9月の日記〜12回目〜
13年9月
9月29日(日)
7年ぶり眼鏡新調
基本的に外出時はコンタクトだし、オフ会でも眼鏡してったことないので、会ったことのある人でもあまりイメージが無いかもしれないが(むしろイメージ的にMOMA=絶対眼鏡だろと思って会ったらしてなかったみたいな)、あまり長時間していられないので基本は眼鏡である。その眼の悪さは相当なもので、学生時代に眼鏡のかけあいでもしようものならダントツで全員俺の眼鏡をかけた途端に眩暈と不調を訴える始末。唯一Zenryakuデジオの音楽担当をしてくれている246LaTTE君だけがその俺の遥か上を行き「甘いな!」と言われてしまったくらいだ。
そんなこんなの目の悪さも最近は進行が停止していたので過去最長となる06年から7年間同じものを使用していたのだが、さすがにボロボロになってきたのとイマイチ調子が良くないので新調することに。
現在のものはメガネ屋でそのまま検眼して作ったものだが、2年位前には同じノリでPC用に度を落としたものを作ろうとして盛大に失敗。乱視の入れ方に失敗したようでそのうち慣れるだろうと思っている間に保証期間を吹っ飛ばしてしまい、ミエナイ・ツカレル・ヤッテラレナイというM・T・Y三重苦でそのまま放置した事があったので、今回は眼科へ行って検診。
その結果、眼鏡人生20年弱にして初の度数を1つ落とすという事に。眼科曰く、現在の眼鏡は乱視で見えない部分を無理やり近視の度数を上げることで引っ張っている、これなら乱視を調整すれば近視は1段下げても十分、らしい。
確かに現在のままでも気合で両目で1.2くらいは見えるのだがいかんせんボケる。これで見えていることにされても困るのだが、穴の開いている方向はぼんやりと見えてしまうわけだから1.0は見えていると測定されてしまうという。
そこのところを調整してくれたわけだからさすが眼科。眼鏡屋の適当な診断とは偉い違いだ。
さて眼鏡屋選びになったが、我らが埼玉県には「メガネフラワー」という地元眼鏡企業がある。昔からそこで作っていたのだが、06年に現在の眼鏡を作った直後くらいに全国区でCMも打ちまくっている「眼鏡市場」なるチェーン店が(ベッキーがCM出てるやつ)異常なスピードで規模を拡大し始めた。我らが埼玉県密着の「メガネフラワー」もこの波に押されて規模が縮小、行きつけの「メガネフラワー」も「眼鏡市場」にジョブチェンジしてしまった。ジョブチェンジした「眼鏡市場」の真横に真っ向から対抗するかのように別の眼鏡屋が設立されたが、全国区「眼鏡市場」に揺らぎはないのか見事に打ち負かし、1年ほどで撤退に追いやった。
現在のメガネのメーカーであるレイバンは「メガネフラワー」でしか扱っていなかったので同系統を探すなら「メガネフラワー」かと思っていたがそんな事情もあり最寄には無い。そういえば駅の向こう側にあるなと思って検索したら、これも去年閉店していた。よく見たらいつの間にか我らがさいたま市には3店舗しか残っておらず、そのうちの1店舗も今秋消滅するという。ホームページのニュース一覧を見ると閉店ニュースラッシュになっている始末。未だにオープンニュースばかりが並ぶ「眼鏡市場」とは対照的だ。これは切なすぎる。年に1度とやらの在庫一掃セールがほとんどヤケクソにしか見えないじゃないか。頑張れ。
というわけで結局「眼鏡市場」にすることになった。とりあえず気になるのは俺が選んだ眼鏡、メーカー自体はページに載ってるんだけど一致する型番がすっ飛ばされているんだが。これは超絶に売れ残っていた古いやつを選んでしまったのだろうか。確かにフレームのカラーバリエーションが増している流行の中で、10年前に使っていたようなフチなし眼鏡を選ぶという相変わらず時代に逆行した選択をしたのは確かだけどさ。
まあ何はともかく、眼鏡屋でも簡単に作れるし、保証によって度数は変更は効くけど、乱視とか色々あって大変な人は眼科で検診して処方せん出してもらった方がいいよという話。
9月28日(土)
GLAY対談とか/ここ最近の2013春夏アニメ FINAL
・対談レビューシリーズ記念すべき20回目はGLAY。双方単独でやったことがあるんだけど、朱雀さんはサイト移転やらなんやらのドサクサで削除、俺の方も過去曲回顧の下の方で放置されている。
今回は09年15周年までの期間を改めて振り返るということで期間は同じだけど、特に後半になるほどに★の数や言っている事が、単独レビュー時やシングル感想コーナーに書いてあるリアルタイム当時の感想とは全く違う、という時の流れを感じさせる仕上がりになっていくのがたぶん見所。
そんな経緯もあり、当初は今年のシングルまでやろうかと考えていたんだけど、最近の曲はもう少し寝かせた方がいいだろうということになった。過去曲回顧と言いながら、過去曲になってない新しい方はどうしても印象が定着しておらず、特にGLAYは当時と全く感想が変わるほどだったので今回は過去になっている09年までで止めたという形だ。
とりあえずページ1枚で終わるにはスクロールバーがつかみにくくてどうしようもないので、20世紀と21世紀に分割。当初は後半ほど文章が短くなるので大丈夫だろうと思ったが、結局21世紀の方がかなり長くなってしまった…。
これ、何が凄いかってオリジナルアルバムだけでなく曲が相当重複しているベスト盤まで漏れなくリマスターされる事。特にコロムビアのベストは全部非公認で公式サイトにも載っていなかったくらいだったのに、『イエモン』がコロムビア発売だったせいなのだろうか。新たに聞くいい機会なんだろうけど、さすがに全部買うのはきつい。シングルは既に04年と今年でリマスター済みのものも多いし、1番分かりやすい音の変化である音圧に関しては初期のオリジナルアルバムは不明だけど、ベスト盤では全作問題ないレベルだったし…。
今年はタワレコのレーベルから出した末光篤とのコラボ作しか出ていないが、気になるのは桶川公演から発売開始という一文。これは公式サイトにもそのまま書かれている。メジャーからリリースされる場合はこういう売り方はできないと思うので、自主制作になった可能性が高い。所属はポニーキャニオンだったが、アルバムすら100位ギリギリまで大低迷してしまったので契約が終わってしまい、インディーズに移動という形になったのかもしれない。
代々木第一体育館の横にあり、近くには渋谷公会堂もある。基本ライブハウスで立ちっぱなしでライブを見ることと爆音にさらされ続けるのが体力的に困難なので行ったことがあるのは04年3月のZONEのイベントのみ。当時の日記にその模様は書いてあると思う。
すなわちイベントライブだと思って出向いたらラジオの公開収録を見せられ、ライブ部分はダンス曲と伝説の指揮棒&体操アゲインのアテブリ「卒業」のみ。関東在住の多くの音楽ファンが様々な思い出を残した地に対して、俺はなんとも微妙な印象しか残っていないとはな…。
つーかかつてFIELD OF VIEWの解散コンサートを見た思い出の地である赤坂BLITZがその1年後くらいの閉鎖することになり、無くなっちゃうのかぁ…と残念に思っていたら、しれっと5年くらいしたら復活。渋谷公会堂もCCレモンホールとかダサい名前に代わってしまい、多くのミュージシャンやリスナーを微妙な気持ちにさせたが、CCレモンサイドは5年の契約を延長しなかったので、渋谷公会堂の名前が復活した。
そんな記憶があるので、しれっと復活するんじゃないかと思っていたりもする。
とある科学の超電磁砲S 最終話
最終決戦。異常な戦力差で各地に散った一行だったが実は彼女たちだけではなく今まで描写された事の無いジャッジメント御一行が大量にバックに控えていた。それなりな人数で襲い掛かるパワードスーツ2万体を倒していくジャッジメント一行。1期の最終決戦時に突如金属バットを持ち出してきてドッカンと活躍した佐天はバットキャラが板についたのか、動くパワードスーツ相手にバットで殴りかかる。当然中学生女子の腕力では話にならず、返り討ちされないのが不思議なくらいにちょろちょろ動いているだけという珍妙な活躍が描かれる。さらに春上さんや友人も登場。光子の父が用意した変形巨大ロボットが登場し、初春と佐天が乗り込み操縦。変形ロボがバトルする別作品みたいな展開になってしまった。なんだこれ?「電磁砲」を見てたはずなのにどうしてこうなった?
美琴は布束に聞いていたメガネの本拠地に向かい、私は1人じゃないという理由になってない理由で大量のパワードスーツを撃破。しかしやっぱり疲労してきたところで、アイテムメンバーが登場。麦野は自分の能力をパクって作られた(その上、1期の美琴をマネた機械と違って劣化コピーレベル)パワードスーツが気に喰わないらしく破壊しつくしたが美琴には興味が無いらしく、またアイテムが現れた瞬間に美琴が逃走しメガネの本拠地へ向かったので対面はしなかった。
最初は余裕ぶってたのにどんどん追い詰められていき「まだだ!まだ次が!」などと徐々に激しい顔芸を披露しながら焦っていくというテンプレート芸を披露したメガネはついにはファイナルフェイズボタンをオン。自殺を図るが美琴が阻止。ファイナルフェイズはあれやこれやで衛星からミサイルが学園都市に向けてぶっ飛ばされたのでもう止められないとかなんとかかんとか。
ここから時間が無くなったのか、物凄いダイジェスト展開になり、登場人物たちのいる場所が1秒の間に30分以上吹っ飛んだくらい移動。シスターズもなんやかんやで協力し、フェブリを救う飴とやらはいつの間にかやってきた佐天がメガネが言った場所にしまってあったとかであっさりゲット。布束がジャーニーを目覚めさせるためにフェブリと心がリンクするとかなんとかかんとかとワタワタと急展開。
美琴はいつの間にかさっきまで初春と佐天が操縦していた
ガンダム変形巨大ロボットに乗り、やはりいつの間にか来ていた黒子と一緒にミサイル撃墜にレッツゴー。凄い勢いでみんなが協力して今こうなっている感を説明しまくっていたが早すぎてさっぱり整理できない。成層圏まで到達した美琴と黒子は何と外に出てそこから離脱。乗ってきた
ガンダム変形巨大ロボットを電撃で吹っ飛ばす。光子の能力を仕掛けておいたのでそれの効果もあってガンダム変形巨大ロボットが超電磁砲と化してミサイルを吹っ飛ばして一件落着。成層圏まで来たのにちょっと息が…という素振りを見せただけで活動した美琴と黒子は「ドラゴンボール神と神」の悟空(サイヤ人だから大丈夫じゃないかとわりと適当めに原作者談)の域に達してしまった。そのまま燃え尽きずに黒子のテレポート連発で地上に戻ったんだろうけどそこまでの描写は無し。最後はフェブリとジャーニーは海外の機関に連れて行くとかで布束も同行。事件の記録は美琴によるコンピューター改竄と最初の頃に1回出てきただけの食蜂とかいうキラキラ目の女が記憶操作の能力で改竄したらしいことが示唆された。しかし食蜂の能力は特に説明されておらず、原作を読み進めた読者か、wikiの人物紹介をチェックした視聴者しか知らないので最後だけ出てこられてもさっぱりワケが分からない。何はともかく全員笑顔でハッピーエンド!
