doa BEST ALBUM "open door" 2004-2014
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | Lead Vocal、備考 |
1 | 火ノ鳥のように | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 1stシングル 最高47位 売上0.47万枚 |
2 | 白の呪文 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 2ndシングル 最高34位 売上0.73万枚 |
3 | 英雄 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 3rdシングル 最高49位 売上0.8万枚 |
4 | 青い果実 | 吉本大樹 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 4thシングル 最高47位 売上0.7万枚 |
5 | 君だけに気づいてほしい | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 5thシングル 最高57位 売上0.28万枚 |
6 | キャンドル | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 6thシングル 最高49位 売上0.32万枚 |
7 | ゼロの気持ち | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | doa 7thシングル 最高48位 売上0.35万枚 |
8 | 心のリズム飛び散るバタフライ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 8thシングル 最高49位 売上1.4万枚 |
9 | はるかぜ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 9thシングル 最高29位 売上0.92万枚 |
10 | ガラスのハイウェイ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 10thシングル 最高14位 売上0.67万枚 |
11 | サザンライツ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 11thシングル 最高21位 売上0.49万枚 |
12 | I wish | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 12thシングル 最高49位 売上0.37万枚 |
13 | 365のダイヤモンド | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 13thシングル 最高36位 売上0.34万枚 |
14 | 旅立ちの歌 | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 14thシングル 最高26位 売上0.32万枚 |
15 | Now and Forever | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 15thシングル 最高52位 売上0.16万枚 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | Lead Vocal、備考 |
1 | open_d | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | doa 1stアルバム『open_d』収録曲 |
2 | Siren | 稲葉浩志 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 1stアルバム『open_d』収録曲 |
3 | 危険なカーブ | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 大田 2ndアルバム『CANDLE』収録曲 |
4 | 地球の中で二人っきり | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 3rdアルバム『3』収録曲 |
5 | 手紙 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 4thアルバム『Prime Garden』収録曲 |
6 | FRONTIER | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永&吉本 5thアルバム『FRONTIER』収録曲 |
7 | THIS LIFE | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | doa 6thアルバム『THIS LIFE』収録曲 |
8 | We are one | doa | 徳永暁人 | 徳永暁人 | doa 1st配信シングル(無料)、7thアルバム『RIDE ON』収録曲 |
9 | シュガー トレイン | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 2nd配信シングル、7thアルバム『RIDE ON』収録曲 |
10 | まわり道 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 3rd配信シングル、7thアルバム『RIDE ON』収録曲 |
11 | RIDE ON | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永&吉本 7thアルバム『RIDE ON』収録曲 |
12 | Something | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本&徳永 4th配信シングル、8thアルバム『WANTED』収録曲 |
13 | コンビニマドンナ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 大田 5th配信シングル、8thアルバム『WANTED』収録曲 |
14 | 誰よりも近くにいるのに | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永 6th配信シングル、8thアルバム『WANTED』収録曲 |
15 | WANTED | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 8thアルバム『WANTED』収録曲 |
