では主題歌として堂々「あなたへ」が紹介されており、実際にスタジオに入って収録したが、CD化も配信の予定もないというプロデューサーコメントが。形式上主題歌のはずのコバチルは全く触れられないという記事構成になっていた。

 

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 7話
強力なモンスターと遭遇し、苦戦するヨシヒコ(山田孝之)たち。モンスターは4人そっくりの格好に変身し(濱田岳、宍戸開、有村架純、山中崇)、村に向かうと村人たちの心を掌握。彼らは全員が本物よりも優秀だったため、本物だと言っても信じてもらえないヨシヒコたちだったが、この村は100年前に救った村でその子孫が当時描かれた克明な似顔絵を持っていたので1人だけはヨシヒコに鍵の在処を託す。

ヨシヒコは単身で偽物4人と鍵をゲットするたびに出かけるが、後ろでコントローラーと化し、4人を操作するだけで楽勝で怪物たちを倒せる事や、気さくな偽物たちのキャラクターにいつしかお互い打ち解けてしまう。鍵をゲットしたヨシヒコは今後は彼らと旅をするからといい、ダンジョー・ムラサキ・メレブをルイーダの酒場に預けて新たな旅が始まったところでED映像へ移行。

本当にEDが少し流れてから仏(佐藤二朗)がツッコミを入れながら慌てて登場し、お互いの目的を確認し合ったヨシヒコと偽物。それが相成れないと改めて思いだしたヨシヒコは再び元の3人と協力し、偽物を撃破するのだった。出来にムラがある気がするが今回はなかなか面白かった。偽物の主人公なのに濱田岳が友情出演扱いだったのは何故なのだろう。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 7話
カンボジア人の猫ひろしの番組に出演していた川島海荷だったが、撮影クルーがキョンシーに襲われ、退治中に猫ひろしも噛まれてキョンシー化してしまう。しかし完全にキョンシー化したにも関わらずマラソン大会出場への熱い想いがお札を貼りつけても押さえきれずに会場へとピョンピョンと向かわせてしまう。仕方なく海荷は付き合う事にするが道中で警官をごかますのに何故かキョンシーと組体操ピラミッドを組む奇行に走り、怪しんだ警官を猫ひろしが撃破してしまったり、絡んできた一般人がウザいので海荷が思いっきり一般人をボッコボコにしてしまったり、その映像はネット公開されたりと今後の展開に影響が出そうな行動を連発。

警官にさらに追われた海荷だったが威嚇射撃した警官の銃声がマラソンのスタートと察知したキョンシー猫はついにそのまま何処へと走りだし、工事中のテープをゴールテープだと判断してご満悦したと思ったら朝日により神々しく消滅。見てはいけない世界を垣間見てしまった警官は逃亡し、メチャクチャな演出とオチで収拾がつかなくなった海荷が「これで終わり?」と聞き出す始末。海荷とバンバン(名高達男)がとりあえず、「猫さん…」と空に浮かぶ猫ひろしを見上げるというベタすぎるシーンで今週はここまで!と無理やり終了。雑すぎて逆に面白い。

 

悪夢ちゃん 7話
志岐(GACKT)は予知夢を使用して事件を解決したので一躍有名になり研究所ごと独立。あくまで結衣子(木村真那月)の事は隠しつつ、利用しようと目論む。さらに彩未(北川景子)は自分の事でややお疲れ気味なので自分がいると迷惑だと思った結衣子は自ら志岐に協力すると言いだす。1つ目の事件は予知夢のおかげであっさり解決したが次に依頼してきたのは同僚教師の貝原(濱田マリ)。ここのところずっと見ている夢の謎を知りたいと言ってきた。マジックミラー越しに結衣子の姿は見えないように結衣子と依頼者の眼を合わさせて結衣子が見た予知夢から夢に出てくる人物はかつての問題児だった教え子だったと発覚。当初はほっこりしていた貝原だったが、実際に会いに行ってみると成長した少年は重病で死にかけていた。夢の内容では少年の死が暗示されていたのでどうにもできない事を知った貝原は少年の前では励ましつつも、暗黒モードに。

帰り道で彩未からそれは永遠に記憶に残ってほしいという願望だという解釈を聞かされた貝原だったが、普通のドラマだったらそこでしんみり終わるところなのに貝原は生徒の中に永遠に残りたいなどとそんなのは教師のエゴだと突如彩未を残酷者呼ばわりした挙句に、こんな事は知らない方が良かったなどと言い放ち、さらには予知夢を見た人にまで残酷な人間だなどとほとんど八つ当たりに近い言動を連発。自分が見たいって決めた上に、その夢が潜在願望だったんだろうに、これは酷い…。だがこれにて結衣子はショックを受け、彩未に至っては教師をやっていく資格が無いと辞職を決意してしまう始末。

また結衣子の夢札入手ルートを不審に思った彩未が保健室のロッカーに隠れるという荒業で平島(優香)が協力者だったとあっさり看破。こういうネタでさえ最終局面まで大げさに引っ張りそうなものなのに本筋と関係なくあっさりごめんなさいされるなんて全くどこに向かうか分からないドラマだ…。

 

高校入試 8話
沢村(入江雅人)が持ち込んだ息子の答案らしきものは100点だったが番号が被っているし明らかに怪しい。芝田(生田智子)が乗り込んできてさらに修羅場になった挙句に、その様子は全て衣里奈(山崎紘菜)によってネット実況されるなど状況は悪化(しかも衣里奈だとは知られていない)。果たしてこの話はどこに着地するのか…。

 

piece 8話
水帆(本田翼)は血しぶきにしか見えないアートな絵のイニシャルは成海(中山優馬)ではないかと確認するために成海の家へ。再び2人のプロモーションムービー化し始めてしまうが、矢内(松村北斗)、円(鈴木愛理)もここまで来たら最後まではるか(水野絵梨奈)の彼氏が誰だったのか知りたいということで意見は一致。フェードアウトしてしまう事は無さそうだ。

水帆は成海の家のお手伝いである七尾(木野花)と再会。成海に1つ上の兄がいると聞いた水帆はイニシャルが一致しているのでその兄のいる家へと向かう。矢内もその頃、別のルートからはるかがかつて茨城に通い詰めていたと掴んだ。水帆ははるかの元彼は成海の兄だと確信したところで次回へ続く。


11月25日(日)

超サイヤアウェイ同窓会

関西でオフ会が行われている最中、高校の同窓会?違うな!これは超サイヤアウェイ同窓会だ!(超ベジータ様風)があるということで超サイヤアウェイな地に乗り込んできた。そもそもにこのホームページ初期で書かれているのは高校3年の超暗黒期のみなので激しく終わっている高校生活に思えてくるが、消えてしまった02年2月3月の日記ではクラスメイトとスキー旅行に出かけて大盛り上がりした様子などもあって、要するに高校2年までは中学以下ではあったもののそれなりに楽しい日々を過ごしていた。どういうわけか3年のクラス替えで同じクラスだった人がゼロ、まとまりが無さすぎるクラス、それぞれが別のホーム(部活)を持っているので何か時間が空くとホームに散っていき全く集まらない…等々いくら受験期突入といっても淡白過ぎんだろ…というくらい印象の薄い最後の1年だったのである。それにより02年の日記はぼっちネタが満載となったわけだが、今回は学年同窓会。超サイヤアウェイと言いつつも知った顔はそれなりにいるというわけである。

