午が1周してFINAL 20's Autumnな日記〜迎えるための〜

14年9月

FINAL 20's 9月27日(土)

伝説完結!

BEING LEGENDツアーで発売されたアレを覚えているだろうか。

突然カレー伝説〜もうスプーンを離したくはない〜

熱湯に入れて、決して、瞳そらさないで、5分間お待ちください

あまりの美味さに胸が、おどるポンポコリン

 

などと珍妙なギャグが炸裂しまくり、来場者を唖然とさせたアレである。


蘇る記憶

あれから2年弱が経過。

なんとなくそのまま飾っていたが、その賞味期限が2014年9月26日と迫ってきたので、先日ついに食べる事にした。

「写真はイメージです」とか書いてあるので、どうせ具とか入ってないんだろうと思っていたんだけど、なんとまさかの写真通りだった。じゃがいもとかにんじんとか写真のサイズでズドンと入っていた。

ただ瞳そらさずに5分も煮えたぎった熱湯の中で中袋がボコボコしているのを眺めていられるほど人間が出来てないので、ご注意は破ってしまった。許せ。

味の方は辛口というわりには別に辛くも甘くも無く、またスプーンを離したくなくなったり、ポンポコリンするほどの美味さでも無く、しかもこれ当時の価格で600円もしたけど現代では250円とか300円とか出せばけっこう本格的なレトルトカレーとは思えないようなレトルトカレーを食べることもできる中で、ザ・レトルトカレー、ディスイズ・レトルトカレー、イッツ・レトルトカレー、ザッツ・レトルトカレー、レトルトカレー・イズ・レトルトカレーといった感じの最大公約数のレトルトカレーのイメージに応える昔ながらのレトルトカレーで、まあ伝説ってそういう意味の伝説なのかなと思ったり思わなかったり。

他の賞味期限がどうなのかは分からないが、継続生産はしていなかったと思うので、恐らくこの段階で世に出たこのカレーは全てが期限切れを迎えていると思われる。これにてカレー伝説は完結した。


FINAL 20's 9月25日(木)

ここ最近の2014夏ドラ FINAL

HERO 最終話
15年前の事件までさかのぼって南雲(加藤虎ノ助)を起訴するには最初の事件もセットでくっついてきて最初の事件は別人が犯人として裁判終了しているため、結果的に検察のミスを認めることになってしまう。それでも起訴を決めた城西支部の決死の戦いが始まる!

久利生(木村拓哉)と麻木(北川景子)は特捜部の手伝いからクビになって帰ってきた直後で事件概要を後から聞かされただけで、この事件の担当は田村(杉本哲太)だったはずだが、何故かしょっぱなから久利生が検察代表になって裁判に立っていた。単純に最終回という見せ場で脇役が法廷に立っていたのでは主役の顔無しなので主役補正ということなんだろうけど、田村がビビッて担当を久利生に押しつけるギャグシーンくらい入れても良かった気が。

鍵を握るのは現在は隠居生活を送る当時の検事国分(井上順)。しかし久利生と麻木以外のコンビが次々に出向いても門前払い。だが最後に末次(小日向文世)が人間としてどうなのか!と演説。最後の最後に見せ場が回ってきた1期からのレギュラー末次は一時的に国分を怒らせたと責められるも、実は国分の迷いを打ち消していて後の国分懺悔に繋がった。

ポッと出の検察嫌いの新聞記者小市慢太郎は国分がポイントだと相手側の弁護士である羽場裕一に密告し、羽場は国分を召喚。国分は保身のために有利な証言をしてくれるはずだったが、久利生がその場にいた全員に向けて正義とは裁判とは何か?を大演説し、その上で国分に今1番誰に何を言いたいか?と尋ねたところ、当時の判断が間違いだった事に後で気づき、それで検察を辞めた事や自分の間違った判断が原因でついに今回の事件で人が死んだ事を懺悔。

羽場の部下の女性弁護士は当初から薄々コイツ嘘ついてるんじゃないか?と南雲を疑っていたが仕事は仕事なので弁護に徹しようとしていた羽場もこれにはどうしようもなく、さらに追い詰められた南雲は「俺じゃない!」をノー息継ぎで連呼しながら暴れ出すなど場内完全にコイツ絶対犯人だな…ムードに。久利生の演説と国分の懺悔は「HERO」というドラマに初めて本格的に引き込まれるくらい良かったんだけど、クライマックスはここまで。

判決は無期懲役に後日決まったんだけど、「凶器のナイフが見つかった」などという証拠にもなりそうにないよく分からない設定が後付されただけ。南雲は相手が襲い掛かってきてもみ合ってるうちに刺してしまい怖くなって凶器を捨てたと証言していたので、凶器が見つかったところで嘘が暴かれるような問題にはならない。何か空気的にお前犯人だろ的な感じになってしまっただけで南雲が自ら罪を認めるシーンや、そもそも南雲がしていた嘘の証言をひっくり返すような決め手が特に明かされないというシオシオの幕切れに。久利生の演説と国分の懺悔で全部精力使い切ってしまったのだろうか…。

ラストでは麻木が弁護士を目指すことを決意。城西支部全員が揃ったものの、期待された松たか子はその存在を示唆すらされず、「あるよ!」マスターの田中要次もクライマックス前のシーンが最後だった。最後のシーンでそれぞれが取り調べしているシーンでは宇野(濱田岳)の担当する犯人が松茸窃盗犯の女。出てこなかった松たか子に引っかけて松茸子!なんちって!てへぺろ!というフジテレビ渾身のダジャレだったのだろうか。

 

全部終わっての感想
最終回はそこそこ面白かったけど、やっぱり今回も後であんまり覚えてないんだろうなと思う。1期もそうだったので何であんなに人気なのか当時分からなかったんだけど、今回は1期以上にスッキリしない事件や地味な話ばかりだった。

結局、松たか子はドラマ序盤で検事に転身した事と別れてしまったかのような事が示唆されただけで説明終了!ということだったらしく、以降は触れられもしなかった。かといって麻木と新たに恋模様なんて事になったら大炎上は免れない事くらいは制作側も分かっていたようで、麻木はあくまで久利生を尊敬する立場になり、序盤のように多忙なコキ使われっぷりに文句を言う事が無くなった、という程度。

死んだ鍋島(児玉清)は最終回でも大きくフューチャーされ、国分が召喚される勝負どころの裁判の早朝に久利生が墓参り。墓石まで出てきたものの、生前の回想カットどころか1話のような写真すら出てこなかった。

また序盤でしつこくギャグとして展開した牛丸(角野卓造)ソックリの牛丸の娘(田村の妻)というネタは最終回にてハリセンボン近藤春菜の登場が期待されたがまさかのスルー。中盤頃までしつこいくらいに毎回やってたネタだったのに、あまりにしつこくやりすぎて不評だったのか、そういやソックリの娘ネタは終盤はあまりやらなくなっていた。この時点で近藤登場の予定が破綻していたのかも。

ていうかこの牛丸ソックリの娘ネタに関してはあまりに毎回毎回遊びでブッコミすぎて、序盤では馬場(吉田羊)が結婚式に呼ばれていた=娘に会ったことがある、顔を知っているという設定だったのに中盤頃には写メを見て「こんなのに負けたなんて」とショックを受けて倒れそうになる=娘の顔を知らなかった設定に変わる、という致命的な矛盾が生じてしまっていた。これを視聴者から突っ込まれて、調子に乗りすぎたと猛省し、終盤には娘ネタがおとなしくなったのかも。

 

若者たち2014 最終話
多香子(長澤まさみ)の兄に渡していた土地の権利証が売れ、家を追い出されることになった佐藤家。より絆を深めた佐藤家、そしてその縁者たち、一致団結して家を守るための最後の戦いが始ま…るのかと思ったらなんと開始数分で旭(妻夫木聡)は家を売ると1人で決めてしまう超展開に。

あかりの聴力障害の件など1人でしょい込もうとしていた旭に対して兄弟たちが一致団結して家族なんだから頼れよ!と泣きの展開を見せたばかりだというのに、旅立ついい機会だとか言い出す旭。理由をちゃんと説明もしないので兄弟たちは反発するが、借金で縛られてここにいるよりも自分の幸せを掴んで幸せになってもらいたいからだと説明。言いたいことは分かるが先週までの展開と結果的にやってる事が逆になってしまって話が繋がっていない。ひかり(満島ひかり)、陽(柄本佑)、旦(野村周平)はこれで納得し、借金を作った張本人である暁(瑛太)は単独で説得する事に。

