日本ボロ宿紀行 4話

前回に引き続き群馬県の宿。今回は万座から関越道方面へ向かって移動した四万温泉の手前の沢渡温泉の宿。昭和風情の飾り物があったりと今回旅館の紹介は普通に行われて変な演出は入らなかった。ただ作者ブログでは万座温泉の帰りに立ち寄ったというボロ宿はこことは別の場所だったようだが…。

今回はストーリー展開に変更があり、明美(鶴田真由)という売れていた頃からの龍二(高橋和也)の追っかけファンが登場。ただし開口一番に「何年ぶりだろう」とか言い放っていたので、近年は姿を見せていなかった模様(というか20年近くリリースもしてない・久々に営業活動すると言っていたというどうやって歌手として生きてたの?な設定なので会える機会が無いの当たり前だ)。

明美の登場により、春子(深川麻衣)は社長やマネージャーである前に純粋に1人のファンであればいい、という教えを明美からもらった春子は心機一転。翌日のリベンジ営業(初めて前日失敗した同じ場所でもう1度営業)では、客が手拍子をくれる、旅館に一緒に泊まっていて流していた曲を知らないけど懐かしい感じで良いと絶賛していた女性2人組も見に来てくれるなど初めて盛り上がって終わった。たまにはこういう終わり方じゃないとね。

日本ボロ宿紀行 3話

今回は群馬の万座温泉の旅館。初めて知っている場所の宿が出てきた。万座温泉は旅館・ホテルが結構ある場所でいくつかの宿には泊まった事がある。今回出てきたのは万座温泉スキー場の閉鎖されてしまった朝日山ゲレンデ側にある旅館でかつてはゲレンデ前(スキー履いたまま行けるレベル)という一級地だったのが2011年の朝日山ゲレンデ閉鎖に伴い苦戦してそうな立地のある旅館の1つ。景色が紅葉前の秋くらいの感じだったけどリフトの支柱は閉鎖から7年経ってもまだ残っているようで映りこんでいた。一応休止扱いなのか。本体エリアから朝日山ゲレンデへ滑り込めるコースは雪崩の危険で閉鎖が多かったのと1度滑り込むと無料シャトルバスでないと戻れないという不便さから1度しか滑った事が無かったが、プチ山スキーみたいな林間コースで楽しかったのを記憶している。朝日山ゲレンデも波乗りコースがあったり、リフト頂上は冬季閉鎖の志賀高原方面へ向かう国道と交錯してたり、そのもう少し先(冬は行けない)が草津と繋いでいた万座ロープウェイの跡地だったりするので、1970年代序盤まではこんなところを谷を越えて向こうの山までロープウェイ繋がってたのかよスゲェな…と感じることが出来る…など色々と見どころが多い場所だっただけに閉鎖は残念で、閉鎖以降は万座には行っていない。2006年4月が最後だっただろうか…。

という事で前2回と違って温泉宿。ボロといっても風情のある昔ながらの旅館といった古さで台詞でも出てきちゃうくらいには古いけど綺麗。実際には人気温泉地で風情もある事からそこそこ人気の高い宿のようで、これではドラマ的に持たないという事なのか、何故かホラー演出が加えられ、夜のシーンでは照明が異常に絞られて終始”出そう”な空気を漂わせて、せっかくの自慢の乳白色の温泉も薄暗い怖さを感じる見た目になり、春子(深川麻衣)が1人怖がるという展開に。ただ単に怖がっていただけで消えた消えたち騒がれたもう1人の客も影が薄いだけ、その彼が持っていたホラー本らしき本はご飯のうまい宿の本で表紙が何故かホラー絵風味というものだったなどコメディなオチはついた。

原作者ブログ旅館主人Twitterホラーなのはドラマ演出だとさらっと強調されている。温泉ポンプの故障でけっこうてんやわんやで支援金募集とかしていたらしいので、ドラマ効果での客足増加を期待しつつも、ホラー演出が逆効果にならないようにそこは否定しておきたい感じかな。

ザンビ 4話

楓(齋藤飛鳥)、聖(与田祐希)、実乃梨(堀未央奈)はザンビ化した鈴音(渡辺みり愛)の襲撃を受けるが、噛まれる前に教会の鐘の音が聞こえるとザンビ鈴音は活動を停止。その隙に部屋から逃げ出し、教師に遭遇してから改めて部屋に戻ると鈴音は消えていた

翌日教室でザンビ問題を訴える楓だったが、優衣(山下美月)をザンビ呼ばわりして反感を買っていたのが響いて信じてもらえず孤立状態に。その夜には当の優衣が何者か(見て1度は安心していたので鈴音?)に襲撃されてザンビ化してしまう。

そんな中で、亜須未(秋元真夏)が鈴音を襲っていたという目撃談が詩織(伊藤理々杏)から寄せられるが、その夜にはザンビ化した優衣に詩織が襲撃されてザンビ化するなどザンビ化ラッシュ状態に突入。

聖も背後から何者かに腕を掴まれる…という夢を見たと思ったら腕に跡が残っていた…という恐怖体験に見舞われていた。亜須未は謎のババアに襲撃されて夢だと思ったらザンビ化していただけにこれは…。聖は噛まれるシーンは無かったが省略されただけで後で実は自覚無いけどザンビ化してましたパターンになってしまうのか、話の都合主人公格防御壁機能で最後まで残れるのか…。

