FINAL 20's 日記〜さらば20代の日々〜
15年2月
FINAL 20's 2月28日(土)
FINAL 20's Day
1年間に渡って掲げ続け、最初は「え?これマジで毎回つくの?」と呆れられながらも段々慣れてきて当たり前のような見た目になりつつあったFINAL 20'sも本日で晴れて終了となる。
先を行く諸先輩方、そして同級生たちが続々とOVER 30's WORLDに突入していったここ数年。いよいよ俺の順番が回ってくるようだ。
思えばかなり苦難の20代。慢性的な体調不良と共に生き、時に逆らい、時に絶望し、時に受け入れ、そして今ここにいる。20代になってから失うものの方が多くなってきて、恐らくそれはこれからも増えていくんじゃないかと思うけど、わずかばかりでも得たものはあったし、それなりに楽しいひと時もあった。過去に囚われて未来を見れなかった時期もあったけど、いつの間にか未来しか見なくなっていて。捨てたことで見えたこともあったし、取り戻せなかったものもあった。
あの頃思い描いていた未来とは違う今を生きている、なんてのは学生時代が終わってから良く使われる言葉だし、夢の無い話だけど大半の現実なんだと思う。そもそもあの頃の俺は未来を思い描くことができなかった。もう1度今度こそ思い描こうとして、俺としてはけっこういいところまで行けたんだけど結局形にすることはできなかった。だけどそのために戦った20代前半の日々は今では宝物。その先の悪夢は…まあ繰り返したくはないけれども。それも含めて今を形成している。あの日々が無く、そのままそれなりに平穏に過ごせていたらどうだったかを考える方がむしろ怖い。きっと抜け殻になっていたと思うし今は無かった。こうしてそれなりに振り返ることができながら無事に20代が終わるようなのでまあ上出来だろう。
まだまだやれることは残っている。成し遂げたい目標もいくつかある。その続きはOVER 30's WORLDで叶えるとしよう。そう思える事がまず嬉しい。
20代最後はこの曲で。IN TOKYOだけどIN SAITAMAに置き換えて。
FINAL 20's 2月24日(火)
FINAL 20's 確定申告
・今年もやってきたぜ確定申告!ということで、フリーランス特有の面倒な入力作業タイムを今年も終えて(弥生の申告ソフト使用なのでそこまで複雑な事してないが)、提出の準備を整えつつあった先日。
たまたま税務署の前を車で通りがかったところ、なんか板張りしてある廃墟が目に入る。
…なんだこれ?
信号が都合よく赤になってくれたので二度見してみると、元からボロかった建物の入り口には真新しい板が打ち付けられ完全封鎖の廃墟と化していた。そういえばこの時期になってくると掲げられている確定申告しましょう的な掲示も消えている。
そう、時は20XX年。不況ムードは続くばかりで、なんかちょっと景気上向きだとかなんとか時々言っても一般市民に何の実感も無く、ギャグでつけたような〜税〜税の連発で税金ばかりが重くのしかかり、しまいには消費税まで上がる始末。人々の怒りは頂点に達し、ついに諸悪の根源である敵の本拠地、ZEI×MUSHOへの反乱ののろしを掲げた!古くは租庸調、年貢の時代から先祖代々積りに積もった1000年越えの課税への積年の恨みが詰まった反乱軍の攻撃についに倒壊したZEI×MUSHOは廃墟と化し、人々はついに縄文時代以来(推定)となる税金の魔の手から解放され…
…るわけもなく、昨年秋に新都心に移転しただけだった。主に大物アーティストのライブで訪れるであろうさいたまスーパーアリーナ…の隅っこに特設コーナーがあるのでついでなのでそっちに提出に向かう。というかスーパーアリーナは相談が必要な人とか、現場で入力と印刷を行う人向けの会場であり、すでに書類が揃っているのであれば税務署に直接乗り込んで渡せば終わるんだけど、移転して距離が近くなったせいなのか、税務署付近には「ウチやってねーからアリーナに行けや!」みたいな立札がドカドカ立てられており、近寄るなムード全開。
なんかあんまりなあっち行けオーラに負けて税務署には入りにくくなってしまい、200か300mくらいしか離れてないので初めてスーパーアリーナの申告会場へ向かう。入力する人たちは大量にてんやわんやしていたが、即提出の人はあまりいないらしく、ほとんどスルーパス状態で提出所まで直通で通され、ほとんど並ぶことも無く提出完了。こうしてFINAL 20's 確定申告が終了した。
FINAL 20's 2月22日(日)
FINAL 20's オーディオ環境包囲網
・知らない間に俺のオーディオ環境が包囲網状態になっている。
視聴環境ページにあるようにメインのミニコンポに関してはまあ一般的な環境なんだけど、スペースの都合上コンパクトさを優先した結果、TVとBlu-ray/DVDプレイヤーが少々特殊な状況にある。
TVに関してはSHARPの16型を使用しているが既に生産終了。SHARPだ東芝だソニーだといった誰が聞いても知っているような大手メーカーからは最小でも19型以上しか存在しなくなり、16型は無名メーカーが細々と生産しているのみで、現在壊れた場合はそこらへんでは入手不能、ネット通販にてレビューも無いような無名メーカー製品をギャンブル状態で購入するしかない。