多香子の兄と交渉し詐欺で奪った3000万円は実は埋めてあると嘘までつく暁に対しても旭は十分罪は償ったし、開放してやりたいなどと語りこれにて全員納得。いざ旅立ち!というラストに。

なお多香子の兄は2人いてどっちも土地の権利証を奪い合うようにしていたはずだったが、ここで出てきたのは1人だけ。しかも多香子と暁が付き合っているという兄貴的にはありえない事実に対しても冷静だし、そもそも既にあまり恨んでないようだったが、株で穴を出したので金が必要などと発言。片方の兄が個人的に金が必要だという理由で全部1人締めするつもりみたいだけど、多香子は放棄するとしてもう1人の兄はそれでいいんだろうか…。

なお新城(吉岡秀隆)は地元(妻のいるところ)に帰って知り合いの開業医に誘われたので地元密着型の医師という昔の夢を実現させると言って病院辞めて去っていった。また佐藤家最後の宴では、アコギ抱えて「若者たち」を熱唱。90年代には本格的な歌手活動をしていた吉岡秀隆が久々にその手腕を見せる…のかと思いきや、何と超低音地声歌唱。とても元歌手とは思えない素人歌唱だったが、いくら何でもキー設定がおかしい。何で地声でしか歌えないキーにしたんだ…。

陽、亘、香澄(橋本愛)は香澄が高校を自主的に辞めて高卒認定試験を受けることを条件に演劇の道へ進むとして完全復活したので奇妙な三角関係のまま和解。結局劇団員は誰1人戻ってこなくて劇団の未来は真っ暗なままだが、陽は大学の友人に親が富豪なのがいて格安でマンション1部屋借りられるのでそこで亘と暮らすらしい。亘はともかく、途中から陽のキャラだけははしょられまくったせいで全く分からない奴になったままだったな…。しかも劇団員1人も戻ってこないとか人望無さすぎて泣けてくる。一応全員前向きになったのに何で劇団員戻ってくる展開だけ無かったんだろう。陽の人望の無さだけが虚しい後味を残してしまったが、そんな人望の無い陽でもマンションを世話してくれる友人が大学にまだいるらしい事だけは1つの救いかもしれない。

暁と多香子は結婚して多香子の農家で暮らす模様。ひかりは看護師寮、旭と梓(蒼井優)はアパートを借りて、あかりは未だ入院中のまま。最後はきょうだい5人がそれぞれ歩いていくところで終了となった。

 

全部終わっての感想
丸投げしたなぁ…という最終回だった。前回までとまずもって話が繋がっていない。不幸の雨嵐で苦境に立たされた佐藤家が、より絆を深めて一致団結してやっていこうぜとなったのに、旅立つ時が来たんだ!って直角ターン決めすぎ。みんなを育ててきた自負を持ち1人でしょい込んできた旭に対して成長したきょうだいたちが家族なんだから頼れ!と対等の関係になったと思いきや、急にまた保護者ヅラして旅立つ時が来たんだとか言われても

今 ま で 積 み 重 ね て き た ド ラ マ は な ん だ っ た ん だ

という感じ。しまいには土地の権利証を叩きつけた行為自体も、我を失っていたわけではなく、実はあの頃から本気で売れればいいと思ってやったんだなどと無理やり後付までし始めたのでポカーンだった。お前何度かバツが悪そうに多香子にお兄さんたち権利証を返してくれないですかねとか交渉してたじゃないか。

当初うまく行けば続編も見込んでいたのにあまりの低視聴率でヤケクソになり家族解散という完全終了に予定を変更したのか。ホームドラマでそのホームをバラすというのは結末としてはありだけど、これはそういうドラマではないと思ってたんだけどなぁ…。

 

金田一少年の事件簿N(neo) 最終話
薔薇十字館殺人事件
剣持(山口智充)と何故か佐木(有岡大貴)がヘリで救援に到着。普通に考えておかしいんだけど、こんな無理やりねじ込むならいっそ佐木もビデオ記録係として着いてこさせて、このタイミングで到着するのは剣持と来なかった畠山(宮下純一)の方が自然だったような…。

荒らされた現場に剣持が唖然とするギャグをやってくれないかと期待したが、剣持がやったのは高遠がいる部屋の前で堂々と名乗り、事件が解決したら逮捕するからな!と叫ぶという予想の遥か斜め上を行くギャグだった。拘束はとっくに解いていたものの、今の今まではおとなしく下手にいたのに当然これを聞いた高遠は即逃亡。叫んだ後でドアを開けた剣持唖然!ってそりゃ当たり前だろ!何でドアを開ける前に名乗ってしまったんだ…せめて対面してから宣戦布告すれば良かったのに…。

事件概要もあまりちゃんと聞かされてないのに金田一(山田涼介)の「そうか!」「そういうことか」「いやあれは…」などのブツブツ推理に「どういうことだ?」などと返してあげる剣持はジェントルマンなのか、もう慣れてるのか分からなかったがいずれにせよひとしきり現場を振り返りながらブツブツ言ってた金田一は犯人を特定。

当初から死体の前でポエムを読むなど電波系(原作ではもっと激しく電波だったらしいが…)で、いわゆるネタ系の"怪しい人枠"だった月読ジゼル(藤井美菜)がそのまま犯人という珍しいパターン。金田一は「あんたにはおかしな発言が2つあった」などと言っていたが、基本的にずっとおかしな人だったような気がしなくもない。

業界では有名な薔薇の権威だったジゼルの母は被害者たちによって殺されたという。母が展示しようとしていたバラをこっそり見に来ていた野波麻帆の元に今回の被害者たちが盗難目的で侵入してきた。そこに母が登場したので母を殴った今回の被害者ーズはそのまま火をつけて逃亡。助けに来たジゼルに5人に気をつけろと言い遺した母は焼死。

母がダイイングメッセージとして持っていた薔薇の品種で判別できたのは開始前に既に殺されていた最初の被害者だけ。後はターゲットか分からなかったので、候補者を全員招いてふるいにかけて3名を判定。そのうち2人を殺したという。唯一殺されなかった野波だけは、前述のように盗む気はなくこっそり見に来ただけなので、巻き込まれた感じに近かったが…。

なお月読ジゼルは偽名だというのでそりゃそうだよねと思ったら本名は美咲ジゼル。偽名なの名字の方だった!ジゼル本名だった!というのは渾身のギャグなのだろうか…。

開始前の最初の被害者は問い詰めてたら勝手に階段から落ちて死んだので半ば事故だったが、高遠が兄だと聞いていたジゼルは街で偶然高遠を見かけて犯罪者として覚醒したという。ドラマ版高遠ってそんなに顔が知れてたのか…。

そこに高遠が出現。自分の考える芸術犯罪とは全く違うものだとしてコケにしながら、ジゼルを殺すつもりだと迫る。ドラマ版の高遠は殺すと言っておきながら誰1人殺した事が無いんだけど、案の定今回も薔薇に仕込んだ毒で死のうとしたジゼルにナイフを投げて薔薇を突き飛ばして救った。なんか原作だともっとジゼルが電波な発言を連発して、高遠と激しいやり取りをしていた記憶があったけど、ドラマ的には主人公が活躍しないとダメなのか、なおも死のうとするジゼルを金田一が説得してあっさり幕切れ。約束を果たすとして高遠は連行されるも、ジゼルも父親については知らないと言っていたから自分のルーツは不明のままだと言い残す(原作でも明らかになってないだけ)。

そして後日、1,2話のゲストが部員レギュラー化したのにほぼ出番が無かった部員エトセトラーズと真壁に新設された生き別れの兄が事件関係者にいたことを後付した直後に剣持と畠山が飛び込んできて高遠が脱走したと告げる。しかし高遠は登場せず、そのまま金田一と美雪のラブコメに突入。「お前の謎は俺が一生かけて解き明かしてみせる」などと歯の浮くような寝言をかました金田一だが、さすがに照れたのか異様なハイテンションで巨乳ウェイトレスに絡みまくって水をがぶ飲みして終了。

 

