SINGLES 1988-2001
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | デーデ | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 1stシングル(アルバム同発) 100位圏外 |
2 | ふわふわ | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 2ndシングル 100位圏外 |
3 | おはよう こんにちは | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 3rdシングル 100位圏外 |
4 | 浮雲男 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 4thシングル 100位圏外 |
5 | 男は行く | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 5thシングル 最高93位 売上0.3万枚 |
6 | 曙光 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 6thシングル 100位圏外 |
7 | 奴隷天国 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 7thシングル 100位圏外 |
8 | 極楽大将生活賛歌 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 8thシングル 100位圏外 |
9 | この世は最高! | 宮本浩次 | 宮本浩次 | エレファントカシマシ | 9thシングル 100位圏外 |
10 | 悲しみの果て | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・土方隆行 | 10thシングル 最高60位 売上0.8万枚 12thシングル 最高30位 売上3.5万枚 |
11 | 孤独な旅人 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・土方隆行 | 11thシングル 最高49位 売上1.3万枚 |
12 | 明日に向かって走れ | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・佐久間正英 | 13thシングル 最高34位 売上3.2万枚 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 戦う男 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 14thシングル 最高35位 売上3.0万枚 |
2 | 今宵の月のように | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・佐久間正英 | 15thシングル 最高8位 売上41.1万枚 |
3 | 風に吹かれて | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 16thシングル(カット) 最高50位 売上1.7万枚 |
4 | はじまりは今 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・土方隆行 | 17thシングル 最高29位 売上2.5万枚 |
5 | 夢のかけら | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 佐久間正英・宮本浩次 | 18thシングル 最高20位 売上3.7万枚 |
6 | ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・佐久間正英 | 19thシングル 最高34位 売上1.3万枚 |
7 | 愛の夢をくれ | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・佐久間正英 | 20thシングル(カット) 最高96位 売上0.2万枚 |
8 | 真夜中のヒーロー | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・佐久間正英 | 21stシングル 最高49位 売上0.8万枚 |
9 | ガストロンジャー | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 22ndシングル 最高29位 売上2.4万枚 |
10 | so many people | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・岡野ハジメ | 23rdシングル 最高38位 売上1.3万枚 |
11 | コール アンド レスポンス | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 24thシングル(アルバム同発) 最高55位 売上0.6万枚 |
12 | 孤独な太陽 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次・佐久間正英 | 25thシングル 最高44位 売上1.3万枚 |
リリースデータ
2002年3月27日 | 初登場47位 | 売上1.3万枚 | 東芝EMI |
メンバー
Vocal and All instruments play | 宮本浩次 |
Electric Guitar,Acoustic Guitar | 石森敏行 |
Bass | 高緑成治 |
Drums | 冨永義之 |
エレファントカシマシ、シングル集。1stシングル〜25thシングルまでの全シングルを一挙収録。9枚目までがエピックソニー、そこで契約が切られて2年空いた後、10枚目以降はポニーキャニオンで再デビュー、22枚目以降は東芝EMIに移籍している。この時点で27枚目までシングルが出ていたが26,7枚目は次回オリジナルへ持ち越しになっている。またいくつかのシングルは初収録で『真夜中のヒーロー』『孤独な太陽』は今作にしか収録されていない。00年にはポップで一般受けする曲のセレクション『Sweet memory〜エレカシ青春セレクション〜』がリリースされていたため、今作はあまりヒットしなかった。
音楽性の変化が凄い。初期はとにかく激しい。ひたすらに絶叫しまくっており、まあこれは売れないわなという気はするのだがこのありあまるパワーには圧倒されるものがある。スピッツ草野が「正座しながら聞いた」とか音楽ファンの間ではこの初期の評価が高かったりもする。ただ純粋にいいメロディーを求めるなら全く理解不能になると思う。「悲しみの果て」で再デビューしてからは一転してポップに。素直にいいと思える極上のメロディーを歌い上げる。知名度が高く、最大のヒット作「今宵の月のように」はその中でもやはりかなりの名曲だ。その後は徐々にサウンドが激しくなっていき、移籍第1弾「ガストロンジャー」では初期をも越える衝撃。ほとんど叫びまくっているわけだが初期のように世の中への不満をぶちまけまくるだけではなく、リスナーへの問題提起を挑戦的に行なっている。圧巻の一言だ。かと思いきやラストの「孤独な太陽」はポニーキャニオン時代のような作風になっていたりと東芝EMI移籍後はどうやらエピック時代とポニーキャニオン時代が融合したどっちもありな方向になっているようだ。「今宵の月のように」のような曲を期待して聞くとかなりイメージとは違うし、やはり初期にしろ「ガストロンジャー」にしろ売れ線とは程遠く好き嫌いは分かれるだろう。個人的にはこれを借りた直後はさっぱり分からなかったんだけど最近になって「ガストロンジャー」など激しい系の曲にもけっこうピンと来たので気になる存在になってきた。
なお09年のレコード会社ごとに区切ったベスト3作でもシングルは網羅されていないため、シングルを一気に聞きたいなら今でもけっこうおススメ。
印象度★★★★☆