Wake Up
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Wake Up | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | |
2 | Easy Go | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | |
3 | 風と共に | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | 49thシングル 最高12位 売上1.3万枚 |
4 | 夢を追う旅人 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | 48thシングル 最高16位 売上0.8万枚 |
5 | 神様俺を | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | |
6 | RESTART | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | 50thシングル 最高13位 売上1.3万枚 |
7 | 自由 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | |
8 | i am hungry | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | 48thシングルC/W |
9 | 今を歌え | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | 50thシングル両A面曲 |
10 | 旅立ちの朝 | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | |
11 | いつもの顔で | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 | |
12 | オレを生きる | 宮本浩次 | 宮本浩次 | 宮本浩次、村山☆潤 |
リリースデータ
2018年6月6日 | 初登場4位 | 売上3.2万枚 | ユニバーサル |
メンバー
Vocal,Guitar,Bass,Drums,Chorus | 宮本浩次 |
Guitar | 石森敏行 |
Bass | 高緑成治 |
Drums | 冨永義之 |
エレファントカシマシ23rdアルバム。ベスト盤を経て2年7ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。帯、背文字、ジャケット等パッケージでは全て大文字の『WAKE UP』と題されているが、公式サイトにおける今作タイトルは『Wake Up』表記となっている。先にベスト盤に収録されていた「夢を追う旅人」もそのまま収録され、前作以降の3シングル5曲を収録。何故か完全に1年前倒しで2017年に30周年を掲げていたが、88年3月21日のデビュー30周年を迎えて最初の新作が今作となる。ただし既に30周年を掲げて1年活動を終えているため30周年は掲げられていない。2017年の30周年を掲げてのベスト盤のヒットもあって、前作ではトップ10落ちしていたがトップ10復帰、売上も1万枚程度上昇した。
デラックス盤はユニバーサルストア予約限定で30th ANNIVERSARY TOUR“THE FIGHTING MAN”TOUR FINAL@富山オーバード・ホールの模様を完全収録したライブCD、ドキュメントDVD「ELEPHANT KASHIMASHI 30th ANNIVERSARY“THE FIGHTING MAN”DOCUMENTARY」、フォトブック「30th year’s world」が付属する。発売日である6月6日の正午から7月17日13時までにアンコールプレスとして再度受注販売が実施された。
初回盤はシングル曲と「Easy Go」のMVを収録したDVD、6曲入りのデモ曲を収録したボーナスCD付属。
前作で5曲に参加した新アレンジャー村山☆潤の感触が良かったようで今作では全面参加。今作では初期のメイン路線であり、以降も不定期に顔を出し続けていたパッション溢れまくりの激しい方向性と、ブレイク期のポニーキャニオンで見せて以降、ユニバーサル移籍直後など、主に移籍などで心機一転した直後によく見せていた極上メロディーによるポップな方向性、この相反する2つの方向性がバランス良く融合したような印象。近年の作品では「俺たちの明日」を出したころに比べるとややパッション溢れる方向になりつつはあり、既にだいぶ融合しつつはあったけど、今作ではこれまで以上に前向きな姿勢が強調されているので、聞いていても精神状態が非常によろしい。元々力強く前向きな曲は以前から多かったとはいえあまり長続きしなかったが、ここのところは前向きモードが続いていて迷いがほとんど無くなったというか、多少の不満など吹き飛ばして前へ進んでいこうという明るさが感じられる。非常にバンドというか宮本浩次の状態がいい状態にあることを感じられる良作だ。
一方で以前は強いシングル曲が引っ張っている感じだったのが個人的に1曲単位で特にいいという曲が出てこなくなっていて最近の曲が1曲単位ではなかなか残らなくなってきている(聞けば思い出す程度)。今作は全体通しての空気はかなりいいんだけど、そこが少し物足りなかった。
印象度★★★☆☆
2018.8.3更新