全部終わっての感想
ツッコミどころ満載でネタとしては面白かった。高遠の扱いをどうしたいのかイマイチ分からなかったんだけど、高遠が殺人を犯してないというのはたぶん徹底的にこだわっていたんだと思う。SPから一貫して誰も殺してないし、原作で殺しているシーンに該当する部分は全て改変削除。ジゼルも「殺人犯の血が流れている」ではなく「凶悪犯罪者」と言っていたほどだ。

よって何度か高遠が殺すと発言したりしても全くその気無さそうだったし、単なるパフォーマンスだと思ってたんだけど、高遠が直接手は下さない事もプロデュースの美学にしているとまでは発言していないせいなのか、金田一ら登場人物たちは異様に警戒したり、あいつは殺人犯だと言い切ったりと、こと高遠の殺すぞ的な脅しに関しては終始ビビりまくり。きょうだいの話とか自首の約束とかを頑なに信じた金田一にしてはそこんとこだけは信用してないんだなと思った。

いずれにせよ即脱走するところだけは原作通りにやったので続編も作る気があるのかないのか…。ドラマはドラマでもう高遠とは勝手に決着つけちゃって良かったと思うんだけど。

真壁先輩は何か色々便利というか節約されたキャラが持っていた属性を割り振られる役回りだったので、今作においては原作の要素は皆無。最後には存在しない薔薇名まででっち上げて生き別れの兄がいたとか、火事に巻き込まれてたとか後付されたけど、原作、ドラマ全期でのキャラ設定を全部合体させたらかなり凄い人生になる…。

佐木はビデオキャラという役回りが中途半端で、最終回で金田一を心配する様子は慕っている先輩の域をオーバーして美雪以上にLOVEな感じになっていたので、部員エトセトラーズの女子キャラとの恋話などの設定をつけるとかした方が良かったのでは…部員エトセトラーズは出番皆無でなんだったのか良く分からなかった。

 

HUNTER×HUNTER 1〜148話
11年から放送され、途中から深夜枠になったりしたものの、最初から最後まで見た。

元々は99年にフジテレビでアニメ化されて原作が休載だらけで追いついたのでTV放送がヨークシン編の途中であえなく終了。以降は原作が溜まったらOVAという形でグリードアイランド編まで制作された。その後原作は更なる長期休暇と一時再開を繰り返しながら蟻編をやっていたが、終了のメドが全く立たずに10年近く経過していたのでアニメも止まっていた。

作者冨樫がようやく本気出して蟻編の終結が見え始めた2011年に始まった今回のアニメ版は局もキャストも一新して、最初からやり直すというリメイク+蟻編という形でスタート。序盤は他局とはいえアニメ化された事のある話なので急ぎたかったのか、物語冒頭のカイトとの出会いの回想をカット、ハンター試験の一部を改変カット、展開も引き伸ばしが無くサクサク進んでいった。蟻編冒頭のカイトとの出会いを改変したせいで、ゴンがあまりカイトを慕ってない(というか覚えてなかった)感じになってしまい、そこだけが微妙だったけど、それ以外は圧巻の原作再現っぷり。会長の死闘や、最早ネタ化されているゴンさんの圧倒的パワー、王の最期など引き込まれまくりだった。

ただあまりに原作再現しすぎで、逆に原作ではしょられていたところを補完するというアニメでありがちなむしろやりすぎて引き伸ばしになるような事もほとんどやらずに、はしょったところはそのままはしょられていたので、何かもう少し自由に作っても良かったんじゃないかとも思ったけど、勝手に付け加えたら加えたで熱狂的ファンの多い原作ファンが怒るから難しかったのかもしれない。

OP曲が148話最後まで変わらず、大地踏みしめ飽きた(冒頭の歌詞)者も多かったらしいんだけど録画で見ていてOP/EDは全部飛ばしていたので個人的にはあまり大地を踏みしめまくった記憶はない。


FINAL 20's 9月23日(火)

FINAL 20's 昼と夜の長さが同じ日

・いやあんまり日の出日の入りを見たわけじゃないけど、次の春分の日にはもうOVER 30's WORLDだなと思って。

というか例年だと10月くらいにやってくる季節の変わり目的体調不安定期が前倒しでやってきてなかなかしんどい日々となっている。まあこのレベルでの調子が悪い時の方が、比較的元気な時よりも動き回れない分だけ、更新頻度が上がるという法則も…。

 

・2パターン複数商法DEENのシングルに封入されている謎の「DEENAGE DREAM くじ」の内容が判明。つーかなんで「DEENAGE」をまたここで使ったんだろうか。「胸にディーンと来る」とかスタッフ会心だったであろうキャッチはその後使いまわしていたので、20周年ベストで掲げた「DEENAGE」もスタッフ的に会心のキャッチだったんだろう。

http://www.deen.gr.jp/news/detail.html?info=65&p=0

なんつーか…何でフュギュア化してんの…?


FINAL 20's 9月18日(木)

ここ最近の2014夏ドラ Vol.9

金田一少年の事件簿N(neo) 8話
薔薇十字館殺人事件
13年原作という事で最近の話。立ち読みで最初と最後だけ見た程度なので犯人は知ってるものの事件概要はほとんど知らない。

高遠(成宮寛貴)に自分のきょうだいを突き止め、そいつの命を守るという依頼を受けた金田一(山田涼介)は達成したら自首することを条件に引き受け、ローゼンクロイツなる人物の正体する館へと向かう。美雪(川口春奈)のみ同行したが何故か真壁(浅利陽介)が別に招待されてきていた。

なおこの依頼を受けた際に、警察が高遠逮捕のために突撃してきてその中に前々回で高遠に入れ替わられて以降行方不明だった畠山(宮下純一)も再登場。消されたわけではなかったらしい。

早速2名が殺害された。そのうちの最初の1件では凝ったバラのレイアウト&密室という殺害現場だったため、現場保存の観点からドアを蹴破らずに、窓をガラスカッターで切って泥棒のようなスタイルで現場入りした金田一ら。それだけ気を遣っておいてなんと金田一はベタベタ現場を触りまくり、高遠に至っては死体に刺さった狂気を素手で引き抜いてしまう。金田一も手伝い、さらには高遠が近くにいた真壁に引き抜いた凶器を渡してしまった。薔薇のレイアウトだけ触れずに残しても、死体は勝手に動かすわ、あちこちに指紋残すわ、決定的な証拠になりえる凶器には金田一高遠真壁の3人の指紋がベッタリだわで、現場保存も何も無い。現場メチャメチャ。後で剣持(山口智充)泣くぞこれ…

もう1人が殺された段階で各々が呼び出された位置関係や、偽名を使っていた高遠が犯罪プロデューサー(笑)の高遠だと見破られてしまう事に。知らない間に高遠は顔写真付で犯罪プロデューサー(笑)というワケのわからない容疑で全国手配されていた。今回の高遠の話を執拗に信じようとする金田一は美雪や真壁にまで何で犯罪者をかばうんだ?みたいな白い目で見られる始末。

SPでの初登場時は金田一も初対面なのに無駄に顔を隠して登場していたのに、SPと決死行の2件の事件、特に決死行では堂々顔出しして帰っていったので日本の警察関係者にも顔が知れ渡ったのに何故に高遠は素顔のままでやってきたのか…。

そして真壁に至っては高遠に対して「あいつは連続殺人犯だぞ!」とまで言い切っていたが、SPの時の説明では「決して自分では手を下さい犯罪プロデューサー」であり、実際高遠が誰かを殺したと設定された過去の事件は無く、SPで登場以降も、バラとかダーツとか投げて攻撃はしてきたけど、せいぜい傷害事件には該当しても原作のように芸術を台無しにしたからとか言って犯人を殺すようなことはしていない。化けた宮下も生きていた事だし、誰1人殺していない。

ドラマの高遠は証拠がないから警察も存在は把握していても逮捕できないくらいの存在だと思っていたんだけど…。原作だとそもそも高遠はとある事件の犯人として登場していて、服役中に脱走してから犯罪プロデューサーとか名乗りだして原作に居座ったという経緯がある。脱走後のプロデュースやこっそり行っていた殺人とかの証拠が仮に一切無くても殺人犯として逮捕され、さらに脱獄犯というのは明確になっているので指名手配されてても不思議じゃないんだけど。

何はともかく事件を暴いてやると宣言する金田一。きょうだいは年下である(性別不明)事はいつの間にか確定していて、容疑者の中に高遠より年下なのは3人しかいないと語る金田一。なんか須賀貴匡、野波麻帆、藤井美菜の3人の事らしいけど、須賀貴匡、野波麻帆は成宮寛貴よりも2〜4歳年上で、実際に成宮寛貴より年が下なの藤井美菜しかいない。なんで20代の役者起用しなかったの…。高遠は真壁も条件に該当すると告げて真壁も容疑者リスト入りして次回へ続く!