どうやら1年の時のクラスメイト達が中心になってこぎつけたようだが、実は06年の現役組大学生卒業のタイミングでも別の1年の時のクラスメイトがmixiを中心に呼びかけたことがあった。06年3月の日記にも書いたが、susumuwkくんを通じて俺のところにも話が来たくらいなのでさぞ全員に行きわたっているのかと思いきや、賛同者恐怖の一桁と全くプロモーションが行き届かず頓挫したということがあった。今回その時主催しようとしていた人物(確か1年の時の学級委員だったような)は、幹事に名を連ねるどころか会場にすら姿を見せていなかったようだ。

今回はしっかりと複数人数が中心に動いて運営したのが功を奏したのか300人以上いた中の120人くらいが参加したというからよく集まった方だろう。先生も2人ほど呼ばれていたが、うち1人は一切授業すら受けたことが無く誰なのか知らん、もう1人は2年の時に国語の担当教員だった方だった。

高校2年までで日常行動を共にしていたメンバーは携帯を持っておらず、連絡不能。さらに04年の携帯洗濯によるメモリリセットにより残っていたのはBDバナーを制作してくれたsusumuwkくんとちゅうくんのみ。ちゅうくんは来ておらず、結果的にはsusumuwkくん以外には当時よく話していた人物はいなかった。スキー旅行メンバーやその取り巻きメンバーの2年時の仲間たちも旅行主催者が1人いたのみ。当時よく話していた知り合いに限って誰もかれも来ていないという案の定な展開。まさしく超サイヤアウェイ!

さて会場はBDオフ会の主催地でもある浦和。自転車で行ける範囲だったが会場はホテルであり、ホテルに自転車で来る奴はいない。駐車場はあっても駐輪場の案内は出ていない。ということで無難に電車にすることにした。

会場に着く前にsusumuwkくんからロビーにて待つというメールが届いたので合流して会場入り。この際に名簿の中に俺の名前が加えられていない事が発覚。いきなり究極のネタが飛び込んできやがったぜ!!確かに名前を書き忘れて参加希望を返送していたがその後主催からの電話でちゃんと登録してもらったはずだったのだが…何故無いのだ…。その後本当に8組だったのか疑心暗鬼になって会場を動き回り、置いてあった卒アルを確認したがちゃんと8組だったぞ。超サイヤロスト!

 

立食形式に近いがクラス1〜9それぞれに丸テーブルを配置し、まずは3年のクラスで乾杯ということになる。だが俺が在籍した8組に向かうと8組が誰1人いない。他のところはそれなりに集まっているのに8組だけ誰もいない。一応女性数名がいたがよく見ると全部違うクラス。「8組いねぇのかよ!」と1人で盛り上がっていると「いないみたいなんだよねぇ。」という返答。超サイヤアローン!

 

とりあえずどうぞどうぞ!とそこにいた見知らぬ女性にビールをつがれる。しかしいやもういいと言ってるのに聞かずにドバドバ入れるもんだから泡全開で表面張力を突破。ビールがワシャワシャと溢れ出し、大惨事に。謝る女性。ずぶ濡れのコップ。超サイヤオーバーフロウ!!

 

もう十分にネタを提供してもらったので「予想の斜め上どころじゃねぇ。3-8ダメだ。やっぱダメだ団結力ねぇよ!」ということでsusumuwkくんがいる2組に混ざって乾杯。超サイヤアウェイ!

 

その後、同じく3-8難民の青年と合流。「いったいどうなってるんだ3-8」談義でしばし盛り上がる。とりあえず他にも難民がいるかもしれないよねということで3-8ゾーンに居座り、置いてあった卒アルコピーを見ながら、そもそも団結無かったよね、学級委員すら決まらなかったし、理系文系ごちゃ混ぜで一緒に受けた授業ほとんどなかったもんね、などとトーク。ちなみにその彼は共に体育祭実行委員を押し付けられた者だったが(02年4月日記参照)、俺のことも忘れていた上に、自分が体育祭実行委員を押し付けられたことすら完全に失念していた。確かに彼が全く仕事しないので仕方なく、俺が体育祭参加しない(え?)のに参加種目決めとかは決めさせたけどその時一応一緒に壇上には立っていたのに…。02年9月日記「とある惨劇」前半部のエピソードに記載してある「我々の仕事だった連T否定、自分たちのTシャツ作るからでしゃばり」事件も話したが彼は全く記憶していなかった。超サイヤフォーゲット!

 

次は2年生の時のクラスにチェンジ!ということで、2-7へ。susumuwkくんとも合流。一応お互いを記憶している人々が集結。人数はやはり少なく、中心人物や名物人物不在感があったが、ここが1番アウェイじゃなかった。

そしてこのタイミングで1年の時から同じクラスで、ジャイアンみたいな横暴な性格で、何かと嫌味や傲慢な態度ばかり取っていた正直1番印象の悪い青年が登場。10年ぶりにまた嫌味かよと思ったらいきなりさわやかな笑顔で当時聞いたことのない敬語で話しかけてくる。映画版ジャイアンどころではない。最早出木杉くんにキャラチェンジしたかのような変貌ぶり。当時は「お前みたいな奴は嫌いだ!ガハハハハ!!」などと人に向かってはっきり言ってくるほどのジャイアンだった彼が親しげに話しかけまくってくるので、盛り上がってしまい、むしろ会場で朗読されていた来ていない先生たちのコメントを聞き逃す始末。10年の歳月って人を変えるんだな…。ついに別れ際には「今日は本当に会えて良かったよ!ありがとう!!」「主催者には本当に感謝だよ!」など11年前には聞いたことのない感謝の言葉を続々と告げていた。

そしてその後は1年のクラスにチェンジ。1-5へ。ここは主催陣がたくさんいたが、逆に当時親しかった人がいなくて派手派手系の人ばかりで若干アウェー気味に。何故か当時とびきりかわいかったという印象しか無い子が、俺に何か言ったら凄い反論されたという凄く具体性に欠ける曖昧なエピソードを言ってきた。なんだそれ?今日初めてにして唯一俺の方から記憶が無いぞ?超サイヤアウェイ!!

なおその間に唯一中学が同じだった人物と再会。偶然にも個人事業主という点で業種は違うが、みんなサラリーマンばかりな中で、税金の申告がどうだとか、目標の持ち方とかで意気投合し盛り上がるという一緒だった中高6年間で交わした数度しかない会話を遥かに上回る最も長い会話を繰り広げる。彼はカーネル・S・マルオ氏とは小中学校が一緒だったのでカーネルの事も当然記憶していた。

というわけで超サイヤアウェイな宴は終了。気がつけば無理やりビールを数口飲んでオレンジジュースをちびちび飲んで、ウーロンをちびちび飲んだだけで何も食べてないのに8000円はさすがにヤバいぜということで終了直前に陣取った隅のデザートコーナーからミニケーキ3個をゲット。同じように黙々と残りデザートを漁る見知った青年と言葉を交わさずとも無言の連帯感を醸し出す

二次会もあるとのことだがsusumuwkくんも俺も離脱。他にもけっこう離脱組がいる中で、また会おうぜ!と帰還。超サイヤアウェイながらも思ったほどはぼっちで浮くことも無く、ジャイアンが出木杉くんにキャラ変していていい奴になっていたりもしたので、当時よく話していた連中がほぼ9割いなかったにも関わらず、3年のクラスに限っては俺の事を覚えている人間の方がレアとはいえ、1,2年は俺が思っていたよりも相手に記憶されてて「個性派だったじゃん」「独自のポジションを…」などと言われる始末。当時はメガネをしていたのでコンタクトだと誰だか分からないかと思っていたがまさかここまで記憶されているとは思わなかった。

