10周年な日記 FINAL

12年12月

12月31日(月)

さようなら2012年

・デコ大(デキレース・レコード大賞)は今年はほぼ30秒くらいしか見ていないのだが、予想通り家入レオが最優秀新人でレコード大賞はAKB48だったようで。最後だけ携帯のワンセグで見てたんだけど、フロントメンバー号泣してるのに後ろにいるぱるるがいつも通り微笑んでいたのだけは確認した。

大賞に関しては色々あるようだが、少し前は売上で判断しろよと言われ、過去10年くらいの中では最も売上で決まっている感のあるAKB48になったら投票と握手と複数商法じゃねーか楽曲で判断しろよと言われるのだからもうどうにもならないのだろう。

記憶にある98年以降だと

98年globe「wanna Be A Dreammaker」→GLAYやラルクが大活躍した年に50万がやっとだったglobeとかありえねーだろ!
99年GLAY「Winter,again」、00年「TSUNAMI」→まあ順当。
01年浜崎あゆみ「Dearest」→何故にこの曲?
02年浜崎あゆみ「Voyage」→またバラードなの?
03年浜崎あゆみ「No way to say」→アップテンポ選ばれないの?
04年Mr.Children「Sign」→急にまともになった
05年倖田來未「Butterfly」→年間85位が大賞とかありえなくね?
06年氷川きよし「一剣」→演歌だし…売上じゃないよね。
07年コブクロ「蕾」→久々にまともになった
08年EXILE「Ti Amo」→受賞の時に「Ti AmoをうたったEXILEです!」って言ってんぞ!曲にあげるんじゃないのかよ!
09年EXILE「Someday」→ああ…そう…。
10年EXILE「I Wish For You」→AKB48じゃないのかよ!
11年AKB48「フライングゲット」→握手券かよ!

と、まあほぼ毎回何かしら言われている印象だ。たぶんAKB48で来年も3連覇して、売上が下がってきた再来年はEXILEのように殿堂入り、氷川きよし辺りに落ち着けて次のトップアーティストを待つといった感じになりそうだが、一向に来なくていきものがかり辺りが悲願の大賞という流れは数年以内にありそうな気はする。

色々な機関での年間チャートをまとめたところがあったので最後に。

http://www.musicman-net.com/business/22577.html

サウンドスキャンはネット上では公開してないみたいで、ずっとサウンドスキャンのデータを使用している雑誌「日経エンタ」を買ってくるしか無いようだ。今度から買うかな…。

itunesの配信チャートは無視できない段階に達しているとされるが、それと同じくらいにレンタルのチャートもかなり様子が異なっていて面白い。miwaの「ヒカリヘ」が年間2位だし、西野カナやいきものがかりなど10代に人気の高そうな曲が並んでいる。itunesの方はメインがクレジットカードで購入なので(コンビニでカード買って決済もできるけど)何だか社会人のチャートといった装い。

ゆえにオリコンとサウンドスキャンでCDの売上を見て、itunesランキングで配信(社会人層メイン?)、レンタルランキングを見て(学生層メイン?)、何となくそれらを脳内で合体させればCDしか無かった00年代序盤くらいまでのヒットの指標ランキングに近い感覚を得ることができるのではないだろうか。

・開設10周年を迎えた今年はサイトを独立させたりと変化はあったものの、見た目的には特に何ら変わらなく、10年経っても化石スタイルを掲げて終わろうとしている。06年以来となる勝手にランキングも完遂したし、オフ会も今年は何度か開催できたのでけっこう記念年っぽい感じにはなったんじゃないかと思う。個人的にも昨年以上に早い1年だったが、そろそろ変化に乏しくなってきたので新たな種は少し蒔いた。それをいかに咲かせるかが2013年の課題だろう。

引き続き2013年もよろしくお願いします。


12月30日(日)

ここ最近の2012秋ドラ FINAL/勝手に2012ドラマ大賞

高校入試 最終話
杏子(長澤まさみ)が犯人の淳一(柾木玲弥)の協力者だったと判明し、恋人が入試関連で謎の死を遂げて、入試制度への疑問や学校の対応を知りたいと思ったのが動機だと語られたが、その続き。淳一の兄である光一(中村倫也)が入試の採点ミスを扱ったと思われた銀賞を取ったドキュメントはようやく最後まで内容が明かされた。てっきり採点ミスを暴くドキュメントかと思ったら、受験番号書き忘れで0点にされただけだった。ドキュメント自体はそのまま他の会場では担当官が受験番号を確認させたとか忘れた子に書かせたとか恨み節を述べつつも嘆いても仕方ないと前向きに締めていた。だが公開後のネットの反応は中傷に流れて、光一は精神を病み中退ヒッキーになり、家庭は完全崩壊したのだった。

杏子は中傷だけの流れになるように書き込みを扇動したのが教師だった事までは聞いていたが誰だかは知らなかった。そこに荻野(斉木しげる)が自分だったと語る。当時自分は悪くないと信じ込み、擁護意見を全て潰して掲示板の流れを変えさせたのが荻野だったが、その後の光一の顛末を知り激しく後悔。それにより弟の淳一に協力を願い出たという。保守的な校長の的場(山本圭)にも昔は尊敬していたのにとか言っていたが、的場は毅然とした態度で辞表を出した杏子と荻野に辞めることは責任を取る事ではない、続けろ!と告げ、責任は校長である自分が取ると辞職。結局杏子もネットで安全圏で計画を実行した淳一も守られている存在だったと痛感し、ネットでの無責任な誹謗中傷を激しく非難したいというメッセージが前面に出たままドラマは終了した。掲示板の方は終了の合図「サクラチル」にてサイトごと桜散るFlash映像みたいなのに切り替わって散開した。

なお生徒とデキていた相田(中尾明慶)は飛ばされ、荻野も不良高校に飛ばされ、校長は辞職し、杏子は今回の生徒たちの卒業を見届ける3年後に飛ばされる事になるらしい。他の同僚とも激しく気まずいままだと思うが、入学した生徒に担任としてお言葉を告げているところが最後で他の教師と仕事している場面は描かれず。

入試の方は結局落ちたのは犯人の淳一のみ。理由は犯人だからではなく受験番号書いてないから要綱に則りということだった。合格ギリギリとされカンニングもバラされた翔太(清水尋也)や携帯騒動がバラされた麻美(美山加恋)も普通に合格。翔太にいたっては掲示板にカンニングをバラしたのはイジめていた良隆 (高杉真宙)だと勘違いしたままだったはずだが、何故かにこやかに「仲良くしよう」と握手を求める始末。麻美もメールを送った中学の友人に明らかにハブられ、どう見ても上っ面の励ましを受け取って無邪気に喜んでいるというはた目には悲惨にしか見えないところで終わっていたが大丈夫なのだろうか。携帯の件でイジめられないように対策を約束した水野(阪田マサノブ)は転勤しちゃったんだけど。

全部終わっての感想
毎週ワクワクしながら見ていた面白いドラマだったが前回と最終回で一気に失速。結局いわゆる2chの匿名性と無責任性への痛烈批判が前面に出過ぎて、主人公の動機周りがおまけみたいになってしまった。初期のいくつかの謎も放置されたままで、坂本(高橋ひとみ)のロッカーに入試を潰すメッセージを入れた犯人は杏子と明言されなかったし、荻野が盗んでいた番号無記名の淳一の答案に翔太の受験番号を書き込んだ理由もよく分からないままだった。ただ保守的だった校長が最後にキリッとカッコよくなったところは締りがあったから良かったかな。

 

piece 最終話
時間間違えて見逃したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

日テレオンデマンド

高校時代に妊娠したのは礼美(荒井萌)だった。折口(水野絵梨奈)は何から何まで世話をしてくれた上に、傷ついた礼美に全てなかった事にすればいいと伝授。自分とも親しくなっていないことにすればいいということで、礼美はそれを激しく後悔していたと告げる。真の友情を築き抱きあう礼美と水帆(本田翼)。

そこに成海(中山優馬)が登場。さすがに同じ画面に登場させる合成をする予算が無いのか、比呂(中山優馬)とのシーンは腕だけ頭だけなどアングルや代役を駆使して乗り切り、決して2人の顔が同時に画面に入る事は無かった。折口から託された手紙には「比呂さん、大好きよ。」と凝縮された一言のみが記されていた。そういえば折口も傷害事件の真犯人が比呂だと知って逃げたんだっけな…。比呂も救われたらしく号泣。

こうして折口の彼氏探しから始まった調査は全て終了。何処へと去ろうとする成海に水帆は「大好きよ!」と告白し、信じて待っていると告げる。語尾に「よ」をつけるのが流行しているのだろうか。何か少し響きが変だったけど。結局成海は去っていき、ハッピーでもバッドでもないまま終了。

全部終わっての感想
鈴木愛理の出番は途中で完全に終わったらしく、ラスト2話では鈴木愛理も4番手として一緒に出ている主要キャストによるタイトルバックまで廃止されてしまった。出演中は鈴木愛理本人もブログでも触れていたが、ここ1ヶ月くらいは触れた様子も無かった。最終回にあたっての番宣も出ていないので当然していない。鈴木愛理以外のタイトルバック出演者は最終回までに全員揃っていたし、鈴木愛理も途中から一緒に調査してたのにどうして急にハブられたんだ…。タイトルバックが廃止されキャストクレジットは劇中で静かに表示するのみになったが、鈴木愛理は出ていない以上はクレジットする必要も無いのでラスト2話でクレジットからも抹消されている始末。無かった事にされたのは礼美の妊娠堕胎の記憶ではなく、鈴木愛理だったのだ!確かに鈴木愛理は彼氏探しまでしか知らなくて妊娠の件も知らなかったし、複雑化した真相を説明するのも難しい気はするが、そういえば折口の親も娘が妊娠したと思い込んだままで終わっている。何だかスッキリしなかった。

 

 

1位 遅咲きのヒマワリ
ちょうど同性代の青春ドラマで響く台詞の数々、四万十の自然描写はそれだけでたまらない空気が流れていた。超サクセスをかますことなく誰もが最初の一歩をようやく踏み出せたところで終わったのも良かった。最後が一部奇妙な展開だったが、久々に歴代トップ3に入る大傑作ドラマだったと思う。

2位 悪夢ちゃん
予知夢をテーマにした話なので、単なる1話完結モノだと思ったら予期せぬ展開になり、久々に少年時代(90年代)の土曜9時ドラマのワクワクを思い出した。

3位 夏色キセキ
スフィア4人が主演の青春アニメ。アニメらしいファンタジックな展開を盛り込みつつも10年くらい前、まだTBS昼ドラが健在だった頃の夏休みに中高生向けの内容で作られていたような作風を思い出す懐かしい香りがする作品だった。ただ夏じゃなく春放送だったのは地味に謎。

4位 好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜
大学生になった川島海荷に今更アイドル全開の本人役をやらせたり、毎回テキトーを極めたストーリー展開は怖いもの知らずな勢いに溢れていた。ヨシヒコ1作目の魂はここにあった。