 

HERO 10話
江上(勝村政信)の指名で特捜部の手伝いに行くことになった久利生(木村拓哉)と麻木(北川景子)。特捜部は大物政治家の闇金問題を追っていた。しかし手伝いなのでやらされたのは証拠調べ要員。主役がこんな地味な領収書漁りを延々しているだけでは絵にならないので、江上が胃潰瘍で入院した事になって、江上が担当していた下っ端の取り調べを引き継ぐことになった。だが下っ端は完全に無罪。江上はそれが分かっていて板挟みになって判断を下せず胃潰瘍になってしまったらしい。散々偉そうに出てきたので特捜部では下っ端だったらしい。先週ラストからすげぇイメージダウンしたな江上…。どっちかというと1期のキャラに戻った感じか?全く記憶にないけど。結局、この下っ端無罪の証拠を見つけてしまったがばっかりに久利生は特捜部を追い出されてしまう。

一方でいつもの面々は田村(杉本哲太)が取り調べていた犯人を調べているうちに過去15年に渡る余罪があるのでは疑惑が浮上。さらに1番最初の事件では別人が逮捕されて裁判敗退直後に病死していた。こいつを起訴する=余罪追及=検察の冤罪発覚、となってしまうため思い悩む面々。しかし戻ってきた久利生と麻木がごくごく当たり前の正義を演説した事で覚悟を決めて起訴することに。こうして最終対決が始まった!

鍵になるのは政治家事件の方の協力を拒んだ元検事の初老の人でこの人が冤罪事件の方をやらかした重要人物らしい。しかしこの流れだと阿部寛や松たか子が出てくる余地が無い。果たしてラストでのサプライズはあるのか。

 

若者たち2014 10話
冒頭またしてもダイジェスト。旦(野村周平)と陽(柄本佑)と香澄(橋本愛)が和解して演劇の稽古しているところや亘の高卒認定試験合格など明るい話題を早急に処理。1ヵ月経過したところから本編開始。このドラマは本当に明るい話題は省くんだな…。ていうか演劇の方は辞めていった仲間は誰1人戻ってきてないのかよ!

あかりに聴覚障害がある事が発覚。ショックを隠せない佐藤家はなんとか明るく振る舞おうとするが、梓(蒼井優)は実家に帰って引きこもりになってしまう。苦悩する旭(妻夫木聡)はこれ以上休めないところまで休みを入れまくろうとした事もあって、プロレス警備の仕事を自主退社する事に…。

1人で背負おうとする旭に男3人がブチ切れてみんなで背負おうぜ!と団結。さらに新城(吉岡秀隆)からも話を聞いた旭は復活し、なんとあの自らの手抜きで佐藤家の父親を事故死させ、その事故の原因を全てをなすりつけていた悪徳社長の元へ再雇用を願い出るという超展開に。本当にこの仕事が好きだったと熱意を語る旭に負けた社長はちょうど1人辞めたところだったので再雇用。ずっと飾っていた佐藤家父との若き日の2ショット写真に語りかけていたが、マジでこの社長のキャラ設定どうなってんの?佐藤家の父を陥れた部分だけ明らかに人格違ってたけど。

そもそも現場作業員一筋15年の経験を持つ旭が他所で採用されないっていう方がありえなかったのにまさか父親の敵のところに再就職とは…。暁(瑛太)を始めとした佐藤家はこの件に関しては納得していなかったはずなのに全員揃いも揃って喜んでるし、父親の名誉問題は設定上消失したのだろうか。

新城は教授承認話を断るか悩んでいる中で、昔ろう学校でボランティアしていた事を思い出してボランティアを再開。その場に旭と梓を招き、ろう学校の生徒たちの歌の発表会を見た2人は感涙し、完全復活。24時間テレビみたいだ

残る香澄の問題は根深く、学校にも知られそうで逃げ帰ってしまった香澄だが、暁が派遣した多香子(長澤まさみ)が自らの過去も明かしながらフランクに持論を展開。いっそ学校辞めちゃえば!とか出ちゃったもんは仕方ない!などと無責任な事を言い出すので、納得してない様子だがこれもとりあえず前向きにして片づけるしかもう無さそうだ。ていうか戻ってこいよ劇団員!

ラストでは多香子から土地の貰い手が見つかってしまったと深刻な連絡が入る。そういえば土地の権利証を金の亡者である多香子の兄2人に投げ渡したままだった!ていうか実印とか印鑑登録証明書とかなしで赤の他人の多香子の兄貴2人が佐藤家の土地の権利証だけ使って土地勝手に売る事はできないんじゃないのか!?というところで最終回へ続く。暁が3000万円だまし取ったのは実質的には承知の上であげたという状況でそれをあの兄2人が事件にしてしまったということだったけど、今回のはその逆であの兄2人を詐欺で逮捕させる方向に持っていく事も可能なのでは…


FINAL 20's 9月13日(土)

MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2014

ツアー初日、戸田文化会館での公演へ行ってきた。この会場は04年8月のZONE以来10年と1ヵ月ぶり。遠い目になりながら懐かしい…というか10年も経つのに変わってねーな、景色も建物も…。

現状シングルの初動がついに3ケタまで落ちてしまったものの、会場の入りはかなりよく、見た目ほぼ満席。アルバムになれば現在のDEENと同等かむしろちょい上くらいまで売上を伸ばせるので、シングルは切り捨ててアルバムだけ買うファンがかなり多く、集客力はDEENと同レベルかそれよりやや上と思われる。

大体みんな立ちっぱなしの中で、疲れて着席する事の多い俺だが、体調はまあまあ。何度か体勢を整えるために着席したが、基本的に立って見ていた。ただ今回は前列にいた青年の挙動が印象に残った。

この青年、隣の青年と2人組で、開場前にグッズをたんまり買ってサイリウムも装備して気合十分でスタンバっていた。ライブが始まると、周囲よりもでかい動きでサイリウムを振りまわしながら、いわば地蔵の俺とは真逆の「盛り上げ要員」として頼もしい盛り上がりっぷりで飛び跳ねていた。

この辺りまではまあ基本ステージを見ているわけだし、特に彼らを意識していたわけではないんだけど(視界の範囲で1番ノリノリだったので目に入った程度)、視界の片隅でブンブン動いていたものが、なんか中盤頃にはあまり動かなくなってきたのは感じていた。中盤過ぎになると、青年ついに着席。サイリウムが神々しく輝いたまま明後日の方角を向き静止したまま。急にこんな状態になったので、さすがに周囲の人も少し気になったのか、この頃から俺の隣の人も「こいつどうした?」という感じでチラ見し始める。

さらにライブが後半に差し掛かる。ふと再び意識を向けて見てみると、青年は椅子に深く座り込み、完全にのびてしまっている。俺の隣の人もさっきよりチラ見しまくっている。これむしろ具合悪くなった系のやつで係員でも呼んだ方がいいんじゃないかと思ったほどだが、何故か青年の隣の友人は全く見向きもしていない。まあ本当に体調悪いなら友人に訴えるだろうと思い、再びライブへ集中。

もう1,2曲歌ったところで、再びチラ見すると青年の首が斜めに傾いている。こ、これは…

完全な熟睡モード!!

