ハロー張りネズミ 6話

この手紙が届いたら訪ねてきてほしい、自分は死んでいるはずで犯人は群馬の県議会議員候補の伊佐川(ムロツヨシ)だ、という浅田玲奈(玄理)からの手紙がゴロー(瑛太)宛に届く。ゴローが訪れると浅田玲奈は死後2週間経過した状態で発見され、自殺と断定される。

犯人が県議候補の伊佐川だと名指しされているのでゴローたちは調査を開始。相変わらず出てくるのはゴローばかりだが、浅田玲奈がキャバ嬢などをやっていた事から元ホステスの蘭子(深田恭子)がその辺りの聞き込みを担当するという自然な流れで蘭子の出番はある程度確保された。グレ(森田剛)は…なんかもう相棒ポジでもない脇役のまま…。

やがて浅田玲奈が元は全く別の顔(役者も別の人)だったことが発覚。調査を進めていくと伊佐川とは高校の同級生で2人はずっと付き合っていたが、政治家になるための資金を稼ぐために浅田に夜の仕事をさせ、夜の仕事をするにはルックスが良くなく稼げなかったので整形までさせていたという。しかし、政治家への足掛かりをつかんだ伊佐川は資金のある有力者の娘と婚約してしまい、浅田を捨ててしまう。浅田は全部バラすと脅したが逆に伊佐川に殺されると感じ、ゴローに後を託したという。

後半はゴローの妄想だったため、当初は伊佐川は爆笑し証拠も無いと言い張る。というか確かに殺すつもりで殺しに行ったら浅田はもう死んでいたとバラす。殺すつもりだったのに勝手に死んでくれてラッキーだった、面倒に巻き込まれたくないから放置したと半笑いのまま告げるクズっぷりを見せる伊佐川だったが、この話を聞いたゴローは浅田の真意に気付いて推理を訂正

伊佐川を殺人犯にしたくないという配慮を見せた浅田は確かに自殺した。しかしわざと2週間後にゴローに手紙が届くように猶予を設け、この間に殺しに来た伊佐川が死んでいる浅田を発見し、通報しちゃんと弔ってくれればそれでよし、ゴローに手紙が届いてももう葬式も済んで全部片付いているはず。もし発見しても放置したなら2週間後にゴローに手紙が届き、ゴローが伊佐川に辿りつき真相をつきつけてくれるはず…というものだった。世間に公表するかはゴローの判断に託された形だが、クズっぷりを見せつけてきた伊佐川に配慮する必要もなく、ゴローは警察ではなくマスコミに情報を渡すと宣言。ここに来てようやく事態の深刻さと身の破滅を実感した伊佐川は泣き崩れ、後日ゲス議員としてマスコミに追われていた(事実を突きつけられた直後に当選はしていたので一応議員にはなっていた)。

ゴローを名指しで浅田が指名してきたのは整形前のキャバ嬢時代にゴローが客として浅田に接触しており、容姿に自身の無かった浅田を持ち上げながら盛り上がってくれてついでに名刺ももらっていたから。元ホステスの蘭子曰く、それでゴローの人の良さを見抜いていたのだろうとのこと。

1話以来の1回で綺麗に完結。ムロツヨシはヨシヒコ以降福田雄一脚本芸人の印象が強く、登場時も主演陣にチャカされた感じで出てきたものの、今回はふざけた役ではなく失脚する悪党役をしっかりやっていたのでなんだかんだ名役者だなと思った。この点は仏以前からわりかしそうではあったがいつでもどこでも佐藤二朗に磨きがかかりすぎて最早同じような役しか期待されなくなってしまった佐藤二朗との大きな違いかもしれない。

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