Blu-ray/DVDプレイヤーはさらに特殊な状況で、ぶっちゃけミニコンポEX-AR3の本体の上のわずかな隙間にストンと置いてある状態なのでこれ以上のサイズオーバーが許されない。既にこれもAVOXが生産を終了しており、以前も書いたように『X-MEN』の最新Blu-rayが再生不能であるといった不具合、さらに最近はトレイがなかなか開かないといった不具合の連発で、壊れたらマジどうすんの状態。
で、まあDVD/Blu-rayを見る場合はTVの方にHDMIケーブルで繋ぐわけだけど、上記16型TVのスピーカーで音出してもいくらSHARPといえどせっかくのBlu-rayが泣けてくるような音しか出ない。映画とかなら別にそれでもいいんだけど、メインで見るのは音楽作品なので、ミニコンポEX-AR3に接続するために光ケーブルを使用。この光ケーブル対応のBlu-ray/DVDプレイヤーがまずもって数少ない。現状AVOXのが完全に使用不能になった場合に要件を満たした候補はこれしかない。ネット上に全くレビューが存在せず、AVOX同様にいつ終わるか分からないので今のうちにストックしておくべきなのは悩ましい。
つーかこのメーカー、前述の16型TV、さらには昨年いつの間にかソニーCDウォークマンの撤退が判明したポータブルCDプレイヤーなど世間一般で絶滅危惧種になっている品を昨年後半から続々投入しているのが何気に凄い。というか俺得。わずかだけど確かにある需要に隙間産業的に応えていこうという方針なのだろうか。覚えておこう、今後期待の企業だ(
MOMAに目をつけられたからこりゃ完全な撤退フラグとか言うな)。綱渡りのBlu-ray/DVDライフだな…。
FINAL 20's 2月18日(水)
FINAL 20's しつこい風邪
・よくなってきたかと思ったら深夜〜翌朝にかけて悪化するという無限ループ状態。
一般的に冬は乾燥するので加湿器を使うといった人が多いのかもしれないが、俺の部屋の場合、北側の部屋で結露が発生しやすく、これによる湿度上昇で放っておくと湿度は70%を突破する。これを放置し続けた事で部屋がカビだらけで使用不能状態になり、全面防カビ工事&壁紙の一新などを行ったのがすでに3年ほど前。以降、冬の間は除湿機を稼働させて、60%前後まで湿度を落とすことを心掛けている。
よって冬の朝は喉がカラッカラなんてこともある。風邪の治りが遅いのはこれが原因なのではないかと。
しかし除湿を止めるわけにはいかない。夜間の除湿をしないでいると窓どころか北の壁が濡れ始める。そうなれば数年後にはカビで壁が黒く…。
というわけで喉が潤うマスクを装着して対策を取ることにした。とりあえず早く治して20代のうちにスキーに行きたいんだ。
FINAL 20's 2月15日(日)
FINAL 20's 風邪
・週中くらいからなんかだるくなってきたと思ったら風邪ひいた模様。熱は無いのにこの絶妙なまでのダルさはなんなんだ。20代があと半月しかないってのに長引きそうなこの嫌な感じ。
・あったかいんだからぁとかなんとかいう芸人のネタがタキツバの「Ho!サマー」サビ頭とSMAPの「笑顔のゲンキ」Aメロ、特に後者ほぼそのままにしか聞こえない。キメの「あったかいんだからぁ」は「君だと分かる」そのままだし、世代的にも29歳だというこの芸人は小学校低学年の時にタイアップ先である「姫ちゃんのリボン」に接している可能性が高いので、SMAPファンじゃなくても幼少期の記憶に刷り込まれていても不思議じゃない。
わりと何でもない感じのAメロ部分を強力なサビとして再利用して富を得るという錬金術は、コブクロの「YELL」のAメロをほぼそのままサビに流用したORANGE RANGEの「花」を彷彿とさせる。
それにしては似てる似てる程度の反応で、ORANGE RANGEみたいに叩かれまくっている感じが無い。あの頃より確実に炎上しやすい世の中になっているというのに。これは今のところその芸人がそれ以外に叩かれそうな発言(レンジでいう「合言葉はパクろうぜ」、セカオワでいう「まだギター使ってるの」)を特にしてないのが大きいのかもしれない。
個人的にはタキツバの方に馴染みが無く、更なる元ネタとささやかれる松田聖子のも知らなかったが、「笑顔のゲンキ」は馴染み深いので、聞くたびに姫ちゃんとSMAPが浮かんできてしまう。
FINAL 20's 2月11日(水)
13周年
・高2の頃、ホームページやってる友人にやり方を聞いてよし俺も作ってみようととある国の建国記念日こと祝日に始まったこのサイト、当時のままの見た目、制作環境のままに13周年を迎えることとなった。
しかし当時のままって今更凄ぇな。ちょこちょこ名称が変わったり、コーナー新設したりしているけど「What's New」と「リンク」はこれたぶん02年2月11日か前日の10日に打った文字のまま何もいじってないはずだ。大体こんな見た目のサイトはもうほとんど残存していないんじゃなかろうか…。あっても文字通りの遺跡、みたいな。最終更新2004年とか。
そういえばサイトを独立させて独自ドメインを取得したことによる弱点が1つあって、ヤフーのジオシティーズだとサービスが完全終了しない限り、放置すれば永遠にそのままなんだけど、独自ドメインの場合、料金支払いが止まるとサイトごと消滅する。すなわち何らかの更新不能になる事態が発生した場合、更新が停止したその1年以内にこのサイトは消えてしまう、ということになる。
改めてここまで続いたのもただ続いたのではく、無事に生きているから続いているのだと実感している次第である。