なんとライブ盛り上がりの終盤に貫録の熟睡。眠る青年の手の中のサイリウムが何だか眩しい…。俺の隣の人も、バラード系のシンガーならまだしもロックバンドのライブではなかなか見る機会のないであろう爆睡姿勢にますますチラ見しまくっている。

何故か青年の隣の友人はそんな青年に見向きもせず(気づいてなかった?)、青年はそのまま最後の曲からアンコール中どころかアンコールが終わる直前まで爆睡し続けた。アンコールでは新曲が披露され、この盛り上がりで1度動いたのが見えたがまた熟睡。そして最後の挨拶が終わる前にふいに目覚めたと思ったら、まだ終わってないのに隣の友人と共に逃げるように帰ってしまった。サイリウムまで買って気合十分だったのに超絶ノリノリだったのは序盤だけとは…。徹夜明けとかで序盤だけでもう限界が訪れてしまったのだろうか。なかなかレアな光景だった。

 

そんな爆睡青年がインパクトを残したライブだったが、今回のツアーはシングルが2作出ているだけだったので、アルバムツアーではなく、アルバムツアーは年明けに行ったばかり。また来年2月に初の日本武道館公演が決定した事も明かされた。インディーズデビューとなると地元限定で03年、全国発売で04年、メジャーで06年となるんだけど、結成が00年らしく、MONKEY MAJIKの「〜周年」は00年起点になっている。インディーズ時代のベストも00年のリリースが無くてもタイトルが「2000-2005」になっていたし、2010年のベスト盤もメジャーから4年だったのに10周年という扱いで出していた。昨今流行りの周年前倒し商法ではなく(周年詐欺商法では前倒ししたり、都合に合わせて数え方が変わる)、当初から一貫して00年起点で計算し続けていて、2015年が15周年となるらしい。武道館では既にSEAMO、m-flo、吉田兄弟などかつてコラボしたアーティストのゲスト参加が決定しており、ヒストリー的な内容になる見込み。

その前哨戦的なツアーとなるので、今回は歴代の楽曲の中から今までライブでやらなかった曲などをピックアップするという側面を持ったツアーになっていたようだ。新しい曲からインディーズ時代の曲まで幅広くやっていた一方で「空はまるで」はやったけど、代表曲の「Around The World」が無かったり、「fly」が無かったりしたのは意外だった。

また初日ならではの固さゆえか、「夏の情事」の入りが納得いかなくてやり直したり、「Together」1番のAメロが2番の歌詞になっていたりも。「空はまるで」ではテンションが上がって予定にないサビをもう1回繰り返すというアドリブ演奏も見せてくれた。

シングル曲もそこそこはあったけど、わりとファン向けの選曲だったように思う。MONKEY MAJIKの場合BGM的に聞いていて曲名を覚えていないので、聞いたことはあるけどシングル以外は曲名はほとんど把握してなくて基本的に初披露で会場でアルバム予約したらもらえるCDに入っている新曲「Frozen」以外は全曲聞き覚え自体はあった。新曲「Frozen」はオマケレベルのボツ曲だと思っていたのに、これがけっこう良かったのでアルバム予約しようかとも思ったんだけど、ココでしか聞けないとか言っておいてこれだけ出来のいい曲なんだったら実はアルバムに入るんじゃないかなどと邪心が働き、結局パスしてしまった。

今回で3度目のMONKEY MAJIKだったけど、相変わらず今回も良かった。何か特別素晴らしいっていうわけではないんだけど、彼らの音楽はスーッと入ってきて心地いい。ライブでもその感覚は変わらない。

1.You Are Not Alone
2.虹色の魚
3.Free to Fly
4.Black Hole
5.ALIVE
6.Angel Amazon
7.すなのしろ
8.美しい想い出
9.夢の世界
10.光朝
11.ガリレオ
12.goin' places
13.Disco Girl
14.chAngE
15.MORNING-EVENING
16.Another Day
17.Pretty People
18.空はまるで
19.夏の情事
20.Together
21.Headlight

アンコール

22.RAINY DAYS AND MONDAYS
23.カンパイ
24.Frozen
25.あかり


FINAL 20's 9月11日(木)

ここ最近の2014夏ドラ Vol.8

HERO 9話
大学生4人が仲間の1人を暴行殺害する事件が発生。容疑者が4人、レギュラー陣も4組ということで全員で1人ずつ担当することに。例によって現場捜査とか細かいのは久利生(木村拓哉)が担当。やがてフットサル仲間だと言っていた大学生がフットサル知らなかったと判明。さらにもう1人オッサンがいたとの目撃証言から、オッサンを中心とした振り込め詐欺グループだったんじゃね?疑惑が持ち上がる。最後は脅しは十分かけているからなのか自信満々なオッサンに対して、大学生たちは友人を死なせた罪の意識から全部吐いたのでオッサン逮捕。

ここに来て全員で1つの事件を解決するという流れはまあ良かった。ラストでは1話でTVの中にだけ出てきた江上(勝村政信)が再登場。牛丸(角野卓造)に今抱えている事件が人手不足だから久々にあいつと仕事がしたいと久利生を指名したところで次回へ続く!

あと日付は現実とリンクしていたみたいなんだけど前半はやたらみんなあちーあちーと暑がるカットがいっぱい。どうせ今年も残暑厳しいだろうと予測して残暑厳しい描写したんだろうけど、今年は既に8月下旬から涼しくなってしまい、あんな暑がるほどの残暑になっているところは無かったはず。季節ハズレ感がハンパ無かった。

 

若者たち2014 9話
ミュージシャン目指して挫折した、子供おろした事ある、リベンジポルノに過剰反応…と断片的に明かされてきた多香子(長澤まさみ)の過去がようやく判明。有名音楽プロデューサーの鈴木一真に枕営業を迫られ、その映像を盗撮され、妊娠するまで繰り返したという。なんか凄い鬼畜レベル振り切ってきたんだけどなんだよこれ…。枕営業だけでも十分重いのに、枕営業&盗撮して恐喝のちノー避妊で妊娠中絶とか重ねがけしすぎ。封印していたギターで再び歌ったことが前にあったけど、音楽全般が嫌いになるレベルのトラウマじゃないか。

多香子が何か抱えているっぽい感じは匂わせていたものの、具体的なところは東京行ってて戻ってきたというのみで(しかしそれも都内にある佐藤家から軽トラで毎日通勤できる程度の距離)、その詳細に関しては夢の話になったら音楽に挫折した設定を、子供をおろすかどうかで迷う話をやったら子供おろした設定を、リベンジポルノ問題をやったらリベンジポルノを恐れる設定を出すなど佐藤家が抱えていた問題に合わせて、つまり話の都合に合わせてその都度付け足してきた感が強く、ここに来てとりあえずこれで打ち止めにして解決とするために今までの設定を全部合わせてみたらこんなトンデモな過去になってしまった…としか。

そして再び鈴木一真が呼び出しているという事を聞いた暁(瑛太)は多香子を好きになっていた自分と自身の立場(双方和解はしているものの逮捕されたのは多香子の母から金をだまし取った容疑)で苦悩し、鈴木を消して刑務所に帰ろうとしていた。

しかし、多香子と同棲すると勘違いした旭(妻夫木聡)が多香子に電話し、多香子が全て話した事から旭が鈴木一真のスタジオに先回り相変わらずこのドラマの距離感ハチャメチャすぎ鈴木一真は全て認めた上で、合図1つで屈強な兵士を呼び込み、録音スタジオ内で4,5人がかりで旭をボッコボコにし始めた。乗り込んできた暁もまたボッコボコに。個人スタジオならまだしもここ普通のスタジオ内なのにもうギャグのような展開。鈴木一真の行動全てが笑わせるためのハイレベルなコメディパートだと思うんだけど、それにしちゃモードがマジなのが気になる。

次のシーンではゴミ捨て場でボロ雑巾と化していた2人。ひとしきりボコにした後は満足したのか盗撮動画データを一応渡してくれたらしい。だが旭は携帯録音機を隠し持っており枕営業を認めた発言をしっかり録音していた。この録音機はストーカー時代の旦(野村周平)が陽(柄本佑)と香澄(橋本愛)の様子を盗聴するために用意していて未使用だったものだが、暁が受け取っていて旭の「もうケンカしない」発言を録音してからかうのに使用。そのまま旭の手に渡っていたもの。

描かれなかったが、暁は鈴木が隠していたバックアップ用のデータもこれで逆脅迫して奪い返したらしく、もうアイツは来ないとと多香子に告げて好きだと告白。この2人の件はこれで解決。鈴木一真を逆脅迫して奪い返したシーンも放送してほしかったが、さすがにこれ以上ギャグをやるとギャグがしつこくなりすぎるからな…。

一方で亘が香澄(橋本愛)の画像流した犯人だいうのが陽の劇団員に何故かバレて、劇団員が全員辞めてしまった。「どうして弟を止められなかったんだ?」とか怒りだして、それで辞めてしまう劇団員の思考が意味不明。陽が香澄を亘から寝取ったとか、看板女優に手を出していたとかがバレて陽がだらしねぇ最悪な男だなお前!とか言われて見捨てられるなら分かるけど、その辺のドロドロはバレてない模様。

