Door
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | GATE #8(Instrumental) | 伊藤一朗 | 中村"Nam-Nam"康就&伊藤一朗 | インスト | |
2 | まさかのTelepathy | 持田香織 | 加藤大祐 | 中村"Nam-Nam"康就&Every Little Thing | |
3 | キラメキアワー(Door version) | 持田香織 | 多胡邦夫 | 林"Massy"真史&Every Little Thing | 32ndシングル 最高14位 売上2.0万枚 |
4 | パリの娘 | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | |
5 | サクラビト | 持田香織 | 多胡邦夫 | 十川知司&Every Little Thing | 34thシングル 最高9位 売上2.5万枚 |
6 | WONDER LAND | 持田香織 | 早川大地 | 中村"Nam-Nam"康就&Every Little Thing | |
7 | 冬がはじまるよ feat.槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 林"Massy"真史&Every Little Thing | 33rdシングル両A面曲 槇原敬之のカバー |
8 | B.L.V.D.(Instrumental) | 伊藤一朗 | 中村"Nam-Nam"康就&伊藤一朗 | インスト | |
9 | NEROLI | 持田香織 | 多胡邦夫 | 林"Massy"真史&Every Little Thing | |
10 | カラカラ | 持田香織 | 飯岡隆志 | 林"Massy"真史&Every Little Thing | |
11 | 恋をしている | 持田香織 | 菊池一仁 | 中村"Nam-Nam"康就&Every Little Thing | 33rdシングル 最高7位 売上3.9万枚 |
12 | gladious | 持田香織 | 葛谷葉子 | 林"Massy"真史&Every Little Thing | |
13 | オフェリア_act2 | 持田香織 | 飯岡隆志 | 中村"Nam-Nam"康就&Every Little Thing | 34thシングルC/W「オフェリア_act1」(インスト)の続編 |
リリースデータ
2008年3月5日 | 初登場2位 | 売上9.0万枚 | avex trax |
メンバー
All Vocals&Backing vocals | 持田香織 |
All Electric&Acoustic Guitar | 伊藤一朗 |
Every Little Thing8thアルバム。2ndバラードベストを挟んで1年7ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。前作からのシングルカット「スイミー」から今作で最も古い「キラメキアワー」までにはシングル過去最高の1年のブランクがあった。以降にリリースした3シングル4曲を収録。「キラメキアワー」のみボーカル再録音&アレンジも多少変更されたアルバムバージョン。「オフェリア_act2」はC/Wでは「オフェリア_act1」というインスト曲だったが今作では歌詞がつけられている。「冬がはじまるよ」は槇原敬之91年のヒット曲のカバーで、当時槇原がエイベックスに在籍していた縁もあり、本人がコーラス参加している。初回盤にはシングル3曲のMVやメイキング、特典映像などを収録したDVD付。前作からは半減以上のダウン、2ndバラードベストも下回り、初の10万割れとなった。
これまでの7作のアルバムはすべてシングル曲が1曲目だったが、今作はインスト始まりでシングル曲の登場は3曲目。歌入りの曲でもアルバム曲である「まさかのTelepathy」がリード曲のようにして幕を開けるのはなかなか新鮮。制作陣は変わっていないが、前作までとはかなり雰囲気が変わっていて、今作は基本バンドサウンドによるとにかく軽快でポップな作風になっている。歌い方も丸めたような赤ちゃん言葉歌唱法が改善されかなりスッキリとストレートな発声になっていてまずこの歌い方の変化が大きい。無理に声を張り上げる事も無くなり、自然体なので安心して聞けるし、今作ではようやく喉が回復してきたと感じられる。新曲なしのバラードベストで繋いだので、何気に新作リリースは1年休み、前作ツアーが年明け07年1月まで続いた後に07年3月に遅れて行った10周年ライブ(10周年は06年8月)から今作を引っ提げてのツアー開始までライブも1年無かったので十分な休養を取ることができたと思われそれが良かったのかもしれない。一方でここ最近のバラード路線で見せていたな唯一無二の独特の風味はすっかり無くなってしまい、これぞという名曲が無い感じもするんだけど和風バラードやらレゲエテイストやらと多彩なこともあって飽きずに最後まで聞けるし、アルバム全体の風通しの良さはそれを補って余りある。
印象度★★★★☆
2015.9.25執筆