5位 スプラウト
90年代だったら20時台とかにやってたような若手青春ラブストーリー。深夜枠になってしまったところに時代を感じたが、さわやかさに溢れていて眩しいドラマだった。

6位 クローバー
何気なくつけていただけの不良ドラマだったがこれが意外と面白かった。続編も作れそうなところで終わったが、果たして作る気があるのかどうか…。

7位 高校入試
最終的に失速したので3位候補から落としたものの、そこまでは毎週ワクワクしながら見れたのでこの位置に。

8位 カエルの王女さま
THE 最近のドラマといった感じ。分かりやすいストーリー展開で1回見逃してもさほど問題なく、最終的にはハッピーで終わる。予想以上の事は何も無かったが、適度に面白かった。

9位 私立バカレア高校
ぱるるがかわいかったからそれでよし。

10位 未来日記(アニメ版)
原作漫画を知っていたけどさらにブラッシュアップしてのアニメ化でなかなか良かった。ただ最後が駆け足な上にラストシーンを残したまま終わってしまったのは消化不良。何か今度その部分を拡大してアニメにするみたいだけど。

11位 piece
展開が遅すぎで半分くらいで終わらせることができる内容を引っ張りまくった印象も。特に出番が終わる気配が無いまま唐突にいなくなってしまい鈴木愛理が無かった事になってしまった終盤もなんだかな…。

12位 数学女子学園
ハロプロ総出演。サイン!コサイン!めんたいこ!という田中れいなの超絶な決め台詞1発ギャグが炸裂し、出演者が誰も理解できてそうにない数学で対決させるという斜め上っぷりが笑えた。15年留年している設定でゲストで出てきた保田、飯田や、ラスボスだった石川梨華があまりにしょぼい扱いで泣けた。

13位 マジすか学園3
クソ熱い真夏の夜に毎回ストーリーが進まなすぎて二重にイライラさせられたが、島崎遥香、木アゆりあ、最終回で突如プッシュされた川栄李奈がかわいかっただけでこの位置に。

14位 都市伝説の女
特に印象無し。

15位 さばドル
ドラマ自体は全く印象無し。

16位 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵
緩やかに、しかし確実に前作を下回り、超失速。

 

ネタドラマ部門

1位 GTO
原作準拠ということだったが、様々な原作のエピソードを1話の中で2つも3つも組み込みまくるもんだからかなりゴチャゴチャしてしまい、最終回にかけて究極のネタドラマと化していった。盗撮教師放置

2位 未来日記-ANOTHER:WORLD-
ANOTHERと銘打っていたとはいえあまりにアナザーすぎて未来日記でもなんでもなかった。未来日記自体が単なる死亡宣告&疑心暗鬼誘発ツールになってて駆け引き皆無だし、電脳世界オチになるし、この話を作るのに何で「未来日記」を原案に取り入れたのか…。

3位 最高の人生の終り方 エンディングプランナー
他のドラマのように大きなネタ要素があったわけではなく、本筋と関係ないかぶりモノ担当の大野いとが毎回牛乳からラーメンまで顔面に喰らうところ以外のインパクトは薄めだが、1話完結のストーリーが3話辺りからはほぼ毎回破綻しているという脚本全崩壊っぷり、無自覚霊能力者山Pが関わった初見の人物が必ず死体になるという死神展開は肉親にも及んでしまい初回で父が死んだのに最終回では兄の反町まで死んでしまう始末。最終回の事件は前提からして成立しないレベルの完全崩壊っぷりで今年見た中では最強クラスの破壊力だった。

4位 鍵のかかった部屋
ドラマ自体は可も不可もなしというかぶっちゃけ少しつまらないくらいだったが、最後に主人公大怪盗高飛びENDをぶちかまし、それだけでここにランクイン。

5位 PRICELESS
何度も途中離脱しかけたが、家爆破(誰がやったか謎のまま)、藤木社長の小物っぷりや1507人全員退社→結局戻す展開など想像を越える展開は月9史に残るレベル。

6位 ラッキーセブン
ドラマ自体は引っ張った最終展開があまり練られていなくて期待外れだったが、3番手で起用した瑛太がスケジュールの都合で出られないので5話で退場し、以降最終回まで一切出さないというのは斬新だった。このため主人公と仲間たちが仲間意識を持つのが異常に早かったり、5話で最終展開みたいになり、主人公サイドが行き詰ったところでタイムオーバーになって知らないところで解決していたことになり、そのまま瑛太が退場を宣言していなくなったりと5話はワケが分からなかった。最終話で戻ってきても中盤でアクションに参加して以降は、何の役にも立っていない別行動でほとんど登場せず、肝心ないなきゃいけないところで姿が無かったりとやはりまともに出れていなかった。

7位 AKB0048
2期が決まっていたせいか話がなかなか進まない上に大したオチもなく終わってしまった印象だが、歴代ともちんなどの超絶なギャグが炸裂したり、ファンをそのまま「ヲタ」呼ばわりしてサイバータイガー(略)ジャージャーと呪文唱えながらミサイリウムで爆撃するシュールさといったらもうネタ以外の何物でもない。

 

インパクトシーン&キャラ大賞

1位 サイン!コサイン!めんたいこ! from 数学女子学園
田中れいなが決めると何となくかわいいのでアリのような気がしてしまうが普通にシュールすぎる決め台詞である。

2位 盗撮教師放置、ごちゃ混ぜ崩壊最終回全般 from GTO
冬月を盗撮していたテッシーを放置したまま、テッシーに「貴方のような歪んだ人は初めてだ。反面教師にさせてもらいます!」とラスボスに宣言させる超脚本。力技で数々の笑いとツッコミを提供してくれた。

3位 霊界伝達者と化す山P from 最高の人生の終り方
山Pが仲良くしていた山崎努は他者には見えない幽霊だった。最終回では山Pが通訳となって山崎を殺した犯人を説得し、孫の榮倉奈々との会話も通訳。演出上山Pの通訳はカットすればいいのに、山崎が言う台詞を山Pが復唱するのでシュールすぎて感動シーンが珍妙なシーンと化した。

4位 主人公高飛び from 鍵のかかった部屋
ていうかそれしか覚えてない。

5位 社員1507人全員を一晩で全員味方につけて退社させる超活躍をしたのにそのシーンが全部カットされた上に、最終回では1507人全員会社に戻すことになったので無駄に手間を増やしただけのSMAP後輩キスマイ藤ヶ谷 from PRICELESS
何もかもネタだった。

 


12月29日(土)

勝手に2012音楽大賞

楽曲部門

1.ホタル/藍坊主
2.Non stop road/スフィア
3.シュプレヒコール/RADWIMPS
4.Sinfonia! Sinfonia!!!/竹達彩奈
5.KIBOU/TOKIO
6.LOVE&LIVE LETTER/福耳
7.初恋サイダー/Buono!
8.Q&A リサイタル!/戸松遥
9.GIVE ME FIVE!/AKB48
10.青い春/back number

トップ10入り候補になっていた曲たち
HARUKAZE/SCANDAL
つぼみ/Aqua Timez
ココロスカイ/寿美菜子
さかさまの空/SMAP
2012spark/ポルノグラフィティ
hypnosis/Mr.Children
archive/TOKIO

とりあえず最初にピックアップした曲たち
今日になるから/熊木杏里、つけまつける/きゃりーぱみゅぱみゅ 、グッドラック/BUMP OF CHICKEN、いつだって僕らは/いきものがかり、ピョコピョコ ウルトラ/モーニング娘。 、HERO/MONKEY MAJIK、羽田空港の奇跡/TOKIO、ナイショの話/ClariS、ぐるぐるカーテン/乃木坂46 、Rock you!/東京女子流、ワイルド アット ハート/嵐、生きてる生きてく/福山雅治、End of the day/Mr.Children 、ハルウタ/いきものがかり、どんなときも。キャラメルVer./槇原敬之、おいでシャンプー/乃木坂46、偶然を言い訳にして/乃木坂46(白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、松村沙友理)、アイシテラブル!/SKE48、サブリナ/家入レオ、SHINE/家入レオ、Bible/GLAY 、少年よ 嘘をつけ!/渡り廊下走り隊7 、stand by me/ステレオポニー 、treasure of the heart〜キミとボクの奇跡〜/ZONE、君は僕だ/前田敦子、風が吹いている/いきものがかり、Moment/SMAP 、また明日/ゆず、ユリーカ/スキマスイッチ、陽はまた昇る/高橋優 、走れ!Bicycle/乃木坂46、ギンガムチェック/AKB48、君の涙にこんなに恋してる/なついろ、ピンヒールサーファー/SCANDAL、firefly/BUMP OF CHICKEN、Bless You/家入レオ、Bad Flower/東京女子流、LolitA☆Strawberry in summer/東京女子流、意気地なしマスカレード/指原莉乃 with アンリレ、四つ葉のクローバー/槇原敬之、UZA/AKB48、Missing Piece/中山優馬、Dear Mr.Tomorrow/秦基博、北川謙二/NMB48、Pride on Everyday/スフィア、サラバ、愛しき悲しみたちよ/ももいろクローバーZ、星霜、誘う/藍坊主、永遠プレッシャー/AKB48、JUSTICE[from]GUILTY/GLAY、A Christmas Song/Moneky Majik+小田和正、タイム・トラベル/スピッツ、シグナル/熊木杏里、いくつになっても/miwa、天国からの手紙/藍坊主、涙が滲む理由/藍坊主、愛しい人へ捧ぐ歌/桑田佳祐、The Course of Life/TOKIO、シナリオライター/GOING UNDER GROUND

昨年よりも基準を下げて少し多めに上げてみた。1位に関しては歴代でもトップ5には入ると思うし、トップ10も昨年に比べるととりあえず並べたらこうなったというよりはこれもあれも3位までには置きたいと思いながら10曲埋まったので個人的には豊作だった。スフィアは各所で評価の高い「明日への帰り道」はまあよくあるsecret base路線でどうということはなかったんだけど、「Non stop road」のサンシャイン全開感やけっこうバンド系のアレンジがグッと来た。竹達彩奈は他の曲はそこまででもないんだけどこの曲はポップスとして最高峰だった。ストリングスのアレンジとは単にバックで豪華にラインをなぞって売れ線っぽく使うのではなく、こう使うべきであると思う。久々にワクワクした曲だった。TOKIOはTOKIOらしい曲というのも珍しくなってきている中で王道。福耳はここに来て最高傑作。Buono!も明らかにポニーキャニオン時代のキレが無い中で、違った角度から傑作を出した印象。戸松遥はブラスポップの楽曲で久々にいいなと思った。AKB48は去年程度だとトップ3に置いたままだったんだけどどんどん押し下がってしまった。

 

アルバム部門

1.17/TOKIO
2.ノクティルカ/藍坊主
3.Third Planet/スフィア
4.光の通り道/熊木杏里
5.My stride/寿美菜子
6.OPUS ALL TIME BEST 1975-2012/山下達郎
7.[(an imitation)blood orange]/Mr.Children
8.Roots&Routes/GOING UNDER GROUND
9.because you are you/Aqua Timez
10.Somewhere Out There/MONKEY MAJIK

