Calling
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Calling | 福山雅治 | 福山雅治 | 佐橋佳幸 | |
2 | All My Loving | 福山雅治 | 福山雅治 | 小原礼 | 8thシングル 最高2位 売上57.7万枚 |
3 | Moon | 福山雅治 | 福山雅治 | 小原礼 | |
4 | 言い出せなくて… | 福山雅治 | 福山雅治 | 斎藤誠 | |
5 | KISS AND KILL ME | 福山雅治 | 福山雅治 | 斎藤誠 | |
6 | 恋人 | 福山雅治 | 福山雅治 | 佐橋佳幸 | 8thシングル両A面曲 |
7 | 遠くへ | 福山雅治 | 福山雅治 | 小原礼 | |
8 | MELODY | 福山雅治 | 福山雅治 | 斎藤誠 | 7thシングル 最高5位 売上59.3万枚 ミックス変更 |
9 | Marcy's Song | 福山雅治 | 福山雅治 | 佐橋佳幸 | |
10 | IN THE CITY | 福山雅治 | 福山雅治 | 斎藤誠 | |
11 | IN MY HEART | 福山雅治 | 福山雅治 | 小原礼 | |
12 | Good Luck | 福山雅治 | 福山雅治 | 斎藤誠 |
Horn Arranged by 村田陽一(2,11)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | SORRY BABY | SION/OKAMOTO | SION | 小原礼 | SIONのカバー 9thシングル両A面曲(カット) |
リリースデータ
1993年10月21日 | 初登場1位 | 売上85.3万枚 | Producer:GOOFY MORI.TAKURO KONNO | BMGビクター |
福山雅治5thアルバム。前作以降の2シングル3曲を収録。「MELODY」はミックス変更されている。92,93年に出演したドラマ『ホームワーク』『ひとつ屋根の下』は続編が制作される人気作となり、俳優としての知名度もさらに上昇して人気が定着する中で歌手としても「MELODY」で本格的にブレイク。初動だけで最高売上を突破して50万枚越えの売上を記録して続く「All My Loving」も同等の連続ヒットとなった。今作もアルバムで初のトップ10入りでいきなり1位を獲得。シングルを上回る85万枚の大ヒットを記録した。オリジナルアルバムとしては現在は『f』に続く2番ヒット作となっている。初回盤はSIONのカバー「SORRY BABY」を収録した8cmCD付属でDUOケース仕様。品番は同じだが、ケースの厚みが違うので判別可能。予想以上の大ヒットにより初回盤は売り切れになったと思われるが、「SORRY BABY」は次のシングルの両A面2曲目としてシングルカットされた。
アレンジャー陣を一新し、小原礼、佐橋佳幸、斎藤誠の3人がアレンジを担当している。小原礼はベーシストで小原礼のアレンジ曲では鈴木茂がギターを担当、佐橋佳幸、斎藤誠はギタリストで自身のアレンジ曲でそのままギターを弾いているため(「MELODY」は長田進)、今作では福山本人のギター演奏は「KISS AND KILL ME」で斎藤誠と連名でクレジットされているのみとなった。
そのままブレイクしたというより売れる方向へ作風を磨いていった感じで、初期の硬派さはほとんど無くなり、売れ線を意識したようなポップなラブソングが大半を占めているので、全体的にキラキラ感が増した。特にホーンアレンジを取り入れたウキウキ感満載の「All My Loving」はシングルの中では最もアイドルっぽいポップソングで驚く。本人のギター演奏がほぼ無くなってしまったものの、腕利きのギタリストが集まっているのもあってアコースティックギターを生かしているのでハードな曲調は無いがかなり心地よく聞ける。音の抜けもかなり良くなったように思う。
印象度★★★★☆
2021.3.1修正