よって超サイヤ2や3に突入することが無かったので悪くは無かったというのが正直なところ。ネタもたくさん生じたのでなかなか面白かった。


11月22日(木)

嗚呼デコ大2012

今年もやってきた意味不明な音楽の祭典、少年少女たちは大人の世界への疑問をこの賞から抱き始めると言っても過言ではないキレース・レード、略してデコ大の発表である。

 

【優秀作品賞】(この中から大賞)
「ありがとう」JUJU
「風が吹いている」いきものがかり
「GO FOR IT!!」西野カナ
「櫻」氷川きよし
「酒のやど」香西かおり
「777 〜We can sing a song!〜」AAA
「花火」三代目 J Soul Brothers
「White Angel」Fairies
「真夏のSounds good!」AKB48
「やさしくなりたい」斉藤和義

・大賞はAKB48の2連覇で既定路線として、前田敦子センターの最終楽曲が何故かノミネート。昨年は総選挙の曲だったし、「ギンガムチェック」の方が良かったんじゃないのか。オリコンの売上枚数だけで決めたっぽい。

・JUJU、いきものがかり、西野カナ、氷川きよし、AAAは安泰枠。この中では西野カナだけがアルバムの方にも選出されているので扱いが地味にいいんじゃないカナ。

・演歌枠は何故か水森かおりが外された。女性演歌歌手ダントツ最強の人気を誇り続けるのに未だに全く大物扱いしてもらえない水森の扱いの不遇っぷりは今に始まった事ではないが、別のかおりに交代って。今回この部門で最大の謎

・あからさまに政治的なあれやこれやでメディアの韓国プッシュが完全終了したことを象徴するように東方神起、KARAが消滅

・何故かファンモンは安泰枠残れず、外されてしまった(アルバム枠送り)ので新たに送り込まれたのは3組。

・EXILEが殿堂入り扱いで退きつつ昨年は大賞発表前に登場してメドレー歌いまくりという茶番を披露したが、今年は三代目JSBを投入。応援という扱い、もしくはEXILE TRIBEとして登場してまたメドレーするんだろう。

最優秀新人賞からFairiesがスライド。このまま居座り続け、次のプッシュ新人が出てきたらAAAを先にフェードアウトさせる感じだろうか。

・昨年間に合わなかった「やさしくなりたい」斉藤和義を1年遅れて投入。これは去年のJUJUでもやっているが、いつから去年の曲OKになったのか。さすがに「去年」の印象強すぎで無理ありすぎ。

 

【新人賞】(この中から最優秀新人賞)
家入レオ
臼澤みさき
小野恵令奈
ティーナ・カリーナ

新人がいない2012年。本当に厳しい展開に。家入レオくらいしか知られてないんじゃないか。小野恵玲奈は元AKB48だがそんなところからも引っ張ってこなきゃいけないほど新人がいないのか…。家入の次に足あとを残した感のある岩佐美咲はAKB48に在籍しているので出られず、脱退している小野は新人扱いされるのもなんとも。ティーナ・カリーナは外人でも何でもなく純・関西人。関西弁のどこかで聞いたことのあるようなラブソング「あんた」が一部で話題になっていたが、他の年ではその程度の話題性ではノミネートされる気がしない。臼澤みさきは震災関連でデビューした14歳らしい。むしろこれを機に売り出したい感じか。これはもう家入に最優秀あげるしかないのでは。震災復興を持ち出して感動&厳かなムードを作りながら臼澤みさきにするなんて演出も平気でやりかねない気もするが。

 

【特別賞】
きゃりーぱみゅぱみゅ
プリンセス・プリンセス
ペギー葉山

毎年謎の多い特別賞だがここ2年は1曲だったのが09年同様に名前に戻った。まあ「羞恥心とカシアス島田」(08)とか「AKB48/秋元康」(09)とか以前は意味不明なセット表記だったのでマシになって復活したか。きゃりーは何故特別枠なのか分からん。タレントとしても存在感を放ったからか?プリプリは再結成なので1番納得できるが、ペギーは謎だ。検索しても息子が自閉症だったのが判明したっていうトピックくらいしか出ないんだけどそれが理由?

 

【最優秀歌唱賞】
天童よしみ

一時期は優秀作品賞の中から2番手扱いで選ぶ時期もあったが、現在は五木ひろし→近藤真彦→坂本冬美とここ数年は演歌歌謡1枠ということで普通に順番が回ってきたイメージ。

 

【最優秀アルバム賞】
「Love Place」西野カナ

毎年適当にダーツでもして決めてるんじゃないかというくらい謎だが(過去3年はGReeeeN→いきものがかり→小田和正)、この中(下記)ではまあファンモンか西野カナしかいないカナ?という感じ。西野カナは2ndでもノミネートされていたので気に入られているのカナ。

【優秀アルバム賞】
「縁-えにし-」山崎ハコ
「ENTERTAINMENT」SEKAI NO OWARI
「花束と猫」藤田恵美
「ファンキーモンキーベイビーズ4」FUNKY MONKEY BABYS

ヒット系はセカオワとファンモン。ファンモンは今回ここだけ。ハコと藤田(元Le Couple)は毎回恒例の謎枠。

 

【作曲賞】
レーモンド松屋
「夜明けのブルース」五木ひろし

毎年何もかも謎なので今年も謎。

【作詩賞】
秋元康
「UZA」「ギンガムチェック」「真夏のSounds good!」AKB48 など

普通に1番売ってる作詞家が受賞するというのはそれはそれで珍しいので結局謎という。

 

【編曲賞】
中田ヤスタカ
「スパイス」Perfume「つけまつける」きゃりーぱみゅぱみゅ など

編曲家に関してはヒットを出しているアレンジャーはほとんどストリングス病なので、別の方向性で強い個性を持っている人は現在この人くらいかもしれないが、審査員がそんな事を思っているわけがないので、特別賞にきゃりーを入れた辺りから流れで決まったのだろうか。

 

【企画賞】
『THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01』
日本コロムビア株式会社

『幸魂 さきみたま くしみたま 奇魂 古事記より』藤舎貴生
発売元:公益財団法人 日本伝統文化振興財団
販売元:ビクターエンタテインメント株式会社

『時代の歌V』鳥羽一郎
日本クラウン株式会社

『Doubles Best』スキマスイッチ
株式会社アリオラジャパン

『HIROSHI TACHI sings YUJIRO』舘ひろし
株式会社デフスターレコーズ

『もしも明日が 〜三木たかしトリビュート〜』
ユニバーサルミュージック合同会社

これまた毎年謎だが、歌謡系、J-POP系からカバーアルバムなどの文字通り企画アルバムに送られるという唯一にしてわずかな傾向があるが、まさかアイマスとは…(確かキャラが歌っている設定でのカバーアルバム)。TBS放送だった「けいおん」でもかすりもしなかったのに。スキマスイッチのセルフカバーがさりげなく入っているが、そもそもBENIのカバーアルバム入れるべきなのでは?

 

【日本作曲家協会奨励賞】
走 裕介

ナニコレ?こんなのあったっけ?演歌歌手のようだ。

 

【功労賞】
かまやつひろし
堺正章
中村泰士
倍賞千恵子
三沢あけみ

生きている人枠。別に現在は歌ってなくても長生きしていれば何かの節目でもらえる枠という認識。かまやつと堺は「ザ・スパイダース」が50周年だからだろうか。ていうか司会者が受賞するの?

