dream world

No タイトル 日本語詞 作曲 編曲 備考
In the name of love Anemone Mayama Fabrizio Baldoni&
Bruno Rosellini
Tatsuhiko Fuyuno Finzy Continiのカバー
I BELIEVE IN DREAMS MIZUE Steve Coe/
Bob Mitchell
Tatsuhiko Fuyuno Jackie Raweのカバー
EVER AND EVER kenko-p Giuliano Crivellente/
Mauro Farina
Tatsuhiko Fuyuno VENICEのカバー
E.I.E.N 牧穂エミ Giuliano Crivellente/
Mauro Farina
Shigeki Sako Hot Gossip「Break Me Into Little Pieces」のカバー
Turn It Into Love 長谷部優 Mike Stock/
Peter Waterman/
Matt Aitken
Shigeki Sako 長谷部優ソロ
Hazell Dean,Kylie Minogue「Turn It Into Love」のカバー
Passion kenko-p 作曲研究所 spicy dan EVE「恋はパッション」のカバー
King&Queen 海老根祐子 Andrea Leonardi Tatsuhiko Fuyuno KING & QUEENのカバー
カケラ kenko-p Denis Lepage/
Denyse Lepage
Tatsuhiko Fuyuno Lime「Unexpected Lovers」のカバー
Help me 海老根祐子 Giuliano Crivellente/
Mauro Farina
Hitoshi Harukawa MELAのカバー
10 GIRL'S NIGHT MIZUE Peter Shelley Tatsuhiko Fuyuno Pete Shelley「Telephone Operator」のカバー
11 Hot stuff Shiho Otowa Bellote/
Harold Faltermeler/
Keith Forsey
Shinichi Maruyama 橘佳奈ソロ
Donna Summerのカバー
12 MUSIC IS MY THING(Album Version) 海老根祐子 Fonny De Wulf Tatsuhiko Fuyuno 14thシングル 最高18位 売上1.9万枚
Samantha Gillesのカバー

リリースデータ

2003年2月26日 初登場23位 売上1.6万枚 Excutive Producer Masato MAX Matsuura エイベックス

メンバー

dream 02 阿井莉沙
dream 03 阿部絵里恵
dream 04 高本彩
dream 05 中島麻未
dream 06 西田静香
dream 07 橘佳奈
dream 08 長谷部優
dream 09 山本紗也香

dream1stカバーアルバム。CCCD。02年松室麻衣脱退後、一挙に6人が加入して8人編成となった。オーディションからメンバー決定発表までは早く、松室と脱退と同時に新メンバーが発表されていたが、発表したっきり02年後半に新作発表は無く、年明けに8人体制で初の新作となるカバーシングル「MUSIC IS MY THING」を先行シングルとして今作がリリースされた。全曲80〜90年代の洋楽の日本語カバーアルバム。「Passion」はEVEの「恋はパッション」のカバーでこの曲のみ日本人アーティストの英語詞だった曲の日本語カバーとなっている。全曲が日本語訳ではなく、全く別の新規の日本語詞が書き下ろされており、これに伴い別タイトルに変更された楽曲もある。初回盤はBO仕様でオフショット映像収録DVD付、フォトブック付属。

増員後、dreamナンバー制が導入され、脱退した松室麻衣を永久欠番01として、オリジナルメンバーの2人は好きな番号07、08を選択、残った02〜06,09に新加入したメンバーをあいうえお順で割り振った。結果的に橘佳奈だけがあいうえお順から外れているのはこのような経緯で番号を決めたためである。

以前のアーティスト路線よりもアイドル寄りになったが、洋楽の日本語カバーといういきなりのカバー路線は正直良く分からない。年配の洋楽リスナーならピンと来るのかもしれないが、メインの03年時点での10代の若いファン層で原曲知ってるとか相当マニアックだし、基本的にはみんな新曲として聞いていたんじゃないかと思う。「Turn It Into Love」はWinkの大ヒット曲「愛が止まらない」として有名な曲だが、Wink版とは全く歌詞を変えて長谷部優が自ら歌詞を書いているというのもなかなか凄い(長谷部優は86年生まれてWinkのヒットは88年なのでWink版に馴染みは無かったはず)。歌詞も曲によってはタイトルも思いっきり改変しているのでおいしいメロディーだけ頂戴したという感じになっているが…それって単なる節約じゃ…。1st2ndでのエイベックスのトップ作家陣が書いていた曲に比べるとなんか違うというか洋楽カバーにかこつけてアレンジが安っぽくなってしまったのかどうにもパッとしない。ユーロビート風味のものが多いが、この時期のエイベックスはもうトランス系のコンピばかり出すようになってきてユーロビートの流行ってもう下火だったのでどことなくダサく聞こえてくるところもある。

メンバーが増えたので以前のようなソロボーカル回しもあまり聞かれなくなってしまったが、それでもまだオリジナルメンバー2人が歌を引っ張っているようなボーカル編成になっているようで2人にだけソロがあったり、2人の声が強めに入っていたりと新メンバーがバックダンサー&ユニゾン厚み要員になっているような…。新メンバーの中では後にソロデビューする山本紗也香は才能を見込まれていたのか、1人だけ3番手としてソロパートも多いようだ。3人時代の自作詞というのも長谷部優は引き継いだが結局作詞という個性も無くしてしまう事となり、増員後のdreamは残念な印象がどうしても…。

B00008AOXE初回盤   B00008AOXF通常盤

印象度★★☆☆☆

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