恐怖体験に見舞われながらも聖はあの風車がザンビ村で五角形に配置されていた事、その風車を手に取っていた亜須未が封印を解いてしまったのではないかと推測。風車を焼却処分するが、もう1度話を聞こうとした詩織の姿が窓ガラスに歪んで写っていたことからザンビ化したことが判明して戦慄する3人。村で楓が出会った守口(片桐仁)記者に連絡を取ろうと試みて1度繋がらなかったが再度かかってきた森口からの電話によると「何か起こったんだな?こっちも何かが起きた。ザンビ村の住人が全員消えた」とだけ語るとかけ直すといって切ってしまった。燃やしたはずの風車が復活(でもしっかり焦げてる)して恐怖のままに早くも残り1日…。

一挙ザンビ化ラッシュ。亜須未や鈴音の場合は昼間は普通で時々ちょっと様子がおかしいこともある程度だったが、詩織は昼間から様子が常におかしくなってて高笑いしながら去っていくとか最初から正常じゃないなどザンビ化にはばらつきが…。

風車には気づいたので風車の呪いで亜須未がザンビ化→亜須未が鈴音を襲ってザンビ化、までは順番に予想できても優衣には会っていないので優衣がザンビ化したのは3人とも把握しておらず、既に誰がザンビなのか分からなくなりつつあると考えるとかなり恐怖だ。しかも亜須未が鈴音を襲っていたのが外の洗面所だったとなると初回ラストシーンで教室で襲っていた生徒はまた別の生徒という事になるので、既に視聴者にも提示されていないところでザンビ化が拡大していてほぼ初登場で既にザンビというメンバーが大挙して出てくる在庫一掃処分みたいな状態になる可能性も…。

聖はひとまず学園から出ていこうとしていたがむしろ3人総意でそうならない方がおかしいレベル。ていうかこれもう次回で全滅すんの?それとも長くて怖い最後の1日がここから半分以上も話数かけて始まるの?

日本ボロ宿紀行 2話

前半は今日の営業の失敗で落ち込んでいるが一晩考えて再起するという1話とほぼ同じフォーマット。今回の旅館の方が女将が朗らかな人で女将との交流、客なのに居着いちゃって食事担当になっておるオッサンなど人情味のある人々が出てくるなど差別化するなどしていたが、これはドラマ的なアレンジだよな…。

1話では営業の場所が温泉と真っ当だったが、今回は釣り堀で失敗、ラストで営業に向かうのもバッティングセンター…と営業する場所が早くもネタっぽくなってきた。

日本ボロ宿紀行 1話

全国各地のボロ宿を紹介している書籍化もされたブログドラマにしたもの。原作としてストーリーがあるわけではなく、ボロ宿の紹介ブログ/本なのでドラマ化するにあたってはオリジナルで売れない歌手とマネージャーが営業でボロ宿に泊まりながら再ブレイクを目指して全国を回るというストーリーが組み込まれたらしい。

元乃木坂46の深川麻衣がマネージャー兼社長(父(平田満)が死去したので事務所を継いだが、既に潮時だったとして他のタレント・スタッフはみんな去ってしまった)の春子、20年前に1発当たっただけの歌手が元男闘呼組の高橋和也(父が死ぬ前に既に彼しか所属歌手も残っていなかった)が桜庭龍二を演じている。世代は全く違うが元アイドル同士の時を越えた共演。

桜庭龍二は20年前(99年)に「旅人」という1曲だけヒットしたが、今回の会話から今世紀になってからCDを1曲も出せていない、ヒットした「旅人」のCDがまだたんまり残っているのでこれを売り切ってから引退しろ!と焚き付けた事から営業の旅が始まった、という設定。いきなり設定緩すぎて吹いた。

売れなくなってCD出せてないなら分かるが、99年に1発ヒットしてから今世紀CD出していないってその次の新曲を出したとしても当たり年の99年と翌00年の2年間しかないし、それでは1発屋というかただ作品出してないだけじゃないか…。しかも何故か「旅人」の後にコケたシングルが余っているのではなくヒットしたはずの「旅人」が大量に余っているから売り切ってから引退しろって、在庫余ってるならその後売れなかった方のCDでそれやらないとなんかおかしくなるじゃないか。それともあれはヒットした後に出した再発盤だろうか。99年はギリ8センチCDの時代なのに余っているのアルバムサイズのシングルCDという当時は珍しいスタイルのシングル盤だったし。

まあこの辺は主題とは関係ないのでかなりテキトーに設定したんだろうけど、01年以降新曲リリースすらできずに、「旅人」も余っている状態でストーリー組んだのはやりすぎたんじゃね…?オッサン再起!っていう流れにしても、これだと20年ほとんど何もしてなかったみたいになってしまってあまりにも20年の歳月が重過ぎる…

ボロ宿に関しては実在する新潟の宿が登場。ただし他の客だけでなく、宿の人も全部役者。春子が父の影響でボロ宿好きという事もあって春子がパシャパシャ写真を撮る行動を通してボロ宿のボロっぷりを紹介していくスタイル。ちょっとズレた感じの主人公だけど深川麻衣がやるとなんだかナチュラルだ。乃木坂46時代は聖母と呼ばれるほど穏やかな印象しか無かったけどもう少し起伏のある姿が見れそう。