・それはそうと「音楽大賞」全発表後の反応が皆無で掲示板が凍結してしまった。過去最高の得票だったにも関わらず、前例のない無反応という事態。掲示板文化が古くなりすぎていることの弊害なのか、ミスチル1位という結果があまりに王道すぎて微妙だったのか。
・あとついでに13年間反響が皆無にも関わらず趣味で初期から続いている日記でのドラマ編が今期全く始まらないのは何故か?誰も気にしていないと思うが、見たいドラマが多かったので今期は全部録画しておいて後で見るというスタイルに変えてみた。そしたらまあ追いつかないよねということで溜まる一方。「流星ワゴン」と「銭の戦争」、そして30分と短いのでチェックしやすい「お兄ちゃん、ガチャ」「マジすか学園4」の4本だけは最新話に追いついたが、「学校のカイダン」は2週連続ライブを見に行っていて止まってしまい、田中麗奈の2本は2話程度、月9は1話も見れず、「残念な夫」は1話で停止という状態。
FINAL 20's 2月8日(水)
MONKEY MAJIK Live at BUDOKAN-15th Anniversary-
2月7日、MONKEY MAJIK結成15周年での初武道館ライブに行ってきた。MONKEY MAJIKは2012年のツアーから毎回行っているので4度目。また1月末から立て続けのライブとなったがこれが20代で見る最後のライブとなる。青春の終わりを宣言した先週のGOINGの方が20代の終わりにふさわしかった感はあるが、確か20代最初のライブは20歳になって1ヵ月後の日本武道館でのZONE解散ライブだった。今回29歳最後の1ヵ月ということで20代が日本武道館で始まり日本武道館で終わる、という粋な演出(?)に。
15周年といっても実感を持っているのはメンバーでもメイナード1人だけ。00年にメイナードが結成した時点ではブレイズもまだ呼ばれていなかったという(ブレイズが加入したのはその1年くらい後で、TAXもその頃。DICKは05年加入)。結成や加入したばかりの頃の昔話をメイナード、ブレイズがそれぞれしていたが出てくるメンバーの名前は前任者たちっていう。
初リリースが地元仙台で02年。全国発売になったのは04年で、メジャーデビューは06年。メジャーでは10周年すらまだ来年の話。地元以外の全国の古株ファンでもせいぜい10年程度というのが実際のところだろう。15年の歩みすべてを重ねられる観客が関係者以外に事実上ゼロで、古株でも10年前後となるとそういう意味では15周年感は正直あまりなかったと思う。ほとんどの観客が「(自分、出逢って10年立ってないけど)15年もやってるんだーっ」ていう感じ。
MONKEY MAJIKはシングルでのトップ10ヒットは06年の「Around The World」のみ。一般知名度の高い「空はまるで」はアルバム収録曲であり、このアルバムが20万枚を越えたのが最高ヒット。以降もシングルでのトップ10ヒットは出ていないが、何度かトップ10間際まで迫るヒットもあり、結成10周年のベスト盤がメジャーデビューからは4年しか経過してないのでタイミングが微妙で一気に売上を落とし、以降ヒットは出なくなったが、割とここ数年まで運の良さもあり、初動4桁でもオリジナルアルバムでの連続トップ10入りを継続していた。
ただ13年12月の前作ではついにトップ10落ちして1万割れ、昨年のシングルでは初動3ケタに突入&トップ100落ち(しかも2作とも2週目200位圏外)、目下最新アルバムもトップ20入り出来れば御の字といった感じ。正直なところ、売上だけ見れば武道館を埋めるにはかなり厳しいんじゃないかと思った。
実際SOLD OUTは出来なかったが客入りはまあまあ。センターステージを作って東西席のサイド部分を黒幕にしていたが、感覚的にはそこそこ客が入っていた頃の武道館1年目とか2年目のDEENくらいの感じ。さすがに人気上昇中だった高橋優や360度解放した解散THE BOOMほどではなかったけど(なおBUMPはライト層皆無の全員信者クラスで武道館ぎっしりなので比較にならない)、明らかにCD買ってる人数よりも遥かに多い。
グッズもほとんど売り切れていてサイリウムとか開演30分前到着時にはもうなかったので入手できず(する気も無かったけど)。ただこのサイリウム、ブルー仕様だったんだけど妙に色がうす〜い。ポキっと追って光るやつだったんだけど持ちが激しく悪かったのか、スタート直後はそこそこサイリウムゥゥ!!って感じで青く光っていたんだけど、ライブ終盤は完全に真っ暗な状態でようやく青白く光っているなと分かる程度の光量しかなく、薄暗い程度でもある程度の照明がついているともう薄青いのがぼんやりあるようなないような…レベルで目立たない。後半頃からそういやサイリウムみんなどうしたの?と思ったくらいだ。
セットリストはこんな感じ。某セットリストサイトから拾ってきたんだけど、別のセットリストサイトでは序盤の順番がまるで違うものになっていてどっちが正しいのか記憶してない。
1.Frozen
昨年のツアーでも披露していた曲。ツアー会場でアルバムを予約するともらえた新曲CDで最新アルバムには歌詞の一部を日本語に変えたアルバムバージョンで収録。2.Around The World
なんとこの最序盤で最大ヒットシングルを放出。3.tired
4.ガリレオ
5.Get started
インディーズ時代の楽曲を固め打ち。「ガリレオ」「Get started」などロックバンド色が強くてインディーズ時代では好きな曲が一気に聞けたのは良かった。6.Lupin The Third<ルパン三世のテーマ>
