MUSIC VIDEO(Blu-ray)

Disc 1
No タイトル 備考
1 Feel My Heart 1stシングル
2 Future World 2ndシングル
3 Dear My Friend 3rdシングル 
4 For the moment 4thシングル 
5 出逢った頃のように 5thシングル 
6 Shapes Of Love 6thシングル 
7 Time goes by 8thシングル
8 FOREVER YOURS(short ver.) 9thシングル 1コーラスのみ
9 NECESSARY 10thシングル
10 Over and Over 11thシングル
11 Someday,Someplace 12thシングル
12 Pray 13thシングル
13 sure 14thシングル
14 Rescue me 15thシングル(限定、カット)
15 愛のカケラ 16thシングル
16 fragile 17thシングル
17 Graceful World 18thシングル
18 jump 19thシングル
19 キヲク 20thシングル
20 ささやかな祈り 21stシングル
21 UNSPEAKABLE 22ndシングル『UNTITLED 4 ballads』1曲目
22 nostalgia 22ndシングル『UNTITLED 4 ballads』4曲目
23 Grip! 23rdシングル
24 ファンダメンタル・ラブ 24thシングル

 

Disc 2
No タイトル 備考
1 また あした 25thシングル 
2 ソラアイ 26thシングル 
3 恋文 27thシングル
4 good night 27thシングル両A面曲
5 きみの て 28thシングル
6 azure moon 29thシングル 
7 ハイファイ メッセージ 30thシングル 
8 スイミー 31stシングル(カット) 
9 キラメキアワー 32ndシングル
10 恋をしている 33rdシングル
11 サクラビト 34thシングル 
12 あたらしい日々 35thシングル
13 DREAM GOES ON 36thシングル
14 冷たい雨 37thシングル
15 Change 38thシングル
16 STAR 39thシングル
17 MOON 40thシングル
18 宙-そら- 41stシングル
19 アイガアル 42ndシングル
20 Landscape 43rdシングル
21 ON AND ON 44thシングル
22 ハリネズミの恋 45thシングル
23 START 11thアルバム『FUN-FARE』収録曲
24 ANATA TO 46thシングル
25 さよなら 12thアルバム『Tabitabi』収録曲 初商品化映像

 

MUSIC VIDEO集。DVD/Blu-ray共に同じ内容。『Every Best Single 2〜MORE COMPLETE〜』同様に、『Every Best Single〜COMPLETE〜』初回盤付属のDVDにボーナスとして収録されていたオフショット映像「Behind The "MEET" volume 00」をカットして、その後のMVを追加収録した内容。ベスト盤収録曲でMVが制作されている楽曲は全て収録されている。Blu-rayに関しては全曲が初Blu-ray化となる。4:3はそのまま(左右黒縁)、16:9で制作されていたMVは縮小ではなくフルサイズに拡大されている。ただし、Blu-rayの恩恵が得られるのはHD画質で制作されるようになった後半の曲のみとなる。TVではよく流れる「Face the change」はサビ部分のみしか制作されておらず、過去のMV集にも未収録で今回も未収録。「FOREVER YOURS」は1コーラスのみしか制作されていないが、これは過去のMV集にも1コーラスのみで収録されており、今作(と今作の元である『Every Best Single〜COMPLETE〜』初回盤DVD)にもそのまま収録されている。「さよなら」のみは今作が完全初収録映像

過去作を持っているリスナーには特に初期のMVは何度目の購入か?数えてはいないだろう状態だし、生産絞りすぎて一時レア化してアンコール再発までされた『Every Best Single〜COMPLETE〜』初回盤DVDを入手した人にとっても38曲が被っているのは微妙な上に、初Blu-ray化といってもそのまま入れただけなので初期作が見違えるような画質に生まれ変わったわけでもない。むしろ前ベスト以降に地デジ対応などでTVを買い替えたりしていた場合は、当時見ていた映像よりザラザラの低画質に見えてしまう可能性も…。DISC-2も中盤を過ぎたあたりから一気に画面が綺麗になるので、その辺りからがHD画質でMVが制作されるようになってBlu-rayの恩恵が出てきているように思う。なので過去作品を持っているリスナーには微妙な代物だが、この機会に初めて入手するには価格面でも手頃すぎて万々歳

特に初期MVはサビ部分を「CDTV」などで何度も見てきたものだったがフルで見るのは初。1stから海外ロケが炸裂するなど、世間が平成不況でも音楽業界はバブル全開の全盛期だったことがうかがえる。ただ3人時代のMVは金かかってそうな海外ロケが来たと思ったら妙に質素になったり、そもそもサビしかないので「Face the change」が未収録だったり、「FOREVER YOURS」が1コーラス(ツアーのリハみたいな映像を使用しており、MVっぽいのは持田のソロカットだけという簡素仕様)だけだったりもする。これは本当にMV制作の時間さえ取れなかったという当時の過酷さによるものなんだろうか…。

基本的に伊藤一朗はずっとこれといった変化が無い。さすがにそれなりに年は取っているがそんなに変わっていない。持田香織に関しては声だけでなくビジュアルも大きく変化していきそこが1つの見どころにもなっている。全盛期の90年代に自分が小学生〜中学生だったため、当時は最初からかわいいというよりずっときれいなお姉さんというイメージで、後半は個性派路線に変貌していったという印象だったが、改めて見ると最初期はやっぱり若くて初々しさもありかわいい感じ。3人時代末期にかけてだいぶ大人びてくるけど、2人になってから一気に大人びてキリッとしたカッコいい印象に変わる。環境の変化が大きく影響していたと思われ、後に「この頃は目がキツい」と言っていたのも納得で、確かに「Rescue me」辺りからしばらくは目つきも鋭い。

また「恋文」以降はメンバーが全く出てこない、出てきても一瞬だけといったMVも増える。曲よりもMV出演者の方が注目を集めて初回盤DVD付が当時レア化してしまった「STAR」「MOON」が最たる例。このMVには当時一時的に圧倒的人気を誇ったレミクラーイことチャン・グンソク氏が主演している。しかし内容は足の不自由な友人(初音映莉子)と恋人(藤井美菜)の間で二股揺れ動き、結果全員不幸になる(チャン氏が恋人を放り出して友人の元へ駆けつけるが友人にもフラれる)という何とも言えないストーリー展開で微妙…。終盤はまたメンバー2人揃ってのMVが増えてくるけどこういったヒストリー的なMV集においてはメンバーが出てこないMVはあまり面白いものではなく、普通にメンバーが出てるMVの方がその時々の変化が分かって面白い。

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