せめて亘が犯人だったと説明しなかったのは犯人が弟だと知っていながら弟をかばって仲間には隠そうとしたなどと劇団員が解釈し、それで陽の信用が無くなったみたいな感じでそこんとこを責められて劇団員が辞めるなら分かるんだけどそれっぽい言葉は飛び交ってなかったし、なんて絆の薄い劇団…。陽のリーダーシップの無さが泣けてくる。

ただドラマ開始してからだけでも陽の彼女だった主演がいきなり陽の理想は重すぎる押しつけるなとか否定しまくって辞めるとか、資金持ち逃げ騒動での数名離反とかトラブル続きだったのを思い出してそういう奴らだったんだと納得した。

結局、旭と暁のバックアップでハシゴを拝借して香澄の2階の自室窓まで行って陽が笑顔が見たい!それまで劇団は立て直す!と思いを伝えて終了。こないだは2階によじ登ろうとした亘が警察に逮捕されたんだけど、まさか兄貴3人がハシゴ無断拝借してまでそれを堂々やるとは…。香澄と付き合うまでの陽が全く描かれてないから未だにこいつだけどういうつもりなのか良く分からない…。ただ香澄は持ち直したのかラストで劇団に戻ってきた。先週の妙に不吉な復讐返しが始まりそうな空気はなんだったのか。

細部はどうも過剰なところばかりだけど、旭が暴挙に出ることが無くなったので兄弟5人の関係はかなりいい空気になってきた。暁が旭へ感謝するところはかなり感動的だったし、さりげに自身の問題を解決して今後恐らく修羅場はもうないであろうひかり(満島ひかり)が終始明るくなったのもいい空気を生んでる。

 

金田一少年の事件簿N(neo) 7話
雪影村殺人事件
99年原作(Case 4巻)。レギュラーが金田一のみで美雪すら出てこない、5年前にに一時期滞在した同級生が自殺したと聞いて村を訪れるとさらに同級生同士の殺人事件が…という話だったが、さすがにドラマで山田涼介以外出さないのは無理なので、美雪(川口春奈)だけ引っ込めて佐木(有岡大貴)、真壁(浅利陽介)が同行。別件で剣持(山口智充)が来ていたという展開に。また5年前から3年前の中2の時に変更したのは、役者変更なしで高校2年生設定の5年前というのは成長期ゆえ不可能、さすがに3年前でギリ…ということだろうか。

ただ開始23分を見逃してしまったので、既に2人死亡。あとは謎解きだけになっていた!なんてこったい!

事件概要を追うまでもなく、元子役からたくましい青年へ成長してきた須賀健太がダントツの知名度を誇り、続いて山下リオという感じだったので、犯人は須賀健太で確定。

この原作当時中学生だったので、高校生など未知の大人であり、切ないすれ違いの事件だなぁと金田一史上最も感傷的な名作という印象しか無かったんだけど、15年経って見ればトンデモな話だった。

ドラマ版では葬式だという知らせを聞いてやってきたのではなく、来てみたら1年前に死んだと知らされた設定になったので、高校1年生で妊娠したことになる。妊娠したのに動揺せず、2人とも慌てるどころかごくごく冷静に受け止め、のんびり赤ちゃん用の編み物に興じ、親になるんだとか生きる目標が出来ただとか堂々とした様子。高校1年生で妊娠してこの達観っぷりが凄いというかネジ飛んでいるというか。女はいいけど男はまだ結婚できないとか細かい事は頭にない様子。その割に異父兄妹(近親相姦)だと勘違いした途端に女は絶望して自殺キメてしまう。高1で妊娠しても全く動じないハートの持ち主が近親相姦だと分かると絶望して迷いなく自殺するっていう謎倫理。男はそれを冗談で吹聴した友人女子2人を問い詰めもせずにいきなり殺害してしまうこれまたネジの飛んだ謎倫理。高校生を過ぎて思う。これはやっぱり漫画の世界だったんだと。

あといつも微妙にもっさい感じだったけど、最後に出てきた麦わら美雪ちゃんは眩しかった

 

ドラゴンボール改 120話
ベジータ自爆。当時は感動シーンだったなぁ。


FINAL 20's 9月8日(月)

ソニーのCDウォークマンが生産終了していた

・Beautiful Dreamerではサイト開設当初からウォークマン(コードネーム"歩く男")といえばこういうものを指している。


常識的にこれだろ?

平成生まれ中心に「これ何?」「何で丸いの?」「ウォークマンは薄い長方形だ!こんなのはウォークマンじゃねぇ!」「実家に帰った時に見た」「そもそも見た事ない」「何かの歴史的文化遺産?」「売ってるの?」などといった声が続々聞こえてきそうな気がするが、これがCDウォークマンである。

通常人々はカセットウォークマン→MDウォークマン→デジタルプレイヤーという進化を辿ってきたとされており、CDウォークマンは主にMDウォークマンの時代まで並行して時代の先端を走っていたとされる。

カセット時代にはCD登場後は再生がレコードより手軽になった事もありカセットへのダビングがめんどい者、カセットの音質では…という者が、MD時代にはPCの普及により手軽にCD-Rに音楽を焼くことができるようになったためCD→CD-Rコピー使用者が、またMDをLPモードにするとあからさまに音が悪くなるのでCD-RにMP3として大量収録した方がいいという結論に達した者などが使用していたと思う。

しかしデジタルプレイヤーがそれらをすべて解決し、カセットやMDよりも高音質(設定による)、大容量、小型化を実現。おいしいところを全部持っていってしまい、まずMDが絶滅した。結局俺は1度もMDを使うことはなかったが、その点は結果的に良かったと思っている。00年前後の曲は全部MDだったので、今となっては聞けない!という話は良く聞く。

なお真っ先に消えると思われたカセットは高齢者需要を残して生き残り、現代でもカセット再生機は電気屋の片隅に必ず売っている。

そしてCDウォークマンもまた細々と生き残っていた…はずだったんだけど、大本営ソニーがいつの間にか撤退。上記のCDウォークマンは実は同じやつの2代目で動かなくなったので去年か一昨年に買い替えたんだけど、6000〜8000円くらいが相場だった。

これがこの夏を越えて1万9800円まで超絶値上がり。なんだこれは?とソニーのサイトを見たら下位機種含めて生産が終わっていた…。

http://kakaku.com/kaden/portable-cd-player/itemlist.aspx

残ったのは2013年にオーム電機なる会社が発売しているのだけ。3000円前後しかしないのでここまで安いとなんかチャチそうな気がする上に、発売から1年経とうというのにソニーの方はたまにCDウォークマンを惜しむ声が書き込みされ続けているのに、こっちは誰もレビュー書いてないのがまたなんとも。

というわけで、現行俺が使っているのが壊れたらいよいよ「詰み」ということになってくる。これは非常に困った。というかウォークマン自体はあんまり使う機会はないので(家ではミニコンポ、移動時は車移動が多いのでウォークマンは使わない)このためだけにデジタルプレイヤーを買ってたまに使う時の為だけにわざわざ音源を別管理するなんてのは面倒極まりない。

レコードが今懐かしがられているように、8センチCDが懐かしがられ、これの再生のためにCD再生機が重宝がられるには8センチCD買い漁ってた世代が熟年になって青春時代を懐古するようになるまで待たなくてはいけないので、早くてもまだ10年以上の年月を必要とするだろう。現状その前にCDウォークマンは絶滅してしまいそうだ。おのれ圧縮音源、おのれデジタルプレイヤー。


FINAL 20's 9月7日(日)

オリジナルを辿ろう

・サイト開設当初から最初の7,8年くらいまでは割とベストアルバム重視で、とりあえず過去の有名ミュージシャンはベストをチェックして済ますという事が多かった。しかしここ最近はオリジナルアルバムも一通り聞いておこうという意志の元、「1stからじわじわ突き進んでいくぜ」シリーズを2,3年前から行うようになった。

このシリーズでは既にglobe、華原朋美、MY LITLLE LOVER、稲葉浩志、桑田佳祐ソロ、野猿、広瀬香美(終盤追いきれず)などが行われている。また持ってなかった初期音源を補完する形でB'z、Kiroroなどもコンプリートとなっている。現在はC&A、TUBE、中島みゆき、ドリカム、ユーミンなどが進行予定となっている。

