武智(田辺誠一)逮捕で終わったかに思われたが、柊(菅田将暉)はここからが本番だと告げ、ひとまず携帯や荷物を返却して自習。あまり描かれなかったほぼ日常モードの生徒たちが思い思いの時を過ごしていた。
携帯が戻ったので唯月(今田美桜)が喜志(栄信)に留守電にメッセージを残し、取り調べでこれを聞かされた喜志は武智の関与とバックに牧原(鈴木正幸)がいるこをあっさり自白。刑事の顔に飽きたからとコメントしていたが、意外とちゃんと唯月に愛情があったのだろうか…。相楽文香(土村芳)を同様の手口で社会的に葬っていた事も発覚して武智も観念したが動画の人物は自分じゃないと主張。
その頃、動画の解析をさらに進めていた瑠奈(森七菜)は動画の人物が柊だと突き止めてしまい、電脳部仲間の西崎(今井悠貴)に相談。実は景山澪奈(上白石萌歌)のフェイク動画の時も真っ先に拡散させたり、フェイク動画だと世間が気づく前に気づいたが放置していたという負い目があった西崎は即告発すべきだとネットにアップしようとする。引き留める生徒たちはこれまで柊から学んだ事を生かして建設的なディスカッションを繰り広げ、それを監視していた柊は感涙…とかなり変わった形だが普通の学園モノ~生徒の成長編~みたいなドラマ終盤らしい流れに。
なおこの動画自体は武智を追い込むために柊が作ったフェイク動画なのではないかという結論になったが真意が語られる前にそれどころじゃなくなったので持ち越し。
最終的に踏みとどまった一行だったが、五十嵐(大友康平)の協力が暴かれてしまい、五十嵐が捕まってしまった。郡司(椎名桔平)は真意を聞きだしてから考えるつもりだったが、これまで使い走りだった部下の宮城(細田善彦)が先走って上に報告してしまったため、新たな理事官本城(篠井英介)が投入され、一気に突入モードになってしまった。五十嵐の協力理由は文香の本当の父だったからだと唐突に明かされた。そして目的は復讐より先、郡司が牧原が黒幕かと問うとそんな相手じゃない、とこの辺の話はまだ引っ張る。まさか真の敵は世間(戦闘民族インターネッツ)なんて言い出すんじゃないよな。
郡司は先行して柊の元へ乗り込むが、病状が悪化している柊は確保寸前まで追い込まれてしまう。そこにヒーロー(スーツ着た奴)が登場して次回へ続く。
ヒーロー登場とはトンデモない引きだったが、元同僚のスーツアクター、ファイター田中(前川泰之)がやはりファイトしているのか。元々協力者ではなかったようだが社長の相楽(矢島健一)が関わっていることを知って柊に電話してきて柊なりの覚悟を悟って協力するつもりになったのだろうか。