THE BEST
No | タイトル | Written by | 備考 |
1 | GENIE | Fridlin Nordso Shjoldan/Nermin Harambasic/Robin
Jenssen/ Ronny Svendsen/Anne Judith Wik 日本語詞:中村彼方、韓国語詞:Young-Jin Yoo |
1stシングル 最高4位 売上15.1万枚 |
2 | Gee | 作詞作曲編曲:E-Tribe、日本語詞:中村彼方 | 2ndシングル 最高2位 売上20.6万枚 |
3 | Run Devil Run | Alex James/Michael Busbee/Kalle Engstrom 日本語詞:中村彼方、韓国語詞:Hong Ji-Yu |
3rdシングル両A面曲 |
4 | MR.TAXI | STY/Scott Person Mann/Charls M Royce/ Paolo Prudencio/Allison Veltz |
3rdシングル 最高2位 売上17.4万枚 |
5 | BAD GIRL | HIRO/Jorgen Elofsson/Jesper Jakobson/Lauren Dyson | 1stアルバム『GIRLS' GENERATION』収録曲 |
6 | Time Machine | HIRO/Andy Love/Robert Habolin/Marlene Strand | 『Re:package Album "GIRLS' GENERATION" 〜The Boys〜』収録曲 |
7 | PAPARAZZI | Fredrik Thomander/Johan Becker/いしわたり淳治 | 4thシングル 最高2位 売上13.6万枚 |
8 | Oh! | 作詞:Younghu Kim/Jungbae Kim、作編曲:kenzie 日本語詞:前澤希&agehasprings |
5thシングル 最高1位 売上8.5万枚 |
9 | ALL MY LOVE IS FOR YOU | Sebastian Thott/Didrik Thott/Robin Lerner/いしわたり淳治 | 5thシングルC/W |
10 | FLOWER POWER | Trinity p.k.a Johan Gustafson/Fredrik Haggstam/ Sebastian Lundberg./いしわたり淳治 |
6thシングル 最高5位 売上3.9万枚 |
11 | BEEP BEEP | eff Miyahara/Anne Judith Wik/Ronny Svendsen/ Nermin Harambasic/Robin Jensen/いしわたり淳治 |
6thシングルC/W |
12 | LOVE&GIRLS | 作詞:KAMIKAORU 作曲:Erik Lidbom/Ronny Svendsen/Anne Judtih Wilk |
7thシングル 最高4位 売上5.5万枚 |
13 | GALAXY SUPERNOVA | Frederik Tao Nordsoe Schjoldan, Fridolin Nordsoe Schjoldan,Martin Hoberg Hedegaard/KAMIKAORU |
8thシングル 最高3位 売上7.0万枚 |
14 | My oh My | KAMIKAORU/Erik Lewander,Ylva Dimberg,Louis Schoorl | 3rdアルバム『LOVE&GIRLS』収録曲 |
Bonus Tracks | |||
15 | Mr.Mr.[Japanese ver.] | 韓国語詞:Yun-kyoung,Cho/Kim Hee Jung 作曲:Harvey Jay Mason./Damon Thomas/ Andrew Hey/Mike Deley/Britt Burton/Rodnae"Chikk"Bell 日本語詞:いしわたり淳治 |
新曲 |
16 | Indestructible | 作詞:KAMIKAORU、作曲:Claire Rodrigues/Albi Albertsson/Chris Meyer | 新曲 |
リリースデータ
2014年7月23日 2014年8月6日(famima.com限定盤) 2014年10月15日(New Edition/Standard Edition) |
初登場1位 | 売上18.3万枚 | Produced by NOZOMU TSUCHIYA | ユニバーサル |
メンバー
YuRi |
Sunny |
SooYoung |
Tiffany |
YoonA |
Jessica |
HyoYeon |
TaeYeon |
SeoHyun |