候補に挙がったアルバムたち
ZARD ALBUM COLLECTION/ZARD
BEST HIT AKG/ASIAN-KUNG FU GENERATION
おるたな/スピッツ
NEWTRAL/いきものがかり
9nine/9nine
guitarium/miwa
Limited addiction/東京女子流
この声/高橋優
PANORAMA PORNO/ポルノグラフィティ
時のシルエット/aiko
THE REBIRTH BEST〜再会〜/PRINCESS PRINCESS
"DEEN AOR NIGHT CRUISIN'〜1st Groove〜" at Billboard Live OSAKA 2012/3/17/DEEN
I LOVE YOU-now&forever-/桑田佳祐
Queens are trumps〜切り札はクイーン〜/SCANDAL
オオカミ青年/藤巻亮太
Popcorn/嵐
Regenerate./Bluem of Youth
4 COLORS/SPEED

藍坊主とどっちにしようかは迷ったけどダントツで1番聞いたのはTOKIO。スフィアはアイドルポップスとしての最高峰。熊木杏里も最高傑作になったと思う。ミスチルやGOINGは期待以上ではなかったけどそれでも一定の良さはあった一方で、Aqua Timezは思わぬ収穫。曲がいいというのであればいきものがかりもトップ5には入るんだけど、どうも聞いている間は凄くいいアルバムで多彩だとも思うんだけど、思い返すと印象がほぼ画一的というか覚えてないのでトップ10に入れようか迷ったけど外した。昨年絶賛していた女子流もより洗練されてかっこよくはなったんだけど、バランス的には1stの方が良かったという結論に。あとDEENは今年たぶん初めて一切入れないことになるかと思ったんだけど、そういえばシングルの特典についていた素晴らしいライブアルバムがあったのを思い出してギリギリで名前を入れることができた。

 

生ライブ部門

1.MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2012/MONKEY MAJIK
2.aobozu TOUR2012〜夜型人間は朝眠る〜/藍坊主
3.熊木杏里10th Anniversary Year Concert 光の通り道〜one night road

ちょっと今年はライブに対して元から苦手だったんだけどしんどいだけの印象が強くなってて、楽しめたという記憶があるのはMONKEY MAJIKくらい。ゆっくり見れて良かったのは熊木杏里。椅子席を選んだのでじっくり鑑賞できた藍坊主がそれに続く程度。SCANDALは演出で冷めたし、BEING LEGENDは何故か立っているのが異常にキツかったので集中できなかった。ライブDVDでは東京女子流の野音がこれに続く感じ。

 

マイブレイク

1.藍坊主
2.乃木坂46
3.miwa
4.家入レオ
5.9nine

藍坊主は昨年2位に入れているんだけどその比じゃないくらいさらに来た。それ以外は選ぶのが大変なくらいあまり新たに来たというのはなかったかな…。

 

総合

1.藍坊主
2.TOKIO
3.スフィア
4.熊木杏里
5.MONKEY MAJIK

色々と総合すると結果こんな感じに。


12月26日(火)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.12

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 最終話
デスタークの城に乗り込んだ一行だったが、前作同様に配下の皇帝(ペンギン)に一撃キルされてしまう。デスタークの弟からアイテムを会得して防御を固めた一行は再び乗り込む。皇帝をデスタークだと思っていた一行だったが天下一武道会パロディの時にヨシヒコ(山田孝之)が助けたペンギンで、操られていただけだった。目を覚ました皇帝と共にデスタークの元に突撃し、ムラサキ(木南晴夏)の何が起こるか分からない呪文パルプンテで一矢報いるも第2形態に変身すると歯が立たず、ペンギンとヨシヒコが特攻して撃破。世界に平和が戻り、天国へ戻してもらおうとしたが、何故か死んだヨシヒコも復活し、4人で何処へと旅立って終了。

全部終わっての感想
どうにも面白いには面白かったが回を追うごとに前作から剥離していった。特に戦闘描写やレベルアップを最低限やっていた前作に対して今回はそこを放棄してしまったのが大きな違い。最後になって防御一式そろえただけじゃないか。メレブ(ムロツヨシ)の魔法も全く笑えもしないネタに終始するし(前作では使えないと思われたチョヒャドを100連発して攻撃に使った)、攻撃アイテムも無かったので最終回になってもほとんど戦闘描写なし。ヒサ(岡本あずさ)に至っては毎回何かしらの武術を会得していたので、今回捕まってもそれを生かして余裕で倒して脱出するのかと思ったら何も出来ず、最後は解放されていたもののスルーされたまま出番終了。この人に関しては最早いた意味すら無かった。最低限やるところはやるからギャグが冴えると思うんだけど、やっぱり1話リタイアした同じ監督脚本の「ミューズの鏡」「メグたん」での終始ふざけっぱなしのノリという悪い予感を引きずってしまった気がする。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 最終話
すっかりやる気を失くしてしまった川島海荷だったが、9nineのライブ会場にキョンシーが出現。時間も無いのでバンバン(鏑木海智)が海荷がキョンシーガールだと9nineメンバーにバラし、9nineメンバーも特に最年少の村田寛奈がやる気を出して出来ることは無いかとバンバンに問いかける。バンバンの魔法で3分間だけ変身して戦うメンバー。

バンバンは単身チビキョンシーに挑むが歯が立たず、ようやく海荷がやる気になった頃にはラスボスらしい風格のキングキョンシーに覚醒。口からレーザー光線を放つという、前作ヨシヒコ並にスリリングな展開に。

バンバンの命を懸けた最後の術で、バンバンの頭が何故か電球に変化。あまりにシュールすぎるカブリモノ状態だったが、そこに気を溜めて打ち放つなど意外とカッコいい元気玉みたいな技が繰り出される。しかしこれも効かず。9nineメンバーが会場のみんなからもパワーを集めて今度こそまるで元気玉のごとく周囲の気を取り込んだ特大の波動もはじかれるが、はじかれた波動は月を欠けさせ、これによりキングキョンシーはちびキョンシーに戻った。バンバンは消えてしまったが、死んだのは子供バンバンだけでこれからは名高達男バージョンで固定になるという。

ちびキョンシーとか倒さなくていいのかと思ったが放置して、このまま「Brave」を9nineが歌って終了。最終回になって突如未来の語り部として登場したおばあさんと少女の会話の中で「これで終わったわけではない」「続きがあるの?」「焦るな。この続きは…DVDが売れてからじゃ!」と渋すぎる声でアピールするばあさん。最後までぶっ飛んでいた。

全部終わっての感想
かなりテキトーなドラマだったが、テキトーっぷりが逆に面白くて色々背負い込んでしまったヨシヒコを最終的には越えて面白くなっていた。若手女優のイメージが定着していた川島海荷をあえて逆行させてアイドル川島海荷として描いたという時点でメチャクチャだったけど、本当によく出演したな…。以前とは完全に雰囲気が変わってしばらくNew川島海荷を川島海荷と認識できなかったが最後には慣れた。

 

悪夢ちゃん 最終話
平島(優香)が彩未(北川景子)は警察に連れて行かれたなどと言うもんだから、夢で見た彩未が志岐(GACKT)を殺害するのが現実になったとショックを受けて気絶してしまった結衣子(木村真那月)。実際には志岐は自ら海へダイブしていたのだが、平島の説明不足のせいで結衣子は昏睡状態になり、教授曰く現実を放棄。目が覚めないまま時間が流れる。それでも夢札は引けるので、その夢からずっと怪しかった施設のシスターばあさん(藤村志保)が焼身自殺する未来を知った彩未は止めに行く。

シスターばあさんは人身売買に関与していた前施設長を殺害。しかし組織に見破られ、送り込まれたシスター工作員(能世あんな)の監視の元、今回の事件に関与していたらしい。素早い根回しで既にシスター工作員は刑事(田中哲司)に逮捕されており、シスターばあさんも逮捕されることで組織のしっぽくらいはつかめるだろうということで散々広げた組織編は強制終了。

結衣子の母親が彩未の幼馴染というのは判明していたが計算すると高校生くらいで出産しないといけなくなり、計算がおかしかったのだがこれも正式に顛末が判明。幼少期に彩未は現在の教師になって結衣子のクラスを担任している夢を見ていた(結衣子のキャラが180度違って天真爛漫に踊り狂っている)。その際にジョジョ風に言うところのお前はもう死んでいると聞かされた結衣子の母は、高校生になって病気になり、死期を悟ると彩未の夢を実現させるために誰の子なのかも分からない子供を無理やり妊娠し、無理やり出産して亡くなったという。しかも現在の校長先生が昔の担任だったので、彩未をよろしくと頼んでいたという。

ちょ、ここまで来ると結衣子母凄いいい人というのを飛び越えて執念渦巻きすぎてて怖いんですけど。女子高生が相手誰でもいいからとにかく生きているうちに妊娠って…。

全てを把握した彩未はコントロールできる自分の明晰夢の中に結衣子を招き、これまで救ってきた人たちの未来を見せる。過去のゲスト出演者たちが(一部いかなかったけど)しっかりと未公開映像で登場。日向ななみがSIONの意志を継いでミュージシャンになっている!また最も後味が悪かった貝原(濱田マリ)の回もフォロー。あんな予知なら見なきゃよかっただの残酷だのほざいていた貝原はしっかりと死期の迫った元教え子の元に通いつめ、そのおかげで希望を取り戻した教え子は復調していた。

人徳者になった彩未の包容力もあって現実世界へ帰還した結衣子。最後は生徒全員で主題歌ももクロを合唱して終了。結衣子のソロパートは超絶な音程外しっぷりで全員がズッコケるほどの破壊力だったが、あれは木村真那月の名演技なのか、リアル歌唱力なのか…。

そしてラストカットは父親の顔が見えそうなところで夢が終わったと語る結衣子と彩未の元に予知夢通りに父親らしき人物が登場。結衣子の夢と同じでもう少しで顔が見えそうなところでドラマも終了したが…あの口元は海に堕ちて行方不明のままの志岐…?

結衣子の母の病室での写真にはしっかり志岐が写っており、結衣子と彩未が共通して夢で見ていた「ユメノケ」は結衣子の母が描いたもので、結衣子の母の無意識だろうと結論付けられていた。同じく彩未の夢に出てきていた夢王子が志岐の顔をしていたのも、事情を把握していたなら合点がいく。ロリコン疑惑を否定していた志岐だったが、結局アラサーの頃に女子高生と…。OH MY GOD!

