日記を燃やして

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ワンオブゼム 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
2 かえれない 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ 公式通販限定CD『Demo Series Vol. 1』収録曲(Demo)
3 ロゼメタリック時代 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
4 タンデム 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
5 あ、そ、か 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
6 fall of the leaf 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
7 脱走 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
8 前日 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
9 今日がインフィニティ 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  
10 特別な関係 橋本絵莉子 橋本絵莉子 橋本絵莉子,恒岡章,曽根巧,村田シゲ  

リリースデータ

2021年12月8日 初登場28位 売上0.2万枚 Sony Music Artists

橋本絵莉子1stアルバム。2018年に解散したチャットモンチー(済)のボーカル&ギターの単独ソロデビュー作。2019年9月にソロ公式サイトを開設、デモ音源の発表を開始し、19年9月に『Demo Series Vol. 1』、20年6月に『Demo Series Vol.2』を発表していたが、事務所公式通販ROCKET-EXPRESS限定500部発売だった。この2作は今作発売前の11月に配信で解禁され、今作が初の一般発売ソロ作品となった。デモCD4曲からは「かえれない」の完成版のみ収録。サポートメンバーは恒岡章(Dr)、曽根巧(G)、村田シゲ(B)の3人で基本的にバンドメンバーと共に編曲されている模様。一般発売は通常盤1種のみ、ROCKET-EXPRESS限定でTシャツ、 チュンチュンルーペ、冊子『ぷらいば誌3』が付属する豪華盤(価格は12000円まで跳ね上がる)も発売された。売上は振るわずチャットモンチー時代は最後まで1万前後は売れていたが今作は一気に2000枚台となり、2週目は188位まで吹き飛んで2週ランクインで300位圏外となった。

ソニーの本レーベルではなく、事務所がSony Music Artistsでそこのレーベルからというメジャーよりもインディーズ寄りの所属になっているようだ(元ねごとの蒼山幸子も同様の所属状況)。チャットモンチーではギターもサポートを入れずに1人で演奏していたため、本人以外のギターが入るのは自身初ともされているが、固定のバンドメンバーで制作されたためか非常にストレートにロックバンドな作風。2人になってからのチャットモンチーが2人で多重録音したりと実験に走りまくって毎回作風がコロコロ変わっていったのでここまで1作通してストレートに統一されているのは3人時代以来。ソロ名義ではあるが新しいバンドを始めたようでもある。一方で歌詞はパーソナルな面が反映されていてバンド時代よりもソロっぽさが出ているのかなと。

正直2人になってからのチャットモンチーの時点でついてこれる奴だけついてこいくらいの感じで好き放題やっていたので、ソロになったらもっとシンプルなアコースティック主体&のんびりバラードまみれのおとなしいソロアルバムというよくありがちな方向性で落ち着いていくんだろうなと勝手に思っていたので、ロックバンドしていたのは驚いたし、思った以上にいいアルバムだった。最早ほとんど最初から聞かれていない状態と思われるが、2人になってからのチャットモンチーでもうついていけなくなったが3人時代はちょっと聞いていたとか好印象だったならば聞いてみて損はないというか2人になってからのチャットモンチーよりはクセが無くて聞きやすいと思う。ただもうヒット曲を出そうとか売れようとかシングル曲を出すみたいな意識が無いので全体に横一線でこれといった強い1曲が無く、攻めの姿勢も無いのでどこかのんびりとしていて、橋本絵莉子が好きなファン向けなのも否めないところではある。

B09JJCGP1N

印象度★★★☆☆

2022.1.16更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていませんので編曲者が不明ですが、「ワンオブゼム」「今日がインフィニティ」の公式YouTubeに編曲表記がある事とこのメンバーで制作したとのインタビューから判断して表記しています。違う曲があるとの指摘があれば修正いたします。

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