Every Best Single+3
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Feel My Heart | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 1stシングル 最高24位 売上12.9万枚 |
2 | Future World | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 2ndシングル 最高20位 売上11.0万枚 |
3 | Dear My Friend | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 3rdシングル 最高9位 売上48.9万枚 |
4 | For the moment | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 4thシングル 最高1位 売上68.8万枚 |
5 | 出逢った頃のように | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 5thシングル 最高3位 売上60.3万枚 |
6 | Shapes Of Love | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 6thシングル 最高3位 売上52.6万枚 |
7 | Time goes by | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 8thシングル 最高2位 売上115.0万枚 |
8 | Face the change | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 7thシングル 最高1位 売上63.4万枚 |
9 | FOREVER YOURS | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 9thシングル 最高1位 売上47.5万枚 |
10 | NECESSARY | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 10thシングル 最高2位 売上23.4万枚 |
11 | Someday,Someplace | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 12thシングル 最高4位 売上18.4万枚 |
12 | Over and Over | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 11thシングル 最高4位 売上31.5万枚 |
bonus track | |||||
13 | (When)Will It Rein(Instrumental) | 伊藤一朗 | 伊藤一朗 桑島幻矢 |
Instrumental(ギターメイン) 新曲 | |
14 | キモチ | 持田香織 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 新曲 |
15 | Dedicate(Instrumental) | 五十嵐充 | 五十嵐充 | Instrumental(ピアノメイン) 新曲 |
リリースデータ
1999年3月31日 | 初登場1位 | 売上225.6万枚 | Produced by 五十嵐充 | エイベックス |
メンバー
Keyboard | 五十嵐充 |
Vocal | 持田香織 |
Guitar | 伊藤一朗 |
Every Little Thing1stベストアルバム。ここまでのシングル12作と3人それぞれがメインの新曲3曲(+3)を収録。6thシングル両A面の「Never Stop!」は未収録。前作以降にリリースされていた「FOREVER YOURS」「NECESSARY」「Someday,Someplace」「Over and Over」がアルバム初収録。この4曲はオリジナルアルバム未収録となった。また「Feel My Heart」「Dear My Friend」「Face the change」「Time goes by」はシングルバージョンとしてはアルバム初収録。デビュー以降続いたハイペースな制作活動に五十嵐充が疲弊しきってしまい、今作リリース後年内はライブも行わず、実質的な活動休止状態(持田曰く、「五十嵐さんの回復を待つ状態」)となった。早すぎるベスト盤だったためか、1stは上回ったものの2ndは下回るもそれでも200万枚を突破。ELTとしては2番ヒット作であり、最後のミリオンヒットとなった。
今作は3人時代唯一のベスト盤だが、五十嵐脱退に伴う3人時代の総括的な作品ではなく、五十嵐の脱退は1年後でもう1枚オリジナルアルバムを出してからである。しかし一般的に3人時代のELTのイメージは今作まででほぼ固まっていると思う。当時はベスト盤としては早すぎるとは思ったものの、後追いで初期ELTを聞くには手っ取り早い1作として『Every Best Single〜COMPLETE〜』が出る09年までは重宝された。個人的には当時2ndアルバムしか聞いていなかったので初期3シングルを改めてちゃんと聞けたのと、前作以降のシングルも一気に聞けたのでそれなりに満足だったし、基本的にそういった役割を果たすための作品だと思う。また一部曲順が前後しているものの、基本的に時系列なので「FOREVER YOURS」以降はガクッと勢いが落ちたなぁと感じる。持田曰く「どんどん痩せてきた」というほどの五十嵐疲弊の事実は後に伝えられたが、かなり楽曲にもそれが反映されてきてしまっていると思う。
新曲3曲のうちインストが2曲、ELT王道のポップチューンは「キモチ」1曲ポッキリ。タイアップはついていてそこそこキャッチーなもののそこまで印象の強い曲では無い。現在価値が残るのはこの3曲のみなんだけど…そのためだけに聞くにはちょっと微妙だ。ただ重量級ベスト盤でいきなり4枚も5枚も聞きたくない、90年代の売れてた時期だけ聞きたいというなら今作が最適。
印象度★★★★☆