全部終わっての感想
90年代、小中学校の頃に見た土9ドラマはどれもワクワクするものが多かった。今回は久々にそんなワクワクを感じたドラマだった。無難に1話完結で大きな軸となる謎をジリジリ引っ張る典型パターンだと油断していたら、序盤から先の読めない展開で北川景子が猫被りを放棄したり、王子キャラに無理が出てきたGACKTがロリコン呼ばわりされたと思いきや、ラスボス化し、かと思ったらメチャクチャいい人でカッコよく散った…と思ったらまさかのオチ…とジェットコースター。最終話はややエピローグ的ではあったけどうまく話も終わった。こんなに深いドラマだとは思わなかった。オドオドした役どころだった木村真那月は別のドラマではたぶん別人に見えるんだろうけど(髪も白くないし)、今後に期待。

 

高校入試 12話
入試への悔しい思いを吐露していた村井(篠田光亮)は突如一体何をしたいんだ?と今回の事件の犯人として主人公の杏子(長澤まさみ)を名指し。工作員の衣里奈(山崎紘菜)を松島(羽場裕一)とみどり(南沢奈央)が送り届けるために退場し、杏子が知っている事を語り出す。

加担したのは淳一(柾木玲弥)に答案用紙を2枚配る事と携帯を廊下の机に仕込んでおくことだったが、携帯は淳一がロッカーに移動させていた。試験終了後に鳴らす予定だった携帯だったが、その前に麻美(美山加恋)が騒動を起こしたので、こちらの計画はパーに。淳一がやたら焦っていたのはやはりこの不測の事態への対応のためだったようだが、どう対応したかはもう1人の協力者が判明しないと分からないっぽい。

協力者は内部に3人いる。杏子と衣里奈とあと誰か1人教師。杏子はその教師の名前は知らないという。目的は学校側の入試への対応を知るためだった。だが主に坂本(高橋ひとみ)のいい加減で自分勝手な仕事っぷりにはウンザリして計画を進める一因になっていたのは確かだったようだ。坂本の発言に実はウンザリしていた初期の杏子の回想シーンは流れたが、中盤以降は普通にウンザリしてたし…。

その理由は帰国子女の杏子は前職のツアー添乗員時代に高校教師の寺島(姜暢雄)と知り合い恋仲になっていた。高校入試に落ちたのを苦に自殺した少年の採点にミスがあり実は合格だった事、その採点に寺島が関わっていたことで自暴自棄になった寺島は「帰国子女には高校入試の事は分からない」という言葉を残して自殺なのかも不明な事故死を遂げていた。

過去にこだわり、反論する村井は逆にみんなに説得されてしまい、杏子には謝る始末。もう1人の犯人が誰なのか残したまま次回へ続く。あまりに主人公の影が薄くなっていたのであるかもと思っていた主人公犯人展開で一気に主人公が動いた。

 

piece 12話
成海(中山優馬)の兄、比呂(中山優馬)と偶然すれ違った水帆(本田翼)は話を聞く。比呂は折口(水野絵梨奈)と付き合っていたのは確かだったが、傷害事件の際に実は成海がやったのではなく、成海はかばっただけでやったのは比呂だった事を告白したら貴方が怖いと言われてフラられてしまったという。折口が死んだ事も知らされておらず、母親が言っていたように女性恐怖症で水帆が触るだけでも拒絶反応が出る始末。

到着した矢内(松村北斗)がお前なのか!と責める後ろで到着した礼美(荒井萌)が妊娠したのは自分で折口は相手との交渉から何から全部やってもらっていただけと衝撃の事実を告げる。お前かよぉぉぉぉぉ!

さてこんな流れで鈴木愛理に出番があるのか…。なんかもう最終話前にして既にタイトルバックすら流れなかったんですけど。

 

PRICELESS 最終話
榎本(藤ヶ谷太輔)がカメラの外で活躍して社員1507人全員が一晩で会社を辞めて金田一(木村拓哉)の元へ。どうでもいいけど社員じゃないはずの警備員までいなくなってるぞ。唖然とする統一郎(藤木直人)と財前(イッセー尾形)。財前は意外と忠実な奴で、先代社長が金田一に会社を継がせろと言ったのが聞こえていたが握りつぶして統一郎についてきていたことを明かす。だが統一郎は開始2分で完全にあきらめてしまう。街を彷徨い気がつけば金田一の元へ。そこで異母兄弟だったことから全てを明かして去っていく。金田一は理由がわかったので怒るどころか、そんな大変な事を1人で抱えるなんてと気遣う始末。

ミラクルエレクトロニクスの社員全員消失はマスコミの知るところとなり、金田一、二階堂(香里奈)、模合(中井貴一)は会社を建て直そうと活動を開始。魔法瓶の特許侵害が取り下げられているので、自分たちのハピネスから出せばいいのにミラクル再建にこだわる金田一。広瀬(草刈正雄)にも何故ミラクルに執拗にこだわるのか聞かれて「ミラクルとかハピネスとか名前は関係ない」「作る人たちは一緒だから消費者には関係ない」と回答していたが、それは理由になってない。それならハピネスで出すか全く新しい新ネームで出せばいいのでどう見てもミラクルにこだわって意地になっているようにしか見えない始末。素直に父親の残したミラクルのブランドを失くしたくないと言えばいいのにそういった台詞を言わせなかったし、そういったニュアンスも全く無さそうだった。何故なんだろうか。

結局こういう展開になったので金田一と仕事したいとミラクルを辞めた1507人全員をミラクルに戻すという無駄な手間が発生。これじゃ榎本の活躍全部パーじゃないか…。

再登場した香川照之の記事で新究極の魔法瓶はあっさり成功。このドサクサで社名もミラクル魔法瓶にちゃっかり戻す

その頃、統一郎は公園でダンボールと一体化していた。別に家が爆破されたわけでもないのに金田一が路上生活していた初秋よりも環境の厳しい真冬の路上生活をしているのは何故なのか…。金田一と何度か交流し、その際は金田一の部屋で寝ていたようだが、次のシーンではまた路上に戻り、寒空の下で1度も覚えた事の無い社員名を暗記していた。この兄弟夜の会話ではサンタをいつまで信じていたか?という小学生の夢を壊す話を展開。「プレゼントのグローブ」というその後の野球ボールに繋がる話を出すための会話だったんだけど、別にサンタの存在に関して話をする必要は無かった。サンタ信じている小学生の子どもと見ていた親は焦ったんじゃないだろうか。

1話で使ってしまった父との思い出野球ボールは、謎の真冬のお祭りがやっていて覗くと同じ屋台があって偶然発見し回収。鮮やかな伏線回収というよりもかなり雑で強引だった。

社員総会で挨拶した金田一は統一郎を呼び戻し、反発する社員も納得させる。その反発の代表格の古株社員が「私は15年も我慢してきたんだ」と怒りをぶつけるシーンがあったが、先代の社長は人徳者という設定だったはずなのにかなりやっちまった感全開の脚本ミスだった。先代は良かったけど統一郎のやり方になってダメになったという設定でここまで話が進行していたのに、15年も我慢してたならマジで会社に残る理由無くなるじゃないか。

統一郎はハッキリとは謝罪していない気はするが、社員の名前を憶えてきたのが社員にとって超衝撃にして革新的だったのと、何より誰もが信頼する金田一の推薦もあって社長に返り咲く。だがそのまま野球ボールを託した金田一は二階堂、模合と一緒に会社を去ってしまう。ついて行く気配も見せずにニコニコしている榎本はやっぱりジャニーズ後輩ポジのまま出番を終了。

ラストは北海道からの生放送で雪に埋めた魔法瓶の保温性を確かめる1シーンを3人でやって終了。100%魔法瓶を製作した技術者たちは全員ミラクルに戻したのに3人だけでどうやって魔法瓶作ったのだろうか。また香里奈にとっては月9で2年連続最終回生放送で締めることとなった。

全部終わっての感想
ギャグとして盛り上がったのは1507人辞めましたの先週がクライマックス。結局戻す羽目になった上に、兄弟が和解して会社を守っていくのかと思いきや金田一は全部投げて去っていってしまった。統一郎もハッキリ引き留める台詞が無いし、1507人+ハピネスの仲間達の「金田一と仕事がしたい!」というどんな仕事をするかよりも重要な事として描かれた思いは何処へいけばいいのか。統一郎が改心したからOKって話じゃないのに、最後の最後になって金田一は1507人+技術者たちを裏切ったわけで好感度ガタ落ち。久々に特殊な職業ではない、自然体で魅力的なキムタクドラマだったのに。

あと模合が家族に捨てられたっきり…。家族にも脚本家にも完全に忘れられたのか。

 

遅咲きのヒマワリ 最終話
丈太郎(生田斗真)とかほり(真木よう子)の関係をゆっくり描きつつそれぞれが何らかの答えを見出していく。春菜(木村文乃)と彩花(香椎由宇)はどうやら吹っ切れたらしく清々しい表情に。弘樹 (柄本佑)も療法士資格を取るために専門学校の試験を受けて合格。さより(国仲涼子)も全く自分を見ない夫にしっかりと不満を訴え、出ていきます!と脅したらあっさり夫が折れた。むしろ出て行けくらい言うような奴だと思ったが…。

丈太郎と順一(桐谷健太)は米作りのために空地の整備を開始するが3年〜5年かかると言われてしまう。また3年で契約が終わる丈太郎は3年経ったら出ていくんだろとかことごとく言われるので、永住する決意を固めそれを示すために地域おこし協力隊を辞めたと宣言。だがその後もメインでやっていた地域の老人たちの送迎も継続しており、市の職員として貸してもらっていた車もそのまま使用。今まではそこで給料をもらっていたがもらえなくなるだけで、唯一意味不明な展開だった。永住の決意を示すだけならせっかく先週「両親にこっちに来たこと言ってない」「3年の契約だしどうなるか分からないから」みたいな台詞があったんだから両親に連絡してこっちでやっていく決意を語るだけで十分だったのでは…。これから最低3年、米が作れるようになるまで収入どうする気なんだろうか。順一は実家閉店したとはいえ、実家にパラサイトしていれば大丈夫だろうけど。

かほりは丈太郎にも励まされて東京へ戻る事を決意。はっきりと自分の目標のためだと宣言したかほりに嫌味担当の入口出口KAT-TUN田口も賛同してくれ、患者たちも応援してくれた。だが東京に着いたかほりは自分勝手な教授に独立を宣言していきなり失職。新たな研究機関を探しての就職活動を開始するがかんばしくないままで終了。

四万十を出る前にかほりと丈太郎はツリーの写真を送りあう約束をしていたが、クリスマス当日になってもお互い電話せず。丈太郎から東京タワーのツリーを撮ってきてくれと電話が来たのでかほりが向かうと、丈太郎が車で15時間かけてやってきているサプライズ。仕事辞めたくせに完全に私用で車使うなよ…。挿入歌コバチルのサビ「会いたい」から来たということで最終話にして初めて挿入歌コバチルがドハマリ。急に月9みたいなラブストーリーになってしまったがこの2人の会話と関係性がかなり好きだったので(電話の「おれおれ〜」「おれおれって誰」のお決まりのやり取りとか、最終回にして「わたしわたし〜」「わたしわたしって誰」と逆バージョンが出たのも良かった)何だかハッピーな感じで終わったのは大いに良かった。

全部終わっての感想
最後の丈太郎仕事辞める辺りの無謀っぷり以外は大傑作ドラマだった。中盤頃に人望の無い順一が提案したせいで聞き入れてもらえなかった商店街の空き家を使ってサーファー向け宿泊施設をつくる計画に着手した方が現実感あったんだけどなぁ、米作りよりは。米だったら他の誰かも作ってるだろうし。年齢的にも同世代だったので5年前だったらあんまり響かなかったかもしれないけど全体的には響く台詞も多かった。かほりが新たな就職先見つからないまま終わってしまう辺りは現実的というかもうちょっとスッキリさせても良かった気はするし、良く考えたら主要人物が揃う機会がほぼ無かったなとかあるんだけどそれでも歴代3位ドラマ確定(「ビーチボーイズ」「あいのうた」に続く)。


12月21日(金)

Mステ感想

試験的についったーより転載補足する形でやってみる。

 

ももクロ
大コーラス隊がわざわざ設置されていたところが最高にインパクトだった。
やっぱAKBもド下手ヘロヘロでも生歌の方が熱くていいなとももクロを見ると思う。

で、来週新曲も出るV6だけハブられたのは何故なのかな?

