HUMAN
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | クスノキ | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | |
2 | Prelude | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | インスト | |
3 | HUMAN | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | |
4 | とりビー! | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | |
5 | ミスキャスト | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | |
6 | 246 | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治 | |
7 | Cherry | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | |
8 | 暁 | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | |
9 | 昭和やったね | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 家族になろうよ | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 27thシングル 最高1位 売上32.2万枚 |
2 | fighting pose | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 27thシングル両A面曲 |
3 | 生きてる生きてく | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 28thシングル 最高1位 売上17.7万枚 |
4 | Around the world | 福山雅治/井上鑑 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 28thシングルC/W |
5 | Beautiful life | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 29thシングル 最高1位 売上18.2万枚 |
6 | GAME | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 29thシングル両A面曲 |
7 | 誕生日には真白な百合を | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 30thシングル 最高1位 売上15.5万枚 |
8 | Get the groove | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | 30thシングル両A面曲 |
9 | 恋の魔力 | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治/井上鑑 | KOH+のセルフカバー 新録音 |
リリースデータ
2014年4月2日 | 初登場1位 | 売上35.4万枚 | Produced by 福山雅治 | ユニバーサル |
福山雅治11thアルバム。10年のベストアルバム『THE BEST BANG!!』、13年には企画盤『Galileo+』はあったが、オリジナルアルバムとしては09年の『残響』以来ほぼ5年ぶり。DISC-1は全曲新曲、DISC-2は『THE BEST BANG!!』以降のシングル8曲に加えて『Galileo+』に収録していたKOH+の「恋の魔力」のセルフカバーを収録している。『残響』以降のシングルで『THE BEST BANG!!』に収録された曲は収録していない。ライブ音源、別バージョン、リメイクを除き、27〜30thシングルで新曲として発表された曲は全て収録されたことになる。DISC-2は恒例のミックス変更、リマスターが行われている。このためシングルバージョンとしては全て未収録となった。「HUMAN」「暁」にはアサヒビールのCMタイアップがつき、「HUMAN」はPVも作られリード曲扱いとなった。シングル曲の中でPVが存在する7曲のPVと「HUMAN」PVを収録した『MUSIC CLIP COLLECTION』初回盤DVD付、マフラータオル付属の初回盤グッズ付、通常盤の3種発売。CDの収録内容は同じ。
DISC-2のシングル曲に関してはアコバラと激しいロックの両A面シングルという2本軸でこれに該当しないその他枠なのが「生きてる生きてく」とセルフカバーの「恋の魔力」だけ。リリースペースがゆったりだったこともあり、シングルで聞いている時はまたこのパターンかと思いつつもそこまで食傷気味にならなかったんだけど、こうして1つの作品として一気に聞くとけっこう食傷気味になる。特にアルバムで一気に初聞きとなるとなかなか区別がつかないんじゃないだろうか。ただ今回もリミックスにより各楽曲の響きはだいぶ変わっていて、特にロック系の楽曲は激しさを抑えた感じでかなり雰囲気が変わっているので、シングルを聞いてきたリスナーでも違いを楽しむという楽しみ方ができるのは面白い。
一方で新曲で固められたDISC-1の方は、アコバラと激しいロックのいずれにも該当しないその他枠の楽曲をなるべく取り揃えたといった感じ。シングルでもそうだったけど、今作ではギターの演奏にかなりこだわったのか、ほとんどの楽曲でサポートが入らずに福山が単独でギター演奏をしている(03年以降は本人によるギター演奏はほぼ毎回クレジットされながらもサポートギタリストも同時に入っている事がほとんどだった)。井上鑑との共同編曲体制も03年からなので、既に10年を越えて完全に安定期に入っている印象もあるんだけど、自身のギター演奏にこだわったシンプルなバンドサウンドというのは今作の1つの特徴かもしれない。何かと音を足しがちで情報量も分数も長くなりがちな流行りの中でこのシンプルさは新鮮に響く。
新曲とシングルコレクションに分けているが実は2枚とも40分に満たないため、1枚のCDに収録可能。増税直後のリリースなのに2枚組にして単価を上げなくとも、シングルと新曲を織り交ぜた18曲入りのオリジナルアルバムにしても良かったんじゃないかと最初は思った。DISC-2のほぼ2パターンしか無いシングル曲群と混ぜたらバランスは良くなりそうでシングル曲にとってはその方が良かったかもしれないんだけど、DISC-1はDISC-1だけで完成されている印象もあり、ここに織り交ぜていくのもどうなのかなと思う。結局何だかゴチャゴチャした感じになりそうだし、アコバラ、激しいロック、ほかの3パターンしか無い割に長いアルバムみたいな感じになりかねないので、結局2枚に分けたのは正解かなと思った。ただ次回作は2枚に分ける必要が無いくらいのスパンで出してくれれば…。
印象度★★★★☆