有名ルパンテーマ曲のカバー。コンピ盤に収録され、後に『RARE TRACKS』に収録されたとはいえ、まさかこれをやるとは。スクリーンにはのんびり荒野を旅していたルパン御一行にメンバーが一方的にケンカを売り銃を乱射するというアニメーションが流れた。アニメとはいえ殺る気満々の超悪人顔なメンバーは、「盗聴すればいいんだよ」と言い放った時のコナン君を遥かに凌ぐほどのわっるいツラだった。オチはいつの間にか返り討ちにあっていた…というコミカルなもの。7.虹色の魚
8.goin' places
この辺りは定番曲。4回行って4回とも聞いている。9.Disco Girl
これも前回聞いたな。10.GINGER(Guest:土屋アンナ)
センターステージの中央が実は扉になっていてそこから土屋アンナ登場。ロックな楽曲でロックに盛り上がっていたが…すいません曲全く知らなかったっす。というのもこの曲は「土屋アンナ feat.MONKEY MAJIK」名義で土屋アンナの08年のアルバムに収録されていた曲なので、存在すら認知していなかった。今回時間がキツキツなのもあってかゲストとのんびりトークするような場面は無く、出てきて歌ったら即退場という流れ。11.フタリ
初めて行ったライブで聞けたもののここ2回は外されていた2ndシングル。久々に聞けて感動。12.空はまるで
13.魔法の言葉
14.アイシテル
この辺りもほぼ定番曲。前回は無かったけど「魔法の言葉」はアルバム曲ながらアルバム唯一のシングル曲「Sunshine」より遥かに格上になっている感。15.Change(Guest:吉田兄弟)
定番曲ではあるけど、吉田兄弟とのコラボで見るのは初めて。三味線の圧倒的迫力とのコラボはやはり違うなと。16.夏の情事(Guest:吉田兄弟+疾風)
続けてコラボ。サイドの花道に三味線4人+4人の合計8人が新たに加わり、三味線の厚みが増した。何故か8人のうち右サイド先頭のオッサンばかりスクリーンに延々映っていたのは何故なのか。17.卒業、そして未来へ。(Guest:SEAMO)
SEAMOやVERVALからのメッセージビデオがサイドのミニスクリーンに表示(アリーナや1階席だと見難かったかも)。そして本人登場。ゲストの中でもSEAMOはTRの中でも昔武道館でやったけどそれ以降立ててなくて悔しい思いをしているとか20周年に向けてもう1度武道館をめざしてそこで今度はMONKEY MAJIKを呼びたいという目標を掲げるなど、まだもう一花咲かせたい感が全開。登場後も「スペシャルゲストです!」「自分で言っちゃうぜ!スペシャルゲストです!」などと他のゲストとは異なる振る舞い方が印象的だった。見た目売れてた頃より年取ってるんだけど気概は老けてないというか。楽曲自体もコラボ系の楽曲の中では最もポップで親しみやすい。これ当時あんまり売れなかったの何でだ…。18.Picture Perfect Feat.VARBAL
こちらはしばらく普通に演奏して間奏で出番になってからVERVALがセンターステージの穴から登場。こっちの楽曲はいかにもそっち系のカッコいい以外に感想の浮かばない楽曲だが、SEAMOとの対比が鮮やかだ。19.fly
20.Brokedown
センターステージに移動してアコースティックスタイルでの披露。TAX(何故か最新作から大文字に改名)はここでメインMC。1stシングル「fly」をここで披露したのは新鮮だった。「Brokedown」はアルバム『TIME』の曲か…。これはあまり覚えてない曲だった。21.Alive
前作『DNA』収録曲。これは定番曲に残っていきそう。22.You Are Not Alone
最新シングル。これCDだとドラムの軽さというか打ち込みっぽさがハンパないだけに、ライブで聞くと格別。23.Together
24.Headlight
25.ただ、ありがとう
ミディアム〜バラード系定番曲で畳みかけ。名曲乱打。26.木を植えた男
2011年の震災はメンバーが仙台在住ということもあり、大きな影響を受けた。その中で最初に発表された楽曲で、フレデリック・バックのアニメーション映画で有名な作品と同タイトルの楽曲だが、曲前にフレデリック・バックへの思いを語り、スクリーンにもアニメーションが表示された。知らなかったんだけどフレデリック・バックは2013年に亡くなっており、最後には追悼メッセージも。27.あかり
かなりの長丁場でこの時点で2時間経過していたんだけど、その終盤にミディアム〜バラードナンバーを配置しまくったのは集中力的にちょっときつかった。28.Walk with me
最新アルバムより。ゴスペルコーラス隊が大挙して登場、中央には黒人シンガーのジョン・ルーカスが立っていたがジョンさんの出番そんなに多いわけでもなく、立っている位置の割に少し微妙な感じだったが最終曲としてはいい盛り上がりだった。アンコール
29.Lily
プラント兄弟のみ(メイナードがボーカル、ブレイズがアコースティックギター)でセンターステージで披露。マイクも前に1本立てているだけなのでボリューム控えめでしっとり聞かせるスタイル。インディーズ時代の曲ながらベスト盤に2度収録されている楽曲だが、意外と披露していないらしく久々だったらしい。DICKのMCタイム&セロ登場