ソナポケ
「あなたのうた」が好きだ。織田哲郎バージョンはさらに好きだ。
このDJもトラックメイカーというわりに、さっぱり楽曲クレジットに名前が無いし、DJしている様子が無いのに、あまりツッコミくらってる様子がない。

ポルノグラフィティが稚内でライブをやってこんなところまでファンがいることに感謝とトーク
稚内出身のGalileo Galileiがいつか出れることを祈ります。

セカオワ
SEKAI NO OWARIはバンドっつーかユニット?GARNET CROWもそうだけどバンドというと違和感がある。
ソナポケといいセカオワといい何故去年の曲になるのか。
TVでDJが手を挙げずにDJプレイしていたのはRIP SLYME辺りが最後だったんでしょうか。

関ジャニ∞
8周年という微妙な年数をお祝いしてもらえるのは関ジャニ∞だけ!
エイトレンジャー名義じゃなかったぞ。
CDでは加工ボーカルの曲を生歌?
これは、嵐も…。

西野カナ
ピアノと無駄に多いストリングスがいるのにお飾りのドラム他を配置しないのは何故なのカナ。

CM
キスマイのシングルメドレーのCMがかかったのでアルバムでも出すのかと思ったら来年2月にシングル発売するよっていう告知だった。意味が分からん。

KAT-TUN
遅咲きのヒマワリに後輩がやるようなサブレギュラーポジで入口出口田口くんが出ているんだけど最初こんなポジで出るとは思わなかったので分からなかった。
平均28にもなれば尖ってられねーや、丸くなるよなと思う同世代。

コバシル
桜井氏だけ衣裳が違いすぎるけど、なんでますますバックバンドっぽくすんの?
一瞬でも少しノリながら弾いている田原皇帝が映ったのがなんか良かった

YUI
引退扱いする司会者、これからもよろしくと挨拶するYUI。なんか噛み合ってない。
あんなに丸かったっけとツッコむのは禁句か。(EDでタモリが前田敦子に丸くなったと突っ込んでいたがYUIの方が真ん丸になってた。)

CM
ちょくちょく呼ばれなかったアーティストのCM流すの切ないんでやめてもらっていいですかね。
それともあれか、出してくれとは言わないからせめてCM枠で流れればいいという担当者の血と涙の努力の結晶なのか。

きゃりーぱみゅぱみゅ
作詞が本人じゃなくてヤスタカ氏なのが今だに信じられん。
ファッションモンスターの間奏のメロと全く同じサビを持つ曲がゴーイングの昔のアルバムにあったような。

いきものがかり
(歌われる気配の無い)「流星ミラクル」は最早シングルでダントツに知名度の低い曲になったのだ…。
ギターがストリングスに負けずに激しく響くシングル唯一のロックバラード「コイスルオトメ」。今は絶対にやれないしやろうともしないアレンジ。
コイスルオトメは(CDの)ギターが藤井謙二だったか。

SMAP
長年スポーツタイアップでご贔屓していたテレ朝をスルーしてNHKとTBSタイアップに走ったからって露骨に今年のシングルスルーしなくたっていいじゃないか。
しかもキーが高くて公開処刑になる「Triangle」とか恨みあるだろこの選曲。
当時1番危なかった草gが1番マシに聞こえるとは…。例の「事件」を越えてからの草gは以前より声量が増した。

B'z何故か「イチブトゼンブ」「愛のバクダン」をフルコーラス生演奏
あ、あれ、今年の曲がキオクの山脈に迷い込んだな…。
生演奏だよな、これは。

福山がMステ司会が下手だとささやかれている竹内アナのオリンピック取材っぷりについてコメント
「Mステと違う実力の高さ」という言葉にそれ以上の意味は無いよな。

福山、何故か「HELLO」「虹」「Beautiful life」を歌う
おい自局のロンドンオリンピックテーマ曲「GAME」をスルーするなよ!
オリンピックの話までしたのに。

前田敦子は生歌
辞めると生で歌えるってことで。

AKB48
スタンドマイクを動かす振り付けしてる時点で生で歌うこと考えてないもんな。(フライングゲット)
転んだ。(中田ちさとが派手にコケる)
今年のじゃんけん選抜もこれで見納めかな。
たっばねった長い髪、はまゆゆで再録音してあったのか?(前田敦子のソロパートが渡辺麻友の声に)

EXILEまたRising Sun
すげぇ映画みたいな規模のPVまで作ったのに今年のシングルの不遇感ハンパ無いEXILE。
年末に今年の曲1回も歌ってないんじゃないか。…あの弾き語り詐欺ソロ曲以外。
Rising Sun、発売当時は9倍界王拳BOX(ジャケ違いだけの内容が同じCDを9枚セットで売るAKBもビックリの商法)の曲という印象しか無かったです、はい。

YUKI
ソロになってからは唯一1stベストは聞いたんだけど、実は1曲もパッと浮かぶ曲がない。

TOKIO
後輩にお年玉って東山氏はそんなに収入充実してるのだろうか。(TOKIOは未だに東山にもらっている)
とりあえず長瀬のドラマがあるから来年早々にシングル1枚は確定かな。
TOKIOがフルで歌えたァァァァァ!!
元から3分しかないんだけどな!

絢香、去年は復帰で余裕なかったので今年は楽しんで歌いますと言ってシリアスなバラード
楽しんで歌う曲じゃなかった。
そういや病気って治ったの?

凛として時雨
唯一名前しか知らないバンド来た。
20世紀末のノリのまま「21世紀最強」とか言うのやめろよ、あと88年あるんだぜ。(「21世紀最強」と紹介VTR)
演奏はかっこいいけど奇声上げてるだけにしか聞こえないっす。無理っす。

KinKi Kids
FNSの時はもう少しかっこよくなかったか剛。

ラルク
READY STEADY GOはいつの間にか90年代のミリオン曲と並ぶほどの代表曲扱いになっている気が。


ロンドンオリンピック取材で得た思いを書き下ろしたサクラップが聞きたかったよ。
嵐も来年で全員OVER 30's WORLD
自局のオリンピックタイアップとTBSはスルーしてNHKと日テレのはやるのか。
嵐のシングルの基本構成が1番ユニゾン、2番ソロ回しなのはやっぱりTVサイズでは2番をカットすることを念頭に置いてそうしてんだろうか。
日本でダントツでCD売ってるトップ2グループが口パク…下手でもいいから声が聞きたい

プリプリ
プリプリの出番を前にいきなりベストのCMをブチ込むなんて商売上手め!
初回DVDでも思ったけど、やっぱドラムが凄く大変そうに見える。

完全消滅したK-POPだが東方神起のCMが流れる
K-POPはCMで生き残ったのだ。

桑田佳祐
「素敵な未来を見て欲しい」は正真正銘クリスマスソングだけど…まあTVで歌うのは無理だろうな。

このメンツと選曲でFNS並に生演奏になればもうあんな懐古番組に用は無いのに。

恒例タモ島さん
さ、タモ島茂待機。
タモ島さんがいない…だと…。
昨年は確か誰も触れないのに(ガガに夢中で)確かに映る位置にそびえ立っていたタモ島さんがいないなんて。
タモ島さんいたけど映りにいかなかったらしい。
インターネット時代じゃなきゃ気付かれないレベル。

 


12月19日(水)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.11

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 10話
裏世界で魔王の城に乗り込むには魔物に化ける変化の杖が必要ということで探すことに。前作最終展開のように都会の真ん中で散策するのかと思いきやヨシヒコ(山田孝之)だけ別行動で海辺であの伝説の名作「ビーチボーイズ」の反町隆史やマイク真木に似た人物と別のドラマを展開。ほとんど悪意に近い「Forever」のパロメロ&反町低音歌唱パロディまで展開したが、いくらヒット作でほぼ毎年夏の夕方の枠で再放送される人気ドラマとはいえ97年の月9を2012年にパロっても分からない人の方が多いのでは。最後に向けてどんどん前作の完成度から遠ざかっていくなぁ…。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 10話
お台場がキョンシーに占拠され、いきなり最終決戦となる。だがどういうわけか色々用意したアイテムの中に「童貞の小便」なる謎の新作が登場し、名高達男バージョンのバンバンではなく、子役の鏑木海智に連呼させたり、川島海荷を呆れさせたりとアイドルドラマとしてもPTA視点的にもかなりスレスレなギャグが炸裂。しかも海荷が好きだった一哉 (鈴木身来)がついてきてしまい、童貞だと告白し、小便を提供するという何が何だか分からない展開に。

無事に一哉を帰したはずだったが、このアホ男戻ってきやがってキョンシーの餌食に。バンバンが作った大爆弾の爆発で集結させたキョンシーは撃破したが、一哉がキョンシーに噛まれており、キョンシー化が止められなくなってしまう。ドラマ前半で散々連呼して本人から採取したキョンシー化を食い止める最終手段の童貞の小便はどうしたんだよ!子供に童貞連呼させ、中年(名高)に「実は先日さ…」と顔を赤らめさせ、イケメンに「実は童貞」と言わせ、アイドル川島海荷の反応を見たいためだけにやったセクハラ展開だったらしい。PTA動いてないか?大丈夫か?

そこにいきなりキングキョンシーが出現。圧倒的な強さで歯が立たなかったが、キョンシー化で力を増した一哉が抑え込み、「やれぇぇぇぇぇ!!」というよくある犠牲勝利パターンになり、キングキョンシーもろとも剣で貫いて撃破。ていうか車に轢かれても「僕は死にましぇーん」なのに、何で一突きされたくらいで死ぬのか?そもそもキョンシーは死んでるので「死」という概念が無く、封印するしかないんじゃないのか。

放心状態の海荷に元に到着したバンバンだったが、倒れているキングキョンシーを見て「誰と戦っていたんだ?」と告げる。「俺が知っているキングキョンシーはこれじゃない」と語るバンバン。先ほど一哉が帰りかけたときに結界を飛び出していった、チビキョンシーこそがキングキョンシーだったのだ!

