3(スリー)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 心のリズム飛び散るバタフライ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 8thシングル 最高49位 売上1.4万枚 |
2 | 地球の中で二人っきり | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
3 | RUNAWAY | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
4 | Keep Rollin' | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
5 | ゼロの気持ち | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 7thシングル 最高48位 売上0.3万枚 |
6 | 嘘 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
7 | はるかぜ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 9thシングル 最高29位 売上0.9万枚 |
8 | SALMON JUMP | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
9 | アツイウチニウテ | 徳永暁人& 大田紳一郎 |
徳永暁人 | 徳永暁人 | |
10 | Route 26 | 吉本大樹 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
11 | cactus(Interude) | 徳永暁人 | 徳永暁人 | インスト曲 | |
12 | One Love | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 8thシングルC/W |
13 | 自由形〜フリースタイル〜 | 徳永暁人& 大田紳一郎 |
徳永暁人 | 徳永暁人 |
リリースデータ
2007年9月26日 | 初登場30位 | 売上1.2万枚 | Produced by doa | GIZA studio |
メンバー
Vo | 吉本大樹 |
Vo/Gt | 大田紳一郎 |
Vo/Ba | 徳永暁人 |
doa3rdアルバム。前作から1年10ヵ月ぶり。前作以降の3シングルとC/Wから1曲収録。シングルでは初めて徳永がメインボーカルを担当したアコースティックバラード「心のリズム飛び散るバタフライ」がUSENのリクエストで火がつきリクエストランキング上半期3位に入る反響を巻き起こし、売上でも200位以内18週に渡るロングヒットを記録、初の1万台、最高売上となった。続く「はるかぜ」も同系統の徳永メインボーカルのアコースティックバラード路線となり、以降シングルでの徳永メインボーカルが続く事となった。シングル2作の好評に引きずられて今作もアルバムでの最高位、最高売上を記録した。シングル同様にアルバムでの1万越えも今作が唯一となった。
「心のリズム飛び散るバタフライ」は中低音のボーカルを生かしたアコースティックなバラードナンバーだがこれが何と福山雅治そっくり。サビになると福山雅治よりもやや高い音域になるので少しイメージから離れるが低いキーで歌い上げる平メロ部分は完全に福山雅治である。当時USENでヒットした際もまさに福山雅治にそっくりな歌声が話題になってバズったような感じだった。このヒットにより、ロック調の3声ボーカル路線から一転してアコースティック主体、徳永メインボーカルへと作風を転換。それより前の「ゼロの気持ち」のようにロック路線も残されてはいるが、今作をリードしているのはミディアム〜バラード調のアコースティック路線。3作連続でまさかここまで毎回方向性が変わるとは思わなかったが、しかし徳永暁人がこんな福山雅治そっくりの歌声を持っていたとは…。これまでもメインを取る曲はあったが見せてはいなかった一面だったので本当に驚いた。こんないい声を持っていて今までほとんど歌わずに作家として10年以上活動していたのも凄い…。
結果的にリードボーカルの吉本の存在感がやや下がってしまう事になったが、後に明かされている話によればデビューまもなくして吉本はレーサーとしてのステップアップに伴いヨーロッパに移住して、日本に帰国した際に一気にレコーディングを行うという状況になっていたらしい。両立できるように全面的にメンバー間でも環境を整えて成立していた活動バランスだったようだが、まさに「心のリズム飛び散るバタフライ」のレコーディング時は吉本が既にレコーディングを終えて海外に戻っていたタイミングだったため、急遽自分で歌う事にしたという。
印象度★★★☆☆