恒例のDICKのMCタイム&乾杯。相変わらずグダグダな上に、ステージで自分たちだけが酒を飲むって酒好きの人はあまりいい気がしないんじゃないかとも思うんだけどそこはご愛嬌。チケットの半券で特別グッズが当たる抽選タイムにはマジシャンのセロが登場。ごく普通にセロが半券を引くが日本語読めないのでDICKが発表×3。まさかこれだけで終わるわけもなく、メイナードがセロのマジックショーを見に行ったらステージに呼ばれてマジックに参加することになったという話になり、ここでも何かやってくれということでマジックショーがスタート。といってもイリュージョンをやったわけではなく、事前に観客に配布されていた4つのデザインが書かれた4枚綴りのハートを4分割して、さらに破って、隣の席の人と交換したり、配置を入れ替えたり、入れ替えながら徐々に捨てたりして最後に残った2枚が同じデザインのハートになるという観客参加型のカードマジックだった。隣がカップルで俺が端っこの席だったんだけど、隣のカップルのお姉さんが交換してくれたので何とか「付近の人と交換」というミッションは達成できたが、肝心のそのお姉さんはどこかで手順を誤ったらしくハートが一致せずに失敗していた。それよりも4枚のハートを破ったので合計8枚。そのうちの6枚を放り捨てたので、仮に8000人いたとしたら実に48000枚の破れたハートが会場に捨てられたということに…。実に後始末が大変で撤収スタッフ泣かせなマジックである。ハート破れるような出来事が最近あったスタッフとかがいたら職務遂行も困難な精神状態に陥りそうだ。
30.Pretty People
定番盛り上げ曲。といってもJapanese Versionでもほぼ英語なのでサビの「プリティピーポーイエー」くらいしか分からないのでここを連呼するというコール&レスポンスも。31.Monkey Magic(Guest:タケカワユキヒデ)
ゴダイゴカバー。ラスボスのような風格でタケカワユキヒデが登場。我らがさいたま市出身にして市歌「希望(ゆめ)の街」を10数年前に手掛けているがそこでのボーカルスタイルがあんまりにあんまりなので、あんまり期待してなかったんだけど、思ったより声は出ていた。また往年のライブ映像が同時に映し出され、最早別人すぎて公開処刑往年のパフォーマンスである手から蜘蛛の糸を飛ばすパフォーマンスも披露してラスボス感ハンパねぇぇぇ大喝采を浴びる。う〜ん、ゴダイゴはちゃんと聞いたことないからベスト盤でもあさってみるかな。32.Beautiful
最新作1曲目をラストに。シングル2曲と先出しの「Frozen」を除くと最新作からはアルバム冒頭と最終曲を披露したのみとなった。半分近い観客がアルバム買ってないことが推定される中で、買ってみようかと思わせるには十分な楽曲だとは思う。
終わってみると17時40分過ぎに始まったのに21時オーバー。かなりの長丁場だった。前半にロックでノリのいい曲を固めてしまい、後半は聞かせる楽曲ばかりだったので、正直終盤は長さを感じてしまったが、15周年のお祭りとしてはいいライブだったと思う。「FOREVER」や「SAKURA」辺りはやるかと思ったけど、シングル曲でもスルーされる曲は延々スルーされ続けるし、ここ3回のライブで聞いた曲がほぼ大半だったので近年のライブのベスト選曲+初期曲という感じだったのかな。ゲストが来た以外は基本的に通常通りだった。
あとは座席の位置にもよるかも。MONKEY MAJIKの場合、オール着席な人々が固まる場所があると本当に固まるので、初ライブの時や前回(爆睡青年は前にいたけど)は周囲も立ち上がりそれなりに大合唱だったんだけど、前々回や今回の周囲はオール着席で手拍子とかはするけど程度で静かな感じだった。立ちっぱなし、終始盛り上がりっぱなしは辛いが、座りっぱなしも辛い。本日、激しい腰痛に襲われて地味に動けなくなってしまった。もう若くないぜ…。
あと、先週を反省してついにライブ用MIMISENを購入。これまで緊急用に常備していたのは100均で買った105円(5%時代)のものだったが、まあ普通の耳栓なので装着すると当然耳は完全にガードされるがかなりこもった音声になり、正直聞きにくくなる。
ライブ用MIMISENがあるという噂はここ5年くらい風のうわさで聞いていたが、MIMISENごときに1000円以上とか…と思っていた。しかし、先週久々に耳をやられたことで、MIMISENごときではない、MIMISEN様だ!英世2人で耳が救われるなら安いもんじゃないか!という真理に到達。
というわけで1700円でこれを購入。
普通の耳栓は普通にみっちりしているわけだけど、これは空洞があってそこにフィルターのようなプラスチックが装着されている。基本的には耳を塞ぎつつも多少穴が開いていることで、音質を変えずに音量・音圧だけをぐっと絞り込むといった仕組み。
装着すると確かに塞いだ感じはするけどそこまで大きくはしない。そしていざライブが始まってみると音が実にクリアー。通常ロックな楽曲になって演奏がガンガンすると爆音で耳がビリビリして音がちゃんと聞こえなくなる。これが耳の限界突破状態らしく、ビリビリが続いた分だけそのまま耳鳴りに発展する。多くの人が普通にしている以上、俺の感覚は少数派のようだけど、ライブ後に耳がおかしいと感じる場合、必ずビリビリを実感していないだろうか。
しかし、これを装着しているとイヤホンで音楽を聞いているときより少し大きい程度。うるさすぎない適度なところで、普通の耳栓のようなこもりが無く、綺麗に音が聞こえる。これぞまさしくリアルな生の音。
正直10年前20歳の俺に「今すぐ買え!」と言ってやりたい。
ライブ三大心配事として知られる(?)
