電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 3話

脚本の勉強の名目で奈々美(飯豊まりえ)を映画デートに誘うことに成功し、以降もデートを重ねて少しいい気になった翔(野村周平)だったが、あくまで練習と思われていることが判明し意気消沈。結局、智章(清水尋也)に任せた方がマシだとして智章に付き合うように促し、智章と奈々美が付き合うことになった。

3話まで何か3人で映画っぽい作品を作ろうしているのは分かっていたが、アニメ映画だったと今更把握。翔は絵コンテ担当だと思ってたら、キャラデザイン担当だったのね…。奈々美っぽいヒロインを描いていた翔だったが傷心の末に書き上げたヒロインはどうみてもアイ(西野七瀬)だった。うれしくなったアイは翔のほっぺにキス。熱狂西野ファンが発狂アイドルドラマにしてはイメージ保持の健全さキープのまま可能な範囲頑張っている感じ。

ということで3人の恋模様中心で今回はアイの謎に迫る要素は皆無。3人の関係性にしても均衡を保っていたのをその気が無い智章が奈々美の精神状態が向上して制作がはかどるからという事実上ほぼそんな理由で付き合いだすのは破綻の予感しか…。

電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 2話

洋太(戸次重幸)がやってきて翔(野村周平)とあい(西野七瀬)に25年前あいと一緒に暮らしていたと告げ、改めて3ヶ月であいは役目を終える事、25年間テープの中であいは眠っていたと説明。しかし何かどこか様子がおかしくとりあえず翔は大丈夫そうだとして足早に去っていった。

翔が好きな奈々美(飯豊まりえ)、奈々美は翔の親友の智章(清水尋也)が好きだが、智章は関心が無く翔にも遠慮して気づかないフリをしている、3人は共に映画を作る仲間だったが、奈々美がついに智章に告白してしまい3人の関係性の均衡が…という感じでメインのストーリーは進行。あいは感覚が90年代&バグにより言葉遣いや料理等にやや問題があったがイトコとして紹介され徐々に馴染んでいく。

という感じだが気になるのは冒頭の洋太の挙動。一通りの説明では25年前にアイはビデオテープの中に消えていって25年間眠っていたというものだったが、原作はその後人間になったアイと洋太でハッピーエンド。このドラマはあくまでビデオガールとしてアイが役割を全うして消えたと25年後という設定でボヤっとリブートしたものなのかと思ったがそれにしては洋太におかしな様子が。

まず3ヶ月経てば消えると説明した後に「何の問題も起きなければ」と付け加えた上に「既に起きているんだよ、ありえない事が…」と言い放ったこと。そして「本当にあの頃のアイなんだなって」と感慨にふけったかと思えば「すげぇ重要な事忘れてた!」と2人を放置して外へ出ていってどこかへ電話をかけるも「ホントでねーなあいつは…」と全く繋がらないらしい様子が描かれた。そして「行くところがある」としてすぐに出ていこうとする(奈々美が訪ねてきたり、翔へ大丈夫だと言うためなし崩し的にもう少しいたもののすぐに出ていった)。結局何故このタイミングでこの家にやってきたのか良く分からない。これは25年前に人間になった現在のアイがこの世界に存在する設定が生きているのか?仮にそうなら洋太が今このタイミングでやってきた事、ありえない事が起きている、電話繋がらないなどの様子から現在のアイの行方が掴めなくなっている可能性が高くこっちの方が気になる。

電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 1話

89~92年にジャンプで連載されていた桂正和の『電影少女』のドラマ化。当時もOVA化、実写映画化されたらしいが、25年後のリブートという扱いで、原作の25年後の世界が描かれているとのこと。

といっても原作は二部制で、一部と二部では主人公もビデオガールも異なる。一部が89年から92年まで連載されたのに対して二部は92年に始まって92年の間に10週ちょいで終わり、作品自体も終了したのと過去OVA、映画化、その他メディアミックスの全ては一部のみを対象としており、今回もその一部の続編という事になるらしい。ただし二部の世界観は一部の何年か先の未来の話で一部の主人公も出ていたようだが…。

いずれにせよ今作では原作でビデオガールあいとの日々を過ごした主人公弄内洋太の甥っ子である弄内翔(野村周平)を主人公とし、両親の離婚で中立を取り、どちらにもついていかずに一人暮らしを選択した翔が、絵本作家として海外と日本を転々としているため家を空けていた洋太の家を借りて住むことにしたところから話をスタート。この家は洋太とあいが25年前に暮らしていた家という設定で、押し入れに眠っていたVHSビデオデッキとVHSビデオを発見した翔が再生したところ、あい(西野七瀬)が登場した!という展開。

高校2年生になった01年4月、誰か知らないがその教室を使っていた1つ上の先輩が机の中に放置していった作者の次の作品『D・N・A² 』が発見され、友人と読み漁った。その流れで『電影少女』も後から立ち読みでさらっと流し読みした記憶があるが、どんな話だったかはあまり覚えていない。ただ最後はハッピーエンドというかビデオガールとして期限付きで消滅する運命だったはずのあいが実体化して終わり、二部では出てこなかったもののあいと洋太の仲は健在であることが示唆されていたような記憶があるが…。

今作ではビデオガールに戻ってるし、最後にやってきた原作主人公の洋太(戸次重幸)はあいを見るなり久々の再会に感動するもあい本人は記憶がリセットされていて覚えてなさげ…といったところで終了した。設定がどうなっているのか気になるところだが、いかんせん25年も前の作品で乃木坂西野七瀬や野村周平目当てな若い視聴者にとってはそんなん知らんがなというところだと思うし、初期設定だけざっと引き継いでいるのかもしれない。

野村周平が純情高校生をやるには少し年を重ねすぎた&普通にモテるだろお前といった感じで若干の無理が漂う気がするが、西野七瀬も難役…。ビデオから出てくるバーチャルと妄想が入り混じったような感じなので演技が云々といったところではなく、ひたすらかわいいならOKと考えればOKな気もする。そして10代の頃と違って、改めて見るとこのビデオガールの設定の少年の妄想極まる感じがけっこうキッツイな…。そしてその妄想の極みとしての西野七瀬ははまり役なのかもしれない。他のメンバーではこうはいかない。全然主人公に関心を示さないドSな飛鳥版あいとか別の意味で面白そうだがそして今期のテレ東、ジャンプづいているな…。