A BALLADS
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | RAINBOW | 浜崎あゆみ | CREA+D・A・I | CMJK | 新曲(※) |
2 | appears“HΛL'S Progress” | 浜崎あゆみ | 菊池一仁 | HΛL | 11thシングル リアレンジ |
3 | Key〜eternal tie ver.〜 | 浜崎あゆみ | 多胡邦夫 | 鈴木直人 | 3rdアルバム『Duty』収録曲 |
4 | YOU“northern breeze” | 浜崎あゆみ | 星野靖彦 | tasuku | 2ndシングル リアレンジ |
5 | TO BE“2003 ReBirth Mix” | 浜崎あゆみ | D・A・I | 鈴木直人、 D・A・I |
8thシングル ニューミックス |
6 | HANABI | 浜崎あゆみ | CREA+D・A・I | CMJK | 27thシングル『H』3曲目 最高1位 売上101.6万枚 |
7 | M“HΛL'S Progress” | 浜崎あゆみ | CREA | HΛL | 19thシングル リアレンジ |
8 | Dearest | 浜崎あゆみ | CREA+D・A・I | 鈴木直人 | 24thシングル 最高1位 売上75.0万枚 |
9 | Dolls | 浜崎あゆみ | CREA | HΛL | 5thアルバム『RAINBOW』収録曲 |
10 | SEASONS“2003 ReBirth Mix” | 浜崎あゆみ | D・A・I | 鈴木直人 | 16thシングル ニューミックス |
11 | Voyage | 浜崎あゆみ | CREA+D・A・I | 島健 | 28thシングル 最高1位 売上67.9万枚 |
12 | A Song for ×ד030213 Session #2” | 浜崎あゆみ | 星野靖彦 | 小林信吾 | 1stアルバム『A Song for ××』収録曲 リアレンジ |
13 | Who...“Across the Universe” | 浜崎あゆみ | 菊池一仁 | CMJK | 2ndアルバム『LOVEppears』収録曲 リアレンジ |
14 | 卒業写真 | 荒井由実 | 荒井由実 | tasuku | 荒井由実のカバー曲 新録音 |
※5thアルバム『RAINBOW』初回盤封入パスワードで期間限定サイトにアクセスできインストが聞けた曲の完成版。元々は03年第1弾のシングルとして発表するとされていたのだが、何故かここに収録される事になった。
リリースデータ
2003年3月12日 | 初登場1位 | 売上92.5万枚 | Produced by MAX松浦 | エイベックス |
浜崎あゆみ、バラードベストCCCD。ファンクラブ投票で選出された12曲+新曲+カバー。投票順位は2曲目〜13曲目までが12〜1位という並び。『A BEST』と半数近い6曲が被っており全てリアレンジかニューミックスになっている。被っていないのにリアレンジされたのは初期の『YOU』のみ。『A BEST』以降の作品は原曲のまま。『A BEST』の時にリリースに反対の意思を示していた浜崎だったが、今作リリース時のインタビューでは、提案はプロデューサー=MAX松浦であるのは前と同じではあるが、「いいんじゃない」とリリースに積極的な姿勢を見せていた。しかし、1stからリミックス作品を除いて6作続いていたミリオンが途絶える結果となった。次の2作のオリジナルではミリオンに再び持っていったものの、02年12月に出たばかりだった『RAINBOW』が185.7万枚と大ヒットしていた事を考えると今作を機に大きく売上を落としたことになる。
『A BEST』からわずか2年、6曲が被ってしまっており、リアレンジやニューミックスだらけで何とかダブりを防ごうとしている感じが否めず、しかも前年12月にオリジナル出したばかりで明らかに決算対策の急造作品。正直『A BEST』よりもリリースしたくなかったんじゃないかと思うような収録内容なのだが浜崎本人が明らかに吹っ切れたというか、全てを受け止めてしまったのか、今作には積極的なコメントを残しており、『A BEST』の頃とは精神状態が明らかに180度違うのが分かる。『卒業写真』のカバーも「シーズン的にこの曲が選ばれたんだと思うけど…」などと本人は選曲に全く関与していないかのようなコメント!(「CD HITS!」より)漂っていた悲壮感もなくなって、トップである事を受け入れたというか、年末恒例でバラードとかこういう明らかな決算対策品とかに対しても反抗せずにすっかり組織の体制を受け入れたかのような雰囲気。「大人」になったということだと思うけど…女王にはなったもののカリスマ性は無くなったと思う。曲に関しては、普通にいいバラードは並んでいる。リアレンジもニューミックスも原曲との違いを無難に楽しめるし、極端に変になったり悪くなったりもしていない。ファン投票の結果だしファンなら満足なのかと思いきや、そのファンも一気に100万人近くが買うのを回避してるわけで、やはり少し微妙な作品かなぁ。個人的にはこの手のポップバラード連発はどうにも苦手。毎年年末には壮大バラードを出してるせいで区別がつかなくなってきてるし、そういうのだけ集めるよりはやっぱアップテンポあってバラードも、っていうバランスの普通のベスト、またはオリジナルアルバムの方がいい。個人的に面白かったのはロックバンド調になった『A Song for ×ד030213 Session #2”』くらいだった。
印象度★★★☆☆