と書いててもよく分からないくらいオールキャスト全員集合全員無理やり活躍のお祭り騒ぎ。なんか終始シスターズノイズ♪とか主題歌がバックでかかっていたような気が…。禁書2期のレムナント編がこの後あるんだけど…どころか電磁砲の世界観すら破壊するような友情押しの展開になるわ、ロボットアニメと化すわ、成層圏で活動するわとネタのオンパレードとなり、唖然。余裕を失っていく悪役をテンプレート伝統芸で見せたメガネのしょぼさも霞むどころか、最後には忘れていたレベル。唯一良かったのは布束が救済されたところくらいだった。
9月25日(水)
ここ最近の2013夏ドラ FINAL
天魔さんがゆく 最終話
村に女の幽霊が出るという事で出向いた一行。村長が高橋克実で、村長が考えたそばばばんという珍妙な着ぐるみを被って登場したのが水川あさみという『33分探偵』のセルフパロディをしつつ、女の幽霊がたくさん登場。全て高橋克実が過去に心中しようとした女たちだったという超無理やりなオチがつき、高橋克実がハゲ散らかしたのも死んだ彼女たちの分まで村おこしに躍起になっていたせいだと強引にハゲネタまで巻き込んだ。また女性は何故かデブばかり。高橋克実がデブ専だったというオチだったが、唯一スリムな幽霊だった佐藤めぐみだけはこんなのと並べられて納得がいかないと言う。高橋克実曰く、ステーキばかりじゃ飽きるのでたまには…と言われ激怒した佐藤、そしてデブ幽霊たちだったが、堂本剛が冒頭で説得していたガリレオパロディのイケメン幽霊を引きずり出したところ、一斉にみんなで成仏して完結。CMのたびに話が吹っ飛ぶのでかなり分かりにくかった。
最初の幽霊とコント途中にCM→CM明けには何故か3人別行動
寝ている堂本剛が佐藤めぐみに襲われそうになったところに死んだ父の佐藤二朗の幽霊が止めに出現してCM→CM明け全く別の場面
佐藤めぐみと話し合いを目論んでCM→CM明けには説得シーンカットで他の幽霊も大挙して登場して高橋克実の心中相手だったと説明。
と、こんな具合にCMの間にもっとストーリー展開があったのではないか、放送事故なのではないかというくらいに話が飛びまくった。最後までユルいままだったが、とりあえずこの脚本家はブスネタが異常に好きなのはよく分かった。ヨシヒコ時代からブスネタだけで何回繰り返した事か。
川口春奈はあまり好きな女優では無かったんだけど、かなり体を張ってギャグや顔芸を連発していたので親しみがわいた。堂本剛も20代中盤から一気に老けてしまったものの、30代になって見た目が追いつき、今作では奇抜なスタイルは披露しなかったので、「金田一少年」の頃の堂本剛からそのまま17年後の堂本剛といった感じだった。
とある科学の超電磁砲S 23話
堂々姿を見せてペラペラ目的を喋るメガネ。動機は能力者至上主義の学園都市で自分たちの研究を世界に知らしめたいというテンプレ通りのものだった。フェブリの姉に当たるジャーニーというのが遠隔操作の能力で仕込んであるロボットたちを操ってひと暴れというのがその計画らしい。わざわざ明日という日時指定までしてくれたメガネ。自由に動ける布束と一緒に軟禁された美琴は薬の効果で動けないはずだったが電撃を利用して移動し、侵入してきた黒子と一緒に脱出。布束は学園都市暗部に堕ちた現状であり、メガネの組織に売られた扱いなので逃げるわけにはいかず、戻って逆襲の機会をうかがう。
ということでやたらと仲間で頑張ろう!が強調されまくり、布束もみんなを頼ることを知り、美琴もみんなを頼る大切さを語りまくり、シスターズ編で上条が言っていた「みんなで笑って帰るのが俺の夢」がリフレインして今回の目標!みたいになって仲間がいればなんでもできる!と各自が先頭に赴いて最終回へ続く。
佐天(レベル0)と初春(常温キープくらいしかできないレベル1)のコンビのところと巨乳先輩(レベル3だけど能力が透視)のところの戦闘力がほぼゼロな一方で、光子(いろんなものをぶっ飛ばせるダイナミックなレベル4)とその友人2人(水流操作系のレベル3)は戦闘力ありすぎ。何でこんな振り分けになった?
それにしてもなんだか一気に話が薄っぺらく…。上条の台詞に繋げることで誰も頼れなかったシスターズ編の美琴と対比させて綺麗に繋がった!とドヤ顔している製作者サイドが浮かんでくるようなこの展開。こっちの美琴は大人の事情もあって仲間でワイワイをしなきゃいけないんだろうけど、やればやるほど本編の美琴と離れていくのはどうにかならないのか。
9月24日(火)
9/16〜9/22
シングル
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1766.html
・少女時代が1位3.4万枚。通常盤は20位圏外。初回盤と通常盤の2種を使って500名抽選応募のライブというのがあったが通常盤が20位圏外(4033枚以下)ということは応募するために複数買いするファンはそんなに大量にはいない模様。
・ゆずが2位2.8万枚、前田敦子が3,4,8,13位で合計5.3万枚。AKB48卒業後初ということで握手会やイベントが無くなり、劇場盤も無くなった。4パターン複数商法は前作と同じだが、今や複数商法の数よりイベントで数字が上下する時代なので、発売種を見るだけでは的外れな分析をする事になる、といういい例かも。
・O社ではエグイド商法が返り咲き1位の珍記録を達成。11万も売れているのにサウンドスキャンでは20位圏外、M-ON COUNTDOWNでは2週連続22位という扱い、JAPANCOUNTODOWNでは20位圏外などチャート機関により異常な落差が生じている。さすがのO社も記録を褒め称えつつも、「ツアー会場CDショップでの同シングル購入者を対象としたキャンペーンなども一因」などと本当の理由に触れざるを得ないようだ。実際には一因どころか全部それだけど。
再発、そして自身の新曲発売を前にしてエグイド商法だけで1位返り咲きまでやってしまったのでこれにて再発でのO社ミリオン達成が事実上確定。ミリオンと返り咲き1位を武器にレコード大賞審査員を丸め込み、HIRO勇退の花道をレコード大賞も返り咲きというシナリオで終えることができるのかに期待がかかる。まあ本当に審査しているのかは知らないけど、AKB=握手券のイメージが一般にも浸透している現在、同じミリオンならEXILEの方がきっと健全なんだろうという勘違いの元で審査員が丸め込まれる可能性は十分にある。
今週チェック予定のシングルは既になし。
アルバム
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1767.html
・コブクロ小渕のギターインストアルバムが1位2.2万枚。O社ではAAA、西野カナに続く4位だったが、西野カナが分散、AAAが分散とエイベックス特有現象で沈んでいるので自動的に上昇。合計数値にすると西野カナが1位2位、AAAが3位、小渕が4位になる。
・というわけでO社1位のAAAはO社の半分程度の数字。mu-moでの購入者がよほど多いんだろうなぁ…。
・浜崎あゆみの15周年ライブベストはAAAと同じ週にぶつけたりともうA社自身に売る気が皆無。サウンドスキャンでは13位0.86万枚、O社でさえ7位1.5万枚。
今週チェック予定のシングル、アルバムは既になし。
9月19日(木)
DEENが移籍
・B-Gramを離脱した後のDEENは98年にBMGにBERGというビーイングレーベルを設立し移籍した。他にも七緒香とかいたんだけど全滅し数年でDEEN専属レーベルに。やがて03年にこっそりとBERGレーベルのマークも消滅し、そのままビーイングを離脱した。BMGは昔から社名のマイナーチェンジを繰り返しておりBMGビクターだったり、BMGジャパンだったかと思ったらBMGファンハウスになってまたBMG JAPANになったりしていたが、08年にソニーに吸収された。吸収後1年程度はBMGのままだったが、09年になるとBMGの名前はついに完全消滅となり、BMGサイトも消滅。Ariola JAPANへと会社が変わり、ソニーの完全グループ会社としてソニーの公式サイトにも情報が掲載されるようになっていた。同じくBMG所属だったスキマスイッチが急にハガレンタイアップとかソニー御用達のアニメタイアップをもらえるようになったのは恐らくこれが原因だ。
どういうわけかDEENにソニーアニメタイアップが回ってくることは現在までに1度も無いが、このたびAriola JAPANのページからDEENが消滅していた。
8月のニューリリースからも8月に出したシングルが消されてるんですけど…。
ていうかEpicだった中孝介やDefSTARだった平井堅がAriola所属になっている。
で、DEENはどこにいったのかと思ったら…
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/epic-jp/jp/index.html
エピックレコードだった。いきものがかりやAqua TimezやSCANDALと同じレコード会社に。そしてさりげなく元B-Gram仲間であるWANDS柴崎が現在所属するabingdon boys schoolとも一緒だ。
上記のように中孝介や平井堅も移動しているのでソニー内部での整理移動があったのかもしれない。しかし気になるのはエピック単独のページが無くなっていてソニー本体直下のペラ1枚のページしか無いという点だ。大丈夫なのかエピック。会社説明3行しか文章が無いぞエピック。サザンと同じ35年の歴史がそれでいいのかエピック。後は公式サイトに飛ばしているだけじゃないかエピック。
Ariolaは元BMGだけにソニー色が最も薄い会社だった。エピックはまさにザ・ソニーといったところなので、今後のDEENのタイアップ戦略などがどう変わるか。
・ランキングハッカーEXILEによるこんな世界を愛するためのエグイド商法により、いきなり1日で8万枚上乗せ。新作の前田敦子らが2万程度で、このままエグイド商法効果が続くなら再発を前にして週間1位返り咲きもありえなくない。まさか再発よりも前にこの世界を愛するためにそこまで攻めてくるとは思わなかった。前代未聞だ。
・AKBじゃんけん。
フジの放送前に唯一の3年連続の前田亜美が散っていた。唯一の3年連続という無敵の前田亜美を破った高橋朱里はその次の試合で阿部マリアに嘘のようにボロ負けした…。阿部マリアは選抜入りした。
と、スラムダンク最終回みたいな展開に。フジではダイジェストでさえ触れられず完全スルーしやがったが、日刊スポーツさん(さん付)は前田亜美の敗退を記事にしてくださった。
この時点で嫌な予感はしたが、島崎遥香もあっさり散り、その後も個人的に好きなメンバーがことごとく散ってしまった。気がつけば菊地あやかくらいしか関心のあるメンバーがいないし。お茶の水博士みたいな1発ギャグ変装の元チーム4キャプテンなのに9期で1度も選抜に選ばれてなかったらしい(一時謹慎していたせいか)大場美奈が博士ルックのまま勝ち進んでしまったのでいっそお茶の水センターでいってほしいと思ったが、揃った16人で現在の選抜メンバーは松井珠理奈だけ。その松井珠理奈がそのまま優勝。去年の島崎が全部チョキ(1回のあいこだけパー)だったが、今度は全部パーだったから八百長だというのは短絡的すぎるにしても、単純に松井の場合はSKE48のA面曲見ればいつもセンターにいらっしゃるので別にAKB48でまでセンターで見たいとは思わない。それにただでさえ兼任で体調面が心配されているというのに年に1回プロモーション活動休めるシングルまでフル稼働させるとか鬼ですか。直後には年末年始でTV出ずっぱり。タイミング的にSKE48の新作収録やPV撮影も立て込むと思われ、次のAKB春ソングも控える…というかつてない地獄ロード。
それでもこれでは連続ミリオンが確実に危なくなったので去年のめちゃイケタイアップのようなC/Wを用意するか、5種以上に増やすかの検討会議が開始されたと思う。
・なんか一般知名度としていかにもフジらしい変なランク付けが出ていて大半のメンバーが最低のランクEだったんだけど、何故か大家と松井珠理奈が同じランクBなのが謎だった。他には島崎もBだったんだけど、大家にバラエティ補正かけすぎじゃないか。バラエティ見てない俺からすればDだと思ったんだけどそんなに活躍しているにしてもせいぜいCなんじゃ…。そしてSKEのトップがBってNMBトップの山本はAなのにおかしいだろう。
なお選抜が決まった後、1位を決めるまでの間にフジテレビが固定表示させていたテロップは「前代未聞!異常事態!選抜は無名のメンバーばかり」。こういうのがなんか本当にフジテレビだよなぁ。
・そして何故かコメンテーターがバカみたいに大量に呼ばれていたが実働していたのは指原のみ。基本三宅アナが実況し、指原が的確かつ正確な解説役をこなす。これだけでもう何もいらないくらい十分なのに、後ろにいるインテリ風のAKB論者たちがアピールしたいところで無理やり割って入り、谷村、関根、リリーは置物。彼らには時間が空いたところで三宅がどうですか?と無理やり話を振るしかまともな出番が無く、谷村新司に至っては「歌じゃなくて武道館は僕も初めての経験で」などとコメント。24時間テレビは?