 

【特別功労賞】
伊藤エミ
尾崎紀世彦
桜井センリ
櫻田誠一
佐々木敢一
長良じゅん
宮史郎
森光子

今年お亡くなりになった方枠。宮史郎、森光子は滑り込みで入れているのに(特に宮史郎は11月19日に亡くなったと報道されたばかり)桑名正博はスルーなのか。


11月18日(日)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.7

PRICELESS 4話
先日DVDで見た映画「インシテミル」の原作を読んでおり、これ映画と全然話違うじゃねーか!原作の方が面白いぞどうしてあーなった!!と1人で盛り上がっていたので完全に流し見。

何か色々あって、一二三男(木村拓哉)と二階堂(香里奈)は新たな衣装「厚手のジャンパー」を入手し、模合(中井貴一)はついに切り捨てまくりな会社の方針に反発し、統一郎(藤木直人)に「この会社に本当に不要なのは貴方だ」と言い切って退職。家族に速攻で捨てられてようやくED映像の3人が出揃ったという点だけ掴んでおけば大丈夫だろう。

 

遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜 4話
さびれた商店街を復活させるために2年かけて藤井(桐谷健太)が考えたサーファーのための宿泊施設化だったがあきらめている老害老人連中により却下されてしまう。それどころか老害老人連中は東京から来たと言うだけで丈太郎(生田斗真)にアイデアを迫り、困った丈太郎がゆるキャラとか?と冗談を言うとそれで行こうなどと何も考えずにそのまま立ち去ってしまう。すっかり落ち込み&憤る藤井だが、丈太郎は空気を読まずにゆるキャラとか無理だから商店街の人を説得してくれだのそもそもあんなんじゃ寂れるのも無理はないとか何でもっと説得しなかったのなどと軽い事を言って怒らせてしまう始末。コミュ能力最強で渡り歩いてきた丈太郎だが、これは酷ぇ…。最初の段階でゆるキャラとかほざかずに、藤井のプロジェクトの話はさわりだけでも事前に聞いていたんだから最後まで聞くようにみんなに話すだけで老害どもは言う事聞いただろうに。

主婦としての劣等感に悩むさより(国仲涼子)はかほり(真木よう子)との仲も険悪になりつつあったが、藤井とは共鳴。共に地元を離れずここまで来てしまった点も共通していた。丈太郎も元々は栃木から大学進学で上京してなかったら栃木から出るタイミングは失っていたはずだ…と考え直し反省。今回は特にメインエピソードも無く、それぞれの個別の悩みがクローズアップされつつ、これまではあまり関わりが無かった登場人物たちが関わりあうようになりそうな前兆のような内容だった。春菜(木村文乃)も不倫相手がいると発覚したし、彩花(香椎由宇)と弘樹(柄本佑)の曖昧な関係もそれぞれが別の相手を見ている感じになってきてるし。

そして今回は出演者が歌う実質主題歌の「あなたに」がOPからカット。ED挿入歌状態のコバチルがかかり、それぞれ悩みが…としんみりしているところで、急に切り替わってまさかの「あなたに」映像がコバチルを押しのけて主題歌の貫録を見せたのだった…。

 

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 6話
鍵を手に入れるために天下一武道会みたいな大会に出場する展開でいつもやっていた冒頭の山賊コントはカット。そこまでして尺を作ったものの、高速移動する敵の動きを表現するので予算が尽きたのか何とも微妙な展開になり、ヨシヒコ(山田孝之)はそもそも武道家ではないのに素手で対決にしたこともあって何とも地味な展開に。決勝では亀仙人パロディ、カリン様パロディなどの「ドラゴンボール」ネタが盛り込まれたが、先週の金八完全コピーからすると中途半端すぎてやはりイマヒトツ。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 6話
顔は出なかったがネットでキョンシーガールの戦闘シーンが隠し撮りされたものが流され、コアなファンと組んだアイドリング菊地亜美が偽キョンシーガールになって注目を浴びようとする話。ファン曰く「バラエティ出演も一巡して…」「もう年齢が高いので卒業も噂されている…」「若い子たちがどんどん出てきて…」「飽きられてきている」とアイドリング菊地のリアルっぽい危機感を深刻に語っているのが地味に笑えない。

結局、本物のキョンシーに襲われてピンチな菊地の株を奪う事なく、気絶した菊地を操ってキョンシーを倒させるという究極にシュールな操り人形菊地無双戦闘(藁人形操作:川島海荷)が繰り広げられるという凄い展開。先が読めねぇこのドラマ。

 

悪夢ちゃん 6話
生徒の未来(田爪愛里)と莉音(豊田留妃)2人は同じバレエ教室に通っていた。未来の家は豪邸だったが、莉音は母(森尾由美)がパートで必死にバレエをさせており、一方的に未来の家を敵視。未来としては莉音を大事な友達だと思っていたが、母親の様子を見ている莉音としては未来に対して複雑な感情を抱いていた。バレエの発表時に謎のチャイムが鳴り失敗した莉音はついには未来の良心がやったに違いないと泣き崩れる母を見て、未来をボートで川流しにするという暴挙に出る。

しかし、川には河童の如く連続幼女誘拐魔が潜んでおり、未来が誘拐されてしまう。いくら結衣子(木村真那月)の予知夢で河童で出ていて役者も河童っぽい風貌だからって、この季節にリアルに川に潜んでるのは超絶なギャグだろこれぇ…。

保健室の平島(優香)は莉音の境遇を自分と重ねて、自ら行動。保健室で眠らせて莉音と結衣子の夢札を獲得し、志岐(GACKT)に提供。このため、いつものように彩未(北川景子)が自分で夢を見て駆け付けるパターンではなく、彩未が動き出す前に志岐が警察に指示を出して、主人公不在のままあっさり事件が解決

そして夢遊病状態に陥った彩未は友達の母親をホームから突き落とした記憶を呼び覚ましショックを受ける。さらに古藤(小日向文世)が訪ねてきて、志岐が夢の研究をマスコミに話してしまったと告げ、どうなるか分からなくなったところで次回へ続く。

ようやく事件解決へ動き出すのかと思った時にはもう放送時間が残って無くて、最後のCMが開けたらいきなり初登場の刑事が捜査を始めて、そのままダイジェストのように河童男が逮捕されて打ち切り漫画のように解決に至ったのはさすがに強引だったが斬新でもあった。

 

高校入試 7話
消えた答案用紙の捜索が始まるが手がかりなし。しかし学校に乗り込んできた同窓会会長の沢村(入江雅人)が窓ガラスに貼りつけてあったとして答案用紙を持ってくる。しかしそれは自分の息子の、しかも100点の答案である上に、消えたのは46番、その息子は55番で番号が一致しなかった。

5年前の回想が入り、自己採点91点なのに自己採点88点の友人が合格し、自らは落ちた少年の弟が46番の田辺(柾木玲弥)だったと発覚。家庭崩壊を招いた一高の入試と教師自体に恨みを抱いていた様子なのでわざと白紙で出した可能性も…。掲示板への書き込み工作を行っているのは未だ潜伏している衣里奈(山崎紘菜)っぽいが、今回も謎ばかり。

 

piece 7話
菅原(野澤祐樹)からはるか(水野絵梨奈)が体育教師の宮本(高橋努)の家に出入りするのを目撃したという情報が提供された。水帆(本田翼)、矢内(松村北斗)、円(鈴木愛理)は3人で宮本の家を直撃。後日、はるかの家で両親も交えての説明によると妻に先立たれた宮本の幼い息子が友達がおらず、偶然バイト先の本屋で出会ったはるかが友達になったことで出入りするようになったという。後で宮本の息子と判明したが教師と生徒なので特にそれ以上の関係は無かったと淡々と語る宮本。本当に何も無かったようだが、新たにはるかの彼氏が描いたという絵が提出される。

アートとか絵とか以前に単なる「血しぶき」としか言いようがない薄気味悪い代物が深夜のTVに映し出されるのはあまり気分のいいものではない。作者のイニシャルが成海(中山優馬)と同じ事に気づいた水帆は絵を抱えて成海の家に突撃!

