ごめん、愛してる 最終話

凛華(吉岡里帆)の元から離れ、塔子(大西礼芳)を頼り塔子の海辺の別荘へ移動した律(長瀬智也)、若菜(池脇千鶴)、魚(大智)。だがせっかく姿を消したのもあまり意味が無く、苦しむ姿を見られたくない律はやっぱり若菜、魚は家に帰してくれとお願い→若菜の家で凛華が張っていたので居所バレる→結局律と再会。いつの間にか塔子の姿は無くなっていた。

残り少ないわずかな時を共に過ごそうとする凛華だったが、そこに放置されっぱなしのサトル(坂口健太郎)が既に管に繋がれた状態なのに無理をしてやってきた。執念怖ッ!!と思ったら、目的は律で、サトルは施設で育った子供で麗子(大竹しのぶ)の養子だったと明かす。サトルの父親について不自然なまでに一切触れられたことが無かったのはこのせいだったのか。またその少し前に「死産だった」という子供の事をそれとなく聞いていたサトルは、養子の自分にここまで命かけるような麗子が実の子を当時そんな扱いにするとは思えないと疑問をぶつけるも、案の定心臓が悪くなり強制帰還。

状態の悪い律を見かねた三田(中村梅雀)はついに真相を律にゲロった。やはり麗子は産んだ直後に意識不明に陥り、3日間昏睡。その間に三田が独断で律を捨てに行って、医者とも口裏を合わせて死産だった事にしたという。目的は不倫相手の子供を持つ未婚の母となってはピアニスト生命が絶たれるという事。不倫が妙に叩かれるここ1,2年と違って30年以上も前はそこまででもないのではないかと思ったら、それは言い訳に過ぎずやはりあの男の子供を産むのが許せなかったと小物らしい発言。小物男の嫉妬だったっぽいが、三田の妻(凛華の母)ってどうなってんだ。何はともかく大号泣懺悔謝罪土下座が三田のラストカットとなった。

気を利かせたサトルにより(さすがに麗子に直接勝手に真相を言えない)、律と麗子は2人きりになるがご飯を作ってくださいといっておかゆを御馳走になるだけでそれ以上はやはり言えない。しかし麗子は律が去った後に理由の分からない涙を流し…。

塔子の別荘に留まったままの凛華の元へ向かった律だったが、またしても寝ている間に律は去ってしまう。こいついつも寝てんな…海岸沿いを塔子に借りたと思われし車(赤い車だったのでたぶん)で去っていく律だったが、何故かその後目覚めた凛華に電話をかけてきたときは海岸にいた。思い出の指輪を捨て、凛華の携帯に残していた自分が写った写真も消去した律だが、最後に「ごめん、愛してる」とドラマタイトルを告げてクライマックス。波打ち際をそのまま遠くまで歩いていく律の姿が最後となり1年後

復活したサトルがコンサートで兄のおかげで生きていると告げ、兄に捧げるとして演奏。麗子もそれを聞いていたので、律の死の前後でようやく麗子にも真実が伝えられたようだが、耐えかねて途中退出。塔子が泣いているんですか?と心配して追いかけてきたが、麗子は実の息子は捨てたと強がって出番終了。ていうかサトルが死にかけた原因の山中デスドライブを決行した主要因である塔子がよくまあぬけぬけとコンサートに姿を見せられたな

若菜、魚は何も知らず律の帰りを待ち続けている様子(ある意味で1番救いが無い)。1話冒頭でも少し出てきた韓国の律との出会いの地で律を弔い、笑顔を見せる凛華で終了。

全部終わっての感想

終盤になってからの病気をネタにほとんど脅迫で迫る狂気の結婚迫り親子がホラーだったのと、最終回まで三田が罪を隠蔽し続けたのはストレスだったけど最終的には細かいことはすっ飛ばして綺麗にまとめた感じ。出会った時から寝過ごす凛華…というのが最後まで貫かれたので最後の会話が電話越しになってしまい、あまり盛り上がりきらなかった上に、親子としての対話が結局果たせないままだったので、まあ途中からそうなるだろうなという予定調和ではあったけど物足りない終わり方でもあった。三田に関してはもっと制裁されてもよかったと思うけど最後のコンサートで付近にいなかったのは、律の真実を知った麗子に見限られ(失職)、同じくそれが伝わった凛華にも絶縁されて全て失った…くらいの状態になっているから出てこなかったんだろう。きっとそうだろう。

長瀬が余命間近で頻繁に苦しむんだけどしばらく苦しんだ後は何度も復活…というのは09年の映画『ヘブンズ・ドア』を彷彿とさせた。当初ほとんど不審者だったところから凛華と触れ合ううちに笑顔を見せるようになったり、弱い部分も見せるようになっていく後半は深みが増していって良かった。長瀬主演ドラマはストーリー的な理由から途中で見なくなってしまう事も多いんだけど、連ドラ出演は続けてほしい。今回は違ったがTOKIO新曲発表の要でもあるし…。

ヒロインの吉岡里帆は初めて見たけど、若き日の吉岡美穂や木村文乃みたいな雰囲気。当面はここ4,5年の木村文乃の後継みたいな存在になりそう。大竹しのぶはなんか最近この手の役ばかり見ている気がするけど、意固地でヒステリックなおばさん役が実にハマる。

坂口健太郎は最近流行りの優しい系の若手って感じ。実はもう20代後半なんだけど、この手の大学生っぽい雰囲気のままの俳優が最近多い気がする。反町とか竹野内みたいな20代の人気俳優って最近あんまり見ないような…。

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