9月18日(水)
ここ最近の2013夏ドラ Vol.12
SUMMER NUDE 最終話
結婚式で相手に逃亡されたにも関わらずわずか1ヵ月程度で朝日(山下智久)を好きになり、当時は10年片想いの波奈江(戸田恵梨香)がいたので遠慮。それが苦しいとしてドラマ中盤で自ら逃亡。にも関わらず急にまた好きな人がいなくならないか不安だと言い出した夏希(香里奈)。抱きしめて安心させようとした朝日だったが、なんと夏希は「時間をくれ」などとのたまい、距離を置くことが決定。開始3分でクリスマスに。この間に夏希は店長に出世。店長挨拶をしているシーンがおまけのように挟まれ、その場には影山(中村俊介)の姿なし。まさかの中村俊介前回でオールアップしていて出番なし。
そしてさらに開始7分後には桜が咲き乱れていた。その直後に光(窪田正孝)と波奈江が結婚するという報告が入る。招待状の日付は4月吉日。そしてドラマタイトルが登場。なんだこのあまりに矢継ぎ早なダイジェスト展開。
そしてタイトル明けには蝉が鳴いている海の家へ集ってくる一行。招待状が4月吉日なのに何故真夏全開になっているのか。3ヵ月以上先の招待状を送付したのだろうか?4月に出すならジューンブライド狙いの6月辺りが式というのが一般的なんじゃないのか?朝日が夏希の焼きそばを食べるのが1年ぶりとか言ってたから下手したら8月になってる可能性も…。
久々に再会した2人は何となくぎこちないがお互い偶然見かけたり(夏希)、雑誌で店長紹介記事を見たり(朝日)したらしい。朝日が声をかけてくれればいいのに!と言うのは分かるが、夏希まで記事見たなら連絡くれれば良かったのにとか言い始めるのはマジこいつ何様?自分から時間をくれといったので朝日は四六時中夏希の事を考えながらも待ち続けた(3年待ったことがあるので1年程度など容易い)というのにマジ何様?
そして酒造会社社長の渡辺哲も再登場し、光と波奈江の結婚式が始まる。地元最強の金持ちの娘なのにまさかの海の家での手作り結婚式という内輪向け低予算&炎天下灼熱地獄の披露宴。酒造会社、実はこれもう潰れてるか、この一家以外の手の物になってんじゃないのか?
直後に橋本奈々未、千葉雄大のバカップルねじこみシーンが対比で登場。誰もいないでかい教会で2人で結婚式をやっているところに前科1犯国籍JAPANの兄が祝福に登場するというコントが展開。最後まで他のキャストと絡む事無く、完全独立したままコント完結。なお2人は周囲に「シーン」ではなく「コーナー」と呼ばわりされていると激白している。
結婚式後は賢二(高橋克典)の店に仲間だけで集合し二次会。監督が夢と
途中から急に後付けされていた光が監督したというメンバーへの感謝を綴ったムービーが上映される。直接言うのが恥ずかしいという理由になっていたが、その映像は朝日から提供してもらったスライドショー写真をバックにして光の棒読み感謝メッセージが音読されて全文テロップ付で表示されるという素人初作品レベルの映像作品だった。細部のあんまりにあんまりっぷりを孝至(勝地涼)に突っ込まれ、最前列に座っていたのにメッセージからスルーされた麻美(中条あやみ)と駿(佐藤勝利)。駿が自らどういうことだとツッコミを入れるなど公開処刑されまくりで、ふざけているのか感動させたいのかよく分からないシーンに…。そして2人きりになった朝日と夏希は前年の夏に来年もやろうといった線香花火を2人でやって、今度こそ思いを確かめ合って抱き合いキスして終了。翌日の帰り道の車でいつものようにケンカしながら帰っていく2人で完結。
どういうわけか前回は2週間で無理やり出世させたのに1年経った最終回では地道に頑張ってます程度で成長が描かれなかった。波奈江に至っては介護という単語すら出てこない始末。前回は2週間でも無理が生じる程追い込まれていたのに、1年経過させたら数ヵ月程度で十分なような展開になっていて1年も経過させる意味あったのか。
脚本が二転三転してその場凌ぎで作られていくツギハギ感を楽しむ珍作ドラマだった。3話までの3年片想いに蹴りがつくまでもジメジメしすぎてしんどかったがまだ一貫性はあった。ところがそこから長澤まさみが酷い人物像にされたり、三角関係や四角関係の恋愛ドラマなのに誰1人衝突させようとしないので関係を動かすには不自然に身を引いたりするしかなくなったり。夏希がドラマ半分で東京に帰ってしまってからはドラマの路線が変更。急に就職ドラマになってしまい、この影響で最終回では1年先に時間を飛ばさなくては話が成立しない事になってしまった。サイドカップルが結婚する中で、主人公カップルはようやくカップル成立しただけという…。最初の3話は恐らく最初の時点でもう出来ていたと思うので2話でいきなり視聴率ガタ落ちして暗すぎる、アラサーなのに学生ノリと散々言われたので中盤以降に就職ドラマに切り替えたのだと思う。恐らく6話辺りからは完全にその場凌ぎで脚本が進行していたんじゃないか。1話ごとにまるで別のドラマのように作風が目まぐるしく変わっていくという稀有なドラマだった。
それこそ特にジャニーズの上がつかえているせいでいつまでも若手扱いされている現在の停滞した状況が生み出してしまったドラマだったのかなという気はする。SMAPがこの年齢の頃(おおよそ10年前)にはこんな20代前半で限界のような設定のドラマはやろうとしなかっただろう。
またよく似ているとされた『ビーチボーイズ』とは共通点は何一つ無かった。せいぜい海が舞台という程度。あれは人生の夏休みを描いた男の友情ドラマであり、主人公たちはフリーターだったがそこにちゃんと葛藤も意味も存在した。
朝日(山下智久)
3年片想い描写が重すぎて序盤の空気を重くし、初回視聴者はこれで一斉に逃げた。レンタルビデオ3年借り続け、毎朝看板にお祈り、あいつ以上の女はいないと泣き叫ぶなどやや常軌を逸した行動を3話まで取り続ける。一方で夏希相手には初対面から失礼な言動を取りまくるなどデリカシーに欠けた面があったり、3年片想いの件では仲間からあきらめられている一方であいつの遊びは外さないと称されるなどリーダーとしても描かれていてキャラ設定に一貫性が無かった。中盤過ぎに突如としてかつての仲間が訪ねてきたのを機に写真に本気になる事を決意。この際に専門学校時代は東京にいて才能が評価されていたが、母親の具合が悪いので地元で就職し、母はそれから他界したという設定が後付けされた。東京に行く前には写真コンテスト応募を考えているカットが連発され、最初は「まだ先の事だけど独立しようと考えている」と話していたが、脚本が変わったのかすぐに旅立ってしまったので全部無かった事になった。説明もなく有名カメラマンの弟子になっていて2週間で才能を認められて出世を果たす。しかし1年後には友人にはまだまだ追いつけない、凄さを痛感しているなどとコメントし、後追いには後追いの強みがあるなどと励まされるにとどまり、それ以上の成功は描かれなかった。夏希(香里奈)
結婚相手が逃亡し、ドラマ開始10分ほどでニート化。結婚式のカメラマンをしていた朝日に騙されて海の家で働き始める。逃げられたのは痛手とされていたが実働1ヵ月程度で朝日に惚れてしまい、辛くなって6話で逃亡。就職したレストランで当初はコケにされるが、賄いの焼きそばを作ってからは掌返しで信頼されるようになり、全店員をぶち抜いて店長の後継者となる。料理の腕に関しては焼きそばばかり作っている、再就職先が見つからない(最初期)、影山にコケにされる、厨房で携帯をいじる、そもそも結婚を機にあっさり辞めようとしていたなどろくな描写がされていなかったので三流以下かと思われていたが終盤で店長候補指名されると急にプロ料理人扱いとなる。また海の家には8月上旬までしかいなかったくせに「この海はこの夏の全てだった」などと夏の間中いたかのようなコメントを連発した。なお29歳設定だったので最終回では30歳になっている。1ヵ月程度で朝日に惚れるほどサバサバした性格だったのに急に不安症に陥ったが時間をくれと言って1年置いたところで不安が解消されたのかどうかは不明。波奈江(戸田恵梨香)
朝日に10年片想いしていてようやく思いが叶ったと思ったら、香澄登場で勝手に変調をきたし、その気になった朝日を逆に振るという奇行に走る。酒造会社社長の父を持ち、役員の肩書で夢のニート生活を満喫していたが、路線変更で就職ドラマになったので慌てて就職すると言いだし「ファッションとかぁ、アパレルとかぁ」「福利厚生がしっかりしてないと」「光でさえ就職できたんだから」などの俗世間一般ではゆとりのテンプレートとされる呑気な台詞を連発する。面接では「(役員の仕事とは)父と食事したりカラオケしたりゴルフしたり」などと発言し、面接官に「夢のような仕事ですね」「私にも紹介してください」と返されるなど惨敗描写がメドレーで放映される。勢津子(板谷由夏)の人を見抜く力を盲信しており、勢津子に介護が向いていると言われると突然考えてもいなかった介護士を目指し始める。開始2週間程度でまるでユーキャンの通信講座でペン字講習を終えたかのようなノリで介護の皮を被った謎資格をゲットするというアメイジーングな活躍を見せる。しかしその後働いている様子はなく、最終回では一言も言及されないままだった。資格取得前に介護施設で働き始めた様子が1回だけ描かれたが、無資格で働き始めたか(問題)、資格取得に必須な実習だったのか不明。光と結婚してからの住居をどこに構えるのかなども全て不明。光(窪田正孝)
初期設定は文学青年とされており、クールな知的キャラだったが、実態はレンタルビデオ屋でバイトしている魚屋の息子という謎境遇だった。中盤で突如レンタルビデオ屋を辞める。みんなには潰れたと嘘をついていたが、実は波奈江の側にいたいというのが彼のここ10年の行動理由であり、波奈江が来なくなったから辞めただけだった。また波奈江に告白し玉砕すると急にあおいに抱き着き付き合い始めるという肉食っぷりを見せ、波奈江が朝日を振ったと知ると、夢があったけど波奈江を理由に追っていなかったと急に後付け設定が加わり、ガラシャツノーネクタイで映像会社ADに1発合格。ニートの太陽となる。しかし直後に30件落ちてようやく受かったと波奈江にメールするという後付けが加わり、時間軸的な矛盾が生じる。その後は終電逃げキッスなど必殺技を披露し、サブカップルの分際で主役カップルを差し置いて2週連続キスシーン、最終回では結婚式まであげてしまうなど最も設定変更とキャラブレが著しかった。最終回ではADの後輩が出来て威張っている様子も。仲間達へのメッセージを込めた初の映像作品を披露するが作中でも公開処刑されるなど素人以下の酷い代物だった。とはいえニートの太陽として最後まで光を放ち続けた。あおい(山本美月)
初回終盤で登場した当初は完全な脇役。海の家の隣の店でバイトをしていたため(トロピカルドリンク屋?)、仲間達との接点も無く、仲間の溜まり場に出現しては勝手に絡んでくるだけだった。光に使い捨てされるという程度の役回りでしかなかったはずが、終盤になって突然主要キャスト化。脚本大幅変更により話が停滞してしまった恋愛ストーリーの進行整理役として再利用され、「もう夏が終わるのに誰も幸せになってないじゃないですか」と突如問題提起を開始。2カップルの現状と問題点を的確に指摘し、彼らが幸せになるべくアドバイスを繰り広げ、舞台が東京に移ってからもくっついてきて夏希の家に居座りアドバイザーとしての活動を続けた。自身は幸せにはなれなかったが、山本本人としては終盤にかけて存在感を示したのでいい踏み台にできるか。孝至(勝地涼)