不気味な血しぶきとはいえ、この絵は今後はるかの家に置かれるようなノリだったのに、次のカットでは普通に水帆が持ち帰っていて吹いた。どうやって説得したのだろうか。そして前回逃げてしまった円が戻ってきてパーティー入りしていたのでこのままフェードアウトということはなさそうだ。


11月14日(水)

DEENアルバムBOXの内容判明

・11月14日は埼玉県民の日だ。だが小中高が休みになるくらいであり、俺が最後に高校生だったのは早10年前。最早何の関係も無い響きになって10年。本当に何でもない1日だ。

・全然プレミアムじゃなかったプレミアムDISCの内容が判明した。

http://www.deen.gr.jp/links/info.html

1.銀色の夢〜All over the world〜 English Version(初CD化)
2.夢であるように 〜テイルズ オブ デスティニーVersion 〜(シングル「永遠の明日」C/W)
3.ひとりじゃない 〜TV Version〜(ドラゴンボールGT音源、初CD化)
4.君さえいれば〜TV Version〜(アニメ「中華一番」サントラに収録)
5.MY LOVE 〜TV Version〜(昼ドラ主題歌音源、初CD化)
6.哀しみの向こう側 〜TV Version〜(昼ドラ主題歌音源、初CD化)
7.永遠の明日 〜テイルズ オブ ハーツVersion〜(ゲームサントラに収録)
8.このまま君だけを奪い去りたい 〜Triangle Cover Version〜(最新作「マリアージュ」収録)
9.このまま君だけを奪い去りたい 〜キセキVersion〜(セルフカバー「The BEST キセキ」収録)
10.このまま君だけを奪い去りたい 〜Acoustic Version〜(シングル「Christmas time」、「The BEST クラシックス」収録)
11.このまま君だけを奪い去りたい(謎)

冗 談 だ ろ ?

初CD化されるのはわずか4曲。DEEN名義の作品に初収録にしてもサントラ音源2曲が追加されて合計6曲だ。「君がいない夏」のコナンVer.や語尾の歌い回しが異なっている「瞳そらさないで」初期CMVer.などはスルー。何故か「このまま〜」の4連発という超サイヤ4的に手抜きな穴埋めをぶちかます始末。

そして11曲目は一体何なのか?オリジナルだとすれば『DEEN』と被る。全くバージョンも同じ曲を同一BOX内に2回収録するのはこれはもう完全なミスといっていい。

というわけで期待はしてなかったけどプレミアムでも何でもありませんでした…。

オリジナルアルバムに入っていない「翼を広げて」、「未来のために」、「君がいない夏」、「夢であるように」、「遠い空で」、「遠い遠い未来へ」、「愛の鐘が世界に響きますように…」を全てスルー。これはシングルBOX発売への布石だろうか、やはり。「遠い遠い未来へ」、「愛の鐘が世界に響きますように…」は『PERFECT SINGLES+』はちゃんとしたリマスターで聞きたかったんだけど。


11月11日(日)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.6

PRICELESS 3話
偶然立ち寄った昭和の香り全開のボロラーメン屋店長の木村祐一をフィギュアを餌にしてあげる代わりに雇ってくれと頼んでバイトをゲットした一二三男(木村拓哉)。もう募集もしてないというバイトなのに熱心に頼み込まなければ仕事にありつけないほどに今回の月9の世界は超サイヤ就職難なのか、一二三男に本気で再就職の意思が無いのか…。だがキム兄は既にやる気皆無でラーメンも激マズ。誰も客が来ないが、一二三男はビラ配りをしたりと1人明後日の方向へ熱血っぷりを見せる。

一方でミラクル魔法瓶は統一郎(藤木直人)の冷酷な態度で少しでも業績の悪い取引先は切り捨て、社の空気も殺伐としまくり。あかさらさまな模合(中井貴一)の出世や、一二三男らをハメた実質的な実行犯である専務の財前(イッセー尾形)はしょっちゅう模合に絡みに来るなど、分かりやすすぎて既に社内でも二階堂(香里奈)は不当解雇されたらしいというが立っている始末。模合は苦悩するが、久々に出会った一二三男は恨むどころか模合の出世を心から喜んでくれるので逆に追い詰められていく。

またキム兄はぶっ倒れてしまい、ようやく過去を語り出す。40過ぎて脱サラして屋台から始めてやがて現在の店をオープンさせ、評判のいいラーメン屋に成長させたが体調不良で一時閉店せざるを得なくなり、無理して復帰したが隣にいいラーメン屋が出来ていて客が来なくなりやる気を失くしたという。なんだそれ…。ていうか明らかに創業30年は経過してそうな昭和の雰囲気なのに40過ぎて脱サラして屋台から始めて…なんていう余計な設定を後付したせいで妙なことに。役者の年齢がまだ49歳だし、多く見ても50代半ば程度のはずで、店舗構えてからは10年も経ってない計算に。設定が狂っている。

結局最後の営業日に本気のラーメンを作ったキム兄だったが、一二三男のビラ配り攻勢も虚しく、むしろガキ2人が闇雲にマンションのポストにチラシを投げ込んだせいで苦情が来る始末で、誰も客が来ないオチ。序盤でラーメン通の青年が、昔はうまいラーメンだった!と一二三男に教えるシーンがあったのは口コミによる復活フラグでも何でも無かった!

1万円バイト代をもらった一二三男だったが、1万円で最後の客として食い尽くす道を選択。家賃の500円払えないヤバイ!という台詞が今回だけで2回くらい出てきたけど、実際にどうやって工面しているかも不明。ただキム兄からはフィギュアと今回のお礼に屋台を託された!

ストーリーが崩壊しまくりだし、そもそも主人公が再就職or会社復帰のどっちでもいいけど、キム兄に散々ハッパかけたように自分が本気出せば1話でカタがつくような状況にしか見えず、無理やり貧乏しているのが何だかイラッと来る…。

ついでに妄想系路上アイドルとして小嶋陽菜が唐突に出現。一応そそのかされた二階堂がアイドルスタイルに変身してラーメン屋の営業を張り切るというシーンにつなげられたものの、そこまで奮闘したのに効果なしの客ゼロという散々なオチになってしまったので何ともしがたい…。

 

遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜 3話
相変わらずのコミュ能力で馴染んでいく丈太郎(生田斗真)は今度は15年前に終了した地域のお祭りを再開させることに奔走。子供用の神輿が無いからと藤井(桐谷健太)、春菜(木村文乃)と一緒に神輿まで作り始めるなど充実した日々を過ごすが、先の事を考えると不安になるから目の前のやる事に集中するんだみたいな暗いナレーションも。