これらは「レビュー予備軍」のスタイルに近く、図書館等でレンタルして聞いた後にバックアップを残さずに返却するという点が他の作品とは異なる。他は基本的にCD-R化して保存されているか、HDDの中にWAV音源で保存されている。このシリーズを全部保存した場合、収納が持たないというのが主な理由だ。気分的に圧縮音源にして残すよりは、また聞きたくなったらもう1回ゲットすればいいんじゃね?という感じ。

そんな感じで旧作もじわじわ増えていく予定。


FINAL 20's 9月4日(木)

ここ最近の2014夏ドラ Vol.7

HERO 8話
暴力団員が起こした殺人事件を担当することになった久利生(木村拓哉)。しかし犯人とされた池内博之は妙にスラスラ機械のように自供。さらに暴力団の顧問弁護士だという鶴見辰吾が「早く終わらせましょう」などと意味不明な事を言って登場したので、こいつは身代わりだと確信。

いくつかの暴力団の脅しや警告にも屈せず、信念を貫いて不起訴にした久利生は待ち構えていた大量の組員相手にもブレないという8話にしてようやくこれぞHERO!これぞ主人公!というカッコよさを披露。なんか最初からこういうドラマを見たかったんだけど!というのがようやく出てきた回だった。

 

若者たち2014 7話
新城(吉岡秀隆)とひかり(満島ひかり)は正式に別れ話を。何か14歳の頃からの初恋だった事が判明し、新城的には重苦しい空気に…。明るく振る舞ううひかりに暁(瑛太)だけが気づいて優しくしているのが何かいい。

梓(蒼井優)は帝王切開での出産となり、超未熟児が誕生。あまりの小ささに元気が無くなる旭(妻夫木聡)。こないだ親としてのありかたを偉そうに説教していたくせに自らが直面したら負の感情が浮かんでしまったそうで苦悩することに。「あかり」と名付けられた女の子は最終的にはギリギリで助かったが、地に落ちていた新城は医師としてはやはり優秀だったことと、他人の未熟児相手に精神不安定になっていたひかりが姪っ子相手に最後まで凛としていた辺りが印象的だった。

ただ梓にあかりのそばにいてやってくれと懇願された直後に、陽(柄本佑)と香澄(橋本愛)の仲を疑った旦(野村周平)が嫉妬に狂って暴走。香澄から陽が好きだという本心を聞くと発狂し、電話攻撃&自宅アタックといったストーカー行為に及び、2階へよじ登ろうとまでしたため香澄母に通報され警察沙汰に。

迷いつつ迎えに行った旭は、話を聞け俺は悪くないしか言わない亘に困り果てるがそれどころじゃないので話を聞く余裕も無い。しかし何故か病院には戻らずにそのまま全財産をかけて近所の神社にお百度参りを始めてしまう。梓に側にいてあげてくれと懇願させた事を脚本家すら失念してしまったらしい

いよいよヤバいとなって慌てて病院へ向かおうとするが金は今全部使ってしまったということで何故か自転車で行くことになって到着が夜明けになるというトンデモ展開に。

そもそもあの時点でお百度参りをしている様子がダイジェストされていたくらいなのでかなりド深夜だったと思われ、夜明けになってしまったというか夜明け寸前だった可能性の方が高い。じゃないと病院どんだけ遠いんだという話になる(しかもひかりの職場。さらにド深夜だったとすれば終電も終バスも過ぎていたのでタクシー代は払えないので自転車しか選択肢無いということで良かったことになる。さらに言えば前提として暁は軽トラ借りて通勤してるので軽トラあっただろ!ということにもなる。話の都合とはいえかなりメチャクチャだったな…。

何はともかく無事に生き伸びた。梓がそばにいろと言ったのに汗だくで到着した旭とケンカになるんじゃないかと思ったがそこはお咎めなしらしい。ハッピームードになった佐藤家だったが、陽が何故か序盤以降は行方不明のまま。警察から帰還後に引きこもった亘は、かつて香澄に騙された時のセクシーショットを使ってリベンジポルノを企てたところで次回へ続く!

 

8話
ネットに香澄のセミヌード画像をばらまいた亘。画像は瞬く間に広がり、劇団員や高校でもその話題で持ちきりになり香澄は引きこもってしまう。前回ほとんど行方不明で姪っ子の誕生にも全く関与していない陽がようやく出てきて陽に言われて事の重大さに気づいた亘も引きこもるが、陽のせいだと逆ギレ。

陽と香澄が本当に付き合っているのかは今まで曖昧で、特に香澄が陽に惚れているのは明示されていたものの、陽がどう思っているかは全く描写されていなかった。ていうか香澄が好意を持って押しかけているシーンは何度も登場したけど、陽サイドの心情が1度たりとも描かれないどころか、香澄と亘を付き合うように誘導したのは陽自身だったくらいで最近は出てきてすらいなかった。その陽が「香澄と付き合った」と今回初めて明言された。役者としての香澄を高く才能を評価してたけどあくまで演出家としての立場を守ろうとしているように見えたけど、陽が何で弟の彼女を奪うようなことになったのか全く説明されないので、どうも陽がよく分からない。

香澄の両親もこの複雑な事情(元々は亘を妊娠詐欺でだまし取ろうと香澄がラブホに連れ込んで亘を眠らせてその間に亘の携帯で自撮りをしていた画像なんだけど、紆余曲折あってその兄の陽の大学生の劇団に演技力を買われて誘われて才能に開花して演劇やって夢に目覚め、カモだった亘と付き合うことにしたけど陽と二股かけたので亘がキレた)をたぶん把握してなかったし、香澄も話してないし、説明しに行った旭も香澄の事は陽が劇団にスカウトした女子高生としか知らなかったと思うんだけど、誰が説明したのかいつの間にか両親も経緯を把握しており、警察に突き出した場合、香澄の立場も悪くなるのでしないと割と冷静な判断を下していたりしたのはドラマ的な都合か…。ていうか香澄のお父さん、2日前にヤクザの弁護士やってた鶴見辰吾さんじゃないっすか(「HERO」)。

自殺をほのめかしていた亘は姿を消すが、兄弟4人全員が廃校になった母校にいると判断(廃校とは明示されてなかったけど机がホコリ被りすぎてたり、あちこち乱雑だったのでたぶん最近廃校になった廃校…か?)。夜の廃校で4人が呑気に学校の怪談状態を披露した後に兄弟泣きのシーンへ。

成長した亘は雨の中正座したまま香澄の家で謝罪の意志を示し、香澄が出てきて元は自分も悪いしこれで終わりにしようと告げて表面的には終わったかに見えたが…。

亘は香澄の目は笑ってなかった、許していない目であり、何も終わってないと旭に泣きつき、新たなる復讐の惨劇が始まりそうな不穏な空気が漂ったまま次回へ続く…。これで香澄が1話の悪女に戻ってしまうっていう最終展開になるんだろうか。面倒だなぁ…。ていうか笑ってなかったとか言ってたけどそりゃ笑えないだろうに。心入れ替えて誠心誠意謝罪すれば笑ってくれると思ってた方が恐ろしいような気がしなくもない。

正直拡散してしまった以上解決しようが無いリベンジポルノだけにこんな話を流行りだからと取り入れてしまってどう収拾つけるつもりなのだろうか…。

 

ドラゴンボール改 119話
ベジータVSブウ。ここに来てさらにどこが「改」なのか分からない引き伸ばしっぷりで、ブウが反撃せずにベジータが殴りっぱなしのシーンが延々続き、いちいち一喜一憂するバビディやトランクスがウザすぎ。本来の「改」ならベジータ自爆まで行けたはずが、魔人ブウがキライダーーー攻撃をするまでしか進まないとは…。


FINAL 20's 9月1日(月)

3度目のオールタイムベストと頑なに避けるベスト

・15周年を迎えた倉木麻衣が3度目3作目のオールタイムベストをリリース。

http://www.mai-kuraki.com/information/index.html#bestal

バラード(LOVE)とアップテンポ(HOPE)に分けたとされているけど、かつてGIZAの10周年コンピでバラード扱い(同じ「LOVE」がサブタイトル)にされていたデビュー曲が今回はアップテンポ枠になってたり、「Reach for the sky」はミディアム以上には聞こえないとかどうもバラードとアップテンポという括りがしっくりこない。サブタイトルそのままにラブソング中心と希望ソング中心と言いきったほうがしっくりくる。

