Every Cheering Songs
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | RUN FOR | 持田香織 | 星野純一 | 星野純一 | 配信限定シングル 初CD化 |
2 | Future World | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 2ndシングル 最高20位 売上11.0万枚 |
3 | Graceful World | 持田香織 | 大谷靖夫 | 伊藤一朗,桑島幻矢&大谷靖夫 | 18thシングル 最高5位 売上19.4万枚 |
4 | Shapes Of Love | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 6thシングル 最高3位 売上52.6万枚 |
5 | jump | 持田香織 | 持田香織 | 村田昭 | 19thシングル 最高7位 売上10.4万枚 |
6 | START | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | 11thアルバム『FUN-FARE』収録曲 |
7 | Change | 持田香織 | 五十嵐充 | 五十嵐充&Every Little Thing | 38thシングル 最高16位 売上0.8万枚 |
8 | ON AND ON | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | 44thシングル 最高18位 売上0.5万枚 |
9 | 黄金の月 | 持田香織 | 持田香織 | 亀田誠治&Every Little Thing | 35thシングル両A面曲 |
10 | ハイファイ メッセージ | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | 30thシングル 最高9位 売上2.4万枚 |
11 | DREAM GOES ON | 持田香織 | 五十嵐充 | 五十嵐充&Every Little Thing | 36thシングル 最高6位 売上1.4万枚 |
12 | self reliance | 持田香織 | 多胡邦夫 | tasuku&伊藤一朗 | 5thアルバム『Many Pieces』収録曲 |
13 | Smile Again | Every Little Thing | 五十嵐充 | 五十嵐充 | 15thシングル両A面曲(カット) |
14 | あたらしい日々 | 持田香織 | 吉木絵里子 | 中村康就&Every Little Thing | 35thシングル 最高10位 売上3.1万枚 |
リリースデータ
2015年1月14日 | 初登場27位 | 売上0.26万枚 | avex trax |
メンバー
Vocal | 持田香織 |
Guitar | 伊藤一朗 |
Every Little Thing6thベストアルバム。公式には「すべての人達に贈るELT応援ソングベスト」という副題が付属する。持田香織も挑戦した2014年ホノルルマラソンのオフィシャルソングとして14年9月に配信限定でリリースされていた「RUN FOR」が初CD化。また当時CCCDで発売されたままだった「self reliance」は今作で初めて通常CD化となる。発売直前までジャケットも公開されず、過去のベスト盤と異なり新録音曲はおろかメンバー写真すらなく、発売後もショップ特典が「未定」扱いのままで、メンバー稼働一切無しでリリースされた。このためリミックスアルバムを除いて初のトップ10落ちどころかリミックスアルバム含めても初のトップ20落ちとなり、最低順位、最低売上を大幅に更新した。
限りなく非公認作品に近い企画ベスト盤。CDリリースは『FUN-FARE』から1年、引っさげたツアーも半年ほど前に終了し、直近の話題が04年9月の「RUN FOR」配信リリース、ツアーの映像作品を12月に出しただけという状況で、配信曲の初CD化くらいしかトピックが無く、過去のベストでやったような新録音、ブックレット等を豪華にするといったことも全く行わないというELT史上例を見ないほどのやっつけっぽい作品というファン度が深いほど不満しか出てこなさそうな代物だが、企画作品としては意外とこれまでにない1作である。
この段階でベスト盤としては3作のシングルコレクションと2作のバラードベストが過去に存在するが、応援歌を集めるというアップテンポに寄ったコンセプトでのベスト盤は初めて。バラードベストが2作出ているように2人になってからはバラードイメージが強くなっていたがアップテンポな曲でもいい曲が揃っており、今作で改めてさわやか/アップテンポ系のELTの良さを感じられるという点でまずそれなりに面白い。新作を待ち望むファンはともかくとして、あんまりファンじゃないライトリスナーには入りやすい1作だ。
また過去のベスト盤は3作とも時系列のシングルコレクション、バラードベストは時系列ではなかったがそれでも96〜01年まで、02〜07年までと一定の時期を切り取った作品だったため、今作のように声も作風もまるで異なっている曲が次から次へとバラバラに飛び出すというのは初めて。しょっぱなの「RUN FOR」は今風のデジタルチューンでちょっと新鮮なんだけどそこからいきなり2ndシングルの「Future World」に飛んだと思ったらやや太くなってきた声「Graceful World」を経て、初期スッキリ声の「Shapes Of Love」→ロック声「jump」→色々経ての現在の声「START」という3連チャンとか最早同一アーティストとは思えないほどの飛びっぷり。ソチオリンピックのテレビ東京タイアップだった「START」を除くと「self reliance」の選曲が珍しいものの後はシングルばかりで選曲自体は面白くないが、あえて時系列にせずにバラバラに配置したことで生じた凸凹感が新鮮で面白かった。
印象度★★★★☆