儚く脆いもの
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 桜の花が咲く頃 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太,曽我淳一 | 2/26先行配信 |
2 | 朝焼けの向こう | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太,曽我淳一 | 2023/2/26配信シングル |
3 | Glory Days | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | |
4 | 愛の風 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太,曽我淳一 | |
5 | 真っ白な街 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太,曽我淳一,御供信弘,片山タカズミ | 2025/1/29配信シングル |
6 | 以心伝心 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | |
7 | 儚く脆いもの | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | |
8 | 新しい季節 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | |
9 | メテオ | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太,御供信弘,片山タカズミ | |
10 | ハマユウ | 藤巻亮太 | 藤巻亮太 | 藤巻亮太,曽我淳一 |
No | タイトル | 備考 |
1 | ハロー流星群 | 1stアルバム『オオカミ青年』収録曲 |
2 | ビールとプリン | レミオロメン インディーズミニアルバム『フェスタ』収録曲、1stアルバム『朝顔』収録曲 |
3 | オオカミ青年 | 1stアルバム『オオカミ青年』収録曲 |
4 | Blue Jet | 3rdアルバム『北極星』収録曲 |
5 | ありがとう | レミオロメン 5thアルバム『花鳥風月』収録曲 |
6 | ゆらせ | 1stミニアルバム『旅立ちの日』収録曲 |
7 | 3月9日 | レミオロメン 3rdシングル |
リリースデータ
2025年3月26日 | 初登場51位 | 売上0.2万枚 | Produced by 藤巻亮太 | SPEEDSTAR RECORDS(ビクター) |
藤巻亮太5thアルバム。前作から2年2ヶ月ぶり。前作からわずか1ヶ月で次の新曲「朝焼けの向こう」が配信されたが、そこから2年新曲リリースが途絶え、2025年1月に「真っ白な街」を配信。直後に今作発売が告知された。「朝焼けの向こう」はalbum mixと公式サイトには記載されたが、実際のパッケージには一切表記が無い。
初回盤は2021年5月21日に中野サンプラザホールで開催された「THANK
YOU LIVE 2021」から7曲を抜粋収録したDVD付、三方背ケース仕様。4950円。
通常盤はCDのみ。3300円。
今作では全曲ギターは本人演奏で、御供信弘(ベース)、片山タカズミ(ドラム)、曽我淳一(キーボード)という固定のバンドで固めている(曽我は「以心伝心」「メテオ」には不参加)。藤巻亮太はソロにおいても基本的なバンド編成にこだわってきていたが、以前はベースやキーボードを自分で演奏する事も増えていて1人演奏+サポートドラムなんて編成のクレジットも『北極星』の頃には多くなっていた。前作でも今作のバンドメンバーは一部起用されていたが、今作はこのメンバーのみで1作じっくり作り上げたようで、バンド感がかなり強調された1作になっている。今まで以上にアップテンポでロックバンドっぽい部分もあるし、前作で開いた作風がさらに開いていてそこそこ勢いがありつつも確かな良メロが揃っているので、レミオロメンから久々に入ってきても聞きやすい1作だと思う。ちょっと穏やかになりすぎてしまったところはあり、『北極星』で引きずっていたレミオロメンへの未練も浄化されて、『Sunshine』で完全に開ききった感じにはなったので、以前のように迷いを抜けた時に生じていた力強く刺さる曲も無いんだけど、トータルでじんわりシンプルにいい感じ。この感覚はTHE BOOM解散後に休止を経て復帰後の宮沢和史の域に近いところがあるかもしれない(昨年共演もしてたし)。
「THANK YOU LIVE 2021」
元々2020年3月9日に日本青年館ホールで開催予定だったのが政府によるライブ封じによりひとまずの延期→5月31日に東京国際フォーラムホールC開催予定だったが緊急事態宣言で延期→2021年1月12日に中野サンプラザホールで開催予定だったが相次ぐ緊急事態宣言でまたも延期…と世界変異に伴う混乱で3度の延期を経て1年2ヶ月遅れてようやく開催されたライブであった。サポートバンドは桑原あい(Pf.)、岡聡志(Gt.)、御供信弘(Ba.)、片山タカズミ(Dr.)。ソロとレミオロメンの懐かしい曲中心だが、この当時2017年の『北極星』から配信で新曲を発表はしていたもののまだ前作がリリースされておらずアルバムがしばし途絶えている時期だったのとそもそももう4年も前のライブなので必然的に懐かしい曲だけになるのは当然か。
安定の良曲が並ぶ安定のライブ…という以上の印象は正直あまりなく盛り上がらないわけではないがまあ淡々とはしている。これは2021年なので声援も出せず盛り上がりようがないのもあるが改めて異常な時期だった。抜粋なので1曲1曲で途切れるし、最初もいきなり演奏が始まるので途中からみたいだし、曲間なしで続けて演奏した部分は次の曲のイントロを無理やりフェードアウトさせていたりといかにも切り取りました感が…。実際のこのセットリストからの抜粋としてもちょっと渋めだ。まああんまりレミオロメン時代の代表曲ばかり選曲してもというのはあるにしても抜粋するなら「電話」「雨上がり」「スタンドバイミー」「粉雪」の方が普通に見たかったし、ソロでもこの時点では最新の「Heroes」くらいは選んでも…。
印象度★★★★☆
2025.5.10更新