日本ボロ宿紀行 6話

引き続き千葉で民宿犬若が舞台。漁師相手の営業により曲は不評(演歌じぇねーのかよと文句を言われた挙句に歌の途中で船の先で熱唱していた龍二(高橋和也)ごと出航してしまい遠ざかっていくというギャグ演出)だったが、若くて綺麗な春子(深川麻衣)の押し売りがオッサン達に受けてCDは20枚売れた。10枚買ってくれだとあと何枚買ってくれだの元乃木坂46的には自然な会話なのかもしれないが、CDが完全に課金アイテム扱いされてんな…。

漁港で白い花を持ってたたずんでいた少女を見かけた春子だったが民宿にその少女がいた。女将のばーちゃんによると親がいないので預かっているという。勝手に海で父親を亡くした孤児だと勘違いした春子とそれに乗せられた龍二は女将のこの言葉で両親のいない孤児だと判断、少女と交流して楽しい夜を過ごす。

そして多すぎると断る女将のばーちゃんに20枚売れたCD売上を全部少女の為に使ってあげてくれと無理やり渡して自己満足して春子・龍二。しかし2人の去った直後、ハワイ旅行に出かけていた両親帰宅。少女が夜に見えないと空を見上げていたのは両親が帰宅してくる飛行機が見えないという意味だった(龍二は死んだと思っているので空から見守っていると諭していた)…という勘違いオチ。勘違いオチだとは思ったけど、さすがに人の良さそうな女将ばーちゃんが少女とグルで同情で金をふんだくろうとしていたみたいなクズ脚本にはなってなくて一安心(さすがにそんな脚本にすると民宿に迷惑すぎるので出来ないとは思うが…)。

しかし物凄い大金渡したかのように見えたが、よく考えたら1080円×20枚なので21600円。実在するこの民宿の宿泊料金は1人7000円からなので、最安7000円がこの日の料金だったとしてまあ1人分多く支払った感じか。

加えて20枚売れたCDは全部鳥除けに使われていたというこっちは春子・龍二も目撃するギャグオチも。課金アイテム化&鳥除け扱いというCD無価値っぷりの重ね掛け演出がちょっと悲しくなった…。しかも予算が無いのでテキトーに用意されたと思われし「旅人」のCD盤面は明らかにプレスCDではない緑色のやつ&レーベル面はまっ白なところに印刷入れただけのCD-Rというスタッフお手製の小道具感満載の代物だったという…。

日本ボロ宿紀行 5話

新潟、群馬から千葉へ移動して木の下旅館が舞台。ボロくなりすぎて不人気のため食堂のみ営業して休業中という事だったが春子(深川麻衣)のボロ宿愛を見た店主は宿泊を許可。

先ほど撮影を行っていた地下アイドルみたいなのとそのスタッフ男性がたまたま食堂に居合わせたので、春子は今の龍二(高橋和也)で「旅人」のPVを作ろうと言い出して突貫工事のPVが出来上がった…という歌ネタを押し出した内容で作中もすぐ完成してOAされ、You Tubeにアップされていたが、現実でも後に実際に公開された。

編集が雑だとか色々突っ込んでいたが逆にスタッフ男性が持っていた現代のカメラや、春子の持つ現代のPCの動画編集機能でここまで時代性を醸しだした4:3の映像を作る方が逆に難しいのでは…。あんなタイトルバックのフォントの出し方とか最早ソフトのテンプレにも無くてめっちゃ手間かかりそう。

一晩で296再生を記録して張り切った(春子が)翌日の営業だったがまさかの観客ゼロ。これまで悪条件で観客厳しい事はあったが、そんな悪そうな場所でもなく、しかもいつになく手間をかけたデカい看板を用意してゼロはキツい…。先週の客入りの良さはなんだったんだ。

しかしPVの最後に旅館の協力を示すクレジットをデカく表記していたためそれを見た外国人2名が泊まりたいと旅館に登場。店主が休業を撤回しそうな希望を見せたところで終了。

日本ボロ宿紀行 4話

前回に引き続き群馬県の宿。今回は万座から関越道方面へ向かって移動した四万温泉の手前の沢渡温泉の宿。昭和風情の飾り物があったりと今回旅館の紹介は普通に行われて変な演出は入らなかった。ただ作者ブログでは万座温泉の帰りに立ち寄ったというボロ宿はこことは別の場所だったようだが…。