仲間の中での唯一のムードメーカー。作中唯一の会社員で営業マンとされていたが、昼休みに海にサーフィンをやりにきたり、仕事は?と聞かれ昼休みだと答えた直後にビールを飲んだりとやりたい放題。しかも真昼間から夜まで登場のたびに私服が変わるなど営業している様子が皆無で遊び人にしか見えなかった。最初から最後までポジションが変わらなかった彼でさえ中盤以降の路線変更の影響は受けており、急に面接のアドバイスをしたり、昼休みの海の家でビールを注文する代わりに「俺これから得意先に営業だからもう行くわ」と言い出すなどマイナーチェンジされ、仕事をしているかのようなカットも何度か登場。ネクタイは外していたがスーツ姿での登場回数が増えた。舞台が東京に移った際は1人だけ仕事があるのがネックになり、「出張」という名目でやってきて活躍した。勢津子(板谷由夏)
人の素質を見抜く力を持つ能力者。夏希を一目見て働くべきだと進言したり、波奈江に介護士になるようにお告げした。実は出産により海の家が開業できないという設定のはずだったが、産後すぐに復帰。これにより夏希がドラマ半分で帰ってもいい理由を作ってしまう事になる。当初は抱えていた生んだばかりの子供は完全に放置され、夫婦揃って働いていたので、演じていた板谷さん本人がインタビューで子供はどこに預けているのかと疑問を投げかける始末。影山(中村俊介)
夏希の上司&恋のライバルとして起用されたと思われ、初登場時は「本当に店長やってたのか?」「ガッカリだ」などと夏希の料理の腕をコケにしまくる。しかし徐々に夏希を食事に誘ったりしていたので気があるかのような描写を見せていたが、そのまま「実に気が利くいい上司」化。最後は独立するから店長を任せるために夏希を採用したなどと言い出して退場。最終回では放置され出番が無かった。麻美(中条あやみ)
写真館のアルバイトの女の子。当初はあおいと同レベルの脇役だったが、あおいが出世したのとは対照的に脇役止まり。何故か急に駿(佐藤勝利)とカップルになっていた。光の感謝ビデオで言及されず、立場も弱いのでツッコミすらできなかったが、波奈江には弟をよろしくと口頭で言われる。駿(佐藤勝利)(Sexy Zone)
ジャニーズバーター枠。波奈江の弟。香澄が街を去った時に残した言葉を唯一聞いていた重要人物。だがしかし何故かそれを3年間黙っていたため、夏希が問いただすまでは黙秘し、「どうせ帰ってこないのに(無駄なんだよ)」などと意味深な言葉をぼやくのみ。朝日の事を嫌っていたとしか思えず、それ以降は出番が無かった。波奈江が酒造会社後継者になる気がなさそうな以上は彼が酒造会社後継者と思われた。しかし終盤にはカメラマンになると言いだし、麻美とくっつくなど挙動不審に陥る。光の感謝ビデオで言及されなかった事に激しくツッコミを入れるが、「弟に感謝することはない」という姉の一言で片づけられる。香澄(長澤まさみ)
3年前に突如失踪。理由を告げずに「私はいなくならない」「借りたビデオを見てない」などと意味深な約束を残したまま消えたので朝日はそのまま放心状態で3年待ち続けた。実際には駿とその父にのみ看板を外すように依頼していて戻ってくる気が無い事をほのめかしていたがその話は朝日には伝えられずに握りつぶされていた。朝日曰く「最高の女」であれ以上の人には出会える気がしないほどでたびたびその最高の女っぷりが回想で登場。しかしイマイチ伝わりにくく、むしろ朝日以外の仲間とは距離を置こうとしている描写などがされており、朝日以外の仲間たちは香澄に対して同じく外部から来た夏希やあおいのようにすぐに仲間入りといった風にはあまり考えていなかった節も…。再登場した際には看板がまだあると聞き朝日が忘れていないのではないかと気にかけて登場。ちょうど看板が外れた直後だったが、看板が無かった事に拍子抜けし、安心したのか、朝日と付き合う前に酷い失恋をしてその状態で朝日に癒されたが復縁を迫られたのでそっちに走った、今度その彼と結婚しますなどと言いだし、朝日が単なる繋ぎの男だったとして退場。多くの視聴者を唖然とさせた。長澤まさみはやや意味深な表情の演技をしていたにも関わらず出番終了となった。橋本奈々未、千葉雄大のバカップル
1話で夏祭りの案内をしにやってきたのが他キャスト陣との唯一のまともな絡み。子供が出た回で千葉があおいと少し絡んだのと、孝至にスターターを任されて以降は完全に話が独立。以降は香里奈が「な〜にやってんだ?」と遠くから見ているのと東京逃亡前に山下智久にぶつかっただけだった。ほとんど他キャストとは別撮影だったので打ち上げに参加しても気まずいレベル。次回月9出演の際には「本編初出演」と言ってもらって差支えない。
天魔さんがゆく 9話
シラユリ団地で幽霊が出たという某ホラー映画のパロディ。前田敦子のパロディである某芸人も出てきた。1年前におじいさんが亡くなったといい設定だったが例によってそのおじいさんは部屋を貸してくれていただけで無関係で登場すらせず、部屋にいたのはビッグダディのパロディ大家族だった。芸能人となった某美奈子に該当する妻がやたらバイオレンスだったのが嫌味ちっくだったがこの家族を成仏させて解決。幽霊の正体が当初ほのめかされていたものを全く異なるオチで、ほのめかされていた方の幽霊は登場もせずに終わるというのが続くような…
とある科学の超電磁砲S 22話
テレスティーナの情報から学究会関係者が首謀者だという視聴者はとっくに知っていたような事が判明。初春がピックアップし始めたところ、たまたま最初に顔写真を出したメガネが主犯で、たまたま目撃者である光子たちが来ていたので主犯も判明。あんだけ仲間仲間言って暗部の事もペラペラ喋ってしまったくせに何故か単独行動の美琴は怪しい施設の1つを探りに行くが、そこにはまたしてもダミーに騙されたアイテム御一行が。無駄に水着姿まで披露してからやってきていたが、まさかフレンダがこんなカワイイキャラ扱いされるとはなぁ…。
アイテムが去った後で奥に進んだ美琴は布束と再会。布束はフェブリを救おうと動いていたらしく、ここで会えたのは幸運だとしてフェブリを救うデータを渡すが、メガネ首謀者は布束を信頼しておらず、ダミーだった。美琴の動きを封じる事を条件にデータを渡すことを約束したメガネだったが、案の定破棄。動けない美琴と悔しがる布束、上機嫌で目的を語り始めたメガネで次回へ続く。あんなひょろメガネ、フレンダと戦った時みたいに肉弾戦で倒せるだろうし、布束でさえあの程度の奴なら倒せるくらいの戦闘描写が以前にあったような…。
フェブリはメガネにとってもう不要と断言しており(最初は回収しようとしてたが)、助けたいって言ってる人がいるならデータなどさっさと渡して助けてやればいいのにこのメガネは一体何がしたいのか。無能力者だからいくら天才でも学園都市での扱いの小ささによる積年の恨みが深いせいなのか。
布束は実験相手に情が移って裏切ろうと画策するも爪が甘くて騙されるというシスターズの時と全く同じ経緯で成長しない役回り。救済する話じゃなかったのかよ…。なんかもう布束が救われる結末になる事を切に願う。
9月17日(火)
9/9〜9/15
シングル
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1764.html
・ポルノグラフィティが2.6万枚と低レベルながら1位。通常盤は20位圏外だが、1種のみで分散した堂本剛を上回った。O社では4位。
・2〜5位に分散した堂本剛は合計では9.1万枚に達している。堂本剛の4パターンジャニーズ商法は最高種(自身最高複数種類発売の略)。これまでは3パターンが最高だった。
・「あまちゃん」効果のベイビーレイズは完全1種発売のみで6位1.2万枚。ただし握手会参加券封入、トレカランダム封入や事前イベント積み上げ商法など最低限の事はやっている。それでも昨今の女性アイドルの異様なドーピングに比べれば購入人数と購入枚数が最も近いくらいにはなっているんじゃなかろうか。
・ハロプロの新ユニットは相変わらずサウンドスキャンで通常盤が最高値。例によってインストアイベントでの販売を通常盤のみに限定させているためと思われる。
・エグイド商法はガンガン加速しているようで、O社限定で3位。ついに80万枚突破となり、10月の再発でミリオンを突破させ、デコ大獲得でHIRO勇退のシナリオを着々と進行させている。
ポルノグラフィティはチェック予定。the pillowsはどうするかな…。
アルバム
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1765.html
・先週と1位2位が入れ替わって西野カナが2週連続1位カナ。6,7位の通常盤も同じ並びになっていて、完全にmintの売上が逆転したカナ。何で最初だけpinkが売れてたのか逆によく分からないカナ。
・O社では1位のスピッツは複数商法にはなっていない完全上位互換ながら、2Blu-ray付、2DVD付、Blu-ray付、DVD付、通常盤と5段階用意したため完全分散。3,5,10,14位に2DVD、2BD、通常、DVDの順に並んだ。1種抜けてしまっているとはいえ合計7.4万枚。興味深いのはDVD付の方が優位になっている事で、DVD付が3万出ているのに、BD付は2.1万枚にとどまっている。VHS→DVDの時はかなりの速度で移行していったが、Blu-rayへの完全移行は予想以上に時間がかかっている印象。それでもCD→更なる高品質規格へ全く移行させられる気配が15年近く無いまま(SACDは90年代末期にはもう出ていた)な事を考えればBlu-rayは画質の良さが一般レベルでも認知されて語られているだけでもマシな方か。
・山下智久は4,8,11位で合計5.0万枚。合計するとスピッツはおろか、西野カナ2作にも及ばずに4番目。
・04年、08年にベストを出しており、以降ヒットどころかリリースすらあまりしていなかった氣志團が08年のベストより売れてO社トップ10に返り咲いてくるとは予想外。あの曲のリメイクにしろ、ORANGE RANGEと同様にまだ忘れてる段階で懐かし需要には早いんじゃないかと思っていたが…。
河村隆一、スキマスイッチライブ盤はチェック予定。
9月12日(木)
Content.IE5の悪夢
・Internet Explorerでの一時キャッシュは本来インターネットオプション内の設定の範囲名でしか保存されず、削除や掃除ソフトを動かせば一掃できるものだった。しかし、これが何らかの拍子に壊れると削除や掃除ソフトでもスルーされ、ただひたすら溜まっていくモンスターファイル群と化す。そいつは通常の設定では隠しフォルダ扱いになっており、目には見えない。「隠しフォルダ」表示設定と「保護されたオペレーティングシステム ファイルを表示しない」のチェックを外すことで初めてこのモンスターの元へ辿りつくことができる。異変に気付いた俺が辿りついた時、このモンスターの戦闘力は60GBに達していた。そのモンスターの名はContent.IE5。
