ORDINARY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | アイガアル | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | 42ndシングル 最高17位 売上1.2万枚 |
2 | tomorrow | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | |
3 | 宙-そら- | 持田香織 | 菊池一仁 | 中尾昌文&Every Little Thing | 41stシングル 最高12位 売上1.1万枚 |
4 | 空白 | 持田香織 | 井上慎二郎 | 井上慎二郎&Every Little Thing | |
5 | MOON | 持田香織 | 鈴木大輔 | 中尾昌文&Every Little Thing | 40thシングル(39th同発) 最高7位 売上2.1万枚 |
6 | wonder love | 持田香織 | 日比野裕史 | 林真史&Every Little Thing | |
7 | STAR | 持田香織 | HIKARI | HIKARI&Every Little Thing | 39thシングル(40th同発) 最高6位 売上2.1万枚 |
8 | Asisn Beauty(Instrumental) | 伊藤一朗 | 中尾昌文&伊藤一朗 | ||
9 | 響-こえ- | 持田香織 | 菊池一仁 | 十川知司&Every Little Thing | 41stシングル両A面曲 |
10 | ありがとうはそのためにある | 持田香織 | 渡辺拓也 | 村田昭&Every Little Thing | 42ndシングルC/W |
11 | ORDINARY | 持田香織 | 菊池一仁 | 中尾昌文&Every Little Thing | |
12 | Pray For East(Instrumental) | 伊藤一朗 | 中尾昌文&伊藤一朗 | ||
13 | BEGIN | 持田香織 | 多胡邦夫 | 中尾昌文&Every Little Thing |
リリースデータ
2011年9月21日 | 初登場2位 | 売上3.5万枚 | エイベックス |
メンバー
All Vocals&Backing Vocals | 持田香織 |
All Electric&Acoustic Guitar,Electric Sitar | 伊藤一朗 |
Every Little Thing10thアルバム。前作以降のシングルに収録された6曲は全て収録。また前作で全面的に参加していた五十嵐充は今作には一切関わっておらず、エイベックス作家陣が提供するスタイルに戻っている。PVとオフショット映像を収録したDVD付、CDのみの2種の他にデビュー15周年ということで15th Anniversary Special Editionという豪華仕様盤でも発売された。グッズが収録されたBOX仕様になっており、DVDのPV部分はDVD付盤と同じだが、オフショットが入っていない代わりに15周年ヒストリー映像が収録されている。オリジナル→ベスト盤/企画盤の交互リリースが10年間続いていたが、ベスト盤/企画盤を挟まずの2作連続オリジナルアルバムとなったのは3rd→4th以来。
持田香織が最近になってかつて喉を壊したことをインタビューで語るようになった。同時に少し前までは歌い方や声が変わったことを指摘されてもしらばっくれていたことまで語っているが、最近はいい医者にめぐり逢って回復を実感しているそうでようやくそういった喉の話も語れるようになったようである(雑誌「音楽と人」2011年9月号で特にざっくり語っている)。もちろん昔に戻ったわけではない。キーも低めだが確かに「Door」以降はスッキリした歌い方に戻り、出すたび上がってきた感じはする。このタイミングでようやく公表できる心境になったのもそういうことだろう。
制作陣はほぼ前々作と同じメンツに戻ったものの、作風的には前作の落ち着いた雰囲気をだいぶ引きずっていて、前作よりは明るく華やかだけど前々作までと比べると落ち着いて穏やかだ。前作より好印象なのはやはり現在のELTは複数の作家の曲を集めてバランスを取る制作スタイルの方がベストということだと思う。この流れで五十嵐充も作家の1人として参加するくらいなら幅の1つとして良かったのに…。正直シングル曲にしても以前ほど印象に残る曲は出なくなってきていて、一歩間違えれば何でもないポップス路線なのでじっくり聞かないとなかなか引っかかってこないという面はある。それでも穏やかな気持ちで聞けて暖かい1作なので非常に安心&安定感のある作品だ。
印象度★★★☆☆