少女時代ベストアルバム。89〜91年生まれのメンバー9人で韓国で2007年にデビュー、2010年に日本デビュー。日本でのここまでの8枚のシングルA面全9曲、C/Wと3枚のアルバムから5曲を収録。加えてボーナストラックとして新曲2曲を収録。2013年12月の3rdアルバム『LOVE&GIRLS』をリリース後は新作発売が無く、アルバムを引っ提げてのアリーナツアーを4〜7月まで行っており、ツアー終了直後に今作が発売された。
初回盤はMVやメイキング映像などを収録したDVD付、デジパック仕様。
通常盤はCDのみ。
完全生産限定コンプリート盤は初回盤・通常盤とは収録内容が異なり、本編途中に「HOOT」「THE BOYS」の2曲を追加収録した全18曲仕様、加えてメンバー9人がそれぞれセレクトした9曲+韓国での代表曲6曲を収録した全15曲のDISC-2、MV37種に加えて特典映像を収録したBlu-ray付でアナログレコードサイズ大型BOX仕様。
遅れて8月6日に発売されたfamima.com限定盤はオリジナルバッグ付、CDのみの2種で、CDの内容はC/W、アルバム曲をカットしてシングルA面9曲+未発表曲「Chain
Reaction」の全10曲に変更されている。
また9月30日にJessicaが脱退したため9人での最終作品となった。
10月にはリパッケージ版(韓国では1度出したアルバムの収録内容を一部変えてリパッケージ版として出すという文化がある)として収録曲を変更したNew
Edition(完全生産限定盤)、Standard Edition(通常盤)の2種で発売。2種とも収録内容が大幅に変更されている。
New Edition(完全生産限定盤)はC/Wとアルバム曲をカットしてシングルA面9曲+コンプリート盤に追加収録していた「HOOT」「THE
BOYS」の11曲にボーナストラックだった「Mr.Mr.」「Indestructible」、famima.com限定盤のみ収録だった「Chain
Reaction」、さらに未発表曲の「DIVINE」「Show
Girls」を追加した全16曲仕様、「DIVINE」のMV&メイキング、「Indestructible」のリリックビデオなどを収録したDVD付。
Standard Edition(通常盤)はCDのみだがNew
Editionとは収録内容が異なり、両A面の「Run Devil
Run」をカットしたシングル8曲+「Indestructible」+「DIVINE」の全10曲仕様。
1stアルバムは90万枚に迫る大ヒットだったが以降は出すたびに暴落してK-POPブームも急速に去っていき、今作も2週連続1位こそ獲得したものの、初動売上は初めて10万枚を割り込み、当初は最低売上を更新する勢いだった。リパッケージ版が加算集計されて81位から2位に再浮上、3rdを10週上回る300位以内33週ランクインとなり最終的には3rdアルバムの売上をわずかに上回った。
12月には今作を引っ提げての初の東京ドーム公演を行ったが、日本でのこれ以降の新曲は2015年4月のシングル「Catch Me If You Can」のみとなった。2015年11〜12月にはこれまでよりも規模を縮小しながらも4度目となるアリーナツアーを行った。2016年にその模様を収録したBlu-ray/DVDを発売したのを最後に日本での活動はそのままフェードアウトした。以降はメンバー各自のソロ活動告知のみを行っており、2019年以降はTaeYeonが日本で本格的にCDデビューを果たしたため、日本の少女時代のサイトはほぼTaeYeonの情報サイトと化している。本国韓国では2016年以降はソロデビューが相次ぎ、2017年にはアルバムを発売してカムバックしたものの続かずに以後公式サイトは停止している。
KARAと共に中毒性の高い楽曲で瞬く間に一大ブーム…というかなんかほぼ強制的に刷り込まれるような形でメディア出演しまくり、特に少女時代のジージージージー♪とKARAのナナナナナナ♪の2曲はあちこちで流れまくって2010年のインパクトは凄かった。正直自然な形で流行ったというよりかは何か流行らそうというとんでもない大きな力が働いていたような気もしなくもないが、「GENIE」とそれに続く「Gee」は特に中毒性が高かった。「Gee」なんかは歌詞もほとんど意味不明でノリの良さ1発勝負みたいな飛び道具的なインパクトの強さだったが、それに続く「MR.TAXI」のタクシージュクジュクシー連呼もインパクトだった。ただ以後はこれを越える超絶なインパクトは無く、気が付いたらブームも去っていた。実際今回改めて聞いてみたら3曲以外はなんとなく聞き覚えのある曲も数曲程度だった。K-POPだなぁという感じの電子音系ダンスナンバーが並んでいるが、かなりJ-POPになっていったKARAに比べるとカッコいい方向に寄せたままの曲が目立つような印象はある。
結果的に最後のシングル1枚が取り残されてしまったのがもったいなかったが、2010年代前半を象徴する1つのブーム的なヒットの記録集としても価値が高く、とりあえず聞いてみるかと手に取って聞きやすい1作だった。
New EditionDVD付 Standard Edition
印象度★★★★☆
2019.9.28更新