ドライブ全体を解析し、その階層のフォルダでどこのフォルダが容量を喰っているのかパーセントで表示することができる「Glary Utilities 3」というソフトでCドライブの内訳を検証していたところ、60GBもの謎のファイル群を発見した。その結果、Content.IE5の存在を知ったのだが、このソフトでは削除できない(保護されているので)。仕方ないので上記の設定をして干渉できるようにして、直接乗り込んで削除を実行。
だが60GB。そんな簡単には行かず「リサイクルしています」で30分以上待たされ、「ゴミ箱入らねっす。このまま完全に消しちゃう?」に代わり、消し始めるも数時間経っても終わらずフリーズしてるのか動いているのか分からない。停止させたところ半分くらいは減っていたが、どうにも効率が悪いので「FastCopy」という指定ファイルを削除してくれるソフトを使って、Content.IE5をフォルダごと殲滅するように命令。こうして1時間弱かけて殲滅に成功。60GBもの容量が帰ってきた。
とはいえこのままでは繰り返される恐れがあるので、インターネットオプションで一時ファイルの置き場をDドライブ直下に変更。アクセスをしやすくして新たに作り直すことで状況の改善を図った。
具体的には初期設定では
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files\Low
っていうところにあるんだけど、これをD:\に変更した。
色々調べていたら同じような症状に陥った人がけっこういるらしく、しかも最近のPCだと100GBくらい容量食ってても案外気づかないので知らない間に症状が悪化していくケースもあるようだ。1度チェックしてみるといいかもしれない。
9月11日(水)
ここ最近の2013夏ドラ Vol.11
・「ミリオンがいっぱい」コメンタリー+「走れペンギン」のみ見た。全体感想を書くのがいつになるか分からないのでコメンタリー部分についての情報だけ先に。
前作のコメンタリーは1曲ごとに数人のメンバーが語り合っていたが、楽屋とかスタジオの端っことかでパッと撮影した感が強く、編集もカット編集以外はしていない勢いの垂れ流し映像だった。喋っているメンバーが誰なのかも分からない不親切な設計な上に再生する上での仕様上の欠陥もあった。今回この点は改善された。
今回はシングルごとに数人ずつのメンバーが登場する形式に変更。1つのシングル収録曲のPVが全て終わった後に、改めて1曲ずつ語っていく。メンバー名が表示され、喋った言葉に対応して静止画や動画が差し込まれ、強調したい言葉にはテロップが入り、効果音が入り…と色々な編集が施されている。前作に比べてかなり見やすくなり、ちゃんと作った感じにはなった。これはかなり良かった。
良い事ばかりではなく、曲によってはその場にいるメンバーが全員不参加だったりして、裏話が全くできず視聴者目線の感想を言っているだけになってしまったりもする。また該当シングルに全曲不参加にも関わらず何故かその場にいるメンバーがいたりもする。
今回のコメントメンバーは組み合わせが6パターンしか無い。
柏木・宮澤・北原、大島・岩佐・高城、前田亜美・篠田・内田、小嶋・板野・大家・小嶋菜月、高橋・永尾・大場、島田・渡辺・加藤
これら6パターンの組み合わせで合計11回のコメントパートをローテーション。最初に出てくる柏木・宮澤・北原のみ1回きりで後は2回ずつ登場。この5パターンは分売されている2種では1回ずつ振り分けられるようになっている。
重力シンパシーと枠外扱いになっているその他の楽曲はコメントなし。ジャケットに出ている島崎も川栄も横山も、他グループのW松井も指原も山本も渡辺美も出てこない。随分絞り込んだ印象だが、その割に普段出てこなさそうなメンバーが出ていたりもして選出方法がよく分からない。コメント自体は手抜きから気合の入った編集が施されたが、メンバーが大幅削減されてしまったのが今回の難点だと思う。
「走れペンギン」は改めて凄くいい。このTeam 4は本当にいいメンバーが揃っていた。
・シングルは購入/レンタル含めてCD-R1枚分溜まったらまとめてCD-R化。レンタルしたCDに関してはその時点で聞き始めて随時感想を書いていく事にしているんだけど、ここ最近シングルが溜まっておらず、現在のリストだとまだAKB48以下が未CD-R化。
しかしシングルに関しては旬が過ぎるのも早く、アルバムや過去曲と異なって書き直しもしない、当時聞いたそのままの感想がそのまま掲載され続けるリアルタイム制を採用している(知らねーよ)。
基本的にTVで聞いた音源とPCのスピーカーで流した音源で感想は書かない(ミニコンポで聞いた時と感想が全く変わる曲が多いから)ので、ミニコンポでCD音源で聞いたものしか感想を書いていない。というわけでCD-R化しないと音源はPCで眠ったままということになる。
だが使っているミニコンポEX-AR3にはUSBを繋ぐ事が出来るので、USBにWAVデータを移してそれをミニコンポに繋いで再生するという方法でAKB48以下の未CD-R化音源の感想を上げていくというスタイルにしてみた。
SUMMER NUDE 10話
知らない間に2週間が経過。朝日(山下智久)は東京でどこの誰だか分からないカメラマンの弟子かなにかになっていた。情報が曖昧だが、マジで何の説明もなくそうなっていた。先週は旅立っていったところで終わっただけで、この謎のカメラマンへのツテがあるとかそういう台詞とかも何も無かったはずだが…。しかもたった2週間手伝っていただけなのに腕を認められているらしく、早速1人で撮影をやらせてもらってクライアントにも気に入られるという急出世っぷり。波奈江(戸田恵梨香)はあんなにリアルに面接失敗映像メドレーまで制作したのに、光(窪田正孝)の時といいメディア関係のお仕事だと途端に描写がお花畑になるのだろうか。ていうか朝日は友人カメラマンが来た時にようやくカメラマンとして先に進みたいと考え始め、写真コンテストのチラシを散々見つめているというコンテスト応募&入賞フラグがあったのに全部スルーしやがった…。
脇役でいてもいなくても何の関係も無く、光が波奈江に玉砕した時の寄り道として利用された程度の出番しか無かったくせに先週から急に主要キャスト化したあおい(山本美月)は夏希(香里奈)の家に転がり込んでおり、出番が消えるどころかまたしてもレギュラー化。負けじとばかりに孝至(勝地涼)も急に「出張」という名目で前半だけ東京にやってきて出演。この際に孝至の会社が海苔屋だと判明した。海苔屋の営業か。
なるほど焼きそば用の青海苔を卸すという名目で仕事中に海の家に入り浸っていたわけだな!波奈江はホームヘルパーの資格を取得。見せびらかしていた認定証の日付が堂々映り9月15日付になっていたが、勉強開始は8月下旬だったので半月程度で受かった事に。チョろすぎるだろおい…。ていうか先週のラストで無資格で働き始めていたくせに今週は仕事している描写無し。どうやらあれは資格取得に必要な「実習」だったことにする気なのかもしれない。取得を報告に光に逢いにくるという自由人っぷりを見せる。この2人はいい感じになり、メインカップルを差し置いて2週連続キス。どうしてこうなった…。また波奈江の弟の駿(佐藤勝利)は朝日に代わる存在になるとして急にカメラを始めていた。てっきり跡継ぎなのかと思ってたのに酒造会社社長、子供達に事業継がせる気ゼロだったのか…。
あとちょろっと調べるとホームヘルパーの資格とやらは今年4月から廃止になって介護職員初任者研修とかいう漢字横並びの資格に変わってる模様。廃止以前のヘルパー2級にしろ、半月程度じゃ絶対取れないようなんだけど…。通信講座だけで取れるものではなく実習が必要なのに学校に通った描写も無く、明らかにユーキャンで取得したみたいな描写になってたのは謎だ。しかも講座最後まで終えてテスト送付しただけで修了証もらえるようなヤツ。ペン字講習かよ。波奈江は1番初心者な資格みたいな事を言ってたけどまさか09年に廃止されたというヘルパー3級の事で、そこで脚本家の情報が止まっていたんじゃないよな…?いずれにせよ想像で書いた架空の資格だったのは確かだ。これもしかして面接にガラシャツノーネクタイで行って1発合格するどこかの太陽よりナメた描写だったんじゃ…。
夏希のキャラが随分明るくなっていたのが謎だったが、不変なローテンション朝日ともいい感じになり、夏希の店に食べに行ったら波奈江と光とも偶然会い、3人で食事。帰りにサブカップルがキスシーンしている中で、朝日は夏希を雨の中で迎えに行く。そのシチュエーションが夏希の逃げた婚約者との思い出のシーンにソックリだったので様子がおかしくなった夏希は不安を口にするが、朝日が抱き着いたところで終了。
影山(中村俊介)は当初東京でのライバル役かもしくは夏希の仕事の障害となる厳しい店長として起用されたかに思われたがあっさりいい人化しており、今回はついに独立するから次期店長として夏希を採用したなどと言い始める始末。独立するから一緒に来ないか?ついでの告白!とか絶対当初考えてたっぽいけどとにかくもう時間が無いのでいい人で済ませた感じ。
また影山に聞かれたり、今回自ら思いだしたりで改めて夏希が逃げた婚約者の事を思い返していたが特に嫌な奴描写も無し。影山に何故店長まで行ったのに辞めたのかと聞かれたら中途半端になるので専業主婦になろうと思ったなどとコメント。原因があるとしたらそれなんじゃないのか?夏希はかなり腕のいい料理人らしいので(影山や部下たちにに当初コケにされたり、厨房で携帯いじるとかロクな描写されてないけど)、それを自分のために辞めさせる事で婚約者の男は次第に追い詰められていった、と。結婚式の最中も夏希が辞めることを残念がる声や夏希が手掛けた料理をおいしそうに食べている人たちが描写されている気がするが、それが決定打になり有望な料理人を辞めさせてしまった重圧に耐えかねた婚約者はついに逃げた、と。強引にでもそのくらいは説明してほしい。
橋本奈々未、千葉雄大のバカップルねじこみシーンも前回逃亡したので東京へ移動。しかし監視していた前科1犯国籍JAPANの兄が立ちふさがる。コントを繰り広げた後で縁を切るといって去っていく兄。今までは海という共通点があったが、今回は完全に撮影場所も全くメインキャスト無関係の別の場所…。
今週は無理やり2週間経過した事にしたが、それでも朝日が「東京来てから誰とも会ってない」と言って孝至が驚いたり、夏希のレストランに食べに行くことを約束していた朝日が忙しさを理由に行けなかった事を妙に責められたり、お互い連絡取り合ってなかった事を咎められたり苦しい描写が連発された。たった2週間っすよ?来たばかりの2週間で連絡取る余裕なかったとか自然な事じゃないか。まるで数ヵ月〜半年経ったかのようなリアクションの連発だった。
仕事面でも速攻資格(架空)取得、速攻店長昇進内定、速攻カメラの腕認められると矢継ぎ早の超サクセス。これも数ヵ月〜半年かかる話だ。