各DISC大体半分くらいまでが前ベストまでと丸被り(「Revive」以外)。前2作の収録範囲のうち、2作とも収録されなかった「Make my day」「Kiss」は3連続でスルーされるなど3回もオールタイムしていおいて、シングルが一向に揃わないというのは何とも残念だ。「Kiss」ってヒット曲じゃなかったのか。「Make my day」はシングルバージョンが放置されたままなのに…。

あとすっかり忘れられているあの財津和夫に楽曲提供を依頼したらプリプリの某ミリオン曲にサビがクリソツだった上に倉木麻衣に合ってなくて不評だった「永遠よりながく」はオリジナルアルバムに完全にハブられたままだったので救済が期待されたが今回もスルー。これら放置されたシングル群は20周年にリリースされるであろうコンプリートシングルコレクション『Mai-K The Best XX 1999-2009』『Mai-K The Best XX 2010-2019』での救済を待つことにしよう。本命のNHK中継タイアップは無理でも自国開催なので無駄に増えそうな東京オリンピック関係のタイアップどれかは確実にもぎ取って新曲として収録すると思う。たぶん。

 

・秦基博が弾き語りベストアルバム発売。

http://natalie.mu/music/news/125085

昨年はシングルA面を収録せず、ベスト盤とも言わない「セルフセレクション」アルバムをリリース。その初回盤にはシングルなどのベスト選曲でのライブベスト。そして今年は「初の弾き語りベスト」。既にシングルだけでも1枚に収録しきれない数が世に出ており、シングルベストを出せるタイミングにはなっているのに、頑なに普通のベストを出さない。そもそも弾き語りでベストな選曲というのも、弾き語りライブアルバムという形でとっくにやっている。

結成起点にしたり、周年詐欺(周年と年目を意図的に誤用する、数え方の違う周年と年目を合体させたために起点不明&意味不明な「周年目突入」を掲げる等)をしてまで、アニバーサリーを前倒ししまくる昨今、実は秦基博も今年でインディーズデビュー10周年。ドラえもんタイアップで最新作がいつもより注目された状況で、10周年を掲げてベスト盤というシナリオが描けるのにそうしないというのも何気に凄い。かなり事務所が頑張っているのだろうか。スキマスイッチと同じ事務所同じレコード会社なんだけど。2016年に迎えるメジャー10周年までは最低でもベスト盤を出さずに粘れるのかに注目したい。


FINAL 20's 9月1日(月)

9月チェック予定CD

・なんかほとんど人に会わずに黙々仕事して音楽聞いているだけで20代最後の夏が終わってしまったが、一応旅行とかもしていた。8月はまさかのドラマ編だけで終わるという省エネモードだったけど、涼しくなって来ればたぶん適度な日記更新もあると思う。

 

・そういえばDEENの10月のシングル、完全に複数商法だった。

http://www.deen.gr.jp/disc/detail.html?info=111&p=0

しかも2014年までのPVがコンプリートとか書いてあるんだけど、先日のカバーアルバムから2曲しか入ってない。簡易PVとはいえ5曲も発表してたのに3曲足りないじゃないか。どうなってるんだ。

 

・現在に至る体調不良を自覚したのがちょうど10年前の04年で、まあその時々で心境も置かれていた環境もだいぶ異なるし、特に学生と社会人の狭間の時期ではかなり大きな変化があったわけなんだけど、それでも何となく03年とか04年以降っていうのは現在とずっと地続きな感じがあった。要するにあんまりその頃の曲を聞いても懐古的な感じが無くて、懐古というとやっぱり90年代が対象だったんだけど、さすがにここ1,2年で学生時代に該当する08年辺りまでがだいぶ懐古な対象になってきた。

というのも、HDDに残ってた古いファイルを整理してたら、09年以降封印されていた古いファイルが大量に出てきて、学生時代に制作した作品とか企画書とかそういう類なんだけど、なんかそれが凄く懐かしくて同時に愛しかったりもしたので、なんかちゃんと過去になったんだなぁなんてかつて"夏休みの終わり"なんて呼ばれていた8月の終わりに思ったりしたわけで。

という個人的感覚があってふいに懐かしく聞こえてきたので「過去曲回顧」のコーナーが立て続けに00年代のアーティストになった。今後こんな感じで00年代が増えていくかもしれない。

 

シングル

9/3

サマーアゲインEP
サマーアゲインEP/さかいゆう
シングルまで聞くかどうかはちょっと微妙なライン。

俺たちのセレブレーション(初回生産限定盤)(DVD付)俺たちのセレブレーション
俺たちのセレブレーション/ポルノグラフィティ
先行して昨年15thを掲げたっきり、今年になってリリースが無かったけどこの9月こそがピタリ15周年を迎えるタイミング。しっかりそこに合わせてきた。なんか結果的に2年連続で15thとか言ってる感じになっちゃったけど。

 

9/10

東京VICTORY(完全生産限定盤) 東京VICTORY(通常盤)
東京VICTORY/サザンオールスターズ
前2作買ってるんで今回も通常盤を購入予定。レンタルでもいいんだけど、まあある程度の良さが保証されてて、少しでも売れそうなシングルCDの売上に貢献しておきたい気持ちもある。

You Are


                Not Alone
You Are Not Alone/MONKEY MAJIK
ライブに参加予定なのでその前に聞けるかどうか。アルバムは買うけどシングル買う気にはならないんだよな。

 

9/17

 

About A Rock'n'Roll Band (CD+DVD) (初回生産限定盤) About


                A Rock'n'Roll Band
About A Rock'n'Roll Band/the pillows
最近ちょっと印象が薄くなってきてるけど、ハズレは無いと思う。

 

9/24

控えめI love you ! (Type-A) (特典なし) 控えめI love you ! (Type-B) (特典なし) 控えめI love you ! (Type-C) (特典なし)
控えめI love you!/HKT48

児玉、宮脇と来てなんでType-Cがこれまでセンターだった田島や朝長じゃなくて指原なのか。

アンモナイト!/黄昏のラプソディ(初回生産限定盤)(DVD付) アンモナイト!/黄昏のラプソディ
アンモナイト!/黄昏のラプソディ /ねごと
なんとかまだシングルCD出せるか。

 

 

アルバム

9/3

Mr.S(スペシャル限定盤)[2CD+DVD+クラッチバッグ] Mr.S(初回限定盤)[2CD+DVD] Mr.S(通常盤)
Mr.S/SMAP
アルバムはレンタル。今回はソロDISCではなく初の本格2枚組みたいだけどどうなるか。シングルほとんど未収録になってるんだけど。ていうか03年から制作体制がずっと一緒(著名なミュージシャンに手当たり次第に提供依頼)っていうのもなんだかなぁ。

 

9/10

TRAD(初回限定盤)


                (DVD付) TRAD(通常盤)
TRAD/竹内まりや
俺というより親の意向で購入予定。前作『Denim』が熟年向けの内容で渋すぎたんだけど今回もそんな予感が。

PEOPLE
PEOPLE/ユンナ
まさかの日本再々デビュー。これは買わないと聞けそうにないな。

 

9/17

THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014~25 PEACETIME BOOM~【プレミアム盤】 THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014~25 PEACETIME BOOM~【通常盤】
THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014〜25 PEACETIME BOOM〜/THE BOOM
解散前ラストということで記念に購入予定。

Tick(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)/寿美菜子
シングルが良かったので期待大。余力があれば買ってもいいんだけど。つーかこっち界隈はBlu-ray移行が早すぎ。今作ではDVD付はもう既に無いんだな。

ALL TIME


                BEST
ALL TIME BEST/PERSONZ
かつてWhiteberryが「BE HAPPY」をカバー。原曲をちゃんと聞いたことが無いので、最新ベストが出ているよというのをいつかの俺に向けてメモ書きとしてここに残しておく。

 

9/24

モーニング・グローリー デラックス・エディション(完全生産限定盤) モーニング・グローリー
Morning Glory(デラックス・エディション)/OASIS
最強の名盤のリマスター。リマスターしなくても名盤だがリマスターしたら一体どうなるのか。

赤盤だぜ!!
赤盤だぜ!!/ウルフルズ
前2作のベスト盤と同じ収録範囲(EMI時代まで)というのが微妙だけど一応。

 

 

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