今回はストーリー展開に変更があり、明美(鶴田真由)という売れていた頃からの龍二(高橋和也)の追っかけファンが登場。ただし開口一番に「何年ぶりだろう」とか言い放っていたので、近年は姿を見せていなかった模様(というか20年近くリリースもしてない・久々に営業活動すると言っていたというどうやって歌手として生きてたの?な設定なので会える機会が無いの当たり前だ)。

明美の登場により、春子(深川麻衣)は社長やマネージャーである前に純粋に1人のファンであればいい、という教えを明美からもらった春子は心機一転。翌日のリベンジ営業(初めて前日失敗した同じ場所でもう1度営業)では、客が手拍子をくれる、旅館に一緒に泊まっていて流していた曲を知らないけど懐かしい感じで良いと絶賛していた女性2人組も見に来てくれるなど初めて盛り上がって終わった。たまにはこういう終わり方じゃないとね。

日本ボロ宿紀行 3話

今回は群馬の万座温泉の旅館。初めて知っている場所の宿が出てきた。万座温泉は旅館・ホテルが結構ある場所でいくつかの宿には泊まった事がある。今回出てきたのは万座温泉スキー場の閉鎖されてしまった朝日山ゲレンデ側にある旅館でかつてはゲレンデ前(スキー履いたまま行けるレベル)という一級地だったのが2011年の朝日山ゲレンデ閉鎖に伴い苦戦してそうな立地のある旅館の1つ。景色が紅葉前の秋くらいの感じだったけどリフトの支柱は閉鎖から7年経ってもまだ残っているようで映りこんでいた。一応休止扱いなのか。本体エリアから朝日山ゲレンデへ滑り込めるコースは雪崩の危険で閉鎖が多かったのと1度滑り込むと無料シャトルバスでないと戻れないという不便さから1度しか滑った事が無かったが、プチ山スキーみたいな林間コースで楽しかったのを記憶している。朝日山ゲレンデも波乗りコースがあったり、リフト頂上は冬季閉鎖の志賀高原方面へ向かう国道と交錯してたり、そのもう少し先(冬は行けない)が草津と繋いでいた万座ロープウェイの跡地だったりするので、1970年代序盤まではこんなところを谷を越えて向こうの山までロープウェイ繋がってたのかよスゲェな…と感じることが出来る…など色々と見どころが多い場所だっただけに閉鎖は残念で、閉鎖以降は万座には行っていない。2006年4月が最後だっただろうか…。

という事で前2回と違って温泉宿。ボロといっても風情のある昔ながらの旅館といった古さで台詞でも出てきちゃうくらいには古いけど綺麗。実際には人気温泉地で風情もある事からそこそこ人気の高い宿のようで、これではドラマ的に持たないという事なのか、何故かホラー演出が加えられ、夜のシーンでは照明が異常に絞られて終始”出そう”な空気を漂わせて、せっかくの自慢の乳白色の温泉も薄暗い怖さを感じる見た目になり、春子(深川麻衣)が1人怖がるという展開に。ただ単に怖がっていただけで消えた消えたち騒がれたもう1人の客も影が薄いだけ、その彼が持っていたホラー本らしき本はご飯のうまい宿の本で表紙が何故かホラー絵風味というものだったなどコメディなオチはついた。

原作者ブログ旅館主人Twitterホラーなのはドラマ演出だとさらっと強調されている。温泉ポンプの故障でけっこうてんやわんやで支援金募集とかしていたらしいので、ドラマ効果での客足増加を期待しつつも、ホラー演出が逆効果にならないようにそこは否定しておきたい感じかな。

日本ボロ宿紀行 2話

前半は今日の営業の失敗で落ち込んでいるが一晩考えて再起するという1話とほぼ同じフォーマット。今回の旅館の方が女将が朗らかな人で女将との交流、客なのに居着いちゃって食事担当になっておるオッサンなど人情味のある人々が出てくるなど差別化するなどしていたが、これはドラマ的なアレンジだよな…。

1話では営業の場所が温泉と真っ当だったが、今回は釣り堀で失敗、ラストで営業に向かうのもバッティングセンター…と営業する場所が早くもネタっぽくなってきた。