doa Best Selection “BALLAD COAST”
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 | Lead Vocal |
1 | はるかぜ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 9thシングル 最高29位 売上0.92万枚 | 徳永暁人 |
2 | 心のリズム飛び散るバタフライ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 8thシングル 最高49位 売上1.4万枚 | 徳永暁人 |
3 | 野の花 | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 11th配信シングル 初CD化(新曲) | 徳永暁人 |
4 | 365のダイヤモンド | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 13thシングル 最高36位 売上0.34万枚 | 徳永暁人 |
5 | 地球の中で二人っきり | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 3rdアルバム『3』収録曲 | 徳永暁人 |
6 | いっぱい | 吉本大樹 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 6thアルバム『THIS LFE』収録曲 | 吉本大樹 |
7 | 愛は太陽のように誰にでもふりそそぐ | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 12thシングル『I wish』C/W | 吉本大樹 |
8 | One Love | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 8thシングルC/W、3rdアルバム『3』収録曲 | 吉本大樹 |
9 | 旅立ちの歌 | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 14thシングル 最高26位 売上0.32万枚 | 徳永暁人 |
10 | まわり道 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 3rd配信シングル、7thアルバム『RIDE ON』収録曲 | 徳永暁人 |
11 | 季節が変わる頃またここで会おう | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 7thアルバム『RIDE ON』収録曲 | 大田紳一郎 |
12 | ガラスのハイウェイ | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 10thシングル 最高14位 売上0.67万枚 | 徳永暁人 |
13 | キャンドル | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 6thシングル 最高49位 売上0.32万枚 | 吉本大樹 |
14 | 手紙 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 4thアルバム『Prime Garden』収録曲 | 徳永暁人 |
15 | シェリー | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 2ndアルバム『CANDLE』収録曲 | 吉本大樹 |
16 | 誰よりも近くにいるのに | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 6th配信シングル、8thアルバム『WANTED』収録曲 | 徳永暁人 |
17 | I wanna know your soul | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 2ndアルバム『CANDLE』収録曲 | 吉本大樹 |
18 | ただ君がいるそれだけでいい | 大田紳一郎 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 9thアルバム『FLY HIGH』収録曲 | 吉本大樹 |
19 | ひまわり | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 9thアルバム『FLY HIGH』収録曲 | 徳永暁人 |
リリースデータ
2019年11月6日 | 初登場83位 | 売上0.07万枚 | Produced by doa | GIZA studio |
メンバー
Vocal | 吉本大樹 |
Vocal&Guitar | 大田紳一郎 |
Vocal&Bass | 徳永暁人 |
doa4thベストアルバム。15周年記念ベストアルバム第3弾。2019年3月に「doa 15th Anniversary BEST SONGS リクエスト投票」が実施されたが予想を上回る投票数だったため、投票上位楽曲をROCK、MIDDLE、BALLADと曲調で3種に分けて18曲ずつ選曲して3作に分けて夏・秋・冬に順次リリースする事が決定。3作全て3曲目の位置に新曲が用意され、これら新曲は各CD発売1ヵ月前に先行配信された。6月ROCK新曲先行配信→7月ROCK→8月MIDDLE新曲先行配信→9月MIDLLE→10月BALLAD新曲先行配信→11月BALLADという流れとなった。各新曲は商品紹介では18曲+新曲と書かれているが、曲目でのfrom表記及び掲載のディスコグラフィーではデジタルシングルとしてのカウントで表記されている。ROCK、MIDDLE、BALLADの3作に封入されている応募券で応募者全員に3作収納可能なスリーブケースがプレゼントされた(締切は2020年2月だったが12月末には一斉発送された模様)。
新曲として10月に先行配信された「野の花」、C/W「愛は太陽のように誰にでもふりそそぐ」がアルバム初収録。なおシングルCD15作のうち15th「Now and Forever」のみ3作いずれにも収録されなかった。配信シングル11作のうち1st「We are one」、2nd「シュガートレイン」、4th「Something」の3曲が3作いずれにも収録されなかった。
有線中心に好評で最大ヒットととなった「心のリズム飛び散るバタフライ」、続けて2番ヒットとなった「はるかぜ」に代表される徳永メインボーカルによるアコースティックバラード路線を主軸としたバラードベスト。サビ部分ではそうでもないが平メロ部分での徳永ボーカルが福山雅治そっくりという事も話題になったが(当時レンタル屋で福山雅治そっくり!?で話題なアノ曲はこれ!みたいなポップで「心のリズム飛び散るバタフライ」が入荷されているのを見た記憶がある)、割と偶然の産物だった事が今回各種インタビューの中で明かされている。当時吉本がレースのためにデビュー間もなく海外に移り住んだため吉本は帰国時にまとめてボーカルレコーディングしてまた発つというスタイルだったらしいが、タイアップの関係で別の曲がボツになって緊急で作られたのが「心のリズム飛び散るバタフライ」で既にレコーディングを終えた吉本は海外へ発ってしまっていたため自分で歌う事にした、という事らしい。これが思いのほか当たった事で、以降シングルCDリリースが続いている間はほぼ徳永ボーカルのバラード路線が主軸となっていた。この関係で今作は後期シングルCDの収録が多い一方で最初期及び最近の曲が選曲されていないなど時期がやや偏った。
1発当たった&その後シングルチャートでの最高位更新が相次いだとはいえ正直連投しすぎた感はあって結局「はるかぜ」「心のリズム飛び散るバタフライ」以上は無かったというか、続けているうちに「はるかぜ」「心のリズム飛び散るバタフライ」路線の曲がまた来たという印象になってしまったのは否めない。吉本メインボーカルでは初のバラードシングルだった「キャンドル」とかロックバラード的な路線ももう少しやっていればバラードベストでももう少し幅が出ていたと思うんだけど、シングルが多い割にシングルがほとんど似たようなミディアム〜バラード続きなので、この曲幅では少し曲数が多すぎるように感じた。ただバラードでもこれまで同様の19曲がCD1枚に収まっているようにいわゆる大作ストバラみたいなのは無く、オーガニックな演奏とコーラスワークを軸にした適度な長さの曲が続く。こってりしてなくて聞きやすいのはdoaバラードの魅力だ。
印象度★★★★☆
2020.1.25更新