当初仕事描写などどうでもいい描き方をしていた頃は全く問題なくひと夏で話が終わる予定だったんだろうけど、急に仕事を描き始めた事でそれぞれの成長や出世を描く必要が生じてしまった。しかしどいつもこいつも始めたばかりなので1週2週刻みで成功を描くのは展開上完全に不可能。最終回をそれぞれが成長したところも見せるという着地点を見据えたのはいいが、このままではマジ展開が苦しいということで最終回は一気に1年ほど展開をすっ飛ばす模様。今週既に苦しくなってきたとは思っていたが1年飛ばすとは予想外。
天魔さんがゆく 8話
女優2人を殺害した悪霊が出現。かつて死んだ女優が現代の女優を妬んでいるという見方だったが…。旭(川口春奈)がさらわれてかつてない緊迫感になったかと思ったら幽霊は映画にもドラマにも舞台にも出れなかったブス女優というオチ。ヨシヒコの時からブスネタ本当に好きだなこの脚本家…。ていうか映画にもドラマにも舞台にも出たことが無いってそれは自称女優…。殺人の方はマジでかつて死んだ女優がやったらしいが自称女優曰く「あいつは追い出してやった」とかで適当に処理。3人はわざわざ撮影隊まで借りてどういうわけか実体化した自称女優と一緒に金田一パロディドラマを撮影し、満足させて成仏。う〜ん適当だなぁ。
とある科学の超電磁砲S 21話
カエル顔医師により幼女フェブリは人工物と判明。いつもなめている飴が生命維持装置の役割を果たしているという。同じ病院にいてフェブリから話を聞いたというシスターズの話から布束の関与に勘づく美琴。あれ以来会ってないとか思い出してたけど、安否を気遣ったりはしてなかったのか。加担者だけど一応シスターズを救おうとした協力者だったじゃないか。原作だと連れて行かれたっきりらしいので、アニメでは思い出しただけマシか。学園都市暗部が関わっている可能性が高く、いつものように1人で捜査しようとする美琴だったが、
大人な事情もあり、前回を反省してみんなで行動することに。暗部の存在を初めて聞かされた黒子たちだが、アニメオリジナルの話で勝手に暗部の存在を一般生徒たちにバラしまくっていいんだろうか。友情を強調して光子にまで事情話してたけど…。手がかりがつかめず焦る一行。フェブリの持っていた飴の数から残り72時間と判明し、美琴に覚悟があるならとしてカエル顔の医者は闇を知るなら闇に聞いた方がいいとして収監されている囚人に会わせる。「実験動物が」が口癖のこのオバサン。見覚えがあるような無いような…。予告でも美琴が「誰だっけ?」と大半のライト視聴者の意見を代弁していたが「テレスティーナだよ!」との御返答。1期で春上さんが関わった事件の首謀者だった奴か…。一気にDVDで後追いしたせいとはいえ、禁書は覚えているのに電磁砲の方は何でこんなに記憶が薄いんだろうか。
9月10日(火)
9/2〜9/8
・さすがジョーシン様。フラゲ日にスピッツ新作とAKB48のPV集がズバッと届いた。よく考えたらあの1度見ただけで封印した苦行So longをもう1回観なくてはいけないのかと気づいてげんなりしている。表示を見ると全部見るだけで646分かかる。一気に見るのは不可能。シングル曲のPVは全部見たことがあるのでひとまずコメンタリーだけ見て飛ばしていくかもしれない。
あと特典の生写真は島崎、川栄、大島、松井玲、山本。後半2人はわりとどうでもいいが、前回や過去2回の映画DVD(厳しいドキュメント的な展開に飽き飽きしてきたので今年公開の3回目は今のところスルー)とことごとく当時当たってほしいメンバーが出なかったり、今回ジャケットに出ている対象メンバーだと他には小嶋、横山くらいしか当たって嬉しいメンバーがいなかったのでそんな中で島崎、川栄、大島の3連発は大当たりだし、松井玲、山本も小嶋、横山の次くらいに当たり。つまり当たりだ。
・いきものがかりのPV集第2弾発売決定。ライブ作品は最初の1作しか買わずにもういいやってなっちゃったのでPV集はどうしようか悩む。ていうか前作をBlu-ray化するのはいいが、コメンタリーだけ収録し直すというのがズルい。時間差複数商法になるわけだけど、基本的にコアファンをむしろないがしろにしてきたいきものがかりにとっては初めてコアファンに買い直しを要求するような事をしたというのは興味深い事実だ。アルバムも買うの止めたし、スルーかな。
・コブクロがNHKソチオリンピックテーマ曲決定。記事でまとめられているように96年の「熱くなれ」〜98年「SHOOTING STAR」〜00年「Get U're Dream」とアップテンポが3回続いた後、21世紀に入ってからはオールバラード。あの体操の金メダルの時の実況+「栄光の架橋」が完全に流れを決定づけた気がするが、コブクロが起用されてストリングス大作バラードじゃないなんてことはありえない。ギター押しで攻めた「あの太陽が〜」も、意欲的に攻めた先日の「One Song〜」も実質コケたわけだから、ロックな応援歌なんて可能性も皆無。もうストリングスが溢れに溢れた大作バラードが目に見えるようだ。ライバルは「風が吹いている」。どこまで壮大になれるかの競い合い、といったところか。
コブクロのストリングスアレンジは小渕とサポートキーボードの藤井理央(かつてFIELD OF VIEWのライブサポートでもあった人物)が共同でやってるんだけど個人的にはこの2人のストリングスアレンジが下手なのではないかと最近思えてきた。下手というかただ終始ラインをなぞって感動的に鳴っているいるだけでメリハリが無い感じ。笹路正徳が手がけていた時代や、セルフ以降も笹路正徳がストリングスを手がけた「流星」や「蒼く優しく」もやはり終始ストリングスが鳴っているが邪魔な感じは他の曲ほどしない。ゆえにストリングスアレンジはせめて笹路さんに依頼する方向で願う。
シングル
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1762.html
・1位は東方神起。11位にもランクインし、合計6.6万枚。O社の半分以下の数字で恒例のエイベックス特有現象だが、HKT48が分散したので棚ぼたで1位獲得。
・O社ではO社の東方神起の2倍の数字で1位を獲得しているHKT48だったが2〜4位で合計9.2万枚。単純計算では18万近くが劇場盤という計算になる。誤差を考えても最低で15万前後は確実か。O社では2万程度は伸びたが、こちらでは前作とほぼ同等。個別握手人気=劇場盤売上が少し増しただけのようだ。合計すればサウンドスキャンでも1位となる。
・エグイド商法(エグザイル・プライド商法)の続きでO社のみEXILEが9位1.5万枚に残っている。累計77.4万枚。いくら再発してももう買う人がいないわけで同じファンに買わすとしてもあと20万以上も売るのはしんどくないか?既にドームツアーに参加するレベルのファンは平均何枚持っているのか(カード含めて)気になる。
・O社では4位に入ってブレイク感漂うCheeky ParadeだがO社対策しかしてないようでサウンドスキャンでは20位圏外。というかエイベックスは基本みんなこう(エイベックス特有現象)なので仕方ない。
・O社でMISIAが26位、FLOWが35位とか知ってるのが低い位置にいるってのが何だかもうついていけない感。
miwaは聞く予定。
アルバム
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1763.html
・西野カナの2枚同時ベスト盤が1〜4位を独占したカナ。初回盤がpink→mintと並んでいるのに、通常盤はmint→pinkなのは何故なのカナ。pinkは合計154938枚、mintは155267枚。単品ではpink初回盤が1位なのに、合計するとmintの方がわずかに上になってしまうカナ。O社でもmintが1位になっているけど、サウンドスキャンの方が数字が高いのは前作もそうだったカナ。なお前作16.9万枚よりダウンしているカナ。この無理やり2枚同時に分けて出すソニーのお得意ベストパターン、いい加減に時代にそぐわなくなってきてないカナ。あとDL4000万枚とかアピールしているCM見たんだけど、そのうちの大半が切り売り着うただとすればサビしか聞いてもらえてないんじゃないかと思えてきて虚しくなったカナ。配信DLとは原則として着うたフル&PC配信をカウントし、着うたは別カウントにしてほしいカナ。
・ソナーポケットのベスト盤は5、8位。初回盤は先週48位の先行ランクインからの上昇扱い。合計は4.6万枚。「今週のチャート」最終回で取り上げた前作は3.8万枚なので上がってはいるがその前は4.9万枚。何だかいつピークが来たかもよく分からないうちに頭打ちになってしまっていたようだ。ていうか西野カナとだいぶリスナーが被ってそうな上に大半が10代で金が無いと思うんだけど、レコード会社は何考えて発売をぶつけてきたのか。
・℃-uteがサウンドスキャンでは15,20位ながらO社でトップ10入りを果たした。アルバムでのO社トップ10入りは3rdの10位以来2度目で、一桁順位は初。前作ベストでDVD付2種をやってから味をしめたのか、オリジナルでは初の3種2パターン複数商法。それもライブDVD付、PV&コメンタリー&メイキング映像。これまでどうせ買うだろお前ら?とばかりにPVのショット違いを切り売りしまくったり、メイキングも適当に垂れ流しておしまいとかだったのを考えると昨年あたりから時代に合わせてちゃんと作り込むようになった印象。会社全体で意識改革でも行ったのだろうか。
・ベスト盤も超コケしたやなわらばーがO社21位といきなり売れているので何かと思ったらJ-POPカバーだった。2011年にもっとガツンとカバーアルバムに手を出して100位3ケタとコケていたはずだが、今回はプロモーションをしっかりしたのだろうか。ていうかこの人たちは07〜08年のちょっとヒットした時期から普通にプロモーションし続けていればこのくらいは売れ続ける事は楽勝なくらいの力はあったと思う。
℃-uteは聞く予定。西野カナはベストが出たら聞いてみようかと思ったが2枚も聞くほど特段に会いたくないのでスルーカナ。
9月6日(金)
ガルネク解散
・今年出たアルバムでラストアルバムのようだとか感想書いていたら本当にラストアルバムになってしまった。Produced by avex traxが飾りの定型文のようにここ2年くらいはプロモーションもやる気が無くなってしまっていたのでついに…という感じであるけど、先輩のdatがいきなり終わってしまったのに比べるとラストライブもあるようなのでちゃんとしている。1stツアー開催発表時に「秋にはアリーナで」などという大ぼらを吹いた事もいい思い出だ。最初の設定ではファンと近い距離で…を理由にライブハウスツアーという事だったのにホール飛ばしてアリーナを計画するなんて一体どういう勝算があったのか未だに謎だ。O社トップ3入りを連続していた時期でさえ動員は正直だったのか結局ホールクラスに持ち上げる事はできなかったみたいだし。ネット上でのゴリ押しという単語の浸透にK-POPや剛力、武井なんかと並んで一役買ったという功績は確かに残したと思う。
