A COMPLETE〜ALL SINGLES〜

※29thシングル以降200位以内データ
※CREA＝浜崎あゆみの作曲時のペンネーム。『M』以降、一時的にほとんどの楽曲がCREA名義になったが、徐々にD・A・Iとの共作ばかりになり、06年以降はついにCREA名義での作曲発表はなくなっているため、何故一時期だけ極端に多く発表され、やがて収束していったのか謎が多い。

黄緑＝ベスト盤初収録曲

リリースデータ

浜崎あゆみデビュー10周年記念シングルコレクション。『A BEST』『A BEST2-WHITE-』『A BEST2-BLACK-』『A BALLADS』に続くベスト5作目。特に『A BEST2』2作からわずか1年7ヶ月での発売となった。これまでのベストでは一部シングル楽曲を収録しないなどしていたが、今作は機械的に1st〜43rdまで収録している。ただし、全シングル1曲目のみのため複数A面作が多数未収録となっている（下記参照）。よってALL SINGLESではない。ベスト初収録（黄緑表記）、シングルバージョンでは初収録の楽曲がある一方で、何故かアルバムバージョンで収録されたり、一部の音が無くなっていたりと厳密にシングルバージョンで統一されていない。ラストに唯一の新録音楽曲が収録されている。DVD付ではライブ映像を収録。DVD付は永続発売だが、初回盤が存在し、特典でBOX仕様フォトブック付属。

3DISCとも、収録時間がギリギリ一杯のため、複数A面曲までフォローすると4枚組になってしまうのでばっさり切り捨てたものと思われる。どちらかというと資料的価値が強く、これまでアルバムを全部聞いてきた人にとってはあまり面白くないと思う。後追いで初期をよく知らないファンや、まだ聞いたことのない初心者には一気に聞けておいしい作品ではあるが、3枚もあると長い。普通にJ-POPを聞いていれば全曲どこかで耳にしているようなヒット曲満載ではあるが、後半になってくると夏に爽快系、秋冬に年末バラードという定型路線が固まっていたりと、稼ぎ頭の宿命でもある確実に売れる安泰路線、同じタイプの楽曲が連発されるので飽きてきた。そんな中でも時々、冒険（主に年末バラードの後の作品に多いか？）している曲は新鮮である。徐々に攻撃的なアプローチの楽曲が増えてきている印象もある。この先はいよいよ大きな変革が起きていくかもしれない。

DVD付　　　CDのみ

印象度★★★★☆

未収録となった他のA面曲一覧

・LOVE〜Since 1999〜（7thシングル両A面曲）つんくとのデュエット曲のためか、浜崎関連のアルバム完全未収録
・too late（10thシングル『A』収録曲）
・Trauma（10thシングル『A』収録曲）
・End roll（10thシングル『A』収録曲）
・July 1st（27thシングル『H』収録曲）
・HANABI（27thシングル『H』収録曲）
・Greatful Days（29thシングル『&』収録曲）
・HANABI〜episode�U〜（29thシングル『&』収録曲）
・is this LOVE?（35thシングル両A面曲）
・Pride（38thシングル両A面曲）
・Born To Be...（39thシングル両A面曲）
・fated（41st両A面曲）

『LOVE〜since 1999〜』以外は当時のオリジナルアルバムに全て収録されている。『A BEST2』にも収録されていた曲もある。

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