BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 突然 | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 2ndシングル 最高2位 売上122.4万枚 |
2 | 君がいたから | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 1stシングル 最高3位 売上89.8万枚 |
3 | DAN DAN心魅かれてく | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 4thシングル 最高4位 売上52.8万枚 |
4 | ドキッ | 山本ゆり | 浅岡雄也 | 葉山たけし | 5thシングル 最高4位 売上25.3万枚 |
5 | Last Good-bye | 坂井泉水 | 多々納好夫 | 葉山たけし | 3rdシングル 最高3位 売上39.7万枚 |
6 | Dreams | 辻尾有佐 | 織田哲郎 | 徳永暁人 | 6thシングル 最高14位 売上8.6万枚 |
7 | この街で君と暮らしたい | 小松未歩 | 小松未歩 | 葉山たけし | 7thシングル 最高14位 売上8.7万枚 |
8 | 大空へ | 小松未歩 | 小松未歩 | 寺尾宏 | 1stベスト『SINGLES COLLECTION+4』収録曲 |
9 | THINK OF MYSELF | 浅岡雄也 | 多々納好夫 | 安部潤 | 1stアルバム『FIELD OF VIEWT』収録曲 |
10 | 迷わないで | 浅岡雄也 | 多々納好夫 | 池田大介 | view 2ndシングル 100位圏外 |
リリースデータ
2007年12月12日 | 初登場107位 | 売上0.2万枚 | B-Gram Records |
メンバー
Vocal | 浅岡雄也 |
Guitar | 小田孝 |
Drums | 小橋琢人 |
Bass | 新津健二(4,6,7,8) |
Keyboards | 安部潤(1,2,5,9,10) |
1050円の廉価で10作まとめて発売された90年代ビーイングのBEST OF BEST 1000シリーズのFIELD OF VIEW版。02年〜03年にかけて発売されたat the BEING studioのさらに簡易版のような作品集でZYYG以外は収録曲含めて内容がかなり被っている。シングルサイズのジャケットでライナーノーツが付属されている。viewとして94年デビュー、FIELD OF VIEWとして95年にデビューし、01年にはthe FIELD OF VIEWへ改名。02年12月1日に解散ライブを行って解散した。今作はデビューから97年までの最初のZAIN RECORDS在籍時代の全シングル+3曲の構成。『THINK OF MYSELF』がベスト初収録。最重要ポイントはアルバム初収録となるview音源の『迷わないで』の収録。シリーズの特設サイト(http://beinggiza.com/bob/index.html)も用意され、封入されているライナーノーツが発売間もなくして全作分公開されていたが、2016年後半になりサイトごと削除されている。
これでベストは5枚目となりオリジナルアルバム枚数と並んだ。FOVの場合はat the BEING studioよりも『THINK OF MYSELF』以外は全部被っている1stベスト盤『SINGLES COLLECTION+4』の簡易版といった方が近い。『THINK OF MYSELF』の選曲はなかなかに嬉しいものの、後はまあ90年代のビーイングが懐かしい人、最近はまった人のガイド版といった仕様になっている。後期を無視した時点でファン的にはベストオブベストなどとはいえた代物ではないが、企画意図からすれば間違った選曲ではないだろう。さりげなく収録された『迷わないで』は過去3度に渡ってアルバムに収録されたFOV版ではなく、アルバム初収録である前身バンドviewのシングルバージョン。具体的な違いは声が若いのと短く区切り気味に歌っている歌唱法、FOVでのリメイクの際のミックス変更に伴う微妙なサウンドの変化であるが、何より違うのはイントロ部分。コアなファンは要チェックである。またFOV初心者も入り口にはいい…かなぁ。一部ダレる曲が入っている『SINGLES COLLECTION+4』と比較した場合、難しいところ。
ライナーノーツの間違いについては以下の通り
・「1993年にviewとしてデビュー」→viewのデビューは94年2月。at the BEING studioでは「結成は93年」と書かれていた。
・the FIELD OF VIEWになってからのシングルリリースが2枚と表記→theになってから3枚リリース
・『迷わないで』をFIELD OF VIEWヴァージョンと明記→view音源(アルバム初収録)
この件に関してはat the BEING studioシリーズの際にはview時代の2枚のシングルはview音源で収録と発表しながら、未発表音源とFOV音源で収録されるという事態になっていた。現場の段階で既に混乱している可能性が高い。
印象度★★★★☆