楽曲は良かった。それだけに先入観が悪くなりすぎてまともに聞いてもらえなかったのは残念だったな。
・ネオヒルズ族として一部ビジネス界で話題という久積篤史という人物がCDデビューを果たし、派手なキャンペーンを展開。財力にてトップ10入りを狙う新時代の幕開けかとチャートウォッチャーの一部の間で注目されていたらしい。前宣伝がその世界では凄く、都内を宣伝トラックが走り回り、予約カウンターも5000枚を突破、Amazonランキングでは1位を獲得し、現在も品薄になっているなど実際のファン数はともかく、それなりの枚数は出ているかに思えたがいざO社が発表されると恐怖の200位圏外。307枚以下。
与沢翼の名前まで出して成功したとされている人物ならばそこに集う人脈だけで300枚程度の枚数は軽くクリアできるはずなのでここまで超コケどころかかすりもしないと逆にありえない。全てはハッタリだった可能性もあるが、信用が大事なあの業界でこんな恥ずかしい結果になるような事はしないだろうから達成できなくともそこそこの位置までは行けるだけの確信はあったはず。
ただ、トップ10入りを果たせれば世界が変わる、とか言っているけどご存じのように現在O社でトップ10入りしたところで、かなり多くの人にまた知らないのが入ってきた、どうせ何かやったんだろう、と思われる状態にまで陥っており、夢も希望も無い。アーティストサイドとそのファンだけが目標達成を喜び合う内輪パーティーの様相。00年代半ばまでは通用したアルバムリリース時に「O社トップ10入りの〜収録!」みたいな事をやっても、いや知りませんけど?状態。
O社はイベント売りなど売り方が特殊な場合は全カウントにしてもらうための特別な申告が必要らしく、以前もAKBN 0という赤羽発のAKB48のパクリグループが実売1万枚だったが3割以下の数字にされてしまい、数字が計上されなかった旨をぶちまけたことがあった。いわゆるO社対策であり、その方法は単に店から売上申告するだけではダメであることが伺える貴重なエピソードだった。実際、数年前まではこういうルールもあったとされている。未だにトップ10に入れば世界が変わると思っていた久積篤史もO社対策を全くしていなかったどころか全く知らなかったんじゃないだろうか。
9月4日(水)
ここ最近の2013夏ドラ Vol.10
・うちの父が定期的に買っている「特選街」という雑誌。現在使っているミニコンポのEX-AR3も09年当時この雑誌で当時評価が高かったので購入したこともあって、それなりに信頼のおける雑誌だと思っていた。
今回はオーディオ特集ということで、どっちかというとミニコンポよりも上の金持ちのシニア向けの高級コンポ特集といった趣きだった。さすがにこの世界には届かないなぁと思いながら読んでいたが、この記事の序盤はCDの高音質化の話で、いわゆるBlu-Spec CD 2とかその辺りの音質の話。筆者が例として80年代当時に買った松田聖子のCD「Citron」をBlu-spec CD2と当時のCDを聞いてその音の変貌ぶりを「オーディオ的に違うだけでなく、音楽性がまるで違う」と大絶賛。
「CDでは平坦な歌謡曲歌手だったが、Blu-spec CD2では感情豊かでささいなニュアンスも光彩する松田聖子ならではのエモーションがリアルな実態感を持って迫ってくる」とのこと。
締めは「同じ音源でありながら材質やカッティングで驚くほど音質が違うことが分かっただろうか?」である。
ちょっと待ってくれよ、と。同じ音源じゃないだろそれ…っていう。
高音質CD化によって音が劇的に変わったという驚きを体験リポート的にデジタルメディア評論家の執筆者様が語っているわけだけど、リマスターという概念が綺麗に抜け落ちている。
88年5月に購入したと筆者が明言している「Citron」は最古の音源となる。その後95年にCD選書化、06年にBOX化(初リマスター)、09年にBlu-spec CDでDVD付で再発、12年にBlu-spec単品再発、そして今年Blu-spec CD2化された。80年代どころか90年代序盤のCDを聞いたことがある人ならあの時代のCDの音がしょぼく聞こえる経験は誰でもあるだろう。まずもって音量が小さいのが原因だが、それでもこの時代の音源がリマスターされたとうう音源を聞くともう戻れないくらい音が立体的になったと感じるはずだ。
よって高音質化に関係なくリマスター音源を聞けば音質が違って当たり前だ。厳密には今年発売された松田聖子のBlu-spec CD2は新たにリマスターしていないようだが、06年にBOXで発売された際にリマスターされ、単品発売が数年無かったがリマスター単品発売として09年にはDVD付のBlu-Spec CDとして発売されている。恐らく今回もこの時のリマスター音源を使っていると思われ、わざわざ80年代当時の音量すらも極小なマスターに差し戻して発売したら、かつてのようにリスナーから苦情が殺到することは明白。
高音質化CDが流行り始めた頃はリマスター無しで高音質化を謳って再発したが、一般リスナーは大概こういう感想になる。ましてや他にリマスター音源が出ているのに、古い音源のままBlu-Spec化したレベッカのケースでは明確な比較対象が存在したためガッカリされて当然。これを反省したのか最近相次いでいる高音質化の波ではTM NETWORKやレベッカはリマスターを明言。佐野元春は明言していないが、廃盤になっていた05年頃のリマスター音源を使用してリリースしたようだ。これによりリマスターで音質向上したのか、高音質化CDの恩恵なのかをぼやかす事が出来、違いの分からないリスナーからの一定の評価を保てる寸法。
そんなわけで一気に記事が信用できなくなってしまった。高音質化CDの素晴らしさを表現するなら同じマスターを使った同条件のディスク同士で比較して素晴らしさをたたえてくれよ…。
SUMMER NUDE 9話
夏希(香里奈)が帰還して海の家の最終日を迎える。その前日ガールズトークをする夏希、波奈江(戸田恵梨香)、あおい(山本美月)。とりあえずずっといたもののよそ者感が強かったあおいが普通に2人と馴染んでいて、ドラマのストーリー展開に対するメタ台詞みたいなのを連発。「もうすぐ夏が終わるというのに誰も幸せになってないじゃないですか」と制作サイドの自虐ネタを言わせたかと思えば、何でも自分が身を引けば全てがうまくいくなどと提唱。光(窪田正孝)の事が好きな自分があきらめれば波奈江と光がくっつき、波奈江が引きずっている朝日(山下智久)への未練は断ち切れる。そして夏希と朝日がくっつけばいいなどと大して今までみんなと絡んでなくて飲み屋でさりげなくみんなの横にいてちょっかいを出していた程度の分際で的確なストーリー分析をしてしまう始末。朝日と夏希がいちゃついているのを見て波奈江は心が揺れていたが、野球選手の現役続行への考え方に例えるという分かりにくい例えで、花火の日に10年片想いしてきたけどもう引退するべき時だと思ったなどと改めて説明。そういえば香澄(長澤まさみ)が登場した途端に調子が狂って落ち込んでしまい、元気になったと思ったらいきなりあきらめたという唐突な描写しかされてなくて理由をちゃんと説明してなかったけど今更説明しなくても。
一方でADの仕事が忙しくて帰ってこれない光は、あおいのアシストで波奈江が落ち込んでいるとメールした途端飛んで帰ってくる。しかし終電1本前の電車で来て10分後の終電で帰らなくてはいけないという。帰省時間10分。短い10分を過ごした2人は、最後に10秒時間をくれと言った光がいきなり抱きつきキス→終電に駆け込むという月9史上初と思われる新技「終電キス逃げ」を披露。さすがニートの太陽、ここに来てまた新しい伝説を作るとは。
朝日と夏希はお互い意識しつつもいい感じでこの夏の思い出を語っていた。夏希は「ここがこの夏の私の全てだった」とか「いい夏をありがとう」とかまるでひと夏の間ずっとここにいたかのように語っていたが、実際には半分の6話でさっさと東京に帰ってしまっている。これは恐らく8月前半の早い段階。それでずっといました感を出されても…。何でドラマ中盤で夏希を東京送りにしてしまったんだろう。また光が10分しか休暇を取れなかったのに、夏希は余裕の2泊。一切出てこなかったけど影山(中村俊介)いい人だったんだな…。そして最後には初めて名前で呼び合う2人。10代のような初々しさが眩しいですね(白目)。
今回単独では本来やりたかったであろう夏の青春ストーリーっぽさが初めて全面展開。というか視聴者が見たかったのは全編通してこういう話だったし、タイトルバックもこういう感じだったよね?っていう鉄板の内容だったと思う。だがしかしいかんせんこれまでの積み重ねが無いので視聴者置いてけぼり。主演がようやく名前で呼び合うとか初々しい事やっている間にサイドカップルが終電キス逃げを披露するなどワケの分からない盛り上げ方。ここのところあれだけ押していた就職展開も止まってまたガラッと作風が変わってしまうちゃらんぽらんっぷりも凄かった。
ラストでは勉強し始めて1週間程度のはずの波奈江が早くも介護職員として働き始め、役員ニートの星と化した。また朝日も写真館を辞めて東京に旅立ってしまった。送別会は!?送別会してもらえなかったのかシーンが省かれたのか…。海辺は今回で散々描いて夏も終わったのでこのまま東京ラブストーリーになって最終回を迎えてしまうのだろうか。
橋本奈々未、千葉雄大のバカップルねじこみシーンは「前科1犯、国籍ジャパン!」な兄が結婚反対の歌を披露し反対。失意の橋本が泣きながら海辺を歩いていると首より下が砂に埋まった千葉が出現。どうやら隠れていたらしく、一緒に逃げようとして砂から這い出て2人で逃亡。しかし兄はこれをしっかり監視していた…というさらに本編から剥離したスピンオフですら無い全く別のコントが展開。しかし逃げる過程で朝日とぶつかるというシーンがねじ込まれた事で、初めて橋本千葉が主人公と同じフレームに3人で入った。橋本が「ニンニン」とかハットリ君のモノマネをしていたのが意味不明だったが、とにかく2人のレギュラー陣との絡みは初回でビラ配りに来た時と水鉄砲の時に千葉だけがスターターをやった時のみ。主人公と絡まないまま終わるのはギリで回避されたが、こんなんでドラマの打ち上げとかに参加しても居心地悪くないのか心配になってきた。「乃木どこ」で定期的に行われる橋本への「月9女優」イジリもどんどんいたたまれなくなっていく。
天魔さんがゆく 7話
トンネルでヒッチハイクする幽霊が出現。調査に出向いた一行だったが他にたくさんの幽霊がトンネル内に出現。どうやら子供の幽霊が足止めしていたらしく、旭(川口春奈)に芸をやらせてその場に置き去りにして子供の幽霊を足止めして、ヒッチハイク幽霊を家族の元へ送り届けることに。しかし家族は自分のことなど何とも思ってないだろうから家族に会いたいのではなく、隠していたエロDVDを処分したいというヒッチハイク幽霊。たたでさえ情けない父親だったのに見つかればエロい父親という称号が加わってしまうのでそれが未練だという事で実にダンボール2箱分のDVDを運び出してあげることに。その過程で実は息子も妻も悲しんでいたことも判明。満足した幽霊は無事に成仏。さりげにエロDVDコレクションの中からわざわざ1つだけ取り出して大事そうに抱えて天国に持っていったのが笑えた