祭りで騒動が起きるわけではなく後半は台風が直撃する話に。倒れたばあさんの元へ往診に行けと無茶を言われたかほり(真木よう子)だったが、看護師連中に使えないと言われている事を知って気にしており、土砂崩れで通行止めでも意地になって山中を彷徨いながらばあさんの診療に向かうガッツを見せる。丈太郎もお祭り道具一式が気になって向かうと倉庫の窓が割れて大変な事になっていた。この間に2人の住んでいる地域への柵も何も無いハンドル操作を誤った瞬間にドボン確実の危険な橋が水没。しょうがないので合流した2人は祭り道具一式をしまった倉庫で一晩明かすことに。自分は研究者だったから診療する医師としては未熟であると苦悩を語り、今も来ないはずの教授からの復帰連絡を待っていると初めて内面を語るかほり。丈太郎は2週連続で自分には何も無いからうらやましいとうらやましがってばかりだが、そんな丈太郎のノー天気さと前向きさがまぶしい。結局人生楽しんでいるのはこういうタイプなのである。ばあさんは台風が去った後に訪ねると回復しており、偉く感謝される。悩んでいたかほりは号泣し、またしてもいい感じにコバチルがBGMに。

その後、お祭りは大成功に終わり、ご褒美として彩花(香椎由宇)にキスされた丈太郎は昇天し、次回へ続く。

 

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 5話
洗脳された村の話だったが村人を洗脳しているのが金八先生のパロディ教師群。そのまま金八先生のパロディ全開だったが、杉田かおるがやってた妊娠ネタとか、放送室ジャックして警察に連れて行かれるネタとか、特番の名シーン特集でチラッとしか見た記憶が無い30年以上前の古いパロディばかり。映像をスローにしたりとかなりきっちりパロっていたように見えたがよほどの金八ファンか40代以上の人じゃないと本気で笑えないのでは…。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 5話
こちらは堂本剛版金田一少年の事件簿パロディ。ヨシヒコの時間帯のCMではまんま金田一のサントラから流用していたが本編ではメロディーを微妙に変えたパロメロがかかっていた。

うっかりキョンシーを1匹逃した川島海荷が辿りついたのはいかにも金田一な怪しげな洋館。そこで主人が殺されるというサスペンスパロディ。道士スタイルの海荷を川島海荷として普通に洋館の人たちが認識していてキョンシーの仕業と発覚してもすんなり受け入れているところが地味に雑。結局主人はキョンシーではなくオバサンに殺されたことを海荷が暴いたが、オバサンは「みんなキョンシーになってしまえばいいのよ!」と迷言を放って封印しておいたキョンシーを全員解放してしまう。

結局その前に道端を歩いていてお札を剥がしてしまった罪なきじいさん、いつの間にかお手伝いさんのおばさんもやられ、最終決戦の途中で巻き込まれた主人の秘書まで犠牲になってキョンシー化してしまうなど、雰囲気がユルユルな割には犠牲者続出の凄惨な展開に…。シュールだ。

 

悪夢ちゃん 5話
中傷ブログの犯人は無意識の彩未(北川景子)本人と発覚し(夢遊病)、ショックを受ける彩未。志岐(GACKT)は過去に封印した過去があるはずだと語り、さらに古藤(小日向文世)にもこの事を話すが、古藤は明らかに何か知っていて隠しており、それを指摘されても説明できないだの、夢の研究は公にすべきではないだのと志岐をいらつかせる始末。ついに志岐は独立を宣言し、まずは保健室の平島(優香)に取り入り、結衣子(木村真那月)の見た夢を盗み出す任務を与える。これまでコメディ要因だったのに一気に黒くなる平島。

そして今回のメインはクラスの上原翔(千葉裕太)と弟の鈴木福の話。夢の内容が何度も変わったり、今まで偶然予知夢を見ていた彩未が自ら確信して予知夢を見に向かったりとこれまでとは違う展開が見えつつも無事に解決。事件のきっかけになった鈴木福がかつて大金が埋まっているのを見たという話も放置されず、結衣子の夢データから志岐の部下が先回りして大金をゲットするなどしっかり回収。そして彩未は誰かをホームから突き飛ばした記憶が蘇る。段々シリアスメインになってきたがまさかここまで面白くなってくるとは…。

 

高校入試 6話
採点の話。麻美(美山加恋)は掲示板で自分の事が書かれているのを発見し、このまま入学してもダメだと悟りヒステリックに。母親は娘の話を全く聞かずに理想とイメージだけを押し付けるズレた人でどうにもならず。

坂本(高橋ひとみ)のいい加減な採点ミスが連発され呆れる一同。主人公のはずの杏子(長澤まさみ)はこの様子に複雑な表情を浮かべているだけでほぼ終わってしまったが、この採点ミスのせいで人生が台無しになった青年との過去を回想して思うところはある様子。

また潜入している生徒の衣里奈(山崎紘菜)もかつて携帯が鳴ったが当時は規定なしでおとがめなしとなり、無事合格したが、携帯が鳴ったせいでストーカーの記憶が蘇り落ちたという人物の友人らにイジメを受けていた回想と、工作員の1人として何者かに指示を受けて工作活動をしていたことが発覚。…したが劇中では誰にも知られていない。結局消えた答案用紙の謎を残したまま次回へ続く。

 

piece 6話
瀬戸内円(鈴木愛理)に一方的なメモを送りつけていた人物を探せ!ということで鈴木愛理がようやくレギュラー入り。矢内(松村北斗)と水帆(本田翼)がコンビで動き出したので、一応主人公のはずの成海(中山優馬)はソロカットのみで出番ほとんどなし。

水帆が積極的に人と関わっていこうと考え始めて、同級生たちとの女子会に参加したのであっさりストーカーは菅原(野澤祐樹)だと突き止められ、直接乗り込んだ水帆と円(矢内は外で待機)。しらばっくれようとした菅原だったがメモ帳が同じだったのであっさりバレて逆ギレ。円は下手に優しくしたのが悪かったけどもう二度と関わらないと絶縁宣言して飛び出してしまう。自己崩壊して暴れまくる菅原に今なら戻れると説得した水帆ははるか(水野絵梨奈)をイジメたのは体育教師の自宅にはるかが入っていくのを見たからだと回答。体育教師が彼氏説が持ち上がった。

というわけで待望の鈴木愛理メイン回。先日見た「携帯彼氏」の頃に比べるとだいぶ演技も良くなった。ヒロインとは別の学年1番の人気者という設定で本田翼と並ぶというのは何気にかなりハードルが高いのではないかと思うが、揺るがない学年最強のオーラ。ハンパじゃない。


11月5日(月)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.5

PRICELESS 2話
不正の4球目には続きがあり、何とゲットできていなかったという衝撃のオチがついていた…。統一郎(藤木直人)と一二三男(木村拓哉)が異母兄弟という設定にも通じる話になりそうだったその父との思い出の野球ボールを失ってしまったってのはドラマとして大丈夫なのか。

何とか1日500円を拾い集めて食いつないでいた一二三男。特にその苦労が描かれていなかったが、毎日落ちている小銭を拾い集めて500円ギリで用意しているのだろうか。それ以外の行動特にとってないし。

経理の二階堂(香里奈)は一二三男が大阪出張した日がデータを盗んだ日である事に気づいて確認に来る。これにて一件落着と希望を持つ一二三男だったが、大阪出張の領収書は消され、二階堂は地下室に飛ばされてしまう。

