FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 突然 | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 2ndシングル 最高2位 売上122.4万枚 |
2 | CRASH | AZUKI 七 | 綿貫正顕 | 池田大介 | 11thシングル 最高35位 売上1.2万枚 |
3 | 冬のバラード | 小田佳奈子 | 多々納好夫 | 池田大介 | 14thシングル 最高35位 売上1.6万枚 |
4 | Still | 浅岡雄也 | FIELD OF VIEW | 徳永暁人&FIELD OF VIEW | 13thシングル 最高39位 売上1.0万枚 |
5 | ドキッ | 山本ゆり | 浅岡雄也 | 葉山たけし | 5thシングル 最高4位 売上25.4万枚 |
6 | ナチュラル | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 3rdアルバム『FIELD OF VIEWV』収録曲 |
7 | 12月の魔法 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 4thアルバム『LOVELY JUBBLY』収録曲 |
8 | 青い傘で | AZUKI 七 | 大野愛果 | 徳永暁人&FIELD OF VIEW | 12thシングル 最高34位 売上1.2万枚 |
9 | Beautiful day | 浅岡雄也 | 寺尾広 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 15thシングル 最高48位 売上0.9万枚 |
10 | 君。 | 浅岡雄也 | 小田孝 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 4thアルバム『LOVELY JUBBLY』収録曲 |
11 | 渇いた叫び | 小松未歩 | 小松未歩 | 小澤正澄 | 8thシングル 最高19位 売上4.6万枚 |
12 | そばにいたかった 〜STAND ALONE〜 |
浅岡雄也 | 小田孝 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 9thシングルC/W |
13 | めぐる季節を越えて | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 9thシングル 最高32位 売上1.2万枚 |
14 | 心の向こう側 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 10thシングルC/W 未発表テイク |
15 | 君を照らす太陽に | 浅岡雄也 | 小田孝 | 池田大介&FIELD OF VIEW | 10thシングル 最高25位 売上1.6万枚 |
リリースデータ
2000年10月11日 | 初登場23位 | 初動1.1万枚、売上1.5万枚 | 日本コロムビア Beat reC |
メンバー
Vocal | 浅岡雄也 |
Guitar | 小田孝 |
Drums | 小橋琢人 |
Bass | 新津健二 |
FIELD OF VIEW2ndベストアルバム。シングル「秋風のモノクローム」と同時発売(今作には未収録)。97年の『SINGLES COLLECTION+4』の実質的な続編。「突然」「ドキッ」のみ重複しているがそれ以外は日本コロムビア移籍以降98〜00年前半までの8th〜15thシングルA面全曲とC/W2曲、アルバム2枚からの3曲の選曲となっている。「そばにいたかった〜STAND ALONE〜」「心の向こう側」がアルバム初収録。「心の向こう側」はイントロ部分にコーラスが追加されるなどシングル収録時と異なるバージョンで収録されている。初回盤はスペシャルBOX仕様(スリーブケース)でクリスマスプレゼントキャンペーン応募券が封入されている。応募者全員プレゼントとしてクリスマス頃にハガキにメンバーのメッセージが印刷されたクリスマスカードが送られた。抽選ではメンバーとチャットが出来るという企画を実施、後日そのチャット内容が公式サイトで公開されていた。
この後年明けにシングル「Truth of Love」を発売してから、ZAIN RECORDSへ出戻りし、the FIELD OF VIEWと改名したため、現役時代のFIELD OF VIEW名義では最後のアルバムとなった。またスタッフクレジットが無く、リマスターの有無は不明。
最大のヒット曲「突然」、唯一作曲が自作のトップ10ヒット「ドキッ」で引っ張って、前ベスト以降(移籍以降)の全シングル、そしてC/Wと2作のアルバムから数曲選んで順不同で並べたという内容。「突然」「ドキッ」の収録は客寄せと思われるが正直無くて良かったと思う。自作曲へ移行してバンドとして自立しつつあった時期の楽曲をまとめて聞けるので前ベストから続けて聞くのにも最適。ほとんどヒットしなくなってしまったが、初期の男性版ZARDみたいなところからは脱却して持ち前のさわやかさを生かしつつもより自分たちの個性をFIELD OF VIEWとして消化しつつあって、いい曲も揃っていたと改めて感じられる。圧巻の15曲だ。
一方で新津・小橋の作曲は一切選ばれず、また自作へ完全独立しかけたと思ったらまた提供に戻ってしまったりと、良くも悪くもビーイングによるプロデュースバンドというところから抜け出しきれなかったのが解散の遠因にもなってしまったようにも思う。この後オリジナルアルバムを出せなかった事やこの何の区切りのタイミングでもなかった時期でのベスト盤というのも(正直20世紀最後というくらいしか…)結果的にかなり中途半端になってしまった。
印象度★★★★☆