マスコットキャラかと思われたちびキョンシーがラスボス。不良バトル編の時に、ふいにチビキョンシーが現れて事態を悪化させたことがあったが、ギャグではなく伏線だったとは意外と深い。

 

悪夢ちゃん 10話
彩未(北川景子)は必死に結衣子(木村真那月)を守ろうとするが志岐(GACKT)の暗躍は続き結衣子が拉致されてしまう。彩未が志岐を殺害する夢を見た結衣子だったが、実は志岐は組織から2人を守るためにベストな行動を尽くしており、彩未の前で海に飛び込んで自害。こうすることで組織は彩未にも結衣子にも手出しできなくなると計算していたのだった。残された部下の説明で志岐の本当の気持ちを知った彩未は号泣する。

が、結衣子は彩未が志岐を殺したと思い込み、ショックでそのまま昏睡状態に。誘拐されていた子供たちは帰ってきたものの、怪しげな養護施設シスターの謎も組織の全容も不明のまま最終回へ続く。

志岐がラスボスと思いきや最高にいい人だった。まさか今の土9にここまで勢いある展開ができるとは思ってなかった。終着点が楽しみだ。

 

高校入試 11話
淳一(柾木玲弥)が復讐のために色々ネットで指示していた事と、工作員の衣里奈(山崎紘菜)とみどり(南沢奈央)で二股かけていた相田(中尾明慶)が修羅場に立たされ、騒然とする中で、突如村井(篠田光亮)が入試に対する悔しい思い出を語り始める。明らかになった部分も多かったが、他の協力者はまだドカドカ出てきそうなので展開は加速。まだ2回もあるのか…。

 

piece 11話
成海(中山優馬)の兄も中山優馬(二役)とようやく発覚しつつ、過去の傷害事件が発覚し、今回は成海こそが交際相手だと告げられてしまい、水帆(本田翼)、矢内(松村北斗)、礼美(荒井萌)は衝撃を受ける。といってもこれまでの状況証拠から成海交際相手説はあてはまらないのに今更何を遠回りしているのか…。そして明らかに何か核心について知っている礼美。影も形も見えない鈴木愛理に最後に出番はあるのか…(最重要ポイント)

 

PRICELESS 8話
魔法瓶作りの工場の機械が壊れてしまい生産がストップ。新しく買うのに3000万必要だということになり、広瀬(草刈正雄)に頼みに行くと、海外から大手企業が来るから接待をして気に入ってもらえばもっとバンバン投資してもらえると聞かされ張り切る金田一(木村拓哉)。娘の瑤子(蓮佛美沙子)も協力してくれることになったが、そこに来てようやく二階堂(香里奈)の家出に気づいて不機嫌になる金田一。

二階堂を見かけた統一郎(藤木直人)は何故か金田一に必要とされなくなったなら再雇用してやると二階堂を勧誘。拒否した二階堂だが、金田一と偶然出会った際にいかにも月9ラブストーリーにありがちなお互い素直になれないみたいなノリを経て、再入社。

今回の接待相手のベトナムの大企業様相手に自己流のおもてなしをする金田一、王道の接待をする統一郎。結果は言うまでもなく、実は幼少期貧乏だった大企業様が金田一が案内した炊き出しのうどんで原点を思い出して金田一を信頼。完全に決定したが、それを知った統一郎が裏で手を回して横取り。大企業様が逆に金田一に力不足で申し訳ないと平謝りする展開に。

一方で秘書のような役割を任されていた二階堂は、大企業様との接待にも帯同するように言われる。早速準備をしようとした二階堂だったが、統一郎は「何もしなくていい。プランはこちらで考える」と意味不明な事を言いだし、さらに意味もなく榎本(藤ヶ谷太輔)まで召喚

だが結局画面に映っていたのはゴルフ接待の最中に金魚のフンみたいに背後にくっついているだけの二階堂&榎本。料亭での接待で無駄にズラリ横並びして飯食ってる二階堂&榎本という謎の構図だった。しかも二階堂はこっそり大企業様に声をかけ、金田一の褒め殺しトーク大会まで始めてしまう始末。最後は裏工作で契約を奪い取った統一郎に猛抗議し、このドラマ恒例の統一郎人格批判を繰り広げて退社。金田一の元に戻っていくのだった。

結局のところ、月9なので少しラブストーリーもやらなきゃいけないということでそのためだけに二階堂が行ったり来たりするという珍妙な内容で、この機会に曖昧だった瑤子との関係も瑤子があきらめて「フる」という形で終結。いちいちほくそえんでいる統一郎の小物っぷりは笑えたが、最後はお決まりの人格批判をされてしまい、ついにプッツン。今回ばかりはさすがに何がしたかったのか分からん。信頼される金田一を離れそうな人がいて嬉しいから見せしめで横に置いておきたかっただけなんだろうけど。

9話
順調なハピネス魔法瓶だったが、統一郎は財前(イッセー尾形)の案に乗っかり、ハピネス魔法瓶を潰しにかかる。それは究極の魔法瓶は開発途中で切り捨てたものの特許申請はしていたので特許侵害だという裁判を起こす事だった。当初抗戦するつもりだった金田一だったが、模合が過労で倒れ、さらに仲間の工場たちが他の取引も止められて苦境に立たされていると知り、考えを改める。会社は潰すから魔法瓶事業を再開し、関連会社全部雇ってくれと土下座。

予想の圏外の行動に面白くない統一郎も実質敗北したような顔で了承するしか無く、ハピネス魔法瓶は終了。仲間たちは金田一とやりたいんだ!と主張するが、金田一の思いを知り、統一郎の元へ。しかしそこはさすが統一郎。全員を再雇用はしたが事業は再開しないと別部署へ飛ばす。

毎回煮え切らずにただ出てくるだけだった榎本は煮え切らない想いを社内SNS(LINE?)に書き込むと同じ部署の社員から同意の反応が。「俺たちは歯車なんかじゃない!」と書き込んだ榎本にフロア全員からの熱い視線が!このままバーター出演では終われない。若手キスマイ藤ヶ谷がついにドラマを動かす時が来た!

その頃、統一郎について金田一と二階堂が話し合っており、前回で統一郎の金魚のフン状態を経験した二階堂は、独善的で自分で勝手に決めて周囲を振り回すところは金田一と似ているが、どこか孤独だと評する。兄弟設定を踏まえて似ていると言わせたかったのかもしれないが強引すぎ。

翌日、統一郎が出社すると会社が幽霊化しており、机の上には1人残らず辞表が。そして金田一の元には榎本がにこやかに「社員全員で辞めてきました!」と宣言。1507人の社員全員が一夜にして反旗を翻したのだった。その過程で先導したと思われる榎本の活躍がオールカットされてしまったのは残念どころの騒ぎではないが、このまま煮え切らないポジションのままドラマ終了するよりはよっぽどマシだ。最後に何とかやってくれたぜ。

前日には広瀬にも契約を切られ、潰したいのは金田一の会社じゃなくてである金田一だろうと図星を突かれていた統一郎は社員全員が辞めた会社なんて聞いたことが無い、もう会社じゃない…と茫然自失。財前は「私がまだおります!」とアピール。すぐ逃げると思ったら意外と忠誠心高かった!良かったな!

それにしても1507人社員全員が一夜にして辞めるって月9史に残る1発ギャグ

 

遅咲きのヒマワリ 8話
藤井(桐谷健太)失踪に焦る一行だったが、春菜(木村文乃)の失踪も判明し、商店街には駆け落ちの噂が流れる。本当に藤井の人望無いな…。

高知市にいるかもしれないと丈太郎(生田斗真)は捜索に向かう。そんな中、予告でシリアスに取り上げられていた急患の人は飲んだくれの弘樹(柄本佑)の父だった。深夜には悪化して焦るかほり(真木よう子)はだったが、彩花(香椎由宇)のサポートで乗り切る。初回で1人死んでしまったところから1人救えたことでようやく前向きになれ、嫌味を言う要員だった看護師のKAT-TUN田口からも嫌味調お褒めの言葉を頂く。

その頃、高知市では春菜は街でぼんやりしていたところをナンパされて盛り上がるが、連れて行かれそうになってしまう。そんな折、何故か路上でアカペラライブをしている藤井に遭遇し救出してもらう。連絡を受けた丈太郎も駆けつけて本音でぶつかり合う3人。1人だけ違うドラマを進行させていた春菜の不倫もようやく知られるところに。しかも出会いのきっかけの回想付。スッキリして帰ろうとした3人の元に、不倫相手の松浦(岡田浩暉)とも偶然遭遇。あくまでキザに装うとする態度に藤井がブチ切れて一撃かますとまた「文学の分からない人間はダメなんだ」と明後日の方向を向いた捨て台詞を吐く始末。それにしても高知市狭いな。偶然遭遇しすぎ

戻ってきた3人だったが、一緒に帰ってきたせいでやはり駆け落ちだったということで確定してしまい、商店街の老害連中から一方的に糾弾される藤井。ちょっと人望無さすぎだろ。30年間商店街で共に暮らしてきたのに。しかも若手がいなくなって貴重な若者なのに何この人望の無さ。春菜のフォローで何とか黙らせることはできたが、一体どんだけ素行不良だったんだ。

9話
最終回に向けてそれぞれが岐路へ。父の手術によって和解を果たした弘樹 (柄本佑)は答えを見出した模様。彩花(香椎由宇)は過去に失った恋人をわすられれない思いを初めて他人に話すことができ少しは救われたが、話された丈太郎(生田斗真)は沈痛な面持ちしかできず。それでも役に立てたらしいので良かったという感じに。

かほり(真木よう子)は四万十で生きていく決意をした矢先に気まぐれな教授にさっさと戻ってこいと言われて憤慨。今のところ戻る気はあまりなさそうだが果たして…。

一方で順一(桐谷健太)は実家の金物屋閉店により、30歳にして初めての就職活動を開始するが、履歴書もうまく書けず、面接官には「実家の手伝いしかしてなかった、と」「要するにニートってことだよね」とOVER 30's NEET扱いされる始末。

かほりが言った目指すものを見つけたのではなく最初から目の前にあったという言葉でひらめいた丈太郎は広大な使われていない畑を前に、米作りを始めることを決意。順一と共に準備を開始して次回へ続く。

それぞれの会話劇が今回は特に良かった。どんな結末になるか、恐らくドラマ的な超サクセスは起こらずにある程度現実的なところに着地するんだろうけど確かな希望を期待したい。


12月18日(火)

紅白曲目2012

ほぼ予想通りで何のコメントも出てこない枠

aiko「くちびる」
絢香「はじまりのとき」
いきものがかり「風が吹いている」
倖田來未「Go to the top」
中島美嘉「初恋」
西野カナ「GO FOR IT」
Perfume「Spring of Life」
プリンセス プリンセス「Diamonds」
水樹奈々「BRIGHT STREAM」
HY「いちばん近くに」
ゴールデンボンバー「女々しくて」
コブクロ「紙飛行機」
斉藤和義「やさしくなりたい」
三代目 J Soul Brothers「花火」
TOKIO「KIBOU」
AAA「777〜We can sing a song!〜」
FUNKY MONKEY BABYS「サヨナラじゃない」
ポルノグラフィティ「カゲボウシ」
福山雅治「Beautiful life」