とある科学の超電磁砲S 20話
フェブリを襲った掃除ロボットには電源が入っておらず本来動くはずがないものだった。前半はそのまま無理やり銭湯に突入し、しばしサービスカットを披露。後半は謎の集団により導かれ、工場前でロボットに襲撃される。美琴の電撃で一撃ショートのはずだったが、やはりこれも電源も人も入っておらず別の動力で動いている模様。謎の集団の1人がフェブリを回収すると言っていたのを聞いた光子が駆け付けて倒すが、その直前にロボットは停止。集団によればフェブリの仕業らしいがフェブリはそのままぶっ倒れてしまい意識不明に。カエル顔の医者の元に運び込まれてようやく意識が戻るが、美琴はカエル医師からフェブリは人間ではない、人工物だと聞かされて次回へ続く。
少し話が進んだがやはり何が何だかさっぱり不明なまま。この言い方だとシスターズと違ってフェブリは完全に作られた存在っぽい。シスターズはカエル医師の治療で治せてたけど、フェブリに対しては治せないし人間でないとまで言い切ったし。やけに婚后光子が活躍しているのはシスターズ編じゃ全く出番が無かったからか。戦闘要員にもなるし。
9月3日(火)
8/26〜9/1
シングル
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1760.html
・韓国男性グループB1A4が1位。さらに6,9位にも入って合計4.5万枚。O社では3位4.8万枚。なんか取っちゃった…という感じだが1位になっているのが初回盤ではなく、通常盤。3種全てに握手券が入っており、好きなメンバーと1回握手できるというもの。この握手券を複数入手するには通常盤が1番安いのでまあそういうことなんだろう。O社限定の対策を取っておらず、O社との差がほとんどない通常の誤差範囲内というのがこの手のグループには珍しい。彼らの所属はポニーキャニオン。エイベックスなんかはもうO社しか目に入っていない感じだが、O社限定対策だけ念入りに仕掛けるかに関しては対応が分かれるようだ。
・O社では3作連続1位のはずのモーニング娘。だがMステに出演しても「再びブーム到来!?」とスタッフに「!?」をつけられてしまうだけあってO社対策しかしていないのと分散もあってトップ10入りできず。11,15,18,19,20位で合計4.3万枚。7種のうち5種までだがこの流れだとすぐ下に残り2種も入ってそうで5万は越えてくる感じか。この5万程度が一般店舗での売上で残りはチェキ会用7倍界王拳BOX(forTUNE music販売)、メンバー指定不可の鬼仕様個別握手券付付通常盤2種(forTUNE music販売)、さらに加えてこんなイベントも開催。これらで10万枚近く売り上げていると思われる。インストアイベント分はサウンドスキャンでも集計されていると思われ、イベント抽選シリアルもつかないので売れる理由が本来皆無のはずの通常盤A,Bが2,3番になっているのはインストアイベントではこの2種しか買えないためと思われる。
・最早O社専用のギャグアイテムと化している「EXILE PRIDE〜こんな世界を愛するために〜」がまたしてもO社200位圏外から6位1.8万枚に超浮上。当然サウンドスキャンでは全て対象外だが、今回はミュージックカードをメンバー14人分発売したという。集計の最終日付(9月1日)での発売なのでわずか1日分。来週もランクインする予定となっている。ミュージックカードとはDLするためのコードが書かれている文字通りのカードであり最早CDですらない。むしろ配信に近いはずだが、O社はこれをCDシングルチャートに入れることを許可したということになる。つまりミュージックカードを経由すれば配信売上をO社とそれに準ずるCDTVなどのチャートにぶち込む事が可能になった。
最早CDではないカードを使って界王拳をぶちかますというエコ&省スペースなエグザイルプライド商法、略してエグイド商法は今後加速すると思われ既に一味のE-girlsがエグイド商法を導入すると発表している。
http://exile.jp/news/20130827_2.html
ただ今回のは既に発売されているCD2種も抽選の対象になったのでCDも売れている可能性が高く、全てがミュージックカードとは言い切れないっぽい。それよりもさらに気になるのは10月にDVD追加収録で再発するという。つまり11月にも再度O社限定でのトップ10入りを果たす事が確約済みとなった。
https://www.ldh.co.jp/news/detail.php?lang=jpn&site=EXILE&newsid=0000007666
いったいなんなんだ。何故ここまで人工的に不自然な推移をさせてまで何度も上位ランクインをさせたいのか。現在75.9万枚。いかにカードをばらまいて再発したところで残り24万枚はさすがにキツイ気がするが…。HIRO勇退の花道にデコ大奪取というストーリーに向けてなりふりかまっていられないということなのだろうか…。どうやってこんな世界を愛せばいいのか誰か教えてくれ!※デコ大賞=デキレース・レコード大賞、略してデコ大。
LUNA SEA、豊崎愛生はレンタル済みなので今週聞く予定のシングルは無し。モーニング娘。はもう感想が全部同じになるので前作で聞くのを止めたが、ここまで全A面音源を入手しているだけに次のアルバムに入るかが問題で、別バージョンにされたら困るし、次のベストには両A面の2曲目が入らないようだし、結局レンタルする可能性はある。そして大久保薫は今回も凄いよね★3or赤★3という…。どうすっか。
アルバム
http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/1761.html
・あまちゃんの劇中歌アルバムが1位7.5万枚。O社でも7.4万枚。特別な事なく、一般店舗で売れているようだ。なおKARAが前作の数字だったとしてもこっちがギリで勝っている。
・CNBLUEが2,10,18位で合計39484枚、KARAが3,6,13位で合計38945枚。KARAの人気が大暴落してしまい、CNBLUEがわずかながら上回ってしまった。KARAの人気暴落はかなりすさまじいものがあり、既にAmazonでは初期の作品でプレミア化してした商品までもが軒並み1円〜数百円にまで大下落。中古市場に過剰供給され壊滅的な価格崩壊が巻き起こっている。
・mihimaruGTの最後のオリジナルアルバムがO社44位0.25万枚、4thC/W集にいたっては92位0.12万枚と危うくトップ100落ちという大暴落。解散を前に見放され過ぎ…。ていうか最後のオリジナルアルバムなのに6曲+リミックス1曲って…。ベストと企画を交互に連発していたのでオリジナルは2年ぶりだったから制作期間が無かったはずはないんだけどミニアルバムになってしまうというのは全盛期のハードスケジュールで消耗してしまい、もう出し尽くしていたってことなのか。
山下達郎のリマスターはいずれ入手したい。
9月1日(日)
Zenryaku 11回
3年続いた夏のオフ会が今年は開催無しになったものの、朱雀さんがアニサマのために来玉するということでカラオケの決行は直前に決定。とりあえず告知だけしたが、誰からも反応が無かったのとカーネル・S・マルオ氏にスケジュール確認をしたらこの日しか無い!ということで前日になってラジオ収録が決定。
サザンソング投稿は来ていたが、まとめてなかったのでまず投稿をまとめてSTDIO COLONELへ送信。コント用の台本も構想だけ練っていて文字に起こしていなかったものを緊急で制作、送信。こうしてほぼ1年ぶりの朱雀さんゲスト回が突貫工事で決行された。昨年同様に蜃気楼が見える猛暑の中だったが、収録中は間近でクーラーが鳴っていると音が鳴ってしまうので隣室でかけたクーラーを扇風機で送るという措置で凌ぐ。
昨年もそうだったがOP用コントは出来上がっていたが、EDコントは考えてなかったのでその場でカーネル・S・マルオ氏主導で考案、その場で文書化。実質これに3時間くらい使ってしまったがこれは失敗だった。先に本編を取っておけばいいのに、ダラダラと無駄な脚本会議を繰り広げたせいですっかりダレて疲れてしまい、いざ本編になってもカーネル以外は元気が無い。朱雀さんにも悪いことをした。律儀にOPコント→本編→EDコントの順番に収録したが、コントは全部最後で良かった…。
で、あのOPコントの構想は「おいお前、大丈夫か?」音声だけを勝手に使うという第10回のパターンをさらに発展させたもので第10回収録時にさとうささら音声が登場した事から発想を得たもの。魔王が何で女の子だったのか?という謎を無理やり解き明かすために設定を加えた。実はここで使用している「おいお前、大丈夫か?」は新録音ではなく、あえて去年のものをそのまま使っている。
そこにいつか朱雀さんがもう1回ゲストで出た時には「おいお前いい加減にしろ」ネタをやってもらおうと思っていたのでそのアイデアを最終的に付け加えた。
あえて今までと同じ音声をまた使う事によってまたかよ感を出しつつ、話が進むと本物がマジで登場してカーネルと一緒に聞いている方もビックリ、という効果を狙ったのでラジオ公開の際にも朱雀さんゲスト出演を特に告知しない方法を取った。そもそも聞いている人が20人いるのかどうかというレベルだがその20人の中でこの仕掛けに引っかかってくれる人がいたなら嬉しい。
本編の収録は大概1発録りだが、長くなりすぎたとかで2回収録する事もあり、今回もそんな箇所がいくつかある。OPやEDの一部は確かテイク2だと思う。また何せ前日決定でコント台本を考える方に注力したので、票数の集計を取っていなかったが、これはカーネルがカウントしていったものを朱雀さんがその場でメモし、集計結果として「愛の言霊」が1位だと判明した。さらに3人が好きな曲を加えていった結果、色々な曲が加わっていった。しかし当初自分たちの好きな曲に対してももう少し語るつもりだったけど聞いてみるとほとんど語ってねぇな…。
EDコントは前述のようにその場でカーネルが考えていったもの。映画風にしたいということで色々なアイデアを口出ししながらあのような形に。冒頭のあの戦いから3週間とか次のカレンダーをめくる前にとかは俺が口出ししたのが採用されている。
しかし何故に毎回毎回次へ引っ張るような台本を書き上げてしまうのか。何でもさとうささらの修正や細部の変更に時間がかかったらしく、実は公開から数日後にもう1回差し替えるなど修正に修正を加えている。公開直後に聞いた人はもう1回聞いてみると何かが変わって聞こえると思う。というわけでまたしても収録は太陽が頂点にある時間に始まり、完全に沈みきるまでかかった。今回は1人でさいたまへと帰還したが、さいたまに入った途端に集中豪雨に見舞われ、一時ワイパーを最速モードで動かすほどの修羅場と化した。嵐のような1日はリアル嵐によって幕を閉じた。