・体調
・ノリ
・耳
このうちの1つがクリアになった。それぞれがそれぞれに関係を及ぼしているので耳が解決された事は体調やノリにも少なからず影響を及ぼすはず。OVER 30's WORLDからのライブが少し楽しみになってきた。しかしとりあえず腰が痛い。
FINAL 20's 2月4日(水)
音楽大賞、全公開
・なんとか全公開しました。コメントの方が意外と編集が大変なので、こちらはさらに時間がかかりそうですがお待ちください。
今年も結構絶妙なランキングになったのかなと思う。ここ2年で進んだ分散傾向が最上位に限っては少しだけ集中するように戻った感じもしている。ていうか50通くらいで80P超えてた09年B'zの驚異的無双っぷりとか、70通くらいだった10年のアルバム部門のハイレベルっぷりとか凄かったなと改めて。
・医者に行くタイミングを逃し、耳鳴りがなかなか引かず。2日目くらいで聞こえ方自体はほぼ元に戻ったんだけど、静かな時のピーがなかなぁ消えない。10年前のZONE解散武道館の後の時の方が酷かった気はするけど、行けるうちに医者行っとけばよかったか。つーか10年前に行った医者、05年時点でかなりおじいちゃんだったけどまだ健在なのだろうか。意外と探してみると耳鼻科って少ない事に気付く。なんか眼科の方が多い気がするんだけど…。週末にMONKEY MAJIK武道館が控えているがMIMISEN絶対装備は必須だ。
FINAL 20's 2月1日(日)
GOING UNDER GROUND TOUR 「OReTABI 2014〜15」LIVE at 渋谷公会堂「河野、バンドやめるってよ」
30日の森山直太朗から2日連続のライブで1月31日は渋谷公会堂でのGOING UNDER GROUNDのライブに行ってきた。なんかDEENファンというのがこのサイトのイメージの最筆頭になっていて、proserさんの名盤企画でも(あれ俺はアンサー企画が絶対にできないので自分から作品指定しなかったんだけど)proserさんのMOMAイメージからFOVかDEENが候補になってDEENの「Tha DAY」が選択されたくらい、まあ「DEENファンの人のサイト」として浸透しているらしい。実際作品の所有率と全楽曲中記憶している楽曲のパーセンテージの高さ、ライブへ行った回数、年数などの面でダントツなのは確かだし、Compelete Sorasanaideのような企画はDEEN以外ではなかなかできないのも確かだ。10代の頃から聞いている補正は非常に大きい。
しかし、実際のところ1番心に響いたり人生に寄り添う形で好きなバンドは07年以降からはGOING UNDER GROUNDであり、藍坊主やLUNKHEADも今の俺に響くバンドとしてDEENを追い抜いていった。近年は藍坊主やLUNKHEADの方が好きだったけど、好きな曲の多さではGOINGはわりと鉄壁。BOX出たのでGOING UNDER GROUNDの過去曲回顧をやろうとしていたんだけど★5が多くなりすぎる上に名曲すぎるとそれはそれで書くことが無いくらいでこれは逆にお蔵入りになるんじゃないかっていう勢い。
まあそんなGOINGのライブは当然行ってみたかったんだけど、俺が聞き始めたときは既にバンドのピークであった日本武道館公演の後。人気も動員数も垂直急降下な勢いで落ちてしまった。体力的にライブハウスは厳しく、唯一彼らの地元である桶川ライブではホール公演を続けているものの、なかなか足が伸びなかった。
だが昨年、「河野、バンドやめるってよ」発動。渋谷公会堂でのラストライブ、これはなんとしても見るしかない!ということでついにGOING初ライブとなった。最近の会場規模とさらにそれでもSOLD OUTの文字が皆無な状況を考えれば既に渋谷公会堂完売など夢のようだったと思われるが、かつてのリスナーたちが戻ってきたらしく見事完売したそうだ。
なお花は最近BOXを出した09年まで在籍のビクターやコレクターズ、THE BACK HORNらから来ていたが…。
何故かChage
20年以上メディアの前で帽子を取らなかったのに相方の逮捕のために昨年帽子を取ったことで波紋を呼んだCHAGEからも花が。共通点といえば常時帽子着用くらいしかないんじゃないかと思ったが(ボーカル松本はデビュー当初は特に帽子イメージも無かったが08,09年頃からPV等でも帽子を被るようになってまもなく常時帽子着用になった。理由は09年頃の状態からお察し)、オシャレなミュージシャンの帽子について大先輩であるChageとの親交が密かに深まっていたのかと思いきや、先日のChage主催のフェスにボーカル松本がソロで出演していたとかなんとか。なお今回ステージからほぼ中央で機材の後ろ数列の位置だったが、ちょっと前の人たちはどうやら関係者だったらしく、開演直前にセットリストが書かれた紙をご覧になられており、思いっきり目に入ってしまい壮大なネタバレを食らう。実はこの経験初めてではなく05年4月1日のZONE以来ほぼ10年ぶり2度目だ。
そういやLUNKHEADボーカル小高氏が来ていることをほのめかすような発言をしていたがいたのだろうか?ていうかたまたま通りがかって撮影だけして帰ったとか無いので普通に見に来てたんだよな。
あと「河野、バンドやめるってよ」改め「男の子、旅に出る」に変更だそうだ。
1.fire grow
4thアルバム『h.o.p.s.』収録曲のインストナンバー。オープニングで生演奏ではなくSE扱い。2.センチメント・エキスプレス
2ndシングル。久しく離れていたリスナーもいきなり「あの頃」に引き戻すかのようなセンチメンタルな列車がスタート。掴みバッチリでいきなり盛り上がる。3.ダイアリー