この中ではプリプリがメドレーじゃない、中島美嘉が新曲の方になった、西野カナがアップテンポ枠というくらいか。なお初出場ではきゃりーだけは実質2012年デビュー(ミニアルバムが2011年だがシングルが2012年から)なので2012年の曲なのは確かだが、それ以外の初出場で明確に2012年の楽曲が発表されたのは三代目 J Soul Brothersだけ。あとはポルノグラフィティがNHKタイアップでド・バラードになった事くらいか。アップテンポな曲で間奏で色々ぶっこんできていたが、この曲はシンプルすぎるゆえに最後に「ありがとうございました」とか「良いお年を!」くらいしか言えそうにない。

 

結局発表されたところで何歌うんだかさっぱり分からない枠

AKB48「AKB48紅白2012SP〜第2章〜」
第2章って言ってるそばからデコ大大賞(予定)の「真夏」をやったらズッコケるところだが、言葉通り受け取るならギンガムUZAのメドレーか。

きゃりーぱみゅぱみゅ「紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」
「つけまつける」と「ファッションモンスター」を短くメドレーするくらいしか思いつかない。

浜崎あゆみ「2012 A SPECIALメドレー」
自称ミニアルバムの中からメドレーをしても今TVで新曲をやるたびに連呼されるマジックワード「知らない曲だらけ」となってしまいそうだが…。かといって昔の曲をやっても声が苦しいし。

ももいろクローバーZ「ももいろ紅白だZ!! 」
怪盗少女やZ伝説、今年の曲をメドレーするのだろうか。

嵐「New Year's Eve Medley 2012」
NYC「NYC紅白メドレー」
関ジャニ∞「初紅白!! 全力前進ジャジャジャジャーン!!! 」
SMAP「SMAP 2012’SP」
1曲完全固定で発表されているのはジャニーズではTOKIOだけ!!ひとまず「全力前進ジャジャジャジャーン」がある「無責任ヒーロー」だけは確定。SMAPは朝ドラ主題歌「さかさまの空」はフルで1曲かと思ったが…さらに加えるのか?

 

謎の枠

SKE48「パレオはエメラルド」
2010年の夏歌。意味不明。別に代表曲的な扱いもされていないが、売上だけ並べると確かにこの曲で初めて50万近くまで跳ね上がって大きく躍進して見えるので、ブレイク曲=代表曲なのだろう、とオリコンの数字だけ見て判断したのかもしれない。

YUI「Good-bye days」
NHK合唱コンクール中学の部枠かと思われたがまさかの合唱枠消滅。活動休止に合わせたようなグッバイな選曲に。

YUKI「プリズム」
まさかの10年も前の2ndシングル。2ndにして早くもトップ10落ちした(11位)曲だが、実は8万という売上は1stに続く2番売上でもある。しかし何故に今更引っ張り出してきたのか。

EXILE「Rising Sun」
ベスト盤のタイトルにもしようかと思ったという昨年の曲。現在続々出演している年末歌番組でも漏れなく歌っており、ベスト盤の宣伝日本を元気にするという震災以降のEXILEのテーマ曲と化しているためとは思われるが…。一応年間でも上位クラスの数字を出している今年の曲ないがしろにしすぎでは…。

徳永英明「上を向いて歩こう」
やはりカバーor懐古枠覆らず。

ナオト・インティライミ「Brave」
何故かトップ10入りし始めた今年ではなく、去年の曲。

 


12月16日(日)

初の10周年忘年オフカラ

11月末に急遽決まった初の冬のカラオケオフ会。思えば毎回夏ばかりでウィンターソングを歌う機会が無い…ということで企画されたが歴代主要参加メンバーの大半が関西方面で、関西オフ会が開催されたばかりという状況もあって、参加者は少人数制でひかりさん、そらまめんさんと俺の3人となった。

恒例のようにいつものカラオケ屋へ向かう。なお朝の腹下りのくだりも定番なので割愛させていただく。入室後30分弱、語り合いいざスタート。

始まりはやはりTOKIOに限るが、今回は「DR」で行ってみる。その後は冬開催を念頭に今しか歌えないクリスマスソングやウィンターソングを中心にセレクト。相変わらずロックな高音が冴えまくるひかりさん、GLAYの「Winter,again」やAKB48を原曲キーで歌い切るそらまめさんに対してBarbierの「クリスマスタイム」を3つ下げ、SOPHIA「-僕はここにいる-」を2つ下げ、TOKIOの「ding-dong」もしんどいので1つ下げ、DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」もキセキバージョン安全策を狙いまくる俺。というのも今回は人数が人数だけにすぐに回ってくるのであまり無理ができない。ただでさえヘロヘロなのにさらにヘロヘロになってしまうとかなりきつい。

また今しか歌えない桑田佳祐の「素敵な未来を見て欲しい」Gacktの「12月のLove Song」やDEENの「Christmas time」を歌い、コバチル「hypnosis」を原曲で挑んで高音部で撃沈しつつ、V6「太陽の当たる場所」をそらまめさんとデュエットしたり、AKB48「UZA」を4つ上げて最早別の曲のようなMOMAバージョンで披露するという1発ギャグも挟んでみたりした。

そして最後は秋のオフ会でもラストを飾ったGLAYの「BEAUTIFUL DREAMER」を原曲キーのまま3人1フレーズ回しで乗り切るという超コラボで締め。誰か同名でもっと歌いやすくてキャッチーな曲を作ってくれないものか。

その後はやはりいつものサイゼリヤで5時間半トークを繰り広げる。ドリンクバーも頼まず追加でデザートとピザは頼んだものの合計3時間くらいは水だけで粘るという迷惑な客っぷりを見せつけたがそこまで込まなかったので追い出されなかった。またこの最中にさいたまオフ(MOMA主催の夏3回、秋1回))・関西オフ(自身主催とカーシーさん主催の2回)で皆勤賞を唯一達成していた朱雀さんが電話出演。これにより皆勤記録をさらに伸ばしダントツのトップとなった。いったい記録はどこまで続くのか。しきりにレミクラーイを誰が引き継いだのか気にしていたが、3人ともサビ以外うろ覚えなので今回レミクラーイは登場せず、やはり本物が歌わないとという事に。

そんなこんなで非常に楽しかった。夏以降今年は3つの季節でオフ会を実施したわけだけど、この流れで次はハルウタを歌い尽くせ編を3月か4月辺りに実施できたらいいなと思っている。またよろしくお願いします。

チャットという形でもクリスマス前後くらいに忘年チャット会をやる…かもしれない。


12月9日(日)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.10

PRICELESS 7話
能見(香川照之)が書いた記事で究極の魔法瓶は注文殺到。金田一(木村拓哉)は統一郎(藤木直人)に切られた初代魔法瓶を作った老舗の工場長達を呼び集めて一緒に作ろうと提案。二階堂(香里奈)が工程表を作り、うまく回りだしたかに思えたが、老舗だけに機械にガタがきている平泉成の会社が納期を遅らせてしまう。追い出せムードが高まり、二階堂も賛同する中で、金田一は全員でやらないと意味が無いんだ!と熱弁。さりげなく人望があった模合(中井貴一)は各工場長と酒の席で色々と話を聞いていたのが効いて、各工場で足りない部分を補い合う形で誰も失わない最善の方法が見つかる。こうして会社は再び順調に回りだした。藤沢(升毅)の飲み屋の隣のビルを借りてついにオフィスを持った金田一だったが、二階堂は自分が会社に必要ないと勝手に落ち込んで出て行ってしまう。

統一郎は会社は人を切り捨てなければ大きくなれないと断言し、金田一はうまくいかないから放っておけと財前(イッセー尾形)に告げるが、財前は榎本(藤ヶ谷太輔)にスパイ行為を指示。こうして後輩ジャニーズが敵側スパイとして今後の役者自身の飛躍に繋がる活躍を見せるのかと期待したら、金田一は何もかも見抜いており「大変だなお前も」などと軽く受け流す偉大なる大先輩SMAPっぷりを見せつける。今回も後輩ジャニーズがSMAP主演の下でバーター出演以上の爪痕を残すことは無理っぽい。むしろこれまでは誰よりも役に立ってなかった二階堂が今まで1番奮闘していたのに突然私は不要だとか言いだして家出させる展開にはかなり無理があった上に、二階堂のいい加減っぷりが際立ってしまった。榎本を使って話をかき回せば良かったのに。

 

遅咲きのヒマワリ 7話
実家閉店により焦る藤井(桐谷健太)はテーマパークを建設するなどと無謀な事を言いだしたり、商店街の老人連中に新しいことをやれと口出しするなど暴走。さらにさより(国仲涼子)にキスしてしまうが気まずくなってしまう。相変わらずのコミュ能力で人望が厚い丈太郎(生田斗真)が、自分には冷たい商店街の老人たちに頼られているのを目の当たりにして、失踪してしまう。

弘樹(柄本佑)は前向きに歩き出すことを決意し、封印していた野球を2話で逃げた丈太郎との勝負を果たす形で封印解除。丈太郎との友情が生まれるが前向きなのはここだけで、なんだかんだ彩花(香椎由宇)は孤独になり、1人不倫街道を走っていた春菜(木村文乃)は今度は親に勝手に結婚話を勧められて嫌気が指していく。さよりの夫も相変わらずさよりに感謝を示さない態度。かほり(真木よう子)はそんなさよりの態度を見かねて本音で話し合いすることにしたが、その最中に藤井失踪の知らせが届いて次回へ続く。

藤井に自殺フラグが立ちまくっているがどうやらそういう安直な展開にはならない模様。ドラマ的に商店街に何か1つの変化を生み出して終わるのか、どうにもならず受け入れた上で進むラストになるのかでけっこう印象も変わってきそうだ。

 

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 9話
最強装備をゲットするためにオリハルコン目指して盗賊とのコントラッシュ。盗賊の中には何故かHKT48指原莉乃まで登場。すっぴんで出てきたので秋元先生に怒られるなどワケの分からないネタを披露。さすがにあの一件をネタにするほどのぶっ飛びっぷりはまだ無理か。こうしていよいよ最終決戦で裏世界へ!