また子供2人は一三男にビールをプレゼントしようと210円を貯めるが、子供はビールを買えないのでこっそり210円を置いて出てくるという記録上の万引き行為を行って店長に捕まってしまう。事情を聴いた二階堂がレジの残金とレシートの合計を1分で計算して210円の差額を暴いて謝らせるというツッコミどころ満載な展開に。レジの残金なんてかなり計算とズレまくるし、そもそも置いておいた210円がどうして知らない間にレジにインしているのか。レシートを大量に発行し、かつお札、小銭を全部カウントし、紙に書いて計算し、電卓打ちまでして1分で終わるわけもないし、3分か5分って言っておけば良かったのに。

何故か存在感が薄すぎて模合(中井貴一)を何度もニアミスしているのにスルーしてしまい、一二三男に至っては模合と会う事すらできずにいるうちに模合は出世を餌に口封じされてしまい、専務の部屋に忍び込んだ二階堂はあっさりクビに。統一郎に文句を言いにいった一二三男は未だ理由が私怨である事を知らず…。

思っていたよりは面白かったが、食玩ネタとか1分で終わらす(キリッ)が無理なのをごまかすために変なところでスローを駆使して引き伸ばしたり、前回300円だったビールがやっぱりコンビニの方が安い210円と明言され、前回なんでコンビニ行かなかったのかっていう貧乏描写の無理やりっぷりなどもたついている点はかなりしんどい。

 

遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜 2話
相変わらずの最強コミュ能力で馴染んでいく丈太郎(生田斗真)。野球チームの監督が必要になり、ひょんなことから弘樹(柄本佑)が街のヒーロー4番ピッチャーだった事を知った丈太郎は代理コーチを頼むが、ピッチャー時代の栄光が完全にピークになってしまい野球というか人生に挫折したらしい弘樹は頑なに拒否。現在のリハビリ補助員の仕事はそれなりらしく、上司に資格を取るように言われるがそれもスルーするなど完全無気力状態。

また看護師の彩花(香椎由宇)にホレた丈太郎はアプローチを開始し、彩花もまんざらではない様子。弘樹と同棲しているのは伏せられたままだったが、誰かと同居している事を電話から察知したかほり(真木よう子)が尋ねると単に子犬のように居着いただけで付き合っているわけではないらしい。結局この2人の同棲は明るみに出ないまま話が進行。

丈太郎たちが子供達との野球の練習中に1人怪我をしてしまい、偶然通りかかった弘樹は適切な処置を施す。地味にKYな丈太郎が弘樹の過去の栄光を子供たちにバラし、子供たちを盛り上げて無理やり指導させようとするがそれでも拒む弘樹。ついには丈太郎が逆切れして勝負だ!俺が打ったらお前指導しろや!とけしかけるがドラマ的な盛り上げフラグすらへし折ってスルーする。

その後で丈太郎は自分はまだ花開いたことが無いからうらやましいんだと弘樹に告げるが、弘樹は「まだ」という言葉に反応し、何歳だと思ってるんだ?ともう花開くわけないとネガティブモードを全開にする。

怪我をしたミッキー・カーチスは10年前妻が死んで農業引退を考えていた時にTVで見た弘樹に元気をもらってもう1度頑張ろうと決意していた。今回怪我をしたことで再び自信を無くしていたのは、リハビリに行った時に自分のヒーロー弘樹が握手拒否をして過去の話もスルーしたことも影響していた。それに気づいた丈太郎は弘樹を無理やり連れて行く。自分をヒーローだと称え、再度握手を求めるカーチスに複雑な思いを抱えながらも握手に応じた弘樹の中で何かが動き出す。またカーチスもリハビリを受けることを決意するのだった。

ラストでは藤井(桐谷健太)、さより(国仲涼子)、春菜(木村文乃)、かほり、彩花らもそれぞれに先の見えないネガティブな思いを抱えている様子が描かれながら次回へ続く。

今回も急にしんみりトーンになってコバチルがラストでBGMとしてかかるので一応いい感じの雰囲気に。BGMとしては意外と悪くないかもしれない。主題歌

 

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 4話
幽霊回。ということで散々幽霊に脅かされながら親玉退治を目指した一行だったが、依頼者の新村長が旧村長を殺害しており、その旧村長が成仏できずに幽霊になっているだけだった。温水洋一が旧村長でホラー要素が皆無になり、新村長に取りついていた邪気を払って一件落着。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 4話
今度はヤンキードラマに。川島海荷がラジオの生放送中にキョンシーを確保して置いておいたのを、パシリ高校生が発見。何故か鈴と説明書も置いてあったので使い方を覚えたパシリ高校生はキョンシーの戦闘力を生かしてのし上がる。こうして史上初のキョンシーを操ってヤンキー街道を出世する究極のドラマが始まった!

迷言「納税は国民の義務だろ」を放ちながらカツアゲしてくる同級生を倒し、海荷にキョンシー3日貸してくれとあくまで身を守るためとして頼みこんだパシリ高校生だったが、そのまま調子に乗って先輩を制圧し、校内トップに立つとそのまま地域制覇に乗り出す。最後は海荷が敵組織にもキョンシーを貸し出し、互角のキョンシーバトル&ヤンキー大乱戦。その最中で子キョンシーがさりげなく登場し、お札を剥がしてしまったので制御不能になり、ヤンキーがほぼ全滅させられてしまうが、海荷の力で封印。反省したパシリ高校生だが、ヤンキー集団はあなたの力なら全国制覇が可能だと海荷を追いまわすのだった。

 

悪夢ちゃん 4話
もう笑うのは辞めたとして無表情になった彩未(北川景子)。女王の教室化するのかと思ったがそこまで冷酷ではなかった。あまりの変貌についていけない女生徒たちが勝手に家を訪ねてきた際は志岐(GACKT)が応答。子供たちと触れ合う志岐に「ロリコンか!」とツッコミを入れるなど、元々本性といってもそんなにダークじゃなかったので生徒たちもそこまで邪険にすることも無かった。

そのうちの生徒の1人、綾乃(白本彩奈)は厳しくヒステリックな母親に嫌われると思っており、叱られる原因を作った(家に送りに来た時に先生の家で勉強していたと適当な理由を彩未がでっちあげたのだが、母親がこれに関して綾乃に嫌味を言ったため)彩未を逆恨み。再び志岐の元に来るが、後日綾乃は「志岐にキスされた」と証言。ツッコミを入れられた際に「僕はロリコンだったのか」とボケをかまし、綾乃をいかにも眠り薬で眠らせたかのように思わせる描写が入り、ベッドに寝かせるシーンまであったので、完全に志岐がロリコン大犯罪者扱いされるという珍妙な展開に突入。何故か生徒たちも彩未の授業をボイコット。この際に結衣子(木村真那月)だけでなく、既に彩未の本性に近い姿を見た挙句にその説得で救われた1〜3話の生徒たちもしっかり残っているところが話が続いている感じで地味に良かった。

綾乃の母親は何故か保護者一行を引き連れて抗議に訪れるが、志岐が遅れて華麗に登場し、ロリコン疑惑を晴らした上に、綾乃の悩み相談を録画しており、母親は自分が原因だったと思い知らされる。

しかし綾乃は不登校になり、結衣子は綾乃が給食に毒をもってクラス全員滅亡する悪夢を。その当日と思われる日、綾乃の母は綾乃を無理やり登校させるなど、全く反省していないかに思われ、さらにウソツキとして綾乃に嫌がらせ攻撃が開始される。そのまま犯行に及びそうな空気だったが、彩未は母親に娘への手紙を書かせており、そこには綾乃への愛情が書かれていた。さらにダメ押しの彩未の説教で万事解決。どうも母親のキャラがブレてるというか改心する過程を描く時間が無かったので、手紙でいきなり真逆の事を語りだした感じで、本当は娘を想っているというところに全く説得力が無かったんだけど…。

