Bright Tomorrow
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | History of us | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | |
2 | Boys Like That | shungo. | Matt Bronleewe, Robin Scoffield, Jeremy Bose |
河辺健宏 | |
3 | I'm Happy We Met | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | |
4 | 羽根 | shungo., 阿久津健太郎 |
Marc "Marnel" Nelkin, Jamie Hartman |
河辺健宏 | |
5 | Wedding Road | T2ya | T2ya | T2ya | |
6 | wonderful world | T2ya | T2ya | T2ya | |
7 | Is This Love | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | 4thシングル 最高13位 売上7.7万枚 |
8 | For No Reason | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | 葉山拓亮 | |
9 | Your song | T2ya | T2ya | T2ya | 3rdシングル 最高24位 売上3.6万枚 |
10 | My bright tomorrow | T2ya | T2ya | T2ya | |
11 | time after time | T2ya | T2ya | T2ya | 1stシングル 最高13位 売上14.4万枚 |
12 | Is This Love-stay real to groove mix- | Remixed by BANANA ICE | 3rdシングル リミックス |
リリースデータ
2001年3月28日 | 初登場12位 | 売上6.5万枚 | Produced by MASATO"MAX"MATSUURA | SONIC GROOVE(エイベックス) |
メンバー
YUKA |
MAYA |
SAYAKA |
EARTH1stアルバム。結果的に唯一のアルバム。99年にオーディションで結成され、00年2月にデビュー。ここまでの3シングルを収録。2ndシングル「time after time -HIP HOP SOUL Version-」は1stのリミックスで未収録となった。1stシングル「time after time」はトップ20〜30に1ヶ月以上ランクインするロングヒットで15万枚に迫る最高ヒットを記録。続く2ndシングルはリミックスだったため低迷し、3rdシングルも続けて低迷したが、今作の1ヵ月前先行シングルとなった4thシングルはドラマ「女子アナ。」OPタイアップにより1stに続くヒットを記録。今作はトップ10入りには届かず、1st、4thシングルの売上は下回った。初回盤はブックケース(スリーブ)仕様、フォトブック付属。
今作以降8月に5thシングル「MAKE UP YOUR MIND」、10月に6thシングル「Color of Seasons」と立て続けにシングル2枚をリリースするもそれっきり活動停止状態となり、そのまま自然消滅した。正式な解散は05年1月とされている。最後作品は02年3月にリリースしたクリップ集DVD『EARTH FIRST CLIPS』であった。「time after time -HIP HOP SOUL Version-」「MAKE UP YOUR MIND」、「Color of Seasons」はアルバム未収録のままとなった。
「time after time」のロングヒットは当時のチャートでもそれなりに印象的で、「Is This Love」もなんとなくチャートで見た記憶がある。今作の発売も記憶していたがそのままいつの間にか見なくなっていて自然消滅していた…という事務所ライジングやエイベックスでよくあった勢いよく売り出してレコード大賞とかにもねじ込んでくるけど(新人賞ノミネート)唐突に消えるという芸能界の闇が垣間見えるグループの1つだった。
同時期にエイベックスはdreamを大々的に売り出していてdreamもアイドル全開ではなくアーティスト性で売り出していたがそれでもdreamがエイベックスのド王道のダンスポップ路線だったのに対してEARTHは当時主流になっていたクールなR&B系のトラック中心で歌姫的な雰囲気を前面に出したより本格アーティスト路線。笑顔ほぼ皆無(フォトブックの最初のページだけ少しはしゃいで笑顔のメンバーをわずかに拝める)の写真は当時13〜15歳だったとは思えないくらいかなり大人っぽくキメまくりな感じ。大人顔負けの歌唱力を見せつけてくるティーン…というところで年齢を聞けば確かに凄みはあるものの、恐らく活動を続けて成長していけばまだまだ未熟だったんだなみたいなところも見えてきてそういうところにも聞きどころができていただろうに、成長を待たずしてすぐに活動停止になってしまったのはもったいない。クールすぎてとっつきにくいところもあり、良くも悪くもMISIA、宇多田ヒカル以降の00年代序盤のトレンド全開なので、これについていけないともう逃げ場がない方向性でもある。「time after time」「Is This Love」が気に入ればそのままの方向性でそんなに外さないアルバムではあると思うし、統一感はあって完成度は高いと思う。
印象度★★★☆☆
2020.7.4更新