16 | Amazing Days | 吉本大樹 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 吉本 新曲 |
No | タイトル | 備考 |
1 | 火ノ鳥のように | 1stシングル |
2 | 白の呪文 | 2ndシングル |
3 | 英雄 | 3rdシングル |
4 | 青い果実 | 4thシングル |
5 | 君だけに気づいてほしい | 5thシングル |
6 | キャンドル | 6thシングル |
7 | ゼロの気持ち | 7thシングル |
8 | 心のリズム飛び散るバタフライ | 8thシングル |
9 | はるかぜ | 9thシングル |
10 | 地球の中で二人っきり | 3rdアルバム『3』収録曲 |
11 | ガラスのハイウェイ | 10thシングル |
12 | サザンライツ | 11thシングル |
13 | I wish | 12thシングル |
14 | 365のダイヤモンド | 13thシングル |
15 | FRONTIER | 5thアルバム『FRONTIER』収録曲 |
16 | 旅立ちの歌 | 14thシングル |
17 | Now and Forever | 15thシングル 最高52位 売上0.16万枚 |
18 | Amazing Days | 新曲 |
リリースデータ
2014年6月25日 | 初登場55位 | 売上0.26万枚 | Produced by doa | GIZA studio |
メンバー
Vo | 吉本大樹 |
Vo,Gt | 大田紳一郎 |
Vo,Ba | 徳永暁人 |
doa初のベストアルバム。デビュー10周年を記念しての作品。インディーズデビュー(どっちみちGIZAのレーベル)が04年6月、メジャーデビューが04年7月で、インディーズデビューからほぼピタリ10周年のタイミングで発売されたがインディーズでの唯一の作品となるミニアルバム『deadstock』からは選曲されていない。DISC-1はシングルCD全15曲、DISC-2はメジャーでの8枚のアルバムからリード曲やタイトル曲など9曲、配信シングル全6曲に加えて新曲「Amazing Days」を収録。それぞれ時系列になっている。またシングルCDのリリースは2011年で停止し、以降シングルは配信でのリリースに移行している。初回盤はシングル15作+「地球の中で二人っきり」「FRONTIER」、そして新曲「Amazing Days」のMUSIC VIDEOを収録したDVD付。これまでの作品で初回盤DVD付としてMVが商品化されたのは「サザンライツ」「旅立ちの歌」の2作だけだったため、これ以外はすべて初商品化となる。
新曲「Amazing Days」が今作で唯一今作でしか聞けない楽曲だったが2019年の『doa Best Selection “MIDDLE COAST”』に選曲された。
DISC-1
1st〜15thまで、04年〜11年序盤までのシングルコレクション。前半は吉本がメインボーカルのロック路線だが、「心のリズム飛び散るバタフライ」が唯一の1万枚以上のヒット、そして特にUSENで大ブレイクし、USENの年間2位を記録するなど好評だったためか徳永がメインボーカルのアコースティックバラード中心に変わる。このため前半と後半ではメインボーカルも作風もガラリと変わって別のグループのようである。前半は4作目辺りまでは3声ボーカルによる激しいロックで統一されているが、「君だけに気づいてほしい」では現在の主軸に近いさわやかな楽曲をやっていたり、「キャンドル」ではメロディアスなロックバラードになったりと1作ごとになかなか面白い変化を見せていただけに、「心のリズム飛び散るバタフライ」もおそらく当初はそんな幅の1つとしてチャレンジしただけだったんじゃないかと思う。ところが予想以上に反響があったためか、以降は徳永メインで固定されてしまい、むしろ幅が狭くなってしまったように感じる。特にこうしてシングルだけ並ぶと守りに入りすぎていたんじゃないかと思う。それでも徐々に変化の兆しが見えてきて、リードボーカルがようやく吉本に戻ってきたところでDISC-1は終わってしまう。徳永の福山雅治そっくり(特に平歌)の歌声とオーガニックなサウンドは相性バッチリで非常に味わい深いんだけど、DISC-1だけだと一面的すぎて少し物足りない。
DISC-2
アルバム曲が中心となっているが、配信シングルもこっちに収録されているため「We are one」以降は実質的にDISC-1の続きということになる。アルバム単位で見るとロック主軸だったのは最初の2枚だけなので、DISC-2の方が早急にアコバラ路線に変わってしまう。しかし変化に乏しかったシングルCDに比べると「FRONTIER」辺りからはシングルでは聞けなかったような、現在のdoaに通じていく、ウエストコースト系のロックとでもいうのかさわやかで風通しのいいカラッとしたロック路線が始まる。30代以上の男の大人の余裕を感じさせるような開放的なサウンドは非常に心地いい。吉本メインには完全には戻らないものの、誰か1人ばかりにならず、曲調やノリに合わせてボーカルが入れ替わっていき、DISC-1よりも圧倒的に自然体で自由だ。
DISC-1がシングル、DISC-2はアルバム曲、という風に捉えがちではあるけど、今作に関してはDISC-2まで聞くことでデビューから現在までのdoaをちゃんと辿っていける構成になっている。気がつけばアルバムも8枚も出ているし、入口としてはこの上ないベスト盤だと思う。特に新しい作品ほど地に足をつけた大人の男の渋みがにじみ出ていてカッコいい。
DVD
初期のPVはいつの時代だよ…というくらいにモノクロでざらついていてビートルズくらいの時代の発掘映像かと思うほど。MVにおいては徳永がメインボーカルになって以降は、吉本の立ち位置がかなり微妙なことになってしまっているように思う。大田はメインのギタリストなのでとりあえずギター弾いているカットを挟んでおけば絵になるんだけど、吉本はそもそもボーカル専任。3人そろって楽器を抱えていた方が絵になるような場面などでギター持ってるときはまだいいんだけど、楽器を持ってない場面も多い。アコースティックバラードにおいては平メロはほぼ完全に徳永のソロボーカル状態で音数も少なく、サビのコーラスくらいしか出番が無いので、吉本はほぼ佇んでいるだけになってしまう。特に徳永が歌い上げる「はるかぜ」では吉本がギターを持っていないため、MVはひたすら徳永徳永徳永時々大田という感じで吉本がなかなか出てこない、やっと出てきても座ってるだけ…。さすがにこれは不憫すぎる。さすがにこうなってくるとまずいと思ったのか、これ以降はロケを交えて演奏シーンをあまりメインに置かないようなMVも増える。終盤の楽曲では吉本がメインになっているので、ようやくしっくり来る感じの立ち位置になってくる。あとなんか一部の楽曲で口の動きと音声がズレているように見えるんだけどこれはミス?
印象度★★★★★