翌日も彩未の中傷ブログの更新は続く。困り果てた彩未だったが、志岐は犯人が映っているとするPCを見せる。そこには彩未の姿が!というわけでありそうだった二重人格展開になったところで次回へ続く。

 

高校入試 5話
美山加恋の失格を受け入れずほとんどモンスターペアレンツ状態の母親。美山加恋も何気に図太く、携帯鳴ったら失格というのはボソボソ喋ってて聞き取れず、掲示にはそこまで言及されていなかったなどと発言。実際去年の掲示にすり替えられていたので校長はあっさりOKしてしまうが、ネットでは既に噂になっており火種が広がる一方。

みどり(南沢奈央)の旅行相手は相田(中尾明慶)に確定したが、別に付き合っている女生徒は受験生のフリして侵入していた挙句にみどりが相手の男が紛失したと騒いでいたゴールドカードをパクった犯人と発覚。合田の態度にもはや復讐鬼と化し、部室に潜伏して何かを企んでいる様子。

そして採点が始まるが、松島(羽場裕一)の息子である良隆(高杉真宙)の答案には執拗にいじめてきていた翔太(清水尋也)のカンニング行為の告発文があったり、No.46の答案用紙がなくなっており、代わりに白紙の1枚が入っていたりとどんどん複雑な状況に…。

最早何が何だか分からないが、杏子(長澤まさみ)だけでなく、むしろみどりの方が怪しい感じに。

 

piece 5話
はるか(水野絵梨奈)と同じ生徒会の役員で先輩だった矢内(松村北斗)に水帆(本田翼)が電話したことでようやく本田翼&中山優馬の独占状態が終了。今週は松村SPに。学年1位でクールでモテまくりの矢内だったが付き合っていた女の子に全然気持ちが分かってないと泣かれ、「見かけ倒し!」(エコー&字幕連打付)と突如ハイパーコメディになったような演出でフラれてしまいそれが心の傷に。そんな折、はるかとの会話で徐々に魅かれていくが、はるかは別に彼氏がいたらしいことを知ってしまう。

少なくともはるかの母親が言っていた付き合っていたらしい男の存在が発覚し、一歩前進した水帆。矢内は俺も協力させてくれとお願いし、こうして矢内が仲間になった。パララパッパパー(効果音)。

矢内は友人の小池(安井謙太郎)と付き合っている当時学内最強にカワイイと評判だった瀬戸内円(鈴木愛理)がはるかの葬儀以降やけにはるかのことを気にしているらしいとの情報を提供。今週も回想シーンの中でかわいさをほめたたえられまくる1シーンしか出番の無かった鈴木愛理についに出番が!ついに出番が!


11月4日(日)

勝手にランキングEXTRA〜10th Anniversary〜 全楽曲編

1.Hello,Again〜昔からある場所〜/MY LITTLE LOVER
リアルタイムではあまりに大ヒットしていたので耳には入っていたが、初めてちゃんと聞いたのは99年頃に8センチシングル盤を入手した時。そして01年の『Singles』の頃からこれは歴代1番好きな曲かもしれないと思い、現在に至るまで年々その思いは増している。歌詞やメロディーももちろんいいけど、原曲のこのアレンジが何よりも楽曲の良さを引き出している。そのためJUJUのカバーはイマイチだったし、マイラバ自身がアコースティックカバーしたバージョンも数段落ちる。

2.CROSS ROAD/Mr.Children
当時は知らなかったし、ミスチルの曲だとも知らなかった。98年頃にミスチルを聞こうと思って「Tomorrow never knows」のシングルと一緒にもう1枚知らない曲を買ったつもりだったが再生したら、「名曲だと思っていたけど誰の曲なのか分かってないあの曲」だったので衝撃が走った。ファンになる前でしかありえない衝撃である。この曲も聞き手をグイグイつかんで離さないメロディーが素晴らしいが、アレンジがいい。90年代の小林武史は本当に天才だった。

3.STAND BY ME/GOING UNDER GROUND
これも実は当時は知らなかった。三ツ矢サイダーのCMも見た記憶が無かったし。ベスト盤を聞いた時に「トワイライト」と一緒に最初に印象に残った曲。歌詞が大学や専門学校を卒業する時の心境にハマった。この曲で主人公が探している「君」っていうのは個人的には「過去の自分」に変換して聞いている。「似合わない靴を脱ぎ捨てなければ」追いつけなかったし、いくら探しても「君はいないけれどそばに君がいる気がした」。

4.終わりなき旅/Mr.Chidlren
発売当時、中学2年生。当時の友人たちとの思い出深さでは恐らくこれがNo.1。聞いた回数もダントツでCD盤面が傷だらけだ。高校に行ったらバンドでこの曲をやろうぜ!なんて盛り上がったのも思い出。

5.ホタル/藍坊主
これからどう位置づけが変わっていくかは分からないが、現時点で最も共感できる1曲。

?.Beautiful day/FIELD OF VIEW
本編の方でも別枠にしたけど、この曲、ストリングスとの共演が目玉だったとはいえ、バンドサウンドはかなりオーソドックスだし、歌詞もメロもわりかし普通だ。だけどイントロを聞いた瞬間に中学3年、卒業したあの頃に帰った感覚になる。思い出が閉じ込められた曲という意味で、歴代名曲とは違う立ち位置にいる気がする。

これ以外にもまだまだたぶんトップ10くらいまでは挙げられるんだけど収拾がつかなくなってくるのでひとまずこの5曲+1が殿堂入り的な立ち位置になる。


11月1日(木)

勝手にランキングEXTRA〜10th Anniversary〜 メンバー編


1.櫻井翔(サクラップモード)
2.松本潤
3.大野智

AKB48
1.島崎遥香
2.峯岸みなみ
3.前田亜美
4.川栄李奈
5.大島優子

SKE48
1.木アゆりあ
2.矢神久美
3.平松可奈子

NMB48
1.横山由依
2.山本彩

℃-ute
1.鈴木愛理
2.矢島舞美

KinKi Kids
1.堂本剛(金田一時代)
2.堂本光一
3.堂本剛(エンドリ以降)

スフィア
1.戸松遥
2.寿美菜子
3.豊崎愛生

SMAP
1.中居正広
2.香取慎吾
3.木村拓哉

ZONE
1.TOMOKA
2.MIYU
3.MIZUHO

タンポポ
1.石川梨華
2.加護亜衣
3.矢口真里

TOKIO
1.長瀬智也
2.松岡昌宏
3.城島茂(ギタリストモード)

dream
1.松室麻衣
2.長谷部優
3.橘佳奈

AAA
1.宇野実彩子
2.西島隆弘
3.伊藤千晃

ノースリーブス
1.峯岸みなみ
2.小嶋陽菜
3.高橋みなみ

NO NAME
1.佐藤亜美菜
2.石田晴香
3.矢神久美

乃木坂46
1.橋本奈々未
2.斎藤飛鳥
3.松村沙友理

Not yet
1.横山由依
2.大島優子
3.北原里英

プッチモニ
1.市井紗耶香
2.吉澤ひとみ
3.保田圭

Buono!
1.鈴木愛理
2.嗣永桃子(TV用のオーバーモード除く)
3.夏焼雅

モーニング娘。
1.田中れいな
2.紺野あさ美
3.新垣里沙

渡り廊下走り隊7
1.平嶋夏海
2.菊地あやか
3.仲川遥香

全面的にコメントは差し控えさせていただきます。

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