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 9話
過去に戻ってキョンシー封印解除を止めればいいんじゃないかということになり過去へワープしようとしたがキョンシーが邪魔したのでキョンシーと一緒にワープした挙句に1991年まで飛んでしまう。「私生まれてない」と言う海荷にジェネレーションギャップを感じてショックだ。

母親役の田中律子や父親役の金山一彦もそのまま20歳そこそこの若者として登場するが、特に若者っぽさを熱演していた田中律子はどう見ても綺麗なおばちゃんであり、罰ゲーム状態。9nineのメンバーの出番が無いかと思ったらメンバーの母親の若い頃として登場。やめろこれ以上田中律子をいじめるな

一緒にワープしたキョンシーが両親の出会いのきっかけをぶち壊してしまったので海荷は存在が消えてしまう事となり必死に2人の仲を取り持とうと奮闘。その甲斐あったが現代の戻ると両親のキャラがイケイケに改変されていただけで、キョンシーも存命だった…。

 

悪夢ちゃん 9話
今度は熱心な先生へ変わった彩未(北川景子)は結衣子(木村真那月)を守ると決意。そんな折、少年少女を海外で売り飛ばす闇の組織が登場。クラスメイトのトップ美女とされる2人がターゲットとなり、結衣子の夢から拉致を阻止した一行。前回苦悩した古藤(小日向文世)が夢札を引く装置は残していたが見る装置を破壊してしまったので志岐(GACKT)に依頼。快く協力していたものの、組織は志岐に結衣子を提供すると取引を持ちかけダークサイドに。最後は結衣子が直接狙われ、執拗に自分のところに来るように促す志岐だったが彩未が身を張って阻止。ついに志岐が拳銃まで持ち出したところで次回へ続く。

さらに彩未が住んでいた児童養護施設の職員が犯行グループの1人だったり、シスターが怪しかったり一気に急展開に。この辺りは90年代に見ていたこの枠のジェットコースター展開を髣髴とさせる。今のドラマ界にここまでのガッツを見せる気合が残っていたとは…。

 

高校入試 10話
校長室で教師同士の疑いあいが加速。険悪なムードになる中で、ついに掲示板に実況書き込みしていた工作員の衣里奈(山崎紘菜)が捕獲される。薄々知っていた相田(中尾明慶)としては修羅場が始まるが、何も知らないみどり(南沢奈央)だけに別のドラマになってしまわないか…。一方で試験中ずっと不敵だった淳一(柾木玲弥)は、かつて合格ラインだったのに何らかのミスで不合格になった兄の光一(中村倫也)に問われ、「復讐だ」と回答。いよいよ残り話数も少ないと思うので来週からは真相が少しずつ語られそうだ

 

piece 10話
水帆(本田翼)と矢内(松村北斗)は成海(中山優馬)の母親を訪ねるが、兄の方は女性恐怖症で触れもしないから妊娠させるのは不可能だし、居場所も知らないと言ってのけ、成果ゼロ。地道に聞き込みで探すことに。

どうやら鈴木愛理の出番は完全に終わってしまったようで影も形も見えない中で、OP映像に出ているのに1回しか出番が無かった水帆の友人の礼美(荒井萌)がいきなり再登場して捜査に加わる事に。これでOP映像に出ている人たちは一通りピックアップされたのか。というわけで成海も失踪してしまったので単独で何かに向けて行動している映像のみ。兄に至っては姿すら見せないまま次回へ続く。ちゃんと決着つくのだろうか。


12月3日(月)

ここ最近の2012秋ドラ Vol.9

PRICELESS 6話
一二三男(木村拓哉)の一応彼女ということになっている瑤子(蓮佛美沙子)の父で広瀬ファンド社長の広瀬(草刈正雄)がやってきてホットドッグ屋の権利を買いたいと持ちかけてくる。人気店だからとか理由つけていたが、8割はミラクル魔法瓶の社員が並んでいただけで、そもそも開店したばかりで人気も何も…。このドラマの時間軸では2ヶ月以上は経過していたのだろうか。

何はともかくホットドッグを考案したバーの藤沢(升毅)にも金が行く契約になり、屋台ごと売却。一二三男と二階堂(香里奈)と模合(中井貴一)が3人で1000万円を入手して山分けしようとしたが、一二三男は魔法瓶を作りたいと言い出し、500万円で統一郎(藤木直人)から工場の1ヵ月使用許可をもらい、500万円で工場長(志賀廣太郎)が開発途中だった究極の魔法瓶制作に取り掛かる。

先代社長と同僚だった時代もある広瀬は一二三男のその姿勢は先代そっくりだと語り、一方で統一郎には先代だったら今の様な真似はしないといったようなニュアンスの発言を。もうなんか毎回誰かしら統一郎に「社長の器じゃない」(もしくはそれに等しい発言)と言ってるのでかわいそうになってきた。そんな統一郎は社名を変更し新事業の記者発表で往来のマイクではなく、特に意味もなくヘッドセット着用でスピーチするという斬新なスタイルを披露。

魔法瓶は完成したが開発費の関係で6万円での高額販売となり、一二三男の過去の人望が効いて何とか置いてくれた販売店にも統一郎というか財前(イッセー尾形)が指示した榎本(藤ヶ谷太輔)の妨害で販売ゼロのまま撤去が決定。二階堂と模合が意外と前向きな中で、理想通りではいかないと榎本に言われた一二三男はドラマ開始以来大きく落ち込む。

だがその頃、経済誌の敏腕記者、能見(香川照之)が並行して新登場。能見が取り上げた新商品は必ずヒットすると強調されるなどフラグがビシバシ立ちまくり。能見は統一郎の会社は面白くないと記者会見の途中で帰ってしまい、その後もいい商品は無いかと彷徨って締切ギリギリまで追い込まれていたが、ラストで6万円の魔法瓶とついに遭遇したところで次回へ続く。

ということでこのまま最終回まで大逆転ミラクルが始まるのだろうか。キムタク様主人公のドラマだからバーターで出ているキスマイ藤ヶ谷の扱いが、味方になりきれない半端なポジションなのは仕方ないけど、今回みたいな主人公を否定してしまうような煮え切らない若者的ポジションで使われるのがなんだかなぁ。いつまで経っても主演級のポジションにいけないような気がする。

 

遅咲きのヒマワリ 6話
彩花(香椎由宇)と弘樹(柄本佑)の同棲を知ってしまい、ショックの丈太郎(生田斗真)だったが告白を決意。堂々告白するが、彩花はやはり何かあるらしく誰とも付き合えないと泣きながら逃亡。彩花と弘樹の関係も終わり、弘樹は高校時代に付き合っていたかほり(真木よう子)に人生まるごとやり直したいと告白。

一方でさより(国仲涼子)は夫のまるで感謝しない態度&医者の妹(かほり)という存在に苛立ち、かほりに怒りをぶつけつつ、藤井(桐谷健太)の手伝いに安らぎを感じていた。藤井もまんざらでは無かったが、いよいよ父親が跡継ぎがいたのは(跡継ぎなしで潰れた店もあるので)本当にうれしいけど赤字が膨らんでいく一方だから自分の代で店は終わると告げられてしまい、今後の人生が一気に追い詰められてしまう(要するに1度も出た事ない四万十を出ろということなので)。

1人違う不倫ドラマになっている春菜(木村文乃)は松浦(岡田浩暉)に会いたがるが、勝手に会いにいったところ1歳になる子供がいると判明したばかりか別居しているはずの妻が堂々登場。この修羅場に松浦は教え子が会いに来たと火に油を注ぐ発言をぶちかまし、春菜が怒るとストーカー呼ばわりして必死にごまかすという醜態を見せ、春菜にひっぱたかれるが、捨て台詞を吐くなど最低野郎と化した。もう少し引っ張るかと思ったらあっさり崩壊したな…。

こうしてみると全員が人生悩んでるのに丈太郎だけのんびり青春LOVEしている感じだが、かほりとしみじみトークの末、2人で四万十川にダイブを決め込んで次回へ続く。

 

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 8話
ヨシヒコ(山田孝之)が使命を放置して愛の逃避行に走る前作でもやったパターンを不倫と合わせ技にした超絶回。前作同様に突如歌いだしてミュージカルになってしまう演出だったが、そこに不倫が絡んだので某DA PUMPの人と、某AKB48の人の報道と重なってタイムリーなすぎるネタになってしまった。偶然の産物とはいえ恐ろしい。

 

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 8話
「余命半日の花嫁キョンシー」という「余命1ヶ月の花嫁」をパロってしまうという一応実話設定の映画だったのにパロディにするなんて深夜でも大丈夫なのか的なネタが炸裂。元アイドルで川島海荷の先輩として長澤奈央が登場。実名で出るゲストが多かったが今回は別の役名がついていた。脇知弘との結婚を控えていた長澤だったが、キョンシーに噛まれてしまい余命半日に。徐々にキョンシー化していく中で、脇の実家でキョンシーメイクや抗えずピョンピョン移動になってしまっても必死に取り繕うとするシュールな展開の後に、「101回目のプロポーズ」ネタをパロディ。思いっきりトラックにひかれるもキョンシーなので不死身であり「死にましぇ〜ん」とやってから結婚式を挙げる。脇は自分もキョンシーにしteくれと頼んで夫婦そろってキョンシー化してTHE END!

あまりにぶっ飛びすぎていて最早ハッピーなのかアンハッピーなのかすら超越。さらに長澤をキョンシー化させたキョンシーへの海荷怒りの攻撃がアイドルらしからぬ馬乗り猛絶乱打(巻き込まれて隅で震えている警備員さんがキョンシーより海荷にビビる程)という川島海荷の奮闘っぷりも地味に笑えた。

 

悪夢ちゃん 8話
友人の母を殺した記憶が蘇り、貝原(濱田マリ)にも残酷な人だと言われた彩未(北川景子)は教師辞職を決意。しかし、古藤(小日向文世)が真相を告白。元々幼少期の彩未に予知夢能力があり、それを研究していた古藤。妻と娘が彩未を気に入り円満な関係を築いていた。しかし彩未の予知夢に妻を突き落す彩未の映像が登場。実際は子供を助けるためにホームに飛びこんだ事故死だったが、幼かった彩未も娘も夢の方を信じてしまい関係が悪化。彩未の方はショックで全ての記憶を喪失し、現在のサイコパスキャラクターが完成したという。

考えを変えた彩未は志岐(GACKT)の元から結衣子(木村真那月)を連れ出そうと考えるが、新たにクラスメイトの問題が発覚。キレのある推理力と自身の予知夢の能力を使って解決はしたが、事件が地味に酷かった。夜な夜な夢遊病状態で妻や娘を襲っていた父だったが、悪女ホステスに熱を上げてそれをネタに脅してきた上司を悪女ホステスにそそのかされるまま練炭自殺に見せかけて殺害するのに協力してしまったというダークなオチだった。娘は強い子だから大丈夫的な方向で決着したものの、オチがダークすぎるだろこれ…。

 

高校入試 9話
被った受験番号は筆跡から沢村(入江雅人)が勝手に息子の番号を書き込んだものではないかと推測されるが答えは出ないままにその情報まで掲示板に書き込まれてしまう。衣里奈(山崎紘菜)が現場工作員だと薄々勘付き始めている相田(中尾明慶)は関係発覚を恐れてそのことは話さないし、教頭もトイレで席を外してその隙にテストの件の情報を掴まれたことを話さないし、いい人ぶってる松島(羽場裕一)も何かを隠している模様。持っている情報だけで事態は進展しそうなものだが、膠着状態のままお互いを疑い出す教師陣で白熱してきたところで次回へ続く。

 

piece 9話
水帆(本田翼)は成海(中山優馬)の兄を尋ねるが散々引っ張っておいて引っ越した後だった。駆け付けた矢内(松村北斗)も放置して捜索を続けようとする水帆だったが、矢内に説得させ反省。改めて成海を訪ねるが血しぶき絵は破壊され、成海は姿を消していた。成海と兄を「作った」モンスターな精神科医の母親を訪ねる水帆と矢内で次回へ続く。

いきなり円(鈴木愛理)がパーティーから外されてるんだけど何これ。3人で調べてたのにいきなりハブっちゃ可哀そうでしょうが!

 

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