5thシングル。後のMCによれば当時は青春青春言われるのが嫌だったこともあるけど、今になって聞き返すと青春だったんだなと。この曲なんかまさにそうでたぶん当時はそのまま当時の日々を描いただけだったと思う。いきなり大合唱。4.VISTA
14thシングル。全盛期の名曲の乱打に盛り上がりまくり。5.さびしんぼう
2ndアルバム『ホーム』収録曲。今回のセットリストの中だとこれが1番意外だった。「サムネイル」とか「kodama」とか辺りの方が来る可能性高いかなと思ってたので。6.TWISTER
16thシングル。打ち込み全開の曲だったのでバンドサウンドというだけでもけっこう印象が違って聞こえた。この曲もものすごい泣きメロ炸裂だなぁ…。7.いつまでたっても
5thアルバム『TUTTI』収録曲。河野の作詞作曲なので、なんとなくこれがファンへの感謝ソングなのかなと。8.アゲハ(alternate version“アゲハとトカゲ”)
10thシングル。シングルでは2番Aメロで河野メインボーカルなんだけど、これ今後歌うときはやっぱりアルバム収録のオリジナルにするんだろうな…と思うとちょっと寂しい。9.同じ月を見てた
9thシングル。この曲は盛り上がったり、大合唱になるような曲ではないんだけど、手数の多いドラムが特に好きな曲でじっくり耳を傾けた。この曲の披露前でのMCで石原聡が結婚する時にまた渋谷公会堂やります!とか冗談言った時にしゃべったのが今回石原がMCした唯一のシーンだったような…。10.ALONE AGAIN
昨年の最新アルバムより。全盛期のセットリストが並んでも渾然と輝く名曲にちゃんと聞こえた。MCでは「ずっと旅立ちとかさよならしか歌ってなかった」とか「それが青春だったんだなと今になって思う」とか「今日でGOINGの青春が終わった」とか言ってたけど、この曲って青春が終わった後の曲だと思う。完全に終わったというよりかは終わっていく青春の残り香のようなものを引きずってはいるけど。これが今後を示す曲なのかまたこの先があるのか分からないけど、これからも楽しみだ。11.かよわきエナジー〜Take Me Home,Country Roads
1stアルバム『かよわきエナジー』収録曲。冒頭で「Take Me Home,Country Roads」の日本語詞バージョンを歌ってから曲スタートという構成。12.俺たちの旅
1stアルバム『かよわきエナジー』収録曲。この初期なんかは本当に青春まっただ中っていう感じがする。13.南十字
5thアルバム『TUTTI』収録曲。バラードらしいバラードって今回ほぼこれだけだったかな。終盤で中澤→河野のボーカルパートがあるのでこれもオリジナルで生で聞けるのは最後なのか…。14.9th Route
9thアルバム『Roots&Routes』収録曲。河野&松本のWボーカル曲。部分的とかじゃなくてほぼデュエットなのでこれまた最後か…。15.Tangerine Orange
最新アルバム収録曲。単独での河野作詞作曲としてはアルバム唯一であり、最後の1曲ということになる。脱退は決めていたと思われるので、従来の世界観というか、GOINGっぽい曲だったよなと改めて。16.ランブル
4thシングル。実はそんなに印象的じゃない曲。17.LONG WAY TO GO
21stシングル。この時期にファン離れが加速どころか、O社90位という大沈没でなんかいろいろすっ飛ばす勢いで売れなくなったし、実際方向性が変わりすぎて戸惑ったのを記憶しているけど、意外と違和感が無い。18.ナカザのディスコ★
9thアルバム『Roots&Routes』収録曲。中澤ボーカル曲。この1曲のためだけにペンライトが販売されていたようだが、ミラーボールまで登場してこの時だけ別のライブのような空間に。久々に来た観客は「ショートバケイション」や「恋のナビゲーション」辺りが馴染み深く、覚えてても「ナカザのロック」辺りまででこの曲は知らなかったんじゃないかと思うけどなんか一体となっていた。19.STAND BY ME
11thシングル。うおおおおお(言葉にならない)。20.トワイライト
6thシングル。うわあああああ(言葉にならない)。最後のサビの歌詞がこれほど説得力を持つことになるとは。そういえばライブ音源/映像では「チケット」と必ず変えて歌っているけど「切符が2枚」そのまま歌われたのって初めて聞いた気が。21.ハミングライフ
14thシングル両A面曲。最後はアコースティックナンバーで。アンコール
ここでサポートキーボードに代わって09年脱退の伊藤洋一が登場。既にライブで数回限定復活したことがあるんだけど、最後にメンバー5人が揃うという。松本曰く「おきて破りだけど」。ただ河野脱退の一報が入ったらいの一番に伊藤洋一から電話がかかってきて「俺、出なくて大丈夫か?」と告げたという。なんだかんだ出たがりなんじゃ…。
22.ボーイズライフ
1stアルバム『かよわきエナジー』収録曲。なんだろうこの熱量。ほとんどキーボード弾かずに観客煽ったり動き回ったりしている伊藤洋一の存在感って凄く大きかったんだなと改めて思った。23.ハートビート
7thシングル。のっけからの大合唱。ただ今回間奏の石原聡ドゥドゥッドゥMCタイムが無かった。定番中の定番と思われた部分が無いとは…ていうかここで何かしゃべってくれると思っていたのに。これだと石原が喋ったのって「同じ月を見てた」の前にちょろっと声を発しただけだったんじゃ…。24.グラフティー
1stシングル。最後はやはりメジャーデビュー曲。メンバー4人が去ってからは河野が単独で感謝の言葉を述べる。
Wアンコール
25.東京
4thアルバム『h.o.p.s.』収録曲。キーボードはサポートに戻る。最後の部分を繰り返し大熱唱する松本&河野のWボーカルがひたすら圧巻だった。正直そんなに好きな曲じゃなかったし、CDでは比較的淡々とした曲なんだけど、熱かった。
DVDにもなっている日本武道館公演、伊藤洋一脱退の日比谷野音のいずれでもラストに松本素生は大号泣した。なので今回も泣くんじゃないかと思ったんだけど、終始さわやかだった。『THE BOX』の発売もあって改めて昔の曲を聞いて今回のセットリストを組んで別れと旅立ちしか歌ってないと思ったとか、3枚目くらいまでは誰に歌っているのか分かっていなかったし石原もわかってなかったけど河野だけは分かってくれていたとか、青春青春言われるのが嫌だったとか言っていたけど、今になって青春だったんだと思うし、GOINGの青春は今日で終わりだとも言っていた。青春以外にも歌いたい事はいっぱいあると頼もしく宣言したので湿っぽくはならなかったのも良かった。観客の方がほとんど号泣してたけどとても前向きだったと思う。
個人的には伊藤洋一脱退以降にはGOINGの青春って終わったと思っていた。実際に松本自身がインタビューでそんなコメントをしていたこともあるし。もっと厳密には『TUTTI』辺りで終わっていたと思う。以降は終わっていく、もしくは終わった青春を歌っていたように感じていたんだけど2010年以降の作品はどこか煮え切らない部分もあった。ハイ終わり!で終わるものではなく、徐々に遠ざかっていくものだと思うけど、伊藤脱退をきっかけに『稲川くん』なんかは無理に変わろうとしすぎた部分があったと思うし、反動でそれ以降の2作で少し作風が戻ったら今度はいつまで青春引きずってんだみたいな風に思われかねない感じもあって、大半のあの頃のリスナーがいなくなってしまったのもその辺りなんだろうなと思う。その遠ざかっていく青春時代を想いつつ未来へ向かっていく感じが出ている「シナリオライター」とか「ALONE AGAIN」とかは個人的にタイムリーな響きでもって聞こえてきたので凄く好きな曲でもあるんだけど、30代半ばの彼らと同世代以上だとまた違うのかなと。
でも今日の感じだとちゃんとGOINGは遠ざかっていく青春を見送れたような気がする。どうなるかは分からないけど、今後は楽しみだ。そしてまた本当にいい年になった時、いつかこの5人で演奏している姿が見れたらそれもまた嬉しい。
なおテンションが上がってきたのでアンコール以降はやっぱダイレクトに音を聞きたい!と絶対防御装備MIMISENを外していたんだけど、たった4曲でも耳鳴り全開になり一晩開けてもキンキン残っている始末。10年前(!?)20歳成り立ての頃のZONE解散ライブで通院するレベルに陥ったこともあったけど、この辺り成長するものではないようだ。20代の始まりと終わりが耳鳴りか。
やはりMIMISENは標準装備していないとダメらしい。100均で買ったのではなく、ちゃんとした音響用MIMISENを買おうとようやく決意する俺なのであった(締めそれかよ)。
・FINAL 20's チェック予定CD
シングル
2/11
情熱CONTINUE/スフィア
ベスト盤と同時発売で未収録。連動イベント応募特典があるみたいだけど別にいいや。
2/18
華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ /SMAP
安定の通常盤購入予定。
2/25
360°/miwa
けっこうシングル溜まったので4thアルバムそろそろだろうか。
Sakura/嵐
「サクラ咲け」があるのに10年ぶり桜タイトルソング。Sakurappuはあるのか!?(全く期待してない)
君がいなくちゃだめなんだ/花澤香菜
なんと主演映画主題歌。声優としての主演じゃなくて花澤本人の実写主演。まあ元子役(堂本剛主演の「ガッコの先生」の生徒の1人として出演したのが子役時代唯一の代表作か?)だしねぇ。
アルバム
2/4
Howdy!! We are ACO Touches the Walls/NICO Touches the Walls
今年メンバー全員一気にOVER 30's WORLDな同年齢バンド。ベスト盤が良かったので次のアルバムを待っていたらまさかのアコースティックアルバム。これベスト盤の後の一手としては1番やっちゃいけないパターンじゃ…。
さかいゆうといっしょ/さかいゆう
コラボアルバム。実質的にコラボベスト+新録音3曲という企画ベスト。オリジナルに比べると興味は薄め。
Colour by Number/MONKEY MAJIK
Blu-ray付もあるけど今回もDVD付を購入予定。7日には武道館が控えているものの…ベスト選曲になりそうなので今作からの披露は少ないかな?
2/11
Lovable People/槇原敬之
先行シングルがピンと来なかったので期待度は低め。
sphere/スフィア
レンタルでいいかと思っていたんだけど初回盤は曲解説とかつくらしいし、全曲持ってるので入手するなら買って特典を楽しまないと意味が無いなということでスフィア初購入が決定した。
2/25
サイレントサイレン/Silent Siren
とりあえずアルバムだけチェックする状態。
チェイシング・イエスタデイ/ノエル・ギャラガー
20代最後の購入作品は洋楽作品ということに。
Blu-ray
BUMP OF CHICKEN「WILLPOLIS 2014」/BUMP OF CHICKEN
BUMPのライブは映像で見るに限る(現場でついていけなかった人)。